【南会津】名前に惹かれて山毛欅沢山
Posted: 2024年4月11日(木) 23:38
【日付】2024年4月10日(水)
【山域】南会津
【メンバー】橋本
【天候】快晴
【ルート】
鳥井戸橋7:30---8:45CA955雪がつながる---11:08JP+---11:21山毛欅沢山---11:35JP昼飯12:30---14:42駐車地
山毛欅沢山とはなんともいい響きの山だがガイドブックにはほとんど紹介されていない山。もちろん夏道は無い。ただ残雪期なら快適な尾根歩きとそこに広がるブナの林が何とも良かったので今年もやってくることにした。ただ昨年は3月でありひと月ずれている。雪の状況はいかに。
すっかり暖かくなった南会津は道路に雪がまるでない。そして目的の山を見上げるが取り付きは藪で覆われている。
やっぱりもう遅いのか。ただ登れば上は雪であることが分かっているのでヤブコギ覚悟で取り付いてみる。 登ること1時間15分ほどで待望の雪が現れた。この先ずっとつながっているようなのでここでスノーシューを装着。ヤレヤレ。これで快適登山が始まる。
雪は程よく締まっており快調なのだが、体はあまり言うことを聞かずゆっくりペース。ただ時間はたっぷりあるので一歩一歩進むだけ。取り付きの急登を除けば終始緩やかな尾根豊富な雪、そしてそこに現れる大きな山毛欅の林にはやはり癒される。 そして登るにつれて視界が開けてくる。左手に真っ白な山が見えてくる。会津駒かと思ったがその手間にある三岩岳と大戸沢岳のようだ。ちょっとしか離れていないのになぜあのように白いのか。その奥にある会津駒は同様に真っ白なはずだがこの山からは見えず。 P1386を過ぎると山毛欅沢山も近くになりその山頂がはっきりと見えてくる。そして雪庇が張り出しているのも見える。やっぱりあそこのピークに立つわけには行かないなあといった感じ。CA1490のJPを過ぎてゆるやかな稜線を行けば山毛欅沢山だ。何もないピーク。標識は雪に埋まっているらしい。傍の木にも何の目印もない。ただGPSではそこが山毛欅沢山をさしているのがわかる。ここは雪庇が張り出しているのが見えていたのでそのてっぺんには怖くて立てずその脇に立ち一応登頂とした。
時刻は11時21分。ここではランチに適さないのでJPに戻ってランチ。今日は平日でもありもちろん誰もいないピークでゆっくりと食事だ。暖な日で風もなく快晴。とてもいい気分でランチを終える。そしてさあ帰ろうとスノーシューを装着しようとして問題が発生。片側の爪が折れてなくなっており、また爪そのものもスノーシューからはがれそうになっていることに気付く。これはそのままにして置いたらスノーシュー自体が分解してしまう。どうしようかと思ったが手持ちのタイバンドでこれ以上壊れないように縛ってみた。これで行けるのかなあ。とりあえず持ってほしいと思いつつ出発する。 この尾根は緩やかなので下りもスノーシューで快適に降りられる。でも壊れかけたスノーシューが心配で時々確認しながら降りていく。ただしばらくは大丈夫そう。そうなるとまたブナを愛でながらのんびり下ることが出来た。そしてついに雪が途切れるところまでやってきた。良かった。何とか持ちました。
この後は道のはっきりしない尾根芯をヤブコギしながら進むが最後の藪ではルートが分からなくなり強引に下降。何とか朝取り付いた場所に降り立つことが出来た。福島は雪が多いと思っていたがさすがにこの時期になると藪も出てくるようだ。道のある山以外ではスノーシュー歩きもだんだん難しくなりそうだ。 kasaya
【山域】南会津
【メンバー】橋本
【天候】快晴
【ルート】
鳥井戸橋7:30---8:45CA955雪がつながる---11:08JP+---11:21山毛欅沢山---11:35JP昼飯12:30---14:42駐車地
山毛欅沢山とはなんともいい響きの山だがガイドブックにはほとんど紹介されていない山。もちろん夏道は無い。ただ残雪期なら快適な尾根歩きとそこに広がるブナの林が何とも良かったので今年もやってくることにした。ただ昨年は3月でありひと月ずれている。雪の状況はいかに。
すっかり暖かくなった南会津は道路に雪がまるでない。そして目的の山を見上げるが取り付きは藪で覆われている。
やっぱりもう遅いのか。ただ登れば上は雪であることが分かっているのでヤブコギ覚悟で取り付いてみる。 登ること1時間15分ほどで待望の雪が現れた。この先ずっとつながっているようなのでここでスノーシューを装着。ヤレヤレ。これで快適登山が始まる。
雪は程よく締まっており快調なのだが、体はあまり言うことを聞かずゆっくりペース。ただ時間はたっぷりあるので一歩一歩進むだけ。取り付きの急登を除けば終始緩やかな尾根豊富な雪、そしてそこに現れる大きな山毛欅の林にはやはり癒される。 そして登るにつれて視界が開けてくる。左手に真っ白な山が見えてくる。会津駒かと思ったがその手間にある三岩岳と大戸沢岳のようだ。ちょっとしか離れていないのになぜあのように白いのか。その奥にある会津駒は同様に真っ白なはずだがこの山からは見えず。 P1386を過ぎると山毛欅沢山も近くになりその山頂がはっきりと見えてくる。そして雪庇が張り出しているのも見える。やっぱりあそこのピークに立つわけには行かないなあといった感じ。CA1490のJPを過ぎてゆるやかな稜線を行けば山毛欅沢山だ。何もないピーク。標識は雪に埋まっているらしい。傍の木にも何の目印もない。ただGPSではそこが山毛欅沢山をさしているのがわかる。ここは雪庇が張り出しているのが見えていたのでそのてっぺんには怖くて立てずその脇に立ち一応登頂とした。
時刻は11時21分。ここではランチに適さないのでJPに戻ってランチ。今日は平日でもありもちろん誰もいないピークでゆっくりと食事だ。暖な日で風もなく快晴。とてもいい気分でランチを終える。そしてさあ帰ろうとスノーシューを装着しようとして問題が発生。片側の爪が折れてなくなっており、また爪そのものもスノーシューからはがれそうになっていることに気付く。これはそのままにして置いたらスノーシュー自体が分解してしまう。どうしようかと思ったが手持ちのタイバンドでこれ以上壊れないように縛ってみた。これで行けるのかなあ。とりあえず持ってほしいと思いつつ出発する。 この尾根は緩やかなので下りもスノーシューで快適に降りられる。でも壊れかけたスノーシューが心配で時々確認しながら降りていく。ただしばらくは大丈夫そう。そうなるとまたブナを愛でながらのんびり下ることが出来た。そしてついに雪が途切れるところまでやってきた。良かった。何とか持ちました。
この後は道のはっきりしない尾根芯をヤブコギしながら進むが最後の藪ではルートが分からなくなり強引に下降。何とか朝取り付いた場所に降り立つことが出来た。福島は雪が多いと思っていたがさすがにこの時期になると藪も出てくるようだ。道のある山以外ではスノーシュー歩きもだんだん難しくなりそうだ。 kasaya