竪穴と沢を巡って・・鈴北岳周辺捜索

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とっちゃん
記事: 325
登録日時: 2011年2月20日(日) 21:02

竪穴と沢を巡って・・鈴北岳周辺捜索

投稿記事 by とっちゃん »

竪穴と沢を巡って・・鈴北岳周辺捜索

平成24年(2012年)3月11日(日)
【鈴鹿】鈴北岳周辺
捜索ポイント・・・①竪穴1――竪穴2
          ②鞍掛尾根北東斜面の沢周辺
メンバー・・・りゅうさん、つうさん、とっちゃん(都津茶女)
お天気・・・晴れのち小雪

朝、テレビから聞こえてくる声に、雪山テント泊の準備をしている私の手が、ぱたっと止まった。「明日は、3.11震災から1年になる・・・・。」

1年前の震災でも、いまだ沢山の方々が行方不明のままである。そして、家族の方々は、身内や友人が見つかることを願い、今も継続した捜索が行われている。

同じ捜索でも、今回の雪山での遭難とは、全くちがうことなのに、放送を聞いたとたん、私の心の中では、一つに繋がってしまったのだ。

会のテント山行に、山スキーで参加予定だったが、中止となった。山仲間たちから、一回くらい、ゆっくりリフレッシュした方がいいよと言ってくださり、その心使いがありがたく、ちょうど同じ日に計画されていたS会のテント泊に参加させていただくことにしたのだが。

気持ちは、完全に切り替わってしまった。何か一つでもお役に立てば幸いと、今週も捜索に参加させてもらうことにした。

K隊長は、カタクリ峠から白瀬峠までの間の、枝沢を一つづつ、丹念に見てつぶしていく予定とのことである。自分が気になっている鞍掛峠~鈴北間の尾根の滋賀県側とは、地域が全くちがう。さて、私はどうしよう。

くしくも、つうさん、りゅうさんが、鞍掛峠~間の1056P間の尾根の三重県側が気になっているとのこと。また、竪穴の中の捜索もしたいとのことであった。

時間に余裕があれば、もしくは、ルートしだいでは、滋賀県側も少しは歩けるかもしれないとの思いも少しはあり、久々のメンバーとの同行を希望した。

お二人は、あくまでも個人山行のスタンスなので、今回は、私も同じスタンスで参加することにした。

集合場所の、藤原パーキングには、30分以上早く着いてしまいそうだったので、とりあえず、大貝戸休憩所に集合している、K隊長と本部の方に挨拶だけはしてこよう。それに、昨日までの捜索の状況も、できれば知っておいた方がいい。

 気になっていた、尾根の滋賀県側一帯は、昨日、捜索に参加された方々によって捜索がすでに終わっているようだ。では、落ち着いて、今日のルートに集中しよう。

 今日は、別行動になる、K隊長、uttiyさん、RINちゃん、とおるさん、くまちゃん、それに長い間ご無沙汰しているじんじんさんにも出会えた。
どなたかと思えば、pikkoroさんに、ケルトさん、ご無沙汰です。それに、グーさんの姿もあるではないか。といったところで、知り合いオンパレードである。本部で情報を聞いて、Pikkoroさんケルトさんチームは、グーさんのお誘いで一緒に行動するそうでだ。

 こちらの集合時間が近づき、本部の名簿には記載せず、説明の途中で失礼して、藤原パーキングに向かう。準備をしながら待っていると、りゅうさん、つうさんが現われた。12月の鬼が牙以来3ケ月ぶりに、よじよじ仲間が三人揃って、今日は、二点に絞っての捜索である。

 鞍掛峠前駐車場に着くと、りゅうさんのお知り合いであり、前回捜索チームでご一緒したKさんのグループ、Nさんのご家族、Nさんの奥様を鈴北岳まで案内するという方々などが、すでに到着されていた。

 それぞれに、目的の場所に散っていく。Nさんのご家族は、捜索の人が多く入るこのあたりで、ここで無線機を持って、車の中で待機しておられるようである。

<竪穴捜索>
 
登りやすそうな尾根の末端から取り付き、左の側の支沢に振りながら登っていく。なかなかの急傾斜となっていくが、りゅうさんは、大きく沢側にふって丹念にしっかりとした捜索目線で周囲を見ながら登っていく。つうさん、私も、少し距離をとりながら、注意深く登っていく。

 平坦な場所に出て、ちょっと休憩。自分がいっぱいいっぱいでは、捜索は出来ないと言う、りゅうさんの意見が、ちょっと心に響く。そういう日もあったなと。

思った以上に、雪が解けているので、斜面の土は、ずるずる滑るが、積もった雪の下の竪穴を踏み抜く心配は少なくなって、ありがたい。しかし、私達の知らない竪穴が潜んでいることだって考えられるので、捜索の目と竪穴注意の二つの目で周囲を見ながら、登っていく。

小尾根を越えると、広がりを見せた斜面は、なかなか気持ちのいい場所である。一つ目の竪穴は、あのあたりではないかと地図を見て進む。
サワグルミだろうかすくっと立った木の写真を撮ろうとしていると、感を働かせながら先に進んでいるりゅうさんから、「あったよ。」の声がした。いち早く見つかったようである。この竪穴は、ハリマオさんによれば、その前にマンテマさんが見つけていたようだ。

まだらに雪が残っているは、竪穴の周囲の雪はほとんど解けてしまっている。二人が、ロープやハーネスなどの準備をしている間、竪穴の周辺の様子を写真に納めた。「つうさんから、記録係りお願いね。」の声。「はい了解。」

 手際よい段取りの、りゅうさんのザイル確保で、先ずは、言い出しっぺの、つうさんが、竪穴を覗きに行く。竪穴1(つうさん名下竜の穴・ハリマオさん名クワバラの穴)は、雪が積もっている時は、上部は雪庇のようになっていた可能性があり、いきなり落ちるような感じがする。踏み抜けば、竪穴に落ちる。周囲はすり鉢状に広がってはいるが、かといって、穴の中まで転落してしまうかといえば、穴の入り口は、止まるのかどうか微妙な大きさである。

中に入れればとの思いがあったらしいが、ここは、入るには狭いと判断。ザイルを着けたまま、穴の上部に下りそこから見るだけにすることになった。つうさんが、竪穴にライトを照らして、見るが人の落下した気配は見受けられないようだ。雪ガ解けて今は露出している周囲の岩や苔の損傷もなさそうである。しかし、雪が積もっていた時であれば、ここがどのような状態であったのかは、わからない。

 竪穴は苦手だという、りゅうさんも、ハーネスを付けて、同じく竪穴は苦手な私も、中まで入って下るの分けではないので、念のため覗きに行くことになった。ここは、雪がある無しに関わらず、登っていく分には良いが、上から下ってくる場合、危険である。

 次に、竪穴2(つうさん名上竜の穴・ハリマオさん名小竜の穴)に向かって登っていく。まだらに残っていた雪が、だんだん一面の残雪になる。周囲は、豊かな広がりを見せ、この辺りもなかなかいい雰囲気に包まれる。しかし、この周辺に、他にも知らない竪穴があるかもしれないと思うと、雪を踏み抜く度に、ドキッとした。

 竪穴2は、今は亡き御池杣人さんから、ハリマオさんが聞いた穴だという。竪穴2に近づく。今度は、つうさんから「ここだよ。」の声。尾根を大きく振って捜索目線で歩いていた、りゅうさんも到着で、二人で、どこから降りるかの検討が始まっている。
s-P1330647.jpg
私は、少し離れた所から、まずは、周辺の写真を写す。ここは、竪穴1よりも穴は広く、深い。一度、この竪穴に入ったことのある、つうさんは、中まで入って捜索する気持ち満々であったが、如何せん、入り口近くに、硬い雪のブロックや折れて飛んできた落ち葉や枝がある。

 周囲の雪が緩んでいる時期でもあり、岩も場合によっては緩んでいるかもしれない。入ったはいいが、上部から、それらの一つが落ちてきたらと思うと、二重遭難は絶対してはならないことから、今回は、上部からの観察のみにとどめておくことで意見が一致した。

 入り口左右の立ち木を、支点にしてりゅうさんがザイルをセットし、先ずは、つうさんが覗きに行く。上部の雪の塊は、まだしっかりとしており、その位置からライトで覗く。   

中段あたりにも、雪があり、その先は岩盤らしきものが見えた。そのあたりが中段で、もっと下まで竪穴は延びている。ここでも、三人交代しながら、穴の上部に降り、中の状況や、周囲の状況を、確認する。

この竪穴の上部は雪の斜面となっていて、上から下っている時、もしも転倒したら、ピッケルですぐ停止しない限り確実に、そのまま、スーット滑って穴に落ちる。滑落状態になると厳しい条件だ。

しかし、雪の多い時期は入り口にも雪が積もっている可能性が高い。が、雪の下の空洞に落ち込む可能性もある。今の雪の状態と、3月11日時点での雪の状態とでは全くちがうため、なかなか適切な予測はつきにくかった。

次は、りゅうさん、その次は私と、三人の目で覗くが、ここも、見える範囲内では、人の形跡はなかった。

ここは、以前ケービングの方たちが調査にこられた場所でもある。
石灰岩の多い地形が生み出す、ドリーネや竪穴。御池岳は、美しく魅力的である反面、もう一方では、バリエーションを歩く場合には、注意を喚起しなければならない場所でもある。

もうすこし登って、ランチとした。
ここから御池岳を見上げると、風が強いのだろうか、今日も霧氷がついている。無線からは、Nさんの奥様を案内している方から、鈴北の頂上に着かれたとの声が聞こえてきた。今日は、いいお天気で、頂上の景色が見られたようだ。
今日は、装備が重いと、三人ともガスコンロを持っていなかった。
それと分かっていたら、持ってきたのだが、後の祭り。昨夜から入れておいたポットは、ぬるま湯になっているが、カップラーメンに注ぐ。十分にはほぐれないラーメンはちょっと味気ない。

しょうが湯をふるまってくれるという、つうさんにも、とんだ落とし穴が・・。ポットの中は、悲しくも冷めた水になっていたのだ。ひたすら恐縮の、つうさんであった。

<②鞍掛尾根北東斜面の支沢周辺>

1058Pから、りゅうさんが気になっているという支沢を下って捜索することになった。ピークからはタテ谷に向かって広い尾根が派生している。その尾根と鞍掛尾根の間にある支沢への転落はないか確認することになった。この周辺の尾根については、1ルートは、捜索で入られているが、斜面のほとんど捜索が入っておらず、りゅうさん、つうさんはかなり気になっているようだ。

今日の雪質と装備でできる滑落停止の姿勢をりゅうさんに伝授してもらう。ピッケルでの滑落停止姿勢についても復習をする。瞬時にできるように普段の練習が必要だが、なかなかそれが出来ていない。

 右に沢を見ながら急な斜面を、りゅうさん先頭で下って行く。捜索であるので、後ろをつかず、三人できるだけ広がって下るようにする。無線は捜索本部と同じ周波数に合わせてあるが、個人山行ということで、発信は控えていた。

 自宅に帰ってから、パソコンメールを読んでいたら、K隊長から前夜に、無線で情報交換しようとのメールが入っていたのだが、その時は、知らず、コールをしていてくれたことに気がついていなかった。どうも、竪穴2で、捜索をしていた時あたりに呼んでいてくれたようである。

 斜面の下部をトラバースしながら、沢への滑落がないか、また、斜面の途中に何か痕跡がないか、立ち止まっては確認しながら、下っていった。
途中、無線から、なにかがあったらしく、交信が入った。本部に立ち寄る途中、思いがけないことの状況が分かったが、後日、新聞の記事をK隊長が送ってくれた。

 下部では、沢から離れ、峠に近い方向にトラバース。この辺りは国道に近いのではあるが、なかなかいい雰囲気の場所もある。今日歩いた一帯は、かつてスキー場とされる計画もあったようである。そうならず鈴北・御池が無傷で残ったことに感謝する。

 鞍掛峠近くの崩壊地の法面工事の頃の工事道らしき所に着地し、峠に戻ると、Nさんのご両親が、車から降りてこられ、少しお話をした。今日も、残念であった。

 本部に立ち寄り、りゅうさん、つうさんが竪穴の危険について話をする。ハリマオさんからも、竪穴があることを聞いているとのことであった。今後いなべ市担当の方で何らかの対処をしてくださることを願った。
 
今日の捜索ルートについては、つうさんからのログを、私から本部遭対事務局に後日送ることにして、つうさんと解散した。りゅうさんは、Kさんが戻ってこられるのを待ち、私は、K隊長グループが戻ってくるのを待って、それぞれ、今日の状況の話や今後の可能性のことを話して解散した。

捜索に関わっても、人それぞれ色んな考え方や、関わり方がある。でも、そこからプラスとなることが生まれることを願う。

私自身は、捜索に関わらせてもらうことになって、そこに集まる善意の輪に入れていただき、人の心の素晴らしさに触れることができたことを、とてもありがたく感じている。こういう形で山に関わることもまた清々しいものであり、自分自身の心も洗われていくような気持ちになる。

大震災でボランティアに関わられた方々が、かえって自分自身が勇気づけられたり、学ばせてもらったりと、来てよかったとおしゃる気持ちに、どこか似ているのかもしれない。

楽しみとしての山では、山の自然に癒されたり、充実感を得たりするが、こういう形でたまたま毎週山と関わらせていただき、人の心に癒されるということを実感した四週間であった。

山から戻って来て、今日もまた、捜索者にコーヒー等を出してくださっていたNさんの奥様は、今日は、案内の方と鈴北岳だけでなく丸山までピストンされたとのこと。あったかい日差しが雲に隠されると急に寒くなったと、茫々と広がる御池岳の様子を話してくださった。

藤原岳に先週案内してもらって登り、今週は、鈴北から御池丸山と、Nさんが辿った山々に登られた奥様。山との出会いがこんなにも、とんでもない形でやってきたが、山を好きになってくださるといいなぁと願いながら、本部を辞した。

  ☆~とっちゃん(都津茶女)~☆
カッチャン
記事: 175
登録日時: 2011年11月25日(金) 07:56

Re: 竪穴と沢を巡って・・鈴北岳周辺捜索

投稿記事 by カッチャン »

何か一つでもお役に立てば幸いと、今週も捜索に参加させてもらうことにした。
鈴北・御池が無傷で残ったことに感謝する。
でも、そこからマイナスとなることではなく、プラスとなることが引き出せることをのみ願う。
捜索に関わらせてもらうことになって、そこに集まる善意の輪に入れていただき、人の心の素晴らしさに触れることができたことを、とてもありがたく感じている。こういう形で山に関わることもまた清々しいものであり、自分自身の心も洗われていくような気持ちになる。
楽しみとしての山では、山の自然に癒されたり、充実感を得たりするが、こういう形でたまたま毎週山と関わらせていただき、人の心に癒されるということを実感した四週間であった。
山を好きになってくださるといいなぁと願いながら、本部を辞した。


はじめまして、とっちゃんさん。
貴女のレポを拝見し、浮かんだ言葉が「心温かきは万能なり」「素直、勇気、実行」(by桜井章一)。
山を愛し、自然を愛する心根は人を愛する心根と同じなんだと。
なんかほっこりした気分で一日を過ごせそうです。ありがとうございました。 ;)
アバター
矢問
記事: 290
登録日時: 2011年2月23日(水) 07:28
お住まい: 兵庫県
連絡する:

Re: 竪穴と沢を巡って・・鈴北岳周辺捜索

投稿記事 by 矢問 »

捜索はなかなか根気と熱い気持ちの持続がいりますよね。
安易な気持ちで着手することはできないですが、自分のやれることを
やれる範囲でする行動力はとても大切なことだと思います。

視覚障害者の登山サークル山ネットのサポート登山でよくご一緒した
若き杉の子さんが西大台で遭難したときは、すべての土日や年間有給休暇を
全部使っても足りませんでした・・・。
http://homepage3.nifty.com/komachans3/y ... ai2004.htm

最初は多く来てくれた仲間達も1人去り2人去り、「絶対に見つけ出す」という仲間と
3年後にはホンの4人となり探し続けて変わり果てた姿でしたが探し当て、親御さんのもとへ。

みなさんの熱意が通じることを願っています。
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稜遊人
記事: 33
登録日時: 2011年6月27日(月) 21:23

Re: 竪穴と沢を巡って・・鈴北岳周辺捜索

投稿記事 by 稜遊人 »

とっちゃんさん、お疲れさまでした。
簡単になりますが、レスを書かせて頂きます。

ゆっくりリフレッシュした方がいいよと言ってくださり、
一呼吸したほうがいいですよ。
自分がいっぱいいっぱいでは、捜索は出来ないと言う、
落ち着いて裁量を超えない行動をしてくださいね。
石灰岩の多い地形が生み出す、ドリーネや竪穴。御池岳は、美しく魅力的である反面、もう一方では、
バリエーションを歩く場合には、注意を喚起しなければならない場所でもある。
この件に付いて私も気になるところです。啓発をすれば冒険者(無謀)も現れる。どうすれば良いやら・・・
今日の雪質と装備でできる滑落停止の姿勢をりゅうさんに伝授してもらう。
ピッケルでの滑落停止姿勢についても復習をする。
瞬時にできるように普段の練習が必要だが、なかなかそれが出来ていない。
滑落停止=ピッケル ではなく。滑落しない歩行技術を身に付けることが原則です。
ピッケルを持たない場合の停止方法を身に付けることも大切なこと。ワカンやスノーシュ歩行時に必要です。
後は練習あるのみ。

本部に立ち寄る途中、思いがけないことの状況が分かったが、
この件は流しなさい。
捜索に関わっても、人それぞれ色んな考え方や、関わり方がある。
早く見つかって欲しい。伴う事故(遭難)だけは絶対に発生して欲しくない。
この気持は同じだと思っております。

もう一つのレスは返信なしということで、申し訳ないです。

       りゅう
ハリマオ
記事: 465
登録日時: 2011年8月31日(水) 14:06

Re: 竪穴と沢を巡って・・鈴北岳周辺捜索

投稿記事 by ハリマオ »

とっちゃん こんちは
会のテント山行に、山スキーで参加予定だったが、中止となった。山仲間たちから、一回くらい、ゆっくりリフレッシュした方がいいよと言ってくださり、その心使いがありがたく、ちょうど同じ日に計画されていたS会のテント泊に参加させていただくことにしたのだが。
とっちゃんも付き合い広いね。
それにしても今日は一日家でゴロゴロしょうとか思う日はないの?
K隊長は、カタクリ峠から白瀬峠までの間の、枝沢を一つづつ、丹念に見てつぶしていく予定とのことである。
隊長、すごい執念だね。こうなると登山のついでじゃなく、完全に捜索作業だね。
頭が下がります。
自分が気になっている鞍掛峠~鈴北間の尾根の滋賀県側とは、地域が全くちがう。さて、私はどうしよう。
そこまで気になる個所があれば、私なら単独でも行きます。
サワグルミだろうかすくっと立った木の写真を撮ろうとしていると
サワグルミ? 穴のすぐ下に目立つケヤキの大木があったはずですが。
中に入れればとの思いがあったらしいが、ここは、入るには狭いと判断。ザイルを着けたまま、穴の上部に下りそこから見るだけにすることになった。
穴屋さんの報告書では、入り口はせまいけど中は広くなっているようです。
しかしいくらザイルがあったって、これを下りようと思う人は少ないと思う。
ともかく雰囲気が異様。
 竪穴2は、今は亡き御池杣人さんから、ハリマオさんが聞いた穴だという。
初めて下降するときはドキドキでした。

「でん出ら竜ば 出てくるばってん でん出られんけん 出てこんけん こん来られんけん 来られられんけん 来~ん こん♪」
意味:出られるものならば、出て行くけれど、出ように出られないから出て行かない
つまりチョックストーンで封じられた竜が居るかもしれない。
お尻噛みつかれたらどうしようってね。

九州の童歌ってリズミカルでユーモラスだよね。高校の修学旅行でバスガイドさんに幾つか教えてもらいました。
あれから20年。わしも38歳になったわ(^◇^)
山から戻って来て、今日もまた、捜索者にコーヒー等を出してくださっていたNさんの奥様は、今日は、案内の方と鈴北岳だけでなく丸山までピストンされたとのこと。あったかい日差しが雲に隠されると急に寒くなったと、茫々と広がる御池岳の様子を話してくださった。
これはいいことですね。下界で連絡を待って悶々としているより現場へ行った方が気がまぎれるというもの。
夫が山の何に惹かれていたのか多少理解できるかも。

とはいえ早く落ち着いた生活に戻られる事を。

                  ハリマオ
宮指路
記事: 1008
登録日時: 2011年2月27日(日) 21:13

Re: 竪穴と沢を巡って・・鈴北岳周辺捜索

投稿記事 by 宮指路 »

とっちゃんさん、こんばんは

猪伏山では何かとお世話になりました。 
どらえもんポケットからいろいろ出てくるという話は聞きましたが本当にいろいろ出てきて御馳走になりました。

集合場所の、藤原パーキングには、30分以上早く着いてしまいそうだったので、とりあえず、大貝戸休憩所に集合している、K隊長と本部の方に挨拶だけはしてこよう。それに、昨日までの捜索の状況も、できれば知っておいた方がいい。

知り合いがいれば挨拶くらいはしたいですもんね。
とっちゃんもここの顔になりましたね

  今日は、別行動になる、K隊長、uttiyさん、RINちゃん、とおるさん、くまちゃん、それに長い間ご無沙汰しているじんじんさんにも出会えた。
どなたかと思えば、pikkoroさんに、ケルトさん、ご無沙汰です。それに、グーさんの姿もあるではないか。といったところで、知り合いオンパレードである。本部で情報を聞いて、Pikkoroさんケルトさんチームは、グーさんのお誘いで一緒に行動するそうでだ。


ヤブコギ別動隊も動いていますね。ぐ~さんはケルトたんが居てご機嫌だったでしょう

 こちらの集合時間が近づき、本部の名簿には記載せず、説明の途中で失礼して、藤原パーキングに向かう。準備をしながら待っていると、りゅうさん、つうさんが現われた。12月の鬼が牙以来3ケ月ぶりに、よじよじ仲間が三人揃って、今日は、二点に絞っての捜索である。

私も12月に鬼ヶ牙でクライミングをやりました。またどこかで会いそうですね。

 しかし、雪の多い時期は入り口にも雪が積もっている可能性が高い。が、雪の下の空洞に落ち込む可能性もある。今の雪の状態と、3月11日時点での雪の状態とでは全くちがうため、なかなか適切な予測はつきにくかった。
次は、りゅうさん、その次は私と、三人の目で覗くが、ここも、見える範囲内では、人の形跡はなかった。


ザイルで確保しているとはいえ雪のついた竪穴は滑りやすいのでなかなか思い切って奥まで入れませんね

今日は、装備が重いと、三人ともガスコンロを持っていなかった。

クライミング用品一式を持っていくと大変ですね
特にカラビナを腰にたくさん付けて行くと重そうデス

それと分かっていたら、持ってきたのだが、後の祭り。昨夜から入れておいたポットは、ぬるま湯になっているが、カップラーメンに注ぐ。十分にはほぐれないラーメンはちょっと味気ない。

以前私もテルモスを持ち歩いていましたが、ラーメンがうまくないので最近はもっぱらガスコンロを使っています
 

山から戻って来て、今日もまた、捜索者にコーヒー等を出してくださっていたNさんの奥様は、今日は、案内の方と鈴北岳だけでなく丸山までピストンされたとのこと。あったかい日差しが雲に隠されると急に寒くなったと、茫々と広がる御池岳の様子を話してくださった。
藤原岳に先週案内してもらって登り、今週は、鈴北から御池丸山と、Nさんが辿った山々に登られた奥様。山との出会いがこんなにも、とんでもない形でやってきたが、山を好きになってくださるといいなぁと願いながら、本部を辞した。


Nさんの奥さんは御池岳に登って何を感じられたのでしょう。
きっと夫がこの広い山中で眠っていると思うと居たたまれない気持はあったと思いますが、同時に「やっとここまで迎えに来たわよ」と夫に話しかけて、お別れの気持を伝えることで心に一つ踏ん切りがついたのかもしれませんね


                                                                         宮指路
あきたぬき
記事: 116
登録日時: 2011年10月25日(火) 22:29

Re: 竪穴と沢を巡って・・鈴北岳周辺捜索

投稿記事 by あきたぬき »

とっちゃん こんばんは

京都ではお会いできずに残念でした。
次回オフミまでお預けですね。

この二つの竪穴はそれぞれ3回ずつ行っています。
もちろんもぐってはいませんが。

世の中に樹林の回廊のファンはおおかれど、HP中のヒントだけで
一発で見つけた人はそんなにはいないだろうとおもっちょります。えっへん。

もし、そのときに落っこちてたら、この日がとっちゃんとの初対面でしたね。

ネコマサに続く道はこの竪穴が出発点だったのかもです。


        あきたぬき
とっちゃん
記事: 325
登録日時: 2011年2月20日(日) 21:02

Re: 竪穴と沢を巡って・・鈴北岳周辺捜索

投稿記事 by とっちゃん »

はじめまして、カッチャン。

こんばんは。


[attachment=0]P1330526.JPG[/attachment]

レスが書きにくいレポに、レスつけてくださってありがとうございます。
感謝です。



貴女のレポを拝見し、浮かんだ言葉が「心温かきは万能なり」「素直、勇気、実行」(by桜井章一)。
山を愛し、自然を愛する心根は人を愛する心根と同じなんだと。
なんかほっこりした気分で一日を過ごせそうです。ありがとうございました。 ;)

とんでもありません。

世間に身を置いている時は、悩みの坩堝で、てんてこ舞いしたり、乗り越えられない悩みに立ち往生ばかりしている私です。

でも、参加させていただいている時間は、無心になれて、救われているのは私なんです。

つたないレポに、ほっこりしていただけて、ほんとうに嬉しいです。

レスをいただき、こちらこそ、温かい気持ちにならせていただきました。

ありがとうございました。

☆~~とっちゃん(都津茶女)~☆
添付ファイル
P1330526.JPG
最後に編集したユーザー とっちゃん [ 2012年3月21日(水) 00:34 ], 累計 1 回
とっちゃん
記事: 325
登録日時: 2011年2月20日(日) 21:02

Re: 竪穴と沢を巡って・・鈴北岳周辺捜索

投稿記事 by とっちゃん »

矢問さん、こんばんは。

[attachment=0]P1330685.JPG[/attachment]

捜索はなかなか根気と熱い気持ちの持続がいりますよね。
安易な気持ちで着手することはできないですが、自分のやれることを
やれる範囲でする行動力はとても大切なことだと思います。

安易な気持ちで着手することはできないと考えると、よほどの方でないと何も行動することができないですよね。手も足もすくんじゃう。

捜索対策本部の方が、

「このエリアに入る機会があれば、情報の提供をお願いします。」

と、メールに書いてくださいました。

このエリアに入ることがあったら、その機会にという、ちょっとした気持ちでいいのだと思ってます。

それでなきゃ、私も、ハードルが高くて、何も出来なかったと思います。

ちょっとした気持ちが集まれば沢山になりますから。



視覚障害者の登山サークル山ネットのサポート登山でよくご一緒した
若き杉の子さんが西大台で遭難したときは、すべての土日や年間有給休暇を
全部使っても足りませんでした・・・。
http://homepage3.nifty.com/komachans3/y ... ai2004.htm
最初は多く来てくれた仲間達も1人去り2人去り、「絶対に見つけ出す」という仲間と
3年後にはホンの4人となり探し続けて変わり果てた姿でしたが探し当て、親御さんのもとへ。

矢問さんは、素晴らしい方ですね。サークル活動をしたり、そうしてお仲間を最後まで探しに行ったりと。とても、私にはまねのできることではありません。

四週間だけ参加させていただいただけの、私などとは、まったく比べるまでもないです。

でも、矢問さんの気持ちと行動がで、ちゃんと見つかって、ほんとうによかったですね。
ご家族もどれほど感謝されたことでしょう。


みなさんの熱意が通じることを願っています。

沢山の方々が、何らかの形で関わってくださっていることを、本部の方もとても感謝されていました。

「皆様の協力に頭が下がりっぱなしです。」と。

私は、たまたま時間が空いた時に入らせてもらっただけですが、レポを読んでくださった方が、ハイキングで入ってくださる機会に、捜索のことも心の端っこににでもとめていただいて歩いていただけたらありがたいことだと思ってます。

レスありがとう。

☆~^とっちゃん(都津茶女)~☆
添付ファイル
P1330685.JPG
緑水
記事: 749
登録日時: 2011年3月14日(月) 02:52

Re: 竪穴と沢を巡って・・鈴北岳周辺捜索

投稿記事 by 緑水 »

トッちゃんコトちゃんこんにちわ。まだまだ寒の戻り、春は近くに来てるのに。

3月6日から20日の震災見舞いと陸奥の国お遍路でした。
だれに報告するわけでもないけど、コトちゃん頑張ってるんだなあに書き込ませてもらいます。


とっちゃん(都津茶女) さんが書きました:竪穴と沢を巡って・・鈴北岳周辺捜索

朝、テレビから聞こえてくる声に、雪山テント泊の準備をしている私の手が、ぱたっと止まった。「明日は、3.11震災から1年になる・・・・。」

1年前の震災でも、いまだ沢山の方々が行方不明のままである。そして、家族の方々は、身内や友人が見つかることを願い、今も継続した捜索が行われている。
現地に行かなワカラン、匂いや風や人との話し。訪ねてよかったと思いましたよ。イッパイ元気をだせとね。
野次馬でもなんでもいいんだ、行くことだとね。こんな書きようしか出来ないけど。行けばわかる、やればわかるのだと。
いまの評論家、原発人災”あとでならなんとでも言える。

何か一つでもお役に立てば幸いと、今週も捜索に参加させてもらうことにした。

捜索に関わっても、人それぞれ色んな考え方や、関わり方がある。でも、そこからプラスとなることが生まれることを願う。

大震災でボランティアに関わられた方々が、かえって自分自身が勇気づけられたり、学ばせてもらったりと、来てよかったとおしゃる気持ちに、どこか似ているのかもしれない。

楽しみとしての山では、山の自然に癒されたり、充実感を得たりするが、こういう形でたまたま毎週山と関わらせていただき、人の心に癒されるということを実感した四週間であった。
行動ある人にウソはナイ、心情が良く判りました。
見つけられなくとも、遺族の方の心にシッカリと残るおもいます。

レスには適当ではない画像ですけど、レポート書く気にはなれないし。
コトちゃんなら度量も広かろうと、甘えを許してもらおうデス。

                    緑水


添付ファイル
● 鎮魂と活力の儀式をみた
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● 祈りしかない
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● 廃墟となった更地、でも復興の影もない
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とっちゃん
記事: 325
登録日時: 2011年2月20日(日) 21:02

Re: 竪穴と沢を巡って・・鈴北岳周辺捜索

投稿記事 by とっちゃん »

りゅうさん、こんばんは

レスありがとうございます。


一呼吸したほうがいいですよ。

山仲間たちが、そう言ってくださり感謝です。

自分がいっぱいいっぱいでは、捜索は出来ないと言う、
落ち着いて裁量を超えない行動をしてくださいね。

裁量はたいしてないので、それなりのことしかできません。なにより体力不足で、いっぱいいっぱいでの行動の時もあり、その時は、りゅうさんのおっしゃるとおり、捜索目線が、ぼやけてしまいます。

石灰岩の多い地形が生み出す、ドリーネや竪穴。御池岳は、美しく魅力的である反面、もう一方では、
バリエーションを歩く場合には、注意を喚起しなければならない場所でもある。
この件に付いて私も気になるところです。啓発をすれば冒険者(無謀)も現れる。どうすれば良いやら・・・

ほんとやね。悩みどころです。

滑落停止=ピッケル ではなく。滑落しない歩行技術を身に付けることが原則です。
ピッケルを持たない場合の停止方法を身に付けることも大切なこと。ワカンやスノーシュ歩行時に必要です。
後は練習あるのみ。

滑り出したら止まらないんだから、滑落しないことですね。もしかの時のために、練習あるのみですね。



捜索に関わっても、人それぞれ色んな考え方や、関わり方がある。
早く見つかって欲しい。伴う事故(遭難)だけは絶対に発生して欲しくない。
この気持は同じだと思っております。

このことが、一番の気がかりですね。

自分も含め、皆さんに二次遭難が絶対にないことを。


☆~~とっちゃん(都津茶女)~☆[/color]
とっちゃん
記事: 325
登録日時: 2011年2月20日(日) 21:02

Re: 竪穴と沢を巡って・・鈴北岳周辺捜索

投稿記事 by とっちゃん »

はりさん、こんばんは。[quote="ハリマオ"]

とっちゃん こんちは

これこれ、お仕事繁盛中じゃないのん?
お客様待たせたらあかんよ。


とっちゃんも付き合い広いね。
それにしても今日は一日家でゴロゴロしょうとか思う日はないの?

雨の日は、心が落ち着くの。でも、晴れの日は・・・。山が恋しくなっちゃうのよね。
でも、最近は、睡眠不足でお疲れモード。山に行きたい気持ちと綱引きで負けたりしてます。


隊長、すごい執念だね。こうなると登山のついでじゃなく、完全に捜索作業だね。
頭が下がります。

K隊長は、バイタリティありますね。そして、やろうと決めたことに対して、邁進する気力も。ほんと、感心することが多いです。

そこまで気になる個所があれば、私なら単独でも行きます。

はりさんなら、単独だけど、私は、普通の山でも単独は、苦手。
今回のような場合は、よけい気持ち的にも、単独では、入れないよ。
はりさんが、時間空いてたら、行くよ~!っと、半強制的にひっぱっていったかも。(^^)



サワグルミ? 穴のすぐ下に目立つケヤキの大木があったはずですが。

穴の下の木ではないの。これは、もう少し上部の左側にたってたの。下にケヤキがあったっけ?そちらは、記憶にないなぁ。

穴屋さんの報告書では、入り口はせまいけど中は広くなっているようです。
しかしいくらザイルがあったって、これを下りようと思う人は少ないと思う。
ともかく雰囲気が異様。

そうなん。中は広くなっているのね。ケービングの方は、小竜の穴だけじゃなくて、ここの穴も入られたんや。


初めて下降するときはドキドキでした。
「でん出ら竜ば 出てくるばってん でん出られんけん 出てこんけん こん来られんけん 来られられんけん 来~ん こん♪」
意味:出られるものならば、出て行くけれど、出ように出られないから出て行かない
つまりチョックストーンで封じられた竜が居るかもしれない。
お尻噛みつかれたらどうしようってね。

竜がいても、はりさんのお尻には間違っても噛み付かないと思うけど・・・。

かなりドキドキだったでしょうね。

今回、つうさんは降りるつもりだったようだけど、どうも状況が良くなかったし、もしものことがあったらと、諦めでした。

私的には、また、ケービングの専門の方に見てもらったらいいかと思うんやけど、自分の目で確認したい気持ちも分かるし。


九州の童歌ってリズミカルでユーモラスだよね。高校の修学旅行でバスガイドさんに幾つか教えてもらいました。
あれから20年。わしも38歳になったわ(^◇^)

50歳から、一歳づつ若くなっていく計算?にしても年齢合わんなぁ。
けど、この歌は、いいね。気にいりました。


これはいいことですね。下界で連絡を待って悶々としているより現場へ行った方が気がまぎれるというもの。
夫が山の何に惹かれていたのか多少理解できるかも。とはいえ早く落ち着いた生活に戻られる事を。

ほんとね。案内されてる山岳会の方も、捜索本部の方も、無線で交信しながら、今日は、山を純粋に楽しんでもらえたらとおっしゃってました。
周りの皆さん同じ気持ちでした。

☆~~とっちゃん(都津茶女)~☆
縦横無尽
記事: 6
登録日時: 2012年3月17日(土) 15:36

Re: 竪穴と沢を巡って・・鈴北岳周辺捜索

投稿記事 by 縦横無尽 »

初めての投稿になります。
登録以前からこのサイトは拝見しております。私はNさんとは面識もない者ですが、同じく山を愛する者の一人として、今回、労苦を惜しまず捜索に関係されておられます多くの方々がおられることに、大変心を動かされ、とても清清しい気持ちになっております。

Nさんのご家族等のお気持やご心情を察しますと、やはり山を愛する者として何等かの行動を起こすって気持ちになるのは自然で純粋な心意気だと思いますが、それでも誰しも出来ることでもないし、捜索に関係されておられます多くの方々にはとても頭の下がる思いがしております。
私は来月の初旬頃までは仕事の関係で全く動けないのですが、それ以降になってもNさんの捜索状況に変わりないなら、私も捜索に加わわってみたいと思っています。

私はやや遠方ですし、御池岳・藤原岳へは過去に1回だけの登山経験があるだけですので、この領域は詳しいともいえないのですが、捜索といってもいわゆる「勝手連」方式?になるかと思いますし、あまり役に立たないかもしれませんが、捜索のほんの一助程度にでもなればと思います。

「ヤマケイ」3月号で単独行特集をしておりました。私も単独行での登山や山歩きも多いものですから、今回の遭難(アクシデンタルな状況に遭遇してのものと推測される)につきましては感じることがとても多いですね。

Nさんが一日も早く発見されご家族のもとに戻られます様に祈念致すところです。
とっちゃん
記事: 325
登録日時: 2011年2月20日(日) 21:02

Re: 竪穴と沢を巡って・・鈴北岳周辺捜索

投稿記事 by とっちゃん »

宮指路さん、こんばんは。(*^_^*)


猪伏山では何かとお世話になりました。 
どらえもんポケットからいろいろ出てくるという話は聞きましたが本当にいろいろ出てきて御馳走になりました。

いいえ、いいえ、こちらこそ、皆さんと一緒にあるける機会を得て嬉しかったです。
体力不足で、最後尾から歩くことが多く、大したものは担げなくて、気は心って程度で、お恥ずかしいです。


知り合いがいれば挨拶くらいはしたいですもんね。

はい。K隊長からも、この日、行動を伴にしないかとお誘いをいただいていたので、せめて挨拶だけでもと思って。

  ヤブコギ別動隊も動いていますね。ぐ~さんはケルトたんが居てご機嫌だったでしょう

皆さん、心にかけてくださっているようで、ほんとありがたい気持ちになりますね。

ぐ~さんは、きっと、一日中、顔が緩んでいたんじゃないかと思いますよ~。ねっ、ぐ~さん。(^_-)-☆


 
私も12月に鬼ヶ牙でクライミングをやりました。またどこかで会いそうですね。

そうだったんですか。確か、御在所藤内壁でも、講習を受けてらしゃったのではなかったかしら。

安全に気をつけて、練習してくださいね。

また、ばったりお出会いするかもしれませんね。

以前、okuちゃんとは、大津市の岩場で、ばったり会いました。


ザイルで確保しているとはいえ雪のついた竪穴は滑りやすいのでなかなか思い切って奥まで入れませんね

やっぱり、いやらしい感じがしちゃいますね。
ケービング専門の方のような装備は無いしね。
安全第一です。


クライミング用品一式を持っていくと大変ですね
特にカラビナを腰にたくさん付けて行くと重そうデス

宮指路さんも経験済みですね。

 Nさんの奥さんは御池岳に登って何を感じられたのでしょう。
きっと夫がこの広い山中で眠っていると思うと居たたまれない気持はあったと思いますが、同時に「やっとここまで迎えに来たわよ」と夫に話しかけて、お別れの気持を伝えることで心に一つ踏ん切りがついたのかもしれませんね

見つかるまでは、踏ん切りはつかないと思います。見つかったとしても、なかなかそう思えるには沢山の時間が必要だと思います。

でも、山に行かれて、山の良さも分かってもらえたら、山には癒しの力があることも感じてもらえたらと願います。

レスありがとうございました。

☆~~とっちゃん(都津茶女)~☆
とっちゃん
記事: 325
登録日時: 2011年2月20日(日) 21:02

Re: 竪穴と沢を巡って・・鈴北岳周辺捜索

投稿記事 by とっちゃん »

あっきい、こんばんは~。

京都ではお会いできずに残念でした。
次回オフミまでお預けですね。

楽しい集まりになったようで、よかったね。山の服装でなくても、誰だか分かった?あなただれ?私だれ?っとか。

この二つの竪穴はそれぞれ3回ずつ行っています。
もちろんもぐってはいませんが。

そうなんや。よほど興味が湧いたのかな?

世の中に樹林の回廊のファンはおおかれど、HP中のヒントだけで
一発で見つけた人はそんなにはいないだろうとおもっちょります。えっへん。

世界中に樹林の回廊ファンがいる?
あのレポで一回で見つけられるんた。ほめてつかわそうってね。


もし、そのときに落っこちてたら、この日がとっちゃんとの初対面でしたね。
ネコマサに続く道はこの竪穴が出発点だったのかもです。

そんな・・・。
そうだったんだ。ここが出発点やったんやね。
しかし、ネコマサもよう見つけましたね。

よほど、ご縁があるのかも。
もちろん、良きご縁だよ。

☆~~とっちゃん(都津茶女)~☆
とっちゃん
記事: 325
登録日時: 2011年2月20日(日) 21:02

Re: 竪穴と沢を巡って・・鈴北岳周辺捜索

投稿記事 by とっちゃん »

トッちゃんコトちゃんこんにちわ。まだまだ寒の戻り、春は近くに来てるのに。

緑ちゃん、こんにちは。(*^_^*)

3月6日から20日の震災見舞いと陸奥の国お遍路でした。
だれに報告するわけでもないけど、コトちゃん頑張ってるんだなあに書き込ませてもらいます。


お見舞いとお遍路に行ってきたんだ。
緑ちゃんは、ほんと行動派だね~。
ぐじぐじ悩んでしまう私は、敬服しちゃう。
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現地に行かなワカラン、匂いや風や人との話し。訪ねてよかったと思いましたよ。イッパイ元気をだせとね。
野次馬でもなんでもいいんだ、行くことだとね。こんな書きようしか出来ないけど。行けばわかる、やればわかるのだと。
いまの評論家、原発人災”あとでならなんとでも言える。

行けば分かる。やれば分かる。それって、実感。

行動ある人にウソはナイ、心情が良く判りました。
見つけられなくとも、遺族の方の心にシッカリと残るおもいます。



先週の休日も体調不良、今日も病院通いで、年度末は毎年こんな感じになっちゃってます。(T_T)/~~~
本部の方々始め、行って行動を続けておられる方々に敬服します。


レスには適当ではない画像ですけど、レポート書く気にはなれないし。
コトちゃんなら度量も広かろうと、甘えを許してもらおうデス。

レポートも書く気になったらアップしてね。
画像、ありがとうね。緑ちゃん。

☆~~とっちゃん(都津茶女)~☆


                    
とっちゃん
記事: 325
登録日時: 2011年2月20日(日) 21:02

Re: 竪穴と沢を巡って・・鈴北岳周辺捜索

投稿記事 by とっちゃん »

はじめまして。

縦横無尽さん。なんとも、すばらしい言葉をハンドルネームにされているんですね。
そんなふうにできるといいね。


登録以前からこのサイトは拝見しております。私はNさんとは面識もない者ですが、同じく山を愛する者の一人として、今回、労苦を惜しまず捜索に関係されておられます多くの方々がおられることに、大変心を動かされ、とても清清しい気持ちになっております。

私も、同じ気持ちです。
山仲間のK隊長が、声をかけてくださったこと感謝しています。


Nさんのご家族等のお気持やご心情を察しますと、やはり山を愛する者として何等かの行動を起こすって気持ちになるのは自然で純粋な心意気だと思いますが、それでも誰しも出来ることでもないし、捜索に関係されておられます多くの方々にはとても頭の下がる思いがしております。

本部の方々は、ほんとうにがんばっておられると思います。私達は、自分の空きがあればというような参加しかさせてもらっていないのですが。


私は来月の初旬頃までは仕事の関係で全く動けないのですが、それ以降になってもNさんの捜索状況に変わりないなら、私も捜索に加わわってみたいと思っています。私はやや遠方ですし、御池岳・藤原岳へは過去に1回だけの登山経験があるだけですので、この領域は詳しいともいえないのですが、捜索といってもいわゆる「勝手連」方式?になるかと思いますし、あまり役に立たないかもしれませんが、捜索のほんの一助程度にでもなればと思います。

年度末・年度初めは、どこの職場でも、多忙を極めますね。私も、同じ状態ですが、それがどんどん、年がら年中になっています。
ご自分のお好きなルートで山を楽しまれ、歩かれるのが一番。それで、情報が生きてきます。くれぐれもご無理のないように、お気をつけて、くださいね。


「ヤマケイ」3月号で単独行特集をしておりました。私も単独行での登山や山歩きも多いものですから、今回の遭難(アクシデンタルな状況に遭遇してのものと推測される)につきましては感じることがとても多いですね。
Nさんが一日も早く発見されご家族のもとに戻られます様に祈念致すところです。

単独は自由である反面、何かがあったら、対応ができないこともあります。安全登山をお続けくださいね。

一日も早くと、皆さん願ってくださっています。

レスいただき、ありがとうございました。

☆~~とっちゃん(都津茶女)~☆
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