【鈴鹿】テン泊縦走4日間:鞍掛峠から雲母峰まで

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シュークリーム
記事: 2065
登録日時: 2012年2月26日(日) 17:35
お住まい: 三重県津市

【鈴鹿】テン泊縦走4日間:鞍掛峠から雲母峰まで

投稿記事 by シュークリーム »

雲海に浮かぶ御在所岳
雲海に浮かぶ御在所岳
ゴールデンウィークは前半台高、後半鈴鹿の予定だったのだが、3日、4日と雨マーク。台高のコースは1泊2日で歩き抜けられそうなのでいつでも行けるだろう。予定を変更して鈴鹿縦走にする。鈴鹿はこれまで2回縦走しており、今度縦走すると3回目になる。同じコースではつまらないので、今回は起点を鞍掛峠とし4日間で歩き抜けられるところまで行くことにする。27日に年休をとり、久しぶりの長期縦走に出発出発。

【 日 付 】2012年4月27~30日
【 山 域 】鈴鹿
【メンバー】単独

4月27日(1日目)
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】鞍掛峠トンネル前 9:35―10:00 鞍掛峠―11:00 鈴北岳―11:35 丸山―11:50 ボタンブチ 12:30―13:20 カタクリ峠―14:00 白船峠―14:30 頭陀ヶ平―15:10 藤原山荘(避難小屋泊)

西藤原駅に8時半着。タクシー会社に電話すると、混んでいるので30分ほどかかるという。他に方法がないので結局45分待ってようやくタクシーが来る。鞍掛峠まで3610円だった。予定より30分遅れの9時30分出発。まあ、これくらいなら途中で吸収できるだろう。

天気予報通り素晴らしい快晴だ。昨日の雨で黄砂も解消し、見晴らし良し。このまま良い天気が続けば気持のよい4日になりそうだ。まずは、鈴北岳、丸山を経由してボタンブチに到着。

ボタンブチに立ち、この下にいるかもしれないNさんに合掌。
今となっては、「この下に静かに眠っていて、捜索隊の前に早く姿を見せてくれ」
と呼びかけるばかりだ。この山行が終わったころには、発見の報に接することを願う。
(今日4月30日に帰宅して遺体発見の報を見ました。残念な結果でしたが、心からNさんの冥福を祈ります)
ボタンブチから見たT字尾根
ボタンブチから見たT字尾根
カタクリ峠で真の谷に降りて水を2.5リットル補給する。これで荷物の重量は20キロを超える。担ぐとこれまでとは異なるズドンとくる重みが身体に伝わってくる。さあ、これでどこでもテン泊可能だ。しかし、あす以降の事を考えるとせめて頭陀ヶ平までは行っておきたい。

三重県に強風注意報が出ているようで、山の上は風が強い。できるだけ藤原山荘の手前あたりで、風が弱いところを探しながら歩いているうちに、藤原山荘まで来てしまう。山荘の前にテントを張ろうかと思うが、念のため小屋内部を見てみると誰もいない。せっかくだから小屋に泊ってしまおうか。小屋の中にテントを張る。小屋の中でもテントを張らないと落ち着かないのだ。

今日の夕食のメニューは、定番焼肉と焼野菜。保冷剤がわりに入れてきたビールを飲み、ワインで仕上げる。ほろ酔い機嫌で、7時ころ就寝。

4月28日(2日目)
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】藤原山荘 6:20―6:45 藤原岳―8:10 治田峠―10:40 竜ヶ岳 11:15―12:10 石ぐれ峠 12:20―14:50 三池岳―15:10 八風峠(テント泊)

朝目が覚めると、風はやみ、素晴らしい晴天だ。良い1日になりそう。今日からゴールデンウィークだが、さすがに早朝は誰もいない。竜ヶ岳の手前まで誰にも会わないが、竜ヶ岳まで来るとさすがに人が多い。

温度計は30度近くになっている。直射日光下での温度なので、実際の気温よりは高くなっているのだろうが、体に感じる温度はこちらの方が近いだろう。石ぐれ峠で水を補給。

三池岳まで1時間ほどのところで、足が止まってしまう。シャリばてだろうか、あるいは昨日からお腹の調子が悪いので体力が低下しているのか、あるいは暑さでばてているのか。原因がよくわからないので、パンを1個補給し、ついでにお腹の薬を飲む。

石ぐれ峠から三池岳までは3キロの距離でわずかに200メートルしか標高を上げないのだが、実際には数え切れないほどのアップダウンがあって、累積標高差はいったいどれくらいになるのだろうか。このコース中では最もいやらしい区間だろう。ちなみに、翌日の根の平峠から国見岳の標高差400メートルの登りはここの半分くらいしか疲れなかった。

まあ、急ぐ必要はないのでのんびり歩くことにする。3時過ぎ、今日のテン泊予定地の八風峠着。4年ぶりにテントを張るが、やっぱりいいテン場だ。芝生がクッションになってふかふかのベッドみたい。わりばしさんに教えてもらった水場のチェックに行く。滋賀県側に2,3分下りると水が流れていた。これだったら渇水期でも枯れることはないだろう。

今日の献立は、ピーマンウィンナーとワインだ。Nさんのブログに紹介されていた行動食を自分なりにアレンジしてみた。フライパンでピーマンとウインナーを軽く炒め、一緒に食べる。ウインナーの塩味が適度にきいていて、全く味付けなしでも結構おいしい。ピーマンが嫌いな私でも、これだったら大丈夫だ。これからテン泊時の定番メニューに昇格しそう。
ピーマンウインナー
ピーマンウインナー
疲れていたせいか、ちょっとひと眠りのつもりで、寝袋に潜り込んでそのまま寝てしまう。夜景がきれいそうだったのに、一枚の写真も取れず残念。

4月29日(3日目)
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】八風峠6:45―8:10 釈迦ヶ岳―9:25 ハト峰峠 9:50―10:30 中峠―11:10 根の平峠 11:45―13:00 国見岳 13:20―14:05 御在所岳(テント泊)

気がつくと南方のリゾートホテルにいた。プールでのんびりしていると突然雨が降ってきた。しまった、私は山からここへ遊びに来ていただけで、テントの外にザックと食料品を出しっぱなしだ。早く山に帰って片づけないと大変なことになる。しかし、私は一体どこの山にいて、どうしたらそこに帰れるのか全然思いだせない。どうしようどうしようともがいているうちに、目が覚めると目の前にテントの黄緑色の布が見えた。よかった、山に帰ってくることができた。

ずいぶんはっきりした夢を見ていたものだ。時計を見るともう5時だ。疲れていて、すっかり眠り込んでいたみたいだ。半分寝ぼけた頭で、スキムミルクをたっぷり入れたカフェオレをつくり、頭をすっきりさせる。

テントの外を見てみるとガスっている。7時前、出発。よく寝たせいか足の疲れはすっかりとれている。お腹の調子も回復したみたい。やっぱり、縦走は3日目くらいでようやく身体が山に順応してくるみたいだ。

釈迦ヶ岳付近でガスがはれ、昨日と同じような快晴となる。今日も暑くなるのだろうか。根の平峠を過ぎると鈴鹿の人気スポットに入るので、人の数が多くなる。国見岳を過ぎると家族連れのハイキングが多くなる。御在所岳は観光客でいっぱいだ。本来は早めに通り過ぎるべきなのだが、毎度ここで足が止まる。

そう、生ビールが飲めるのだ。ザックを置いて、ロープウエー乗り場のレストランへ行き、生ビールで縦走完歩の前祝いだ。当然、今日はここで沈没。

4月30日(4日目)
【 天 候 】くもり
【 ルート 】御在所岳6:30―7:25 武平峠―8:20 鎌が岳 8:40―10:15 雲母峰―11:10 岳不動―11:40 近鉄湯の山駅

目が覚めると、昨日と同じですっかりガスだ。朝食は3日間同じで、こんがり焼いたトーストとベーコンエッグ、スキムミルクをたっぷり入れたカフェオレだ。基本的に、レトルトやフリーズドライの食糧は使わない。いつも、自分で調理したものを食べる。今回も一応レトルト食品は持ってきたのだが、結局使わずにそのまま持って帰る事になった。
美味しそうに焼けたベーコンエッグ
美味しそうに焼けたベーコンエッグ
御在所岳はさすがに人気スポットだけあって朝6時なのに人が歩いている。武平峠に降りる道でも何組かの登山者に会う。みなさん一体何時から歩いているのだ。鎌が岳頂上でもガスは晴れず、風も強い。じっとしていると身体が冷えてくるので、そうそうに頂上を辞し、雲母峰に向かう。アカヤシオがきれいに咲いている。
アカヤシオ
アカヤシオ
鎌が岳から雲母峰までの道は、人も少なく、アップダウンもきつくなく、歩きやすい良い道だ。こんな道ならどこまでも歩いて行けそう。雲母峰頂上を越え、ちょっと降りたところで左折し、湯の山温泉駅へ向かう。予定より早く12時前に湯の山温泉駅着。

近くの日帰り温泉で4日間の汗を流す。入浴後に、生ビール付きの昼食で〆たのはもちろんです。

4日間、たいしたアクシデントもなく無事下山することができた。レポに書くには何らかのアクシデントがあった方がよいかもしれないが、やっぱり無事に下山することが第一だ。天気も良く、楽しい4日間だった。さて、次はどこに行こうかな
                         @シュークリーム@
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わりばし
記事: 1767
登録日時: 2011年2月20日(日) 16:55
お住まい: 三重県津市

Re: 【鈴鹿】テン泊縦走4日間:鞍掛峠から雲母峰まで

投稿記事 by わりばし »

おはようございます、シュークリームさん。

ゴールデンウィークは前半台高、後半鈴鹿の予定だったのだが、3日、4日と雨マーク。台高のコースは1泊2日で歩き抜けられそうなのでいつでも行けるだろう。予定を変更して鈴鹿縦走にする。鈴鹿はこれまで2回縦走しており、今度縦走すると3回目になる。同じコースではつまらないので、今回は起点を鞍掛峠とし4日間で歩き抜けられるところまで行くことにする。27日に年休をとり、久しぶりの長期縦走に出発出発。

やる気満々の山登りですね。3回目ですか :shock:

カタクリ峠で真の谷に降りて水を2.5リットル補給する。これで荷物の重量は20キロを超える。担ぐとこれまでとは異なるズドンとくる重みが身体に伝わってくる。さあ、これでどこでもテン泊可能だ。しかし、あす以降の事を考えるとせめて頭陀ヶ平までは行っておきたい。

3泊で20キロ強ですか。
さすが新しい装備は軽いですね。


三重県に強風注意報が出ているようで、山の上は風が強い。できるだけ藤原山荘の手前あたりで、風が弱いところを探しながら歩いているうちに、藤原山荘まで来てしまう。山荘の前にテントを張ろうかと思うが、念のため小屋内部を見てみると誰もいない。せっかくだから小屋に泊ってしまおうか。小屋の中にテントを張る。小屋の中でもテントを張らないと落ち着かないのだ。

大昔の冬にここの小屋でテントを張ったことを思い出しました。

石ぐれ峠から三池岳までは3キロの距離でわずかに200メートルしか標高を上げないのだが、実際には数え切れないほどのアップダウンがあって、累積標高差はいったいどれくらいになるのだろうか。このコース中では最もいやらしい区間だろう。ちなみに、翌日の根の平峠から国見岳の標高差400メートルの登りはここの半分くらいしか疲れなかった。

確かに、石槫からは微妙なアップダウンがいくつかありますね。

まあ、急ぐ必要はないのでのんびり歩くことにする。3時過ぎ、今日のテン泊予定地の八風峠着。4年ぶりにテントを張るが、やっぱりいいテン場だ。芝生がクッションになってふかふかのベッドみたい。わりばしさんに教えてもらった水場のチェックに行く。滋賀県側に2,3分下りると水が流れていた。これだったら渇水期でも枯れることはないだろう。

情報を使っていただきありがとうございます。

今日の献立は、ピーマンウィンナーとワインだ。Nさんのブログに紹介されていた行動食を自分なりにアレンジしてみた。フライパンでピーマンとウインナーを軽く炒め、一緒に食べる。ウインナーの塩味が適度にきいていて、全く味付けなしでも結構おいしい。ピーマンが嫌いな私でも、これだったら大丈夫だ。これからテン泊時の定番メニューに昇格しそう。

これは、美味かも。
山で食べると味も違うでしょうし・・


テントの外を見てみるとガスっている。7時前、出発。よく寝たせいか足の疲れはすっかりとれている。お腹の調子も回復したみたい。やっぱり、縦走は3日目くらいでようやく身体が山に順応してくるみたいだ。

学生時代も同じように感じましたが、日が経つにつれ縦走に体がなじんできますよね。

そう、生ビールが飲めるのだ。ザックを置いて、ロープウエー乗り場のレストランへ行き、生ビールで縦走完歩の前祝いだ。当然、今日はここで沈没。

これは、いいご褒美かも。

目が覚めると、昨日と同じですっかりガスだ。朝食は3日間同じで、こんがり焼いたトーストとベーコンエッグ、スキムミルクをたっぷり入れたカフェオレだ。基本的に、レトルトやフリーズドライの食糧は使わない。いつも、自分で調理したものを食べる。今回も一応レトルト食品は持ってきたのだが、結局使わずにそのまま持って帰る事になった。

えらいですね。
私の天泊は最近レトルト三昧で、反省。
原点に返らねば・・
:mrgreen:

御在所岳はさすがに人気スポットだけあって朝6時なのに人が歩いている。武平峠に降りる道でも何組かの登山者に会う。みなさん一体何時から歩いているのだ。鎌が岳頂上でもガスは晴れず、風も強い。じっとしていると身体が冷えてくるので、そうそうに頂上を辞し、雲母峰に向かう。アカヤシオがきれいに咲いている。

アカヤシオの季節ですね。三鉱谷でも咲き始めていました。

4日間、たいしたアクシデントもなく無事下山することができた。レポに書くには何らかのアクシデントがあった方がよいかもしれないが、やっぱり無事に下山することが第一だ。天気も良く、楽しい4日間だった。さて、次はどこに行こうかな

お疲れ様でした。
やっぱり山は無事が一番です。
次は台高ですか?

                                                         わりばし
Kasaya
記事: 927
登録日時: 2011年2月20日(日) 14:34

Re: 【鈴鹿】テン泊縦走4日間:鞍掛峠から雲母峰まで

投稿記事 by Kasaya »

シュークリームさん
たぶんはじめましてかな
鈴鹿はこれまで2回縦走しており、今度縦走すると3回目になる。
鈴鹿の天幕レポはいいですねえ。縦走はアプローチも考える必要がありそれも面白いですが。

鞍掛峠まで3610円だった。
結構かかりますねえ。バスでもあればいいでしょうが冬季は使えないし仕方ないかなあ

今となっては、「この下に静かに眠っていて、捜索隊の前に早く姿を見せてくれ」
と呼びかけるばかりだ。この山行が終わったころには、発見の報に接することを願う。
(今日4月30日に帰宅して遺体発見の報を見ました。残念な結果でしたが、心からNさんの冥福を祈ります)

私も3月はじめにボタンブチにいて、Nさんはどこにいるのかと思ってましたが、まさかその下におられるとは、ちょっと想像できなかったです。

カタクリ峠で真の谷に降りて水を2.5リットル補給する。さあ、これでどこでもテン泊可能だ。
テント泊ではまずは水の確保が一番です。

せっかくだから小屋に泊ってしまおうか。小屋の中にテントを張る。小屋の中でもテントを張らないと落ち着かないのだ。
ここの2階はいい部屋と思うのですが、テント内のほうが落ち着きますか?

今日の夕食のメニューは、定番焼肉と焼野菜。保冷剤がわりに入れてきたビールを飲み、ワインで仕上げる。
テント泊だとどうしてもメニューを考えますがシュークリームさんは食事を重視されていますね。おいしそう。

石ぐれ峠で水を補給。
石ぐれ峠はどこで水が補給できますか。やはり滋賀県側に下るのでしょうか

石ぐれ峠から三池岳までは3キロの距離でわずかに200メートルしか標高を上げないのだが、実際には数え切れないほどのアップダウンがあって、累積標高差はいったいどれくらいになるのだろうか。
この間はあまり歩かれないコースですね。整備もいまいちで大変でしょう。

今日のテン泊予定地の八風峠着。4年ぶりにテントを張るが、やっぱりいいテン場だ。芝生がクッションになってふかふかのベッドみたい。わりばしさんに教えてもらった水場のチェックに行く。滋賀県側に2,3分下りると水が流れていた。これだったら渇水期でも枯れることはないだろう。
ランチにはよく使う場所ですが、テント泊にもいいでしょうね。大昔に泊まったような気もしますが忘れました。

今日の献立は、ピーマンウィンナーとワインだ。
ウーン!うまそう。メインとしてお米も食べるのでしょうか

気がつくと南方のリゾートホテルにいた。プールでのんびりしていると突然雨が降ってきた。しまった、私は山からここへ遊びに来ていただけで、テントの外にザックと食料品を出しっぱなしだ。早く山に帰って片づけないと大変なことになる。しかし、私は一体どこの山にいて、どうしたらそこに帰れるのか全然思いだせない。どうしようどうしようともがいているうちに、目が覚めると目の前にテントの黄緑色の布が見えた。よかった、山に帰ってくることができた。
何でしょう、これは。幽体離脱?自分の懸念していることがふっと現れるのでしょうか。
私もたまたま今朝、仕事で頼まれたことをすっかり忘れて大慌てになった夢を見ました。目覚めてほっとしました。

そう、生ビールが飲めるのだ。ザックを置いて、ロープウエー乗り場のレストランへ行き、生ビールで縦走完歩の前祝いだ。当然、今日はここで沈没。
アルプスなので生ビールを買う感覚はありますが、御在所でも当然買えますよね。一度やってみたいな。

朝食は3日間同じで、こんがり焼いたトーストとベーコンエッグ、スキムミルクをたっぷり入れたカフェオレだ。基本的に、レトルトやフリーズドライの食糧は使わない。いつも、自分で調理したものを食べる。
ベーコンは日持ちがするのでしょうか。朝は前夜に炊いたご飯でお茶漬けにすることが多いですが、ちょっと新鮮ですねえ

近くの日帰り温泉で4日間の汗を流す。入浴後に、生ビール付きの昼食で〆たのはもちろんです。
近場でも充実の山行。いいですねえ。
テント泊は荷物があってしんどいと思うこともありますが、その分楽しさもいろいろ。

4日間、たいしたアクシデントもなく無事下山することができた。
やっぱり最後はこれが大事。
お疲れ様です。

私も電車を使って縦走をやってみようかな。
Kasaya
シュークリーム
記事: 2065
登録日時: 2012年2月26日(日) 17:35
お住まい: 三重県津市

Re: 【鈴鹿】テン泊縦走4日間:鞍掛峠から雲母峰まで

投稿記事 by シュークリーム »

わりばしさん,レスありがとうございます.

やる気満々の山登りですね。3回目ですか

メインの山行形態がテント装備での稜線歩きですので,近場の稜線はほぼ歩きつくしていまして,これからはそのバリエーションになっていくかと :)

3泊で20キロ強ですか。
さすが新しい装備は軽いですね。


私,自分で背負える限度は20キロと思っているんです.去年,冬に八ヶ岳の美濃戸口から行者小屋まで20数キロを背負って歩いたんですが,完全にばてました.

大昔の冬にここの小屋でテントを張ったことを思い出しました。

そうですか,わりばしさんは山行歴が長いんですね.

確かに、石槫からは微妙なアップダウンがいくつかありますね。

暑かったのと,水も担いでいたので結構ばてました.

これは、美味かも。
山で食べると味も違うでしょうし・・


そうですね,やっぱり山で食べるとおいしいですね.とくに,ビールやワインと一緒に飲みながら,まったりするのが好きです :D

学生時代も同じように感じましたが、日が経つにつれ縦走に体がなじんできますよね。

そうか,学生時代から歩いているんだ.

これは、いいご褒美かも。

はい,やっぱ山で飲む生ビールは格別です :D

えらいですね。
私の天泊は最近レトルト三昧で、反省。
原点に返らねば・・


アルファ米とフリーズドライだと,ほんとに軽くできるんですけどね.年のせいか,どうも口に合わなくて.

アカヤシオの季節ですね。三鉱谷でも咲き始めていました。

今年は連休後半が見ごろかな.

お疲れ様でした。
やっぱり山は無事が一番です。
次は台高ですか?


下山した後,胃腸風邪をやってしまいまして :oops:
十分に回復したら行ってきます.

                                            
                         @シュークリーム@
シュークリーム
記事: 2065
登録日時: 2012年2月26日(日) 17:35
お住まい: 三重県津市

Re: 【鈴鹿】テン泊縦走4日間:鞍掛峠から雲母峰まで

投稿記事 by シュークリーム »

Kasayaさん,こんにちは.

シュークリームさん
たぶんはじめましてかな


はい,初めてだと思います.Kasayaさんのレポは時々拝見していました.

鈴鹿の天幕レポはいいですねえ。縦走はアプローチも考える必要がありそれも面白いですが。

鈴鹿って,テン泊縦走している人ほんとに少ないですね.今回も一人に会ったきりでした.

結構かかりますねえ。バスでもあればいいでしょうが冬季は使えないし仕方ないかなあ

そうですね,でも3時間も車道を歩く気もしないし.

テント泊ではまずは水の確保が一番です。

鈴鹿は水場は多いですね.

ここの2階はいい部屋と思うのですが、テント内のほうが落ち着きますか?

私が行ったときはちょっと汚れていて,ほうきを探したのですが見当たりませんでした.今度行く人がいたらほうきを一つ寄付してください.

テント泊だとどうしてもメニューを考えますがシュークリームさんは食事を重視されていますね。おいしそう。

はい,テン場でおいしいモノをつつきながら,おいしいワインやビールを飲んでまったりするのが大好きなもので,そのために歩いているようなもんです :D

石ぐれ峠はどこで水が補給できますか。やはり滋賀県側に下るのでしょうか

石ぐれ峠から三重県側に2,30メートル行くと,車道のわきに水が落ちています.すぐにわかります.

ランチにはよく使う場所ですが、テント泊にもいいでしょうね。大昔に泊まったような気もしますが忘れました。

はい,テン泊地としてよく使われているようですね.以前はシカのふんがものすごく多くて閉口したのですが,今回は全く落ちていませんでした.

ウーン!うまそう。メインとしてお米も食べるのでしょうか

一応,「佐藤のごはん」を準備していったのですが,食べる前に寝てしまいました.

何でしょう、これは。幽体離脱?自分の懸念していることがふっと現れるのでしょうか。
私もたまたま今朝、仕事で頼まれたことをすっかり忘れて大慌てになった夢を見ました。目覚めてほっとしました。


時々,自分の生き霊がどっかへ遊びに行っているような気がしています :mrgreen:

アルプスなので生ビールを買う感覚はありますが、御在所でも当然買えますよね。一度やってみたいな。

はい,山で飲む生ビールは最高ですよ :D

ベーコンは日持ちがするのでしょうか。朝は前夜に炊いたご飯でお茶漬けにすることが多いですが、ちょっと新鮮ですねえ

はい,ベーコンは結構長持ちしますね.あと,生卵も持ちます.いつも生卵を持って,料理に使っています.おいしいですよ ;)

近場でも充実の山行。いいですねえ。
テント泊は荷物があってしんどいと思うこともありますが、その分楽しさもいろいろ。


はい,テン泊山行,楽しいです :D 今,若い人たちの間ではやっているような気がします.

私も電車を使って縦走をやってみようかな。

是非一度どうぞ.
                         @シュークリーム@
たろー
記事: 51
登録日時: 2011年2月20日(日) 21:55

Re: 【鈴鹿】テン泊縦走4日間:鞍掛峠から雲母峰まで

投稿記事 by たろー »

シュークリームさん、こんにちは。

天気の良いGW前半を利用しての鈴鹿縦走4日間ですか、うらやましい~。
4月27日(1日目)
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】鞍掛峠トンネル前 9:35―10:00 鞍掛峠―11:00 鈴北岳―11:35 丸山―11:50 ボタンブチ 12:30―13:20 カタクリ峠―14:00 白船峠―14:30 頭陀ヶ平―15:10 藤原山荘(避難小屋泊)
ポピュラーなコースですが、泊まりで行くと違った気分になりますね。
夕暮れの何だか物悲しい雰囲気、夜の静寂、朝のすがすがしい空気。
テント泊に行きたくなってきました。
西藤原駅に8時半着。タクシー会社に電話すると、混んでいるので30分ほどかかるという。他に方法がないので結局45分待ってようやくタクシーが来る。鞍掛峠まで3610円だった。予定より30分遅れの9時30分出発。まあ、これくらいなら途中で吸収できるだろう。
タクシーを使いますか、それも一人で。
リッチですね~。(3600円ならそれほどでもないですか)
なかなかそういう決断には踏み切れません。
ボタンブチに立ち、この下にいるかもしれないNさんに合掌。
今となっては、「この下に静かに眠っていて、捜索隊の前に早く姿を見せてくれ」
と呼びかけるばかりだ。この山行が終わったころには、発見の報に接することを願う。
(今日4月30日に帰宅して遺体発見の報を見ました。残念な結果でしたが、心からNさんの冥福を祈ります)
色々と謎の多かった今回の事故ですが、判ってみれば・・って感じでしたね。
単独好きのシュークリームさんも気をつけてくださいね。
カタクリ峠で真の谷に降りて水を2.5リットル補給する。これで荷物の重量は20キロを超える。担ぐとこれまでとは異なるズドンとくる重みが身体に伝わってくる。さあ、これでどこでもテン泊可能だ。
稜線縦走は水の確保が大変ですね。
藤原から竜ヶ岳の間はまず無いですからねえ。
その点、沢泊は水フリーだからいいですよ。(^○^)
今日の夕食のメニューは、定番焼肉と焼野菜。保冷剤がわりに入れてきたビールを飲み、ワインで仕上げる。ほろ酔い機嫌で、7時ころ就寝。
豪華だな~。
最近泊まりの時のメニューがマンネリかしています。
がついつい重さに負けてしまって・・。
4月28日(2日目)
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】藤原山荘 6:20―6:45 藤原岳―8:10 治田峠―10:40 竜ヶ岳 11:15―12:10 石ぐれ峠 12:20―14:50 三池岳―15:10 八風峠(テント泊)
やはり泊地は八風峠になりますか。
ここは距離と言い、ロケーションといい、藤原からならちょうど良いですね。
温度計は30度近くになっている。直射日光下での温度なので、実際の気温よりは高くなっているのだろうが、体に感じる温度はこちらの方が近いだろう。石ぐれ峠で水を補給。
ここの水場はありがたですね。
三池岳まで1時間ほどのところで、足が止まってしまう。シャリばてだろうか、あるいは昨日からお腹の調子が悪いので体力が低下しているのか、あるいは暑さでばてているのか。原因がよくわからないので、パンを1個補給し、ついでにお腹の薬を飲む。

石ぐれ峠から三池岳までは3キロの距離でわずかに200メートルしか標高を上げないのだが、実際には数え切れないほどのアップダウンがあって、累積標高差はいったいどれくらいになるのだろうか。このコース中では最もいやらしい区間だろう。ちなみに、翌日の根の平峠から国見岳の標高差400メートルの登りはここの半分くらいしか疲れなかった。
ここの区間の辛さは同感です。
地図でみるとあと少しなんですけどね~。
疲れていたせいか、ちょっとひと眠りのつもりで、寝袋に潜り込んでそのまま寝てしまう。夜景がきれいそうだったのに、一枚の写真も取れず残念。
私が泊まった時の夜景を
八風峠の夜景
八風峠の夜景
4月29日(3日目)
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】八風峠6:45―8:10 釈迦ヶ岳―9:25 ハト峰峠 9:50―10:30 中峠―11:10 根の平峠 11:45―13:00 国見岳 13:20―14:05 御在所岳(テント泊)
三日目の泊地は御在所でしたか?
頑張ればもう少し行けそうな距離ですが、御在所以南は適地がなかなか・・。
鎌ヶ岳山頂と言う手もありますが、鎌に生ビールはありませんからね。
テントの外を見てみるとガスっている。7時前、出発。よく寝たせいか足の疲れはすっかりとれている。お腹の調子も回復したみたい。やっぱり、縦走は3日目くらいでようやく身体が山に順応してくるみたいだ。
三日以上の山行は今まで1度しかありません。
そうなんですか。
4月30日(4日目)
【 天 候 】くもり
【 ルート 】御在所岳6:30―7:25 武平峠―8:20 鎌が岳 8:40―10:15 雲母峰―11:10 岳不動―11:40 近鉄湯の山駅
ここまで来ると雲母辺りでお腹いっぱいになってしまいそうですね。
入道まで行くと帰りの足が面倒なのでしょうか。

藤原から入道まで、鈴鹿セブンマウンテン、ひと筆書きというのを構想しているのですが、
仲間はだれも乗ってくれません。
4日間、たいしたアクシデントもなく無事下山することができた。レポに書くには何らかのアクシデントがあった方がよいかもしれないが、やっぱり無事に下山することが第一だ。天気も良く、楽しい4日間だった。さて、次はどこに行こうかな
アクシデントは無いに越した事は無いです。
とても有意義な休日を過ごされているようでうらやましい。
久しぶりにテント縦走に行きたくなりました。

たろー
シュークリーム
記事: 2065
登録日時: 2012年2月26日(日) 17:35
お住まい: 三重県津市

Re: 【鈴鹿】テン泊縦走4日間:鞍掛峠から雲母峰まで

投稿記事 by シュークリーム »

たろーさん、こんにちは。
捜索のレポ、拝見していました。ご苦労様でした。残念な結果でしたが、でも見つかってよかったですね。


ポピュラーなコースですが、泊まりで行くと違った気分になりますね。
夕暮れの何だか物悲しい雰囲気、夜の静寂、朝のすがすがしい空気。
テント泊に行きたくなってきました。


はい、山の中で夜の時間を過ごすというのは、山登りとはまたちょっと違った趣がありますね。気が向いたらテント泊、行ってみてください。

タクシーを使いますか、それも一人で。
リッチですね~。(3600円ならそれほどでもないですか)
なかなかそういう決断には踏み切れません。


いろいろ迷ったんですが、車道を2時間歩くよりはましかと思って、タクシーにしました。まあ、考えようによっては安いもんです。

色々と謎の多かった今回の事故ですが、判ってみれば・・って感じでしたね。
単独好きのシュークリームさんも気をつけてくださいね。


はい、私も厳冬期の単独テン泊をしていますので、ほんとに他人事ではないですね。

稜線縦走は水の確保が大変ですね。
藤原から竜ヶ岳の間はまず無いですからねえ。
その点、沢泊は水フリーだからいいですよ。(^○^)


沢登りも楽しそうですね。機会があればやってみたいと思っているのですが、一人だとなかなかとっつきにくくて。

豪華だな~。
最近泊まりの時のメニューがマンネリかしています。
がついつい重さに負けてしまって・・。


このためにテント担いでいるようなもんですからね。これだけははずせない :lol:

やはり泊地は八風峠になりますか。
ここは距離と言い、ロケーションといい、藤原からならちょうど良いですね。


水場はあるし、夜景はきれいだし、下がふかふかで気持ちいいし。ほんとにいいテン場だなと再認識しました :D たしかたろーさんもここにテント張ってましたよね。

ここの水場はありがたですね。

はい、北から歩いてくると久しぶりの水場ですからね。

ここの区間の辛さは同感です。
地図でみるとあと少しなんですけどね~。


藤原岳から歩いてくるとこのルートが1日の最後になります。疲れているところへ追い打ちという感じで効きますね。

私が泊まった時の夜景を

うらやまし~ :o

三日目の泊地は御在所でしたか?
頑張ればもう少し行けそうな距離ですが、御在所以南は適地がなかなか・・。
鎌ヶ岳山頂と言う手もありますが、鎌に生ビールはありませんからね。


生ビールがあるとね~。これが楽しみなんですよ :lol:

三日以上の山行は今まで1度しかありません。
そうなんですか。


三日目以降はね。もう身体が勝手に動いている感じ ;)

ここまで来ると雲母辺りでお腹いっぱいになってしまいそうですね。
入道まで行くと帰りの足が面倒なのでしょうか。


入道まで行くと温泉に入れないでしょ。温泉好きのシュークリームとしては温泉も外せないんですね~ ;)

藤原から入道まで、鈴鹿セブンマウンテン、ひと筆書きというのを構想しているのですが、
仲間はだれも乗ってくれません。


藤原から入道まで、頑張れば2日、普通で3日の行程ですね。あっ、そうか、セブンマウンテンだから雨乞も行くのか。たしか、三重大のワンゲルが1日でやっていたような気が。

アクシデントは無いに越した事は無いです。
とても有意義な休日を過ごされているようでうらやましい。
久しぶりにテント縦走に行きたくなりました。


テン泊は日帰り山行とはまた違った楽しみがありますね。是非行ってみてください。
                         @シュークリーム@
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