【日 付】2021年2月28日(日)
【山 域】奥美濃
【コース】坂内スキー場駐車場 6:05---8:50JCTピーク---10:35蕎麦粒山---11:55 JCTピーク---13:50湧谷山---14:50坂内スキー場駐車場
【メンバー】単独
徳山村の西谷を舞台にした映画「ふるさと」、西谷の門入集落の廣瀬ゆきえさんの一生を綴った「ホハレ峠」はともに好きな作品だ。以前より気になっていた蕎麦粒山とからめて徳山村を感じられる山行になればと湧谷山まで周回することにした。
坂内道の駅でトイレをすますと中野さんにバッタリと出会う。山スキーをしに湧谷山に登るとのこと。坂内スキー場の駐車場で準備をして出発しようとしていたら、中野・ミルク御夫妻の車が入ってきて立ち話。2週連続で、登山口で会うのもビックリだが、両方とも私たち以外の人はいない。ヤブメンの頭の中には、何か特殊なDNAが埋め込まれているのかもしれない。
夜が明けだした林道を30分歩き二股の渡渉地点に着いた。堰堤工事をしているので林道は除雪されており重機も置かれている。大谷川の渡渉用に厚手のビニール袋を持ってきた。場所を探していると、大きな岩が等間隔で並んでおりここを歩いて難なく渡渉。
取りつく尾根は雪が溶けており地肌が見えている。九十九折に雪が残っていて杣道があるようなのでこれをたどる。植林の境目を進みながら取りつきの急な尾根芯を巻くようにつけられている。ツガの大木が出始めると植林が終わる。ヤブ尾根を進んでいくが、雪が緩んでいて歩きにくい。尾根が広がってくるとブナの疎林となり黒津山や五蛇池の山容が見えてきた。ブナの根元の雪は溶けており春の装いだ。
スノーシューをつけ、JCTピークに向かっていると蕎麦粒山が見えだした。登った尾根は839標高点の上部で南東に分かれ二股につながる尾根で、テープもあるのでバリルートとして使われているようだ。JCTピークからは蕎麦粒のピラミッドが正面に見える。
ここからP1075までは、雪庇が崩れはじめているものの尾根も広くスノーシューで雪庇上を快適に歩ける。尾根が広がった部分は二重山稜になっていて心が包み込まれる癒しの空間だ。
コルまで下り、その先を見ると雪庇が昇り竜のように山を駆け上がっている。雪はグダグダで、表面が滑る。痩せ尾根の急傾斜をスノーシューで登るのは難しいので、こでアイゼンにはき替える。アイゼンをけり込みながら歩くが微妙な感じで、効いているのかいないのかわからない。とりあえず慎重に進んでいくしかない。雪が溶けてヤブが出ている所は雪庇の反対側の急斜面につけられた道を歩く。
雪庇の尾根をいくつかやり過ごすと、これまで見えてなかった小蕎麦粒が眼下に見える。この先に続く雪庇の先が蕎麦粒山の山頂のようだ。案の定、山頂は雪庇の斜面になっていた。
山頂の真下が門入集落でストレートに見える。小蕎麦粒山につながる稜線から目を上げれば能郷白山・冠山といった奥美濃の山々が白い巨体を横たえている。目を移すと土倉岳から金糞岳といった湖北の山々が目に留まる。
門入の人達が医者にかかるためにはホハレ峠を越えて道の駅のある坂内村の広瀬まで行ったようだ。養蚕の盛んな時代には、ホハレ峠から川上に出て広瀬浅又から金糞岳の鳥越峠を越えて高山まで一日かけて繭を運んだそうだ。金糞岳の登山口になる高山キャンプ場のある集落で、三味線や琴糸などの特殊生糸を作る一大産地だった。廣瀬ゆきえさんも14歳の時に、夜中の1時に門入を発ってこの道を歩いている。こんなことを思っていると、知らず知らずのうちに金糞岳に目が行ってしまう。
来た道をもどりスノーシューをデポしていたコルでアイゼンからはき替える。JCTピークあたりまでは快適だったが、雪庇のくさり具合はここからの方がひどい。雪庇を歩くよりもヤブ道を歩いている方が多いぐらいだ。おまけにあまり歩かれていないようでヤブもひどい。
湧谷山までは長い道のりだが、展望は良く全部見えている。蕎麦粒山・五蛇池山・黒津山の3ショットや着実に近づいてくる湧谷山に励まされながら歩いていく。斜面では雪がくさっているのでけり込みながら登っていく。二人組が立っている丘が頂上だった。昼食休憩も含めて2時間でJCTピークから来れたら御の字だろう。
スノー衆で撤退してたどり着けなかった所だ。中野さんと別れてから初めて会う人で、立ち話をする。湧谷山には8人ぐらいが今日登ったようで、トレースはばっちりだ。雪はくさるばかりで、スノーシューを早めに脱いでツボ足で下った。丁子山からは中野さんのシュプールが残っていた。
春山のようなグズグズの雪には悩まされたが、徳山に思いをはせながら稜線歩き楽しめて楽しい一日だった。
【奥美濃】蕎麦粒は春の装い 蕎麦粒山・湧谷山周回
フォーラムルール
新規トピックは文頭に以下のテンプレートをなるべく使ってください。
【 日 付 】
【 山 域 】
【メンバー】
【 天 候 】
【 ルート 】
※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
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【 天 候 】
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※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
Re: 【奥美濃】蕎麦粒は春の装い 蕎麦粒山・湧谷山周回
わりなしさん、こんにちは
蕎麦粒岳は4年前の3月25日に挑戦したことがあります。その時に朝と下山時にSさん夫婦に会いました。どこに行くのかと尋ねるとアラクラ、五蛇池、蕎麦粒を周回する予定と言われるのでその時はまさかと思いました。下山時に林道で休んでいると周回してきたSさん達に追いつかれました。
夜が明けだした林道を30分歩き二股の渡渉地点に着いた。堰堤工事をしているので林道は除雪されており重機も置かれている。大谷川の渡渉用に厚手のビニール袋を持ってきた。場所を探していると、大きな岩が等間隔で並んでおりここを歩いて難なく渡渉。
私が行ったときは手製の橋が掛けられていて問題なく渡れたのですが、最近は橋もないとのことでしたので、渡渉がネックでした。
なるほど厚手のビニール袋で何とかなるもんだ
コルまで下り、その先を見ると雪庇が昇り竜のように山を駆け上がっている。雪はグダグダで、表面が滑る。痩せ尾根の急傾斜をスノーシューで登るのは難しいので、こでアイゼンにはき替える。アイゼンをけり込みながら歩くが微妙な感じで、効いているのかいないのかわからない。とりあえず慎重に進んでいくしかない。雪が溶けてヤブが出ている所は雪庇の反対側の急斜面につけられた道を歩く
その前に確か岩場があって、スノーシューを履いてはとても登れなかったので、とりあえず脱いでツボ足で行きましたが、この竜がうねるような雪庇にビビッてここで敗退してしまいました。
雪庇の尾根をいくつかやり過ごすと、これまで見えてなかった小蕎麦粒が眼下に見える。この先に続く雪庇の先が蕎麦粒山の山頂のようだ。案の定、山頂は雪庇の斜面になっていた。
山頂の真下が門入集落でストレートに見える。小蕎麦粒山につながる稜線から目を上げれば能郷白山・冠山といった奥美濃の山々が白い巨体を横たえている。目を移すと土倉岳から金糞岳といった湖北の山々が目に留まる。
ああ、ここまで行けたらな~ととても残念んな気持ちでした。
せめてアイゼンを持っていれば雪の状態は良かったのできっと行けたと思います。
門入の人達が医者にかかるためにはホハレ峠を越えて道の駅のある坂内村の広瀬まで行ったようだ。養蚕の盛んな時代には、ホハレ峠から川上に出て広瀬浅又から金糞岳の鳥越峠を越えて高山まで一日かけて繭を運んだそうだ。金糞岳の登山口になる高山キャンプ場のある集落で、三味線や琴糸などの特殊生糸を作る一大産地だった。廣瀬ゆきえさんも14歳の時に、夜中の1時に門入を発ってこの道を歩いている。こんなことを思っていると、知らず知らずのうちに金糞岳に目が行ってしまう。
ホハレ峠から高山まで一日でですか~信じられません(>_<)
オリンピックレベルですね
湧谷山までは長い道のりだが、展望は良く全部見えている。蕎麦粒山・五蛇池山・黒津山の3ショットや着実に近づいてくる湧谷山に励まされながら歩いていく。斜面では雪がくさっているのでけり込みながら登っていく。二人組が立っている丘が頂上だった。昼食休憩も含めて2時間でJCTピークから来れたら御の字だろう。
湧谷山まで初志貫徹ですね。お疲れ様でした。
宮指路
蕎麦粒岳は4年前の3月25日に挑戦したことがあります。その時に朝と下山時にSさん夫婦に会いました。どこに行くのかと尋ねるとアラクラ、五蛇池、蕎麦粒を周回する予定と言われるのでその時はまさかと思いました。下山時に林道で休んでいると周回してきたSさん達に追いつかれました。
夜が明けだした林道を30分歩き二股の渡渉地点に着いた。堰堤工事をしているので林道は除雪されており重機も置かれている。大谷川の渡渉用に厚手のビニール袋を持ってきた。場所を探していると、大きな岩が等間隔で並んでおりここを歩いて難なく渡渉。
私が行ったときは手製の橋が掛けられていて問題なく渡れたのですが、最近は橋もないとのことでしたので、渡渉がネックでした。
なるほど厚手のビニール袋で何とかなるもんだ
コルまで下り、その先を見ると雪庇が昇り竜のように山を駆け上がっている。雪はグダグダで、表面が滑る。痩せ尾根の急傾斜をスノーシューで登るのは難しいので、こでアイゼンにはき替える。アイゼンをけり込みながら歩くが微妙な感じで、効いているのかいないのかわからない。とりあえず慎重に進んでいくしかない。雪が溶けてヤブが出ている所は雪庇の反対側の急斜面につけられた道を歩く
その前に確か岩場があって、スノーシューを履いてはとても登れなかったので、とりあえず脱いでツボ足で行きましたが、この竜がうねるような雪庇にビビッてここで敗退してしまいました。
雪庇の尾根をいくつかやり過ごすと、これまで見えてなかった小蕎麦粒が眼下に見える。この先に続く雪庇の先が蕎麦粒山の山頂のようだ。案の定、山頂は雪庇の斜面になっていた。
山頂の真下が門入集落でストレートに見える。小蕎麦粒山につながる稜線から目を上げれば能郷白山・冠山といった奥美濃の山々が白い巨体を横たえている。目を移すと土倉岳から金糞岳といった湖北の山々が目に留まる。
ああ、ここまで行けたらな~ととても残念んな気持ちでした。
せめてアイゼンを持っていれば雪の状態は良かったのできっと行けたと思います。
門入の人達が医者にかかるためにはホハレ峠を越えて道の駅のある坂内村の広瀬まで行ったようだ。養蚕の盛んな時代には、ホハレ峠から川上に出て広瀬浅又から金糞岳の鳥越峠を越えて高山まで一日かけて繭を運んだそうだ。金糞岳の登山口になる高山キャンプ場のある集落で、三味線や琴糸などの特殊生糸を作る一大産地だった。廣瀬ゆきえさんも14歳の時に、夜中の1時に門入を発ってこの道を歩いている。こんなことを思っていると、知らず知らずのうちに金糞岳に目が行ってしまう。
ホハレ峠から高山まで一日でですか~信じられません(>_<)
オリンピックレベルですね
湧谷山までは長い道のりだが、展望は良く全部見えている。蕎麦粒山・五蛇池山・黒津山の3ショットや着実に近づいてくる湧谷山に励まされながら歩いていく。斜面では雪がくさっているのでけり込みながら登っていく。二人組が立っている丘が頂上だった。昼食休憩も含めて2時間でJCTピークから来れたら御の字だろう。
湧谷山まで初志貫徹ですね。お疲れ様でした。
宮指路
Re: 【奥美濃】蕎麦粒は春の装い 蕎麦粒山・湧谷山周回
おはようございます、宮指路さん。
お久しぶりです。
夜が明けだした林道を30分歩き二股の渡渉地点に着いた。堰堤工事をしているので林道は除雪されており重機も置かれている。大谷川の渡渉用に厚手のビニール袋を持ってきた。場所を探していると、大きな岩が等間隔で並んでおりここを歩いて難なく渡渉。
私が行ったときは手製の橋が掛けられていて問題なく渡れたのですが、最近は橋もないとのことでしたので、渡渉がネックでした。
なるほど厚手のビニール袋で何とかなるもんだ
橋があったんだ。
この日の水量なら厚手のビニール袋でなんとかなりそうでした。
飛び石の大きな岩を使えばビニール袋は不要です。
ただ、堰堤工事中なので平日は通れる場所は限られるように思います。
コルまで下り、その先を見ると雪庇が昇り竜のように山を駆け上がっている。雪はグダグダで、表面が滑る。痩せ尾根の急傾斜をスノーシューで登るのは難しいので、こでアイゼンにはき替える。アイゼンをけり込みながら歩くが微妙な感じで、効いているのかいないのかわからない。とりあえず慎重に進んでいくしかない。雪が溶けてヤブが出ている所は雪庇の反対側の急斜面につけられた道を歩く
その前に確か岩場があって、スノーシューを履いてはとても登れなかったので、とりあえず脱いでツボ足で行きましたが、この竜がうねるような雪庇にビビッてここで敗退してしまいました。
シャクナゲの岩場ですね。
スノーシューでシャクナゲを踏んで巻きました。
確かに竜の雪庇は迫力ありますね。
アイゼンが無ければ躊躇します。
雪庇の尾根をいくつかやり過ごすと、これまで見えてなかった小蕎麦粒が眼下に見える。この先に続く雪庇の先が蕎麦粒山の山頂のようだ。案の定、山頂は雪庇の斜面になっていた。
山頂の真下が門入集落でストレートに見える。小蕎麦粒山につながる稜線から目を上げれば能郷白山・冠山といった奥美濃の山々が白い巨体を横たえている。目を移すと土倉岳から金糞岳といった湖北の山々が目に留まる。
ああ、ここまで行けたらな~ととても残念んな気持ちでした。
せめてアイゼンを持っていれば雪の状態は良かったのできっと行けたと思います。
残念でしたね。
この日は暖かかったのでスッキリ見える感じではありませんでしたが
すばらしい眺望です。
宮指路さんもアラクラ~黒津山~天狗山の周回に行かれてるじゃないですかあ。
門入の人達が医者にかかるためにはホハレ峠を越えて道の駅のある坂内村の広瀬まで行ったようだ。養蚕の盛んな時代には、ホハレ峠から川上に出て広瀬浅又から金糞岳の鳥越峠を越えて高山まで一日かけて繭を運んだそうだ。金糞岳の登山口になる高山キャンプ場のある集落で、三味線や琴糸などの特殊生糸を作る一大産地だった。廣瀬ゆきえさんも14歳の時に、夜中の1時に門入を発ってこの道を歩いている。こんなことを思っていると、知らず知らずのうちに金糞岳に目が行ってしまう。
ホハレ峠から高山まで一日でですか~信じられません(>_<)
オリンピックレベルですね
繭だけではなく徳山で切り出した栃板を担いで運んでいたようです。
ボッカという名で、仕事として成立していたそうです。
門入からホハレ峠・坂内から鳥越峠を越えて高山まですから
恐れ入ります。
湧谷山までは長い道のりだが、展望は良く全部見えている。蕎麦粒山・五蛇池山・黒津山の3ショットや着実に近づいてくる湧谷山に励まされながら歩いていく。斜面では雪がくさっているのでけり込みながら登っていく。二人組が立っている丘が頂上だった。昼食休憩も含めて2時間でJCTピークから来れたら御の字だろう。
湧谷山まで初志貫徹ですね。お疲れ様でした。
コメントありがとうございました。
シーズンはじめは期待していましたが
思ったよりも春が来るのが早そうです。
お久しぶりです。
夜が明けだした林道を30分歩き二股の渡渉地点に着いた。堰堤工事をしているので林道は除雪されており重機も置かれている。大谷川の渡渉用に厚手のビニール袋を持ってきた。場所を探していると、大きな岩が等間隔で並んでおりここを歩いて難なく渡渉。
私が行ったときは手製の橋が掛けられていて問題なく渡れたのですが、最近は橋もないとのことでしたので、渡渉がネックでした。
なるほど厚手のビニール袋で何とかなるもんだ
橋があったんだ。
この日の水量なら厚手のビニール袋でなんとかなりそうでした。
飛び石の大きな岩を使えばビニール袋は不要です。
ただ、堰堤工事中なので平日は通れる場所は限られるように思います。
コルまで下り、その先を見ると雪庇が昇り竜のように山を駆け上がっている。雪はグダグダで、表面が滑る。痩せ尾根の急傾斜をスノーシューで登るのは難しいので、こでアイゼンにはき替える。アイゼンをけり込みながら歩くが微妙な感じで、効いているのかいないのかわからない。とりあえず慎重に進んでいくしかない。雪が溶けてヤブが出ている所は雪庇の反対側の急斜面につけられた道を歩く
その前に確か岩場があって、スノーシューを履いてはとても登れなかったので、とりあえず脱いでツボ足で行きましたが、この竜がうねるような雪庇にビビッてここで敗退してしまいました。
シャクナゲの岩場ですね。
スノーシューでシャクナゲを踏んで巻きました。
確かに竜の雪庇は迫力ありますね。
アイゼンが無ければ躊躇します。
雪庇の尾根をいくつかやり過ごすと、これまで見えてなかった小蕎麦粒が眼下に見える。この先に続く雪庇の先が蕎麦粒山の山頂のようだ。案の定、山頂は雪庇の斜面になっていた。
山頂の真下が門入集落でストレートに見える。小蕎麦粒山につながる稜線から目を上げれば能郷白山・冠山といった奥美濃の山々が白い巨体を横たえている。目を移すと土倉岳から金糞岳といった湖北の山々が目に留まる。
ああ、ここまで行けたらな~ととても残念んな気持ちでした。
せめてアイゼンを持っていれば雪の状態は良かったのできっと行けたと思います。
残念でしたね。
この日は暖かかったのでスッキリ見える感じではありませんでしたが
すばらしい眺望です。
宮指路さんもアラクラ~黒津山~天狗山の周回に行かれてるじゃないですかあ。
門入の人達が医者にかかるためにはホハレ峠を越えて道の駅のある坂内村の広瀬まで行ったようだ。養蚕の盛んな時代には、ホハレ峠から川上に出て広瀬浅又から金糞岳の鳥越峠を越えて高山まで一日かけて繭を運んだそうだ。金糞岳の登山口になる高山キャンプ場のある集落で、三味線や琴糸などの特殊生糸を作る一大産地だった。廣瀬ゆきえさんも14歳の時に、夜中の1時に門入を発ってこの道を歩いている。こんなことを思っていると、知らず知らずのうちに金糞岳に目が行ってしまう。
ホハレ峠から高山まで一日でですか~信じられません(>_<)
オリンピックレベルですね
繭だけではなく徳山で切り出した栃板を担いで運んでいたようです。
ボッカという名で、仕事として成立していたそうです。
門入からホハレ峠・坂内から鳥越峠を越えて高山まですから
恐れ入ります。
湧谷山までは長い道のりだが、展望は良く全部見えている。蕎麦粒山・五蛇池山・黒津山の3ショットや着実に近づいてくる湧谷山に励まされながら歩いていく。斜面では雪がくさっているのでけり込みながら登っていく。二人組が立っている丘が頂上だった。昼食休憩も含めて2時間でJCTピークから来れたら御の字だろう。
湧谷山まで初志貫徹ですね。お疲れ様でした。
コメントありがとうございました。
シーズンはじめは期待していましたが
思ったよりも春が来るのが早そうです。
Re: 【奥美濃】蕎麦粒は春の装い 蕎麦粒山・湧谷山周回
わりばし大将、こんにちは!
割り箸割ってお蕎麦定食でしたか(^_-)
門入からはホハレ、鳥越、または八草の大峠を越えて近江の国へ向かったんですね。坂内はその中間点で、休憩地点だったのでしょう。
湧谷山~丁字山、そのうち行ってみよう! もちろん蕎麦粒山はパスしてですが(^_-)
~びわ爺
割り箸割ってお蕎麦定食でしたか(^_-)
このルートは通ったことないなあ…。スキー場跡に駐車場所あるんですね?JCTピーク---13:50湧谷山---14:50坂内スキー場駐車場
嗅覚かテレパシーか? それともポケモン聖地か!坂内道の駅でトイレをすますと中野さんにバッタリと出会う。山スキーをしに湧谷山に登るとのこと。
以前、仮橋(板)が架かっていましたが、その台石かも?大谷川の渡渉用に厚手のビニール袋を持ってきた。場所を探していると、大きな岩が等間隔で並んでおりここを歩いて難なく渡渉。
昨夏、ホハレ峠からの尾根で蕎麦粒山ピストンしましたが、JCT(1000m)からは頭までのササの中の掘割道で、雪が被さったらどうなるんやろ?と思いながら・1075ピークに向かいました。ここからP1075までは、雪庇が崩れはじめているものの尾根も広くスノーシューで雪庇上を快適に歩ける。尾根が広がった部分は二重山稜になっていて心が包み込まれる癒しの空間だ。
雪がない時期はヤブっぽい踏み跡を登ります。急ですがなんとか進めました。コルまで下り、その先を見ると雪庇が昇り竜のように山を駆け上がっている。
ここまで来れば傾斜も緩みあと少し。昨夏はガスで何も見えませんでしたが…(゜o゜)雪庇の尾根をいくつかやり過ごすと、これまで見えてなかった小蕎麦粒が眼下に見える。この先に続く雪庇の先が蕎麦粒山の山頂のようだ。案の定、山頂は雪庇の斜面になっていた。
蕎麦粒山と金糞岳、峠を越える人々の目印だったんでしょうか?門入の人達が医者にかかるためにはホハレ峠を越えて道の駅のある坂内村の広瀬まで行ったようだ。養蚕の盛んな時代には、ホハレ峠から川上に出て広瀬浅又から金糞岳の鳥越峠を越えて高山まで一日かけて繭を運んだそうだ。
門入からはホハレ、鳥越、または八草の大峠を越えて近江の国へ向かったんですね。坂内はその中間点で、休憩地点だったのでしょう。
一応踏み跡はありました。JCTから間違って左に進み、坂内へ下りかけましたけど。雪庇を歩くよりもヤブ道を歩いている方が多いぐらいだ。おまけにあまり歩かれていないようでヤブもひどい。
5,6回はアップダウンがありますね。私にはランチ抜きで2時間くらいかなあ…。湧谷山までは長い道のりだが、展望は良く全部見えている。蕎麦粒山・五蛇池山・黒津山の3ショットや着実に近づいてくる湧谷山に励まされながら歩いていく。
湧谷山~丁字山、そのうち行ってみよう! もちろん蕎麦粒山はパスしてですが(^_-)
~びわ爺
Re: 【奥美濃】蕎麦粒は春の装い 蕎麦粒山・湧谷山周回
わりばしさん、こんにちは。
この日は湧谷山にするかトガスにするか迷ってましたが、スキーで下りやすそうなトガスにしました。湧谷山にいってたらヤブコギ大集合になったかな。でも朝の6時では間に合わんワ。前夜泊でもしましたの?
大谷川の渡渉用に厚手のビニール袋を持ってきた。
それでうまく渡れましたか。雪解け水が増えるとちょっと厳しいかな。林道は4月ごろまで奥へ入れないのですが、今年はチャンスだな。
登った尾根は839標高点の上部で南東に分かれ二股につながる尾根で、テープもあるのでバリルートとして使ているようだ。
何度も使っている尾根ですが、アラクラから大周回した時に間違えて東尾根に入り込んだことがあります。大周回を殆ど終えて木が緩んでいたところもありますが、最後まで気を抜いちゃだめですね。
ここからP1075までは、雪庇が崩れはじめているものの尾根も広くスノーシューで雪庇上を快適に歩ける。尾根が広がった部分は二重山稜になっていて心が包み込まれる癒しの空間だ。
ブナと雪庇の回廊。スノトレするには絶好のところです。
コルまで下り、その先を見ると雪庇が昇り竜のように山を駆け上がっている。雪はグダグダで、表面が滑る。
今年は2月から気温が随分上がって3月、4月ごろとあまり変わらない感じです。でもトガスのほうは午前中ツボ足でいい感じでしたよ。
小蕎麦粒山につながる稜線から目を上げれば能郷白山・冠山といった奥美濃の山々が白い巨体を横たえている。
蕎麦粒の展望は何度行ってもいいです。美濃ワールドのど真ん中から見渡す360度の大展望は堪えられません。
門入、高山を結ぶシルクロードの逸話は現在では信じがたいものです。女工哀史の「ああ、野麦峠」も真っ青だ。
栃板というのはお琴にする板のことですか。一度に何枚も運んだら結構な重さになりそうです。
蕎麦粒山・五蛇池山・黒津山の3ショットや
トガスからも見えていましたよ。私も自分が歩いたところに思いをはせていました。
グダグダ雪でもいい山旅ができましたね。それでは、またどこかで。
この日は湧谷山にするかトガスにするか迷ってましたが、スキーで下りやすそうなトガスにしました。湧谷山にいってたらヤブコギ大集合になったかな。でも朝の6時では間に合わんワ。前夜泊でもしましたの?
大谷川の渡渉用に厚手のビニール袋を持ってきた。
それでうまく渡れましたか。雪解け水が増えるとちょっと厳しいかな。林道は4月ごろまで奥へ入れないのですが、今年はチャンスだな。
登った尾根は839標高点の上部で南東に分かれ二股につながる尾根で、テープもあるのでバリルートとして使ているようだ。
何度も使っている尾根ですが、アラクラから大周回した時に間違えて東尾根に入り込んだことがあります。大周回を殆ど終えて木が緩んでいたところもありますが、最後まで気を抜いちゃだめですね。
ここからP1075までは、雪庇が崩れはじめているものの尾根も広くスノーシューで雪庇上を快適に歩ける。尾根が広がった部分は二重山稜になっていて心が包み込まれる癒しの空間だ。
ブナと雪庇の回廊。スノトレするには絶好のところです。
コルまで下り、その先を見ると雪庇が昇り竜のように山を駆け上がっている。雪はグダグダで、表面が滑る。
今年は2月から気温が随分上がって3月、4月ごろとあまり変わらない感じです。でもトガスのほうは午前中ツボ足でいい感じでしたよ。
小蕎麦粒山につながる稜線から目を上げれば能郷白山・冠山といった奥美濃の山々が白い巨体を横たえている。
蕎麦粒の展望は何度行ってもいいです。美濃ワールドのど真ん中から見渡す360度の大展望は堪えられません。
門入、高山を結ぶシルクロードの逸話は現在では信じがたいものです。女工哀史の「ああ、野麦峠」も真っ青だ。
栃板というのはお琴にする板のことですか。一度に何枚も運んだら結構な重さになりそうです。
蕎麦粒山・五蛇池山・黒津山の3ショットや
トガスからも見えていましたよ。私も自分が歩いたところに思いをはせていました。
グダグダ雪でもいい山旅ができましたね。それでは、またどこかで。
Re: 【奥美濃】蕎麦粒は春の装い 蕎麦粒山・湧谷山周回
おはようございます、biwacoさん。
堰堤工事もあって除雪されていて20台近く置けると思います。
ただし、平日は工事関係で一部使うかもしれません。
ポケモン聖地かもしれませんね。
衰退気味ですから・・・
台石かもしれませんね。
やけにきれいに上が平らな石が並んでいました。
雪のおかげで快適なスノーシュー散歩です。
このあたりは雪庇も広いので問題なしでした。
シャクナゲが出てきたりと大変です。
顔を見せてくれた道は、ヤブの中の道って感じでした。
この時期、頂上付近には平らな所が無く斜面しかありません。
展望は最高ですが・・
この日もJCTピークに着いた時には頂上だけガスっていました。
門入からはホハレ、鳥越、または八草の大峠を越えて近江の国へ向かったんですね。坂内はその中間点で、休憩地点だったのでしょう。
そうでしょうね。
廣瀬ゆきえさんが一宮の紡績工場に働きに行くときもこの道を通り汽車に乗りました。
地図を見ていてホハレ峠の位置に違和感があったのですが、旧ホハレ峠とは場所が違いますね。
その踏み跡をスノーシューでバシバシ歩かせてもらいました。
このあたりの雪庇は歩けない状態が多かったです。
湧谷山~丁字山、そのうち行ってみよう! もちろん蕎麦粒山はパスしてですが(^_-)
展望がきくとアップダウンも気にならないのですが・・
堰堤工事で除雪が早いので、このあたりは狙い目かもしれません。
このルートは通ったことないなあ…。スキー場跡に駐車場所あるんですね?JCTピーク---13:50湧谷山---14:50坂内スキー場駐車場
堰堤工事もあって除雪されていて20台近く置けると思います。
ただし、平日は工事関係で一部使うかもしれません。
嗅覚かテレパシーか? それともポケモン聖地か!坂内道の駅でトイレをすますと中野さんにバッタリと出会う。山スキーをしに湧谷山に登るとのこと。
ポケモン聖地かもしれませんね。
衰退気味ですから・・・
以前、仮橋(板)が架かっていましたが、その台石かも?大谷川の渡渉用に厚手のビニール袋を持ってきた。場所を探していると、大きな岩が等間隔で並んでおりここを歩いて難なく渡渉。
台石かもしれませんね。
やけにきれいに上が平らな石が並んでいました。
昨夏、ホハレ峠からの尾根で蕎麦粒山ピストンしましたが、JCT(1000m)からは頭までのササの中の掘割道で、雪が被さったらどうなるんやろ?と思いながら・1075ピークに向かいました。ここからP1075までは、雪庇が崩れはじめているものの尾根も広くスノーシューで雪庇上を快適に歩ける。尾根が広がった部分は二重山稜になっていて心が包み込まれる癒しの空間だ。
雪のおかげで快適なスノーシュー散歩です。
このあたりは雪庇も広いので問題なしでした。
雪がない時期はヤブっぽい踏み跡を登ります。急ですがなんとか進めました。コルまで下り、その先を見ると雪庇が昇り竜のように山を駆け上がっている。
シャクナゲが出てきたりと大変です。
顔を見せてくれた道は、ヤブの中の道って感じでした。
ここまで来れば傾斜も緩みあと少し。昨夏はガスで何も見えませんでしたが…(゜o゜)雪庇の尾根をいくつかやり過ごすと、これまで見えてなかった小蕎麦粒が眼下に見える。この先に続く雪庇の先が蕎麦粒山の山頂のようだ。案の定、山頂は雪庇の斜面になっていた。
この時期、頂上付近には平らな所が無く斜面しかありません。
展望は最高ですが・・
この日もJCTピークに着いた時には頂上だけガスっていました。
蕎麦粒山と金糞岳、峠を越える人々の目印だったんでしょうか?門入の人達が医者にかかるためにはホハレ峠を越えて道の駅のある坂内村の広瀬まで行ったようだ。養蚕の盛んな時代には、ホハレ峠から川上に出て広瀬浅又から金糞岳の鳥越峠を越えて高山まで一日かけて繭を運んだそうだ。
門入からはホハレ、鳥越、または八草の大峠を越えて近江の国へ向かったんですね。坂内はその中間点で、休憩地点だったのでしょう。
そうでしょうね。
廣瀬ゆきえさんが一宮の紡績工場に働きに行くときもこの道を通り汽車に乗りました。
地図を見ていてホハレ峠の位置に違和感があったのですが、旧ホハレ峠とは場所が違いますね。
一応踏み跡はありました。JCTから間違って左に進み、坂内へ下りかけましたけど。雪庇を歩くよりもヤブ道を歩いている方が多いぐらいだ。おまけにあまり歩かれていないようでヤブもひどい。
その踏み跡をスノーシューでバシバシ歩かせてもらいました。
このあたりの雪庇は歩けない状態が多かったです。
5,6回はアップダウンがありますね。私にはランチ抜きで2時間くらいかなあ…。湧谷山までは長い道のりだが、展望は良く全部見えている。蕎麦粒山・五蛇池山・黒津山の3ショットや着実に近づいてくる湧谷山に励まされながら歩いていく。
湧谷山~丁字山、そのうち行ってみよう! もちろん蕎麦粒山はパスしてですが(^_-)
展望がきくとアップダウンも気にならないのですが・・
堰堤工事で除雪が早いので、このあたりは狙い目かもしれません。
Re: 【奥美濃】蕎麦粒は春の装い 蕎麦粒山・湧谷山周回
おはようございます、skywalkeさん。
この日は湧谷山にするかトガスにするか迷ってましたが、スキーで下りやすそうなトガスにしました。湧谷山にいってたらヤブコギ大集合になったかな。でも朝の6時では間に合わんワ。前夜泊でもしましたの?
3時半に家を出ました。
ほとんど人に会わないにもかかわらず、ヤブメンの遭遇率は極めて高いです。
同じDNAを持っているのでしょう。
大谷川の渡渉用に厚手のビニール袋を持ってきた。
それでうまく渡れましたか。雪解け水が増えるとちょっと厳しいかな。林道は4月ごろまで奥へ入れないのですが、今年はチャンスだな。
簡易橋跡の置石が並んでいたので、これを使いました。
登った尾根は839標高点の上部で南東に分かれ二股につながる尾根で、テープもあるのでバリルートとして使ているようだ。
何度も使っている尾根ですが、アラクラから大周回した時に間違えて東尾根に入り込んだことがあります。大周回を殆ど終えて木が緩んでいたところもありますが、最後まで気を抜いちゃだめですね。
もう末端では雪も無くなってきているので、間違えるとドロドロの下りになってしまいます。
下山ポイントは、間違うと苦労しますからね。
ここからP1075までは、雪庇が崩れはじめているものの尾根も広くスノーシューで雪庇上を快適に歩ける。尾根が広がった部分は二重山稜になっていて心が包み込まれる癒しの空間だ。
ブナと雪庇の回廊。スノトレするには絶好のところです。
もう少し雪がしまってくれると最高なのですが
下りでは滑りだすと止まらず
上りはキックステップという感じでした。
コルまで下り、その先を見ると雪庇が昇り竜のように山を駆け上がっている。雪はグダグダで、表面が滑る。
今年は2月から気温が随分上がって3月、4月ごろとあまり変わらない感じです。でもトガスのほうは午前中ツボ足でいい感じでしたよ。
へえ~トガスはいい感じでしたか。
気温が違うのかな?
小蕎麦粒山につながる稜線から目を上げれば能郷白山・冠山といった奥美濃の山々が白い巨体を横たえている。
蕎麦粒の展望は何度行ってもいいです。美濃ワールドのど真ん中から見渡す360度の大展望は堪えられません。
門入、高山を結ぶシルクロードの逸話は現在では信じがたいものです。女工哀史の「ああ、野麦峠」も真っ青だ。
栃板というのはお琴にする板のことですか。一度に何枚も運んだら結構な重さになりそうです。
栃板は何に使ったんでしょうね?
廣瀬ゆきえさんが覚えていた栃板を運ぶ「ボッカの大男」(6尺)の末裔を探しに高山に行ったそうです。
たまたま息子さんに会うと180cmあり、親父さんもそれぐらいあったようで。
嘘みたいな話ですが、実話です。
蕎麦粒山・五蛇池山・黒津山の3ショットや
トガスからも見えていましたよ。私も自分が歩いたところに思いをはせていました。
グダグダ雪でもいい山旅ができましたね。それでは、またどこかで。
ヤブメンの思いは知らないうちに交錯しているのでしょう。
これがヤブメンのDNAかもしれません。
また、どこかでお会いできるでしょう。
この日は湧谷山にするかトガスにするか迷ってましたが、スキーで下りやすそうなトガスにしました。湧谷山にいってたらヤブコギ大集合になったかな。でも朝の6時では間に合わんワ。前夜泊でもしましたの?
3時半に家を出ました。
ほとんど人に会わないにもかかわらず、ヤブメンの遭遇率は極めて高いです。
同じDNAを持っているのでしょう。
大谷川の渡渉用に厚手のビニール袋を持ってきた。
それでうまく渡れましたか。雪解け水が増えるとちょっと厳しいかな。林道は4月ごろまで奥へ入れないのですが、今年はチャンスだな。
簡易橋跡の置石が並んでいたので、これを使いました。
登った尾根は839標高点の上部で南東に分かれ二股につながる尾根で、テープもあるのでバリルートとして使ているようだ。
何度も使っている尾根ですが、アラクラから大周回した時に間違えて東尾根に入り込んだことがあります。大周回を殆ど終えて木が緩んでいたところもありますが、最後まで気を抜いちゃだめですね。
もう末端では雪も無くなってきているので、間違えるとドロドロの下りになってしまいます。
下山ポイントは、間違うと苦労しますからね。
ここからP1075までは、雪庇が崩れはじめているものの尾根も広くスノーシューで雪庇上を快適に歩ける。尾根が広がった部分は二重山稜になっていて心が包み込まれる癒しの空間だ。
ブナと雪庇の回廊。スノトレするには絶好のところです。
もう少し雪がしまってくれると最高なのですが
下りでは滑りだすと止まらず
上りはキックステップという感じでした。
コルまで下り、その先を見ると雪庇が昇り竜のように山を駆け上がっている。雪はグダグダで、表面が滑る。
今年は2月から気温が随分上がって3月、4月ごろとあまり変わらない感じです。でもトガスのほうは午前中ツボ足でいい感じでしたよ。
へえ~トガスはいい感じでしたか。
気温が違うのかな?
小蕎麦粒山につながる稜線から目を上げれば能郷白山・冠山といった奥美濃の山々が白い巨体を横たえている。
蕎麦粒の展望は何度行ってもいいです。美濃ワールドのど真ん中から見渡す360度の大展望は堪えられません。
門入、高山を結ぶシルクロードの逸話は現在では信じがたいものです。女工哀史の「ああ、野麦峠」も真っ青だ。
栃板というのはお琴にする板のことですか。一度に何枚も運んだら結構な重さになりそうです。
栃板は何に使ったんでしょうね?
廣瀬ゆきえさんが覚えていた栃板を運ぶ「ボッカの大男」(6尺)の末裔を探しに高山に行ったそうです。
たまたま息子さんに会うと180cmあり、親父さんもそれぐらいあったようで。
嘘みたいな話ですが、実話です。
蕎麦粒山・五蛇池山・黒津山の3ショットや
トガスからも見えていましたよ。私も自分が歩いたところに思いをはせていました。
グダグダ雪でもいい山旅ができましたね。それでは、またどこかで。
ヤブメンの思いは知らないうちに交錯しているのでしょう。
これがヤブメンのDNAかもしれません。
また、どこかでお会いできるでしょう。