みょんさん、こんばんは 素晴らしい初レポお疲れ様です。先日はありがとうございました。
[日付] 2025年3月1日(土曜日)
[山域] 敦賀
[メンバー] しのやん、みょん
[天候] 曇りのち晴れ
[ルート] 駄口登山口8:00ー奥野山9:00ー岩籠山11:20 ーインデアン平原11:40 休憩1時間 ピストン 駄口下山口14:40
初めましての投稿です!みょんと申します。
少しだけ自己紹介
登山は4年生
ヤブメンのしのやんに雪山を教わって今3シーズンを迎えました
1年目は雪の上を歩く事に必死 重いスノーシュー、外していいですか?なんて言えない…
2年目は少し慣れて ギアの扱い、ウェアリング、荷物の選択が少しスムーズに
3年目の今シーズン、覚醒か?!ラッセル行っちゃうわよ〜
私は大した事は教える事出来てないと思いますが、地道に頑張って来ましたよねぇ~
調子のいい事言ってますが2月末の鈴鹿の釈迦ヶ岳がとてもとても大変でして、雪山と少し距離を取りたいメンタルに
(山行詳細はしのやんのレポ見てね)
あの時はかなりメンタルやられてましたね
雪シーズンは雪を追いかける男🟰しのやん
この時期に無雪山の引き出しなんてある訳も無く、山の行先に困ってる?
「岩籠山…どう? 雪の状態も人が入れるのかも正直わからんけど、雪のついた岩籠見たくない?」
秋にインデアン平原を訪れた時、この笹原が一面雪に覆われた景色なんて想像してもしきれないね、なんて会話をしたっけ
ここは雪多かったら絶対に来たいと思ってましたから
「うん、行ってみる」
天気予報は晴れ
気温も高そう
雪が緩みそうなので8時にはスタートしたいね
駄口登山口の駐車場に着くと、一面積雪で入れない
路肩に停めようとすると、一台のランクルが同じタイミングで駐車する
福井ナンバーのランクルから登山の格好のご年配がワラワラ出てくる
5人パーティだ
あーあ、貸し切りじゃなかったね
でも、内心ホッとしてる
好天での貸し切り登山は何とも言えない贅沢な気持ちを味わえるけど、嵐の山中の孤独を体感したばかりだったので、自分達以外の人が同じ選択をしてる事に少し安心を覚える
『今日はこの山に入っても大丈夫だよ』
そんな風に言われているような、背中を押されている気持ちになる
準備を整えていると、5人パーティが山へ入って行った
全員ワカンだ
少し遅れて私としのやんもスタート
こちらはスノーシュー
この冬はスノーシューを担いで上がることが無いくらい雪が多い
そういやぁ 今シーズンはスノーシューを1回しか担いでないなぁ
雪山を楽しむ者にとっては嬉しいことだけど、雨雪の降り方も季節感も昔と違ってしまって、この自然が保たれるのはあとどれくらいなんだろうと、ついつい考えてしまう
そんな自分も文明社会でないと生きられないのにね
人間って勝手で愚かだなってつくづく思う
年々雪が減って楽しめる期間も短くなってるから…今年の雪には ほんと自然に感謝しなければ
先行パーティの踏み跡について杉林の中を歩く
少しして林の中から大きな話し声が聞こえる
ルートを間違えたようだ
「あ、こっちか」
話し声のおかげで雪に覆われた分岐に気づくことができた
雪の下は階段、夏道ルートを進む
正規ルートに復帰したパーティとお互いに抜きつ抜かれつ、先頭を変わりながらシャーベット状の重い雪にトレースを刻む
気温が高いせいか、ガスがわいて辺りは白い
またガスかよ~って思ってるだろうなと
額の汗を拭いながら大きな石が横たわる斜面と雑木林を過ぎた頃、ガスが晴れてきた
振り向くと揖斐から奥美濃へとつづく山々が姿を見せる
わあー!
そこにいる皆が感嘆の声をあげて笑顔になる
雲海から顔をだすのは伊吹山
その向こうの白い山は霊仙かな
目の前には横山岳
北側を見つめると、うーん、大日?
ずっーと奥に真っ白なコブがふたつ、白山だ
足が止まってしまうけど、まだまだ行かなきゃ
進行方向にはブナ林
ブナ林を抜けたら下方に大きな崩落地が見える
雪山にそぐわない茶色い山肌
急な降りをソロソロ降りて崩落箇所を横目に通り過ぎる そしてまた上る
わあ!
今度は綺麗な稜線が現れる
空は完璧な青空
雪をたたえた稜線にまっさらな雪庇がついている
ステキだなぁ、素晴らしいなあ
今日、ここに来られて良かった
踏み跡も無い、誰も入っていないなんて信じられない
こんな素敵な山なのに
狭い稜線にスノーシューのトレースを描く
真っ白な雪面に遠慮なく自分の足跡をつける
最高ー!
意外にも人が入ってなかったですよねぇ
鞍部に出た
ブナ林だ
所々に大きなブナの木
ブナの向こうに雪の丘が見える
あれを登ったらインデアン平原?
もうすぐだね
道の無い丘をのぼる
雪は沈む事なくスノーシューによく喰いつく
軽く蹴りこみながらステップを刻む
ああ!楽しい!
天気もいいし、言うことないよ
先週の鬱憤を晴らすかのように気持ち良さそうに歩いてましたね
斜面をのぼりきると大きな岩がみえる ジョーズ岩だ
全てが雪に覆われたインデアン平原が現れる
前に来たときは背の高い笹薮に視界を遮られていたのに、今は一面を見渡せる
滑らかでゆるやかなカーブを描く広い雪原
雪で嵩上げされて、秋にはあんなに大きく見えた大岩が少し小さく見える
見たかった景色が今目の前に
想像よりもずっとずーっと素晴らしくて、素晴らしすぎて
同じ言葉しか出てこない自分が小さくて、
自然の大きさと偉大さに触れられた感動に ありがとうって言葉が自然に口から出てくる
雪が無い時とのギャップが凄い
遠く感じた距離も近く感じるし
岩籠のピークへ最後の斜面を登る
青空に向かってリズミカルに足を運ぶ
山頂標が見えた
やったー!着いた!
写真を撮って、眼下に広がる景色を楽しむ
敦賀湾に西方ヶ岳、あっちは野坂だね
少しすると5人パーティの方々が登ってこられた
トレースのお礼を言われたけど、お礼を言いたいのはこちらです
『一番乗りで歩かせていただき、ルーファイ楽しかった!贅沢な雪景色も堪能できました!』
なかなかパッと言えない言葉ですよ
インデアン平原にもどり、風除けに大岩のそばに座りこみお昼ごはんをたべる
先週の釈迦ヶ岳では、吹雪でろくに休憩も食事もできなかったよね
悪い時があるから、良い時の楽しさと嬉しさが倍増するんかな
今日、来れて良かった 誘ってくれてありがとう
そんな事をしゃべりながらいつも思う
山に魅せられて、仲間と出会い、生きるのが楽しい
私は幸せだな
確かに先週は地獄を味わったからなぁ
今週の素晴らしさが倍増したのは間違い無いでしょうね
そろそろ帰らないと
ふり返り、山にさようならしよう
『ありがとう、楽しかった また来るね』
お疲れ様でした。 いつもの参考にならないレポは完全になりを潜めてましたね
また よろしくお願いします。
しのやん