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【室生山地】室生寺を目指す山旅(2)曽爾から屏風岩公苑,住塚山経由で龍穴神社へ

Posted: 2025年5月06日(火) 11:29
by シュークリーム
屏風岩公苑
屏風岩公苑
曽爾,室生を中心とする室生山地は今から約1500万年前に起こった大規模なカルデラ噴火によって形成された。兜岳,鎧岳などの奇岩でできた山,青
蓮寺川沿いや屏風岩に見られる柱状節理,赤目四十八滝などの美しい滝群などはこのカルデラ噴火の産物である。このような自然現象による景観に奈良の山村風景が組み合わさってこの地域が形成されている。私はこの風景が好きで,しばしば足を運んでいる。今回は,曽爾村長野から屏風岩公苑のヤマザクラを楽しんだあと,住塚山,国見山を経て室生寺に抜けるルートを歩くことにした。

【 日 付 】2025年4月22日(火)
【メンバー】単独
【 天 候 】晴れのち曇り
【 ルート】近鉄津新町駅 7:16 ---🚃--- 8:15 近鉄名張駅 10:05 ---🚌--- 11:05 長野バス停 11:11 --- 12:11 屏風岩公苑 12:56 --- 13:36 住塚山 13:42 --- 15:03 南松の滝 15:15 --- 16:05 龍穴神社 16:33 ---🚌--- 16:55 近鉄室生口大野駅 17:11 ---🚃--- 18:51 近鉄津新町駅

近鉄名張駅西口を朝8時3分に出発するバスに乗るべくバス待合所で待っているが,予定時刻になってもバスが入ってこない。?????。
おかしいと思って腕時計を見ると時計は午前9時を指している。なんと1時間も時間を間違えていたのだった。それにしても,十分に時間の余裕をみて来たはずなのに,時刻の間違いに気付かないなんて,歳はとりたくないもんだ。

次のバスは10時にならないと来ないので,このまま家に帰るか,別ルートに変更するか考えて,やっぱり当初の計画通りに歩くことにした。予定より2時間遅れになるが,暗くなるまでには下山できるだろう。

名張駅10時5分発のバスに乗り,長野バス停に降り立つともう11時過ぎだった。保育園の横を通ってまっすぐに屏風岩公苑に向かおうと小道を歩き出すと,保母さんらしい女性に「この道は行けませんよ」と呼び止められ,正しい道を教えてもらった。山村の人は親切だ。そういえば,3年前に歩いた時も住民の方に道を教えてもらったのだった。
屏風岩公苑
屏風岩公苑
1時間ほどで屏風岩公苑着。ここにはこれまで2回来ているのだが,いずれもヤマザクラのシーズンを外しているので,満開の時に来たのは初めてだ。平日ということで人はそれほど多くはないが,それでも2,30人ほどはいるだろうか。上を見ると柱状節理の断崖,中間がヤマザクラ,下が芝の広場でいつ来てもいいところだ。サクラはそろそろ散り始めといったところか。花見をしながら昼食。

屏風岩公苑の奥から住塚山へ向かって登り始める。最初は急登だが,柱状節理の上部に出ると傾斜が緩くなって歩きやすい道になる。この時期,ヤマツツジの綺麗な登山道なのだが,ヤマツツジにはまだ少し早いようだ。30分ほどで住塚山着。屏風岩上の鋸葉状の凹凸と,その向こうに曽爾高原のお亀池のススキ野原が見えている。
柱状節理上端の鋸刃とお亀池(左端)
柱状節理上端の鋸刃とお亀池(左端)
住塚山から国見山に向かうが,国見山の頂上はパスして,鞍部から室生寺方面に向かう破線道を使うことにする。道のつき方から見て,曽爾の長野集落から室生に抜ける峠越えの旧道なのだろう。鞍部に着くと,地形図ではあるはずの破線道はすでに廃道になっているようで,道が消えている。谷道であるが,地形図を見る限り大きな滝などは出てこないのは確かで,杉の植林地帯なので歩けるはずだ。

消えた道型の痕跡を辿って歩き始める。枝打ちした杉の落枝で覆われているが,人が歩いた痕跡は残っている。思った通り道があったようだ。東海自然歩道に合流するあたりで,地図にない林道が出てきたりして迷ったが,GPSを使って東海自然歩道に出た。
ナメ
ナメ
ここは宇野川の源流域だが,右側の川床は舗装道路のようなナメになっている。ここを再び歩いて見たいと思っていたのだが,このためだけにわざわざ沢靴を履いてくるのもどうかと思い,やめたのだった。今度また別の機会に歩きに来よう。ナメは100mほど続き,この下流に美しいナメ滝の布引滝25mがあるのだが,歩道からは見ることができない。
南松の滝
南松の滝
杣道を下って行くと「南松の滝」と書いた道標がある。この滝は地形図にも名前入りで記載がある。最終バスには十分間に合いそうなので寄って行くことにする。斜面を下って5分ほども歩くと南松の滝15mだ。下段5mを南松の滝,上段10mを熊ヶ滝と呼ぶらしい(「小幸の滝めぐり」https://wakayama-koyuki.blog.jp/archives/1213930.htmlより)。しかし,見る限りこの滝の規模はもっと大きそうだ。3年前に私が遡行した時の記録では,熊ヶ滝は4段に分かれていると書かれている。この滝は逆層スラブの固い岩盤からできた滝であり,今回新たに見直してみるといい滝である。

しばらく滝を愛でた後,山道に戻り,龍穴神社へ向かう。県道吉野室生寺針線に出,20分ほどで龍穴神社着。パワースポットとして有名な神社である。近鉄室生口大野駅行きの奈良交通バスの始発地点である。16時33分の最終バスまで30分ほどあるので,龍穴神社の神様に道中の無事のお礼を兼ねてお参りしていく。樹齢数百年くらいの杉の大木が何本もあり,鬱蒼としていかにもパワースポットを感じさせる神社である。

最終バスに乗って帰る。朝のハプニングでどうなるかと思ったが,終わってみれば予定されたコースをほぼ踏破でき,久しぶりにやぶこぎチックなルーファイ気分を多少とも味わうことができて楽しい1日だった。

Re: 【室生山地】室生寺を目指す山旅(2)曽爾から屏風岩公苑,住塚山経由で龍穴神社へ

Posted: 2025年5月09日(金) 22:01
by ちーたろー
シュークリームさん、こんばんは。

>曽爾,室生を中心とする室生山地は今から約1500万年前に起こった大規模なカルデラ噴火によって形成された。兜岳,鎧岳などの奇岩でできた山,青蓮寺川沿いや屏風岩に見られる柱状節理,赤目四十八滝などの美しい滝群などはこのカルデラ噴火の産物である。このような自然現象による景観に奈良の山村風景が組み合わさってこの地域が形成されている。私はこの風景が好きで,しばしば足を運んでいる。今回は,曽爾村長野から屏風岩公苑のヤマザクラを楽しんだあと,住塚山,国見山を経て室生寺に抜けるルートを歩くことにした。
国見山を下りて来た所に「室生」の案内板があるのは何度も見ていますが、行ったことがありません。

>近鉄名張駅西口を朝8時3分に出発するバスに乗るべくバス待合所で待っているが,予定時刻になってもバスが入ってこない。?????。
おかしいと思って腕時計を見ると時計は午前9時を指している。なんと1時間も時間を間違えていたのだった。それにしても,十分に時間の余裕をみて来たはずなのに,時刻の間違いに気付かないなんて,歳はとりたくないもんだ。

車でしか行ったことがないのですが、こういう行き方もあるのですね。

>次のバスは10時にならないと来ないので,このまま家に帰るか,別ルートに変更するか考えて,やっぱり当初の計画通りに歩くことにした。予定より2時間遅れになるが,暗くなるまでには下山できるだろう。

せっかく計画されたのですし、他を考えるのも大変ですよね。

>名張駅10時5分発のバスに乗り,長野バス停に降り立つともう11時過ぎだった。保育園の横を通ってまっすぐに屏風岩公苑に向かおうと小道を歩き出すと,保母さんらしい女性に「この道は行けませんよ」と呼び止められ,正しい道を教えてもらった。山村の人は親切だ。そういえば,3年前に歩いた時も住民の方に道を教えてもらったのだった。

屏風岩の帰りに車で下ってきて、わからなくなったこともあります :D

>1時間ほどで屏風岩公苑着。ここにはこれまで2回来ているのだが,いずれもヤマザクラのシーズンを外しているので,満開の時に来たのは初めてだ。平日ということで人はそれほど多くはないが,それでも2,30人ほどはいるだろうか。上を見ると柱状節理の断崖,中間がヤマザクラ,下が芝の広場でいつ来てもいいところだ。サクラはそろそろ散り始めといったところか。花見をしながら昼食。

ちょうど良い頃に行かれたんですね。私は20日に行きました。
ここの桜はやっぱりいいですね。


>屏風岩公苑の奥から住塚山へ向かって登り始める。最初は急登だが,柱状節理の上部に出ると傾斜が緩くなって歩きやすい道になる。この時期,ヤマツツジの綺麗な登山道なのだが,ヤマツツジにはまだ少し早いようだ。30分ほどで住塚山着。屏風岩上の鋸葉状の凹凸と,その向こうに曽爾高原のお亀池のススキ野原が見えている。

住塚山は(車で行ったらですが)手頃な割に景色がよくていいですね。

>住塚山から国見山に向かうが,国見山の頂上はパスして,鞍部から室生寺方面に向かう破線道を使うことにする。

屏風岩の下からこの鞍部まで歩いたことはありますが・・

>道のつき方から見て,曽爾の長野集落から室生に抜ける峠越えの旧道なのだろう。鞍部に着くと,地形図ではあるはずの破線道はすでに廃道になっているようで,道が消えている。谷道であるが,地形図を見る限り大きな滝などは出てこないのは確かで,杉の植林地帯なので歩けるはずだ。

地図で見ると破線があって道がありそうなのに、そんな感じなんですね。

>消えた道型の痕跡を辿って歩き始める。枝打ちした杉の落枝で覆われているが,人が歩いた痕跡は残っている。思った通り道があったようだ。東海自然歩道に合流するあたりで,地図にない林道が出てきたりして迷ったが,GPSを使って東海自然歩道に出た。

里山の方が地図が難しい時もありますよね。

>ここは宇野川の源流域だが,右側の川床は舗装道路のようなナメになっている。ここを再び歩いて見たいと思っていたのだが,このためだけにわざわざ沢靴を履いてくるのもどうかと思い,やめたのだった。今度また別の機会に歩きに来よう。ナメは100mほど続き,この下流に美しいナメ滝の布引滝25mがあるのだが,歩道からは見ることができない。

曽爾の沢に何度か行かれていましたよね。

>杣道を下って行くと「南松の滝」と書いた道標がある。この滝は地形図にも名前入りで記載がある。最終バスには十分間に合いそうなので寄って行くことにする。斜面を下って5分ほども歩くと南松の滝15mだ。下段5mを南松の滝,上段10mを熊ヶ滝と呼ぶらしい(「小幸の滝めぐり」https://wakayama-koyuki.blog.jp/archives/1213930.htmlより)。しかし,見る限りこの滝の規模はもっと大きそうだ。3年前に私が遡行した時の記録では,熊ヶ滝は4段に分かれていると書かれている。この滝は逆層スラブの固い岩盤からできた滝であり,今回新たに見直してみるといい滝である。

滝は地図にも載っていますね。

>しばらく滝を愛でた後,山道に戻り,龍穴神社へ向かう。県道吉野室生寺針線に出,20分ほどで龍穴神社着。パワースポットとして有名な神社である。近鉄室生口大野駅行きの奈良交通バスの始発地点である。16時33分の最終バスまで30分ほどあるので,龍穴神社の神様に道中の無事のお礼を兼ねてお参りしていく。樹齢数百年くらいの杉の大木が何本もあり,鬱蒼としていかにもパワースポットを感じさせる神社である。

龍穴まで登るには少し時間が足りなかったですね。

>最終バスに乗って帰る。朝のハプニングでどうなるかと思ったが,終わってみれば予定されたコースをほぼ踏破でき,久しぶりにやぶこぎチックなルーファイ気分を多少とも味わうことができて楽しい1日だった。
一度は行ってみたいと思いながら車だと戻ってこないとだし、なかなか・・実行に至らないです。


ちーたろー

Re: 【室生山地】室生寺を目指す山旅(2)曽爾から屏風岩公苑,住塚山経由で龍穴神社へ

Posted: 2025年5月10日(土) 15:06
by シュークリーム
ちーたろーさん、こんにちは。レスありがとうございます。

国見山を下りて来た所に「室生」の案内板があるのは何度も見ていますが、行ったことがありません。

曽爾から室生へは意外に近いんですよ。国見山の北に東海自然歩道が通っていますが,昔は曽爾と室生をつなぐ生活道路だったんじゃないでしょうか。

車でしか行ったことがないのですが、こういう行き方もあるのですね。

はい,榛原からも曽爾村役場行きの奈良交通バスが出てますよ。

せっかく計画されたのですし、他を考えるのも大変ですよね。

はい,せっかく名張まで来ながらそのまま引き返すのは悲しすぎますもんね。

屏風岩の帰りに車で下ってきて、わからなくなったこともあります :D

カーナビ使ってなかったの?

ちょうど良い頃に行かれたんですね。私は20日に行きました。
ここの桜はやっぱりいいですね。


ちょうど満開の頃ですね。
ヤマザクラって,ソメイヨシノとは違った風情がありますよね。


住塚山は(車で行ったらですが)手頃な割に景色がよくていいですね。

そうですね。屏風岩公苑から30分ほどで登れますもんね。

地図で見ると破線があって道がありそうなのに、そんな感じなんですね。

はい,地理院の地形図ではよくあるパターンですね。

里山の方が地図が難しい時もありますよね。

道標が整備されていませんからね。

曽爾の沢に何度か行かれていましたよね。

室生山地にはあまり知られていない名瀑が結構ありますからね。探索していると楽しいですよ。

滝は地図にも載っていますね。

南松の滝は載っていますね。
なかなかいい滝ですよ。


龍穴まで登るには少し時間が足りなかったですね。

以前行きましたんで,今回は割愛しました。歩くと結構あるしね。

一度は行ってみたいと思いながら車だと戻ってこないとだし、なかなか・・実行に至らないです。

公共交通機関を使った山歩きも楽しいもんですよ。今度やってみたら?