春のうららの御池岳  捜索Ⅳ

山行記、山の思い出、限定
フォーラムルール
新規トピックは文頭に以下のテンプレートをなるべく使ってください。
【 日 付 】
【 山 域 】 
【メンバー】
【 天 候 】
【 ルート 】
※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
返信する
ハリマオ
記事: 465
登録日時: 2011年8月31日(水) 14:06

春のうららの御池岳  捜索Ⅳ

投稿記事 by ハリマオ »

 
   鈴鹿北部  御池岳
  2012年4月15日(SUN) 晴れ 単独 

 私としては早く家を出たつもりだったが、コグルミ駐車場は一台の隙間もなかった。後ろめたいが登山口の空きスペースに停めようと思ったら、そこも塞がっていた。そこで更に後ろめたいがその後ろ、僅かに白線からはみ出して駐車した。あぶれたクルマが続々とやってくる。他県ナンバーのご婦人が「ここに駐車していいかしら?」と聞いてくる。「私に許可する権限はないので、自己責任で判断して下さい」と言っておいた。本当はもっと端的に返す言葉があるのだが・・・

 仕度をしていると歩人倶楽部隊長がやってきた。上の方に駐車したらしい。zippさんも来ているとのこと。雪の消えたコグルミ谷を、隊長の奥方のうさぎさんと世間話をしながら登る。それにしても陽気が良くなったものだ。登りだすとすぐに暑くなってくる。下着とシャツ一枚で十分だ。タテ谷分岐で隊長夫妻と分かれる。

 ・708まどろみの尾根に達すると見目麗しき女性が視界に入った。木和田尾捜索で会ったBちゃんだ。当然zippさんがSPとして付いているはずだ。案の定「ハリマオさん、こんなとこで何してんの」とおっちゃんの声が聞こえた。そんな当たり前のことを聞かれても言葉に詰まる。「あんたこそ、そんなとこにしゃがんで何してんの?」 「タヌキのタメ○ソを観察してるの」

 ・・・やっぱ、この人は筋金入りの変人だ。普通の人なら避けて通るだろう。しかしヘーゲルは言った「人間は教養形成によって、はじめて人間としてかくあるべきものになる」
糞の分析という崇高で気高い研究をしているzipp先生は偉大な人間であると言えよう。きっとタヌキの食生活から地域の自然が分かるのだろうと推察する。

 三人で急な登山道を登る。私が草花を探してチンタラしているうちにzippさん達は谷側にトラバースしていった。しばらくして、もう先に行っただろうと思っていたら、下の妙な所をゴソゴソ歩いている。やがて私の方に上がってきて「何で道外れてるって教えてくれなかったの」と叱られる。そりゃないでしょう。仮にもヤブコギネットにこの人ありと謳われたzippさんが道を外したって、ワザとやってると思うでしょ。何か魂胆があってやってると考えるのが普通。例えばタメ○ソの追跡とか(^◇^)。やがて谷との出合で休息。Bちゃんに夏ミカンの差し入れを頂く。これはおいしい。ちゃんと剥いてあるので食べやすい。ありがとう。

 zippさんが「今日は1241-1247の北斜面ローラーやるよ」と言う。私もそこが目的だったが、岳連がやるなら重複するのでやめだ。しかしよく聞けばzippさん達がやるとのこと。二人でローラーもないもんだ(^◇^)。それなら私もそこを登ろう。しかし私は出会った人にノコノコ着いていくような登り方は潔しとしない。当初の予定通り、ここからトラバースを掛けることにする。zippさん達はここから県境1148直登だそうな。捜索という性格上なおさら分かれた方がよい。

 900mラインを南東に向かってトラバする。グチャグチャで歩きにくいトラバに飽きてきた。それにこのまま行くとコグルミ冬道、詰めの急登が待っている。炭窯を過ぎた所で尾根に乗り換え、1000mラインに切り替えることにする。尾根を登っていると眼下の谷に人影が見えた。こらまた妙な所を登っているなと思ったら隊長夫妻だ。支谷を探っているらしい。オーイと手を振ると気づいたらしい。

 それにしても暑い。ズボン下を履いてきたので蒸れる。誰もいないから脱ごうかなと思ったが、着替え中に転落して下半身裸の遺体で発見されるのもイヤだなと思ってやめておく。ここから登山道7合目までやけに長かった。一か所だけフクジュソウが群れていた。不思議なことにあったのはそこだけで、土質を調べたら何か分かるかも知れない。

 ようやく登山道に出ると人がたくさんいた。乗っ越しからそのまま真の谷に下りるが雪に足跡がない。zippさん達はまだ来ていないようだ。遅いなあ、またキツネかサルのフンでも観察しているのだろうか。しばらく待つが来ない。先に行こう。足跡で分かるだろう。丸山登山道一本東の谷沿いを登る。まだ谷筋は1mくらい雪がある。遭難者が埋まっていたら分からない。斜面途中で休息していると下から声が掛かった。「ハリマオさん、そこ真っすぐ登るの~?」「そう。東側頼むわ~」と返事をする。聞こえただろうか。
テーブル直下  尻セードしたらヤッホーだね
テーブル直下  尻セードしたらヤッホーだね
 手掛かりもなく鞍部に着いた。1241へ向かい、北斜面が見える所で待つ。良いお天気で伊吹、能郷白山、加賀白山の揃い踏み。右手には御嶽乗鞍、槍穂に笠まで見えている。zippさんは待てど暮らせどやってこない。腹減ったからお昼にしよう。そのうち来るだろう。しかし昼食が終わっても上がってこない。考えられる理由は四つ。

1. 斜面の途中でお昼にした
2. 遭難者を発見した
3. 端から端までジグザグ切って、マジでローラーやってた
4. 私とまた顔を合わせるのがイヤで逃げた(^◇^)
はるか笠ガ岳(左)と槍穂高連峰
はるか笠ガ岳(左)と槍穂高連峰
 そのどれかは分からないが、その後zippさんに会うことはなかった。テーブルの上は人だらけで30名ほどの団体さんまでいた。こんな所を歩き回っても意味ないわと思って帰ることにする。1241の東の谷を下りつつ西にトラバして尾根を巻いていくと、泥の中に丸いものがあった。シカ角の付け根だ。引っ張り出すと何処も欠損のない立派なものだ。今まで持ち帰ったことはないが、今回は優美な曲線が妙に気に入って雪で洗ってみる。生け花みたいに雪に立てて写真を撮る。飾りになるかもだ。
通行手形を立ててみる
通行手形を立ててみる
 途中でちょうど見ごろのフクジュソウが群れていた。あとで見もしないのに性懲りもなく、たくさん撮影する。やがて自分の足跡だらけの往路の登り口(真の谷)に達した。幻池の尾根に這いあがると1241北斜面が一望できる。わざわざ登らなくても、ここから双眼鏡で見た方が効率的かもしれない。

山は将に圧せんとし 尾根は広く谷は白く 樹木黒く浮かびて人の小さき

 乗越しからは登山道を使わず右の支谷を下りてみる。この付近は捜索済みだが、雪解けが進んでいるので無意味ではない。しかし手掛かりもなくカタクリ峠南の出合に着いた。カタクリ峠で休んでいた登山者と雑談ののち、コグルミ右岸尾根を下りる。途中で・801西のコバ(イタドリバ)へ下りて休む。ここも杣人さんを思い出す場所だ。そこから登山口近くへ達する谷を下りる。丁字桜のご機嫌伺いだ。下りにくい谷である。桜は一輪のみ咲いていた。花一輪 一輪ほどの 暖かさ・・・である。
超望遠で撮る花一輪
超望遠で撮る花一輪
 出合に着くとコグルミ谷を下りてきた二人連れに「この谷を下りてきたんですか? 帽子とか手袋とか落ちていなかったですか?」と尋問を受けた。岳連の人らしい。クルマに着くとワイパーに紙が挟んであった。
「警告 この車は駐車違反です。他の通行車両の迷惑云々  いなべ警察署」
キャー、ありがたや。わしだって後ろめたくて溝に落ちるほど路肩へ寄せていたんだけど。私のうしろ10台ほどに連続して貼られている様は壮観であった。

                                ハリマオ
長谷川雅俊
記事: 1
登録日時: 2012年1月28日(土) 22:09

Re: 春のうららの御池岳  捜索Ⅳ

投稿記事 by 長谷川雅俊 »

 はははは・・・・やはり、警告書の貼ってあった見覚えのある高級SUVは、ハリさんでしたか!
小生が下山した時に、お巡りさんがペタペタ貼っておりました。上空にはヘリコプターが飛んでいたし、パトカーがマイクで大声をだしていたので、てっきり遭難者が見つかったと思ったのですが・・・
 
 たしかに延々と車が止まっていたので、通行する車がすれ違えないので困っていましたよ!しかし、山側に停めたら落石が怖くないですか?・・・せっかくの高級車がへこんじゃいますよ・・・
 
 小生は当然、一番最初に駐車場に車を止めたので、警告書を貼られませんでしたけど・・・
 
朝、歩き始めたら、北極星の右側を大きな流れ星が飛んで行きました・・・とてもきれいでした。128°には三ケ月が出ていました。
今日はお花見でしたのでチンタラ歩きで、小生にはこれが一番あっているようです・・・もうハードなヤブコギは無理ですね・・・ここのヤブコギネットに投稿するのも、恥ずかしく感じるようになってきました。
 
 下山はハリさんと同じく、コグルミ谷右岸尾根を降り、途中からイタドリバ経由で、コグルミ谷第一左俣谷に入りました。
11時53分コグルミ谷登山口到着。
 
       ではまた、御池でお会いできますように・・・
  :D
添付ファイル
oike-haru0001284.JPG
oike-haru0001282.JPG
oike-haru0001281.JPG
カッチャン
記事: 175
登録日時: 2011年11月25日(金) 07:56

Re: 春のうららの御池岳  捜索Ⅳ

投稿記事 by カッチャン »

 ハリマオさん こんにちわ。 :D

他県ナンバーのご婦人が「ここに駐車していいかしら?」と聞いてくる。「私に許可する権限はないので、自己責任で判断して下さい」と言っておいた。本当はもっと端的に返す言葉があるのだが・・・
あえてその言葉を封印されたということは、放送禁止ワード?

案の定「ハリマオさん、こんなとこで何してんの」とおっちゃんの声が聞こえた。そんな当たり前のことを聞かれても言葉に詰まる。「あんたこそ、そんなとこにしゃがんで何してんの?」 「タヌキのタメ○ソを観察してるの」 ・・・やっぱ、この人は筋金入りの変人だ。普通の人なら避けて通るだろう。しかしヘーゲルは言った「人間は教養形成によって、はじめて人間としてかくあるべきものになる」
糞の分析という崇高で気高い研究をしているzipp先生は偉大な人間であると言えよう。きっとタヌキの食生活から地域の自然が分かるのだろうと推察する。
タヌキのタメ○ソからヘーゲルの言葉が出てくるとは・・・。ハリマオさんも只者ではありませんね。ところで、ヘーゲルってだれ?

 
三人で急な登山道を登る。私が草花を探してチンタラしているうちにzippさん達は谷側にトラバースしていった。しばらくして、もう先に行っただろうと思っていたら、下の妙な所をゴソゴソ歩いている。やがて私の方に上がってきて「何で道外れてるって教えてくれなかったの」と叱られる。そりゃないでしょう。仮にもヤブコギネットにこの人ありと謳われたzippさんが道を外したって、ワザとやってると思うでしょ。何か魂胆があってやってると考えるのが普通。例えばタメ○ソの追跡とか(^◇^)。
この辺りのやり取りは達人が達人を知るというか、あうんの漫才というか・・・。(^◇^)

 
zippさんが「今日は1241-1247の北斜面ローラーやるよ」と言う。私もそこが目的だったが、岳連がやるなら重複するのでやめだ。しかしよく聞けばzippさん達がやるとのこと。二人でローラーもないもんだ(^◇^)。
意識を飛ばし、心眼を使えば、二人でもローラーできると思います。(^◇^)


しかし私は出会った人にノコノコ着いていくような登り方は潔しとしない。
かっこいいー漢には山ガがノコノコ着いてくるでしょう。

  
それにしても暑い。ズボン下を履いてきたので蒸れる。誰もいないから脱ごうかなと思ったが、着替え中に転落して下半身裸の遺体で発見されるのもイヤだなと思ってやめておく。
もよおしてきて、○○をおろした瞬間、熊に襲われたら・・・。いかん、他人事ではないぞ。

zippさん達はまだ来ていないようだ。遅いなあ、またキツネかサルのフンでも観察しているのだろうか。 zippさんは待てど暮らせどやってこない。腹減ったからお昼にしよう。そのうち来るだろう。しかし昼食が終わっても上がってこない。考えられる理由は四つ。
1. 斜面の途中でお昼にした
2. 遭難者を発見した
3. 端から端までジグザグ切って、マジでローラーやってた
4. 私とまた顔を合わせるのがイヤで逃げた(^◇^)
第5の選択肢 キツネかサルのフンの観察に集中していて、後ろから○○に襲われた。 :?

幻池の尾根に這いあがると1241北斜面が一望できる。わざわざ登らなくても、ここから双眼鏡で見た方が効率的かもしれない。
山は将に圧せんとし 尾根は広く谷は白く 樹木黒く浮かびて人の小さき
小さき人なれど 縁深き山に散りし魂求め 今日もゆく その心深く広くわれらを揺るがす
カッチャン
のんくん

Re: 春のうららの御池岳  捜索Ⅳ

投稿記事 by のんくん »

ハリマオさん、こんにちは

>  出合に着くとコグルミ谷を下りてきた二人連れに「この谷を下りてきたんですか? 帽子とか手袋とか落ちていなかったですか?」と尋問を受けた。岳連の人らしい。

いやだなぁ、尋問なんかしてませんて、人聞きの悪い
コグルミ谷を下りていて左岸の高いところを歩いていたら、下の方に人影が見えてびっくりはしましたけど

あの時の若い方です、はい

読み進めているうちに何やら見覚えのあるお宝の写真が見えたものでもしやと思ったら正解でした。

途中の無線交信を聞いていてハリマオさんが入山していると聞き、
おぉ、やぶこぎのハリマオさんがいるんだぁ~って感慨にふけっていたら
知らない間に遭遇していたのですね(笑)

お疲れ様でした
Kasaya
記事: 927
登録日時: 2011年2月20日(日) 14:34

Re: 春のうららの御池岳  捜索Ⅳ

投稿記事 by Kasaya »

ハリマオさん こんばんは
なんだか随分久しぶりのレスです。
最近殆どROMになっちゃいました。
  鈴鹿北部  御池岳
  2012年4月15日(SUN) 晴れ 単独 

私も行っておりました。

 私としては早く家を出たつもりだったが、コグルミ駐車場は一台の隙間もなかった。後ろめたいが登山口の空きスペースに停めようと思ったら、そこも塞がっていた。
国道が開いた最初の週末だったので混むことを予想して早めに出ました。6時45分のコグルミ谷駐車地はあと2台くらい停められそう。
たぶん7時には満車だったでしょう。

仕度をしていると歩人倶楽部隊長がやってきた。上の方に駐車したらしい。zippさんも来ているとのこと。
いろいろな人が入ってますねえ。ボタンブチでコッペパンさんに会ったときハリマオさんが登っていると聞きました

「あんたこそ、そんなとこにしゃがんで何してんの?」 「タヌキのタメ○ソを観察してるの」
タヌキのタメ○ソってどんなんかなあ。

Bちゃんに夏ミカンの差し入れを頂く。これはおいしい。ちゃんと剥いてあるので食べやすい。ありがとう。
ええですねえ。男だけだとこうは行かない。

zippさん達はここから県境1148直登だそうな。捜索という性格上なおさら分かれた方がよい。

ZIPPさんはいいとしてBさんも直登ですか。すごいですね。

一か所だけフクジュソウが群れていた。不思議なことにあったのはそこだけで、土質を調べたら何か分かるかも知れない。素人目にはどこも同じように見えるのに花の咲く場所咲かない場所があります。何の違いでしょうね

丸山登山道一本東の谷沿いを登る。まだ谷筋は1mくらい雪がある。遭難者が埋まっていたら分からない。斜面途中で休息していると下から声が掛かった。「ハリマオさん、そこ真っすぐ登るの~?」「そう。東側頼むわ~」と返事をする。聞こえただろうか。
私は1241へ取り付く尾根の西側の谷を最初歩いていました。近いところでしょうね。谷間には随分雪がありますね。捜索というほどでも
ないですが、ひょっとしてと思いつつ登ってました。
はるか笠ガ岳(左)と槍穂高連峰
見えてたんですねえ。気づきませんでした。

テーブルの上は人だらけで30名ほどの団体さんまでいた。
鞍掛け峠に観光バスが停まってました。この人たちのかな。たくさんの人がいましたねえ。

引っ張り出すと何処も欠損のない立派なものだ。今まで持ち帰ったことはないが、今回は優美な曲線が妙に気に入って雪で洗ってみる。生け花みたいに雪に立てて写真を撮る。飾りになるかもだ。
今まで持ち帰ったことがないというはびっくり。最初の一本は飾りにいいですがそれ以上増えると置き場所に困ります。

途中でちょうど見ごろのフクジュソウが群れていた。あとで見もしないのに性懲りもなく、たくさん撮影する
大体そうなんですよね。一枚でもいいのがあるとうれしいのだけど
福寿草1.JPG

コグルミ右岸尾根を下りる。途中で・801西のコバ(イタドリバ)へ下りて休む。ここも杣人さんを思い出す場所だ。そこから登山口近くへ達する谷を下りる。丁字桜のご機嫌伺いだ。下りにくい谷である。桜は一輪のみ咲いていた。花一輪 一輪ほどの 暖かさ・・・である。
私は右岸尾根を登りましたが、801の西のコバはイタドリバというんですか。あの平たい地形は気になって一度降りたことがありますが
特に何もなかったような

「警告 この車は駐車違反です。他の通行車両の迷惑云々  いなべ警察署」
キャー、ありがたや。わしだって後ろめたくて溝に落ちるほど路肩へ寄せていたんだけど。私のうしろ10台ほどに連続して貼られている様は壮観であった。

鞍掛け峠に下りましたが路上駐車は皆同じように張られていました。でも警告なので罰金にはなってないのでしょう。
来週路上駐車したら罰金かな

お疲れさまでした。
Kasaya
zipp
記事: 1165
登録日時: 2011年3月09日(水) 22:49

Re: 春のうららの御池岳  捜索Ⅳ

投稿記事 by zipp »


 マホさま、日曜日はどもですた。

 私としては早く家を出たつもりだったが、コグルミ駐車場は一台の隙間もなかった。後ろめたいが登山口の空きスペースに停めようと思ったら、そこも塞がっていた。そこで更に後ろめたいがその後ろ、僅かに白線からはみ出して駐車した。
 コグルミの下の広い駐車場は資材置き場とかいって、ほとんど資材が置かれてないじゃないの。解放すりゃいいのにね。
わたしが通った時、すでにコグルミ道前には、2台。その後ろにはとてもとても停める勇気はありませんでした、小心なもので。

あぶれたクルマが続々とやってくる。他県ナンバーのご婦人が「ここに駐車していいかしら?」と聞いてくる。「私に許可する権限はないので、自己責任で判断して下さい」と言っておいた。
 その後ご婦人は、ご婦人の後ろに停めようとした運転手に尋ねられるのだ。「ここに駐車していいの?」
ご婦人曰く、「私にはわからないけど、前に停めた人が、事故責任で考えてって」・・・、と永遠に伝言ゲームが続き、
「事故が起きなけりゃいいんでないの、車少ないし・・・」と自己中判断になっちゃうのだ(^^;。

 ・708まどろみの尾根に達すると見目麗しき女性が視界に入った。木和田尾捜索で会ったBちゃんだ。
 べんちゃらしときゃ、何かでるかと思ってるでしょ(^^)。

案の定「ハリマオさん、こんなとこで何してんの」とおっちゃんの声が聞こえた。そんな当たり前のことを聞かれても言葉に詰まる。「あんたこそ、そんなとこにしゃがんで何してんの?」 「タヌキのタメ○ソを観察してるの」
 あぁ、当たり前のことですたか?なんか怪しい動作に思えたけど・・・。

糞の分析という崇高で気高い研究をしているzipp先生は偉大な人間であると言えよう。
 そそっ!このため糞には、朝モヨオサレタと思われるテカリのある糞が糞ピラミッドの最上段に乗っかっており、積雪期前からこの溜め糞は、続いているのだろうかしらん?と観察していると、その溜め糞の中から清楚なカタクリがニョキと立ち上がり蕾を付けているのだが、なんと枯れ始めているのだ!
 で、結論。このタヌキの溜め糞場は、積雪前からあったもので、雪が融けタヌキがまた年越しの溜め糞場に現れ、糞をさらに上積みし、新鮮な糞によって目出ししたカタクリは枯れだしたのだ。
なんて、オイラは偉大なのだ。タヌキの溜め糞を観察してに生態系を見るのだ(^^)。

 三人で急な登山道を登る。私が草花を探してチンタラしているうちにzippさん達は谷側にトラバースしていった。しばらくして、もう先に行っただろうと思っていたら、下の妙な所をゴソゴソ歩いている。やがて私の方に上がってきて「何で道外れてるって教えてくれなかったの」と叱られる。
 後ろにいたはずのマホさんがいつの間にかいなくなり、前にタテ谷切り立った枝谷が現れ、余計なアルバイト。
やっとこさ登り終えたと思ったら、おっちゃんは、ちんたら狐のお面の石でも探してるのか登山道を歩んでるんだもの。

二人でローラーもないもんだ(^◇^)。それなら私もそこを登ろう。しかし私は出会った人にノコノコ着いていくような登り方は潔しとしない。
 一緒にローラ(絨毯と云う言葉を使いましたが)かけましょうか?と喉から出かかったけど・・・。

 900mラインを南東に向かってトラバする。グチャグチャで歩きにくいトラバに飽きてきた。
 喉から出さずに良かった(^^;。

こらまた妙な所を登っているなと思ったら隊長夫妻だ。支谷を探っているらしい。
 隊長夫妻は、あの切立った枝谷を登ったんですね。この谷に帰路デジカメを威勢良く落としてしまったよ。往路に落とせば拾ってもらえたものを。

一か所だけフクジュソウが群れていた。不思議なことにあったのはそこだけで、土質を調べたら何か分かるかも知れない。
 フクジュソウはけっこう至る所にあるんだけど、登山者が集まるところは、ほぼ一ヶ所ですね(^^;。

乗っ越しからそのまま真の谷に下りるが雪に足跡がない。zippさん達はまだ来ていないようだ。遅いなあ、またキツネかサルのフンでも観察しているのだろうか。しばらく待つが来ない。
 えっ、待っててくれたの?ローラーしたかったのかな(^^)。エノキタケがけっこう出ていてを採取してたもんでして。
1241-1247の北斜面でも出てて、採って捨ててたのを見たけど、この仕業はマホさん?
[attachment=0]DSCN1731_800.jpg[/attachment]

「ハリマオさん、そこ真っすぐ登るの~?」「そう。東側頼むわ~」と返事をする。聞こえただろうか。
 聞こえてまへん。聞こえててもジグザグトラバースを続けるのみ。マホさんの足跡を何度見たことやら・・・。

1241へ向かい、北斜面が見える所で待つ。良いお天気で伊吹、能郷白山、加賀白山の揃い踏み。右手には御嶽乗鞍、槍穂に笠まで見えている。zippさんは待てど暮らせどやってこない。
 えっ、ここでも待ってくれてたの?ホンマかいな???。
この日、眺望良かったですね~。中央・南アルプスあたりも見えてたんじゃないかな。

腹減ったからお昼にしよう。そのうち来るだろう。しかし昼食が終わっても上がってこない。考えられる理由は四つ。

1. 斜面の途中でお昼にした
2. 遭難者を発見した
3. 端から端までジグザグ切って、マジでローラーやってた
4. 私とまた顔を合わせるのがイヤで逃げた(^◇^)

 まぁ、最新の捜索地図見ればわかるでしょう。ひときわ目を引く異様なトレース(^^;。
けど、最上段は途中で引き返してることになってるなぁ。ナンボGPS持ってあるいても、地図に写すのは人だからね。

テーブルの上は人だらけで30名ほどの団体さんまでいた。こんな所を歩き回っても意味ないわと思って帰ることにする。
 ですよね(^^;。

引っ張り出すと何処も欠損のない立派なものだ。今まで持ち帰ったことはないが、今回は優美な曲線が妙に気に入って雪で洗ってみる。生け花みたいに雪に立てて写真を撮る。飾りになるかもだ。
 まだ、シカの角が落ちるのは早いから、近くに死体が埋まってたかも。昨年のならアカネズミ多き御池で欠損なく残ってないと思うし。

幻池の尾根に這いあがると1241北斜面が一望できる。わざわざ登らなくても、ここから双眼鏡で見た方が効率的かもしれない。
 わたしは往路で幻池から斜面を見てました(^^;、それでも・・・、行かざるを得ない(^^;;。

そこから登山口近くへ達する谷を下りる。丁字桜のご機嫌伺いだ。下りにくい谷である。桜は一輪のみ咲いていた。花一輪 一輪ほどの 暖かさ・・・である。
 ミスミソウも咲いていたかな?

「警告 この車は駐車違反です。他の通行車両の迷惑云々  いなべ警察署」
キャー、ありがたや。わしだって後ろめたくて溝に落ちるほど路肩へ寄せていたんだけど。私のうしろ10台ほどに連続して貼られている様は壮観であった。

 さもありなん(^^)。
添付ファイル
ユキワリ=エノキタケ
ユキワリ=エノキタケ
   zipp
ハリマオ
記事: 465
登録日時: 2011年8月31日(水) 14:06

Re: 春のうららの御池岳  捜索Ⅳ

投稿記事 by ハリマオ »

 おお長谷川さん。この前の件は解決しましたか。
以前の板に比べて少々分かり難いですが、慣れたら問題ないでしょう。
はははは・・・・やはり、警告書の貼ってあった見覚えのある高級SUVは、ハリさんでしたか!
面目ない(T_T)  ただ高級ではなく骨董SUVですが。
だいたい大阪ガスが空き地を占拠しているのが問題ですね。
上空にはヘリコプターが飛んでいたし、パトカーがマイクで大声をだしていたので、てっきり遭難者が見つかったと思ったのですが・・・
飛んでましたねえ。あれは何だったのかな。焼尾の方へ行ってしまいましたが。
いちおう撮ってみました。

 
heli.JPG
 たしかに延々と車が止まっていたので、通行する車がすれ違えないので困っていましたよ!
ひゃー、ごめんなさい。
しかし名古屋みたいに、如何に道路が広いとはいえ左車線まるごと駐車場代わりにしているのは更にひどい。
しかし、山側に停めたら落石が怖くないですか?・・・せっかくの高級車がへこんじゃいますよ・・・
岩でも当たってくれりゃ、クルマを変える口実ができて嬉しいですが(^◇^)
しかし谷側も油断できませんよ。時々停めていた一名様専用駐車場はまるごと崩落してるじゃありませんか。
下山してきたらクルマが谷底だった・・・落石より悲惨です。
  
朝、歩き始めたら、北極星の右側を大きな流れ星が飛んで行きました・・・とてもきれいでした。128°には三ケ月が出ていました。
月の方角まで! コンパスの鬼ですね。
私は最近毎晩、家内と運動に歩いています。カエルの声が日増しに賑やかになってきました。
日々移動していく星座や、月の満ち欠けに大宇宙の神秘を感じています。
今日はお花見でしたのでチンタラ歩きで、小生にはこれが一番あっているようです・・・もうハードなヤブコギは無理ですね・・・
同じくです。下山時間が早くなりました。暮れまで歩く体力がないですわ。
  下山はハリさんと同じく、コグルミ谷右岸尾根を降り、途中からイタドリバ経由で、コグルミ谷第一左俣谷に入りました。
そうでしたか。あまり鼻が利かないので分かりませんでした。
山行レポもまた投稿してください。

                                 ハリマオ
ハリマオ
記事: 465
登録日時: 2011年8月31日(水) 14:06

Re: 春のうららの御池岳  捜索Ⅳ

投稿記事 by ハリマオ »

カッチャン こんにち   は
あえてその言葉を封印されたということは、放送禁止ワード?
すんませんが、ノー米です。落雷は思わぬ方角から落ちてくるものです。
タヌキのタメ○ソからヘーゲルの言葉が出てくるとは・・・。ハリマオさんも只者ではありませんね。
ところで、ヘーゲルってだれ?
誰って言われても私も会ったことはありませんが、カタカナだから多分ガイジンでしょうね。
名古屋で手羽先を揚げながら、客に観念論哲学を説いていたのを見た人がいるとかいないとか。
 
この辺りのやり取りは達人が達人を知るというか、あうんの漫才というか・・・。
いや、私は凡人ですから達人の行動の意味は分かりかねます。
「外れてしまった」のか「わざと外した」のかは高度な政治判断が必要です・・・意味不明 (^◇^)
 
しかしよく聞けばzippさん達がやるとのこと。二人でローラーもないもんだ(^◇^)。
意識を飛ばし、心眼を使えば、二人でもローラーできると思います。
ローラー 君は何故に  ローラー 心をとじて ・・・ カッチャン、それは「傷だらけのローラ」や (T_T)
しかし私は出会った人にノコノコ着いていくような登り方は潔しとしない。
かっこいいー漢には山ガがノコノコ着いてくるでしょう。
えっへん。かっこいいでしょ。
そのわりに山ガは一人も寄ってきませんが、何ででしょうね。
普段なら仲良し山行もいいでしょうが捜索を兼ねているとなると、分かれた方が僅かとはいえ確率が上がるでしょう。
  
着替え中に転落して下半身裸の遺体で発見されるのもイヤだなと思ってやめておく。
もよおしてきて、○○をおろした瞬間、熊に襲われたら・・・。いかん、他人事ではないぞ。
そうそう。まあ鈴鹿にクマはいないからいいですが、キジ撃ち中に転げ落ちることはだれの身にも起こりうることです。
用心用心。
第5の選択肢 キツネかサルのフンの観察に集中していて、後ろから○○に襲われた。

さて伏せ字の意味が分かりませんが。何に襲われる可能性があるのかな?
ひょっとしてアレですか、うう・・恐ろしい。
小さき人なれど 縁深き山に散りし魂求め 今日もゆく その心深く広くわれらを揺るがす
今日も残念ながら発見に至りませんでした。
本音を言えば100パーセント捜索山行ではありません。見知らぬ人にそこまで義理を尽くす義務もないですしね。
いちいち他人の御不幸に介入するなら、日本人全員東北へ行かねばなりません。
ただ花を見に行く人も、景色を見に行く人も、健康のために行く人も、御池藤原へ出掛けるときは頭の片隅にNさんのことを置いて登る。危険な所があれば覗きこむとかね。それでいいと思います。

              ハリマオ
biwaco
記事: 1423
登録日時: 2011年2月22日(火) 16:56
お住まい: 滋賀県近江八幡市

Re: 春のうららの御池岳  捜索Ⅳ

投稿記事 by biwaco »

播磨屋さん、こんばんは~
4度目ですか! いくら鈴専といっても、他にも行きたい山があるでしょうに…
やっぱり気になる神隠し?
いやいや、マジでお疲れ様です。zippおいちゃんも。
 私としては早く家を出たつもりだったが、コグルミ駐車場は一台の隙間もなかった。後ろめたいが登山口の空きスペースに停めようと思ったら、そこも塞がっていた。そこで更に後ろめたいがその後ろ、僅かに白線からはみ出して駐車した。あぶれたクルマが続々とやってくる。他県ナンバーのご婦人が「ここに駐車していいかしら?」と聞いてくる。「私に許可する権限はないので、自己責任で判断して下さい」と言っておいた。本当はもっと端的に返す言葉があるのだが・・・
R306は全線開通ですか? 最近通ってないんで…。
コグルミPは満車ですか!みんな捜索隊?トンネル抜けて西口pならすいてるでしょに?
 ・708まどろみの尾根に達すると見目麗しき女性が視界に入った。木和田尾捜索で会ったBちゃんだ。当然zippさんがSPとして付いているはずだ。案の定「ハリマオさん、こんなとこで何してんの」とおっちゃんの声が聞こえた。そんな当たり前のことを聞かれても言葉に詰まる。「あんたこそ、そんなとこにしゃがんで何してんの?」 「タヌキのタメ○ソを観察してるの」
なんとなく認○症老人の会話に似てますけど…。
 ・・・やっぱ、この人は筋金入りの変人だ。普通の人なら避けて通るだろう。しかしヘーゲルは言った「人間は教養形成によって、はじめて人間としてかくあるべきものになる」
糞の分析という崇高で気高い研究をしているzipp先生は偉大な人間であると言えよう。きっとタヌキの食生活から地域の自然が分かるのだろうと推察する。
溜め糞とのにらめっこが教養形成になるんかなあ…(?_?)
でも、タヌキにそんな習性があるって、初めて教わりました。他人の教養形成には役立ってるんかな?
 三人で急な登山道を登る。私が草花を探してチンタラしているうちにzippさん達は谷側にトラバースしていった。しばらくして、もう先に行っただろうと思っていたら、下の妙な所をゴソゴソ歩いている。やがて私の方に上がってきて「何で道外れてるって教えてくれなかったの」と叱られる。そりゃないでしょう。仮にもヤブコギネットにこの人ありと謳われたzippさんが道を外したって、ワザとやってると思うでしょ。何か魂胆があってやってると考えるのが普通。例えばタメ○ソの追跡とか(^◇^)。
ここは播磨屋さんに一理あり。
 zippさんが「今日は1241-1247の北斜面ローラーやるよ」と言う。私もそこが目的だったが、岳連がやるなら重複するのでやめだ。しかしよく聞けばzippさん達がやるとのこと。二人でローラーもないもんだ(^◇^)。それなら私もそこを登ろう。しかし私は出会った人にノコノコ着いていくような登り方は潔しとしない。当初の予定通り、ここからトラバースを掛けることにする。zippさん達はここから県境1148直登だそうな。捜索という性格上なおさら分かれた方がよい。
ここは播磨屋旦那の身勝手。
 それにしても暑い。ズボン下を履いてきたので蒸れる。誰もいないから脱ごうかなと思ったが、着替え中に転落して下半身裸の遺体で発見されるのもイヤだなと思ってやめておく。ここから登山道7合目までやけに長かった。一か所だけフクジュソウが群れていた。不思議なことにあったのはそこだけで、土質を調べたら何か分かるかも知れない。
Nさんの何かのメッセージなんかも?
 手掛かりもなく鞍部に着いた。1241へ向かい、北斜面が見える所で待つ。良いお天気で伊吹、能郷白山、加賀白山の揃い踏み。右手には御嶽乗鞍、槍穂に笠まで見えている。zippさんは待てど暮らせどやってこない。腹減ったからお昼にしよう。そのうち来るだろう。しかし昼食が終わっても上がってこない。考えられる理由は四つ。

1. 斜面の途中でお昼にした
2. 遭難者を発見した
3. 端から端までジグザグ切って、マジでローラーやってた
4. 私とまた顔を合わせるのがイヤで逃げた(^◇^)
キジ打ち中に斜面を転落したとか…(-_-;)
1241の東の谷を下りつつ西にトラバして尾根を巻いていくと、泥の中に丸いものがあった。シカ角の付け根だ。引っ張り出すと何処も欠損のない立派なものだ。今まで持ち帰ったことはないが、今回は優美な曲線が妙に気に入って雪で洗ってみる。生け花みたいに雪に立てて写真を撮る。飾りになるかもだ。
もう一本見つけたら物干しの竿掛けにできます。
山は将に圧せんとし 尾根は広く谷は白く 樹木黒く浮かびて人の小さき
こういう教養は、やはりタ○糞を睨まないと身に着かないんでしょうなあ…(>_<)
 乗越しからは登山道を使わず右の支谷を下りてみる。この付近は捜索済みだが、雪解けが進んでいるので無意味ではない。しかし手掛かりもなくカタクリ峠南の出合に着いた。カタクリ峠で休んでいた登山者と雑談ののち、コグルミ右岸尾根を下りる。途中で・801西のコバ(イタドリバ)へ下りて休む。ここも杣人さんを思い出す場所だ。そこから登山口近くへ達する谷を下りる。丁字桜のご機嫌伺いだ。下りにくい谷である。桜は一輪のみ咲いていた。花一輪 一輪ほどの 暖かさ・・・である。
コグルミ、カタクリ、イタドリ…地名に花や植物の名前を付けるのは、自然とともにある人間の心から?
「ほど」でしたか?
クルマに着くとワイパーに紙が挟んであった。
「警告 この車は駐車違反です。他の通行車両の迷惑云々  いなべ警察署」
キャー、ありがたや。わしだって後ろめたくて溝に落ちるほど路肩へ寄せていたんだけど。私のうしろ10台ほどに連続して貼られている様は壮観であった。
朝、ご婦人に言わなかった返事は「駐禁張られても知らんよ」だった?
「…みんなで貼られりゃ怖くない…」なんてダメでっせ。だからトンネル西口に停めたらよかったのに。

                 ~biwaco
宮指路
記事: 1008
登録日時: 2011年2月27日(日) 21:13

Re: 春のうららの御池岳  捜索Ⅳ

投稿記事 by 宮指路 »

ハリマオさん、こんばんは

 私としては早く家を出たつもりだったが、コグルミ駐車場は一台の隙間もなかった。後ろめたいが登山口の空きスペースに停めようと思ったら、そこも塞がっていた。そこで更に後ろめたいがその後ろ、僅かに白線からはみ出して駐車した。あぶれたクルマが続々とやってくる。他県ナンバーのご婦人が「ここに駐車していいかしら?」と聞いてくる。「私に許可する権限はないので、自己責任で判断して下さい」と言っておいた。本当はもっと端的に返す言葉があるのだが・・・

一台停めると後の人は前に駐車した人に責任転嫁したいようです。

 ・708まどろみの尾根に達すると見目麗しき女性が視界に入った。木和田尾捜索で会ったBちゃんだ。当然zippさんがSPとして付いているはずだ。案の定「ハリマオさん、こんなとこで何してんの」とおっちゃんの声が聞こえた。そんな当たり前のことを聞かれても言葉に詰まる。「あんたこそ、そんなとこにしゃがんで何してんの?」 「タヌキのタメ○ソを観察してるの」

ここに来ると誰かに会いそうですね。
私は近くに居ましたがそんな喧騒を避けて遭難者が行きそうもない藪を登っておりました。

・・やっぱ、この人は筋金入りの変人だ。普通の人なら避けて通るだろう。しかしヘーゲルは言った「人間は教養形成によって、はじめて人間としてかくあるべきものになる」

私のような凡人にはとてもこんなフレーズは出てきません。

  zippさんが「今日は1241-1247の北斜面ローラーやるよ」と言う。私もそこが目的だったが、岳連がやるなら重複するのでやめだ。しかしよく聞けばzippさん達がやるとのこと。二人でローラーもないもんだ(^◇^)。それなら私もそこを登ろう。しかし私は出会った人にノコノコ着いていくような登り方は潔しとしない。当初の予定通り、ここからトラバースを掛けることにする。zippさん達はここから県境1148直登だそうな。捜索という性格上なおさら分かれた方がよい。

登山を楽しむというよりやはり捜索が主体ですね

 それにしても暑い。ズボン下を履いてきたので蒸れる。誰もいないから脱ごうかなと思ったが、着替え中に転落して下半身裸の遺体で発見されるのもイヤだなと思ってやめておく。

この時期、パッチは暑いでしょ

ここから登山道7合目までやけに長かった。一か所だけフクジュソウが群れていた。不思議なことにあったのはそこだけで、土質を調べたら何か分かるかも知れない。

御池岳は福寿草の情報はあまりありませんね

 手掛かりもなく鞍部に着いた。1241へ向かい、北斜面が見える所で待つ。良いお天気で伊吹、能郷白山、加賀白山の揃い踏み。右手には御嶽乗鞍、槍穂に笠まで見えている。zippさんは待てど暮らせどやってこない。腹減ったからお昼にしよう。そのうち来るだろう。しかし昼食が終わっても上がってこない。考えられる理由は四つ。

1. 斜面の途中でお昼にした
2. 遭難者を発見した
3. 端から端までジグザグ切って、マジでローラーやってた
4. 私とまた顔を合わせるのがイヤで逃げた(^◇^)


まあ(4.)が妥当な線でしょうか

 そのどれかは分からないが、その後zippさんに会うことはなかった。テーブルの上は人だらけで30名ほどの団体さんまでいた。こんな所を歩き回っても意味ないわと思って帰ることにする。1241の東の谷を下りつつ西にトラバして尾根を巻いていくと、泥の中に丸いものがあった。シカ角の付け根だ。引っ張り出すと何処も欠損のない立派なものだ。今まで持ち帰ったことはないが、今回は優美な曲線が妙に気に入って雪で洗ってみる。生け花みたいに雪に立てて写真を撮る。飾りになるかもだ。

オロクじゃなくて良かったですかね
鹿の角といえば私もセキオノコバのオフ会の時に竜神ブナの辺りで見つけました。

山は将に圧せんとし →雪山ではライト人具アッセント(意味不明)

 乗越しからは登山道を使わず右の支谷を下りてみる。この付近は捜索済みだが、雪解けが進んでいるので無意味ではない。しかし手掛かりもなくカタクリ峠南の出合に着いた。カタクリ峠で休んでいた登山者と雑談ののち、コグルミ右岸尾根を下りる。途中で・801西のコバ(イタドリバ)へ下りて休む。ここも杣人さんを思い出す場所だ。

ここまで下りていれば遭難はなかったですね

 クルマに着くとワイパーに紙が挟んであった。
「警告 この車は駐車違反です。他の通行車両の迷惑云々  いなべ警察署」
キャー、ありがたや。わしだって後ろめたくて溝に落ちるほど路肩へ寄せていたんだけど。私のうしろ10台ほどに連続して貼られている様は壮観であった。


誰かが通報したんですね。切符を切られなくて良かったですね。
最近は鈴鹿スカイラインの駐車も取り締まられているようなので注意しないといけないですね

                                                            

                                                       宮指路
ハリマオ
記事: 465
登録日時: 2011年8月31日(水) 14:06

Re: 春のうららの御池岳  捜索Ⅳ

投稿記事 by ハリマオ »

のんくん、こんにちは
(私はハンドルに「くん」とか「ちゃん」を付けている人には敬称を略しますのでご了承を)
「帽子とか手袋とか落ちていなかったですか?」 と尋問を受けた。岳連の人らしい。
いやだなぁ、尋問なんかしてませんて、人聞きの悪い
怪しい奴だから職質かけたれと思ったんじゃないの? (^◇^)
あの時の若い方です、はい
え? 若い人っていたっけ。
しかし何ですね、何処で誰に会っているか分からないので迂闊なことは書けませんね。
といいつつ迂闊だらけですが。
のんくんが岳連の人で、ここの読者だとは知りませんでした。
でも、のんくんたちが歩きながら、ヤブコギネットの人達がどーたら、あーたら喋っているのは聞こえてましたでー(^◇^)
途中の無線交信を聞いていてハリマオさんが入山していると聞き、
おぉ、やぶこぎのハリマオさんがいるんだぁ~って感慨にふけっていたら
知らない間に遭遇していたのですね(笑)
人を珍獣みたいに言わんといて下さい。またよろしく。

                 ハリマオ
ハリマオ
記事: 465
登録日時: 2011年8月31日(水) 14:06

Re: 春のうららの御池岳  捜索Ⅳ

投稿記事 by ハリマオ »

kasayaさん こんにちは
なんだか随分久しぶりのレスです。最近殆どROMになっちゃいました。
一度離れると何だか書くのが億劫になりますね。私も何回かプチ雲隠れの時期があったので分かります。
億劫なときにレス頂戴して恐縮です。
私も行っておりました。
なるほど。そりゃひと言書きたくなりますわな。
国道が開いた最初の週末だったので混むことを予想して早めに出ました。
6時45分のコグルミ谷駐車地はあと2台くらい停められそう。
そりゃ賢明な判断でしたね。私は7時半くらいだったかな。
しかしとんだ早起き大会ですね。地元民ほど油断するわいな。
いろいろな人が入ってますねえ。ボタンブチでコッペパンさんに会ったときハリマオさんが登っていると聞きました
あ、そうそう。コッペパンさんとはコンビニで出会いました。ゴロ谷入山と聞きました。
タヌキのタメ○ソってどんなんかなあ。
さあ?あまり美しいものでもないと思いますよ。
「どれどれ、わしにも見せてくれ」とは言いませんでした。
Bちゃんに夏ミカンの差し入れを頂く。これはおいしい。ちゃんと剥いてあるので食べやすい。ありがとう。
ええですねえ。男だけだとこうはいかない。
ほんまですね。私は山に果物を持っていったことがありません。
実はうちの畑に夏ミカンはゴロゴロ生っているんですが、厚い皮とビニールのような袋がめんどくさくて食べたことがありません。
ZIPPさんはいいとしてBさんも直登ですか。すごいですね。
私はよく知りませんが、それくらいのことはヘーキな方なんでしょう。
一か所だけフクジュソウが群れていた。不思議なことにあったのはそこだけで、土質を調べたら何か分かるかも知れない。
素人目にはどこも同じように見えるのに花の咲く場所咲かない場所があります。何の違いでしょうね
特にそこだけ日当たりが良いということもないのですがね。居心地がいいんでしょうね。
私は1241へ取り付く尾根の西側の谷を最初歩いていました。近いところでしょうね。
そうでしたか。zippさんと会わなかったということは時間帯が違ったのでしょうね。
はるか笠ガ岳(左)と槍穂高連峰
見えてたんですねえ。気づきませんでした。
たまにしか登場しないんだから見てあげなくちゃ(^◇^)
ま、白山ほどはっきりは見えませんが。
今まで持ち帰ったことがないというはびっくり。最初の一本は飾りにいいですがそれ以上増えると置き場所に困ります。
正確にいえば白く石化したものは珍しかったので持ち帰ったことはあります。
石みたいに重たいのです。倉庫のどこかでホコリ被っているはず。
急に興味が湧いたのはNHK 「平清盛」で鹿の角が魔除けになると聞いたからです。
最近良くないことばかり起こるので、持ち帰って壁に掛けました。効けばいいけど。
途中でちょうど見ごろのフクジュソウが群れていた。あとで見もしないのに性懲りもなく、たくさん撮影する
大体そうなんですよね。一枚でもいいのがあるとうれしいのだけど
これはデジカメになったのがいかんです。フィルムならもったいないから魂を込めて撮りますが
デジカメは数打ちゃ当たる方式ですからね。
801の西のコバはイタドリバというんですか。
杣人さんが古老から聞き取りした地名です。
あの平たい地形は気になって一度降りたことがありますが特に何もなかったような
特に何もありません。平たいだけが取り柄です(^◇^)
しいて言えば、真中にハリギリの大木があります。若い芽は食べられるんですよ。
高くて届かないけど。
鞍掛け峠に下りましたが路上駐車は皆同じように張られていました。でも警告なので罰金にはなってないのでしょう。
来週路上駐車したら罰金かな
 ナンバー控えられた可能性はあります。これがほんとの「山と警告」ですね。

                   ハリマオ
のんくん

Re: 春のうららの御池岳  捜索Ⅳ

投稿記事 by のんくん »

ハリマオさんこんにちは

>>> 「帽子とか手袋とか落ちていなかったですか?」 と尋問を受けた。岳連の人らしい。
>> いやだなぁ、尋問なんかしてませんて、人聞きの悪い
> 怪しい奴だから職質かけたれと思ったんじゃないの? (^◇^)

確かに登場の仕方は怪しかったですけど(笑)

> あの時の若い方です、はい
> え? 若い人っていたっけ。

まあ、相方が見るからにお年を召した方で
私は40行ってませんから明らかに若い方です

> のんくんが岳連の人で、ここの読者だとは知りませんでした。

私は岳連の捜索に毎回のように参加はしてますが所属はフリーの普段は単独専門です
しかも去年のGWに始めたばかりの新参者です

しかし鈴鹿ではバリばっか歩いているし、藪が私を呼んでいるようでよく手招きされます
おかげで経験値は無駄に上っておりますので
捜索でも面倒なところに率先して突撃しています
なので捜索隊の皆に登山経験1年未満と言っても誰も信用してくれません(笑)

>> 途中の無線交信を聞いていてハリマオさんが入山していると聞き、
>> おぉ、やぶこぎのハリマオさんがいるんだぁ~って感慨にふけっていたら
>> 知らない間に遭遇していたのですね(笑)
> 人を珍獣みたいに言わんといて下さい。またよろしく。

いやいや、珍獣ではなく、有名人扱いです
登場したときかっこよかったですもん(あれ?上と矛盾してる気が・・・(笑)
あの達人オーラはすばらしいものでした
ハリマオ
記事: 465
登録日時: 2011年8月31日(水) 14:06

Re: 春のうららの御池岳  捜索Ⅳ

投稿記事 by ハリマオ »

zippさん、こんにちは
掲示板の「タメ○ソのことは書くな」というご忠告を無視してしまって痛恨の極みです(ウソですが)
まあ、わしにそんなこと言ったら、書けというてるのも同じこと。
 コグルミの下の広い駐車場は資材置き場とかいって、ほとんど資材が置かれてないじゃないの。解放すりゃいいのにね。
それですがな。誰も好き好んで路駐してるわけじゃないんだから。
中電や大阪ガスに配管通してくれって陳情した覚えもないし。
わたしが通った時、すでにコグルミ道前には、2台。その後ろにはとてもとても停める勇気はありませんでした、小心なもので。
駐禁には小心でも、○○には大胆なおいちゃん
 その後ご婦人は、ご婦人の後ろに停めようとした運転手に尋ねられるのだ。「ここに駐車していいの?」
ご婦人曰く、「私にはわからないけど、前に停めた人が、事故責任で考えてって」・・・、と永遠に伝言ゲームが続き・・・
それ面白い発想ですね。伝言ゲームはたいてい途中で内容が変わっていくから
最後は「前から三台目の人が停めていいって言ったそうです」 になりそうな悪寒 ・・・(?_?)
・708まどろみの尾根に達すると見目麗しき女性が視界に入った。
べんちゃらしときゃ、何かでるかと思ってるでしょ(^^)。
べんちゃらって、本人ならともかく、何もzippさんが謙遜する事じゃないでしょが (^◇^)
案の定「ハリマオさん、こんなとこで何してんの」とおっちゃんの声が聞こえた。そんな当たり前のことを聞かれても言葉に詰まる。
 あぁ、当たり前のことですたか?なんか怪しい動作に思えたけど・・・。
右足と左足を交互に出して前へ進んでいくことは、だいたい「当たり前」に分類されます。
http://www.youtube.com/watch?v=alk3vkszHWQ
 そそっ!このため糞には・・(ばっちいので中略)・・新鮮な糞によって目出ししたカタクリは枯れだしたのだ。
なんて、オイラは偉大なのだ。タヌキの溜め糞を観察して生態系を見るのだ(^^)。
そんなに力説しなくても、ちゃんと分かってますがな。
しかし「燕雀いずくんぞ鴻鵠の志を知らんや」という格言があります。
一般人には理解できないから、くれぐれも見られないように。
 後ろにいたはずのマホさんがいつの間にかいなくなり、前にタテ谷切り立った枝谷が現れ、余計なアルバイト。
やっとこさ登り終えたと思ったら、おっちゃんは、ちんたら登山道を歩んでるんだもの。
ま、アルバイトと正社員(わし)の違いが分かって、ええ社会勉強になりましたな。
隊長夫妻は、あの切立った枝谷を登ったんですね。この谷に帰路デジカメを威勢良く落としてしまったよ。往路に落とせば拾ってもらえたものを。
え? 拾わなかったの。長靴履いてるわりに、けっこう裕福なんですね。
 フクジュソウはけっこう至る所にあるんだけど、登山者が集まるところは、ほぼ一ヶ所ですね(^^;。
御池藤原(特に藤原)では雑草と言っても過言ではない。
何処で見たって一緒の花なんですがね。
エノキタケがけっこう出ていてを採取してたもんでして。
1241-1247の北斜面でも出てて、採って捨ててたのを見たけど、この仕業はマホさん?
あらまー。そんなお宝あったんですかー。えのきたけーー。
やっぱ着いてけばよかった。
捨てた人は柄が黒いので不気味と思ったんじゃないかしら。
zippさんは待てど暮らせどやってこない。
 えっ、ここでも待ってくれてたの?ホンマかいな???。
ホンマですよ。正確にいえばBちゃんを待ってたわけですが (^◇^)
 まぁ、最新の捜索地図見ればわかるでしょう。ひときわ目を引く異様なトレース(^^;。
ふむふむ。事務局からメール届きましたわ。
私のも反映されてる。私より西に行ったんですね。
青線はいったん御破算になりましたが、登山道小谷の右岸尾根は遭難者が登った可能性が高く、初期に捜索されてましたけどね。
それにしても、ここまでやるとは脱帽です。
zippさんがこんなに真摯な人とは不覚にも知らなんだ。捜索の手本です。
ま、欲を言えば西側は1241北尾根の芯まで登りかえして欲しかった所です・・・
倒れるわって? それもそうですが。
今後捜索は未だ雪が残る谷筋に絞られるでしょう。
 まだ、シカの角が落ちるのは早いから、近くに死体が埋まってたかも。昨年のならアカネズミ多き御池で欠損なく残ってないと思うし。
この春のものではないと思います。かといって死体でもなく、一年前のと思います。
アカネズミってツノ食べるんですか? 知らんかった。ナメクジが食べるとか聞いたことありますが。
幻池の尾根に這いあがると1241北斜面が一望できる。わざわざ登らなくても、ここから双眼鏡で見た方が効率的かもしれない。
 わたしは往路で幻池から斜面を見てました(^^;、それでも・・・、行かざるを得ない(^^;;。
帰りのこととして書きましたが、当然往路でも登るまでもないか・・・と思いました。
でも例えば衣服の端が雪面から5cmくらい出てたという場合、やはり双眼鏡では分からないから
登る動機付けにはなる。
 ミスミソウも咲いていたかな?
この谷にはないですね。カタバミはあったけど。
もっともバイモもエノキも見逃したフシアナだから保証の限りではありませんが。

                 ハリマオ
カッチャン
記事: 175
登録日時: 2011年11月25日(金) 07:56

Re: 春のうららの御池岳  捜索Ⅳ

投稿記事 by カッチャン »

やっと、解答が出来ました。ハリマオさん。 :D

「タヌキのため○そ、名古屋の手羽先、そしてヘーゲルの観念論哲学との関係について考察せよ」

このお題をいただいてから一睡もせず(爆睡はしましたが)、その関係性について一所懸命考えましたが、脳みその襞が少ないこともあり、いっこうに答がでてきませんでした。

「放下着(一切の雑念を振り払い無心になれ)」の声と共に、頭が空っぽになった瞬間(もともとからっぽですが)、理解しました。 :idea:

これは、温かい師の戒めの言葉である。

ハリマオ導師「日常生活を漫然と過ごすでないぞ。学び、気づきは何処にでも転がっているものじゃ。卑近な例でも、タヌキのため○そからは、生きるとは何ぞやを学べるし、手羽先を食した瞬間、庭先の掃き掃除のし忘れに気づくであろう。
山でも同じじゃ。高みを目指すばかりが山行ではない。
山川草木、自然そのものをじっくり味わいながら登頂することが本当の登山じゃ。さすれば、
窮地に立った際も、『そういえば・・・』『確か此処には・・・』と気づきが増え、遭難しなくてすむものじゃ。」
私「へー、そうなん・」
導師「最後までは言わさんぞ。よいか、気づきじゃ。気づくのじゃ。」
と言葉を残し、金団雲に乗ったハリ仙人はカラコルム山脈の西方にあるといわれる浄土へ旅立っていかれたのであった。

導師様、如何でしゃうか。 :mrgreen:

                               カッチャン
ハリマオ
記事: 465
登録日時: 2011年8月31日(水) 14:06

Re: 春のうららの御池岳  捜索Ⅳ

投稿記事 by ハリマオ »

Biwacoさん こににちは
4度目ですか! いくら鈴専といっても、他にも行きたい山があるでしょうに…
私なんぞまだまだ少ないほうです。
それに100パーセント捜索というわけでもないし。それなりに季節の楽しみもありますしね。
R306は全線開通ですか? 最近通ってないんで…。
コグルミPは満車ですか!みんな捜索隊?トンネル抜けて西口pならすいてるでしょに?
ゲート開いたから一気に押し寄せましたね。ツアーバスだって来るし。
西口は確認してないから知りませんが、鞍掛尾根目的じゃないし。
早くガス管工事終わらんかな。
 
「こんなとこで何してんの」とおっちゃんの声が聞こえた。そんな当たり前のことを聞かれても言葉に詰まる。「あんたこそ、そんなとこにしゃがんで何してんの?」 「タヌキのタメ○ソを観察してるの」
なんとなく認○症老人の会話に似てますけど…。
当たらずとも遠からず。冬来たりなば 春唐辛子。遠からん者は音にも聞け、近くば寄って目に入れても痛くないほど可愛い・・・ボケボケです。
溜め糞とのにらめっこが教養形成になるんかなあ…(?_?)
なりますな。わしはイヤですが。
 
ここは播磨屋さんに一理あり。
ここは播磨屋旦那の身勝手。
いきなり判決下さんと、主文も書いておくンなされ。
もう一本見つけたら物干しの竿掛けにできます。
生活感出過ぎ。日本刀を架けるとか言うてほしいですね。
ヘルメットにペアのツノをボルトで付けたらどうでしょうね。本多平八郎みたいでカコイイー!
猟師に撃たれるって?・・・ やっぱ、やめときますわ。
山まさに圧せんとし 尾根は広く谷は白く 樹木黒く浮かびて人の小さき
こういう教養は、やはりタ○糞を睨まないと身に着かないんでしょうなあ…(>_<)
別に糞をにらむだけが人生じゃなし。方法は何ぼでもありますがな。
コグルミ、カタクリ、イタドリ…地名に花や植物の名前を付けるのは、自然とともにある人間の心から?
クルミ、カタクリはそのまんまでしょうが、イタドリはどうも植物のイタドリじゃないと思うんですがねえ。
あそこでイタドリ見たことないし。板取、つまり建材を取ったのかと。
「ほど」でしたか?
?? 一輪ほどの暖かさのことですか?
0.5ワットほどの暖かさだったかな。熱量はワット?ジュール?カロリー? みんな忘れますた。

           播磨屋
ハリマオ
記事: 465
登録日時: 2011年8月31日(水) 14:06

Re: 春のうららの御池岳  捜索Ⅳ

投稿記事 by ハリマオ »

宮指路あにい、こんにちは
一台停めると後の人は前に駐車した人に責任転嫁したいようです。
あーあ、とことん責められるなあ。
私の前2台は貼られていませんでした。ギリギリ白線の外側だったからでしょう。
私は10cm位はみ出してました。
ここに来ると誰かに会いそうですね。
私は近くに居ましたがそんな喧騒を避けて遭難者が行きそうもない藪を登っておりました。
あらまあ、宮指路さんまで御池にいたんですか。
今度は遭難者が「行きそう」な所を探してね。
登山を楽しむというよりやはり捜索が主体ですね
Zippさんたちはそうでしょうね。私は四分六ちゅうとこでしょうか。
この時期、パッチは暑いでしょ
春とはいえ残雪もあるしと思いましたが、やはりタイツは暑かった。
脱ごうと思うと登山靴やスパッツも外さなきゃならんしメンドーですわな。
御池岳は福寿草の情報はあまりありませんね
情報はないけど花はいくらでもあります。
4. 私とまた顔を合わせるのがイヤで逃げた(^◇^)

まあ(4.)が妥当な線でしょうか
私もその線が濃いと思っていましたが、事実はローラー作戦だったようで。
鹿の角といえば私もセキオノコバのオフ会の時に竜神ブナの辺りで見つけました。
鹿も増えたし、今後は長さ競争に突入でしょうか。
山は将に圧せんとし →雪山ではライト人具アッセント(意味不明)
オヤジになると何故かダジャレが好きになりますね。
私もなにか言葉を聞くたびに、似た言葉を探してしまいます。
ライトニングアッセントで雪を圧せんとする・・・いいですね。
アッセントを斡旋してくれる人もいるようですが。

唐突ですが「コンドルが雪にめりこんどる」・・・はどうでしょう(^◇^)日本にコンドルはおらん?
ここまで下りていれば遭難はなかったですね
百里の道は九十九里をもって半ばとす
最近は鈴鹿スカイラインの駐車も取り締まられているようなので注意しないといけないですね
登山者は地元に何ももたらさないし、十分駐車場を整備してくれる望みは薄いですね。
平日登山ができる人はそんな心配もないけど。

                 ハリマオ
ハリマオ
記事: 465
登録日時: 2011年8月31日(水) 14:06

Re: 春のうららの御池岳  捜索Ⅳ

投稿記事 by ハリマオ »

のんくん 再度です
> え? 若い人っていたっけ。
私は40行ってませんから明らかに若い方です
それは失礼しました。30代なら鈴鹿では立派な若者です。つーか50代でも若い方 (^◇^)
しかも去年のGWに始めたばかりの新参者です
しかし鈴鹿ではバリばっか歩いているし、藪が私を呼んでいるようでよく手招きされます
まだおニューですね。もっと健全な道へ進んでほしかったな (^◇^)
ご活躍期待します。

                        ハリマオ
ハリマオ
記事: 465
登録日時: 2011年8月31日(水) 14:06

Re: 春のうららの御池岳  捜索Ⅳ

投稿記事 by ハリマオ »

カッチャン再度です
やっと、解答が出来ました。ハリマオさん。
「タヌキのため○そ、名古屋の手羽先、そしてヘーゲルの観念論哲学との関係について考察せよ」
このお題をいただいてから一睡もせず
お題ですって? ふーむ。あれが謎かけだったことに気づく人が、まさかヤブコギネットにいようとは・・・わしでさえ気づかなかったものを。
「放下着(一切の雑念を振り払い無心になれ)」の声と共に、頭が空っぽになった瞬間理解しました。

放下着? 下着を放るんですか。ええ言葉ですね、放下着・・・小向 美奈子みたい。ふふっ。
ハリマオ導師「日常生活を漫然と過ごすでないぞ。学び、気づきは何処にでも転がっているものじゃ。卑近な例でも、タヌキのため○そからは、生きるとは何ぞやを学べるし」
我以外皆我師                                   吉川英治
ものを知らないのが馬鹿ではない。馬鹿とは向上心のない者である   夏目漱石
人間は考える葦である                              パスカル
書物なき部屋は魂なき肉体のごとし                      キケロ

皆同じことを言うとりますな。学ぶこと、考えることを放棄すれば人間になれない。
これを妖怪人間ベムに教えてあげたい。
手羽先を食した瞬間、庭先の掃き掃除のし忘れに気づくであろう。
さすがにこれは苦しすぎて酸欠なるわ。
ハリマオ導師「山でも同じじゃ。高みを目指すばかりが山行ではない。
山川草木、自然そのものをじっくり味わいながら登頂することが本当の登山じゃ。さすれば、
窮地に立った際も、『そういえば・・・』『確か此処には・・・』と気づきが増え、遭難しなくてすむものじゃ。」
さあ、私はそんなこと言わんと思いますよ。
登る目的は人それぞれ。低山徘徊やろがアルパインやろが、アップルパインやろが好きなようにやればいいと思います。
アナログ人間は地図とコンパス、機械好きはGPS持っていればたいてい帰れるし。
導師「最後までは言わさんぞ。よいか、気づきじゃ。気づくのじゃ。」
Don’t think. Feel!  (考えるんじゃない、感じるんだ) ブルース・リー
導師様、如何でしゃうか。


しょこたんという愛称はわしのほうが中川翔子より先だ!        麻原尊師

      
                       ハリマオ
返信する