富士見台

山行記、山の思い出、限定
フォーラムルール
新規トピックは文頭に以下のテンプレートをなるべく使ってください。
【 日 付 】
【 山 域 】 
【メンバー】
【 天 候 】
【 ルート 】
※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
返信する
六右衛門(YaS)
記事: 159
登録日時: 2011年5月11日(水) 20:34
お住まい: 大阪府三島郡島本町山崎
連絡する:

富士見台

投稿記事 by 六右衛門(YaS) »

【 日 付 】  2012.5.20(日)〜21(月)
【 山 域 】  中ア 富士見台
【メンバー】 六右衛門、T氏
【 天 候 】  晴れ
【 ルート 】  20日:治部坂6:25〜9:00大川入山9:50〜12:10治部坂〜昼神温泉〜神坂峠・萬岳荘
       21日:萬岳荘6:35~6:55富士見台7:45~8:10萬岳荘〜(車)~中津川・すや・はざま酒造~中津川IC~以下略

 山上で金環食を見ようという発想で、さてどこがいいだろうと考えた。九州南部は遠いし、石鎚は微妙に金環食にならないかも。大台は雨が多いし、そうだ!富士見台だ。ということで決定したのだ。またこの時期南海上には梅雨前線があるので、なるべく北の方が晴れる確率が高いのではということもあった。

 会社を休んでわざわざ広島からやって来たT氏とともに、中津川から神坂峠に車で登山し、萬岳荘に宿泊した。ここは百名山の深田久弥氏が恵那山から降りてきて宿泊した由緒ある宿である。標高は1570mもあり、背後の富士見台1739mまでは170mしかない。

 昨日の夕刻には黒い雲が出ていて、天気予報は曇、降水確率は30%だったので、もうやけくそで酒をかっくらっていたが、朝起きてみると何とからりと晴れているではないか?気温は5℃、ゆっくりコーヒーを沸かし、朝食を摂って勇躍出発!観測グラスを取り出すともう右上が欠けていた。金環食を見るのにこんなにいい天気に恵まれるとは!

 恵那山は舟を伏せた形で佇んでいるし、右下に小さく尖っているのは剣先(1417m)か。
恵那山のゆるやかな稜線
恵那山のゆるやかな稜線
 北側には御嶽が残雪を豊富に残して神々しいまでに美しい姿を見せている。(乗鞍岳も何とか見える。穂高は見えません。)
御嶽が神々しい
御嶽が神々しい
中央アルプス方面は、少し雲があるけれど南駒ヶ岳・空木岳が見えてその左手に尖っているのは宝剣岳・木曽駒ヶ岳か。
ただ南アルプス方面は雲に隠れていて、富士見台なのに富士山は見えなかった。

ゆったりと歩いて20分ほどで山頂に到着した。日食ウォッチャーは約10名で、一眼レフカメラを据え付けている人やコンパクトカメラの前にフィルターをかざして撮影しようとしている人もいる。金環食になるまでまだ30分以上あるし、結構寒いのでお湯を沸かして「スティック梅こぶ茶」とした。(空身でなくガスバーナーも持ってきたのだ。)

 そして7時30分頃にとうとう来た!来た!
くっきりと金環日食となり、約3分とのことだったがあっという間に月の影が駆け抜けていった。
こんないい天気の中で、はじめから最後まで全く雲のない完璧な日食のドラマ、美しい金のRing、本当にいいものを見せていただきました。感謝、感謝。(ここぞという時は、はずさないなあ。)

 しばらく記念撮影をした後、満ち足りた気持ちで下山した。観測グラスを時々取り出しながら見るとまだ部分食である。萬岳荘のご主人に挨拶をして、山を下る。中津川の旧中仙道ぞいの「すや」本店でおみやげの「栗きんとん羊羹」を買い、「はざま酒造」で「恵那山純米吟醸」を購入して、今回の計画は完結した。

          六右衛門
グー(伊勢山上住人)
記事: 2229
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:10
連絡する:

Re: 富士見台

投稿記事 by グー(伊勢山上住人) »

六右衛門さん、こんばんは~。

会社を休んでわざわざ広島からやって来たT氏とともに、

山で金環食を見るために会社を休んじゃったの?! 六右衛門さんらしいや。

中津川から神坂峠に車で登山し、標高は1570mもあり、背後の富士見台1739mまでは170mしかない。

おいや~。これでも登山って言うのかいな。

もうやけくそで酒をかっくらっていたが、

やけくそじゃなくっても、かっくらうンでしょ。

金環食を見るのにこんなにいい天気に恵まれるとは!

私ゃ出勤時間で、玄関を出たら隣の奥さんが「ちょっと ちょっと」と観測グラスを貸してくれた。
グラスをかざして見てみるが、真っ暗けで何にも見えない。「???」
雲をすかして肉眼でちょうどの明るさの金環食でした。

はじめから最後まで全く雲のない完璧な日食のドラマ、美しい金のRing、
(ここぞという時は、はずさないなあ。)
「すや」本店でおみやげの「栗きんとん羊羹」を買い、「はざま酒造」で「恵那山純米吟醸」を購入


はい。六右衛門さんらしい山レポでした。


                         グー(伊勢山上住人)
六右衛門(YaS)
記事: 159
登録日時: 2011年5月11日(水) 20:34
お住まい: 大阪府三島郡島本町山崎
連絡する:

Re: 富士見台

投稿記事 by 六右衛門(YaS) »

グーさーん こんばんはーー

会社を休んでわざわざ広島からやって来たT氏とともに、

山で金環食を見るために会社を休んじゃったの?! 六右衛門さんらしいや。

勿論でございます。5月連休出勤の代わりです。

中津川から神坂峠に車で登山し、標高は1570mもあり、背後の富士見台1739mまでは170mしかない。

おいや~。これでも登山って言うのかいな。

いいじゃないですか。前日に大川入山も登ってますし。

もうやけくそで酒をかっくらっていたが、

やけくそじゃなくっても、かっくらうンでしょ。

やっと花粉症の季節が終わったのです。今までも飲めば飲めたのですが、飲むと花粉症がひどくなるので。これからは飲むぞ〜。

金環食を見るのにこんなにいい天気に恵まれるとは!

私ゃ出勤時間で、玄関を出たら隣の奥さんが「ちょっと ちょっと」と観測グラスを貸してくれた。
グラスをかざして見てみるが、真っ暗けで何にも見えない。「???」
雲をすかして肉眼でちょうどの明るさの金環食でした。

はじめから最後まで全く雲のない完璧な日食のドラマ、美しい金のRing、
(ここぞという時は、はずさないなあ。)
「すや」本店でおみやげの「栗きんとん羊羹」を買い、「はざま酒造」で「恵那山純米吟醸」を購入


雲がある方が神秘的という意見もありましたが、やっぱり晴れ男の面目躍如というところでしょうか。
[attachment=0]IMG_0091.jpg[/attachment] 六右衛門
添付ファイル
恵那山は穏やかに
恵那山は穏やかに
ふ~さん
記事: 526
登録日時: 2011年2月20日(日) 19:58

Re: 富士見台

投稿記事 by ふ~さん »

Yasさん、おはようございます。私もVixenの日食グラスを用意したのですが、残念ながら当日は曇りでした。
 山上で金環食を見ようという発想で、さてどこがいいだろうと考えた。九州南部は遠いし、石鎚は微妙に金環食にならないかも。大台は雨が多いし、そうだ!富士見台だ。ということで決定したのだ。またこの時期南海上には梅雨前線があるので、なるべく北の方が晴れる確率が高いのではということもあった。
なかなかいいところに目をつけましたね。

そう言えば、私が例の甲斐駒~鋸岳を縦走した二週前、富士見台に立っていました。この時のルートは、ふるさと自然園~南沢山~横川岳~富士見台~神坂山往復~萬岳荘~神坂神社でした。

横川の名水に喉を潤し、池塘のある台地を歩いて富士見台に向かいました。翌朝は仙丈ヶ岳の上にご来光。好展望に恵まれて、北アも穂高から南木曾、中ア、八、南ア(鋸~黒法師)、恵那山、御岳、乗鞍・・・中津川や恵那の山々も・・・
 会社を休んでわざわざ広島からやって来たT氏とともに、中津川から神坂峠に車で登山し、萬岳荘に宿泊した。ここは百名山の深田久弥氏が恵那山から降りてきて宿泊した由緒ある宿である。標高は1570mもあり、背後の富士見台1739mまでは170mしかない。
これはいいところに泊まりましたね。ここは阿智村と中津川の共同管理・運営ですね。守屋山ほどではありませんが、日本百名山のうち、23座が展望できるとか。

神坂山には登りましたか?この一帯には牧場跡がありますね。牛が逃げないようにゲートを越える鉄階段があって、『阿智村農業協同組合』の文字があります。それから「肉用牛/牛集牧柵/S56.H5.放牧地整備事業追い込み柵工事」の掲示も。神坂小屋の古い写真には、馬が放牧されている様子が写されていますので、かつては牛の王国だったのでしょう。
 北側には御嶽が残雪を豊富に残して神々しいまでに美しい姿を見せている。(乗鞍岳も何とか見える。穂高は見えません。)
中央アルプス方面は、少し雲があるけれど南駒ヶ岳・空木岳が見えてその左手に尖っているのは宝剣岳・木曽駒ヶ岳か。
ただ南アルプス方面は雲に隠れていて、富士見台なのに富士山は見えなかった。
おお、残雪がありましたか。富士見台には冬にも登ったことがあります。翌平成18年2月です。中央アが大きく迫り、北アの奥穂や前穂まで見えました。南木曾や能郷白山、西に伊吹山、南西に霊仙を含めた鈴鹿連峰までが判別できました。この時には中央アに八、鋸から光。池口や鶏冠、中ノ尾根。さらに南に伸びる深南部が一望のもとでとてもうれしかったです。大川入山も見えたなぁ。

あ、そうそう冬期には萬岳荘は冬期用の避難室(¥500)が利用できましたよ。
 そして7時30分頃にとうとう来た!来た!
くっきりと金環日食となり、約3分とのことだったがあっという間に月の影が駆け抜けていった。
こんないい天気の中で、はじめから最後まで全く雲のない完璧な日食のドラマ、美しい金のRing、本当にいいものを見せていただきました。感謝、感謝。(ここぞという時は、はずさないなあ。)
ヨカッタですね!うらやましいなぁ。
 しばらく記念撮影をした後、満ち足りた気持ちで下山した。観測グラスを時々取り出しながら見るとまだ部分食である。萬岳荘のご主人に挨拶をして、山を下る。中津川の旧中仙道ぞいの「すや」本店でおみやげの「栗きんとん羊羹」を買い、「はざま酒造」で「恵那山純米吟醸」を購入して、今回の計画は完結した。

          六右衛門
ここんとこも、はずしませんね。「すや」は車で立ち寄りやすいからね(^_-)

 ふ~さん
六右衛門(YaS)
記事: 159
登録日時: 2011年5月11日(水) 20:34
お住まい: 大阪府三島郡島本町山崎
連絡する:

Re: 富士見台

投稿記事 by 六右衛門(YaS) »

ふ〜さん こんばんは。 金環食の時は、はしゃぎすぎましたが、本日の金星通過は私の目ではよく判らず、実に盛り上がらないまま雲も流れて行きました。ちなみにグラスはKenkoです。
そう言えば、私が例の甲斐駒~鋸岳を縦走した二週前、富士見台に立っていました。この時のルートは、ふるさと自然園~南沢山~横川岳~富士見台~神坂山往復~萬岳荘~神坂神社でした。

横川の名水に喉を潤し、池塘のある台地を歩いて富士見台に向かいました。翌朝は仙丈ヶ岳の上にご来光。好展望に恵まれて、北アも穂高から南木曾、中ア、八、南ア(鋸~黒法師)、恵那山、御岳、乗鞍・・・中津川や恵那の山々も・・・
富士見台は本当に展望の良いところですな。今回は南沢山や神坂山に登ることも考えず、ぼーっとして中津川の向こうに笠置山(1128m)が見えているなあって感じでした。
あ、そうそう冬期には萬岳荘は冬期用の避難室(¥500)が利用できましたよ。
そうらしいですね。この日もわざわざ冬季小屋に泊まれませんか?という人がいたが、今は同じ値段(¥3,000)だよと言われてました。(冬は¥500なのかな。)
 しばらく記念撮影をした後、満ち足りた気持ちで下山した。観測グラスを時々取り出しながら見るとまだ部分食である。萬岳荘のご主人に挨拶をして、山を下る。中津川の旧中仙道ぞいの「すや」本店でおみやげの「栗きんとん羊羹」を買い、「はざま酒造」で「恵那山純米吟醸」を購入して、今回の計画は完結した。

          六右衛門
ここんとこも、はずしませんね。「すや」は車で立ち寄りやすいからね(^_-)
車で立ち寄りやすいというのは、何かの間違いでしょう。ここで言っているのは旧中仙道(新町通り)に面している本店で、店の前は東行き一方通行のため、グルっと回っていつもように歩道に乗り上げて駐車しました。バイパスにある方の店「西木」は車でOKですが・・・・
ちなみに本店は、六右衛門の妹の同級生のご実家です。

        六右衛門
返信する