【行者還岳と高塚】
【 日 付 】5月22日(月)
【 山 域 】大峰山脈
【メンバー】tsubo
【 天 候 】曇り
【 ルート 】行者還岳登山口(90番)4:30ー5:25奥駈道ー6:45行者還岳7:10ー9:14奥駈出合9:28ー9:50一の垰ー11:00高塚11:15ー12:50一の垰ー14:20行者還岳登山口
今年はシロヤシオが素晴らしい当たり年。
それならやっぱり見たいのは大峰の行者還岳周辺のシロヤシオ。
例年なら田植えが終わった後の5月末か6月初めに行く。だが、今年の開花は早いらしい。それでは遅いかな。
なんとか野良仕事のやりくりをして、5月22日に行くことにする。
前夜は上北山村の道の駅で車中泊。
早朝、酷道309号線の行者還岳登山口、いわゆる90番から登りだす。昭文社の地図で行者還岳登山口と出ているところだ。
だが、登山口には何も書いていない。鉄の階段が登山口だ。
この道のシンボルツリーの大きな檜のあたりで木の間から日の出が見えた。山に登るときに日の出が見られるといい日になりそうでうれしい。
やがて昔の林道跡に出る。そこには置き去りにされた青いトラックがいる。タイタンという愛称で親しまれている。
私が初めてこの道を登った10年前はまだタイタンは元気だった。だが、その後倒木が直撃した。タイタンは年々哀れな姿になっていった。
しばらくすると1458mの奥駈道に出る。
大きなシロヤシオの木が出迎えてくれた。満開だ。
何本かの木にテープが巻いてあるが、ここが下山口だという標識は何もない。登りに使うにはいいが、初めての人は下山口に迷うかも知れない。
まずは行者還岳に向かう。
満開のシロヤシオの木が何本もある。
このあたりでは、山芍薬、シロヤシオ、クサタチバナの順で咲く。シロヤシオが見ごろの時はたいてい山芍薬は終わっていて、今まで一度しか見たことがない。
以前山芍薬が咲いているところに出たが、もう花は終わっていた。遅かったかなと思っていると、その先に山芍薬が5,6輪咲いている!見ごろの花、散りかけた花、蕾の花。
すぐ先にはクサタチバナの群生地がある。早すぎると思ったが、数輪咲いていてくれた。クサタチバナ、私はここでしか見たことがない。
大峰だけでなく、他の場所でも見たことがない。他にはどこで咲いているのだろうといつも思う。
行者還岳に登る。山頂は奥駈道から少し外れている。少し大普賢岳のほうに行ってから戻るような形で行者還岳山頂に行く。オーバーハングの岩壁を直登することは難しいだろう。
ここのシロヤシオはまだ蕾が多かった。
山頂付近にはたくさんのシャクナゲがある。満開の花が多かった。
山頂は展望がないが、少し行くと八経ヶ岳と弥山が見えるポイントがある。
真下には小屋が見える。ここは行者還岳の岸壁の真上に当たる。買ってきたいなりずしを食べてから戻る。
さて、時間はたっぷりあるがお天気はどうだろうか。標高の高い八経ヶ岳に少し雲がかかっているが、このあたりは問題ない。
まずは行者還トンネル西口から登ったところの出合に行く。このあたりのシロヤシオは見事だ。だが、まだ蕾が多かった。1週間先が見ごろかも知れない。
まだお天気は持ちそうだ。一の垰に戻り、高塚に向かう。
1380、1418と稜線をたどり、1418から南に行くと三本栂から上北山中学に出るらしい。1418から東に行けば高塚に着く。
私はこの尾根が大好きだ。展望がない森の中の道だ。だが、その森が美しい。出会う人もめったにいない静かな道だ。
高塚、私は今まで高塚山と書いていた。昭文社の地図にも高塚山と出ている。だが、最近このピークの点名は高塚山ではなく、高塚だとご指摘していただいた。
この森の道にもシロヤシオが咲いていた。背丈は高く花の密度は小さいが、真っ赤なヤマツツジと共に緑の森に華を添えていた。
高塚に着く。以前あった山名版はない。三等三角点があるだけだ。
山頂の少し先に行ってみる。すると、右の斜面に小さな赤い花がついた木があった。
サラサドウダンだ!
木につかまって少し下って近づいて見る。今年初めて見るサラサドウダンだ。ここまで来てよかった。今回のご褒美だ。
最初に高塚に来たときは前の年に登った人のレコを見て、北側の林道に向かって急斜面を下った。植林と自然林の間を下ればいいと書いてあった。このあたりだと思って適当に下った。
林道についてほっとしたが、その林道が途中で大きく崩れていた。そこが一番の核心部だったような。無事行者還トンネル東口に着いたときはホッとした。
それ以来、高塚に登るときは一の垰からの往復にしている。今回も往復にした。美しい森歩きは往復も楽しい。
後日友人がこの林道から登ったレコをアップしていた。私が下った時より歩きやすくなっていたが、いつまた崩れるかわからないと書いてあった。
確かに不安な林道は行きに使ったほうが安心だ。行きで通れなければ戻ればいいのだから。今度はそうしてみようかと思った。
【釈迦ヶ岳】
【 日 付 】5月28日(日)
【 山 域 】大峰山脈
【メンバー】tsubo
【 天 候 】曇り
【 ルート 】前鬼林道ゲート7:00ー7:32小仲坊7:38ー8:38二ツ岩ー9:20太古の辻ー9:54深仙宿ー10:51釈迦ヶ岳11:25ー12:37太古の辻12:43ー14:25大きなトチノキ14:37ー14:55小仲坊15:21ー15:47前鬼林道ゲート
行者還岳に登った後は休む間もなく、田んぼに畑にと多忙の日々だった。
26日に田植えが終わり、27日に気になっていた畑仕事をすませる。なんとしても山に行きたい。
行きたいのは前鬼から登る釈迦ヶ岳。いや、釈迦ヶ岳が目的なのではなく、前鬼に行きたい。小仲坊の五鬼助さんに会いたい。
五鬼助さんは毎週土日だけ大阪から前鬼に通っている。いつもは平日に山に登る私だが、釈迦ヶ岳だけは土日に登る。五鬼助さんに会いたいからだ。
うちから前鬼のゲートまでは2時間半。
最近は下北山村のスポーツ公園の駐車場で車中泊して早朝から登る。だが、この日は疲れていてとても夕方家を出て車中泊する気になれなかった。
アラームを3時にセットしてうちの布団に入る。だが、起きれなくて布団から出たのは4時だった。
4時半出発。国道はがらがらでスピードが出る。コンビニやガソリンスタンドに寄っても前鬼林道のゲートには7時前に着いた。
小仲坊に7時半に着く。五鬼助さんは作務衣姿で廊下をほうきで掃いていらした。
挨拶をして立ち話をする。すると、来週の6月4日にここで奉納祭があるからいらっしゃいと言われた。その日はやぶこぎのオフ会に行く予定をしている。曖昧な返事をして釈迦ヶ岳に向かった。
緑が深まった前鬼の森を登って行った。歩き始めはちょっと疲れが出て重かった足取りがどんどん軽くなる。気持ちも軽くなる。
太古の辻から深仙宿あたりまでの奥駈道のシロヤシオは素晴らしかった。先週の行者還岳あたりのシロヤシオよりもっと白が際立っていて美しかった。
釈迦ヶ岳山頂近くのシロヤシオはまだ蕾だった。来週が見ごろだろうか。
前鬼に下る手前でちょっと寄り道をして大きなトチノキに会いに行く。
空洞になった木の中に入る。不思議な感覚になる。心が落ち着く。
行者堂で般若心経を唱えてから小仲坊に行くと、熊野修験でお世話になっている行者の柴田さんとお仲間の方がいて、お札を刷っていた。
「この版木は明治時代に途絶えてしまった五鬼熊の版木です。熊とは書いてないけど、この花押が五鬼熊にものです。来週行われる奉納祭で配るんです。」
柴田さん、五鬼助さんや登山者の方としばらく歓談した。
今度の奉納祭では行者堂に長らく眠っていた梵鐘をつくとのこと。そのいわれをうかがった。
「6月4日の奉納祭、その日は予定があるんですけど・・・できたら来ます。」と言って小仲坊を後にする。車に戻り、あれこれ考える。オフ会も行きたいけど、やっぱり奉納祭に行こう。
私があんなに疲れていたのに、どうしても釈迦ヶ岳に行きたい、いや前鬼に行きたい、五鬼助さんに会いたいと思ったこと。それはこの奉納祭に呼ばれたんだ。このご縁を大事にしなくては。
車を止めてメールする。一緒にオフ会に行く予定だった方にお断りのメールだ。心が決まる。
【前鬼】
【 日 付 】6月4日
【 山 域 】大峰山脈
【メンバー】tsubo
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】前鬼林道終点ー小仲坊ー前鬼林道終点
数日前の台風による大雨が嘘だったような素晴らしい青空が広がる。
前鬼の行者堂の前に人々が集う。
簡易な方法で吊り下げられた梵鐘。
それは1612年に当時の天下一の鋳物師と言われた久怡(きゅうい)が別のお寺に奉納した梵鐘だ。その後明治の廃仏毀釈で紆余曲折を経てこの行者堂で眠っていた梵鐘だ。
まずは五鬼助さんがつく。160年ぶりの鐘の音が大峰の山に鳴り響く。
その後行者さん、参加者と次々について行く。私もつかせていただいた。行者の柴田さんにつき方を教えていただき思いっきりつくと自分でもびっくりするくらいに大きな音が響いた。
小仲坊には大峰、前鬼にまつわる掛け軸や書も展示されていて興味深い。
居合抜、竜笛、太鼓の演奏などの奉納が続く。中でも私が心動かされたのはケルト音楽のハープと歌声。素晴らしい音色が大峰の山に響いていく。
そして初めて見る白拍子。平家物語の世界にひたるようだ。
皆さん、行者さんや関係者のお知り合いの方ばかり。アットホームな奉納祭だった。
新しい人との出会い、馴染みの人との再会もあって楽しかった。
最後は五鬼助さんの挨拶と餅まき。
昨年は第一回の奉納祭ということで感極まった五鬼助さんは涙がこらえられなかったが、今年は落ち着いていらした。
この素晴らしい空間にいられるということで満ち足りた気持ちでいた。
ああ、もし、先週疲れているからと前鬼に来なければ、今日この場にはいなかった。
あの日どうしても前鬼に来たい、五鬼助さんに会いたいと思ったのはこの場に呼ばれていたんだなあと思う。
その前に行者還岳に登らなかったら、もしかしたら28日には釈迦ヶ岳ではなく行者還岳に行ったかもしれない。
すべてがこの日につながっていたのだ。
この前鬼という場所が、五鬼助さんが大好きだ。私にとってとても大切な場所であり人であることを再確認した。
満ち足りた気持ちで前鬼を後にする。
軽トラの窓を開ける。
さわやかな風が吹き抜けていった。
合掌
【大峰山脈】大峰の山に響く梵鐘の音
フォーラムルール
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Re: 【大峰山脈】大峰の山に響く梵鐘の音
tsuboさん、こんばんは。
今年はシロヤシオが素晴らしい当たり年。
それならやっぱり見たいのは大峰の行者還岳周辺のシロヤシオ。
シャクナゲもそうでしたが、今年はツツジ系の花が大豊作ですね。
シャクナゲは堪能しましたが、シロヤシオやアカヤシオは見ず仕舞いでした。
まずは行者還岳に向かう。
満開のシロヤシオの木が何本もある。
このあたりでは、山芍薬、シロヤシオ、クサタチバナの順で咲く。シロヤシオが見ごろの時はたいてい山芍薬は終わっていて、今まで一度しか見たことがない。
いいですねえ。クサタチバナというのはたぶん見たことがありません。
そう言えばヤマシャクも今年は見ず仕舞いだったなあ。
行者還岳に登る。山頂は奥駈道から少し外れている。少し大普賢岳のほうに行ってから戻るような形で行者還岳山頂に行く。オーバーハングの岩壁を直登することは難しいだろう。
ここのシロヤシオはまだ蕾が多かった。
山頂付近にはたくさんのシャクナゲがある。満開の花が多かった。
山頂は展望がないが、少し行くと八経ヶ岳と弥山が見えるポイントがある。
真下には小屋が見える。ここは行者還岳の岸壁の真上に当たる。買ってきたいなりずしを食べてから戻る。
行者還岳は地味だけどいい山ですよね。私も大好きです。
真下に小屋が見えるところだけが開けてますね。
まだシャクナゲが満開でしたか。比良や加越の山では4月に満開でした。例年より半月以上早い感じ。
まだお天気は持ちそうだ。一の垰に戻り、高塚に向かう。
1380、1418と稜線をたどり、1418から南に行くと三本栂から上北山中学に出るらしい。1418から東に行けば高塚に着く。
私はこの尾根が大好きだ。展望がない森の中の道だ。だが、その森が美しい。出会う人もめったにいない静かな道だ。
以前、2回ほど一の垰から大栂山経由で白川又川へ下りたことがあります。
一度は白川又本流を遡行するつもりで火吹谷へ転進。もう一度は中ノ又谷から上ノ谷遡行でした。
1418から高塚への尾根は地図でみるからにゆったりとしてますね。
大栂山への尾根はあまり印象がないのですが、高塚の方へは美しい森が続くのでしょうか。
山頂の少し先に行ってみる。すると、右の斜面に小さな赤い花がついた木があった。
サラサドウダンだ!
木につかまって少し下って近づいて見る。今年初めて見るサラサドウダンだ。ここまで来てよかった。今回のご褒美だ。
先日の鈴鹿ではサラサドウダン、ベニドウダンが満開でしたよ。
今度の奉納祭では行者堂に長らく眠っていた梵鐘をつくとのこと。そのいわれをうかがった。
「6月4日の奉納祭、その日は予定があるんですけど・・・できたら来ます。」と言って小仲坊を後にする。車に戻り、あれこれ考える。オフ会も行きたいけど、やっぱり奉納祭に行こう。
私があんなに疲れていたのに、どうしても釈迦ヶ岳に行きたい、いや前鬼に行きたい、五鬼助さんに会いたいと思ったこと。それはこの奉納祭に呼ばれたんだ。このご縁を大事にしなくては。
車を止めてメールする。一緒にオフ会に行く予定だった方にお断りのメールだ。心が決まる。
そういう事情でしたか。お会いできるのを楽しみにしていましたが、これも一期一会。
それでよかったと思いますよ。
それは1612年に当時の天下一の鋳物師と言われた久怡(きゅうい)が別のお寺に奉納した梵鐘だ。その後明治の廃仏毀釈で紆余曲折を経てこの行者堂で眠っていた梵鐘だ。
まずは五鬼助さんがつく。160年ぶりの鐘の音が大峰の山に鳴り響く。
その後行者さん、参加者と次々について行く。私もつかせていただいた。行者の柴田さんにつき方を教えていただき思いっきりつくと自分でもびっくりするくらいに大きな音が響いた。
居合抜、竜笛、太鼓の演奏などの奉納が続く。中でも私が心動かされたのはケルト音楽のハープと歌声。素晴らしい音色が大峰の山に響いていく。
そして初めて見る白拍子。平家物語の世界にひたるようだ。
皆さん、行者さんや関係者のお知り合いの方ばかり。アットホームな奉納祭だった。
新しい人との出会い、馴染みの人との再会もあって楽しかった。
素晴らしい一日を過ごされたようでよかったですね。
やぶオフは秋にもあります。
ああ、もし、先週疲れているからと前鬼に来なければ、今日この場にはいなかった。
あの日どうしても前鬼に来たい、五鬼助さんに会いたいと思ったのはこの場に呼ばれていたんだなあと思う。
その前に行者還岳に登らなかったら、もしかしたら28日には釈迦ヶ岳ではなく行者還岳に行ったかもしれない。
すべてがこの日につながっていたのだ。
この前鬼という場所が、五鬼助さんが大好きだ。私にとってとても大切な場所であり人であることを再確認した。
これがまさに「縁」ということなのでしょう。
かけがえのない縁に感謝ですね。
山日和
今年はシロヤシオが素晴らしい当たり年。
それならやっぱり見たいのは大峰の行者還岳周辺のシロヤシオ。
シャクナゲもそうでしたが、今年はツツジ系の花が大豊作ですね。
シャクナゲは堪能しましたが、シロヤシオやアカヤシオは見ず仕舞いでした。
まずは行者還岳に向かう。
満開のシロヤシオの木が何本もある。
このあたりでは、山芍薬、シロヤシオ、クサタチバナの順で咲く。シロヤシオが見ごろの時はたいてい山芍薬は終わっていて、今まで一度しか見たことがない。
いいですねえ。クサタチバナというのはたぶん見たことがありません。
そう言えばヤマシャクも今年は見ず仕舞いだったなあ。
行者還岳に登る。山頂は奥駈道から少し外れている。少し大普賢岳のほうに行ってから戻るような形で行者還岳山頂に行く。オーバーハングの岩壁を直登することは難しいだろう。
ここのシロヤシオはまだ蕾が多かった。
山頂付近にはたくさんのシャクナゲがある。満開の花が多かった。
山頂は展望がないが、少し行くと八経ヶ岳と弥山が見えるポイントがある。
真下には小屋が見える。ここは行者還岳の岸壁の真上に当たる。買ってきたいなりずしを食べてから戻る。
行者還岳は地味だけどいい山ですよね。私も大好きです。
真下に小屋が見えるところだけが開けてますね。
まだシャクナゲが満開でしたか。比良や加越の山では4月に満開でした。例年より半月以上早い感じ。
まだお天気は持ちそうだ。一の垰に戻り、高塚に向かう。
1380、1418と稜線をたどり、1418から南に行くと三本栂から上北山中学に出るらしい。1418から東に行けば高塚に着く。
私はこの尾根が大好きだ。展望がない森の中の道だ。だが、その森が美しい。出会う人もめったにいない静かな道だ。
以前、2回ほど一の垰から大栂山経由で白川又川へ下りたことがあります。
一度は白川又本流を遡行するつもりで火吹谷へ転進。もう一度は中ノ又谷から上ノ谷遡行でした。
1418から高塚への尾根は地図でみるからにゆったりとしてますね。
大栂山への尾根はあまり印象がないのですが、高塚の方へは美しい森が続くのでしょうか。
山頂の少し先に行ってみる。すると、右の斜面に小さな赤い花がついた木があった。
サラサドウダンだ!
木につかまって少し下って近づいて見る。今年初めて見るサラサドウダンだ。ここまで来てよかった。今回のご褒美だ。
先日の鈴鹿ではサラサドウダン、ベニドウダンが満開でしたよ。
今度の奉納祭では行者堂に長らく眠っていた梵鐘をつくとのこと。そのいわれをうかがった。
「6月4日の奉納祭、その日は予定があるんですけど・・・できたら来ます。」と言って小仲坊を後にする。車に戻り、あれこれ考える。オフ会も行きたいけど、やっぱり奉納祭に行こう。
私があんなに疲れていたのに、どうしても釈迦ヶ岳に行きたい、いや前鬼に行きたい、五鬼助さんに会いたいと思ったこと。それはこの奉納祭に呼ばれたんだ。このご縁を大事にしなくては。
車を止めてメールする。一緒にオフ会に行く予定だった方にお断りのメールだ。心が決まる。
そういう事情でしたか。お会いできるのを楽しみにしていましたが、これも一期一会。
それでよかったと思いますよ。
それは1612年に当時の天下一の鋳物師と言われた久怡(きゅうい)が別のお寺に奉納した梵鐘だ。その後明治の廃仏毀釈で紆余曲折を経てこの行者堂で眠っていた梵鐘だ。
まずは五鬼助さんがつく。160年ぶりの鐘の音が大峰の山に鳴り響く。
その後行者さん、参加者と次々について行く。私もつかせていただいた。行者の柴田さんにつき方を教えていただき思いっきりつくと自分でもびっくりするくらいに大きな音が響いた。
居合抜、竜笛、太鼓の演奏などの奉納が続く。中でも私が心動かされたのはケルト音楽のハープと歌声。素晴らしい音色が大峰の山に響いていく。
そして初めて見る白拍子。平家物語の世界にひたるようだ。
皆さん、行者さんや関係者のお知り合いの方ばかり。アットホームな奉納祭だった。
新しい人との出会い、馴染みの人との再会もあって楽しかった。
素晴らしい一日を過ごされたようでよかったですね。
やぶオフは秋にもあります。
ああ、もし、先週疲れているからと前鬼に来なければ、今日この場にはいなかった。
あの日どうしても前鬼に来たい、五鬼助さんに会いたいと思ったのはこの場に呼ばれていたんだなあと思う。
その前に行者還岳に登らなかったら、もしかしたら28日には釈迦ヶ岳ではなく行者還岳に行ったかもしれない。
すべてがこの日につながっていたのだ。
この前鬼という場所が、五鬼助さんが大好きだ。私にとってとても大切な場所であり人であることを再確認した。
これがまさに「縁」ということなのでしょう。
かけがえのない縁に感謝ですね。
山日和
Re: 【大峰山脈】大峰の山に響く梵鐘の音
tsuboさん、こんばんわ。
前鬼に誘われていたのですね、
貴重な時間を満喫されて良かったと思います。
大峰の不思議な魅力はどんどんはまってしまいます。
>それは1612年に当時の天下一の鋳物師と言われた久怡(きゅうい)が別のお寺に奉納した梵鐘だ。
>その後明治の廃仏毀釈で紆余曲折を経てこの行者堂で眠っていた梵鐘だ。
>まずは五鬼助さんがつく。160年ぶりの鐘の音が大峰の山に鳴り響く。
私もこの鐘の音が聞きたいです、
出来たら梵鐘もついてみたいですね、
seiichi
前鬼に誘われていたのですね、
貴重な時間を満喫されて良かったと思います。
大峰の不思議な魅力はどんどんはまってしまいます。
>それは1612年に当時の天下一の鋳物師と言われた久怡(きゅうい)が別のお寺に奉納した梵鐘だ。
>その後明治の廃仏毀釈で紆余曲折を経てこの行者堂で眠っていた梵鐘だ。
>まずは五鬼助さんがつく。160年ぶりの鐘の音が大峰の山に鳴り響く。
私もこの鐘の音が聞きたいです、
出来たら梵鐘もついてみたいですね、
seiichi
Re: 【大峰山脈】大峰の山に響く梵鐘の音
tsuboさん、おはようございます。
>今年はシロヤシオが素晴らしい当たり年。
それならやっぱり見たいのは大峰の行者還岳周辺のシロヤシオ。
4/29に、初めて90番から行者還岳に行ったとき、
ここらへんののシロヤシオは木が大きいなぁ、咲いたらきれいだろうなぁと思って眺めてました。
>酷道309号線の行者還岳登山口、いわゆる90番から登りだす。
昭文社の地図で行者還岳登山口と出ているところだ。
だが、登山口には何も書いていない。鉄の階段が登山口だ。
このそっけないところがいいですね。
>この道のシンボルツリーの大きな檜のあたりで木の間から日の出が見えた。
山に登るときに日の出が見られるといい日になりそうでうれしい。
やがて昔の林道跡に出る。そこには置き去りにされた青いトラックがいる。
タイタンという愛称で親しまれている。
私が初めてこの道を登った10年前はまだタイタンは元気だった。
だが、その後倒木が直撃した。タイタンは年々哀れな姿になっていった。
大きなヒノキより、このタイタンに会うのを楽しみにしていました。
無惨な哀れな姿だったけれど、何故か会えて嬉しかったです。
>しばらくすると1458mの奥駈道に出る。
大きなシロヤシオの木が出迎えてくれた。満開だ。
何本かの木にテープが巻いてあるが、ここが下山口だという標識は何もない。
登りに使うにはいいが、初めての人は下山口に迷うかも知れない。
そうでした、ここにもシロヤシオの木ありました。
お花が咲いてないと、ゴツゴツと無骨な雰囲気でしたが。
>まずは行者還岳に向かう。
満開のシロヤシオの木が何本もある。
このあたりでは、山芍薬、シロヤシオ、クサタチバナの順で咲く。
大峰では行者還岳がいちばん好きだという先輩がいました。
理由がわかりました。
>シロヤシオが見ごろの時はたいてい山芍薬は終わっていて、今まで一度しか見たことがない。
以前山芍薬が咲いているところに出たが、もう花は終わっていた。
遅かったかなと思っていると、その先に山芍薬が5,6輪咲いている!見ごろの花、散りかけた花、蕾の花。
4/29の下見のときに山芍薬に気がつきました。
5月連休縦走の最終日に、90番に降りる前にもう一度見に行ったのですが、まだ蕾でした。
5月の2週目あたりが見頃だったのでしょう。
でもまだ咲いている子がいて良かったですね。
>すぐ先にはクサタチバナの群生地がある。早すぎると思ったが、数輪咲いていてくれた。
クサタチバナ、私はここでしか見たことがない。
大峰だけでなく、他の場所でも見たことがない。他にはどこで咲いているのだろうといつも思う。
クサタチバナ、どこでもいっぺんも見たことありません。
ここに来たら見られるのですね。
>行者還岳に登る。山頂は奥駈道から少し外れている。
少し大普賢岳のほうに行ってから戻るような形で行者還岳山頂に行く。
オーバーハングの岩壁を直登することは難しいだろう。
ここのシロヤシオはまだ蕾が多かった。
山頂付近にはたくさんのシャクナゲがある。満開の花が多かった。
山頂は展望がないが、少し行くと八経ヶ岳と弥山が見えるポイントがある。
真下には小屋が見える。ここは行者還岳の岸壁の真上に当たる。買ってきたいなりずしを食べてから戻る。
少し、石楠花をかき分けて、ここに立つと、すごい景色見られますね。
私が来たときは、眼下の芽吹きつつある自然林の森がとても美しかったです。
>一の垰に戻り、高塚に向かう。
1380、1418と稜線をたどり、1418から南に行くと三本栂から上北山中学に出るらしい。1418から東に行けば高塚に着く。
私はこの尾根が大好きだ。展望がない森の中の道だ。だが、その森が美しい。出会う人もめったにいない静かな道だ。
高塚へも三本栂へもどっちへも行ってみたくなりました。
実は、高塚へはずいぶん昔に行ってました。
赤井谷とおんなじで、行ったことは覚えているけど、
それがどこにあるのか記憶されていなかった場所でした。
>今回も往復にした。美しい森歩きは往復も楽しい。
私も気に入った道は、必ず往復で歩きます。
>【釈迦ヶ岳】
【 日 付 】5月28日(日)
【 山 域 】大峰山脈
【メンバー】tsubo
【 天 候 】曇り
【 ルート 】前鬼林道ゲート7:00ー7:32小仲坊7:38ー8:38二ツ岩ー9:20太古の辻ー9:54深仙宿ー10:51釈迦ヶ岳11:25ー12:37太古の辻12:43ー14:25大きなトチノキ14:37ー14:55小仲坊15:21ー15:47前鬼林道ゲート
続きが嬉しいです。
五鬼助さんに会いに行かれたのですね。
>太古の辻から深仙宿あたりまでの奥駈道のシロヤシオは素晴らしかった。
先週の行者還岳あたりのシロヤシオよりもっと白が際立っていて美しかった。
釈迦ヶ岳山頂近くのシロヤシオはまだ蕾だった。来週が見ごろだろうか。
私は、21日に赤井谷に降りて石楠花岳と蘇莫岳の間に上がって来ました。
蘇莫岳の辺りでシロヤシオがいっぱいお花を付けていました。
深仙の宿では、28日がきっといちばん美しかったのだと思います。
>前鬼に下る手前でちょっと寄り道をして大きなトチノキに会いに行く。
空洞になった木の中に入る。不思議な感覚になる。心が落ち着く。
側に立って見上げるだけでも、不思議な気持ちになりました。
>「この版木は明治時代に途絶えてしまった五鬼熊の版木です。熊とは書いてないけど、
この花押が五鬼熊にものです。来週行われる奉納祭で配るんです。」
写真のお札の花押に、力強い何かを感じました。
>来週の6月4日にここで奉納祭があるからいらっしゃいと言われた。
6月4日の奉納祭、五鬼助さんより直接お声かけて頂けて良かったですね。
>簡易な方法で吊り下げられた梵鐘。
それは1612年に当時の天下一の鋳物師と言われた久怡(きゅうい)が別のお寺に奉納した梵鐘だ。
その後明治の廃仏毀釈で紆余曲折を経てこの行者堂で眠っていた梵鐘だ。
まずは五鬼助さんがつく。160年ぶりの鐘の音が大峰の山に鳴り響く。
その後行者さん、参加者と次々について行く。私もつかせていただいた。
行者の柴田さんにつき方を教えていただき思いっきりつくと自分でもびっくりするくらいに大きな音が響いた。
お寺の鐘の音、大好きです。
心の中が、本当に浄化されていく気がします。
そしていつまでも頭の中に、美しい余韻が残りますね。
>この素晴らしい空間にいられるということで満ち足りた気持ちでいた。
160年ぶりに鳴り響いた梵鐘、様々な音楽の奉納、
すばらしい時間を五鬼助さんと過ごすことができて良かったですね。
私もいつか五鬼助さんとお話しできるご縁が巡って来ればいいなと思います。
tsuboさんのレポ、心待ちにしてました。
農作業のお忙しい中、すてきなレポ書いて下さり、ありがとうございました。
アオバ*ト
>今年はシロヤシオが素晴らしい当たり年。
それならやっぱり見たいのは大峰の行者還岳周辺のシロヤシオ。
4/29に、初めて90番から行者還岳に行ったとき、
ここらへんののシロヤシオは木が大きいなぁ、咲いたらきれいだろうなぁと思って眺めてました。
>酷道309号線の行者還岳登山口、いわゆる90番から登りだす。
昭文社の地図で行者還岳登山口と出ているところだ。
だが、登山口には何も書いていない。鉄の階段が登山口だ。
このそっけないところがいいですね。
>この道のシンボルツリーの大きな檜のあたりで木の間から日の出が見えた。
山に登るときに日の出が見られるといい日になりそうでうれしい。
やがて昔の林道跡に出る。そこには置き去りにされた青いトラックがいる。
タイタンという愛称で親しまれている。
私が初めてこの道を登った10年前はまだタイタンは元気だった。
だが、その後倒木が直撃した。タイタンは年々哀れな姿になっていった。
大きなヒノキより、このタイタンに会うのを楽しみにしていました。
無惨な哀れな姿だったけれど、何故か会えて嬉しかったです。
>しばらくすると1458mの奥駈道に出る。
大きなシロヤシオの木が出迎えてくれた。満開だ。
何本かの木にテープが巻いてあるが、ここが下山口だという標識は何もない。
登りに使うにはいいが、初めての人は下山口に迷うかも知れない。
そうでした、ここにもシロヤシオの木ありました。
お花が咲いてないと、ゴツゴツと無骨な雰囲気でしたが。
>まずは行者還岳に向かう。
満開のシロヤシオの木が何本もある。
このあたりでは、山芍薬、シロヤシオ、クサタチバナの順で咲く。
大峰では行者還岳がいちばん好きだという先輩がいました。
理由がわかりました。
>シロヤシオが見ごろの時はたいてい山芍薬は終わっていて、今まで一度しか見たことがない。
以前山芍薬が咲いているところに出たが、もう花は終わっていた。
遅かったかなと思っていると、その先に山芍薬が5,6輪咲いている!見ごろの花、散りかけた花、蕾の花。
4/29の下見のときに山芍薬に気がつきました。
5月連休縦走の最終日に、90番に降りる前にもう一度見に行ったのですが、まだ蕾でした。
5月の2週目あたりが見頃だったのでしょう。
でもまだ咲いている子がいて良かったですね。
>すぐ先にはクサタチバナの群生地がある。早すぎると思ったが、数輪咲いていてくれた。
クサタチバナ、私はここでしか見たことがない。
大峰だけでなく、他の場所でも見たことがない。他にはどこで咲いているのだろうといつも思う。
クサタチバナ、どこでもいっぺんも見たことありません。
ここに来たら見られるのですね。
>行者還岳に登る。山頂は奥駈道から少し外れている。
少し大普賢岳のほうに行ってから戻るような形で行者還岳山頂に行く。
オーバーハングの岩壁を直登することは難しいだろう。
ここのシロヤシオはまだ蕾が多かった。
山頂付近にはたくさんのシャクナゲがある。満開の花が多かった。
山頂は展望がないが、少し行くと八経ヶ岳と弥山が見えるポイントがある。
真下には小屋が見える。ここは行者還岳の岸壁の真上に当たる。買ってきたいなりずしを食べてから戻る。
少し、石楠花をかき分けて、ここに立つと、すごい景色見られますね。
私が来たときは、眼下の芽吹きつつある自然林の森がとても美しかったです。
>一の垰に戻り、高塚に向かう。
1380、1418と稜線をたどり、1418から南に行くと三本栂から上北山中学に出るらしい。1418から東に行けば高塚に着く。
私はこの尾根が大好きだ。展望がない森の中の道だ。だが、その森が美しい。出会う人もめったにいない静かな道だ。
高塚へも三本栂へもどっちへも行ってみたくなりました。
実は、高塚へはずいぶん昔に行ってました。
赤井谷とおんなじで、行ったことは覚えているけど、
それがどこにあるのか記憶されていなかった場所でした。
>今回も往復にした。美しい森歩きは往復も楽しい。
私も気に入った道は、必ず往復で歩きます。
>【釈迦ヶ岳】
【 日 付 】5月28日(日)
【 山 域 】大峰山脈
【メンバー】tsubo
【 天 候 】曇り
【 ルート 】前鬼林道ゲート7:00ー7:32小仲坊7:38ー8:38二ツ岩ー9:20太古の辻ー9:54深仙宿ー10:51釈迦ヶ岳11:25ー12:37太古の辻12:43ー14:25大きなトチノキ14:37ー14:55小仲坊15:21ー15:47前鬼林道ゲート
続きが嬉しいです。
五鬼助さんに会いに行かれたのですね。
>太古の辻から深仙宿あたりまでの奥駈道のシロヤシオは素晴らしかった。
先週の行者還岳あたりのシロヤシオよりもっと白が際立っていて美しかった。
釈迦ヶ岳山頂近くのシロヤシオはまだ蕾だった。来週が見ごろだろうか。
私は、21日に赤井谷に降りて石楠花岳と蘇莫岳の間に上がって来ました。
蘇莫岳の辺りでシロヤシオがいっぱいお花を付けていました。
深仙の宿では、28日がきっといちばん美しかったのだと思います。
>前鬼に下る手前でちょっと寄り道をして大きなトチノキに会いに行く。
空洞になった木の中に入る。不思議な感覚になる。心が落ち着く。
側に立って見上げるだけでも、不思議な気持ちになりました。
>「この版木は明治時代に途絶えてしまった五鬼熊の版木です。熊とは書いてないけど、
この花押が五鬼熊にものです。来週行われる奉納祭で配るんです。」
写真のお札の花押に、力強い何かを感じました。
>来週の6月4日にここで奉納祭があるからいらっしゃいと言われた。
6月4日の奉納祭、五鬼助さんより直接お声かけて頂けて良かったですね。
>簡易な方法で吊り下げられた梵鐘。
それは1612年に当時の天下一の鋳物師と言われた久怡(きゅうい)が別のお寺に奉納した梵鐘だ。
その後明治の廃仏毀釈で紆余曲折を経てこの行者堂で眠っていた梵鐘だ。
まずは五鬼助さんがつく。160年ぶりの鐘の音が大峰の山に鳴り響く。
その後行者さん、参加者と次々について行く。私もつかせていただいた。
行者の柴田さんにつき方を教えていただき思いっきりつくと自分でもびっくりするくらいに大きな音が響いた。
お寺の鐘の音、大好きです。
心の中が、本当に浄化されていく気がします。
そしていつまでも頭の中に、美しい余韻が残りますね。
>この素晴らしい空間にいられるということで満ち足りた気持ちでいた。
160年ぶりに鳴り響いた梵鐘、様々な音楽の奉納、
すばらしい時間を五鬼助さんと過ごすことができて良かったですね。
私もいつか五鬼助さんとお話しできるご縁が巡って来ればいいなと思います。
tsuboさんのレポ、心待ちにしてました。
農作業のお忙しい中、すてきなレポ書いて下さり、ありがとうございました。
アオバ*ト
Re: 【大峰山脈】大峰の山に響く梵鐘の音
山日和さん、こんにちは。
返信ありがとうございます。
シャクナゲもそうでしたが、今年はツツジ系の花が大豊作ですね。
シャクナゲは堪能しましたが、シロヤシオやアカヤシオは見ず仕舞いでした。
それは残念でしたね。今年がこんなにいいと来年は裏年になってしまいそうですね。
まだ先は長いから、次の当たりの時に存分見てください。
いいですねえ。クサタチバナというのはたぶん見たことがありません。
そう言えばヤマシャクも今年は見ず仕舞いだったなあ。
クサタチバナの写真を貼りました。背丈は6,70センチくらいかな。
行者還岳は地味だけどいい山ですよね。私も大好きです。
真下に小屋が見えるところだけが開けてますね。
まだシャクナゲが満開でしたか。比良や加越の山では4月に満開でした。例年より半月以上早い感じ。
私も古ヶ丸山では4月末に見ました。
いつもはシロヤシオが満開の頃はシャクナゲは終わりかけですが、今年は長持ちしてくれたようです。
あの小屋の真上、ちょっと端に行きすぎると落ちそうで怖いですが、いつも休むところです。
以前、2回ほど一の垰から大栂山経由で白川又川へ下りたことがあります。
一度は白川又本流を遡行するつもりで火吹谷へ転進。もう一度は中ノ又谷から上ノ谷遡行でした。
1418から高塚への尾根は地図でみるからにゆったりとしてますね。
大栂山への尾根はあまり印象がないのですが、高塚の方へは美しい森が続くのでしょうか。
私は10月に三本栂まで行ったことがありますが、紅葉がすごくきれいでした。高塚への道よりも紅葉はよかったです。
でも、全体には高塚に行くほうが好きな道です。
以前お会いした方も高塚は好きで10回以上行ったが、三本栂はあまりよくなかったので、一度行っただけだと言っていました。
先日の鈴鹿ではサラサドウダン、ベニドウダンが満開でしたよ。
そうですか!私はサラサドウダンを見ることは少ないです。
私にとっては希少価値のある花です。たくさん咲いていたら価値が下がるかも・・・(笑)
そういう事情でしたか。お会いできるのを楽しみにしていましたが、これも一期一会。
それでよかったと思いますよ。
私もとても楽しみにしていたので、三重は雨で延期、奈良は晴れにならないかと・・・(笑)
素晴らしい一日を過ごされたようでよかったですね。
やぶオフは秋にもあります。
はい、秋はなんとかして参加したいです。今から楽しみにしています。
これがまさに「縁」ということなのでしょう。
かけがえのない縁に感謝ですね。
本当に!
昨年は第1回目の奉納祭でしたが、その時は2週間前に釈迦ヶ岳に行ったときに五鬼助さんから誘っていただきました。
そして今回は1週間前。
ご縁があるんだろうなと思います。このご縁を大切にしたいです。
ありがとうございました。
tsubo
返信ありがとうございます。
シャクナゲもそうでしたが、今年はツツジ系の花が大豊作ですね。
シャクナゲは堪能しましたが、シロヤシオやアカヤシオは見ず仕舞いでした。
それは残念でしたね。今年がこんなにいいと来年は裏年になってしまいそうですね。
まだ先は長いから、次の当たりの時に存分見てください。
いいですねえ。クサタチバナというのはたぶん見たことがありません。
そう言えばヤマシャクも今年は見ず仕舞いだったなあ。
クサタチバナの写真を貼りました。背丈は6,70センチくらいかな。
行者還岳は地味だけどいい山ですよね。私も大好きです。
真下に小屋が見えるところだけが開けてますね。
まだシャクナゲが満開でしたか。比良や加越の山では4月に満開でした。例年より半月以上早い感じ。
私も古ヶ丸山では4月末に見ました。
いつもはシロヤシオが満開の頃はシャクナゲは終わりかけですが、今年は長持ちしてくれたようです。
あの小屋の真上、ちょっと端に行きすぎると落ちそうで怖いですが、いつも休むところです。
以前、2回ほど一の垰から大栂山経由で白川又川へ下りたことがあります。
一度は白川又本流を遡行するつもりで火吹谷へ転進。もう一度は中ノ又谷から上ノ谷遡行でした。
1418から高塚への尾根は地図でみるからにゆったりとしてますね。
大栂山への尾根はあまり印象がないのですが、高塚の方へは美しい森が続くのでしょうか。
私は10月に三本栂まで行ったことがありますが、紅葉がすごくきれいでした。高塚への道よりも紅葉はよかったです。
でも、全体には高塚に行くほうが好きな道です。
以前お会いした方も高塚は好きで10回以上行ったが、三本栂はあまりよくなかったので、一度行っただけだと言っていました。
先日の鈴鹿ではサラサドウダン、ベニドウダンが満開でしたよ。
そうですか!私はサラサドウダンを見ることは少ないです。
私にとっては希少価値のある花です。たくさん咲いていたら価値が下がるかも・・・(笑)
そういう事情でしたか。お会いできるのを楽しみにしていましたが、これも一期一会。
それでよかったと思いますよ。
私もとても楽しみにしていたので、三重は雨で延期、奈良は晴れにならないかと・・・(笑)
素晴らしい一日を過ごされたようでよかったですね。
やぶオフは秋にもあります。
はい、秋はなんとかして参加したいです。今から楽しみにしています。
これがまさに「縁」ということなのでしょう。
かけがえのない縁に感謝ですね。
本当に!
昨年は第1回目の奉納祭でしたが、その時は2週間前に釈迦ヶ岳に行ったときに五鬼助さんから誘っていただきました。
そして今回は1週間前。
ご縁があるんだろうなと思います。このご縁を大切にしたいです。
ありがとうございました。
tsubo
Re: 【大峰山脈】大峰の山に響く梵鐘の音
seiichiさん、こんにちは。
返信ありがとうございます。
前鬼に誘われていたのですね、
貴重な時間を満喫されて良かったと思います。
大峰の不思議な魅力はどんどんはまってしまいます。
オフ会、私のほうから誘いながらキャンセルしてしまい申し訳ありませんでした。
でも、奥様ともども楽しまれたようでよかったです。
大峰は特殊な山ですね。
>それは1612年に当時の天下一の鋳物師と言われた久怡(きゅうい)が別のお寺に奉納した梵鐘だ。
>その後明治の廃仏毀釈で紆余曲折を経てこの行者堂で眠っていた梵鐘だ。
>まずは五鬼助さんがつく。160年ぶりの鐘の音が大峰の山に鳴り響く。
私もこの鐘の音が聞きたいです、
出来たら梵鐘もついてみたいですね、
そう遠くないうちに鐘撞堂を建てたいとお話しされていました。
できたら皆さんのご寄付でと。
そうなったら私も是非寄付をしたいです。
しばらくはまた行者堂で眠るでしょうが、早く鐘撞堂ができてみんながつけるようになるといいですね。
そうなったらseiichiさんも奥様と一緒に行かれるといいですね。
前鬼からの釈迦ヶ岳は旭林道のほうからよりはきついけど、鐘をついて登る。下りてきてまたお礼の気持ちを込めてつく。
感動が大きくなるでしょうね。
tsubo
返信ありがとうございます。
前鬼に誘われていたのですね、
貴重な時間を満喫されて良かったと思います。
大峰の不思議な魅力はどんどんはまってしまいます。
オフ会、私のほうから誘いながらキャンセルしてしまい申し訳ありませんでした。
でも、奥様ともども楽しまれたようでよかったです。
大峰は特殊な山ですね。
>それは1612年に当時の天下一の鋳物師と言われた久怡(きゅうい)が別のお寺に奉納した梵鐘だ。
>その後明治の廃仏毀釈で紆余曲折を経てこの行者堂で眠っていた梵鐘だ。
>まずは五鬼助さんがつく。160年ぶりの鐘の音が大峰の山に鳴り響く。
私もこの鐘の音が聞きたいです、
出来たら梵鐘もついてみたいですね、
そう遠くないうちに鐘撞堂を建てたいとお話しされていました。
できたら皆さんのご寄付でと。
そうなったら私も是非寄付をしたいです。
しばらくはまた行者堂で眠るでしょうが、早く鐘撞堂ができてみんながつけるようになるといいですね。
そうなったらseiichiさんも奥様と一緒に行かれるといいですね。
前鬼からの釈迦ヶ岳は旭林道のほうからよりはきついけど、鐘をついて登る。下りてきてまたお礼の気持ちを込めてつく。
感動が大きくなるでしょうね。
tsubo
Re: 【大峰山脈】大峰の山に響く梵鐘の音
アオバトさん、こんにちは。
返信ありがとうございます。
4/29に、初めて90番から行者還岳に行ったとき、
ここらへんののシロヤシオは木が大きいなぁ、咲いたらきれいだろうなぁと思って眺めてました。
大峰のシロヤシオは鈴鹿の竜ヶ岳に比べて大きくて古い木が多いですね。
いろいろな形に曲がっていて、自然の厳しさを感じます。でも、私、花が咲かないとシロヤシオだとは気づかないと思います。
このそっけないところがいいですね。
そのうち大きく看板ができるかも知れませんね。
大きなヒノキより、このタイタンに会うのを楽しみにしていました。
無惨な哀れな姿だったけれど、何故か会えて嬉しかったです。
この尾根の名物ですね。
このトラックを置き去りにした人はまさかこんなに人気者になるなんて思わなかったでしょうね。
以前は中にノートが置いてあっていろんな人が一言書いたりしていました。
>しばらくすると1458mの奥駈道に出る。
大きなシロヤシオの木が出迎えてくれた。満開だ。
何本かの木にテープが巻いてあるが、ここが下山口だという標識は何もない。
登りに使うにはいいが、初めての人は下山口に迷うかも知れない。
そうでした、ここにもシロヤシオの木ありました。
お花が咲いてないと、ゴツゴツと無骨な雰囲気でしたが。
シロヤシオの花が咲いて迎えてくれるのと、咲いていないのとでは印象が違いますね。
花が咲いていると優しく迎えてくれているような気持になります。
>まずは行者還岳に向かう。
満開のシロヤシオの木が何本もある。
このあたりでは、山芍薬、シロヤシオ、クサタチバナの順で咲く。
大峰では行者還岳がいちばん好きだという先輩がいました。
理由がわかりました。
大台ヶ原から見ると低いけど特徴ある形をしていますね。衛兵って感じです。
登るときついけど、いろいろな花が咲いていて、そのギャップがいいのかもしれません。
4/29の下見のときに山芍薬に気がつきました。
5月連休縦走の最終日に、90番に降りる前にもう一度見に行ったのですが、まだ蕾でした。
5月の2週目あたりが見頃だったのでしょう。
でもまだ咲いている子がいて良かったですね。
咲いているかなあ、遅いかなあとドキドキしながら探しました。
すれ違った人はわからなかったと言っていました。
もったいない!
クサタチバナ、どこでもいっぺんも見たことありません。
ここに来たら見られるのですね。
山日和さんも見たことがないと書いていました。
やっぱり珍しい花なのかしら?
山日和さんの返信にはこの時に見たクサタチバナの写真を貼りましたが、ここには以前6月下旬に見たもっとたくさん咲いているクサタチバナの写真を貼りますね。
少し、石楠花をかき分けて、ここに立つと、すごい景色見られますね。
私が来たときは、眼下の芽吹きつつある自然林の森がとても美しかったです。
ここからの景色を見るのと見ないのとでは行者還岳の印象が違うかも知れませんね。
真下に小屋が見えると、あの上にいるんだってわかりますね。
高塚へも三本栂へもどっちへも行ってみたくなりました。
実は、高塚へはずいぶん昔に行ってました。
赤井谷とおんなじで、行ったことは覚えているけど、
それがどこにあるのか記憶されていなかった場所でした。
ここだけなら車2台で西原から登って上北山中学校のほうに下るというコースもできるかもしれませんね。
私は一度三本栂に行きましたが、高塚のほうが人気がありますね。
>今回も往復にした。美しい森歩きは往復も楽しい。
私も気に入った道は、必ず往復で歩きます。
同じ道でも行きと帰りでは見える景色が違うし、新たな発見があって面白いですね。
私は単独で車で行くことが多いので、往復になることが多いです。周回コースが取れると得した気持ちになるけど。(笑)
>【釈迦ヶ岳】
続きが嬉しいです。
五鬼助さんに会いに行かれたのですね。
はい。毎年のように会いに行きます。
私は、21日に赤井谷に降りて石楠花岳と蘇莫岳の間に上がって来ました。
蘇莫岳の辺りでシロヤシオがいっぱいお花を付けていました。
深仙の宿では、28日がきっといちばん美しかったのだと思います。
友人が27日に赤井谷に行ったそうです。深仙宿に上がっていく尾根のシロヤシオが素晴らしかったそうです。
シロヤシオは時間がたつとともに満開の場所の標高が上がっていくから長く楽しめますね。
>前鬼に下る手前でちょっと寄り道をして大きなトチノキに会いに行く。
空洞になった木の中に入る。不思議な感覚になる。心が落ち着く。
側に立って見上げるだけでも、不思議な気持ちになりました。
ここのトチノキは大きいだけでなく、不思議な魅力がありますね。
前鬼という場所の力かもしれません。
>「この版木は明治時代に途絶えてしまった五鬼熊の版木です。熊とは書いてないけど、
この花押が五鬼熊にものです。来週行われる奉納祭で配るんです。」
写真のお札の花押に、力強い何かを感じました。
素敵な花押ですね。なんとなく熊っぽいような・・・
>来週の6月4日にここで奉納祭があるからいらっしゃいと言われた。
6月4日の奉納祭、五鬼助さんより直接お声かけて頂けて良かったですね。
はい。去年はちょうど第一回の奉納祭の2週間前に行ってお声をかけていただきました。
2年続いていいときに行っています。呼ばれているのかな。
駐車場が狭いのであまり多くの人を呼べないそうです。特に宣伝はしていなくて、下北山村の人と、関係者の知り合いだけが参加できるそうです。
お寺の鐘の音、大好きです。
心の中が、本当に浄化されていく気がします。
そしていつまでも頭の中に、美しい余韻が残りますね。
同じ鐘でもつき方で音が違いますね。五鬼助さんは緊張されたと思います。
私はちょっとハラハラドキドキしながら見守りました。
>この素晴らしい空間にいられるということで満ち足りた気持ちでいた。
160年ぶりに鳴り響いた梵鐘、様々な音楽の奉納、
すばらしい時間を五鬼助さんと過ごすことができて良かったですね。
本当に感謝です。
去年は雨で素泊まり用の宿坊で行われましたが、今年はお天気に恵まれ、青空の下、行者堂の前で行うことができてうれしかったです。
五鬼助さんや関係者の方たちもほっとされたことだと思います。
私もいつか五鬼助さんとお話しできるご縁が巡って来ればいいなと思います。
以前11月から3月まで毎月行ったことがあって、そのたびにご挨拶していたので、顔を覚えてくださいました。その後しばらく行かなかったら、どこで浮気してたんだなんて言われました。(笑)
なかなか名前は覚えられないそうですが。ありふれた名前ですからね。五鬼助なんていっぺんで覚えられて得ですね。
泊まりたい泊まりたいと思っていて、4年前にやっと泊まることができました。宿泊者は私だけだったので、ゆっくりとお話できました。
アオバトさんも是非泊りに行かれるといいですね。ちょっとシーズンを外すと静かでいいですね。
tsuboさんのレポ、心待ちにしてました。
農作業のお忙しい中、すてきなレポ書いて下さり、ありがとうございました。
ありがとうございます。
私は書くなら気持ちが高まっているうちでできるだけ早く書きたいんです。
高塚のレポを書くとお約束したんですが、忙しくて少しずつ書いていて、アップする前に釈迦ヶ岳に行ってしまって・・・ちょっと書く気持ちが冷めてしまって、どうしようかと思いました。
でも、奉納祭に行って、奉納祭のことを書きたいと思いました。そうしたら、これは行者還岳から続いていることだなと思いました。
それで雨の日に仕上げました。私は夜は、風呂、夕飯の支度、飲んで食べたら寝る、なので夜は書けないんです。
雨の日はのんびりできます。今日は午前中は忙しかったですが、午後から雨になったのでゆっくりとお返事書いています。
tsubo
返信ありがとうございます。
4/29に、初めて90番から行者還岳に行ったとき、
ここらへんののシロヤシオは木が大きいなぁ、咲いたらきれいだろうなぁと思って眺めてました。
大峰のシロヤシオは鈴鹿の竜ヶ岳に比べて大きくて古い木が多いですね。
いろいろな形に曲がっていて、自然の厳しさを感じます。でも、私、花が咲かないとシロヤシオだとは気づかないと思います。
このそっけないところがいいですね。
そのうち大きく看板ができるかも知れませんね。
大きなヒノキより、このタイタンに会うのを楽しみにしていました。
無惨な哀れな姿だったけれど、何故か会えて嬉しかったです。
この尾根の名物ですね。
このトラックを置き去りにした人はまさかこんなに人気者になるなんて思わなかったでしょうね。
以前は中にノートが置いてあっていろんな人が一言書いたりしていました。
>しばらくすると1458mの奥駈道に出る。
大きなシロヤシオの木が出迎えてくれた。満開だ。
何本かの木にテープが巻いてあるが、ここが下山口だという標識は何もない。
登りに使うにはいいが、初めての人は下山口に迷うかも知れない。
そうでした、ここにもシロヤシオの木ありました。
お花が咲いてないと、ゴツゴツと無骨な雰囲気でしたが。
シロヤシオの花が咲いて迎えてくれるのと、咲いていないのとでは印象が違いますね。
花が咲いていると優しく迎えてくれているような気持になります。
>まずは行者還岳に向かう。
満開のシロヤシオの木が何本もある。
このあたりでは、山芍薬、シロヤシオ、クサタチバナの順で咲く。
大峰では行者還岳がいちばん好きだという先輩がいました。
理由がわかりました。
大台ヶ原から見ると低いけど特徴ある形をしていますね。衛兵って感じです。
登るときついけど、いろいろな花が咲いていて、そのギャップがいいのかもしれません。
4/29の下見のときに山芍薬に気がつきました。
5月連休縦走の最終日に、90番に降りる前にもう一度見に行ったのですが、まだ蕾でした。
5月の2週目あたりが見頃だったのでしょう。
でもまだ咲いている子がいて良かったですね。
咲いているかなあ、遅いかなあとドキドキしながら探しました。
すれ違った人はわからなかったと言っていました。
もったいない!
クサタチバナ、どこでもいっぺんも見たことありません。
ここに来たら見られるのですね。
山日和さんも見たことがないと書いていました。
やっぱり珍しい花なのかしら?
山日和さんの返信にはこの時に見たクサタチバナの写真を貼りましたが、ここには以前6月下旬に見たもっとたくさん咲いているクサタチバナの写真を貼りますね。
少し、石楠花をかき分けて、ここに立つと、すごい景色見られますね。
私が来たときは、眼下の芽吹きつつある自然林の森がとても美しかったです。
ここからの景色を見るのと見ないのとでは行者還岳の印象が違うかも知れませんね。
真下に小屋が見えると、あの上にいるんだってわかりますね。
高塚へも三本栂へもどっちへも行ってみたくなりました。
実は、高塚へはずいぶん昔に行ってました。
赤井谷とおんなじで、行ったことは覚えているけど、
それがどこにあるのか記憶されていなかった場所でした。
ここだけなら車2台で西原から登って上北山中学校のほうに下るというコースもできるかもしれませんね。
私は一度三本栂に行きましたが、高塚のほうが人気がありますね。
>今回も往復にした。美しい森歩きは往復も楽しい。
私も気に入った道は、必ず往復で歩きます。
同じ道でも行きと帰りでは見える景色が違うし、新たな発見があって面白いですね。
私は単独で車で行くことが多いので、往復になることが多いです。周回コースが取れると得した気持ちになるけど。(笑)
>【釈迦ヶ岳】
続きが嬉しいです。
五鬼助さんに会いに行かれたのですね。
はい。毎年のように会いに行きます。
私は、21日に赤井谷に降りて石楠花岳と蘇莫岳の間に上がって来ました。
蘇莫岳の辺りでシロヤシオがいっぱいお花を付けていました。
深仙の宿では、28日がきっといちばん美しかったのだと思います。
友人が27日に赤井谷に行ったそうです。深仙宿に上がっていく尾根のシロヤシオが素晴らしかったそうです。
シロヤシオは時間がたつとともに満開の場所の標高が上がっていくから長く楽しめますね。
>前鬼に下る手前でちょっと寄り道をして大きなトチノキに会いに行く。
空洞になった木の中に入る。不思議な感覚になる。心が落ち着く。
側に立って見上げるだけでも、不思議な気持ちになりました。
ここのトチノキは大きいだけでなく、不思議な魅力がありますね。
前鬼という場所の力かもしれません。
>「この版木は明治時代に途絶えてしまった五鬼熊の版木です。熊とは書いてないけど、
この花押が五鬼熊にものです。来週行われる奉納祭で配るんです。」
写真のお札の花押に、力強い何かを感じました。
素敵な花押ですね。なんとなく熊っぽいような・・・
>来週の6月4日にここで奉納祭があるからいらっしゃいと言われた。
6月4日の奉納祭、五鬼助さんより直接お声かけて頂けて良かったですね。
はい。去年はちょうど第一回の奉納祭の2週間前に行ってお声をかけていただきました。
2年続いていいときに行っています。呼ばれているのかな。
駐車場が狭いのであまり多くの人を呼べないそうです。特に宣伝はしていなくて、下北山村の人と、関係者の知り合いだけが参加できるそうです。
お寺の鐘の音、大好きです。
心の中が、本当に浄化されていく気がします。
そしていつまでも頭の中に、美しい余韻が残りますね。
同じ鐘でもつき方で音が違いますね。五鬼助さんは緊張されたと思います。
私はちょっとハラハラドキドキしながら見守りました。
>この素晴らしい空間にいられるということで満ち足りた気持ちでいた。
160年ぶりに鳴り響いた梵鐘、様々な音楽の奉納、
すばらしい時間を五鬼助さんと過ごすことができて良かったですね。
本当に感謝です。
去年は雨で素泊まり用の宿坊で行われましたが、今年はお天気に恵まれ、青空の下、行者堂の前で行うことができてうれしかったです。
五鬼助さんや関係者の方たちもほっとされたことだと思います。
私もいつか五鬼助さんとお話しできるご縁が巡って来ればいいなと思います。
以前11月から3月まで毎月行ったことがあって、そのたびにご挨拶していたので、顔を覚えてくださいました。その後しばらく行かなかったら、どこで浮気してたんだなんて言われました。(笑)
なかなか名前は覚えられないそうですが。ありふれた名前ですからね。五鬼助なんていっぺんで覚えられて得ですね。
泊まりたい泊まりたいと思っていて、4年前にやっと泊まることができました。宿泊者は私だけだったので、ゆっくりとお話できました。
アオバトさんも是非泊りに行かれるといいですね。ちょっとシーズンを外すと静かでいいですね。
tsuboさんのレポ、心待ちにしてました。
農作業のお忙しい中、すてきなレポ書いて下さり、ありがとうございました。
ありがとうございます。
私は書くなら気持ちが高まっているうちでできるだけ早く書きたいんです。
高塚のレポを書くとお約束したんですが、忙しくて少しずつ書いていて、アップする前に釈迦ヶ岳に行ってしまって・・・ちょっと書く気持ちが冷めてしまって、どうしようかと思いました。
でも、奉納祭に行って、奉納祭のことを書きたいと思いました。そうしたら、これは行者還岳から続いていることだなと思いました。
それで雨の日に仕上げました。私は夜は、風呂、夕飯の支度、飲んで食べたら寝る、なので夜は書けないんです。
雨の日はのんびりできます。今日は午前中は忙しかったですが、午後から雨になったのでゆっくりとお返事書いています。
tsubo
Re: 【大峰山脈】大峰の山に響く梵鐘の音
tsuboさま
こんばんは。
先週の金曜日、tsuboさんのお住まいの地域では、激しい雨でしたね。田植え直後の大雨で、苗が大丈夫か気になりました。
でも、tsuboさんが、種籾から丹精を込めて育てた苗は強いはず、大丈夫ですね。
南奥駆持経宿から天狗山、行者還岳、高塚、釈迦ケ岳と、5月は大峰のお山を歩いていらっしゃったのですね。
そして、その旅は、6月4日、前鬼小仲坊での奉納祭へと繋がる道だったのですね。
レポを味わわせていただきながら感慨深い気持ちに包まれました。
役行者さまが、あまりの険しさに一度は引き返したといういわれがある行者還岳は、お花の山としても有名なのですね。
まっしろなお星さまのようなクサタチバナ。こじんまりとしているように見えますが、背丈が6,70cmもあるのですね。
登山口の90番というのは、霊場を指すのでしょうか。
山中にある75か所の霊場、靡は、平安時代には、120か所あったそうですね。
「山に登る時に、日の出が見られると、いい日になりそうでうれしい」
朝日岳で、初めてお会いした時も「山頂で、ご来光を拝んでから出発」と、おっしゃっていましたね。
白馬岳の山頂では、一緒にご来光を拝み、tsuboさんは猿倉に、私は蓮華温泉へと向かいました。
あの時から、何年になるのでしょう。こうして、今も、tsuboさんとお話出来ることに感謝です。
釈迦ケ岳は、tsuboさんにとって、好きなお山を超えた大切なお山なのだなぁ、と思っていました。
それは、前鬼という場所、五鬼助さんというお方の存在が、tsuboさんのこころに在るからなのですね。
私は、釈迦ケ岳には、まだご縁が無いのですが、学生の頃、前鬼の歴史を知り、
役行者の弟子となった、かつて鬼だった夫婦の子孫が、今もなお宿坊を営んでいるということに、驚きと感動を覚えました。
五鬼助さんは、毎週土日、大阪から前鬼に通われているのですね。tsuboさんから、五鬼助さんのお話をお聞きして、
ご先祖様の意志を継ぎ、小仲坊を守られている五鬼助さんのお志に、あらためて感銘を受けました。
6月4日は、少し前の天気予報では雨でしたが、好転し、見事に晴れ渡りましたね。
奉納祭では、1612年に別のお寺に奉納され、明治に入った時の廃仏毀釈で前鬼の行者堂に隠されていた?梵鐘が、
160年ぶりに突かれたのですね。
お寺の鐘は、戦争に使われたという歴史も。第二次世界大戦時には、おびただしい数の梵鐘が兵器になったそうです。
人びとの平安を願う鐘の音。大峰の山に鳴り響いた鐘の音は、風に乗り、世界に広がっていったと思います。
tsuboさんと、前鬼、五鬼助さんは、かけがえのないご縁で繋がれているのですね。
おふたりが並んだお写真が物語っています。tsuboさん、ほんとうに素敵な笑顔をされています。
「この前鬼という場所が、五鬼助さんが大好きだ」
まっすぐなお言葉、胸が震えました。
梵鐘の音、私のこころにも鳴り響いています。凄惨を極める戦争が一刻も早く終結することを強く願います。合掌。
sato
こんばんは。
先週の金曜日、tsuboさんのお住まいの地域では、激しい雨でしたね。田植え直後の大雨で、苗が大丈夫か気になりました。
でも、tsuboさんが、種籾から丹精を込めて育てた苗は強いはず、大丈夫ですね。
南奥駆持経宿から天狗山、行者還岳、高塚、釈迦ケ岳と、5月は大峰のお山を歩いていらっしゃったのですね。
そして、その旅は、6月4日、前鬼小仲坊での奉納祭へと繋がる道だったのですね。
レポを味わわせていただきながら感慨深い気持ちに包まれました。
役行者さまが、あまりの険しさに一度は引き返したといういわれがある行者還岳は、お花の山としても有名なのですね。
まっしろなお星さまのようなクサタチバナ。こじんまりとしているように見えますが、背丈が6,70cmもあるのですね。
登山口の90番というのは、霊場を指すのでしょうか。
山中にある75か所の霊場、靡は、平安時代には、120か所あったそうですね。
「山に登る時に、日の出が見られると、いい日になりそうでうれしい」
朝日岳で、初めてお会いした時も「山頂で、ご来光を拝んでから出発」と、おっしゃっていましたね。
白馬岳の山頂では、一緒にご来光を拝み、tsuboさんは猿倉に、私は蓮華温泉へと向かいました。
あの時から、何年になるのでしょう。こうして、今も、tsuboさんとお話出来ることに感謝です。
釈迦ケ岳は、tsuboさんにとって、好きなお山を超えた大切なお山なのだなぁ、と思っていました。
それは、前鬼という場所、五鬼助さんというお方の存在が、tsuboさんのこころに在るからなのですね。
私は、釈迦ケ岳には、まだご縁が無いのですが、学生の頃、前鬼の歴史を知り、
役行者の弟子となった、かつて鬼だった夫婦の子孫が、今もなお宿坊を営んでいるということに、驚きと感動を覚えました。
五鬼助さんは、毎週土日、大阪から前鬼に通われているのですね。tsuboさんから、五鬼助さんのお話をお聞きして、
ご先祖様の意志を継ぎ、小仲坊を守られている五鬼助さんのお志に、あらためて感銘を受けました。
6月4日は、少し前の天気予報では雨でしたが、好転し、見事に晴れ渡りましたね。
奉納祭では、1612年に別のお寺に奉納され、明治に入った時の廃仏毀釈で前鬼の行者堂に隠されていた?梵鐘が、
160年ぶりに突かれたのですね。
お寺の鐘は、戦争に使われたという歴史も。第二次世界大戦時には、おびただしい数の梵鐘が兵器になったそうです。
人びとの平安を願う鐘の音。大峰の山に鳴り響いた鐘の音は、風に乗り、世界に広がっていったと思います。
tsuboさんと、前鬼、五鬼助さんは、かけがえのないご縁で繋がれているのですね。
おふたりが並んだお写真が物語っています。tsuboさん、ほんとうに素敵な笑顔をされています。
「この前鬼という場所が、五鬼助さんが大好きだ」
まっすぐなお言葉、胸が震えました。
梵鐘の音、私のこころにも鳴り響いています。凄惨を極める戦争が一刻も早く終結することを強く願います。合掌。
sato
Re: 【大峰山脈】大峰の山に響く梵鐘の音
satoさん、こんにちは。返信ありがとうございます。
先週の金曜日、tsuboさんのお住まいの地域では、激しい雨でしたね。田植え直後の大雨で、苗が大丈夫か気になりました。
でも、tsuboさんが、種籾から丹精を込めて育てた苗は強いはず、大丈夫ですね。
ここは雨が降っても流れていくので田んぼが水に浸かるということはありません。
この前は和歌山でも紀北のほうが線状降水帯になって大変だったようです。また明日明後日も大雨予報。どこも被害がないといいです。
南奥駆持経宿から天狗山、行者還岳、高塚、釈迦ケ岳と、5月は大峰のお山を歩いていらっしゃったのですね。
そして、その旅は、6月4日、前鬼小仲坊での奉納祭へと繋がる道だったのですね。
レポを味わわせていただきながら感慨深い気持ちに包まれました。
例年なら5月は福井方面の山に行くことが多いですが、今年は大峰の山中心に登ろうとなんとなく決めていました。そうしたら大好きなシロヤシオの当たり年、これは大峰のシロヤシオを見なくちゃと思いました。その時は奉納祭のことは知りませんでしたが、繋がっていたんですね。
シロヤシオが導いてくれたのかな。
役行者さまが、あまりの険しさに一度は引き返したといういわれがある行者還岳は、お花の山としても有名なのですね。
まっしろなお星さまのようなクサタチバナ。こじんまりとしているように見えますが、背丈が6,70cmもあるのですね。
登山口の90番というのは、霊場を指すのでしょうか。
山中にある75か所の霊場、靡は、平安時代には、120か所あったそうですね。
行者還岳、今ははしごがあるから登りやすいですが、昔は大変だったと思います。
90番というのは国道につけられた距離を表す標識のことです。
以前6月末のクサタチバナの群落の写真を貼りますね。
靡とは役行者様になびく場所ということだとお聞きしました。
「山に登る時に、日の出が見られると、いい日になりそうでうれしい」
朝日岳で、初めてお会いした時も「山頂で、ご来光を拝んでから出発」と、おっしゃっていましたね。
白馬岳の山頂では、一緒にご来光を拝み、tsuboさんは猿倉に、私は蓮華温泉へと向かいました。
あの時から、何年になるのでしょう。こうして、今も、tsuboさんとお話出来ることに感謝です。
蓮華温泉から朝日岳、白馬岳に縦走したのは2016年の8月、もう、7年になるんですね。本当にあれもご縁でしたね。
私が朝日岳に着いたとき、ベンチを詰めて、私のすわる場所を作ってくれたsatoさん、それがなかったらキャンプ場で会ってもお話しなかったかもしれません。まさに袖すり合うも他生の縁ですね。
私はご来光を見るのが好きで、山に泊まった時は暗いうちから登って山頂でご来光を拝みます。
鈴鹿の山では菰野の道の駅から306号線を北上しているときに見ることが多いです。日の出が見られると元気をもらえてうれしいです。
釈迦ケ岳は、tsuboさんにとって、好きなお山を超えた大切なお山なのだなぁ、と思っていました。
それは、前鬼という場所、五鬼助さんというお方の存在が、tsuboさんのこころに在るからなのですね。
私は、釈迦ケ岳には、まだご縁が無いのですが、学生の頃、前鬼の歴史を知り、
役行者の弟子となった、かつて鬼だった夫婦の子孫が、今もなお宿坊を営んでいるということに、驚きと感動を覚えました。
五鬼助さんは、毎週土日、大阪から前鬼に通われているのですね。tsuboさんから、五鬼助さんのお話をお聞きして、
ご先祖様の意志を継ぎ、小仲坊を守られている五鬼助さんのお志に、あらためて感銘を受けました。
前鬼は熊野修験の奥駈で太古の辻から下った時、膝が痛くて皆から遅れたときに行者さんやお仲間の方が一緒に歩いてくださってたどり着いた場所です。行者堂で勤行した時涙が溢れました。山に登らせていただいたという気持ちになりました。山に、人に感謝の気持ちでいっぱいになりました。山に対して謙虚な気持ちになりました。登山を再開した私にとって原点になる場所です。
五鬼助さんは子供の頃は前鬼で育って、山越えで学校に通ったそうです。でも、宿坊だけでは経済的にやっていけないので大阪に出て仕事をしながら週末に前鬼に通う形になったそうです。
息子さんが後をついでくれるというお話です。
6月4日は、少し前の天気予報では雨でしたが、好転し、見事に晴れ渡りましたね。
奉納祭では、1612年に別のお寺に奉納され、明治に入った時の廃仏毀釈で前鬼の行者堂に隠されていた?梵鐘が、
160年ぶりに突かれたのですね。
お寺の鐘は、戦争に使われたという歴史も。第二次世界大戦時には、おびただしい数の梵鐘が兵器になったそうです。
人びとの平安を願う鐘の音。大峰の山に鳴り響いた鐘の音は、風に乗り、世界に広がっていったと思います。
三重は雨ででオフ会が延期になったらいいのにとも思いましたが・・・
オフ会はまたの機会に参加させていただきます。オフ会もお天気でよかったです。
初めに梵鐘が奉納されたお寺は無くなったそうです。
この梵鐘を作った久怡が作った梵鐘は他には滋賀県多賀町の光遍寺にあるそうですが、それも転々としてそのお寺に買われたそうですが、今では無住のお寺になり、本堂の軒下でお休みとのこと。
もう一つは伊賀上野の勝因寺にあって、立派な鐘楼に収まってつき続けられているそうです。
tsuboさんと、前鬼、五鬼助さんは、かけがえのないご縁で繋がれているのですね。
おふたりが並んだお写真が物語っています。tsuboさん、ほんとうに素敵な笑顔をされています。
「この前鬼という場所が、五鬼助さんが大好きだ」
まっすぐなお言葉、胸が震えました。
五鬼助さんあっての前鬼であり釈迦ヶ岳であり大峰だと思います。
御病気でしばらく前鬼に来られなかった期間もあったそうですが、いつまでもお元気で前鬼に通ってきてほしいものです。
五鬼助さんがお元気な限り、私の前鬼通いは続きます。
梵鐘の音、私のこころにも鳴り響いています。凄惨を極める戦争が一刻も早く終結することを強く願います。合掌。
本当にね。
世界が平和になって、皆の心に梵鐘の音が響くような安らかな日々を過ごせることをお祈りします。
合掌
tsubo
先週の金曜日、tsuboさんのお住まいの地域では、激しい雨でしたね。田植え直後の大雨で、苗が大丈夫か気になりました。
でも、tsuboさんが、種籾から丹精を込めて育てた苗は強いはず、大丈夫ですね。
ここは雨が降っても流れていくので田んぼが水に浸かるということはありません。
この前は和歌山でも紀北のほうが線状降水帯になって大変だったようです。また明日明後日も大雨予報。どこも被害がないといいです。
南奥駆持経宿から天狗山、行者還岳、高塚、釈迦ケ岳と、5月は大峰のお山を歩いていらっしゃったのですね。
そして、その旅は、6月4日、前鬼小仲坊での奉納祭へと繋がる道だったのですね。
レポを味わわせていただきながら感慨深い気持ちに包まれました。
例年なら5月は福井方面の山に行くことが多いですが、今年は大峰の山中心に登ろうとなんとなく決めていました。そうしたら大好きなシロヤシオの当たり年、これは大峰のシロヤシオを見なくちゃと思いました。その時は奉納祭のことは知りませんでしたが、繋がっていたんですね。
シロヤシオが導いてくれたのかな。
役行者さまが、あまりの険しさに一度は引き返したといういわれがある行者還岳は、お花の山としても有名なのですね。
まっしろなお星さまのようなクサタチバナ。こじんまりとしているように見えますが、背丈が6,70cmもあるのですね。
登山口の90番というのは、霊場を指すのでしょうか。
山中にある75か所の霊場、靡は、平安時代には、120か所あったそうですね。
行者還岳、今ははしごがあるから登りやすいですが、昔は大変だったと思います。
90番というのは国道につけられた距離を表す標識のことです。
以前6月末のクサタチバナの群落の写真を貼りますね。
靡とは役行者様になびく場所ということだとお聞きしました。
「山に登る時に、日の出が見られると、いい日になりそうでうれしい」
朝日岳で、初めてお会いした時も「山頂で、ご来光を拝んでから出発」と、おっしゃっていましたね。
白馬岳の山頂では、一緒にご来光を拝み、tsuboさんは猿倉に、私は蓮華温泉へと向かいました。
あの時から、何年になるのでしょう。こうして、今も、tsuboさんとお話出来ることに感謝です。
蓮華温泉から朝日岳、白馬岳に縦走したのは2016年の8月、もう、7年になるんですね。本当にあれもご縁でしたね。
私が朝日岳に着いたとき、ベンチを詰めて、私のすわる場所を作ってくれたsatoさん、それがなかったらキャンプ場で会ってもお話しなかったかもしれません。まさに袖すり合うも他生の縁ですね。
私はご来光を見るのが好きで、山に泊まった時は暗いうちから登って山頂でご来光を拝みます。
鈴鹿の山では菰野の道の駅から306号線を北上しているときに見ることが多いです。日の出が見られると元気をもらえてうれしいです。
釈迦ケ岳は、tsuboさんにとって、好きなお山を超えた大切なお山なのだなぁ、と思っていました。
それは、前鬼という場所、五鬼助さんというお方の存在が、tsuboさんのこころに在るからなのですね。
私は、釈迦ケ岳には、まだご縁が無いのですが、学生の頃、前鬼の歴史を知り、
役行者の弟子となった、かつて鬼だった夫婦の子孫が、今もなお宿坊を営んでいるということに、驚きと感動を覚えました。
五鬼助さんは、毎週土日、大阪から前鬼に通われているのですね。tsuboさんから、五鬼助さんのお話をお聞きして、
ご先祖様の意志を継ぎ、小仲坊を守られている五鬼助さんのお志に、あらためて感銘を受けました。
前鬼は熊野修験の奥駈で太古の辻から下った時、膝が痛くて皆から遅れたときに行者さんやお仲間の方が一緒に歩いてくださってたどり着いた場所です。行者堂で勤行した時涙が溢れました。山に登らせていただいたという気持ちになりました。山に、人に感謝の気持ちでいっぱいになりました。山に対して謙虚な気持ちになりました。登山を再開した私にとって原点になる場所です。
五鬼助さんは子供の頃は前鬼で育って、山越えで学校に通ったそうです。でも、宿坊だけでは経済的にやっていけないので大阪に出て仕事をしながら週末に前鬼に通う形になったそうです。
息子さんが後をついでくれるというお話です。
6月4日は、少し前の天気予報では雨でしたが、好転し、見事に晴れ渡りましたね。
奉納祭では、1612年に別のお寺に奉納され、明治に入った時の廃仏毀釈で前鬼の行者堂に隠されていた?梵鐘が、
160年ぶりに突かれたのですね。
お寺の鐘は、戦争に使われたという歴史も。第二次世界大戦時には、おびただしい数の梵鐘が兵器になったそうです。
人びとの平安を願う鐘の音。大峰の山に鳴り響いた鐘の音は、風に乗り、世界に広がっていったと思います。
三重は雨ででオフ会が延期になったらいいのにとも思いましたが・・・
オフ会はまたの機会に参加させていただきます。オフ会もお天気でよかったです。
初めに梵鐘が奉納されたお寺は無くなったそうです。
この梵鐘を作った久怡が作った梵鐘は他には滋賀県多賀町の光遍寺にあるそうですが、それも転々としてそのお寺に買われたそうですが、今では無住のお寺になり、本堂の軒下でお休みとのこと。
もう一つは伊賀上野の勝因寺にあって、立派な鐘楼に収まってつき続けられているそうです。
tsuboさんと、前鬼、五鬼助さんは、かけがえのないご縁で繋がれているのですね。
おふたりが並んだお写真が物語っています。tsuboさん、ほんとうに素敵な笑顔をされています。
「この前鬼という場所が、五鬼助さんが大好きだ」
まっすぐなお言葉、胸が震えました。
五鬼助さんあっての前鬼であり釈迦ヶ岳であり大峰だと思います。
御病気でしばらく前鬼に来られなかった期間もあったそうですが、いつまでもお元気で前鬼に通ってきてほしいものです。
五鬼助さんがお元気な限り、私の前鬼通いは続きます。
梵鐘の音、私のこころにも鳴り響いています。凄惨を極める戦争が一刻も早く終結することを強く願います。合掌。
本当にね。
世界が平和になって、皆の心に梵鐘の音が響くような安らかな日々を過ごせることをお祈りします。
合掌
tsubo