【鈴鹿】静寂の霧氷の森をさまよう 藤原岳
Posted: 2026年2月02日(月) 05:28
【日 付】2026年1月31日(土)
【山 域】鈴鹿
【コース】7:30簡易パーキング---11:15頭陀ノ頭---12:30藤原小屋---15:30簡易パーキング
【メンバー】単独
雪雲がなだれ込む藤原岳テーブルランド歩きに出かけた。藤原簡易パーキングはガラガラで、巡視路から入ると先行者がいるようだ。木和田尾の最初の鉄塔で先行者に追いつきスノーシューをつける。雪は多く里も真っ白、遠くに霞んだ白い霊仙が見え、ガスに覆われた稜線に霧氷がついている。スノーシューの先行者は白船峠方面に向かったようで、ワカンの跡が直登しているものの風でトレースが消えている。ふきだまり地帯を抜けた所で、ワカンにピッケルという昔ながらのスタイルの老紳士に出会う、ここまで楽をさせてもらったので先頭を変わる。頭陀ノ頭に向かう平原に霧氷の森が続くが、その先の鉄塔はうっすらとしか見えない。そういえばスノーシューを買って初めて出かけたのも木和田尾だった、それ以来17年間今のスノーシューを使い続けている。途中、経年劣化でバンドを交換しただけでよくもっている。
御池岳は見る影もなく、強風吹きすさぶ頭陀ノ頭から逃げるように尾根筋を下ると風は止む。このあたりは真の谷から上がってきているナガレボラの源頭で、稜線は広い谷を巻いており、テーブルランドの始まりだ。源頭に下る雪原や天狗岩方面の藤原岳に霧氷の森が広がる水墨画の世界だ。人が歩いていない新雪の藤原岳のテーブルランドは貴重で、ノートレスは2度しかない。青空は望めないが軌跡を残しつつ丘を乗り越えていく雪の重みが心地いい。雪がしまっている訳ではないので場所によっては落とし穴のように沈み、何度かつかまった。
一列につながるトレースが見えると登山道で、天狗岩に向かっているが、この天候では眺望も期待できないので藤原山荘に向かう。小屋に近づくと多くの登山客が来ていて、展望丘にも一列に並ぶ人が見える。小屋は比較的すいていたので、暖かくして昼食をとった。百人以上は上がってきており、大貝戸道は大混雑だ。
帰りはお藤の鼻筋から下ろうと考えていたが聖宝寺道への新雪のトラバースが嫌になり、小屋裏の丘から聖宝寺道分岐に向けて真っ直ぐに下ることにした。下りだすと小屋付近の喧騒は消えさり、深い雪で快適に下っていける。大貝戸道の登山者はトレース以外を歩かないのできれいに整備された溝のようだった。
聖宝寺道に向かうとノートレースだ、こんな事は初めてなので驚いてしまう。多くの登山者は全員大貝戸道を上り下りしたことになり、登山者そのものが昔とはさま変わりしてしまったようだ。
聖宝寺道を六合目まで下り、597標高点の尾根を下る。溝道跡や白石の石柱がある所だがすべて雪の下だ。今は人が歩かない尾根だけに鹿にたくさん出会ったが、全ての鹿が坂本谷方向に逃げて行った。立ち入り禁止になっている坂本谷は、今や獣たちの楽園のようだ。尾根から坂本谷工事用道路に下る。目印は267標高点と聖宝寺の中間にあるたわみのある場所で、ここには鉄梯子があり道路に下りられるが、これ以外だと高い法面で厳しい。途中でスノーシューを脱ぎ雪のかぶった泥だらけの急斜面を下りどうにか軟着陸できた。
久々の深雪の藤原岳テーブルランドを歩けて良かった。ただ、藤原岳の混雑の仕方や登山のあり方については何だかなあと思ってしまう。グリーンホテルの温泉で本谷帰りのしのやんに出会い、福村屋でカレーうどんを食べて帰った。
【山 域】鈴鹿
【コース】7:30簡易パーキング---11:15頭陀ノ頭---12:30藤原小屋---15:30簡易パーキング
【メンバー】単独
雪雲がなだれ込む藤原岳テーブルランド歩きに出かけた。藤原簡易パーキングはガラガラで、巡視路から入ると先行者がいるようだ。木和田尾の最初の鉄塔で先行者に追いつきスノーシューをつける。雪は多く里も真っ白、遠くに霞んだ白い霊仙が見え、ガスに覆われた稜線に霧氷がついている。スノーシューの先行者は白船峠方面に向かったようで、ワカンの跡が直登しているものの風でトレースが消えている。ふきだまり地帯を抜けた所で、ワカンにピッケルという昔ながらのスタイルの老紳士に出会う、ここまで楽をさせてもらったので先頭を変わる。頭陀ノ頭に向かう平原に霧氷の森が続くが、その先の鉄塔はうっすらとしか見えない。そういえばスノーシューを買って初めて出かけたのも木和田尾だった、それ以来17年間今のスノーシューを使い続けている。途中、経年劣化でバンドを交換しただけでよくもっている。
御池岳は見る影もなく、強風吹きすさぶ頭陀ノ頭から逃げるように尾根筋を下ると風は止む。このあたりは真の谷から上がってきているナガレボラの源頭で、稜線は広い谷を巻いており、テーブルランドの始まりだ。源頭に下る雪原や天狗岩方面の藤原岳に霧氷の森が広がる水墨画の世界だ。人が歩いていない新雪の藤原岳のテーブルランドは貴重で、ノートレスは2度しかない。青空は望めないが軌跡を残しつつ丘を乗り越えていく雪の重みが心地いい。雪がしまっている訳ではないので場所によっては落とし穴のように沈み、何度かつかまった。
一列につながるトレースが見えると登山道で、天狗岩に向かっているが、この天候では眺望も期待できないので藤原山荘に向かう。小屋に近づくと多くの登山客が来ていて、展望丘にも一列に並ぶ人が見える。小屋は比較的すいていたので、暖かくして昼食をとった。百人以上は上がってきており、大貝戸道は大混雑だ。
帰りはお藤の鼻筋から下ろうと考えていたが聖宝寺道への新雪のトラバースが嫌になり、小屋裏の丘から聖宝寺道分岐に向けて真っ直ぐに下ることにした。下りだすと小屋付近の喧騒は消えさり、深い雪で快適に下っていける。大貝戸道の登山者はトレース以外を歩かないのできれいに整備された溝のようだった。
聖宝寺道に向かうとノートレースだ、こんな事は初めてなので驚いてしまう。多くの登山者は全員大貝戸道を上り下りしたことになり、登山者そのものが昔とはさま変わりしてしまったようだ。
聖宝寺道を六合目まで下り、597標高点の尾根を下る。溝道跡や白石の石柱がある所だがすべて雪の下だ。今は人が歩かない尾根だけに鹿にたくさん出会ったが、全ての鹿が坂本谷方向に逃げて行った。立ち入り禁止になっている坂本谷は、今や獣たちの楽園のようだ。尾根から坂本谷工事用道路に下る。目印は267標高点と聖宝寺の中間にあるたわみのある場所で、ここには鉄梯子があり道路に下りられるが、これ以外だと高い法面で厳しい。途中でスノーシューを脱ぎ雪のかぶった泥だらけの急斜面を下りどうにか軟着陸できた。
久々の深雪の藤原岳テーブルランドを歩けて良かった。ただ、藤原岳の混雑の仕方や登山のあり方については何だかなあと思ってしまう。グリーンホテルの温泉で本谷帰りのしのやんに出会い、福村屋でカレーうどんを食べて帰った。
【鈴鹿】静寂の霧氷の森をさまよう 藤原岳