実は、土曜日に西台山からタンポできれば雷倉を狙ってやろうと思っていたところが、前日の飲み過ぎでその計画はあえなく消え去ってしまいました。そこで、うまくできない引用返信をいろいろ調べながら半日以上掛けてふ~さんと三遠南信さんに返信を書き上げ、さあ送ろうと思ったその瞬間、エラーメッセージが出て、何やかんややっている内にすべて苦労は跡形もなく消え去ってしまいました。全くいやになり、ふ~さんにやぶこぎネットのDMを書いたのですが、それも送信できず消えてしまいました。日曜はいろいろあって返信ができず、今になってしまったという弁解です。
まず、激笹藪が急激に衰えているということは、今鈴鹿で起こっている5,60年に一度あるという笹の総枯の時期に入ったということでしょうか。これは、チャンスとも面白みがなくなったとも言える現象だと思いますが、相当歩きまわれる時期だということは言えるでしょう。そして、私もふ~さん同様麻布山からバラ谷の頭を越えて黒法師岳へ向かうルートは、まず辿ってみたいと思っています。10年ほど前は・・・というところが、かつての「暗黒大陸」の称号にふさわしいですね。麻布山からのルートは確かに長い。でも、門桁山あたりの野鳥の森の登山口からカエデ林を抜けて麻布山、戸中山、前黒法師山、バラ谷の頭と辿る一般ルートは一度は辿ってみたいっていう感じです。バラ谷の頭へは麻生山からの往復が一般ルートとして多く紹介されています。10年程前までは前黒法師山から先は深南部らしく、倒木や笹薮でとても日帰りではタフなルートでした。しかし打腰峠(1539m標高点)から1682m標高点のコブまで倒木が整理されてから、その後バラ谷の頭への激笹薮が急激に衰え、今では殆ど笹薮漕ぎなしの踏跡がバラ谷の頭まで続いています。私と同じことを考えている方がこんな身近にいようとは(^^;) 通常は一泊コースとして紹介されてますからね。ここは季節を選びますよ。
そして元気な人は麻布山ルート(野鳥の森から前黒法師山まではしっかりとした登山道が整備されています。)で黒法師岳まで足をのばし、日帰りで往復している人も居ります。しかしこの長いルートの往復は、余りにも帰路が長く私は好きではありません。
そんな尾根が歩けてしまうなんて、すごい情報です。前黒法師山から黒法師岳でさえ可能性の予測でしかなかったのに本当に三遠南信さんに感謝したいものです。しかし、ふ~さんもよく調べていますね。地域的にはウチから10分のところなので差はないはずです。また、いろいろ教えて頂きたいです。う~む、なるほど。私は丸盆~黒法師の下山には、葵沢と日蔭沢の間の登高尾根を使いました。その折、サブルートとして考えていたのは、某メジャーなYK情報による「1909のコブから西側に下っている支稜」でした。その支稜は「林道支線の終点の広場」に降りる・・という情報。しかし、その「西側に下る尾根」って一体どれ・・・!?って感じ。こんな中途半端な情報では困ってしまいますね。私はバラ谷の頭だけを訪れる時は戸中ゲートから4.5km林道を歩き、上足毛沢と日陰沢を分ける尾根に取り付きます。(この尾根も5年程前まではまだ笹藪がかなり残っていましたが、今では大半が枯れてしまいました。)そして1682mコブからバラ谷の頭へ向かいます。
ふ~さんに全く同感です。しかし、三遠南信の地元のベテランエキスパートのお話がお聞きできるとは、本当に感動ものです。その地域が、点から線、そして面へと広がって行く思いです。戸中ゲートに降りる前黒法師山からのルートは考えてもいませんでしたので新鮮な思いです。三遠南信さんの「この尾根にはまだ人の気配は少なく深南部の良さが残されています。」にはそそられます(^_^;)筆調査が入ったとの情報もありがとうございます。1118mからの地図読みは試されそうですね。私はよくルートミスしては登り返しますので(>_<) そのドキドキ感が楽しいんですけどね(笑)帰路は同じルートでは面白くありませんので、ふーさんならば前黒法師山まで足を伸ばし、山頂の直ぐ西から戸中ゲートへの尾根(1452m標高点、1118m標高点の尾根)を下るのが面白いと思います。この尾根は数年前までテープもない良い尾根でしたが、3年前に国有林と民有林の境に筆調査が入り、その時のテープやペイントが残っているかもしれません。このルートならば林道歩きは半分で済みます。この尾根にはまだ人の気配は少なく深南部の良さが残されています。黒法師山からしばらくは踏跡もありませんが笹薮はありません。1452mからは境界柱が続いています。1118m標高点下から戸中ゲートへ下る支尾根に入る時は少し注意が要ります。
常滑半田合同遠征隊を組織して出掛けましょう。これは三遠南信さんの返答を待ちたいところですが、同じ時期に等高尾根を狙った山仲間は早々に退却してきましたよ。
また機会ありましたら、是非ともご一緒あそばせ~(^_^)
より確実に積雪期のバラ谷の頭、黒法師岳を狙うとしたら3月下旬ということですか。しかし、それでもその日によるということですね。本当に参考になります。3月の山頂の写真の時もバラ谷の頭まで積雪は少なかったのですが、融雪によるガラスの様なつるつるの氷が低い笹の下全面に広がっており、メンテされていないアイゼンは歯が立たず同行者は苦労しました。年にも選りますが3月も末になると割と良い条件の山歩きができます。 降雪量の多い等高尾根は傾斜がきつく、雪も重くラッセルが大変ですが。そのようですね。私の山仲間も、鏡のようなテラテラの斜面に恐怖感すら覚えたようです。この時期のこの山域は積雪と融雪が頻繁に繰り返されるため、訪れるタイミングによって大きく条件が変わります。3月は特にその傾向が強いです。
いや、本当にありがとう御座います。この出会いはあの地域の新しい可能性を感じさせます。ふ~さん、三遠南信さん、今後ともどうかよろしくお願いします。いろいろ刺激的な情報、ありがとうございます。このエリアについて私の中でくすぶっていた焼けぼっくいに火がつきました。
keikoku-bara