【鈴鹿北部】谷行かば(藤原岳、真の谷、御池岳)
フォーラムルール
新規トピックは文頭に以下のテンプレートをなるべく使ってください。
【 日 付 】
【 山 域 】
【メンバー】
【 天 候 】
【 ルート 】
※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
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【鈴鹿北部】谷行かば(藤原岳、真の谷、御池岳)
ニイタカヤマノボレ(真の谷遡行せよ)
【日 付】4月8日(日)
【山 域】鈴鹿北部
【メンバー】単独
【ルート】大貝戸4:55→藤原岳6:40→善右エ門谷降下→三筋の滝7:55→真の谷遡行(滝1、滝2)→御池岳取り付き9:55→奥の平11:12→御池頂上11:20~11:30→ボタンブチ降下開始12:10→土倉岳→電線巡視路→着床(真の谷)13:20→三筋の滝13:35→善右エ門谷左岸取り付き13:40→西尾根→展望広場と山荘の鞍部→大貝戸16:55
あきたぬきさんに情報を頂いたが、谷は専門外なので一度はあきらめた。
しかし、気になり複数のブログの真の谷に関する山行記を読むうち、ひょっとしたら私にもできるのではないかという気がしてきた。
頭の中で、遡行のイメージ、滝の高巻きのイメージを繰り返すと、確信に変わり、そこで、冒頭の指令が聞こえたような…。
こうなると、寝ても覚めても、そればかり考えるようになる。
おそらく、今自分が持っている能力、たとえば、事前に危機を感知する研ぎ澄まされた感性、どんな状況に陥っても沈着冷静に分析判断する能力、長時間のハードな山行に耐えうる持久力、心臓破りの急傾斜を登坂する体力・技術力等々を最大限発揮しなければ無事遂行できないだろう。(何一つ持ってませーん。 )
週間天気予報で決行日を決め、その1週間前より準備に取り掛かる。
まずは、ルートの選定。過去のブログ、地形図を繰り返し見ながら、最もリスクの小さいルートを決定する。初見の尾根は下りに使ってはいけないのだが、初見の谷を下りに使うよりリスクは少ないだろう。しかも、巡視路なのだから。(この油断が後に危機を招く。)
イメージトレーニングも欠かせない。八方ふさがりの状態に陥っても、必ず助かる道はある。考えられる危機を種々シュミレーションし、冷静に対処している自分をイメージする。そう、危機に瀕するのが危ないのではなく、慌てふためきとんでもない行動をとることが危ないのである。(無茶をやってかろうじて生き延びてきた私に言う資格ありましぇーん。 )
装備も遡行バージョンに切り替える必要がある。長靴、合羽、着替え、ダブルパッキン。(よし、完璧。って、いつものに着替えがプラスされ、買い物袋の一重を二重にしただけでしたー。 )
ついにXデー。
こみ上げる高揚を抑えるすべもなく、2時半に目覚める。(どんどん早起き症が進行する。)
4時大貝戸駐車場到着。えー、こんな時間から一体何台の車がいるんだ。にーの、しじみの、むしたの、やいたの、8台か。ごそごそしているうちに、くったの、とったの、で10台。捜索関係者かな、それともフクジュソウ目当ての方たちかな。
さて、登山届だすか。げっ、ボックスに1枚も置いてない。仕方ないので、車に戻り、マックでもらったお手ふきに書く。(書きずらー)。闇下出発。
毎週山に通っていた頃は、30分の暖機運転で心臓、脚が慣れてきたものだが、まだ、そのレベルまで戻っていない。
善右エ門谷源頭。この辺りから展望広場を巻いていくと西尾根ルートとなるはず。おっ、ラッキー、足跡があるぞ。初見の私には絶好。
イメージと違い、気のせいか下降が長い。そうか、下の方から巻いていくんだな。だいぶ下がったが、巻く気配がない。しまった、これは誰かが谷を下った跡だ。登り返すには下りすぎたし、足跡も戻った形跡はない。ということは、行ける。
しばらくすると、ゴルジュ状の垂直落下地点。行き詰まった 。先行者はどうやって突破したんだろう。ロープだ。しかし、自分には無い。(有っても使い方知らない。)落ち着け、何らかの手段があるはず。
「知恵をー巡らせー、頭をー使えー、悩みーぬけぬけー、男―ならー」アニメンタリー決断のテーマが頭に響く。
確か、この谷には昔、登山道があったとどこかに書いてあった気がする。すると、ロープがなくても通過できるポイントがあるはず。巻きか。少し登り、右岸側をみるとなんとか巻けそうなルートを想定できた。「3点支持、3点支持」お経を唱えながら、慎重に巻き、目標ポイントに到着。あとは、特に危険な個所もなく、茶屋川に出会う。
少し遡行すると、巨大な岩の壁が立ちはだかる。これが、三筋の滝か。想定していた規模を大きく上回っている。しかし、右岸側にフィックスドロープがあるので問題なし。問題は、登った後。滝の上、すなわち遡行ルート(真の谷)へ出るには、右に滝の下が見える巻き道を通過しなければならない。五階建てビルの屋上縁を歩く感じか 。高所恐怖症の私には気が遠くなるような場所だ。時間がたてば、益々怖さが募ってくるので、例のお経を唱えながら、エイヤッ。
ここから先は、子供の頃、川遊びが好きだった私の独壇場。
牛若丸のように岩から岩へ(グラッ、ボチャン)。スパイダーマンのように淵の岩肌を通過し(ずるっ、どぼんっ)、忍者のように岩をよじ登る(ゴツッ、イタタター)。
三つ子の魂百までは嘘である 。
やがて、目の前に直登不能の滝が現れた。これか、あきたぬきさんの滝は。確か、左岸側に巻き道があったはず。うーーん、取り付きが判らん。巻きにしてもかなり急な斜面だ。
幹、枝、根が生木でしっかりした支点として確保できることを確認しながら高度を上げる。かなり登り、斜面が緩やかになったところで、左下に保険となる立木を視界に入れながら、トラバースを進める。よさそうな着床点を視認し降下に入る。
先ほどの遡行の調子では捜索目線どころか、いっぱいいっぱいの涙目線になってしまう。力を抜いて、自然体で上流へ進む。
あれっ、巻きが必要な滝はもうないはずだが、これはいったい。またも直登不能と思われる同規模の滝が目の前に。しかし、安全と前進を得るためには再度の高巻きしかない。今度はより安全度を高めるため、四点支持にしよう。アレッ、進まん。
さらに遡行を進めると、川に横たわった倒木に白瀬峠→の標識がつりさげられているのが目に入る。Nさんが真の谷を下ってきて、これを目にしていれば助かったかもしれないのに…。これが最後のチャンスの箇所。ここから下流は雪の付いた急斜面を両側に従え、落差のある滝が二か所、巨大な関所(三筋の滝)が一か所あり、とても通過できるものではない。
しばらく、渡渉したり、雪の緩んだ岸を歩いたりして、二股分岐に出会う。三筋の滝から二時間かかっている。右がカタクリ峠、左が真の池に向かう分岐と勝手に判断。左に進路をとり急傾斜の谷筋を進む。
だんだん谷の形状がなくなってくる。あれっ?しっかり雪の付いた急斜面をジグザグのトラバースを繰り返し、ハアハア、ゼイゼイ。なかなか高度を上げることができない。このアルバイトはこたえる。時給が悪すぎる。
そうだ、あの技を使おう。忍法移し身の術。町内の運動会で使った気持ちと体を分離させ気持ちだけ御池頂上へ。(体はどうすんねん。)それとも、どこでもドアで、テレポーテーション。あかん、疲れがピークに近づき、妄想が始まった 。
そうこうするうちに上部に木がまだらになった場所が現れる。頂上か?しばし、進むと奥の平の標識が。テーブルランドだ。ここから御池頂上→ボタンブチとピストンするまでの間に多くの山行者に出会った。
このあと自分にもしものことがあった場合を想定し、何組かに声をかけ、目撃情報に上がるよう意識する。(実は、善右エ門谷下降から御池取り付けに至る行程でも、警察犬がルートを追跡できるよう何箇所かに痕跡を残してきたのだ。頻〇のなせる技である。匂いで犬が失神しなければいいが・・・。 )
そのうちのT字尾根からのグループの方、真の谷からボタンブチに這い上がった単独行者、そして、地理に詳しい単独女性に教えていただいた土倉岳へのルートを進み、ボタンブチから立木をつかみながら下降開始。
土倉岳までの稜線でボタンブチ南急崖斜面に目をやり、黄緑のアウターが見えないか、しばし観察する。
ボタンブチ→土倉岳→ヘリポート跡地(鉄塔台地)と足跡があり、安心して進むことができた。
さて、谷への降下開始である。足跡を見失っていた。しかし、両方の電線の間あたりを進めばどこかで巡視路と交錯するだろう。
最も注意しなければならない個所で、判断を誤った。その安易な選択がかなりヤバイ状態を惹起した。
斜度や雪の付き具合から何とでもなると思い下降していくが、どこにも巡視路らしきものがない。下には、真の谷に落ちていく一本の谷筋が見られ、その向こう左岸側に北側の電線鉄塔基部が目に入る。あの尾根が巡視路だったのか。
トラバースしながら谷筋に降り、再トラバーで尾根に乗るしかないか。しかし、斜面がかなりキツクなっており、失敗すると尻セードの直滑降で谷へ一直線。幸い、谷筋に岩はなく、砂利が見えており、雪が若干残っている。致命傷は受けないが、着地の衝撃をうまく吸収できないと、足首のねん挫、亀裂骨折の恐れ無きにしも非ず。
高低差20mか。右岸側この先10mで複数の立木がある。うまくトラバーできれば、これらの木を伝って谷底へ降下できそうだ。
進路の下方5m中央にちょっとした土盛りがある。滑りだしたら、そこをめがけコントロールしよう。
慎重にトラバー開始。半分ぐらい進んだところで、アッ 。すばやく体制を整え、両手、両足で制動かけながら、盛土部にピンポイントで到達。やれやれ。ここで、アイゼンを付けていないことに気づく。やはり、足跡を見失った動揺から冷静さを欠いてしまっていたようだ。
装着後は、お経(三点支持経)を唱えながら、立木に到着。谷底へ降下後、ドキドキしながら左岸尾根へトラバースをかけ、どうにか真の谷へ舞い降りた。(正確にはずり落ちた。)
この後、心臓バクバクの五階建てビルの屋上縁を通り抜け、善右エ門谷左岸に。
おかしい。どう見ても取り付きが判らない。しかし、白瀬峠と藤原岳を結ぶ真の谷登山ルートはここを通っているはず。
しばしの逡巡後、意を決して斜面に張り付きよじ登り始める。最初木がまだらで恐ろしい思いをするが、なんとかヤブに到着後はカミソリエッジの岩肌を乗り越え進む。ここからは、立木が多いため、痩せ尾根の割に恐怖感は少ない。
かなり、高度を上げるとなだらかな樹林地が広がる。茨川からの登山道との合流点。
秋はすばらしいだろーなー。
どんどん(正しくはフラフラになって)高度を稼ぐと、展望広場への最後の急斜面が眼前に。たどってきた足跡は、トラバースして善右エ門谷源頭部へ向かっているようだ。最後の急斜面トラバーである。慎重に足跡をたどり、鞍部へ。
無事生還。この後の藤原の下りは、ひざガクに加え、もも筋プルプル 。
しばらくの間、日常生活での階段の登り降りは、ロボジイになること間違いない。
以上、ロボジイ、アンタッチャブルエリアへミッションインポッシブル遂行の巻でした。
【日 付】4月8日(日)
【山 域】鈴鹿北部
【メンバー】単独
【ルート】大貝戸4:55→藤原岳6:40→善右エ門谷降下→三筋の滝7:55→真の谷遡行(滝1、滝2)→御池岳取り付き9:55→奥の平11:12→御池頂上11:20~11:30→ボタンブチ降下開始12:10→土倉岳→電線巡視路→着床(真の谷)13:20→三筋の滝13:35→善右エ門谷左岸取り付き13:40→西尾根→展望広場と山荘の鞍部→大貝戸16:55
あきたぬきさんに情報を頂いたが、谷は専門外なので一度はあきらめた。
しかし、気になり複数のブログの真の谷に関する山行記を読むうち、ひょっとしたら私にもできるのではないかという気がしてきた。
頭の中で、遡行のイメージ、滝の高巻きのイメージを繰り返すと、確信に変わり、そこで、冒頭の指令が聞こえたような…。
こうなると、寝ても覚めても、そればかり考えるようになる。
おそらく、今自分が持っている能力、たとえば、事前に危機を感知する研ぎ澄まされた感性、どんな状況に陥っても沈着冷静に分析判断する能力、長時間のハードな山行に耐えうる持久力、心臓破りの急傾斜を登坂する体力・技術力等々を最大限発揮しなければ無事遂行できないだろう。(何一つ持ってませーん。 )
週間天気予報で決行日を決め、その1週間前より準備に取り掛かる。
まずは、ルートの選定。過去のブログ、地形図を繰り返し見ながら、最もリスクの小さいルートを決定する。初見の尾根は下りに使ってはいけないのだが、初見の谷を下りに使うよりリスクは少ないだろう。しかも、巡視路なのだから。(この油断が後に危機を招く。)
イメージトレーニングも欠かせない。八方ふさがりの状態に陥っても、必ず助かる道はある。考えられる危機を種々シュミレーションし、冷静に対処している自分をイメージする。そう、危機に瀕するのが危ないのではなく、慌てふためきとんでもない行動をとることが危ないのである。(無茶をやってかろうじて生き延びてきた私に言う資格ありましぇーん。 )
装備も遡行バージョンに切り替える必要がある。長靴、合羽、着替え、ダブルパッキン。(よし、完璧。って、いつものに着替えがプラスされ、買い物袋の一重を二重にしただけでしたー。 )
ついにXデー。
こみ上げる高揚を抑えるすべもなく、2時半に目覚める。(どんどん早起き症が進行する。)
4時大貝戸駐車場到着。えー、こんな時間から一体何台の車がいるんだ。にーの、しじみの、むしたの、やいたの、8台か。ごそごそしているうちに、くったの、とったの、で10台。捜索関係者かな、それともフクジュソウ目当ての方たちかな。
さて、登山届だすか。げっ、ボックスに1枚も置いてない。仕方ないので、車に戻り、マックでもらったお手ふきに書く。(書きずらー)。闇下出発。
毎週山に通っていた頃は、30分の暖機運転で心臓、脚が慣れてきたものだが、まだ、そのレベルまで戻っていない。
善右エ門谷源頭。この辺りから展望広場を巻いていくと西尾根ルートとなるはず。おっ、ラッキー、足跡があるぞ。初見の私には絶好。
イメージと違い、気のせいか下降が長い。そうか、下の方から巻いていくんだな。だいぶ下がったが、巻く気配がない。しまった、これは誰かが谷を下った跡だ。登り返すには下りすぎたし、足跡も戻った形跡はない。ということは、行ける。
しばらくすると、ゴルジュ状の垂直落下地点。行き詰まった 。先行者はどうやって突破したんだろう。ロープだ。しかし、自分には無い。(有っても使い方知らない。)落ち着け、何らかの手段があるはず。
「知恵をー巡らせー、頭をー使えー、悩みーぬけぬけー、男―ならー」アニメンタリー決断のテーマが頭に響く。
確か、この谷には昔、登山道があったとどこかに書いてあった気がする。すると、ロープがなくても通過できるポイントがあるはず。巻きか。少し登り、右岸側をみるとなんとか巻けそうなルートを想定できた。「3点支持、3点支持」お経を唱えながら、慎重に巻き、目標ポイントに到着。あとは、特に危険な個所もなく、茶屋川に出会う。
少し遡行すると、巨大な岩の壁が立ちはだかる。これが、三筋の滝か。想定していた規模を大きく上回っている。しかし、右岸側にフィックスドロープがあるので問題なし。問題は、登った後。滝の上、すなわち遡行ルート(真の谷)へ出るには、右に滝の下が見える巻き道を通過しなければならない。五階建てビルの屋上縁を歩く感じか 。高所恐怖症の私には気が遠くなるような場所だ。時間がたてば、益々怖さが募ってくるので、例のお経を唱えながら、エイヤッ。
ここから先は、子供の頃、川遊びが好きだった私の独壇場。
牛若丸のように岩から岩へ(グラッ、ボチャン)。スパイダーマンのように淵の岩肌を通過し(ずるっ、どぼんっ)、忍者のように岩をよじ登る(ゴツッ、イタタター)。
三つ子の魂百までは嘘である 。
やがて、目の前に直登不能の滝が現れた。これか、あきたぬきさんの滝は。確か、左岸側に巻き道があったはず。うーーん、取り付きが判らん。巻きにしてもかなり急な斜面だ。
幹、枝、根が生木でしっかりした支点として確保できることを確認しながら高度を上げる。かなり登り、斜面が緩やかになったところで、左下に保険となる立木を視界に入れながら、トラバースを進める。よさそうな着床点を視認し降下に入る。
先ほどの遡行の調子では捜索目線どころか、いっぱいいっぱいの涙目線になってしまう。力を抜いて、自然体で上流へ進む。
あれっ、巻きが必要な滝はもうないはずだが、これはいったい。またも直登不能と思われる同規模の滝が目の前に。しかし、安全と前進を得るためには再度の高巻きしかない。今度はより安全度を高めるため、四点支持にしよう。アレッ、進まん。
さらに遡行を進めると、川に横たわった倒木に白瀬峠→の標識がつりさげられているのが目に入る。Nさんが真の谷を下ってきて、これを目にしていれば助かったかもしれないのに…。これが最後のチャンスの箇所。ここから下流は雪の付いた急斜面を両側に従え、落差のある滝が二か所、巨大な関所(三筋の滝)が一か所あり、とても通過できるものではない。
しばらく、渡渉したり、雪の緩んだ岸を歩いたりして、二股分岐に出会う。三筋の滝から二時間かかっている。右がカタクリ峠、左が真の池に向かう分岐と勝手に判断。左に進路をとり急傾斜の谷筋を進む。
だんだん谷の形状がなくなってくる。あれっ?しっかり雪の付いた急斜面をジグザグのトラバースを繰り返し、ハアハア、ゼイゼイ。なかなか高度を上げることができない。このアルバイトはこたえる。時給が悪すぎる。
そうだ、あの技を使おう。忍法移し身の術。町内の運動会で使った気持ちと体を分離させ気持ちだけ御池頂上へ。(体はどうすんねん。)それとも、どこでもドアで、テレポーテーション。あかん、疲れがピークに近づき、妄想が始まった 。
そうこうするうちに上部に木がまだらになった場所が現れる。頂上か?しばし、進むと奥の平の標識が。テーブルランドだ。ここから御池頂上→ボタンブチとピストンするまでの間に多くの山行者に出会った。
このあと自分にもしものことがあった場合を想定し、何組かに声をかけ、目撃情報に上がるよう意識する。(実は、善右エ門谷下降から御池取り付けに至る行程でも、警察犬がルートを追跡できるよう何箇所かに痕跡を残してきたのだ。頻〇のなせる技である。匂いで犬が失神しなければいいが・・・。 )
そのうちのT字尾根からのグループの方、真の谷からボタンブチに這い上がった単独行者、そして、地理に詳しい単独女性に教えていただいた土倉岳へのルートを進み、ボタンブチから立木をつかみながら下降開始。
土倉岳までの稜線でボタンブチ南急崖斜面に目をやり、黄緑のアウターが見えないか、しばし観察する。
ボタンブチ→土倉岳→ヘリポート跡地(鉄塔台地)と足跡があり、安心して進むことができた。
さて、谷への降下開始である。足跡を見失っていた。しかし、両方の電線の間あたりを進めばどこかで巡視路と交錯するだろう。
最も注意しなければならない個所で、判断を誤った。その安易な選択がかなりヤバイ状態を惹起した。
斜度や雪の付き具合から何とでもなると思い下降していくが、どこにも巡視路らしきものがない。下には、真の谷に落ちていく一本の谷筋が見られ、その向こう左岸側に北側の電線鉄塔基部が目に入る。あの尾根が巡視路だったのか。
トラバースしながら谷筋に降り、再トラバーで尾根に乗るしかないか。しかし、斜面がかなりキツクなっており、失敗すると尻セードの直滑降で谷へ一直線。幸い、谷筋に岩はなく、砂利が見えており、雪が若干残っている。致命傷は受けないが、着地の衝撃をうまく吸収できないと、足首のねん挫、亀裂骨折の恐れ無きにしも非ず。
高低差20mか。右岸側この先10mで複数の立木がある。うまくトラバーできれば、これらの木を伝って谷底へ降下できそうだ。
進路の下方5m中央にちょっとした土盛りがある。滑りだしたら、そこをめがけコントロールしよう。
慎重にトラバー開始。半分ぐらい進んだところで、アッ 。すばやく体制を整え、両手、両足で制動かけながら、盛土部にピンポイントで到達。やれやれ。ここで、アイゼンを付けていないことに気づく。やはり、足跡を見失った動揺から冷静さを欠いてしまっていたようだ。
装着後は、お経(三点支持経)を唱えながら、立木に到着。谷底へ降下後、ドキドキしながら左岸尾根へトラバースをかけ、どうにか真の谷へ舞い降りた。(正確にはずり落ちた。)
この後、心臓バクバクの五階建てビルの屋上縁を通り抜け、善右エ門谷左岸に。
おかしい。どう見ても取り付きが判らない。しかし、白瀬峠と藤原岳を結ぶ真の谷登山ルートはここを通っているはず。
しばしの逡巡後、意を決して斜面に張り付きよじ登り始める。最初木がまだらで恐ろしい思いをするが、なんとかヤブに到着後はカミソリエッジの岩肌を乗り越え進む。ここからは、立木が多いため、痩せ尾根の割に恐怖感は少ない。
かなり、高度を上げるとなだらかな樹林地が広がる。茨川からの登山道との合流点。
秋はすばらしいだろーなー。
どんどん(正しくはフラフラになって)高度を稼ぐと、展望広場への最後の急斜面が眼前に。たどってきた足跡は、トラバースして善右エ門谷源頭部へ向かっているようだ。最後の急斜面トラバーである。慎重に足跡をたどり、鞍部へ。
無事生還。この後の藤原の下りは、ひざガクに加え、もも筋プルプル 。
しばらくの間、日常生活での階段の登り降りは、ロボジイになること間違いない。
以上、ロボジイ、アンタッチャブルエリアへミッションインポッシブル遂行の巻でした。
最後に編集したユーザー カッチャン [ 2012年4月13日(金) 19:23 ], 累計 2 回
Re: 谷行かば
カッチャンさんこんにちは
ニイタカヤマノボレのミッションお疲れさまでした
善右ヱ門谷のトレースは私が捜索のために入った前日につけたものです
一応、捜索本部に顔を出してから出発した正規(?)捜索隊ではあるが、
人が少なくて単独捜索だったのだけど
今時分、捜索の足跡だらけなのでトレースを信じてはダメですよ~
プローブの穴に気がつけば、斜面を無駄にジグザグに降りてるのに気がつけば・・・
ってそんなもん気がつくヤツはおらんか(笑)
ちなみにゴルジュ状の垂直落下地点はカッチャンさんと同じく右岸を巻きました
本当はザイル出すつもりが、ハーネスだけ持ってきてザイルをザックに入れ忘れたのは内緒の話です(笑)
秋に迷い込んだときはザイルで降りましたけど
あと、その日一般登山者の方が木和田尾→白瀬峠→テーブルランド→土倉岳→藤原西尾根と通ったようです
善右ヱ門谷下って真の谷出合いで会って、一緒に藤原西尾根を登りました
ボタンブチ→土倉岳→ヘリポート跡地のトレースはその人の物でしょうね
藤原西尾根の取り付きは・・・・どこなんでしょうねぇ?(笑)
私はその日は地図も持ってなかったので(ぇ)善右ヱ門谷を少しだけ遡上して
よじ登れそうな斜面から尾根に登りました
帰宅して地図を見ると少しだけ真の谷を下ってから登るようですね
私は藤原西尾根を展望広場まで登って行きましたが
最後にトラバースして善右ヱ門谷にトラバースしてるトレースがあるということはあの日会った一般登山者の方がトラバースしたようですね
非常に疲れてクタクタだと言っていたし、いつしか後ろに姿が見えないと思ったら直登諦めたんだと納得
まあ、藤原山荘で再会したので無事なのは知ってるのだけど
しかし藤原西尾根は雪が多いですね
雪庇はまだあるし、一部膝まで埋まりましたし
ともかく無事でなによりでした、お疲れさまでした
ニイタカヤマノボレのミッションお疲れさまでした
善右ヱ門谷のトレースは私が捜索のために入った前日につけたものです
一応、捜索本部に顔を出してから出発した正規(?)捜索隊ではあるが、
人が少なくて単独捜索だったのだけど
今時分、捜索の足跡だらけなのでトレースを信じてはダメですよ~
プローブの穴に気がつけば、斜面を無駄にジグザグに降りてるのに気がつけば・・・
ってそんなもん気がつくヤツはおらんか(笑)
ちなみにゴルジュ状の垂直落下地点はカッチャンさんと同じく右岸を巻きました
本当はザイル出すつもりが、ハーネスだけ持ってきてザイルをザックに入れ忘れたのは内緒の話です(笑)
秋に迷い込んだときはザイルで降りましたけど
あと、その日一般登山者の方が木和田尾→白瀬峠→テーブルランド→土倉岳→藤原西尾根と通ったようです
善右ヱ門谷下って真の谷出合いで会って、一緒に藤原西尾根を登りました
ボタンブチ→土倉岳→ヘリポート跡地のトレースはその人の物でしょうね
藤原西尾根の取り付きは・・・・どこなんでしょうねぇ?(笑)
私はその日は地図も持ってなかったので(ぇ)善右ヱ門谷を少しだけ遡上して
よじ登れそうな斜面から尾根に登りました
帰宅して地図を見ると少しだけ真の谷を下ってから登るようですね
私は藤原西尾根を展望広場まで登って行きましたが
最後にトラバースして善右ヱ門谷にトラバースしてるトレースがあるということはあの日会った一般登山者の方がトラバースしたようですね
非常に疲れてクタクタだと言っていたし、いつしか後ろに姿が見えないと思ったら直登諦めたんだと納得
まあ、藤原山荘で再会したので無事なのは知ってるのだけど
しかし藤原西尾根は雪が多いですね
雪庇はまだあるし、一部膝まで埋まりましたし
ともかく無事でなによりでした、お疲れさまでした
Re: 谷行かば
カッチャン、こんにちは~
なんだか真の谷徘徊記みたいなレポですね(@_@;)
ミッションは真の谷捜索指令でしたか?
いや、実際はマジで「AWM48」から脱しないとね。(自戒の弁)
でなきゃ、カッチャンが今の世にいるはずないもんね~(^_-)
ここ、初めて行ったときズルズルの直登はなんとかなるんだけど、トラバースがヒヤヒヤでした。
でも相棒が残置ロープに掴まってスイスイ進むので、こいつは何もんや!と驚きました。世の中、神経いろんな方がおられます。
どう? 進めたかな?
捜索指令の対象が自分にならんよう、お互い心しましょうね~(@_@;)
~biwaco
なんだか真の谷徘徊記みたいなレポですね(@_@;)
ミッションは真の谷捜索指令でしたか?
こりゃ、アキタヌ教にマインドコントロールされましたな?(@_@;)頭の中で、遡行のイメージ、滝の高巻きのイメージを繰り返すと、確信に変わり、そこで、冒頭の指令が聞こえたような…。
こうなると、寝ても覚めても、そればかり考えるようになる。
持ってないものが持ってるように勘違いしてしまうものなんでうがな、信者ってのは。おそらく、今自分が持っている能力、たとえば、事前に危機を感知する研ぎ澄まされた感性、どんな状況に陥っても沈着冷静に分析判断する能力、長時間のハードな山行に耐えうる持久力、心臓破りの急傾斜を登坂する体力・技術力等々を最大限発揮しなければ無事遂行できないだろう。(何一つ持ってませーん。 )
所見の尾根も谷も下ってはいけないとしたら、Nさんに寄り添うしかないじゃないですか。(>_<)週間天気予報で決行日を決め、その1週間前より準備に取り掛かる。
まずは、ルートの選定。過去のブログ、地形図を繰り返し見ながら、最もリスクの小さいルートを決定する。初見の尾根は下りに使ってはいけないのだが、初見の谷を下りに使うよりリスクは少ないだろう。しかも、巡視路なのだから。(この油断が後に危機を招く。)
資格云々を言ってたら、このヤブ板には出てこれません。□△程度に思ってたらよろしいかと…。イメージトレーニングも欠かせない。八方ふさがりの状態に陥っても、必ず助かる道はある。考えられる危機を種々シュミレーションし、冷静に対処している自分をイメージする。そう、危機に瀕するのが危ないのではなく、慌てふためきとんでもない行動をとることが危ないのである。(無茶をやってかろうじて生き延びてきた私に言う資格ありましぇーん。 )
いや、実際はマジで「AWM48」から脱しないとね。(自戒の弁)
これこれ、寝不足は事故の元。これも経験則の実感。ついにXデー。
こみ上げる高揚を抑えるすべもなく、2時半に目覚める。(どんどん早起き症が進行する。)
おうちで書いてきなさい!(-_-;)さて、登山届だすか。げっ、ボックスに1枚も置いてない。仕方ないので、車に戻り、マックでもらったお手ふきに書く。(書きずらー)。闇下出発。
まあ、面白そうに書いておられますが、ここは想定内のアスレチックでしょう。しばらくすると、ゴルジュ状の垂直落下地点。行き詰まった 。先行者はどうやって突破したんだろう。ロープだ。しかし、自分には無い。(有っても使い方知らない。)落ち着け、何らかの手段があるはず。
「知恵をー巡らせー、頭をー使えー、悩みーぬけぬけー、男―ならー」アニメンタリー決断のテーマが頭に響く。
確か、この谷には昔、登山道があったとどこかに書いてあった気がする。すると、ロープがなくても通過できるポイントがあるはず。巻きか。少し登り、右岸側をみるとなんとか巻けそうなルートを想定できた。「3点支持、3点支持」お経を唱えながら、慎重に巻き、目標ポイントに到着。あとは、特に危険な個所もなく、茶屋川に出会う。
でなきゃ、カッチャンが今の世にいるはずないもんね~(^_-)
エイヤッっと、どうしたんですか。駆け抜けた? ターザンみたいにロープにすがってブランコ?(まさか!)少し遡行すると、巨大な岩の壁が立ちはだかる。これが、三筋の滝か。想定していた規模を大きく上回っている。しかし、右岸側にフィックスドロープがあるので問題なし。問題は、登った後。滝の上、すなわち遡行ルート(真の谷)へ出るには、右に滝の下が見える巻き道を通過しなければならない。五階建てビルの屋上縁を歩く感じか 。高所恐怖症の私には気が遠くなるような場所だ。時間がたてば、益々怖さが募ってくるので、例のお経を唱えながら、エイヤッ。
ここ、初めて行ったときズルズルの直登はなんとかなるんだけど、トラバースがヒヤヒヤでした。
でも相棒が残置ロープに掴まってスイスイ進むので、こいつは何もんや!と驚きました。世の中、神経いろんな方がおられます。
この谷は涸れ谷みたいなもんなんで、雪解け時期とはいえ、水量は知れてたでしょう。ここから先は、子供の頃、川遊びが好きだった私の独壇場。
牛若丸のように岩から岩へ(グラッ、ボチャン)。スパイダーマンのように淵の岩肌を通過し(ずるっ、どぼんっ)、忍者のように岩をよじ登る(ゴツッ、イタタター)。
4点支持の進み方を教えます。目をつぶって例の念仏を唱えながらエイヤッと……あれっ、巻きが必要な滝はもうないはずだが、これはいったい。またも直登不能と思われる同規模の滝が目の前に。しかし、安全と前進を得るためには再度の高巻きしかない。今度はより安全度を高めるため、四点支持にしよう。アレッ、進まん。
どう? 進めたかな?
そのまま詰めてもカタクリ峠からの分岐(6合目?)に出て御池方面へ進めます。しばらく、渡渉したり、雪の緩んだ岸を歩いたりして、二股分岐に出会う。三筋の滝から二時間かかっている。右がカタクリ峠、左が真の池に向かう分岐と勝手に判断。左に進路をとり急傾斜の谷筋を進む。
早めに左の谷筋に取り付いたんですね。そうこうするうちに上部に木がまだらになった場所が現れる。頂上か?しばし、進むと奥の平の標識が。テーブルランドだ。ここから御池頂上→ボタンブチとピストンするまでの間に多くの山行者に出会った。
犬より先にシカが狂い死します。シカたないか…(>_<)このあと自分にもしものことがあった場合を想定し、何組かに声をかけ、目撃情報に上がるよう意識する。(実は、善右エ門谷下降から御池取り付けに至る行程でも、警察犬がルートを追跡できるよう何箇所かに痕跡を残してきたのだ。頻〇のなせる技である。匂いで犬が失神しなければいいが・・・。 )
ちょっと待って…。土倉への下りはボタンブチのもっと南からですけど…そのうちのT字尾根からのグループの方、真の谷からボタンブチに這い上がった単独行者、そして、地理に詳しい単独女性に教えていただいた土倉岳へのルートを進み、ボタンブチから立木をつかみながら下降開始。
ん?東のボタンブチからやった?斜度や雪の付き具合から何とでもなると思い下降していくが、どこにも巡視路らしきものがない。下には、真の谷に落ちていく一本の谷筋が見られ、その向こう左岸側に北側の電線鉄塔基部が目に入る。あの尾根が巡視路だったのか。
ここまで来たらどこ徘徊してるのか分かりません~(>_<)慎重にトラバー開始。半分ぐらい進んだところで、アッ 。すばやく体制を整え、両手、両足で制動かけながら、盛土部にピンポイントで到達。やれやれ。ここで、アイゼンを付けていないことに気づく。やはり、足跡を見失った動揺から冷静さを欠いてしまっていたようだ。
装着後は、お経(三点支持経)を唱えながら、立木に到着。谷底へ降下後、ドキドキしながら左岸尾根へトラバースをかけ、どうにか真の谷へ舞い降りた。(正確にはずり落ちた。)
この後、心臓バクバクの五階建てビルの屋上縁を通り抜け、善右エ門谷左岸に。
おかしい。どう見ても取り付きが判らない。しかし、白瀬峠と藤原岳を結ぶ真の谷登山ルートはここを通っているはず。
しばしの逡巡後、意を決して斜面に張り付きよじ登り始める。最初木がまだらで恐ろしい思いをするが、なんとかヤブに到着後はカミソリエッジの岩肌を乗り越え進む。ここからは、立木が多いため、痩せ尾根の割に恐怖感は少ない。
かなり、高度を上げるとなだらかな樹林地が広がる。茨川からの登山道との合流点。
まあ、なにはともあれお疲れさんでありました。無事生還。この後の藤原の下りは、ひざガクに加え、もも筋プルプル 。
しばらくの間、日常生活での階段の登り降りは、ロボジイになること間違いない。
捜索指令の対象が自分にならんよう、お互い心しましょうね~(@_@;)
~biwaco
Re: 谷行かば
おはようございます、かっちゃんさん。
【ルート】大貝戸4:55→藤原岳6:40→善右エ門谷降下→三筋の滝7:55→真の谷遡行(滝1、滝2)→御池岳取り付き9:55→奥の平11:12→御池頂上11:20~11:30→ボタンブチ降下開始12:10→土倉岳→電線巡視路→着床(真の谷)13:20→三筋の滝13:35→善右エ門谷左岸取り付き13:40→西尾根→展望広場と山荘の鞍部→大貝戸16:55
強烈に歩いていますね。
さて、登山届だすか。げっ、ボックスに1枚も置いてない。仕方ないので、車に戻り、マックでもらったお手ふきに書く。(書きずらー)。闇下出発。
お手ふきですか、次に届を出しに来た人いは驚いたでしょうね。
善右エ門谷源頭。この辺りから展望広場を巻いていくと西尾根ルートとなるはず。おっ、ラッキー、足跡があるぞ。初見の私には絶好。
イメージと違い、気のせいか下降が長い。そうか、下の方から巻いていくんだな。だいぶ下がったが、巻く気配がない。しまった、これは誰かが谷を下った跡だ。登り返すには下りすぎたし、足跡も戻った形跡はない。ということは、行ける。
つられちゃいましたか。今は捜索の人がいるので、とんでもない所に行っちゃいますよ。クワバラクワバラ・・・
「知恵をー巡らせー、頭をー使えー、悩みーぬけぬけー、男―ならー」アニメンタリー決断のテーマが頭に響く。
あーあ
やがて、目の前に直登不能の滝が現れた。これか、あきたぬきさんの滝は。確か、左岸側に巻き道があったはず。うーーん、取り付きが判らん。巻きにしてもかなり急な斜面だ。
ここは雪で取り付きがわかりにくいかもしれませんね。
あれっ、巻きが必要な滝はもうないはずだが、これはいったい。またも直登不能と思われる同規模の滝が目の前に。しかし、安全と前進を得るためには再度の高巻きしかない。今度はより安全度を高めるため、四点支持にしよう。アレッ、進まん。
そんな所あったかな?
そうだ、あの技を使おう。忍法移し身の術。町内の運動会で使った気持ちと体を分離させ気持ちだけ御池頂上へ。(体はどうすんねん。)それとも、どこでもドアで、テレポーテーション。あかん、疲れがピークに近づき、妄想が始まった 。
イメージトレーニングの成果か
装着後は、お経(三点支持経)を唱えながら、立木に到着。谷底へ降下後、ドキドキしながら左岸尾根へトラバースをかけ、どうにか真の谷へ舞い降りた。(正確にはずり落ちた。)
なかなか信心深いですね。本日何回目のお経かな?
無事生還。この後の藤原の下りは、ひざガクに加え、もも筋プルプル 。
しばらくの間、日常生活での階段の登り降りは、ロボジイになること間違いない。
以上、ロボジイ、アンタッチャブルエリアへミッションインポッシブル遂行の巻でした。
お疲れ様でした。
よく御無事で生還されました。
わりばし
【ルート】大貝戸4:55→藤原岳6:40→善右エ門谷降下→三筋の滝7:55→真の谷遡行(滝1、滝2)→御池岳取り付き9:55→奥の平11:12→御池頂上11:20~11:30→ボタンブチ降下開始12:10→土倉岳→電線巡視路→着床(真の谷)13:20→三筋の滝13:35→善右エ門谷左岸取り付き13:40→西尾根→展望広場と山荘の鞍部→大貝戸16:55
強烈に歩いていますね。
さて、登山届だすか。げっ、ボックスに1枚も置いてない。仕方ないので、車に戻り、マックでもらったお手ふきに書く。(書きずらー)。闇下出発。
お手ふきですか、次に届を出しに来た人いは驚いたでしょうね。
善右エ門谷源頭。この辺りから展望広場を巻いていくと西尾根ルートとなるはず。おっ、ラッキー、足跡があるぞ。初見の私には絶好。
イメージと違い、気のせいか下降が長い。そうか、下の方から巻いていくんだな。だいぶ下がったが、巻く気配がない。しまった、これは誰かが谷を下った跡だ。登り返すには下りすぎたし、足跡も戻った形跡はない。ということは、行ける。
つられちゃいましたか。今は捜索の人がいるので、とんでもない所に行っちゃいますよ。クワバラクワバラ・・・
「知恵をー巡らせー、頭をー使えー、悩みーぬけぬけー、男―ならー」アニメンタリー決断のテーマが頭に響く。
あーあ
やがて、目の前に直登不能の滝が現れた。これか、あきたぬきさんの滝は。確か、左岸側に巻き道があったはず。うーーん、取り付きが判らん。巻きにしてもかなり急な斜面だ。
ここは雪で取り付きがわかりにくいかもしれませんね。
あれっ、巻きが必要な滝はもうないはずだが、これはいったい。またも直登不能と思われる同規模の滝が目の前に。しかし、安全と前進を得るためには再度の高巻きしかない。今度はより安全度を高めるため、四点支持にしよう。アレッ、進まん。
そんな所あったかな?
そうだ、あの技を使おう。忍法移し身の術。町内の運動会で使った気持ちと体を分離させ気持ちだけ御池頂上へ。(体はどうすんねん。)それとも、どこでもドアで、テレポーテーション。あかん、疲れがピークに近づき、妄想が始まった 。
イメージトレーニングの成果か
装着後は、お経(三点支持経)を唱えながら、立木に到着。谷底へ降下後、ドキドキしながら左岸尾根へトラバースをかけ、どうにか真の谷へ舞い降りた。(正確にはずり落ちた。)
なかなか信心深いですね。本日何回目のお経かな?
無事生還。この後の藤原の下りは、ひざガクに加え、もも筋プルプル 。
しばらくの間、日常生活での階段の登り降りは、ロボジイになること間違いない。
以上、ロボジイ、アンタッチャブルエリアへミッションインポッシブル遂行の巻でした。
お疲れ様でした。
よく御無事で生還されました。
わりばし
Re: 谷行かば
のんくんさん、はじめまして。レス有難うございます。
谷筋の降りなので素人の方ではないと感じていましたが、捜索隊にしては単独だし、はて?
これでなぞが解けました、有難うございます。
やっちゃいましたー、勉強になります。
ここだけの話にしておきます(笑)
これで、全てが氷解です。気持ちよく眠れます。
トレースがあるのは見えていましたが、私にはあんな急斜面を登ることは出来ません。
のんくんさんこそ、難儀な事案に立ち向かわれ大変ご苦労されていると存じますが、無理されませんように。
善右ヱ門谷のトレースは私が捜索のために入った前日につけたものです
一応、捜索本部に顔を出してから出発した正規(?)捜索隊ではあるが、
人が少なくて単独捜索だったのだけど
谷筋の降りなので素人の方ではないと感じていましたが、捜索隊にしては単独だし、はて?
これでなぞが解けました、有難うございます。
今時分、捜索の足跡だらけなのでトレースを信じてはダメですよ~
プローブの穴に気がつけば、斜面を無駄にジグザグに降りてるのに気がつけば・・・
やっちゃいましたー、勉強になります。
ザイルをザックに入れ忘れたのは内緒の話です(笑)
ここだけの話にしておきます(笑)
善右ヱ門谷下って真の谷出合いで会って、一緒に藤原西尾根を登りました
ボタンブチ→土倉岳→ヘリポート跡地のトレースはその人の物でしょうね
これで、全てが氷解です。気持ちよく眠れます。
私は藤原西尾根を展望広場まで登って行きました
トレースがあるのは見えていましたが、私にはあんな急斜面を登ることは出来ません。
ともかく無事でなによりでした、お疲れさまでした
のんくんさんこそ、難儀な事案に立ち向かわれ大変ご苦労されていると存じますが、無理されませんように。
Re: 谷行かば
ビワさん、こんにちは。
近越美国境辺りで獅子奮迅のご活躍と風の便りでお聞きしております。
その熱意に残雪の融けるスピードが速まっているとか(^^)
近越美国境辺りで獅子奮迅のご活躍と風の便りでお聞きしております。
その熱意に残雪の融けるスピードが速まっているとか(^^)
徘徊こそ我がアイデンティティなり。なんだか真の谷徘徊記みたいなレポですね(@_@;)
「君子危うきに近寄らず」が服を着て歩いているような私が今回の暴挙。やはり、知らないうちに洗脳が・・・。こりゃ、アキタヌ教にマインドコントロールされましたな?(@_@;)
持ってないものが持ってるように勘違いしてしまうものなんでうがな、信者ってのは。
とっちゃんのように、立ったまま眠れるように訓練しなくちゃ。これこれ、寝不足は事故の元。
おそとがいいもーん。おうちで書いてきなさい!(-_-;)
ビワさんこそ、テント、ツエルトなしで三国岳のお泊り、想定内でしょう。まあ、面白そうに書いておられますが、ここは想定内のアスレチックでしょう。
例の技を使ったのですよ。必殺、移し身の術。エイヤッっと、どうしたんですか。駆け抜けた? ターザンみたいにロープにすがってブランコ?(まさか!)
ビワさんも移し身をマスターしていたとは・・・。4点支持の進み方を教えます。目をつぶって例の念仏を唱えながらエイヤッと……
どう? 進めたかな?
私はただシカの食害を減らしたかっただけです。シカとご覧ぜよ。犬より先にシカが狂い死します。シカたないか…(>_<)
すんません、東西南北ではなく、勘で動き回ります。ちょっと待って…。土倉への下りはボタンブチのもっと南からですけど…
ん?東のボタンブチからやった?
そりゃそうでしょう、なんせ徘徊老人なのですからー。ここまで来たらどこ徘徊してるのか分かりません~(>_<)
ビワさんも痕跡残してくださいねー。捜索指令の対象が自分にならんよう、お互い心しましょうね~(@_@;)
Re: 谷行かば
わりばしさん、こんにちは。
春ですからー。
強烈に歩いていますね。
春ですからー。
出した本人も驚いてます。お手ふきですか、次に届を出しに来た人は驚いたでしょうね。
長いものには巻かれろ、足跡にはついてゆけがモットーでしたが、考え直すいい機会でした。つられちゃいましたか。今は捜索の人がいるので、とんでもない所に行っちゃいますよ。クワバラクワバラ・・・
事前にイメージングをしつこく繰り返したので、夢か、現か、幻か、今でもわかりません。そんな所あったかな?
ほどほどがよろしいようで。イメージトレーニングの成果か
意識しないと、野生モードで突っ走ってしまうものですから・・・。(^^;なかなか信心深いですね。本日何回目のお経かな?
私もそう思います。よく御無事で生還されました。
Re: 谷行かば
カッチャンさん、こんにちは
今回はあきたぬきさんも尻ごみするような凄いコース取りでしたね。
頭の中で、遡行のイメージ、滝の高巻きのイメージを繰り返すと、確信に変わり、そこで、冒頭の指令が聞こえたような…。
一種の病気です。
おそらく、今自分が持っている能力、たとえば、事前に危機を感知する研ぎ澄まされた感性、どんな状況に陥っても沈着冷静に分析判断する能力、長時間のハードな山行に耐えうる持久力、心臓破りの急傾斜を登坂する体力・技術力等々を最大限発揮しなければ無事遂行できないだろう。(何一つ持ってませーん。 )
私も初めて冬の御池岳に挑戦した時は経験上無謀とも思えましたが、そのワクワク感はたまりませんでした。
まずは、ルートの選定。過去のブログ、地形図を繰り返し見ながら、最もリスクの小さいルートを決定する。
初見の尾根は下りに使ってはいけないのだが、初見の谷を下りに使うよりリスクは少ないだろう。しかも、巡視路なのだから。(この油断が後に危機を招く。)
これってリスク多そう
↓
藤原岳6:40→善右エ門谷降下→三筋の滝
ついにXデー。
こみ上げる高揚を抑えるすべもなく、2時半に目覚める。(どんどん早起き症が進行する。)
単に老害のせいではごじゃりませんか
しばらくすると、ゴルジュ状の垂直落下地点。行き詰まった 。先行者はどうやって突破したんだろう。ロープだ。しかし、自分には無い。(有っても使い方知らない。)落ち着け、何らかの手段があるはず。
あーあ、やっちまった
確か、この谷には昔、登山道があったとどこかに書いてあった気がする。すると、ロープがなくても通過できるポイントがあるはず。巻きか。少し登り、右岸側をみるとなんとか巻けそうなルートを想定できた。「3点支持、3点支持」お経を唱えながら、慎重に巻き、目標ポイントに到着。あとは、特に危険な個所もなく、茶屋川に出会う。
何だ~スワ遭難かと思いました~
少し遡行すると、巨大な岩の壁が立ちはだかる。これが、三筋の滝か。想定していた規模を大きく上回っている。しかし、右岸側にフィックスドロープがあるので問題なし。
何だか簡単にクリアーしちゃいましたね
やがて、目の前に直登不能の滝が現れた。これか、あきたぬきさんの滝は。確か、左岸側に巻き道があったはず。うーーん、取り付きが判らん。巻きにしてもかなり急な斜面だ。
幹、枝、根が生木でしっかりした支点として確保できることを確認しながら高度を上げる。かなり登り、斜面が緩やかになったところで、左下に保険となる立木を視界に入れながら、トラバースを進める。よさそうな着床点を視認し降下に入る。
ここも難なく通過できましたね
そうだ、あの技を使おう。忍法移し身の術。町内の運動会で使った気持ちと体を分離させ気持ちだけ御池頂上へ。(体はどうすんねん)それとも、どこでもドアで、テレポーテーション。あかん、疲れがピークに近づき、妄想が始まった
私も真の谷からテーブルランドにラッセルで登り返しは体力の限界でしたが、しかたがないので妄想で登ったらいつの間にかテーブルランドに到達しました
そのうちのT字尾根からのグループの方、真の谷からボタンブチに這い上がった単独行者、そして、地理に詳しい単独女性に教えていただいた土倉岳へのルートを進み、ボタンブチから立木をつかみながら下降開始。
ボタンブチから土倉岳へは普通は行けないでしょ
最も注意しなければならない個所で、判断を誤った。その安易な選択がかなりヤバイ状態を惹起した。
斜度や雪の付き具合から何とでもなると思い下降していくが、どこにも巡視路らしきものがない。下には、真の谷に落ちていく一本の谷筋が見られ、その向こう左岸側に北側の電線鉄塔基部が目に入る。あの尾根が巡視路だったのか。
トラバースしながら谷筋に降り、再トラバーで尾根に乗るしかないか。しかし、斜面がかなりキツクなっており、失敗すると尻セードの直滑降で谷へ一直線。幸い、谷筋に岩はなく、砂利が見えており、雪が若干残っている。致命傷は受けないが、着地の衝撃をうまく吸収できないと、足首のねん挫、亀裂骨折の恐れ無きにしも非ず。
最大の危機が訪れましたね
慎重にトラバー開始。半分ぐらい進んだところで、アッ 。すばやく体制を整え、両手、両足で制動かけながら、盛土部にピンポイントで到達。やれやれ。ここで、アイゼンを付けていないことに気づく。やはり、足跡を見失った動揺から冷静さを欠いてしまっていたようだ。
何とか無事に生還できましたね
どんどん(正しくはフラフラになって)高度を稼ぐと、展望広場への最後の急斜面が眼前に。たどってきた足跡は、トラバースして善右エ門谷源頭部へ向かっているようだ。最後の急斜面トラバーである。慎重に足跡をたどり、鞍部へ。
真の谷に下りて又登り返しですか~。こりゃ大変なコース取りでしたね
私には及びもつかないコース取りで無事生還おめでとうございました。
ニイタカヤマノボレ完遂でしたね
宮指路
今回はあきたぬきさんも尻ごみするような凄いコース取りでしたね。
頭の中で、遡行のイメージ、滝の高巻きのイメージを繰り返すと、確信に変わり、そこで、冒頭の指令が聞こえたような…。
一種の病気です。
おそらく、今自分が持っている能力、たとえば、事前に危機を感知する研ぎ澄まされた感性、どんな状況に陥っても沈着冷静に分析判断する能力、長時間のハードな山行に耐えうる持久力、心臓破りの急傾斜を登坂する体力・技術力等々を最大限発揮しなければ無事遂行できないだろう。(何一つ持ってませーん。 )
私も初めて冬の御池岳に挑戦した時は経験上無謀とも思えましたが、そのワクワク感はたまりませんでした。
まずは、ルートの選定。過去のブログ、地形図を繰り返し見ながら、最もリスクの小さいルートを決定する。
初見の尾根は下りに使ってはいけないのだが、初見の谷を下りに使うよりリスクは少ないだろう。しかも、巡視路なのだから。(この油断が後に危機を招く。)
これってリスク多そう
↓
藤原岳6:40→善右エ門谷降下→三筋の滝
ついにXデー。
こみ上げる高揚を抑えるすべもなく、2時半に目覚める。(どんどん早起き症が進行する。)
単に老害のせいではごじゃりませんか
しばらくすると、ゴルジュ状の垂直落下地点。行き詰まった 。先行者はどうやって突破したんだろう。ロープだ。しかし、自分には無い。(有っても使い方知らない。)落ち着け、何らかの手段があるはず。
あーあ、やっちまった
確か、この谷には昔、登山道があったとどこかに書いてあった気がする。すると、ロープがなくても通過できるポイントがあるはず。巻きか。少し登り、右岸側をみるとなんとか巻けそうなルートを想定できた。「3点支持、3点支持」お経を唱えながら、慎重に巻き、目標ポイントに到着。あとは、特に危険な個所もなく、茶屋川に出会う。
何だ~スワ遭難かと思いました~
少し遡行すると、巨大な岩の壁が立ちはだかる。これが、三筋の滝か。想定していた規模を大きく上回っている。しかし、右岸側にフィックスドロープがあるので問題なし。
何だか簡単にクリアーしちゃいましたね
やがて、目の前に直登不能の滝が現れた。これか、あきたぬきさんの滝は。確か、左岸側に巻き道があったはず。うーーん、取り付きが判らん。巻きにしてもかなり急な斜面だ。
幹、枝、根が生木でしっかりした支点として確保できることを確認しながら高度を上げる。かなり登り、斜面が緩やかになったところで、左下に保険となる立木を視界に入れながら、トラバースを進める。よさそうな着床点を視認し降下に入る。
ここも難なく通過できましたね
そうだ、あの技を使おう。忍法移し身の術。町内の運動会で使った気持ちと体を分離させ気持ちだけ御池頂上へ。(体はどうすんねん)それとも、どこでもドアで、テレポーテーション。あかん、疲れがピークに近づき、妄想が始まった
私も真の谷からテーブルランドにラッセルで登り返しは体力の限界でしたが、しかたがないので妄想で登ったらいつの間にかテーブルランドに到達しました
そのうちのT字尾根からのグループの方、真の谷からボタンブチに這い上がった単独行者、そして、地理に詳しい単独女性に教えていただいた土倉岳へのルートを進み、ボタンブチから立木をつかみながら下降開始。
ボタンブチから土倉岳へは普通は行けないでしょ
最も注意しなければならない個所で、判断を誤った。その安易な選択がかなりヤバイ状態を惹起した。
斜度や雪の付き具合から何とでもなると思い下降していくが、どこにも巡視路らしきものがない。下には、真の谷に落ちていく一本の谷筋が見られ、その向こう左岸側に北側の電線鉄塔基部が目に入る。あの尾根が巡視路だったのか。
トラバースしながら谷筋に降り、再トラバーで尾根に乗るしかないか。しかし、斜面がかなりキツクなっており、失敗すると尻セードの直滑降で谷へ一直線。幸い、谷筋に岩はなく、砂利が見えており、雪が若干残っている。致命傷は受けないが、着地の衝撃をうまく吸収できないと、足首のねん挫、亀裂骨折の恐れ無きにしも非ず。
最大の危機が訪れましたね
慎重にトラバー開始。半分ぐらい進んだところで、アッ 。すばやく体制を整え、両手、両足で制動かけながら、盛土部にピンポイントで到達。やれやれ。ここで、アイゼンを付けていないことに気づく。やはり、足跡を見失った動揺から冷静さを欠いてしまっていたようだ。
何とか無事に生還できましたね
どんどん(正しくはフラフラになって)高度を稼ぐと、展望広場への最後の急斜面が眼前に。たどってきた足跡は、トラバースして善右エ門谷源頭部へ向かっているようだ。最後の急斜面トラバーである。慎重に足跡をたどり、鞍部へ。
真の谷に下りて又登り返しですか~。こりゃ大変なコース取りでしたね
私には及びもつかないコース取りで無事生還おめでとうございました。
ニイタカヤマノボレ完遂でしたね
宮指路
Re: 谷行かば
宮指路さん、こんばんはでございます。
わかっていただけましたか。男のロマンですよね。
幸い、氷点下でもなく、足跡もあり、複数のブログによる予習もあり、この辺りまでは、素人の割に冷静に行動できていたような気がします。(盲、蛇におじず。と言った方が正確かもしれません。)
自ら認めたくなかったのですが、相違ござりますまい。
おらはやっちまっただー、だども天国行かなかっただー。
そうなんですー、第3者からみると遭難ですが、自分ではそんなんではないんですー。
内心、ビビデバビデブー(びびりまくりですー)でしたが、何ともならん時以外はなんとかなると思っていました。
ど素人は往々にして信じられないことをあっさりやっちゃったりするもんです。
ゲゲッ、雪質そこそこでも心臓の限界かと思いましたが、ラ、ラッセルーー、オーマイゴッド!
ビワさんにも指摘されましたが、ひょっとしてボタンブチってポイント(特定の地点)を示しているのですか?わたしゃてっきり、テーブルランドをボタンと見立て、そのふち(円周)のことすべて指しているものとばかり思っておりました。
ただ同じコースを再度たどれと言われたら、生命保険、山岳保険しっかりかけてからにします。
実は、自分が自分であって、ないような、不思議な力に・・・。現在、洗脳なのか、病気なのか、検証中です。今回はあきたぬきさんも尻ごみするような凄いコース取りでしたね。
一種の病気です。
私も初めて冬の御池岳に挑戦した時は経験上無謀とも思えましたが、そのワクワク感はたまりませんでした。
わかっていただけましたか。男のロマンですよね。
これってリスク多そう 藤原岳6:40→善右エ門谷降下→三筋の滝
幸い、氷点下でもなく、足跡もあり、複数のブログによる予習もあり、この辺りまでは、素人の割に冷静に行動できていたような気がします。(盲、蛇におじず。と言った方が正確かもしれません。)
単に老害のせいではごじゃりませんか
自ら認めたくなかったのですが、相違ござりますまい。
あーあ、やっちまった
おらはやっちまっただー、だども天国行かなかっただー。
何だ~スワ遭難かと思いました~
そうなんですー、第3者からみると遭難ですが、自分ではそんなんではないんですー。
内心、ビビデバビデブー(びびりまくりですー)でしたが、何ともならん時以外はなんとかなると思っていました。
何だか簡単にクリアーしちゃいましたね
ここも難なく通過できましたね
ど素人は往々にして信じられないことをあっさりやっちゃったりするもんです。
私も真の谷からテーブルランドにラッセルで登り返しは体力の限界でしたが、しかたがないので妄想で登ったらいつの間にかテーブルランドに到達しました
ゲゲッ、雪質そこそこでも心臓の限界かと思いましたが、ラ、ラッセルーー、オーマイゴッド!
ボタンブチから土倉岳へは普通は行けないでしょ
ビワさんにも指摘されましたが、ひょっとしてボタンブチってポイント(特定の地点)を示しているのですか?わたしゃてっきり、テーブルランドをボタンと見立て、そのふち(円周)のことすべて指しているものとばかり思っておりました。
本人はこのあたりでも、いたって冷静だったような気がします。危機意識が希薄なのでしょうか。最大の危機が訪れましたね
何とか無事に生還できましたね
ただ同じコースを再度たどれと言われたら、生命保険、山岳保険しっかりかけてからにします。
Re: 谷行かば
カッチャンさん、こんにちは。
しかし登ったり下りたり登ったり下りたりの12時間行動。元気ですね~。
しかもところどころに(ほとんどか?)アトラクションを散りばめながらの退屈知らずのハードワーク!!
ただ者ではないとお見受けしました。
蛇足ですが、タイトルに【山域】を入れて下さいね。見る人がわかりやすいですから。それから山名も。(この場合は代表的な地名でも)
あとツリー表示になってないので、誰へのレスかわかりにくいですね。ぜひツリー表示にしてみて下さい。
また刺激的なレポお願いします。ではでは。(^^)
山日和
しかし登ったり下りたり登ったり下りたりの12時間行動。元気ですね~。
しかもところどころに(ほとんどか?)アトラクションを散りばめながらの退屈知らずのハードワーク!!
ただ者ではないとお見受けしました。
蛇足ですが、タイトルに【山域】を入れて下さいね。見る人がわかりやすいですから。それから山名も。(この場合は代表的な地名でも)
あとツリー表示になってないので、誰へのレスかわかりにくいですね。ぜひツリー表示にしてみて下さい。
また刺激的なレポお願いします。ではでは。(^^)
山日和
Re: 【鈴鹿北部】谷行かば(藤原岳、真の谷、御池岳)
山日和さん、こんばんは。
無いスキルをカバーするには、動き回ってごまかすしかないのですー。
痴れ者です。
適切なご指導、痛み入ります。
あしはツリー易いのですが、ツリー表示とは如何に?一遍に覚えようとすると、脳みそがフリーズしそうなので、隙を見てじょじょにということで・・・。
いつの日か、写真も・・・。
カッチャン
登ったり下りたり登ったり下りたりの12時間行動。元気ですね~。
無いスキルをカバーするには、動き回ってごまかすしかないのですー。
しかもところどころに(ほとんどか?)アトラクションを散りばめながらの退屈知らずのハードワーク!!
ただ者ではないとお見受けしました。
痴れ者です。
蛇足ですが、タイトルに【山域】を入れて下さいね。見る人がわかりやすいですから。それから山名も。(この場合は代表的な地名でも)
あとツリー表示になってないので、誰へのレスかわかりにくいですね。ぜひツリー表示にしてみて下さい。
適切なご指導、痛み入ります。
あしはツリー易いのですが、ツリー表示とは如何に?一遍に覚えようとすると、脳みそがフリーズしそうなので、隙を見てじょじょにということで・・・。
また刺激的なレポお願いします。ではでは。(^^)
いつの日か、写真も・・・。
カッチャン
Re: 【鈴鹿北部】谷行かば(藤原岳、真の谷、御池岳)
カッチャンさん、こんばんは。
早速タイトル変えてくれましたね。
ツリー表示は、「ユーザーCP」から「ユーザー設定」「表示オプション」で「ツリー表示する」を「はい」にすればOKですよ。
山日和
早速タイトル変えてくれましたね。
ツリー表示は、「ユーザーCP」から「ユーザー設定」「表示オプション」で「ツリー表示する」を「はい」にすればOKですよ。
山日和
Re: 【鈴鹿北部】谷行かば(藤原岳、真の谷、御池岳)
カッチャン おはようございます。
レスが終わりポチとしたら 何処か雲隠れしてしまいました。
【ルート】大貝戸4:55→藤原岳6:40→善右エ門谷降下→三筋の滝7:55→真の谷遡行(滝1、滝2)→御池岳取り付き9:55→奥の平11:12→御池頂上11:20~11:30→ボタンブチ降下開始12:10→土倉岳→電線巡視路→着床(真の谷)13:20→三筋の滝13:35→善右エ門谷左岸取り付き13:40→西尾根→展望広場と山荘の鞍部→大貝戸16:55
登ったり 下ったらり 凄い体力の持ち主ですね。
こうなると、寝ても覚めても、そればかり考えるようになる。
この気持ち酔う? よう分かります。
おそらく、今自分が持っている能力、たとえば、事前に危機を感知する研ぎ澄まされた感性、どんな状況に陥っても沈着冷静に分析判断する能力、長時間のハードな山行に耐えうる持久力、心臓破りの急傾斜を登坂する体力・技術力等々を最大限発揮しなければ無事遂行できないだろう。(何一つ持ってませーん。 )
いえいえとんでもございません。
すべてお持ちのようで
装備も遡行バージョンに切り替える必要がある。長靴、合羽、着替え、ダブルパッキン。(よし、完璧。って、いつものに着替えがプラスされ、買い物袋の一重を二重にしただけでしたー。
山を大分熟知して見える方ですね
ついにXデー。
こみ上げる高揚を抑えるすべもなく、2時半に目覚める。(どんどん早起き症が進行する。)
〇のせいかな (-_-;)
4時大貝戸駐車場到着。えー、こんな時間から一体何台の車がいるんだ。にーの、しじみの、むしたの、やいたの、8台か。ごそごそしているうちに、くったの、とったの、で10台。捜索関係者かな、それともフクジュソウ目当ての方たちかな。
花の時期は登山者が多いですね
イメージと違い、気のせいか下降が長い。そうか、下の方から巻いていくんだな。だいぶ下がったが、巻く気配がない。しまった、これは誰かが谷を下った跡だ。登り返すには下りすぎたし、足跡も戻った形跡はない。ということは、行ける。
しばらくすると、ゴルジュ状の垂直落下地点。行き詰まった 。先行者はどうやって突破したんだろう。ロープだ。しかし、自分には無い。(有っても使い方知らない。)落ち着け、何らかの手段があるはず。
さすが捜索目線になって見えますね。
確か、この谷には昔、登山道があったとどこかに書いてあった気がする。すると、ロープがなくても通過できるポイントがあるはず。巻きか。少し登り、右岸側をみるとなんとか巻けそうなルートを想定できた。「3点支持、3点支持」お経を唱えながら、慎重に巻き、目標ポイントに到着。あとは、特に危険な個所もなく、茶屋川に出会う。
少し遡行すると、巨大な岩の壁が立ちはだかる。これが、三筋の滝か。想定していた規模を大きく上回っている。しかし、右岸側にフィックスドロープがあるので問題なし。問題は、登った後。滝の上、すなわち遡行ルート(真の谷)へ出るには、右に滝の下が見える巻き道を通過しなければならない。五階建てビルの屋上縁を歩く感じか 。高所恐怖症の私には気が遠くなるような場所だ。時間がたてば、益々怖さが募ってくるので、例のお経を唱えながら、エイヤッ。
大変な所ですね気をつけて下さい
そうこうするうちに上部に木がまだらになった場所が現れる。頂上か?しばし、進むと奥の平の標識が。テーブルランドだ。ここから御池頂上→ボタンブチとピストンするまでの間に多くの山行者に出会った。
ここでゆっくりしましょう。
そのうちのT字尾根からのグループの方、真の谷からボタンブチに這い上がった単独行者、そして、地理に詳しい単独女性に教えていただいた土倉岳へのルートを進み、ボタンブチから立木をつかみながら下降開始。
土倉岳の方に下るのですか
土倉岳までの稜線でボタンブチ南急崖斜面に目をやり、黄緑のアウターが見えないか、しばし観察する。
2度下りましたが、
]装着後は、お経(三点支持経)を唱えながら、立木に到着。谷底へ降下後、ドキドキしながら左岸尾根へトラバースをかけ、どうにか真の谷へ舞い降りた。(正確にはずり落ちた。)
この後、心臓バクバクの五階建てビルの屋上縁を通り抜け、善右エ門谷左岸に。
命がいくつあても足りません
無事生還。この後の藤原の下りは、ひざガクに加え、もも筋プルプル 。
しばらくの間、日常生活での階段の登り降りは、ロボジイになること間違いない。
捜索ご苦労様でした。
早く見つかり家族の元に帰れるといいですね。
ロボジイ 治りましたか?
バーチャリ
レスが終わりポチとしたら 何処か雲隠れしてしまいました。
【ルート】大貝戸4:55→藤原岳6:40→善右エ門谷降下→三筋の滝7:55→真の谷遡行(滝1、滝2)→御池岳取り付き9:55→奥の平11:12→御池頂上11:20~11:30→ボタンブチ降下開始12:10→土倉岳→電線巡視路→着床(真の谷)13:20→三筋の滝13:35→善右エ門谷左岸取り付き13:40→西尾根→展望広場と山荘の鞍部→大貝戸16:55
登ったり 下ったらり 凄い体力の持ち主ですね。
こうなると、寝ても覚めても、そればかり考えるようになる。
この気持ち酔う? よう分かります。
おそらく、今自分が持っている能力、たとえば、事前に危機を感知する研ぎ澄まされた感性、どんな状況に陥っても沈着冷静に分析判断する能力、長時間のハードな山行に耐えうる持久力、心臓破りの急傾斜を登坂する体力・技術力等々を最大限発揮しなければ無事遂行できないだろう。(何一つ持ってませーん。 )
いえいえとんでもございません。
すべてお持ちのようで
装備も遡行バージョンに切り替える必要がある。長靴、合羽、着替え、ダブルパッキン。(よし、完璧。って、いつものに着替えがプラスされ、買い物袋の一重を二重にしただけでしたー。
山を大分熟知して見える方ですね
ついにXデー。
こみ上げる高揚を抑えるすべもなく、2時半に目覚める。(どんどん早起き症が進行する。)
〇のせいかな (-_-;)
4時大貝戸駐車場到着。えー、こんな時間から一体何台の車がいるんだ。にーの、しじみの、むしたの、やいたの、8台か。ごそごそしているうちに、くったの、とったの、で10台。捜索関係者かな、それともフクジュソウ目当ての方たちかな。
花の時期は登山者が多いですね
イメージと違い、気のせいか下降が長い。そうか、下の方から巻いていくんだな。だいぶ下がったが、巻く気配がない。しまった、これは誰かが谷を下った跡だ。登り返すには下りすぎたし、足跡も戻った形跡はない。ということは、行ける。
しばらくすると、ゴルジュ状の垂直落下地点。行き詰まった 。先行者はどうやって突破したんだろう。ロープだ。しかし、自分には無い。(有っても使い方知らない。)落ち着け、何らかの手段があるはず。
さすが捜索目線になって見えますね。
確か、この谷には昔、登山道があったとどこかに書いてあった気がする。すると、ロープがなくても通過できるポイントがあるはず。巻きか。少し登り、右岸側をみるとなんとか巻けそうなルートを想定できた。「3点支持、3点支持」お経を唱えながら、慎重に巻き、目標ポイントに到着。あとは、特に危険な個所もなく、茶屋川に出会う。
少し遡行すると、巨大な岩の壁が立ちはだかる。これが、三筋の滝か。想定していた規模を大きく上回っている。しかし、右岸側にフィックスドロープがあるので問題なし。問題は、登った後。滝の上、すなわち遡行ルート(真の谷)へ出るには、右に滝の下が見える巻き道を通過しなければならない。五階建てビルの屋上縁を歩く感じか 。高所恐怖症の私には気が遠くなるような場所だ。時間がたてば、益々怖さが募ってくるので、例のお経を唱えながら、エイヤッ。
大変な所ですね気をつけて下さい
そうこうするうちに上部に木がまだらになった場所が現れる。頂上か?しばし、進むと奥の平の標識が。テーブルランドだ。ここから御池頂上→ボタンブチとピストンするまでの間に多くの山行者に出会った。
ここでゆっくりしましょう。
そのうちのT字尾根からのグループの方、真の谷からボタンブチに這い上がった単独行者、そして、地理に詳しい単独女性に教えていただいた土倉岳へのルートを進み、ボタンブチから立木をつかみながら下降開始。
土倉岳の方に下るのですか
土倉岳までの稜線でボタンブチ南急崖斜面に目をやり、黄緑のアウターが見えないか、しばし観察する。
2度下りましたが、
]装着後は、お経(三点支持経)を唱えながら、立木に到着。谷底へ降下後、ドキドキしながら左岸尾根へトラバースをかけ、どうにか真の谷へ舞い降りた。(正確にはずり落ちた。)
この後、心臓バクバクの五階建てビルの屋上縁を通り抜け、善右エ門谷左岸に。
命がいくつあても足りません
無事生還。この後の藤原の下りは、ひざガクに加え、もも筋プルプル 。
しばらくの間、日常生活での階段の登り降りは、ロボジイになること間違いない。
捜索ご苦労様でした。
早く見つかり家族の元に帰れるといいですね。
ロボジイ 治りましたか?
バーチャリ
Re: 【鈴鹿北部】谷行かば(藤原岳、真の谷、御池岳)
バーチャリさん こんにちわ。
持っていたら、これほど大小様々の危機にあってないですし、びびりまくることもないですし、妄想モードに入ることもないですし、ここはどこ私はだれになることもありません。
移し身の術があります。
木々の芽吹き、若葉繁る前に、ですね。
15日は仕事があり山に行けずショボジイになっています。
カッチャン
ひょっとして、私と同じ世代人でしょうか?レスが終わりポチとしたら 何処か雲隠れしてしまいました。
のぼりー、くだーりぃのー、ふなびとーはー♪登ったり 下ったらり 凄い体力の持ち主ですね。
陶酔の世界ですー。こうなると、寝ても覚めても、そればかり考えるようになる。
この気持ち酔う? よう分かります。
おそらく、今自分が持っている能力、たとえば、事前に危機を感知する研ぎ澄まされた感性、どんな状況に陥っても沈着冷静に分析判断する能力、長時間のハードな山行に耐えうる持久力、心臓破りの急傾斜を登坂する体力・技術力等々を最大限発揮しなければ無事遂行できないだろう。(何一つ持ってませーん。 )
いえいえとんでもございません。
すべてお持ちのようで
持っていたら、これほど大小様々の危機にあってないですし、びびりまくることもないですし、妄想モードに入ることもないですし、ここはどこ私はだれになることもありません。
熟年素人です。装備も遡行バージョンに切り替える必要がある。長靴、合羽、着替え、ダブルパッキン。(よし、完璧。って、いつものに着替えがプラスされ、買い物袋の一重を二重にしただけでしたー。
山を大分熟知して見える方ですね
お○を召せばだれもが経験することですよね。(^^;ついにXデー。
こみ上げる高揚を抑えるすべもなく、2時半に目覚める。(どんどん早起き症が進行する。)
〇のせいかな (-_-;)
いえ、私が遭難状態です。(^^:イメージと違い、気のせいか下降が長い。そうか、下の方から巻いていくんだな。だいぶ下がったが、巻く気配がない。しまった、これは誰かが谷を下った跡だ。登り返すには下りすぎたし、足跡も戻った形跡はない。ということは、行ける。
しばらくすると、ゴルジュ状の垂直落下地点。行き詰まった 。先行者はどうやって突破したんだろう。ロープだ。しかし、自分には無い。(有っても使い方知らない。)落ち着け、何らかの手段があるはず。
さすが捜索目線になって見えますね。
貧乏性なもんで・・・。そうこうするうちに上部に木がまだらになった場所が現れる。頂上か?しばし、進むと奥の平の標識が。テーブルランドだ。ここから御池頂上→ボタンブチとピストンするまでの間に多くの山行者に出会った。
ここでゆっくりしましょう。
私はいったいどこにいるのでしょうか。そのうちのT字尾根からのグループの方、真の谷からボタンブチに這い上がった単独行者、そして、地理に詳しい単独女性に教えていただいた土倉岳へのルートを進み、ボタンブチから立木をつかみながら下降開始。
土倉岳までの稜線でボタンブチ南急崖斜面に目をやり、黄緑のアウターが見えないか、しばし観察する。
土倉岳の方に下るのですか
2度下りましたが、
装着後は、お経(三点支持経)を唱えながら、立木に到着。谷底へ降下後、ドキドキしながら左岸尾根へトラバースをかけ、どうにか真の谷へ舞い降りた。(正確にはずり落ちた。)
この後、心臓バクバクの五階建てビルの屋上縁を通り抜け、善右エ門谷左岸に。
命がいくつあても足りません
移し身の術があります。
無事生還。この後の藤原の下りは、ひざガクに加え、もも筋プルプル 。
しばらくの間、日常生活での階段の登り降りは、ロボジイになること間違いない。
捜索ご苦労様でした。
早く見つかり家族の元に帰れるといいですね。
ロボジイ 治りましたか?
木々の芽吹き、若葉繁る前に、ですね。
15日は仕事があり山に行けずショボジイになっています。
カッチャン
Re: 【鈴鹿北部】谷行かば(藤原岳、真の谷、御池岳)
かっちゃん こんちは
気弱なことばかり書いているから騙されたようで、かっちゃんってほんとは凄い人?
この中で私の知らない場所はないですが、これをつなげることはありえない。
長すぎて尻ごみです。
このあと自分にもしものことがあった場合を想定し、何組かに声をかけ、目撃情報に上がるよう意識する。
そりゃいい方法ですね。一度見たら忘れられない顔だとなおよし。
スタミナには脱帽です。
ハリマオ
こらまた、よう歩きましたね。【ルート】大貝戸4:55→藤原岳6:40→善右エ門谷降下→三筋の滝7:55→真の谷遡行(滝1、滝2)→御池岳取り付き9:55→奥の平11:12→御池頂上11:20~11:30→ボタンブチ降下開始12:10→土倉岳→電線巡視路→着床(真の谷)13:20→三筋の滝13:35→善右エ門谷左岸取り付き13:40→西尾根→展望広場と山荘の鞍部→大貝戸16:55
気弱なことばかり書いているから騙されたようで、かっちゃんってほんとは凄い人?
この中で私の知らない場所はないですが、これをつなげることはありえない。
長すぎて尻ごみです。
こういうこと書くから騙される(^◇^)おそらく、今自分が持っている能力、たとえば、事前に危機を感知する研ぎ澄まされた感性、どんな状況に陥っても沈着冷静に分析判断する能力、長時間のハードな山行に耐えうる持久力、心臓破りの急傾斜を登坂する体力・技術力等々を最大限発揮しなければ無事遂行できないだろう。(何一つ持ってませーん。 )
マジでっか。前夜泊? それでは御池の駐車場七時半では車を置けないはずだ。早起き大会ですね。4時大貝戸駐車場到着。えー、こんな時間から一体何台の車がいるんだ。にーの、しじみの、むしたの、やいたの、8台か。ごそごそしているうちに、くったの、とったの、で10台。捜索関係者かな、それともフクジュソウ目当ての方たちかな。
私です。先輩釣り師が藤原越えて茶屋川奥に入っていた由。確か、この谷には昔、登山道があったとどこかに書いてあった気がする。
Nさんがどんどん真の谷を下ったということはあり得ないと考えます。さらに遡行を進めると、川に横たわった倒木に白瀬峠→の標識がつりさげられているのが目に入る。Nさんが真の谷を下ってきて、これを目にしていれば助かったかもしれないのに…。これが最後のチャンスの箇所。ここから下流は雪の付いた急斜面を両側に従え、落差のある滝が二か所、巨大な関所(三筋の滝)が一か所あり、とても通過できるものではない。
タダでこんなことしている自分の頭を疑いましょう。だんだん谷の形状がなくなってくる。あれっ?しっかり雪の付いた急斜面をジグザグのトラバースを繰り返し、ハアハア、ゼイゼイ。なかなか高度を上げることができない。このアルバイトはこたえる。時給が悪すぎる。
このあと自分にもしものことがあった場合を想定し、何組かに声をかけ、目撃情報に上がるよう意識する。
そりゃいい方法ですね。一度見たら忘れられない顔だとなおよし。
西尾根取りつきはアバウトですね。テキトーに登ります。おかしい。どう見ても取り付きが判らない。しかし、白瀬峠と藤原岳を結ぶ真の谷登山ルートはここを通っているはず。
かっちゃんを知らないから何とも言えませんが、よくご無事で。無事生還。この後の藤原の下りは、ひざガクに加え、もも筋プルプル 。
スタミナには脱帽です。
ハリマオ
Re: 【鈴鹿北部】谷行かば(藤原岳、真の谷、御池岳)
解決ハリマオ様 こんにちは。
スタミナはありませんが、山への熱き思いはあります。(言ったったー。ああ、気もちいい。)
カッチャン
凄い人に見せかけた変態を装う常識人です。ちょっこしMが入っているだけです。こらまた、よう歩きましたね。
気弱なことばかり書いているから騙されたようで、かっちゃんってほんとは凄い人?
この中で私の知らない場所はないですが、これをつなげることはありえない。
長すぎて尻ごみです。
このような能力を持てば、モチろんモチベーションがあがるだろう気モチをモチーフに列記いたしました。おそらく、今自分が持っている能力、たとえば、事前に危機を感知する研ぎ澄まされた感性、どんな状況に陥っても沈着冷静に分析判断する能力、長時間のハードな山行に耐えうる持久力、心臓破りの急傾斜を登坂する体力・技術力等々を最大限発揮しなければ無事遂行できないだろう。(何一つ持ってませーん。 )
こういうこと書くから騙される(^◇^)
おそらく、前夜泊の車の中では皆さんシジミを肴にシミジミと一献やっていたはずです。4時大貝戸駐車場到着。えー、こんな時間から一体何台の車がいるんだ。にーの、しじみの、むしたの、やいたの、8台か。ごそごそしているうちに、くったの、とったの、で10台。捜索関係者かな、それともフクジュソウ目当ての方たちかな。
マジでっか。前夜泊? それでは御池の駐車場七時半では車を置けないはずだ。早起き大会ですね。
ハリマオさんは命の恩人です。この件がなければ冷静な対処できなかったと思います。確か、この谷には昔、登山道があったとどこかに書いてあった気がする。
私です。先輩釣り師が藤原越えて茶屋川奥に入っていた由。
私も遡行してみて、そのことを実感として感じました。さらに遡行を進めると、川に横たわった倒木に白瀬峠→の標識がつりさげられているのが目に入る。Nさんが真の谷を下ってきて、これを目にしていれば助かったかもしれないのに…。これが最後のチャンスの箇所。ここから下流は雪の付いた急斜面を両側に従え、落差のある滝が二か所、巨大な関所(三筋の滝)が一か所あり、とても通過できるものではない。
Nさんがどんどん真の谷を下ったということはあり得ないと考えます。
はい、馬と鹿の区別が・・・、平気で田も分けますし・・・。だんだん谷の形状がなくなってくる。あれっ?しっかり雪の付いた急斜面をジグザグのトラバースを繰り返し、ハアハア、ゼイゼイ。なかなか高度を上げることができない。このアルバイトはこたえる。時給が悪すぎる。
タダでこんなことしている自分の頭を疑いましょう。
しまった、中途半端なイケメンは覚えてもらえないのかー。このあと自分にもしものことがあった場合を想定し、何組かに声をかけ、目撃情報に上がるよう意識する。
そりゃいい方法ですね。一度見たら忘れられない顔だとなおよし。
こういう言葉大好きです。おかしい。どう見ても取り付きが判らない。しかし、白瀬峠と藤原岳を結ぶ真の谷登山ルートはここを通っているはず。
西尾根取りつきはアバウトですね。テキトーに登ります。
皆さんに面が割れてないので思う存分書き込み出来ます(^^;無事生還。この後の藤原の下りは、ひざガクに加え、もも筋プルプル 。
かっちゃんを知らないから何とも言えませんが、よくご無事で。
スタミナには脱帽です。
スタミナはありませんが、山への熱き思いはあります。(言ったったー。ああ、気もちいい。)
カッチャン