【日 付】2023年10月22日(日)
【山 域】奥美濃 神又峰周辺
【天 候】晴れたり曇ったり
【メンバー】sato、山日和
【コース】神又谷出合7:35---8:30 Ca730mJP---11:20江美国境稜線---11:35神又峰13:10---15:55 Ca730mJP
---16:25駐車地
4年前に神又谷から神又峰、中ッ又谷を周回した。その神又谷と中ッ又谷を分けるのが神又峰の北のピークから
延びる長い尾根である。ずっと前からその緩やかで広い尾根の姿に惹かれていたが、日帰りで周回できるルートを
組み辛いことから機会を持てなかったのだ。
OSKのmasaさんの情報で、豊かなブナ林に包まれ、なおかつヤブも薄いということ知り、往復でもぜひ自分の目で
確かめたいという思いが強くなった。
神又谷の出合に駐車。本来ならここから尾根に取り付くところだが、別の情報では強烈なシャクナゲ地獄に阻ま
れるらしい。(biwacoさんも数年前に餌食になっている)
そこで林道を少し進んだところの植林帯から取り付くことにした。この尾根はすぐに自然林になるものの、強烈な
傾斜と若干のヤブで面白いとは言えないルートである。ただ仕事は速く、少しの我慢で目的の尾根に乗ることがで
きる。
神又谷出合からの尾根とのCa730mジャンクションピークから神又峰東尾根へ踏み出すと、いきなり期待通りの
ブナ林に思わず顔がほころぶ。しかしそれは長くは続かず、潅木のヤブがやや鬱陶しい区間に入った。
747mピークを過ぎたところから本当の極楽尾根が始まる。ここから1012m標高点の先まで、およそ2.5キロの間
ブナが途切れることはなかった。若いブナが多いが密度は非常に濃い。
神又谷の対岸には7月に下ってきた猫ヶ洞の北北東尾根が見えている。
雨が多い時期なら池ができると思われる水溜まりや、長く延びた二重山稜もあり、豊潤なブナの森を歩く歓びに別
の楽しみをプラスしてくれる。
背の低いササの中に明瞭な踏み跡が続く尾根は、ブナ林の健全な姿を見せてくれているのだろう。
まったく下生えのないブナ林はスッキリして美しいのだが、これが本来の姿に違いない。もっとも昔はもっと猛烈
なササに覆われていたのかもしれないが。
北側の中ッ又谷の方を見ると、長く尾を引いた尾根の先に三角錐のピークが見える。
左千方か、その手前のピークだろうか。
この尾根はとにかく緩やかだ。ジャンクションピークから江美国境稜線の神又峰北ピークまでの4キロ強の間に
稼ぐ標高は330mしかない。多少のアップダウンはあるものの、散歩気分で歩くことができる。
いろんなキノコを目にしたが、食べられるものか毒キノコなのかさっぱりわからない。
ナメコ以外は恐くてとても手を出せない。
尾根の上部では紅葉が進んでいるのではと期待していたが、まだ一週間ばかり早かったようだ。部分的に色付
いた木々が森に彩りを添えている。
ブナ林のまま江美国境稜線まで到達できれば素晴らしいのだが、それは高望みというものだろう。
稜線手前からは平凡な林相となり、まったく急登のないままいつの間にか江美国境稜線へ吸い込まれて行った。
ここからはまたブナ林となり、薄い踏み跡が神又峰へ続いている。
西側に目を向ければ妙理山から大黒山の尾根の奥には敦賀の西方ヶ岳を望むことができる。
大黒山の向こうに光っているのは敦賀湾だ。この山深い稜線から海を眺められるのも感慨深い。
4年振り5回目の神又峰。展望もない平凡な山頂だが、木の間越しに先の山並みを見ながら極上のランチタイム
を楽しんだ。
わずかに東側の展望が利くところから真っ白な山が見えた。能郷白山の奥に少しだけ頭を出した。
そこだけが白い山はまぎれもなく白山だ。積雪期なら見えてあたり前の風景だが、この季節に望む白い白山は格
別の味わいがある。
往路を戻る。完全な往復コースというのは自分的には珍しいのだが、今日はやむを得ない。
と言うより、あの素晴らしいブナの森をもう一度味わえる喜びは、一粒で二度美味しいというところだろうか。
東向きの尾根なので、行きも帰りも進行方向に日が当たって、ブナの森を美しさを際立たせている。
期待通りのブナ林の尾根を歩けた満足感を胸に、元来た道を急ぐこともなく歩いて行った。
山日和
【奥美濃】神又谷左岸尾根 悦楽のブナ林を歩く
フォーラムルール
新規トピックは文頭に以下のテンプレートをなるべく使ってください。
【 日 付 】
【 山 域 】
【メンバー】
【 天 候 】
【 ルート 】
※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
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【 天 候 】
【 ルート 】
※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
Re: 【奥美濃】神又谷左岸尾根 悦楽のブナ林を歩く
こんにちは、山日和管理官(^_-)
好天が続いてますね! オフ会日も秋晴れの模様です。ぜひ遅れないよう秘策を練っております。
なんとkasayaさんが遠路はるばる来られるようで、いよいよヤブオフも全国展開の発展ぶり? 次のオフ会は富士の裾野あたりでやりますか(^_-)
さて、神又谷。ちょっと苦くも懐かしい記憶が甦りました。無謀にも兎夢ちゃんのレポに洗脳されて、神又谷~中ッ又谷を周回しようと単身突入したのですが、途中の3m滝に阻まれて敢え無く撤退。それでも未練たらしく両谷のクビレから左岸尾根に登り返し、ラストはご指摘のように「シャクナゲ藪地獄」の餌食になってしまいました。
>林道を少し進んだところの植林帯から取り付くことにした。
ヘアピンの先っちょからでしょうか? それとも中ッ又谷右岸尾根の終点でしょうか?
>747mピークを過ぎたところから本当の極楽尾根が始まる。ここから1012m標高点の先まで、およそ2.5キロの間ブナが途切れることはなかった。若いブナが多いが密度は非常に濃い。
私は鞍部まででしたが、尾根には薄いながら踏み跡が続いており、ブナの若木を眺めながら・747からco660pへ東進しました。
>この尾根はとにかく緩やかだ。ジャンクションピークから江美国境稜線の神又峰北ピークまでの4キロ強の間に稼ぐ標高は330mしかない。多少のアップダウンはあるものの、散歩気分で歩くことができる。
co680のコルから県境稜線までもいつか行ってみたくなりました。
神又峰は残雪期にしか行けてませんが、大黒山や敦賀の海まで遠望できるんですね。白山まで拝めるなんて超エモ体験ですね(^O^)/
ブナ林のお代わり満腹の下山、食べ過ぎにご注意ください(^_-)
雪になるまでに中ッ又谷右岸尾根の先端まで辿ってみたくなりました。
~びわ爺
好天が続いてますね! オフ会日も秋晴れの模様です。ぜひ遅れないよう秘策を練っております。
なんとkasayaさんが遠路はるばる来られるようで、いよいよヤブオフも全国展開の発展ぶり? 次のオフ会は富士の裾野あたりでやりますか(^_-)
さて、神又谷。ちょっと苦くも懐かしい記憶が甦りました。無謀にも兎夢ちゃんのレポに洗脳されて、神又谷~中ッ又谷を周回しようと単身突入したのですが、途中の3m滝に阻まれて敢え無く撤退。それでも未練たらしく両谷のクビレから左岸尾根に登り返し、ラストはご指摘のように「シャクナゲ藪地獄」の餌食になってしまいました。
>林道を少し進んだところの植林帯から取り付くことにした。
ヘアピンの先っちょからでしょうか? それとも中ッ又谷右岸尾根の終点でしょうか?
>747mピークを過ぎたところから本当の極楽尾根が始まる。ここから1012m標高点の先まで、およそ2.5キロの間ブナが途切れることはなかった。若いブナが多いが密度は非常に濃い。
私は鞍部まででしたが、尾根には薄いながら踏み跡が続いており、ブナの若木を眺めながら・747からco660pへ東進しました。
>この尾根はとにかく緩やかだ。ジャンクションピークから江美国境稜線の神又峰北ピークまでの4キロ強の間に稼ぐ標高は330mしかない。多少のアップダウンはあるものの、散歩気分で歩くことができる。
co680のコルから県境稜線までもいつか行ってみたくなりました。
神又峰は残雪期にしか行けてませんが、大黒山や敦賀の海まで遠望できるんですね。白山まで拝めるなんて超エモ体験ですね(^O^)/
ブナ林のお代わり満腹の下山、食べ過ぎにご注意ください(^_-)
雪になるまでに中ッ又谷右岸尾根の先端まで辿ってみたくなりました。
~びわ爺
Re: 【奥美濃】神又谷左岸尾根 悦楽のブナ林を歩く
biwa爺さん、どうもです。
好天が続いてますね! オフ会日も秋晴れの模様です。ぜひ遅れないよう秘策を練っております。
どんな秘策ですか?
前夜からダイラで得意のビバークとか
なんとkasayaさんが遠路はるばる来られるようで、いよいよヤブオフも全国展開の発展ぶり? 次のオフ会は富士の裾野あたりでやりますか(^_-)
Kasayaさんの参加はうれしいですね。
次回は菰野富士です
さて、神又谷。ちょっと苦くも懐かしい記憶が甦りました。無謀にも兎夢ちゃんのレポに洗脳されて、神又谷~中ッ又谷を周回しようと単身突入したのですが、途中の3m滝に阻まれて敢え無く撤退。それでも未練たらしく両谷のクビレから左岸尾根に登り返し、ラストはご指摘のように「シャクナゲ藪地獄」の餌食になってしまいました。
そのレポ、久しぶりに見ました。あの鞍部から中ツ又谷側は恐ろしい急崖ですよね。
>林道を少し進んだところの植林帯から取り付くことにした。
ヘアピンの先っちょからでしょうか? それとも中ッ又谷右岸尾根の終点でしょうか?
ヘアピンの先っちょから乗ったらシャクナゲ地獄にぶち当たるのでは?
取付きは638m標高点の真西あたりです。植林が目印で、林道との段差はまったくナシです。
私は鞍部まででしたが、尾根には薄いながら踏み跡が続いており、ブナの若木を眺めながら・747からco660pへ東進しました。
P747mと東のCa730mピークあたりもいいブナ林ですよね。
co680のコルから県境稜線までもいつか行ってみたくなりました。
神又峰は残雪期にしか行けてませんが、大黒山や敦賀の海まで遠望できるんですね。白山まで拝めるなんて超エモ体験ですね(^O^)/
危険なところのない極楽尾根ですが、山深いのでご注意を。
江美国境稜線から海が見えるところは、角度的に少ないのではないでしょうか。
ブナ林のお代わり満腹の下山、食べ過ぎにご注意ください(^_-)
雪になるまでに中ッ又谷右岸尾根の先端まで辿ってみたくなりました。
尾根上は植林が続いていそうだったので、中ツ又谷出合からの方が楽に歩けるかもしれません。知らんけど。
山日和
好天が続いてますね! オフ会日も秋晴れの模様です。ぜひ遅れないよう秘策を練っております。
どんな秘策ですか?
前夜からダイラで得意のビバークとか
なんとkasayaさんが遠路はるばる来られるようで、いよいよヤブオフも全国展開の発展ぶり? 次のオフ会は富士の裾野あたりでやりますか(^_-)
Kasayaさんの参加はうれしいですね。
次回は菰野富士です
さて、神又谷。ちょっと苦くも懐かしい記憶が甦りました。無謀にも兎夢ちゃんのレポに洗脳されて、神又谷~中ッ又谷を周回しようと単身突入したのですが、途中の3m滝に阻まれて敢え無く撤退。それでも未練たらしく両谷のクビレから左岸尾根に登り返し、ラストはご指摘のように「シャクナゲ藪地獄」の餌食になってしまいました。
そのレポ、久しぶりに見ました。あの鞍部から中ツ又谷側は恐ろしい急崖ですよね。
>林道を少し進んだところの植林帯から取り付くことにした。
ヘアピンの先っちょからでしょうか? それとも中ッ又谷右岸尾根の終点でしょうか?
ヘアピンの先っちょから乗ったらシャクナゲ地獄にぶち当たるのでは?
取付きは638m標高点の真西あたりです。植林が目印で、林道との段差はまったくナシです。
私は鞍部まででしたが、尾根には薄いながら踏み跡が続いており、ブナの若木を眺めながら・747からco660pへ東進しました。
P747mと東のCa730mピークあたりもいいブナ林ですよね。
co680のコルから県境稜線までもいつか行ってみたくなりました。
神又峰は残雪期にしか行けてませんが、大黒山や敦賀の海まで遠望できるんですね。白山まで拝めるなんて超エモ体験ですね(^O^)/
危険なところのない極楽尾根ですが、山深いのでご注意を。
江美国境稜線から海が見えるところは、角度的に少ないのではないでしょうか。
ブナ林のお代わり満腹の下山、食べ過ぎにご注意ください(^_-)
雪になるまでに中ッ又谷右岸尾根の先端まで辿ってみたくなりました。
尾根上は植林が続いていそうだったので、中ツ又谷出合からの方が楽に歩けるかもしれません。知らんけど。
山日和
Re: 【奥美濃】神又谷左岸尾根 悦楽のブナ林を歩く
山日和さん、こんばんは。
ヤブオフをひかえてレスもしておきます
この尾根、数年前にわずかながら歩いた覚えが…確かにいいブナ林がありました。
尾根全面が素敵だったのですね.
オフ会、よろしくお願いします。
兔夢
ヤブオフをひかえてレスもしておきます
ほう、そうでしたか。それは知らんかった。OSKのmasaさんの情報で、豊かなブナ林に包まれ、なおかつヤブも薄いということ知り、往復でもぜひ自分の目で
確かめたいという思いが強くなった。
この尾根、数年前にわずかながら歩いた覚えが…確かにいいブナ林がありました。
尾根全面が素敵だったのですね.
直で下りましたが石楠花よりも急斜面の方が嫌でした。神又谷の出合に駐車。本来ならここから尾根に取り付くところだが、別の情報では強烈なシャクナゲ地獄に阻ま
れるらしい。(biwacoさんも数年前に餌食になっている)
ふむふむ、いい感じですね。沢と絡められないかなあ。747mピークを過ぎたところから本当の極楽尾根が始まる。ここから1012m標高点の先まで、およそ2.5キロの間
ブナが途切れることはなかった。若いブナが多いが密度は非常に濃い。
そういえば、数年前に大樽尾の三角点踏査に行きましたが、あちらの尾根は激ヤブでした。北側の中ッ又谷の方を見ると、長く尾を引いた尾根の先に三角錐のピークが見える。
左千方か、その手前のピークだろうか。
キノコ目的でがおろさん達と行ったのですがその時はあまりなかったような…いろんなキノコを目にしたが、食べられるものか毒キノコなのかさっぱりわからない。
ナメコ以外は恐くてとても手を出せない。
夜叉ヶ池周辺もまだちょっと早い感じでした。今週から来週がいい感じですかね。尾根の上部では紅葉が進んでいるのではと期待していたが、まだ一週間ばかり早かったようだ
三国岳が3年ぶり5回目でした。神又峰はまだ行ったことがないので行ってみたいです。秋がいいですね。4年振り5回目の神又峰。展望もない平凡な山頂だが、木の間越しに先の山並みを見ながら極上のランチタイム
を楽しんだ。
三国岳からは白山と御嶽が見えました。いずれも冠雪してました(当たり前か)そこだけが白い山はまぎれもなく白山だ。積雪期なら見えてあたり前の風景だが、この季節に望む白い白山は格
別の味わいがある。
神又谷か中ツ又谷を遡行して帰りに尾根を帰ろうかなあ。期待通りのブナ林の尾根を歩けた満足感を胸に、元来た道を急ぐこともなく歩いて行った。
オフ会、よろしくお願いします。
兔夢
Re: 【奥美濃】神又谷左岸尾根 悦楽のブナ林を歩く
兔夢ちゃん、どうもです。
ヤブオフをひかえてレスもしておきます
ますます露骨になってきましたね。
ほう、そうでしたか。それは知らんかった。
この尾根、数年前にわずかながら歩いた覚えが…確かにいいブナ林がありました。
尾根全面が素敵だったのですね.
ガオロさん達と行った時ですかね。下の方だけ歩いたんだったかな?
直で下りましたが石楠花よりも急斜面の方が嫌でした。
兎夢ちゃんにとってはヤブのうちに入らんか
>747mピークを過ぎたところから本当の極楽尾根が始まる。ここから1012m標高点の先まで、およそ2.5キロの間
ブナが途切れることはなかった。若いブナが多いが密度は非常に濃い。
ふむふむ、いい感じですね。沢と絡められないかなあ。
当初は神又谷を途中まで歩いてから尾根に取り付くつもりでした。
>北側の中ッ又谷の方を見ると、長く尾を引いた尾根の先に三角錐のピークが見える。
左千方か、その手前のピークだろうか。
そういえば、数年前に大樽尾の三角点踏査に行きましたが、あちらの尾根は激ヤブでした。
そうなの? こっちと同じようなブナ林が続いているのかと思ってたけど。
>尾根の上部では紅葉が進んでいるのではと期待していたが、まだ一週間ばかり早かったようだ
夜叉ヶ池周辺もまだちょっと早い感じでした。今週から来週がいい感じですかね。
1000m近辺だと10月中はまだ早いですよね。
三国岳が3年ぶり5回目でした。神又峰はまだ行ったことがないので行ってみたいです。秋がいいですね。
神又峰が未踏とは意外でした。そう言えば神又谷~中ッ又谷の周回した時はピーク踏んでませんでしたね。
三国岳からは白山と御嶽が見えました。いずれも冠雪してました(当たり前か)
あたりまえですね。
神又谷か中ツ又谷を遡行して帰りに尾根を帰ろうかなあ。
オフ会、よろしくお願いします。
兔夢ちゃんなら楽勝でしょう。
山日和
ヤブオフをひかえてレスもしておきます
ますます露骨になってきましたね。
ほう、そうでしたか。それは知らんかった。
この尾根、数年前にわずかながら歩いた覚えが…確かにいいブナ林がありました。
尾根全面が素敵だったのですね.
ガオロさん達と行った時ですかね。下の方だけ歩いたんだったかな?
直で下りましたが石楠花よりも急斜面の方が嫌でした。
兎夢ちゃんにとってはヤブのうちに入らんか
>747mピークを過ぎたところから本当の極楽尾根が始まる。ここから1012m標高点の先まで、およそ2.5キロの間
ブナが途切れることはなかった。若いブナが多いが密度は非常に濃い。
ふむふむ、いい感じですね。沢と絡められないかなあ。
当初は神又谷を途中まで歩いてから尾根に取り付くつもりでした。
>北側の中ッ又谷の方を見ると、長く尾を引いた尾根の先に三角錐のピークが見える。
左千方か、その手前のピークだろうか。
そういえば、数年前に大樽尾の三角点踏査に行きましたが、あちらの尾根は激ヤブでした。
そうなの? こっちと同じようなブナ林が続いているのかと思ってたけど。
>尾根の上部では紅葉が進んでいるのではと期待していたが、まだ一週間ばかり早かったようだ
夜叉ヶ池周辺もまだちょっと早い感じでした。今週から来週がいい感じですかね。
1000m近辺だと10月中はまだ早いですよね。
三国岳が3年ぶり5回目でした。神又峰はまだ行ったことがないので行ってみたいです。秋がいいですね。
神又峰が未踏とは意外でした。そう言えば神又谷~中ッ又谷の周回した時はピーク踏んでませんでしたね。
三国岳からは白山と御嶽が見えました。いずれも冠雪してました(当たり前か)
あたりまえですね。
神又谷か中ツ又谷を遡行して帰りに尾根を帰ろうかなあ。
オフ会、よろしくお願いします。
兔夢ちゃんなら楽勝でしょう。
山日和
Re: 【奥美濃】神又谷左岸尾根 悦楽のブナ林を歩く
山日和さま
こんばんは。
山日和さん、オフ会でお会いした皆さま、昨日はありがとうございました。
この秋も、皆さまとかけがえのない輝く時間を共有することが出来てうれしかったです。
この場をお借りして感謝申し上げます。
整理整頓が苦手な私。頭の中も身の回りもなかなか整理がつかず、感想が今日に至ってしまいすみません。
緩やかに伸びる中ツ又谷の両岸尾根は、ずっと気になっていた尾根でした。
無積雪期は、しつこいヤブかなと思いましたので、残雪時、神岳ダムあたりまで車で入れるようになったら周回したいな、
と思っていました。でも、タイミングを逃したり、気が付くと融雪が進んでいたり・・・。「いつか」のままになっていました。
7月に、神又谷の支流三ツ谷を遡り、猫ケ洞北のピークから北西~北東尾根を下った時、
歩きやすい健やかなブナ林が続いて(トチの巨木が佇む素晴らしい緩やかな谷の源頭にも出会えましたね)
対岸の尾根も同じような感じかなと思いました。雪の季節にこだわらなくてもいいのだと思いました。
びわ湖さんが神又谷を途中まで遡り左岸尾根を下られたことを知り、神又谷左岸尾根への思いはより増しました。
上の方は色づいてきたかな、と思っていた時、企画してくださりうれしかったです。
神又谷出合から尾根に取りつくとシャクナゲのヤブにつかまるという情報をご存じのおかげで、
スムーズに730mピークに立つことが出来ました。
最初こそ植林でしたが、ピークから先は、ほとんどブナの森が続いていきましたね。
広くて緩やかな尾根は、窪地や池との出会いも楽しみです。
池や窪地のありそうな地形に惹かれます。そして、池に出会った時のよろこび。
地形図で広くなったところにちょこっと浅い谷が入った地形を見つけると、池があるかな?とドキドキします。
水を湛えた池には出会えませんでしたが、素敵な窪地、春なら池になっていただろうなぁ、と思われる地、
いくつものヌタ場に出会えましたね。ヌタ場も面白くて見入ってしまいます。
水が干上がらないように、シカさんが掘っている形跡があったり。大、中,小と並んでいるヌタ場を見ると、
月夜の晩に、親子のシカがゴロゴロ寝転んでいる姿が浮かんでしまいます。
緩やかな登りでしたが、稜線に近づくにつれ木々も色づき始めていて、こころがときめきました。
稜線から敦賀湾が見えた時は、不思議な感じがしましたが、大黒山、妙理山より高いから見えるのですね。
随分と山深いところから望む海は、そうですね、感慨深いものがあります。
真っ白なお姿となった白山を目が捉えた時は、「あっ」と呟いたまま、暫しの間動けなくなってしまいました。
かなたで白く白く輝く白山は、まさにシラヤマヒメさまでした。
色づいた木々で飾られた神又峰の山頂も深く感じ入るものがありました。
やわらかな落ち葉を踏みしめた足裏から「かんのまたみね」という響きがやさしく伝わってきました。
お山が私たちを包みこんでいるような感じがしました。
木立の間に腰を下ろし、木々の間から眺める湖北の山並みも味わい深かったです。
風景との出会いは一期一会。帰りでは、登りでは気づかなかった、見ることが出来なかった、輝きに出会えました。
神又峰の「悦楽のブナ林」に出会えたゆたかな山旅でした。ありがとうございました。
sato
こんばんは。
山日和さん、オフ会でお会いした皆さま、昨日はありがとうございました。
この秋も、皆さまとかけがえのない輝く時間を共有することが出来てうれしかったです。
この場をお借りして感謝申し上げます。
整理整頓が苦手な私。頭の中も身の回りもなかなか整理がつかず、感想が今日に至ってしまいすみません。
緩やかに伸びる中ツ又谷の両岸尾根は、ずっと気になっていた尾根でした。
無積雪期は、しつこいヤブかなと思いましたので、残雪時、神岳ダムあたりまで車で入れるようになったら周回したいな、
と思っていました。でも、タイミングを逃したり、気が付くと融雪が進んでいたり・・・。「いつか」のままになっていました。
7月に、神又谷の支流三ツ谷を遡り、猫ケ洞北のピークから北西~北東尾根を下った時、
歩きやすい健やかなブナ林が続いて(トチの巨木が佇む素晴らしい緩やかな谷の源頭にも出会えましたね)
対岸の尾根も同じような感じかなと思いました。雪の季節にこだわらなくてもいいのだと思いました。
びわ湖さんが神又谷を途中まで遡り左岸尾根を下られたことを知り、神又谷左岸尾根への思いはより増しました。
上の方は色づいてきたかな、と思っていた時、企画してくださりうれしかったです。
神又谷出合から尾根に取りつくとシャクナゲのヤブにつかまるという情報をご存じのおかげで、
スムーズに730mピークに立つことが出来ました。
最初こそ植林でしたが、ピークから先は、ほとんどブナの森が続いていきましたね。
広くて緩やかな尾根は、窪地や池との出会いも楽しみです。
池や窪地のありそうな地形に惹かれます。そして、池に出会った時のよろこび。
地形図で広くなったところにちょこっと浅い谷が入った地形を見つけると、池があるかな?とドキドキします。
水を湛えた池には出会えませんでしたが、素敵な窪地、春なら池になっていただろうなぁ、と思われる地、
いくつものヌタ場に出会えましたね。ヌタ場も面白くて見入ってしまいます。
水が干上がらないように、シカさんが掘っている形跡があったり。大、中,小と並んでいるヌタ場を見ると、
月夜の晩に、親子のシカがゴロゴロ寝転んでいる姿が浮かんでしまいます。
緩やかな登りでしたが、稜線に近づくにつれ木々も色づき始めていて、こころがときめきました。
稜線から敦賀湾が見えた時は、不思議な感じがしましたが、大黒山、妙理山より高いから見えるのですね。
随分と山深いところから望む海は、そうですね、感慨深いものがあります。
真っ白なお姿となった白山を目が捉えた時は、「あっ」と呟いたまま、暫しの間動けなくなってしまいました。
かなたで白く白く輝く白山は、まさにシラヤマヒメさまでした。
色づいた木々で飾られた神又峰の山頂も深く感じ入るものがありました。
やわらかな落ち葉を踏みしめた足裏から「かんのまたみね」という響きがやさしく伝わってきました。
お山が私たちを包みこんでいるような感じがしました。
木立の間に腰を下ろし、木々の間から眺める湖北の山並みも味わい深かったです。
風景との出会いは一期一会。帰りでは、登りでは気づかなかった、見ることが出来なかった、輝きに出会えました。
神又峰の「悦楽のブナ林」に出会えたゆたかな山旅でした。ありがとうございました。
sato
Re: 【奥美濃】神又谷左岸尾根 悦楽のブナ林を歩く
satoさん、どうもです。
緩やかに伸びる中ツ又谷の両岸尾根は、ずっと気になっていた尾根でした。
無積雪期は、しつこいヤブかなと思いましたので、残雪時、神岳ダムあたりまで車で入れるようになったら周回したいな、
と思っていました。でも、タイミングを逃したり、気が付くと融雪が進んでいたり・・・。「いつか」のままになっていました。
周回するとかなり長いルートだけど、どちらもゆったりとした実にいい感じの姿をしてますね。
7月に、神又谷の支流三ツ谷を遡り、猫ケ洞北のピークから北西~北東尾根を下った時、
歩きやすい健やかなブナ林が続いて(トチの巨木が佇む素晴らしい緩やかな谷の源頭にも出会えましたね)
対岸の尾根も同じような感じかなと思いました。雪の季節にこだわらなくてもいいのだと思いました。
あの尾根はよかったですね。あの時に続いて、今回もmasaさんのおかげでした。
神又谷出合から尾根に取りつくとシャクナゲのヤブにつかまるという情報をご存じのおかげで、
スムーズに730mピークに立つことが出来ました。
これはblack・reiコンビのおかげです。
広くて緩やかな尾根は、窪地や池との出会いも楽しみです。
池や窪地のありそうな地形に惹かれます。そして、池に出会った時のよろこび。
地形図で広くなったところにちょこっと浅い谷が入った地形を見つけると、池があるかな?とドキドキします。
長い二重山稜の間の窪地にちゃんとした池があったらステキですよね。
徳山の塚から若丸山への尾根を思い出します。
水が干上がらないように、シカさんが掘っている形跡があったり。大、中,小と並んでいるヌタ場を見ると、月夜の晩に、親子のシカがゴロゴロ寝転んでいる姿が浮かんでしまいます。
こういう想像はsatoさんならではですね。個人?用のお風呂が並んでると喜んでましたね。
稜線から敦賀湾が見えた時は、不思議な感じがしましたが、大黒山、妙理山より高いから見えるのですね。
随分と山深いところから望む海は、そうですね、感慨深いものがあります。
湖北の山から水面が見えるといつも「琵琶湖?」と思ってしまうのですが、敦賀湾が近いという意識が飛んでしまってるんですね。
真っ白なお姿となった白山を目が捉えた時は、「あっ」と呟いたまま、暫しの間動けなくなってしまいました。
かなたで白く白く輝く白山は、まさにシラヤマヒメさまでした。
白山媛命ですね。前日までの雨は、白山では雪だったのでしょう。
色づいた木々で飾られた神又峰の山頂も深く感じ入るものがありました。
やわらかな落ち葉を踏みしめた足裏から「かんのまたみね」という響きがやさしく伝わってきました。
お山が私たちを包みこんでいるような感じがしました。
木立の間に腰を下ろし、木々の間から眺める湖北の山並みも味わい深かったです。
胸のすくような展望もいいけど、あんな奥ゆかしい眺めもまた一興ですね。
積雪期2回、無雪期は3回目の山頂でしたが、いい山です。
風景との出会いは一期一会。帰りでは、登りでは気づかなかった、見ることが出来なかった、輝きに出会えました。
神又峰の「悦楽のブナ林」に出会えたゆたかな山旅でした。ありがとうございました。
可能な限り周回コースを考えるんだけど、往復もまた良しですね。
晴れてれば光線が逆になって違う風景を楽しめます。
山日和
緩やかに伸びる中ツ又谷の両岸尾根は、ずっと気になっていた尾根でした。
無積雪期は、しつこいヤブかなと思いましたので、残雪時、神岳ダムあたりまで車で入れるようになったら周回したいな、
と思っていました。でも、タイミングを逃したり、気が付くと融雪が進んでいたり・・・。「いつか」のままになっていました。
周回するとかなり長いルートだけど、どちらもゆったりとした実にいい感じの姿をしてますね。
7月に、神又谷の支流三ツ谷を遡り、猫ケ洞北のピークから北西~北東尾根を下った時、
歩きやすい健やかなブナ林が続いて(トチの巨木が佇む素晴らしい緩やかな谷の源頭にも出会えましたね)
対岸の尾根も同じような感じかなと思いました。雪の季節にこだわらなくてもいいのだと思いました。
あの尾根はよかったですね。あの時に続いて、今回もmasaさんのおかげでした。
神又谷出合から尾根に取りつくとシャクナゲのヤブにつかまるという情報をご存じのおかげで、
スムーズに730mピークに立つことが出来ました。
これはblack・reiコンビのおかげです。
広くて緩やかな尾根は、窪地や池との出会いも楽しみです。
池や窪地のありそうな地形に惹かれます。そして、池に出会った時のよろこび。
地形図で広くなったところにちょこっと浅い谷が入った地形を見つけると、池があるかな?とドキドキします。
長い二重山稜の間の窪地にちゃんとした池があったらステキですよね。
徳山の塚から若丸山への尾根を思い出します。
水が干上がらないように、シカさんが掘っている形跡があったり。大、中,小と並んでいるヌタ場を見ると、月夜の晩に、親子のシカがゴロゴロ寝転んでいる姿が浮かんでしまいます。
こういう想像はsatoさんならではですね。個人?用のお風呂が並んでると喜んでましたね。
稜線から敦賀湾が見えた時は、不思議な感じがしましたが、大黒山、妙理山より高いから見えるのですね。
随分と山深いところから望む海は、そうですね、感慨深いものがあります。
湖北の山から水面が見えるといつも「琵琶湖?」と思ってしまうのですが、敦賀湾が近いという意識が飛んでしまってるんですね。
真っ白なお姿となった白山を目が捉えた時は、「あっ」と呟いたまま、暫しの間動けなくなってしまいました。
かなたで白く白く輝く白山は、まさにシラヤマヒメさまでした。
白山媛命ですね。前日までの雨は、白山では雪だったのでしょう。
色づいた木々で飾られた神又峰の山頂も深く感じ入るものがありました。
やわらかな落ち葉を踏みしめた足裏から「かんのまたみね」という響きがやさしく伝わってきました。
お山が私たちを包みこんでいるような感じがしました。
木立の間に腰を下ろし、木々の間から眺める湖北の山並みも味わい深かったです。
胸のすくような展望もいいけど、あんな奥ゆかしい眺めもまた一興ですね。
積雪期2回、無雪期は3回目の山頂でしたが、いい山です。
風景との出会いは一期一会。帰りでは、登りでは気づかなかった、見ることが出来なかった、輝きに出会えました。
神又峰の「悦楽のブナ林」に出会えたゆたかな山旅でした。ありがとうございました。
可能な限り周回コースを考えるんだけど、往復もまた良しですね。
晴れてれば光線が逆になって違う風景を楽しめます。
山日和