【野坂山地】 山笑う越前の里山の物語を聞きながら 中山、岩籠山

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sato
記事: 417
登録日時: 2019年2月13日(水) 12:55

【野坂山地】 山笑う越前の里山の物語を聞きながら 中山、岩籠山

投稿記事 by sato »

【日 付】 2023年4月28日
【山 域】 野坂山地
【天 候】 晴れ
【コース】 岩籠山登山口駐車場~駄口~・380~・705北東尾根~・705~
      △786.8中山~△739.7~・677~インディアン平原~P


アセビ、ツバキ、ユズリハ・・・常緑樹の深緑色の葉っぱを払いのけ進んでいくと、萌黄色にぽわんと光る広場が目に飛び込んだ。
わぁ、と、ちいさく声を上げる。そして、その数十秒後、泥濘にはまりそうになりながら、
まっすぐに降り注ぐ初夏の粒子を含んだ朝の光で、黒茶色に煌めく沼池の縁の、ふわりとした草地にわたしは立っていた。

昨年の冬の始まり、気になりつつもそのままになっていた、駄口集落裏山の尾根と谷が織りなす不思議な地形を覗くことが出来た。
・705の北から生まれた流れは、水を集め、谷幅を広げ、ゆるやかに流れ落ち、あともう少しで五位川というところで、
くるりと向きを変え駄口の集落の方へと向かっている。
五位川と駄口の裏山からの水が集まった谷に囲まれた・380は、まあるい島のよう。どんな流れなのだろう。
どんな風景が広がっているのだろう。地図を眺める度に物語を感じていた。

古来、畿内と越前を結ぶ幹道で、かつて七里半街道と呼ばれた海津と疋田間の街道の荷継場としてにぎわった、
今はしんと静まり返っている駄口の集落から谷に入ると、灌木の生い茂った広い岸辺には、田んぼの面影が見られた。
石積みや水路も、ところどころで残っていた。生きるために、何世代にも渡り築き上げていったのだろう。
見事な田んぼの跡が続いていった。田んぼに気を取られ、どこを歩いているのか分らなくなってしまったほどだった。

遡っていく流れに右から流れが合わさるのを確認し、西から南へと向かっているのが分かった。
そして、ふたつめの流れ、・705の北を源とする谷の音を聞いた先の平坦地で、夢のような光景に出会った。
今、わたしが立つ、沼が広がる湿原地だ。ここも大きな田んぼだったことがうかがわれた。
時代を経て、村びとが手放した田んぼは、お山へと還っていき、冬の太陽の光に照らされ穏やかに輝く別天地となっていた。
息を呑み、飴色に光る湿原を眺めながら、今度は、萌え出づる春の情景に出会いたいと思ったのだった。

緑色を表す言葉は、どのくらいあるのだろう。
濃淡あらゆる緑色で彩られたお山に囲まれた湿原地は、まさに緑の楽園。
うっとり夢見心地になる。と、同時に、しんみりとした気持ちに襲われた。
気が付けば、やわらかな光の中の煌めく陰に、目が吸い込まれていた。
溢れる緑には、田んぼが広がっていたころの調和のとれた風景が、
透き通った水面には、村人が流した汗、涙のひとしずくが、静かに穏やかに映っていた。

・380の山裾には炭焼き窯の跡が見られた。ここから木立の間を縫いながら山頂へと登っていく。
若草色に覆われた山頂には、ひょっとしたら祠があるかもと思ったが、清冽な空気が漂うばかりだった。
緑の海でカケスが遊んでいる。ぱぁっと飛び去った時、青い羽根が鮮烈な光を放った。
しあわせの青い鳥かぁ。しばらくの間、褐色のカケスのうつくしい青い羽根が、頭の中を渦巻き離れなかった。

湿原に戻ってからは、東へと谷を下り、・385の尾根を登ろうと思っていた。
標高500~550mの地形が気になっていたのだ。でも、植林地帯に入り、この細い尾根は放置植林とヤブかな、
イバラが多いかも、と、ぐずぐずした気持ちが湧き上がり、・705から延びる尾根に取りついていた。
80mほど登ると昨冬登った尾根と合わさった。

植林を抜けると、ユズリハが主体の灌木が行く手を遮り始めた。
駄口の集落では、大正から昭和10年ごろまで全戸が炭焼きに従事していたという。
この尾根も歩かれていたはずだが、杣道の痕跡はもはやない。えい、とかき分けても、跳ね返され越せない箇所も。
今回は、ひとりだからか。わたしが、春の勢いに負けているからか。春の木々はエネルギーに満ち溢れている。
昨冬も枝をかき分け進んでいったが、今日ほど鬱陶しいとは思わなかった。

払っても払っても次々とズボンに引っ付いてくるダニが、鬱陶しさに輪をかける。
ブナが出てきたと思ったら、幹には古いけれどたくさんのクマの爪痕が。あたりを見渡せないので落ち着かなさも加わる。
木立の向こうに、新緑のブナが立ち並ぶやわらかな谷の源頭が見えた時、ほっと胸をなでおろした。

・705から北上する前に、△786.8中山に向かう。
目的地は、山頂北西の地図には現れていないちいさな二重山稜地形。
昨秋、滝ヶ谷を遡った時の下りで出会った、おおきなブナの木々が佇む窪地だ。
記憶に刻まれている、枝をのびやかに広げたブナの木の下に立つ。
ひと息ついて、春のよろこびを映したちいさな池をめがけて、ぱたぱたと駆け下りていく。
今日もまた、お山の秘密の表情に出会えたよろこびに包まれる。

帰りは、思い出の滝ケ谷右俣の源頭の風景を楽しみながら。尾根を乗越してトラバースしながら左俣の源頭も覗いていく。
お昼ご飯は、・705北の鞍部、不思議な流れの始まりの地で。おおきなブナの木が佇み、傍らには土に埋もれた炭焼き窯跡。
なんて、妙なる風景なのだろう。山と山に生きたひとが描いたブナの森は、こころの琴線にじんわりと触れてくる。

ブナの森と谷の源頭が織りなすうつくしい風景は、この先も展開していった。
・677先からは登山道になるが、ここからも素晴らしい。
すっくと立ち並ぶブナの森を抜けた先の、口無谷右俣の風格のあるブナが並ぶ源頭の佇まいは、
足を踏み入れる度に胸が震えている。あぁ、素敵。今日も、道を外れ、ふらふらと彷徨っていた。
s-DSC_0126.jpg
ブナの森が終わっても、よろこびは続いた。灌木の中の急坂の脇には濃いピンク色のイワカガミが咲いていた。
鮮やかな黄色のオオバキスミレも。今日、初めて出会う花々にこころときめく。
そして、インディアン平原。やっぱりここも、何度訪れても、わぁ、と感激してしまう。
集落の裏山に、こんなにもわくわくする場所があるなんて。

多くの人が腰かけ、わたしも何度か腰かけた岩に腰かけ、たおやかな山並みをぼんやりと眺める。
「いい景色だな」「いい景色だな」
誰かの声が、いつかのわたしの声が、どこかから吹いてきた風に乗ってきて、耳をくすぐる。
ほんとうにいい景色・・・。眺めているうちに、なんだか切なくなってきた。
あれこれ思いに耽る前に、よし、と立ち上がる。
岩籠山の山頂は、少し前に小河口から訪れた。今日は、ここまで。帰路に就こう。

下り道も飽きることが無かった。
標高550mあたりの痩せ尾根からは、深々と眺望に見入っていて、東に曲がった先のムラサキヤシオに飾られた岩場では、
わぁっ、とこころ躍らせていた。アカガシとマツの林にも、味があるなぁ、と思わず呟いていたり。
そして、歩きながら、この道を整備された篠原さんのご尽力、岩籠山への愛を、ひしひしと感じていた。
篠原さんは気さくな方だ。山の行き帰りのわたしにも気付くと、建物から出てきて何度か話しかけてきてくださった。
今日は、お会い出来るだろうか。
お会い出来たら、今日も素敵な風景に出会えましたと報告し、田んぼのことをお聞きしようと思った。

駐車地に着くと、建物には人の気配がなかった。

また、来よう。
ちいさな山のおおきくて深い世界。光と陰、よろこびとせつなさを感じながら、
わたしのちいさな里山旅はこれからも続いていく。

sato
DSC_0140_1.JPG
tsubo
記事: 177
登録日時: 2023年3月07日(火) 13:27
お住まい: 和歌山県

Re: 【野坂山地】 山笑う越前の里山の物語を聞きながら 中山、岩籠山

投稿記事 by tsubo »

satoさん、こんばんは。

地図が添付されていると思わないで、地理院地図でどこだろうと岩籠山のあたりを探したら、本当に丸い形の380がありました。
里山を歩いていると、よく田んぼ跡に出会いますね。
私が住んでいる集落の山の中にも立派な石積みがあります。
こんなところに田んぼを作った人の苦労は計り知れないものだと思います。
せっかく苦労して田んぼにしたのに、また山に戻ってしまっている姿、切ないものを感じます。

今の季節は本当に様々な緑色にあふれていますね。
濃い緑、淡い黄緑。その中間にもいくつもの緑があって、見飽きないです。

私は木の名前も鳥の名前も疎いです。
カケス、どんな鳥だろうと思い調べました。
飛んでいる写真の羽の中の青色。インパクトがありますね。

これからの季節、やぶ漕ぎにはダニが付き物ですね。
やぶ漕ぎでなくてもダニが付きやすい季節、私も先日うちのほうで3か所もダニが食いついていました。
冬眠から目覚めた熊にも会いたくないし。

今日もまた、お山の秘密の表情に出会えたよろこびに包まれる。

いかにもsatoさんらしいですね。

花が少ない山で出会う花。
花がいっぱいの山で出会う花とはちょっと違った気持ちになります。
先日登った山も足元の花は少なかったです。そんな時に出会う花には愛しさを感じます。ありがたいなと思います。

岩籠山、登ったことはありませんが、インディアン平原の写真を見て、登ってみたいなあと思っていました。
誰にも会わない里山から人気の山に出るんですね。
と言うか、人気の山でもちょっと外れると静かな誰にも会わない静寂な世界が広がっていますね。

整備してくれている人がいる山、愛されている山なんだなあと思えますね。
そして歩く人にとってはありがたいですね。

また今度私もsatoさんの里山旅にお付き合いさせてくださいね。

tsubo
バーチャリ
記事: 547
登録日時: 2011年3月12日(土) 20:58

Re: 【野坂山地】 山笑う越前の里山の物語を聞きながら 中山、岩籠山

投稿記事 by バーチャリ »

sato さん こんばんは

【日 付】 2023年4月28日
【山 域】 野坂山地
【天 候】 晴れ
【コース】 岩籠山登山口駐車場~駄口~・380~・705北東尾根~・705~
      △786.8中山~△739.7~・677~インディアン平原~P


駄口 ーインディアン平原はスノー衆で案内してもらいましたが。
新緑のインディアン平原もいいでしょうね。


五位川と駄口の裏山からの水が集まった谷に囲まれた・380は、まあるい島のよう。どんな流れなのだろう。
どんな風景が広がっているのだろう。地図を眺める度に物語を感じていた。

380Mはジオグラフィーで見ると島見たいに見えますね。

古来、畿内と越前を結ぶ幹道で、かつて七里半街道と呼ばれた海津と疋田間の街道の荷継場としてにぎわった、
今はしんと静まり返っている駄口の集落から谷に入ると、灌木の生い茂った広い岸辺には、田んぼの面影が見られた。
石積みや水路も、ところどころで残っていた。生きるために、何世代にも渡り築き上げていったのだろう。
見事な田んぼの跡が続いていった。田んぼに気を取られ、どこを歩いているのか分らなくなってしまったほどだった。


昨日、霊仙に行きましたが今畑の廃村も
昔の営みを感じる登山口でした。


緑色を表す言葉は、どのくらいあるのだろう。
濃淡あらゆる緑色で彩られたお山に囲まれた湿原地は、まさに緑の楽園。
うっとり夢見心地になる。と、同時に、しんみりとした気持ちに襲われた。
気が付けば、やわらかな光の中の煌めく陰に、目が吸い込まれていた。
溢れる緑には、田んぼが広がっていたころの調和のとれた風景が、
透き通った水面には、村人が流した汗、涙のひとしずくが、静かに穏やかに映っていた。


sato さんはロマンチストですね。
私はどんな花が咲くだろうと思ってしまいますが。


緑の海でカケスが遊んでいる。ぱぁっと飛び去った時、青い羽根が鮮烈な光を放った。
しあわせの青い鳥かぁ。しばらくの間、褐色のカケスのうつくしい青い羽根が、頭の中を渦巻き離れなかった。


カケスは奇麗な羽根ですよね。
鳴き声がうるさいですが。


払っても払っても次々とズボンに引っ付いてくるダニが、鬱陶しさに輪をかける。


ダニですか危ないですよ。
私はダニに噛まれ取れなくて病院で抜いてもらいましたが。


ブナが出てきたと思ったら、幹には古いけれどたくさんのクマの爪痕が。あたりを見渡せないので落ち着かなさも加わる。
木立の向こうに、新緑のブナが立ち並ぶやわらかな谷の源頭が見えた時、ほっと胸をなでおろした。

平日で単独で熊のいそうな山はやめましょう('_')

705から北上する前に、△786.8中山に向かう。
目的地は、山頂北西の地図には現れていないちいさな二重山稜地形。


中山と言われていたので、劔を眺める中山だと思っていました。

ひと息ついて、春のよろこびを映したちいさな池をめがけて、ぱたぱたと駆け下りていく。
今日もまた、お山の秘密の表情に出会えたよろこびに包まれる。


そうそう寒風のデートの時にばたばたと駆ける下る姿を見て、
全然私達と姿が違うなと思いました。

帰りは、思い出の滝ケ谷右俣の源頭の風景を楽しみながら。尾根を乗越してトラバースしながら左俣の源頭も覗いていく。
お昼ご飯は、・705北の鞍部、不思議な流れの始まりの地で。おおきなブナの木が佇み、傍らには土に埋もれた炭焼き窯跡。
なんて、妙なる風景なのだろう。山と山に生きたひとが描いたブナの森は、こころの琴線にじんわりと触れてくる。



そうそう大御影山のブナの林と大谷山のブナ林は対照的でした。
大谷山のブナ林の光景は忘れる事が出来ません。


ブナの森が終わっても、よろこびは続いた。灌木の中の急坂の脇には濃いピンク色のイワカガミが咲いていた。
鮮やかな黄色のオオバキスミレも。今日、初めて出会う花々にこころときめく。


可愛いお花に癒されますね。


そして、インディアン平原。やっぱりここも、何度訪れても、わぁ、と感激してしまう。
集落の裏山に、こんなにもわくわくする場所があるなんて


無雪期のインディアン平原は知りませんが。
巨石がどん雰囲気を作りだすのでしょうか?

多くの人が腰かけ、わたしも何度か腰かけた岩に腰かけ、たおやかな山並みをぼんやりと眺める。
「いい景色だな」「いい景色だな」
誰かの声が、いつかのわたしの声が、どこかから吹いてきた風に乗ってきて、耳をくすぐる。
ほんとうにいい景色・・・。眺めているうちに、なんだか切なくなってきた。


近くだと行って見て同じ景色を眺めてみたいですが。



また、来よう。
ちいさな山のおおきくて深い世界。光と陰、よろこびとせつなさを感じながら、
わたしのちいさな里山旅はこれからも続いていく。


里山も新しい出会いが有りますよね。

お疲れ様でした。

   バーチャリ
sato
記事: 417
登録日時: 2019年2月13日(水) 12:55

Re: 【野坂山地】 山笑う越前の里山の物語を聞きながら 中山、岩籠山

投稿記事 by sato »

tsuboさま

こんばんは。
今日は風が強かったですが、空気が澄み渡り、うみの向こうの鈴鹿の山並みが青く輝いていて、
仕事で堅田に向かう車の運転中、思わず見入ってしまいました。

コメントありがとうございます。
私は、地形や景色をうまく説明できないので、地形図をご覧になっていただく方がイメージ出来ますね。
水の流れって不思議で面白いです。地図で川や谷が作る地形を見ていると、わくわくどきどきします。

山に出かけると、最初は植林地帯が多いのですが、かつては田畑だったところが多いですね。
少し前の時代まで、日本の里山は、奥地まで田んぼや畑が広がり明るかったのですね。
奥越や加賀の山では、出作りも盛んでした。こんな山奥で、と思う場所で田畑の痕跡に出会うこともあります。
先日も、広い谷の上流の、隠れ田があったあたりをふらふら散策しました。
山中で、人の営みの痕跡に出会う度、その地に生きた人、その地に流れてきた人の人生に思いを巡らせてしまいます。
私たちは、今の暮らしが当たり前と無意識に思っていますが、
こういう時代があり、こういう暮らしあり、その延長上に生きているのですね。

刻々と色が変わっていく春の里山は、ほんとうにうつくしいなぁ、と感じます。
ダニやクマが気になる季節になりますが。
カケスは、ハトぐらいの大きさで、そう、バーチャリさんがおっしゃるように鳴き声がうるさくて、一度覚えると忘れません。
書かなかったのですが、青い羽根を見て、私の好きな増永廸男さんの本の中の「カケスの青い羽根」を思い浮かべていました。
深いかなしみが、感情を抑えた静かなお言葉で紡がれています。
そぎ落とされ、研ぎ澄まされた言葉、ひとつひとつがかなしみで、胸が震えるのですが、
読後、かなしみを超え深く透明な感動に包まれているのを感じます。

春のお山は、やっぱりお花に出会うとうれしいですね。
ぽっ、と出会った時、そのお花への愛おしさが増します。

岩籠山は、四季を通じて楽しめるいいお山だなぁと思います。市橋からの谷に沿った登山道も味わい深いです。
駄口からの登山道のまわりの植生はヤブっぽいところがありますので、
こうして整備してくださる方、歩く人がいるからこそ、心地いい道が維持されているのですね。

山国の日本。tsuboさんのお住まいのまわりのお山も味わい深いのでしょうね。
宇江敏勝さんの本も好きで、いつか大塔山系を歩きたいなぁと思っています。
こちらこそ、その時は、よろしくお願いします。なかなか南に足が向かってくれないのですが。

sato
sato
記事: 417
登録日時: 2019年2月13日(水) 12:55

Re: 【野坂山地】 山笑う越前の里山の物語を聞きながら 中山、岩籠山

投稿記事 by sato »

バーチャリさま

こんばんは。
コメントありがとうございます。お返事遅くなり申し訳ありません。
連休中、大御影山と霊仙山を楽しんでいらっしゃったのですね。霊仙山のヤマシャクヤク、どんな感じでしたでしょうか。
今年は開花が早いですよね。夫が明日、お客様と登るのですが、間に合うか心配です。

バーチャリさんは、岩籠山はスノー衆で訪れたのですね。雪のインディアン平原は素晴らしいですね。私も魅了されています。
まっさらな雪原に出会いたいので、降雪直後の平日を狙います。あちこちのお山が気になり、なかなか機会に恵まれないのですが。
そう、ヤブこぎネットに初めて投稿したのが、新雪の岩籠山でした。28日、岩に腰かけながら思い出していました。
パソコン音痴の私は、書き始めてから送信するまで大変でした。
くじけそうになりましたが、何度も山日和さんにメールでお聞きして何とか送信出来ました。
あれから4年、月日が経つのはあっという間だなぁ、としんみりとしていました。
インディアン平原は、四季を通じて巨石が醸しだす独特でうつくしい景色を楽しめます。
夏は暑いですが。道中のブナの森も素敵です。バーチャリさん、うっとりとされるはず。

中山は、なんだかそっけない山名ですよね。馬場島の中山、バーチャリさん登られたことがありますか。
杉の巨木が気になっています。春、まだ雪で覆われている時、クズハ山まで行きたいなぁ、と思っています。
紅葉の頃も素晴らしいでしょうね。そう、昨年の5月にSHIGEKIさんが登られていましたね。

私は、山を歩き、暮らしの痕跡に出会い、あれこれ思いを巡らすのが好きなことのひとつです。
霊仙山の山麓の廃村となった集落にも興味を惹かれています。今畑は、人々が暮らしていた頃の面影が色濃く残っていますね。
初めて訪れた時、水場の柱に「泣き笑い 此の世の泡の 積み重ね」という文字が書かれているのをみて、こころが揺り動かされました。
地図の裏に書き写しています。

これからの季節、クマも怖いですが、ダニも気になりますね。どちらも、どう防いだらいいのか分かりませんが。
ひとりだと、やっぱり不安度が上がりますね。

私も、そうそう(笑)、バーチャリさんとご一緒したブナの森と、その中を縫っていく堀割道の輝きが、
家に帰ってから一層輝きを増し、その輝きに導かれるように、先日、また訪れました。
バーチャリさんが教えてくださったお山の輝きを胸に、ゆらゆらと歩いてきました。こころに沁みる山旅でした。

sato
グー(伊勢山上住人)
記事: 2223
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:10
連絡する:

Re: 【野坂山地】 山笑う越前の里山の物語を聞きながら 中山、岩籠山

投稿記事 by グー(伊勢山上住人) »

20230512-10.jpg


satoさん、こんにちは。
yamaneko文学も炸裂しているけどグーがチョッカイを出すにはチト手ごわい。
岩籠山はスノー衆で2度案内してもらって少しは様子の分かる山域だから
道迷い滑落遭難防止脳トレのためにお邪魔虫させてね。

まっすぐに降り注ぐ初夏の粒子を含んだ朝の光で、黒茶色に煌めく沼池の縁の、ふわりとした草地にわたしは立っていた。

麦わら帽子をかぶって陽の光をサンサンと浴びる少女の後姿が目に浮かびます。
sato文学だなぁ~。

・705の北から生まれた流れは、水を集め、谷幅を広げ、ゆるやかに流れ落ち、あともう少しで五位川というところで、くるりと向きを変え駄口の集落の方へと向かっている。

そう。この地形図の妙に魅かれるヤブコギニストは多い。

濃淡あらゆる緑色で彩られたお山に囲まれた湿原地は、まさに緑の楽園。
うっとり夢見心地になる。


洞吹文学ではドンナ表現だったけ?「行きたい!」と思わなかったような?
satoさん文学を読むと行ってみたくなるなぁ~。

駄口の集落では、大正から昭和10年ごろまで全戸が炭焼きに従事していたという。

私の父も私が4歳になるころまで炭焼きをしていました。
「炭焼きでは子供を養うことは出来ない」と自動車学校に通い
名古屋に出てタンクローリーの運転手になって私たちを育ててくれました。

えい、とかき分けても、跳ね返され越せない箇所も。
今回は、ひとりだからか。わたしが、春の勢いに負けているからか。


ヤブ漕ぎは難儀します。
ザックのひもが引っかかり後ろに引き戻され、
足場の悪い所でザックを片方の肩から外す場面も。
「春の勢い」 せっかくのsato文学がグーのコメントで台無しだ。

△786.8中山に向かう。
目的地は、山頂北西の地図には現れていないちいさな二重山稜地形。
今日もまた、お山の秘密の表情に出会えたよろこびに包まれる。


そそられます。 が・・・
「登りたくない病」のグーには「登ったり下ったり」のsatoさんのコース取りが・・・

土に埋もれた炭焼き窯跡。
なんて、妙なる風景なのだろう。山と山に生きたひとが描いたブナの森は、こころの琴線にじんわりと触れてくる。


親父に「この辺で炭を焼いていた」と山に連れて行ってもらったことがありますが、
親父の記憶違いか炭窯跡を見つけることは出来なかった。
寂しい山奥で家族の生活費を稼ぐため若い親父は汗を流していた。
貧しい暮らしには慣れているグーです。

「いい景色だな」「いい景色だな」
誰かの声が、いつかのわたしの声が、どこかから吹いてきた風に乗ってきて、耳をくすぐる。


satoさんの後追いはとてもじゃないがグーにはできませんが、
インディアン平原とその手前の太くはないがサイズの揃ったブナ林にまた行きたいです。

ちいさな山のおおきくて深い世界。光と陰、よろこびとせつなさを感じながら、
わたしのちいさな里山旅はこれからも続いていく。


ガサツなグーもsato文学を読むと心が爽やかになります。


             グー(伊勢山上住人)
sato
記事: 417
登録日時: 2019年2月13日(水) 12:55

Re: 【野坂山地】 山笑う越前の里山の物語を聞きながら 中山、岩籠山

投稿記事 by sato »

グーさま

こんにちは。
今日は、雨の一日になりそうです。
後ろ姿は少女?ありがとうございます。あっ、私のことではありませんでしたか。
おじいさん、おばあさん、お父さん、お母さんが、一生懸命に作った田んぼを眺める,
女の子の後ろ姿がお浮かびになったのですね。

岩籠山は、スノー衆で2回企画されていたのですね。
味わい深いお山ですものね。どんなコースだったのか興味津々です。
駄口の不思議な地形に下られたと山日和さんからお聞きしたことがありますが。
洞吹さんも、この不思議な地形を歩かれたのですね。どんな印象を持たれたのか、またまた興味津々です。
私も地形の妙に魅かれていたのですが、昨冬訪れた時、地形を利用して作られた田んぼの跡に、よりこころを動かされました。
今回は、ドライブインしのはらさんから駄口の集落まで、国道はトラックがビュンビュン通って怖いので、
西側の植林の中を歩いていったのですが、ここも田んぼの跡だったことが分かりました。
生きるために、使える土地は、すべて耕されていたのですね。

グーさんのお父さまは、グーさんが4歳になられる頃まで炭焼きをされていたのですね。
家族の生活費を稼ぐため、汗を流し、質の高い木炭を作ろうと頑張られていたお父さま。
でも、炭焼きでは、子供を養うことが出来ないと、自動車学校に通い、名古屋に出て、
タンクローリーの運転手さんになられ、グーさんご家族を守られたのですね。

山中で出会った暮らしの痕跡、ひとつひとつに、かけがえのない人生という物語があるのを感じます。
当たり前のように、快適な家に住み、親にお金を出してもらい、ぶつくさ文句を言いながら、
習い事をしたり、学校に通っていた私に、何が分かるのか、とも思います。
でも、こうして、歩き、見て、いろいろ思いを巡らせてしまいます。
山に限らず、街を歩いていて、ふっと目に留まったお店、すれ違った人、それぞれにも、それぞれの歴史、物語があるのですね。

山旅記を投稿してよかったです。かつて山に生きたグーさんご家族の尊い物語の断片をお聞きすることが出来ました。
わたしたちひとりひとりは、ちいさなちいさな存在で、やがて死んでしまい、存在したことも無かったように。
でも、ひとりひとりの人生は、確かな人間の歴史。
今、私たちが暮らす世界のひとしずくとなっているのを感じます。

昭和26年に岡田卯吉さん、昭和29年に岡田金次さん(グーさんのお父さま?)が
家族を思い、汗を流し、一生懸命に作られた木炭の賞状。
グーさんご家族の宝物ですね。岡田卯吉さん、金次さんがいらっしゃり、グーさんがいらっしゃるのですね。
私も、グーさんのコメントを読ませていただきながら、じんわり温かな気持ちになりました。
父と母への想いに包まれました。
ありがとうございます。

sato
アバター
山日和
記事: 3573
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【野坂山地】 山笑う越前の里山の物語を聞きながら 中山、岩籠山

投稿記事 by 山日和 »

satoさん、こんばんは。

昨年の冬の始まり、気になりつつもそのままになっていた、駄口集落裏山の尾根と谷が織りなす不思議な地形を覗くことが出来た。
・705の北から生まれた流れは、水を集め、谷幅を広げ、ゆるやかに流れ落ち、あともう少しで五位川というところで、
くるりと向きを変え駄口の集落の方へと向かっている。
五位川と駄口の裏山からの水が集まった谷に囲まれた・380は、まあるい島のよう。どんな流れなのだろう。
どんな風景が広がっているのだろう。地図を眺める度に物語を感じていた。

ここはホントに不思議な地形です。駄口から谷を遡って行くと、P380をぐるっと回り込んで一周して五位川に戻ってくるような。
大昔、河川争奪があったのではないかと思います。

そして、ふたつめの流れ、・705の北を源とする谷の音を聞いた先の平坦地で、夢のような光景に出会った。
今、わたしが立つ、沼が広がる湿原地だ。ここも大きな田んぼだったことがうかがわれた。
時代を経て、村びとが手放した田んぼは、お山へと還っていき、冬の太陽の光に照らされ穏やかに輝く別天地となっていた。
息を呑み、飴色に光る湿原を眺めながら、今度は、萌え出づる春の情景に出会いたいと思ったのだった。

5年前にようやくここを訪れた時、これはいったいなんなのだろうと思いました。
湿原にしては区画されてるし。下りてからたまたま居合わせたドライブインしのはらの大将に話を聞いて、ここが駄口の田んぼ
だったことを知りました。
この田んぼを知る前、冬に中山からこの谷へ下りて来た時に、四方八方から湧き出るように水が流れている風景を見て、
こんなところがあるんだとびっくりしたのをよく覚えています。

緑色を表す言葉は、どのくらいあるのだろう。
濃淡あらゆる緑色で彩られたお山に囲まれた湿原地は、まさに緑の楽園。


考えてみたら、この谷は冬にしか来たことなかったです。私の知ってる風景とはまったく違う風景を見られたんですね。 :D

・380の山裾には炭焼き窯の跡が見られた。ここから木立の間を縫いながら山頂へと登っていく。
若草色に覆われた山頂には、ひょっとしたら祠があるかもと思ったが、清冽な空気が漂うばかりだった。
緑の海でカケスが遊んでいる。ぱぁっと飛び去った時、青い羽根が鮮烈な光を放った。
しあわせの青い鳥かぁ。しばらくの間、褐色のカケスのうつくしい青い羽根が、頭の中を渦巻き離れなかった。


この炭焼き窯跡は立派ですね。
P380もどんなとこかなと思いながら未踏のままですが、自然林なら文句ないですね。
「カケスの青い羽根」・・・増永廸男のエッセイを思い出します。
あれは幸せではなく悲しい現実でしたが。

この尾根も歩かれていたはずだが、杣道の痕跡はもはやない。えい、とかき分けても、跳ね返され越せない箇所も。
今回は、ひとりだからか。わたしが、春の勢いに負けているからか。春の木々はエネルギーに満ち溢れている。
昨冬も枝をかき分け進んでいったが、今日ほど鬱陶しいとは思わなかった。

まあ、冬枯れの時期だったからそれほどでもなかったかもね。
但し、冬の方が顔に跳ね返る枝は痛いです。 :mrgreen:

・705から北上する前に、△786.8中山に向かう。
目的地は、山頂北西の地図には現れていないちいさな二重山稜地形。
昨秋、滝ヶ谷を遡った時の下りで出会った、おおきなブナの木々が佇む窪地だ。
記憶に刻まれている、枝をのびやかに広げたブナの木の下に立つ。
ひと息ついて、春のよろこびを映したちいさな池をめがけて、ぱたぱたと駆け下りていく。
今日もまた、お山の秘密の表情に出会えたよろこびに包まれる。


ここはまさにパラダイスでしたね。滝ヶ谷の源流を楽しんだ後だけに、よけいに輝いて見えました。

帰りは、思い出の滝ケ谷右俣の源頭の風景を楽しみながら。尾根を乗越してトラバースしながら左俣の源頭も覗いていく。
お昼ご飯は、・705北の鞍部、不思議な流れの始まりの地で。おおきなブナの木が佇み、傍らには土に埋もれた炭焼き窯跡。
なんて、妙なる風景なのだろう。山と山に生きたひとが描いたブナの森は、こころの琴線にじんわりと触れてくる。


滝ヶ谷の支流の源頭が食い込んでくるところかな。
ここもいいところですよね。
私なら三角点西近江の手前の右から緩い谷が上がってくるコバかな。 :D

ブナの森と谷の源頭が織りなすうつくしい風景は、この先も展開していった。
・677先からは登山道になるが、ここからも素晴らしい。
すっくと立ち並ぶブナの森を抜けた先の、口無谷右俣の風格のあるブナが並ぶ源頭の佇まいは、
足を踏み入れる度に胸が震えている。あぁ、素敵。今日も、道を外れ、ふらふらと彷徨っていた。


中山からここまでほぼブナ林に包まれますね。「素敵」という言葉がぴったり。 :lol:

そして、インディアン平原。やっぱりここも、何度訪れても、わぁ、と感激してしまう。
集落の裏山に、こんなにもわくわくする場所があるなんて。


人がいなければいい場所です。 :mrgreen:

誰かの声が、いつかのわたしの声が、どこかから吹いてきた風に乗ってきて、耳をくすぐる。
ほんとうにいい景色・・・。眺めているうちに、なんだか切なくなってきた。
あれこれ思いに耽る前に、よし、と立ち上がる。


satoさんのこういう心理状態が面白いです。 :mrgreen:

そして、歩きながら、この道を整備された篠原さんのご尽力、岩籠山への愛を、ひしひしと感じていた。
篠原さんは気さくな方だ。山の行き帰りのわたしにも気付くと、建物から出てきて何度か話しかけてきてくださった。
今日は、お会い出来るだろうか。
お会い出来たら、今日も素敵な風景に出会えましたと報告し、田んぼのことをお聞きしようと思った。
駐車地に着くと、建物には人の気配がなかった。


週末だけの営業もやめてしまったようで残念ですね。
昔はドライバーで賑わってたんでしょう。
広い駐車場もなにかできるみたいで、どんどん変わって行きますね。

                  山日和
sato
記事: 417
登録日時: 2019年2月13日(水) 12:55

Re: 【野坂山地】 山笑う越前の里山の物語を聞きながら 中山、岩籠山

投稿記事 by sato »

山日和さま

こんばんは。
コメントありがとうございます。
山日和さんから、駄口の不思議な地形のお話をお聞きしたのは、5年も前だったのですね。
地図を見て、面白いなぁ、不思議だなぁ、と気になっていた地形。
山日和さんも興味を持たれていたのだ、となんだかうれしくなったのを覚えています。小栗、庄部谷山の地形も。
そう、不思議でたまらなかった、庄部谷山の尾根の右側を流れる水の謎をお話したら、後日、検証してきてくださいましたね。

駄口の不思議な地形は、雪の無い季節に味わいたいなぁ、と思いながら、そのままになっていました。
昨冬、ふっと話題に上がり、訪れることが出来ました。ありがとうございます。
この地形は、河川争奪によって出来たのでしょうね。子供のころから、地図帳で川の流れを辿るのが好きだったのですが、
大きくなって、河川争奪という現象と言葉を知り、水の流れへの興味が増しました。

山日和さんは、篠原さんから、駄口の田んぼについてお聞きすることが出来たのですね。
生きた言葉は重みがありますよね。市橋登山口からの林道沿いに広がる田んぼの跡や、谷沿いの石垣も気になっています。
敦賀の図書館に行って調べたいなぁ、と思いつつ、やっぱりそのままです。

P380は、これといったことはない雑木林のお山ですが、緑に包まれ気持ちよかったです。
tsuboさんへのお返事にも書きましたが、カケスの青い羽根を見た時、私も『カケスの青い羽根』を思い出し、
最後の情景が浮かび上がり、しばらく頭から離れませんでした。
最後の一行で、うつくしい羽根を拡げて空を滑って行くかけすが描かれ、その一行に、増永廸男さんのおこころそのものを感じ、
深い悲しみに胸が震えるのですが、同時に、透明な感動に震えていることに気づきます。

湿原に戻った時は、・385の尾根を登ろうと思ったのですが、イバラの痩せ尾根だったら嫌だなぁ、
と昨冬と同じ尾根に向かっていました。灌木の葉っぱが生い茂ると、鬱陶しさが増しますね。
確かに顔に跳ね返る枝は、冬の方が痛いですね。葉っぱが無く直撃されるからでしょうか。

滝ヶ谷の源頭はほんとうに素晴らしいですね。支流ひとつひとつの源頭すべて味わい深いです。
登ったり下ったりして、なかなか進めませんでした。お昼ご飯は、滝ヶ谷の源頭が食い込んでいる鞍部のひとつ北の鞍部です。
くるりとまわる谷の源頭です。大きなブナの木と炭焼き窯跡が佇む静謐な地です。西近江手前のブナの広場も素敵ですね。

インディアン平原は、いつ訪れても感動します。にぎやかな人がいると落ち着きませんが、人がいてもいい場所です。
お山は、誰のものでもありません(笑)。私は、ぼんやりと思いを巡らせるのが好きというか、
気がつくとぼんやりと思いを巡らせていて、私の知らない誰かを見ていたり、むかしの私を見ていたりしています。

話は篠原さんに戻りますが、ドライブインは閉じられてしまったようですね。
登山者駐車場には何かの建物を建築中です。今は、ドライブインの駐車場の一部を登山者に開放してくださっています。
篠原さんは、気さくでやさしいお方ですね。また、お会い出来たらうれしいのですが。
駄口のことを、いろいろお聞きしたいです。

sato
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