【鈴鹿】御池の女神が一瞬でガスの中から微笑んでくれた。
Posted: 2025年1月06日(月) 21:34
みなさん、こんばんは 長い正月休みがとうとう明けてしまいました。
日曜日にレポをほとんど書いてヤブコギにセーブするつもりがロードをクリックしたので全部消えてしまったので又やり直しとなりました。( ;∀;)
私が最初に冬の御池岳に登ったのは2010年の冬だったと思うが、その時は安物のアウターと手袋でよくもあんな装備で行ったものだと感心する。因みにその時は中古で買ったMSRのデナリだった。
最初にこれでスノーシューに参加した時はあれやこれやと言われたものである。
その時も今回の状況によく似ていて真の谷の登りがあまりに辛いので撤退するつもりでいた。
しかし、後から追いついて来たカップルに追い抜かれたので意地で登った。這う這うの体で登り切ったテーブルランドはこの世のものとは思えぬくらいの一面真っ白な霧氷に覆われていた。今もその時の感動を味わいたくてこの10年毎年のように御池岳に通っている。
さて、今年の登り初めは最近ハマっている鈴鹿300座の東山であった。御池の訓練にはあまりにも簡単な山なのでほとんど訓練になっていない。
「日時」2025年1月4日(土)
「天気」曇り時々時晴
「山域・山名」鈴鹿/御池岳テーブルランド
「コースタイム」7:20藤原簡易駐車場~子向井山~11:00白瀬峠~真の谷~12:50―13:50テーブルランド~白瀬峠~木和田尾~18:00駐車場
駐車場を出発して10分くらいでカメラを入れたウエストポーチを忘れたのに気が付いた。戻ることも考えたが写真はスマホで代用できるのでイイかと思ったが、ウエストポーチには仙豆が入っていた。
最初の鉄塔を過ぎて、トレースは右に下っていたが、私はいつもの通り左手の尾根に乗ってショートカットした。
子向井山の辺りで積雪が10cmくらいになったので背中の荷物を下ろしてスノーシューを装着した。後ろのストラップの留め具が割れて使えなくなっていたので、前から2番目のストラップの留め具を外し付け替えた。事前の点検は大事ですね。
白瀬峠分岐からトラバース道に入ったがこのトラバース道は所々傾斜が急でスノーシューを付けたままだと歩きにくい。しかし外すのも面倒なのでそのまま行く。
中間地点に小尾根の乗越があるが、最初見た時に怖くて越えれなかったので、そのまま小尾根を登って行ったがだんだんと傾斜が増して来て、戻るに戻れずやむなく木の根っこを掴みながら何とか上に出た。
最近はこの乗越はうまくトレースが付いていてあまり怖くはなかったが今回は傾斜が急で少し怖かった。
トレースがなかったわりばしさんはさぞ怖かっただろうなと思いました。
さて、白瀬峠にはタイムリミットの11時になんとか間に合った。白瀬峠から左の小尾根にトレースが付いていたのでそのトレースを追った。
このトレースもわりばしさんのものであろう。いつもは谷沿いにトレースがついているからだ。
真の谷に下りるとさながら雪の箱庭のような景色であった。それを楽しむ余裕もなく眼前の斜面に取り付いた。そこから見上げるとテーブルランドは10階建てのビルのような高さである。あれこれ考えると私の体力ではとても無理のように思えるが後は女神頼りである。
40分くらい登ってもう3分の2くらい登ったかなと思ってナビを見たらまだ中間地点であった。
上から下ってきた登山者が「上はガスガスでなにも見えないのでもう下ったほうが良いですよ」と言っていたがここで変な反骨心が出て何糞と思い必死になって登った。
12:50ヨレヨレになって東のボタンブチに上がった。最初テーブルランドはガスガスで何も見えなかったが5分もしないうちにあれよあれよという間にガスが消えて、真っ白な白銀の世界が目に入ってきた。
そして、青空も見えるではないか? 体はかなり疲れていたと思うがそんなことも気にならずテーブルランドを歩きながら青空と霧氷のコントラストを楽しんだ。
時間は遅いが取り敢えず、青のドリーネまでは行ってみようと思い足を運んだ。
前方はまだガスっていたが、振り返るとテーブルランドの東側半分の霧氷が綺麗に見渡せた。
足を進めるとドリーネの中をトレースが付いていたのでやられたと思ったが、よく見ると青のドリーネではなかった。
その先に行くと正真正銘の青のドリーネがあった。
よく見るとドリーネは3つに分かれており最初は違うのかなと思ったが、ここは2012年1月にkasayaさんと青のドリーネで会った目印の木が立っており間違えようもない。そして、今回は本当に久しぶりに綺麗なドリーネを見ることが出来た。
青空に霧氷と綺麗な青のドリーネはもう二度と見れないだろう。
ここで13:50なのでもうタイムリミットである。後ろ髪を引かれるような思いで帰路についた。
東のボタンブチから下山を始めると途中でへたり込んでしまった。ランチは抜いていたのでおにぎりを頬張った。少し元気が出たので下山を開始した。しかし、ほとんど新雪なので下りにくい。
白瀬峠から大巻きに下り、例の小尾根の乗越に出る時が足場が狭く又怖い思いをした。
ここで時間を喰い白瀬峠分岐は16時だった。覚悟はしていたが闇下必至である。
巡視路の下りは暗くなると怖いので、今回は木和田尾を下りた。木和田尾の途中から暗くなったのでヘッデンを付けた。
ここは一部荒れているが巡視路よりは下り易かった。
道路に出て5分くらいで藤原簡易駐車場のオレンジの光が私を迎えてくれた。
宮指路
日曜日にレポをほとんど書いてヤブコギにセーブするつもりがロードをクリックしたので全部消えてしまったので又やり直しとなりました。( ;∀;)
私が最初に冬の御池岳に登ったのは2010年の冬だったと思うが、その時は安物のアウターと手袋でよくもあんな装備で行ったものだと感心する。因みにその時は中古で買ったMSRのデナリだった。
最初にこれでスノーシューに参加した時はあれやこれやと言われたものである。
その時も今回の状況によく似ていて真の谷の登りがあまりに辛いので撤退するつもりでいた。
しかし、後から追いついて来たカップルに追い抜かれたので意地で登った。這う這うの体で登り切ったテーブルランドはこの世のものとは思えぬくらいの一面真っ白な霧氷に覆われていた。今もその時の感動を味わいたくてこの10年毎年のように御池岳に通っている。
さて、今年の登り初めは最近ハマっている鈴鹿300座の東山であった。御池の訓練にはあまりにも簡単な山なのでほとんど訓練になっていない。
「日時」2025年1月4日(土)
「天気」曇り時々時晴
「山域・山名」鈴鹿/御池岳テーブルランド
「コースタイム」7:20藤原簡易駐車場~子向井山~11:00白瀬峠~真の谷~12:50―13:50テーブルランド~白瀬峠~木和田尾~18:00駐車場
駐車場を出発して10分くらいでカメラを入れたウエストポーチを忘れたのに気が付いた。戻ることも考えたが写真はスマホで代用できるのでイイかと思ったが、ウエストポーチには仙豆が入っていた。
最初の鉄塔を過ぎて、トレースは右に下っていたが、私はいつもの通り左手の尾根に乗ってショートカットした。
子向井山の辺りで積雪が10cmくらいになったので背中の荷物を下ろしてスノーシューを装着した。後ろのストラップの留め具が割れて使えなくなっていたので、前から2番目のストラップの留め具を外し付け替えた。事前の点検は大事ですね。
白瀬峠分岐からトラバース道に入ったがこのトラバース道は所々傾斜が急でスノーシューを付けたままだと歩きにくい。しかし外すのも面倒なのでそのまま行く。
中間地点に小尾根の乗越があるが、最初見た時に怖くて越えれなかったので、そのまま小尾根を登って行ったがだんだんと傾斜が増して来て、戻るに戻れずやむなく木の根っこを掴みながら何とか上に出た。
最近はこの乗越はうまくトレースが付いていてあまり怖くはなかったが今回は傾斜が急で少し怖かった。
トレースがなかったわりばしさんはさぞ怖かっただろうなと思いました。
さて、白瀬峠にはタイムリミットの11時になんとか間に合った。白瀬峠から左の小尾根にトレースが付いていたのでそのトレースを追った。
このトレースもわりばしさんのものであろう。いつもは谷沿いにトレースがついているからだ。
真の谷に下りるとさながら雪の箱庭のような景色であった。それを楽しむ余裕もなく眼前の斜面に取り付いた。そこから見上げるとテーブルランドは10階建てのビルのような高さである。あれこれ考えると私の体力ではとても無理のように思えるが後は女神頼りである。
40分くらい登ってもう3分の2くらい登ったかなと思ってナビを見たらまだ中間地点であった。
上から下ってきた登山者が「上はガスガスでなにも見えないのでもう下ったほうが良いですよ」と言っていたがここで変な反骨心が出て何糞と思い必死になって登った。
12:50ヨレヨレになって東のボタンブチに上がった。最初テーブルランドはガスガスで何も見えなかったが5分もしないうちにあれよあれよという間にガスが消えて、真っ白な白銀の世界が目に入ってきた。
そして、青空も見えるではないか? 体はかなり疲れていたと思うがそんなことも気にならずテーブルランドを歩きながら青空と霧氷のコントラストを楽しんだ。
時間は遅いが取り敢えず、青のドリーネまでは行ってみようと思い足を運んだ。
前方はまだガスっていたが、振り返るとテーブルランドの東側半分の霧氷が綺麗に見渡せた。
足を進めるとドリーネの中をトレースが付いていたのでやられたと思ったが、よく見ると青のドリーネではなかった。
その先に行くと正真正銘の青のドリーネがあった。
よく見るとドリーネは3つに分かれており最初は違うのかなと思ったが、ここは2012年1月にkasayaさんと青のドリーネで会った目印の木が立っており間違えようもない。そして、今回は本当に久しぶりに綺麗なドリーネを見ることが出来た。
青空に霧氷と綺麗な青のドリーネはもう二度と見れないだろう。
ここで13:50なのでもうタイムリミットである。後ろ髪を引かれるような思いで帰路についた。
東のボタンブチから下山を始めると途中でへたり込んでしまった。ランチは抜いていたのでおにぎりを頬張った。少し元気が出たので下山を開始した。しかし、ほとんど新雪なので下りにくい。
白瀬峠から大巻きに下り、例の小尾根の乗越に出る時が足場が狭く又怖い思いをした。
ここで時間を喰い白瀬峠分岐は16時だった。覚悟はしていたが闇下必至である。
巡視路の下りは暗くなると怖いので、今回は木和田尾を下りた。木和田尾の途中から暗くなったのでヘッデンを付けた。
ここは一部荒れているが巡視路よりは下り易かった。
道路に出て5分くらいで藤原簡易駐車場のオレンジの光が私を迎えてくれた。
宮指路