Kasayaさんこんばんは
スレッドを立てればもっとレスもあったかと思いますが、時節柄こういうレポはどうするか迷いますね。
小向井山通過。雪はまだ出てこない。そしてその後出てきた雪はすっかり凍っていて良く滑る。白瀬峠と坂本谷の
分岐まできてアイゼンを装着。トラバースの道がいつも朝方は凍っているのだ。アイゼンを効かしながら歩くとちょっと怖い場所に出た。怖いことは怖いがここで滑落しても身動きが取れなくなるほどでもないよなあと思いつつさらに上を目指せば白瀬峠だ。
ここで滑落訓練が出来そうですが、今はそんなことを出来る状況ではありませんね
ここは支尾根を少し上がり、それから右手に下降すればそれほど怖くないです
雪は大分少ないがそれでも一面真っ白。谷に落っこちてないかと見つめるが何もなし。遭難者は真の谷を歩いたのか、県境尾根を歩いたのか不明だが、捜索済地図をみると意外と真の谷から御池へ上がる道があまり探されていないので定番コースのそのルートを目指す。
最初はここが怪しいと思いましたが
何時もながらしんどいなあと思いつつ登る。振り返るとまだいくらも登っていないのだが。ただ今日は捜索の意味も
ある。足元ばかり見ている訳には行かない。きょろきょろしながら行くが、いつもの白い斜面があるだけ。登りつつ大体この斜面で行動不能になるようなことはあるだろうかと思い巡らす。時々股下ぐらいまで沈むこともあるが
その程度であり、身体がすっぽり沈むようなことはありえないのでは。ただ深い雪である。正直もしこの側に埋まっていてもなんら分からないだろうというのが本音。こうして一つずつ可能性をつぶしていく他ないのだろう。
あれから雪はほとんど降っていないので雪の上に倒れてその上に雪が積もることもないでしょう
1241Pに何人か人がいる。そのうちの一人はヘルメットを被っているので捜索隊だなと思い近づいていくと、こちらに
顔を向けた人がどこかで見た人。タローさんだ。そして横にいた女性は最初分からなかったが話の中で以前一緒に
沢登に行ったことのあるEさんと分かる。久しぶりの再会だ。
タローさんとは面識がないですがmixiでも情報を発信されていますね
コースを聞くと私が行こうとしていたまさにそのコース。一緒に行きましょうと誘われ合流することにする。タロー
さん達はコグルミ谷まで車で入っているのでそちらへも便乗させてもらえることになった。真の谷への降り口は色々。
テーブルランドで私と会った時と同じパターンになりましたね
同じところを降りることもないので本隊とは別のルートでタローさん、Eさんと下りることにする。そしてさて行こうかというところでタローさんが1241Pでメガネを忘れたといって取りに戻る。しばし休憩。ただじっとしているとさすがに寒いのでEさんと探索がてらに周囲を歩き回る。しばらくしてようやく戻って来たタローさんだが足につけた
ワカンが壊れている。半分どこかへ落としている。それはすぐ見つかったがもうワカンは使えない状況。今日の雪の状態でワカンが使えないと少々辛いが仕方が無い。
戻るのに慌てたのかもしれませんね
さて斜面を降りる。つい何時もの調子で降り始めるとタローさんから声がかかる。右側を注視して!僕は左側を見ていくからと。そうなんだ、今日は捜索なのである。歩を緩めてゆっくり行くが登りと同じでこういうところで事故は起きないだろう。雪に沈んでも脱出が不可能になることは考えられないとの思いは強くなる。それでも3人3様に
ルートを取り降りていく。しかしやっぱりダメ。そして真の谷がもう目の前。
最初は真ノ谷への下りが怪しいなんて思っていましたが、Nさんは慎重な人らしいし、当日は視界が悪かったようなので登山道を外すという可能性は少ないような気がしてきました。
ここで又本体と別れて右岸尾根を行く。スノーシューの跡もありもう何人かはいているようだ。801Pを過ぎたところで右手に薄いトレースがあるのを見つける。赤ペンキもある。これは何だろう。犬返し谷に降りていく尾根だ。最初はいいが
だんだん急になる尾根。右岸尾根から犬返しに行くところで間違えたらここへ入り込む可能性もあるかもとタローさんが少し入って見ようと提案する。
この可能性も考えられますが、だんだん下りが急になれば間違えたとこに気がつきそうなものですね
後はタローさんに山口水源地まで送ってもらいその後大貝戸の本部へ顔を出す。今日の捜索ルートを記入をするが
本日も空振り。5時に今日の捜索終了宣言と遭難者の父親の挨拶があった。皆が色々探していながら何故こうも見つからない
のか。不思議だ。
ご親族の心労はいかばかりかと心が痛みます。
宮指路
やっぱり気になる・御池
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Re: やっぱり気になる・御池
宮指路さん こんばんは
スレッドを立てればもっとレスもあったかと思いますが、時節柄こういうレポはどうするか迷いますね。
いろんな情報があってもいいのじゃないかと思ってました。丁度緑水さんがここに貼り付けていたので便乗でした。
ここは支尾根を少し上がり、それから右手に下降すればそれほど怖くないです
この日はトレースがしっかりありましたから、それほど問題になりませんでした。トレースのないただの斜面の時はちょっと考えますが
最初はここが怪しいと思いましたが
誰しも自分の知っているところが思い当たるようです。
あれから雪はほとんど降っていないので雪の上に倒れてその上に雪が積もることもないでしょう
テントを持っているだけに普通の場所では遭難はありえないという気がしてきています。
タローさんとは面識がないですがmixiでも情報を発信されていますね
タローさんはホント一生懸命でした。
テーブルランドで私と会った時と同じパターンになりましたね
そう。似たパターンだなと思いました。
戻るのに慌てたのかもしれませんね
その前から壊れかけていたのですが、ピンが外れて完全にだめになりました。
最初は真ノ谷への下りが怪しいなんて思っていましたが、Nさんは慎重な人らしいし、当日は視界が悪かったようなので登山道を外すという可能性は少ないような気がしてきました。
Nさんのヤマレコをこの探索後に読みましたが、慎重な人ですねえ。なのに何故?
ご親族の心労はいかばかりかと心が痛みます。
早く見つかって欲しいものです。
Kasaya
スレッドを立てればもっとレスもあったかと思いますが、時節柄こういうレポはどうするか迷いますね。
いろんな情報があってもいいのじゃないかと思ってました。丁度緑水さんがここに貼り付けていたので便乗でした。
ここは支尾根を少し上がり、それから右手に下降すればそれほど怖くないです
この日はトレースがしっかりありましたから、それほど問題になりませんでした。トレースのないただの斜面の時はちょっと考えますが
最初はここが怪しいと思いましたが
誰しも自分の知っているところが思い当たるようです。
あれから雪はほとんど降っていないので雪の上に倒れてその上に雪が積もることもないでしょう
テントを持っているだけに普通の場所では遭難はありえないという気がしてきています。
タローさんとは面識がないですがmixiでも情報を発信されていますね
タローさんはホント一生懸命でした。
テーブルランドで私と会った時と同じパターンになりましたね
そう。似たパターンだなと思いました。
戻るのに慌てたのかもしれませんね
その前から壊れかけていたのですが、ピンが外れて完全にだめになりました。
最初は真ノ谷への下りが怪しいなんて思っていましたが、Nさんは慎重な人らしいし、当日は視界が悪かったようなので登山道を外すという可能性は少ないような気がしてきました。
Nさんのヤマレコをこの探索後に読みましたが、慎重な人ですねえ。なのに何故?
ご親族の心労はいかばかりかと心が痛みます。
早く見つかって欲しいものです。
Kasaya