【鈴鹿】滝洞谷(沢登りじゃないよ)vol 1

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通風山
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記事: 942
登録日時: 2011年2月11日(金) 08:12
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【鈴鹿】滝洞谷(沢登りじゃないよ)vol 1

投稿記事 by 通風山 »

【 日 付 】2012年4月19日(木)
【 山 域 】鈴鹿 茶野 滝洞谷
【メンバー】Tさん、Mちゃん、通風山
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】大君ヶ畑墓地駐車場8:44++8:55F1巻きにかかる++9:10大堰堤に戻る++10:00左岸尾根から洞窟ゴルジュ上部へ降り立つ++11:00降下点上部に戻り昼食11:30++13:10 650m鉄塔で帰路につく++15:00大君ヶ畑墓地駐車場

 御池遭難の件でいろいろと仮定してみた。あくまでも僕の個人的な勝手な想像なのでお許し願いたい。
 まず、家族に電話した2/12のAM6:30はホワイトアウトだったのだろうか?
 彼は本当に歩いて車を回収しようと思っていたのだろうか?所持金をたくさん持っていたのではないだろうか?
 宿泊地は御池岳と鈴北岳の間ではなかっただろうか?

 そんなことを仮定してみると鈴北~鈴~茶野~大君ヶ畑でタクシーを呼び石ぐれトンネル経由で大貝戸へ。
 僕は庶民であるから車の回収方法が限定されているが、果たして彼は・・・?

 そんなことを考えていると鈴北あたりから大貝戸への時間と省力コースや鈴ヶ岳へのチャレンジなど、タクシーをあてにした大君ヶ畑への縦走も考えられるのではと思えてきた。
 以上のようなことを書くと捜索に混乱を与えるかもしれないので、さらっと流してほしい。自分がここを見てこようという理由付けを勝手にしているに過ぎないのだから。

 ここまで見つからないと、やっぱり滝洞谷しかないのかなぁと思えてくる。この思い込みの激しさはどこから来るのだろう。
 しかし困ったことに、僕にはここを完璧に攻めるスキルが無い。鈴鹿最悪の谷と称されている谷で進退窮まることは二重遭難になってしまう。
 見に行くということに限定すれば、強固な支点さえあれば懸垂下降できる長さのロープがあれば事足りるのであろうが空中懸垂も想定しなきゃならないし・・・。
 と思っているとT氏からのお誘いがあった。

 いろいろ検討して、ごちゃごちゃ困難なクライミングをするより、それぞれの滝の間に左岸から降下したほうが早いという結論に達したものの、恐怖を覚えるようなV字状に切り立った谷を巻き上がり降下可能な弱点があるのだろうか?

 ザイルの本数を増やす。径こそ違うものの15m、20m、20m、40m、50m、あとはアブミ、アッセンダー等々これを二人で担ぐ。おっも~~
堰堤を越えた河原
堰堤を越えた河原
この奥を曲がるとコマネチになる。
この奥を曲がるとコマネチになる。
 堰堤を越えると河原が広い。しかしカーブを曲がればすぐにきわどいチョックストーン3m。とりあえずザックをデポして、以前は右岸を巻いたので同じように20m持って右岸の斜面へ。安全なところまで上がればなんと20mでは足りない。
 僕が40mを取りに降りるうちに上から声がかかる。

 ここで巻き降りてもしょうがないから、左岸のほうから巻きなおしてもっと上のほうで降りようということになった。

 また堰堤まで戻って左岸のそま道を探しながら行くのだが、道型を失い、時には獣道に乗って標高400mあたりで何とか谷に降り立った。
 降りるのに使ったロープはトラバース用に張ったものもあわせて4本。
 カラカラとしょっちゅう落石がある。対岸は特にすごい斜面となってビートたけしの「コマネチ!」よりもすごいことになっている。
 ついに禁断の地に降り立ってしまった!ロープはもちろん残置。

 まずは下流の洞窟ゴルジュを上からのぞく。次に上流に向かうと異様な匂いにみんなの顔つきがはっと変わる。
 足元を見ると鹿の腐乱死体だ。滑落したのか、出られなくなってしまったのか。やはりここは死の谷だ。すぐ脇を越えていく。
 井戸底ゴルジュの手前の滝まで確認して、さらに上に行こうと先ほどの残置ロープまで戻り上部でランチ。
 先ほどの鹿を思うと食事がのどを通らない。

 その後は左岸尾根を650mの鉄塔まできついのぼりが続くもののS想S歩のMちゃんはさすがにガンガン飛ばして登ってイクイク。
谷に降りれる弱点を探しながら行くも、尾根芯と谷の間の急斜面をトラバースすることも不可能で、谷に下降する気力も失せて休憩後に帰路に着く。
出直しですわ。ここはやっぱり力のあるものでないと寄せ付けないところですね。

 とりあえず下の堰堤から井戸底ゴルジュの手前まで捜索しました。ただし洞窟ゴルジュの真下は見えませんでした。
 あ、滝洞谷左岸尾根標高650mまでもです。

 だいたいテント背負っているのにこの谷をここまでは下りてこられないと思うので、もしいるのならもっと上部だろうなぁ。

 今回は下見みたいになっちゃった。でも安全第一なので、僕のスキルとしてはこんなもんなんでしょう。
 いつか下からきっちりチャレンジしたいなぁ。
 もしもう一回行くなら茶野から逃げ道作りながら降りるつもりですが、それでもやっぱり支点に大きな不安があるので微妙な気持ちです。滝洞谷vol 2はあるのだろうか?

 谷中で写真なんか撮ってられませんでしたわ。

 つう
通風山
カッチャン
記事: 175
登録日時: 2011年11月25日(金) 07:56

Re: 【鈴鹿】滝洞谷(沢登りじゃないよ)vol 1

投稿記事 by カッチャン »

やっぱりーー :lol: 。おはようございます、通風山さん。

竜の穴探検記の雄姿、坂本谷山行記のレスを拝見し、通風さんのことだからきっといつかはと思ってましたが。
一回掲示板に載せちゃうとどんどんモチが上がっていくものなんですよねー。
私の真の谷挑戦の時も、あきたぬきさんに尋ねた瞬間から頭から離れなくなってしまって・・・。

しかし、サブタイトルの「沢登りじゃないよ~」には「行かないよ~」と言ってた手前若干の言い訳が含まれていたりしてお茶目な一方で、究極のアンタッチャブルエリアなので迂闊に近づいてはいけませんよ~の警告が含まれ、つうさん一流の気遣いが感じられます。

どなたかのブログで見た滝洞谷遡行は、ジャンルがまったく異なるスポーツですね。ママチャリでサイクリングに行く一般人とツールドフランスのトップアスリートぐらいの差があるのでは。

間違いなくvol 2を上げられるとは思いますが、卓越したスキル、装備、よき仲間をお持ちだとは存じますが、くれぐれもご用心なさいますよう。

カッチャン
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通風山
管理人
記事: 942
登録日時: 2011年2月11日(金) 08:12
お住まい: 愛知県常滑市

Re: 【鈴鹿】滝洞谷(沢登りじゃないよ)vol 1

投稿記事 by 通風山 »

カッチャン、こんにちは。

竜の穴探検記の雄姿、坂本谷山行記のレスを拝見し、通風さんのことだからきっといつかはと思ってましたが。
一回掲示板に載せちゃうとどんどんモチが上がっていくものなんですよねー。
私の真の谷挑戦の時も、あきたぬきさんに尋ねた瞬間から頭から離れなくなってしまって・・・。


滝洞谷で遊べるようになる実力がつくとといいなぁ、と思っています。
一人では行けるところではないので、いい仲間がこれからどれだけ増やせるかな?
ただあの谷は季節が限定されます。なんてたって蛭がむちゃくちゃ多いですから。

しかし、サブタイトルの「沢登りじゃないよ~」には「行かないよ~」と言ってた手前若干の言い訳が含まれていたりしてお茶目な一方で、究極のアンタッチャブルエリアなので迂闊に近づいてはいけませんよ~の警告が含まれ、つうさん一流の気遣いが感じられます。

ホントならバシッと沢登りで茶野まで登って決めたいところですが、いかんせんヘボことになってしまって、お恥ずかしい限りです。
プライドはあまり高くないのでまあこんなもんですわ。
過去に何度も遭難騒ぎを起こしている谷ということを知らない人もいるだろうと、ちょっぴり告知です。

どなたかのブログで見た滝洞谷遡行は、ジャンルがまったく異なるスポーツですね。ママチャリでサイクリングに行く一般人とツールドフランスのトップアスリートぐらいの差があるのでは。

そこまでの差は無いでしょう。
ママチャリとバーチャリの違いぐらいかと思います。あれ?意味不明になっちゃったね。
というか、リーダーがしっかりしていてあとはメンバーがある程度のスキルがあればやれると思いますよ。

間違いなくvol 2を上げられるとは思いますが、卓越したスキル、装備、よき仲間をお持ちだとは存じますが、くれぐれもご用心なさいますよう。

ありがとうございます。
心してかかりますが、いつのことやら・・・・、蛭が邪魔をする季節に突入も近いです。

つう
通風山
ハリマオ
記事: 465
登録日時: 2011年8月31日(水) 14:06

Re: 【鈴鹿】滝洞谷(沢登りじゃないよ)vol 1

投稿記事 by ハリマオ »

つうさん、こんばんは

 
そんなことを仮定してみると鈴北~鈴~茶野~大君ヶ畑でタクシーを呼び石ぐれトンネル経由で大貝戸へ。
 
タクシー? 夢にも思わん発想ですね。大君ガ畑へ下りる計画だったなんて私はありえんと思います。

 
ここまで見つからないと、やっぱり滝洞谷しかないのかなぁと思えてくる。この思い込みの激しさはどこから来るのだろう。
つうさんが何で滝洞谷にこだわるのだろうと考えると、要するにここを登りたいんじゃないの(^^)
 しかし困ったことに、僕にはここを完璧に攻めるスキルが無い。鈴鹿最悪の谷と称されている谷で進退窮まることは二重遭難になってしまう。
 見に行くということに限定すれば、強固な支点さえあれば懸垂下降できる長さのロープがあれば事足りるのであろうが空中懸垂も想定しなきゃならないし・・・。
 

私も10年以上前から、登れないなら逆に懸垂の一手で沢下りして滝洞谷を見物にいけないかなと夢想しておりました。
 カラカラとしょっちゅう落石がある。対岸は特にすごい斜面となってビートたけしの「コマネチ!」よりもすごいことになっている。
 ついに禁断の地に降り立ってしまった!ロープはもちろん残置。
 

下りてはいけないところへ下りちまったという緊迫感が漂いますね。竪穴のテラスに足が着いたときもそう思いました。
まずは下流の洞窟ゴルジュを上からのぞく。次に上流に向かうと異様な匂いにみんなの顔つきがはっと変わる。
 足元を見ると鹿の腐乱死体だ。滑落したのか、出られなくなってしまったのか。やはりここは死の谷だ。すぐ脇を越えていく。
西尾本にもそんなこと書いてありましたね。あんまり行きたくない谷ですね。
豪快な水量の滝があるわけでもなし、陰気臭いですね。
谷に降りれる弱点を探しながら行くも、尾根芯と谷の間の急斜面をトラバースすることも不可能で、谷に下降する気力も失せて休憩後に帰路に着く。
出直しですわ。ここはやっぱり力のあるものでないと寄せ付けないところですね。
ま、だいたいどんなところか分かっただけでも収穫ですがな。

 
だいたいテント背負っているのにこの谷をここまでは下りてこられないと思うので、もしいるのならもっと上部だろうなぁ。
そりゃそうでしょう。その上部でさえ限りなくゼロと思うけど。
今日某所(非公開らしいので修正かけました)で遭難者のものと思われるオーバーグローブ発見の情報が入りました。
搜索の重点はそちらへ移るでしょう。
 谷中で写真なんか撮ってられませんでしたわ。
 肝心のコマネチの写真なし?  つうさん新聞記者にはなれんわ^^

               ハリマオ

 
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通風山
管理人
記事: 942
登録日時: 2011年2月11日(金) 08:12
お住まい: 愛知県常滑市

Re: 【鈴鹿】滝洞谷(沢登りじゃないよ)vol 1

投稿記事 by 通風山 »

葉理さん、こんばんは。
雨がようふって寒いですなぁ。
ハリマオ さんが書きました:タクシー? 夢にも思わん発想ですね。大君ガ畑へ下りる計画だったなんて私はありえんと思います。
これだけ見つからんといろいろ想像するわけですわ。思い込みでしょうな。ワシのバヤイありえんことはないと思うよ。

つうさんが何で滝洞谷にこだわるのだろうと考えると、要するにここを登りたいんじゃないの(^^)

これで谷に入りながらも、上に抜けられなかったのが3度目ですわ。次はなんとかしたいですわ。
なぜにここに目をつけたかというと、5年に1度ぐらい遭難騒ぎがあるのと、遭難者が前年に鈴ヶ岳に執着していたので茶野から北西に延びる尾根に乗ったんじゃないかと思ったわけです。

私も10年以上前から、登れないなら逆に懸垂の一手で沢下りして滝洞谷を見物にいけないかなと夢想しておりました。

滝のオチ口の支点も石灰岩なのでハーケン打つのも微妙ですよ。支点は数箇所ほしいかと。

今日某所(非公開らしいので修正かけました)で遭難者のものと思われるオーバーグローブ発見の情報が入りました。

修正前にみたぞ~~。遺留品らしきものが見つかりましたか、これで一点集中できそうですね。
その場所であれば、やはりかなりのホワイトアウトだったようですね。

肝心のコマネチの写真なし?  つうさん新聞記者にはなれんわ^^

今度はじっくり画像撮ってきます。
冗談はさておき、解決の糸口になればいいですね。

つう
通風山
カッチャン
記事: 175
登録日時: 2011年11月25日(金) 07:56

Re: 【鈴鹿】滝洞谷(沢登りじゃないよ)vol 1

投稿記事 by カッチャン »

横レス失礼します。
ハリマオさん、こんばんわ。

私も見てはいけないものを見てしまったようです :shock:
早速、研究に入りましたが、私のような素人にはかなり困難な場所のようですね :?

                                              カッチャン
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通風山
管理人
記事: 942
登録日時: 2011年2月11日(金) 08:12
お住まい: 愛知県常滑市

Re: 【鈴鹿】滝洞谷(沢登りじゃないよ)vol 1

投稿記事 by 通風山 »

カッチャンおばんです。ハリさん宛かな?横レスの横レスでご無礼!
カッチャン さんが書きました:私も見てはいけないものを見てしまったようです :shock:
早速、研究に入りましたが、私のような素人にはかなり困難な場所のようですね :?
見てしまいましたかぁ :?
みざる、いわざる、きかざるが良いかもしれませんね。
居村隊が動くまで静観が良いでしょうね。それでもまた見つからなかったら、いよいよ本格的に「滝洞谷」突撃ですわ。

つう
通風山
とっちゃん
記事: 325
登録日時: 2011年2月20日(日) 21:02

Re: 【鈴鹿】滝洞谷(沢登りじゃないよ)vol 1

投稿記事 by とっちゃん »

つうさん、こんばんは~(*^_^*)

【 日 付 】2012年4月19日(木)
【 山 域 】鈴鹿 茶野 滝洞谷
【メンバー】Tさん、Mちゃん、通風山
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】大君ヶ畑墓地駐車場8:44++8:55F1巻きにかかる++9:10大堰堤に戻る++10:00左岸尾根から洞窟ゴルジュ上部へ降り立つ++11:00降下点上部に戻り昼食11:30++13:10 650m鉄塔で帰路につく++15:00大君ヶ畑墓地駐車場

いいお天気に、山に入れてよかったね~。


 御池遭難の件でいろいろと仮定してみた。あくまでも僕の個人的な勝手な想像なのでお許し願いたい。
鈴北あたりから大貝戸への時間と省力コースや鈴ヶ岳へのチャレンジなど、タクシーをあてにした大君ヶ畑への縦走も考えられるのではと思えてきた。
 以上のようなことを書くと捜索に混乱を与えるかもしれないので、さらっと流してほしい。自分がここを見てこようという理由付けを勝手にしているに過ぎないのだから。


 思いつかない発想です。けれど、こんなに長引くと、見つかるためには色んな発想が、必用やと思います。

私的には、意図としてとゆうより、鈴北から迷ってそちらの方に行かれたかもしれないというのも有かなと思ったり。


 そんなことを考えていると ここまで見つからないと、やっぱり滝洞谷しかないのかなぁと思えてくる。この思い込みの激しさはどこから来るのだろう。

私は、滝洞だけは、今までは行きたいとは思えなかったんやけど、つうさんは、滝洞に以前に一人でチャレンジしていたね。
どこか、心の中に滝洞って存在がが残ってるのかもしれないね。
あそこは、何かあったら一人では戻れない場所だから、そう思うと、よけい捜索しておきたい場所になるよね。
つうさんは、いつか行くやろうなぁと思ってたよ。



 しかし困ったことに、僕にはここを完璧に攻めるスキルが無い。鈴鹿最悪の谷と称されている谷で進退窮まることは二重遭難になってしまう。見に行くということに限定すれば、強固な支点さえあれば懸垂下降できる長さのロープがあれば事足りるのであろうが空中懸垂も想定しなきゃならないし・・・。と思っているとT氏からのお誘いがあった。

おお~。なんとタイミングがいいじゃないの。いい山仲間がおられて幸せやね。

 いろいろ検討して、ごちゃごちゃ困難なクライミングをするより、それぞれの滝の間に左岸から降下したほうが早いという結論に達したものの、恐怖を覚えるようなV字状に切り立った谷を巻き上がり降下可能な弱点があるのだろうか?ザイルの本数を増やす。径こそ違うものの15m、20m、20m、40m、50m、あとはアブミ、アッセンダー等々これを二人で担ぐ。おっも~~


しかし、あれこれと安全策を考えると、その分装備が増えるね~。

 また堰堤まで戻って左岸のそま道を探しながら行くのだが、道型を失い、時には獣道に乗って標高400mあたりで何とか谷に降り立った。降りるのに使ったロープはトラバース用に張ったものもあわせて4本。
 カラカラとしょっちゅう落石がある。対岸は特にすごい斜面となってビートたけしの「コマネチ!」よりもすごいことになっている。
 ついに禁断の地に降り立ってしまった!ロープはもちろん残置。

スタートから、難儀やね。しかし、チームがガッツだと、可能になるね。

 まずは下流の洞窟ゴルジュを上からのぞく。次に上流に向かうと異様な匂いにみんなの顔つきがはっと変わる。
 足元を見ると鹿の腐乱死体だ。滑落したのか、出られなくなってしまったのか。やはりここは死の谷だ。すぐ脇を越えていく。
 井戸底ゴルジュの手前の滝まで確認して、さらに上に行こうと先ほどの残置ロープまで戻り上部でランチ。
 先ほどの鹿を思うと食事がのどを通らない。

う~ん。鹿ちゃん、沢でも何回か見かけたけど・・・・。辛いなぁ。

谷に降りれる弱点を探しながら行くも、尾根芯と谷の間の急斜面をトラバースすることも不可能で、谷に下降する気力も失せて休憩後に帰路に着く。出直しですわ。ここはやっぱり力のあるものでないと寄せ付けないところですね。

また、チーム編成しなおして、チャレンジですね。

 とりあえず下の堰堤から井戸底ゴルジュの手前まで捜索しました。ただし洞窟ゴルジュの真下は見えませんでした。
 あ、滝洞谷左岸尾根標高650mまでもです。

まぁ、一挙に何もかもできないので、捜索が進んでも、みつからない時は、再度のチャレンジということになるのかな。

 だいたいテント背負っているのにこの谷をここまでは下りてこられないと思うので、もしいるのならもっと上部だろうなぁ。

どんなことが起こるかは、分からないけれど。

 今回は下見みたいになっちゃった。でも安全第一なので、僕のスキルとしてはこんなもんなんでしょう。いつか下からきっちりチャレンジしたいなぁ。もしもう一回行くなら茶野から逃げ道作りながら降りるつもりですが、それでもやっぱり支点に大きな不安があるので微妙な気持ちです。滝洞谷vol 2はあるのだろうか?

あるとしたら、危険をきっちり回避できる案を持って、メンバー集めですね。

どないやろうと心配してましたが、無事帰還で、安心したよ。

☆~~とっちゃん(都津茶女)~☆


 
zipp
記事: 1165
登録日時: 2011年3月09日(水) 22:49

Re: 【鈴鹿】滝洞谷(沢登りじゃないよ)vol 1

投稿記事 by zipp »


 つうさん、どもです。

 滝洞、ご苦労さんですた。Nさん見つかっても、vol2キボンヌ(^^)。
わたしは、石灰岩の水流に磨かれた岩肌が大好きです。 :oops:
見せてくださいね。
 遭難しないよう、ヒルによる大量失血がないことをお祈り申し上げます。

 話題は変わって、しか~しっ!アソコは当初の遭難捜査でヘリでじっくり見なかったんかいな?重点箇所でしょに。
もうボランティアは必要なく(頭数で必要かもしれないけど)、近々にでも警察と岳連主体の一斉捜索が行われるんじゃないかと思ふ。
もう捜索本体に任せた方がいいね。
 それと、2月12日の朝は、それほどのホワイトアウトじゃなかったんだろうということが、遺留品の場所から推測されますね。
   zipp
ハリマオ
記事: 465
登録日時: 2011年8月31日(水) 14:06

お願い

投稿記事 by ハリマオ »

手掛かりが見つかったので、現在岳連本部では安全対策(保険、装備等)、警察との連携など綿密に計画を練っています。

「安全対策が整うまでの間、この地域への捜索での入山は控えて頂きたいと思います。この旨関係団体員に周知をお願いします。」

ということなので個人捜索はせず、参加したい人は本部に申告して、その指揮のもと団体行動をとってください。

                     ハリマオ
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通風山
管理人
記事: 942
登録日時: 2011年2月11日(金) 08:12
お住まい: 愛知県常滑市

Re: 【鈴鹿】滝洞谷(沢登りじゃないよ)vol 1

投稿記事 by 通風山 »

zippおいちゃん、おばんでやんす。

 滝洞、ご苦労さんですた。Nさん見つかっても、vol2キボンヌ(^^)。
わたしは、石灰岩の水流に磨かれた岩肌が大好きです。 :oops:


滝洞は登っておきたいなぁ。でもひと段落しそうだからいろんな騒ぎが少し落ち着いてからだね。ヒルとかも気になるしね。
さらに怪我したらなんにもなんないしね。
谷がもう少し明るくて乾いて、なおかつ落石の危険がなかったら、すごい自然の造形美でいいとこなんだろうなと思うなぁ。

 話題は変わって、しか~しっ!アソコは当初の遭難捜査でヘリでじっくり見なかったんかいな?重点箇所でしょに。
もうボランティアは必要なく(頭数で必要かもしれないけど)、近々にでも警察と岳連主体の一斉捜索が行われるんじゃないかと思ふ。
もう捜索本体に任せた方がいいね。


岳連の組織で大規模に再開するみたいだから勝手連はこれからは邪魔になるね。僕も同感です。

つう
通風山
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通風山
管理人
記事: 942
登録日時: 2011年2月11日(金) 08:12
お住まい: 愛知県常滑市

Re: 【鈴鹿】滝洞谷(沢登りじゃないよ)vol 1

投稿記事 by 通風山 »

とっちゃん、こんばんは。

 思いつかない発想です。けれど、こんなに長引くと、見つかるためには色んな発想が、必用やと思います。

私的には、意図としてとゆうより、鈴北から迷ってそちらの方に行かれたかもしれないというのも有かなと思ったり。


結局は雪が融けてからしか入れない場所だったのかな。照準がどんどん狭められると良いね。

私は、滝洞だけは、今までは行きたいとは思えなかったんやけど、つうさんは、滝洞に以前に一人でチャレンジしていたね。
どこか、心の中に滝洞って存在がが残ってるのかもしれないね。
あそこは、何かあったら一人では戻れない場所だから、そう思うと、よけい捜索しておきたい場所になるよね。
つうさんは、いつか行くやろうなぁと思ってたよ。


入り口の3mは巻かなきゃならないけど、そのすぐ先の洞窟ゴルジュを見るだけでも「なんじゃこりゃ?」という滝自体が石灰岩の塊です。
谷自体が陰湿でいや~~な感じですよ。
谷が深いので遠くの落石が響いて聞こえてきます。それも不気味。

う~ん。鹿ちゃん、沢でも何回か見かけたけど・・・・。辛いなぁ。

上ではもっと何体もあるんでしょうなぁ。

また、チーム編成しなおして、チャレンジですね。
まぁ、一挙に何もかもできないので、捜索が進んでも、みつからない時は、再度のチャレンジということになるのかな。


特殊な谷だね。だいたい水が流れてないんだからね。
何回でも来てしまうような気がします。

あるとしたら、危険をきっちり回避できる案を持って、メンバー集めですね。
どないやろうと心配してましたが、無事帰還で、安心したよ。


心配してくれてありがとう。入るときは念のためにロープを余分に持っていって、逃げ場を作ったほうが良いね。
重いけどしょうがないや。

つう
通風山
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通風山
管理人
記事: 942
登録日時: 2011年2月11日(金) 08:12
お住まい: 愛知県常滑市

Re: お願い

投稿記事 by 通風山 »

ハリさん、おばんでやんす。
ハリマオ さんが書きました:手掛かりが見つかったので、現在岳連本部では安全対策(保険、装備等)、警察との連携など綿密に計画を練っています。
「安全対策が整うまでの間、この地域への捜索での入山は控えて頂きたいと思います。この旨関係団体員に周知をお願いします。」
ということなので個人捜索はせず、参加したい人は本部に申告して、その指揮のもと団体行動をとってください。
岳連遭対本部の通知連絡をこんなところにまで、ありがとうございました。
トップに告知させていただきました。
勝手に入ると下の捜索隊に危険を及ぼす可能性があるから遠慮してくれということでしょうね。
28日からのようですね。発見できるように祈っています。

つう
通風山
縦横無尽
記事: 6
登録日時: 2012年3月17日(土) 15:36

Re: 【鈴鹿】滝洞谷(沢登りじゃないよ)vol 1

投稿記事 by 縦横無尽 »

手掛かりが見つかって本当に良かった!捜索情報のサイトには28日から捜索が始まるエリアが明示されています。

私も前にソロで広大な捜索範囲の極一部に入ってみましたが、連休中にヒル対策を充分にして再度と考えてたけど、捜索隊のみなさんに迷惑が掛かりそうなので見守ります。

捜索の始まるエリアといえば、どちらかというと可能性のまだ少ないエリアだったのでは?いかにもアクシデントに見舞われたというか・・。

私も他人事とは思えず、遭難発生時から連日ネット情報が気になっていたので、とにかく一日でも早く発見されますようにと祈念いたします。
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通風山
管理人
記事: 942
登録日時: 2011年2月11日(金) 08:12
お住まい: 愛知県常滑市

Re: 【鈴鹿】滝洞谷(沢登りじゃないよ)vol 1

投稿記事 by 通風山 »

縦横無尽さん、こんばんは。

手掛かりが見つかって本当に良かった!捜索情報のサイトには28日から捜索が始まるエリアが明示されています。

手がかりを探さないと次に進めなかったんでしょうね。ほんとよかった。
エリアの公表はあちらのサイトにおまかせして、こちらでは控えるつもりです。

私も前にソロで広大な捜索範囲の極一部に入ってみましたが、

縦横無尽さんも入られたんですね。

捜索の始まるエリアといえば、どちらかというと可能性のまだ少ないエリアだったのでは?いかにもアクシデントに見舞われたというか・・。

捜索も雪が多かったので安易には近づけない等高線の場所ですね。

私も他人事とは思えず、遭難発生時から連日ネット情報が気になっていたので、とにかく一日でも早く発見されますようにと祈念いたします。

これも遭難者の人徳なんでしょうね。
発生以来、彼の友人たちが、粛々とリンクを重ねて作り上げたサイトが生きたと思います。
ここも粛々と行きたいところですが、フォーラム形態なのであっちでぐちゃぐちゃ、こっちでぐちゃぐちゃですわ。
まあそれもよしと、させてください。
縦横無尽さんには、前に生意気なことを言ってしまいました。ごめんなさい。

連休中に決着がつくと確信しています。
僕たちは上をふらふらして落石など落とさないように、勝手に入らないのが一番ですね。

縦横無尽さん!次は山行レポをお待ちしています。ぜひお願いします。

つう
通風山
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