【飛越 宮川界隈】 まとめて3件:大高山・唐堀山、高山、東俣・水無山
Posted: 2023年3月22日(水) 20:42
めっちゃご無沙汰しております。
レポさっぱりで申し訳ありません。
いつも以上のさらっとレポになりますが3件まとめてアップさせていただきます。
日程:3月3日
場所:大高山・唐堀山
http://maps.gsi.go.jp/#15/36.446263/137 ... z0r0s0m0f0
天気:快晴
コース:猪谷~大高山~唐堀山~杉原
神通川対岸の舟渡公民館あたりの駐車場に車を停めさせてもらって出発します。
ゆっくり1泊2日の計画でしたので、ザックは重くなっています。
無駄に道に迷ったりしながら、かなりばてつつ400mの傾斜が緩くなるところまで到着。
少し歩くと前回歩いた時と同じくきれいなブナ林が始まります。
日の出の頃は、東の空にも雲がかかっていましたが、しばらく斜面を歩いていると雲の隙間からようやく朝日がさしてくれました。 枝に雪をまとったブナがきらめいています。ここまでだけで散々疲れましたが、来てよかったかなと思います。
唐堀山を過ぎたあたりでは西から北にかけての展望。前方には、△1206.5のブナ林が広がっています。
西方向に進んで、黒谷に近いところの鞍部を谷側に下ります。降りたところにはサワグルミの一団。
標高は950mぐらいで非常に穏やかな沢源流部。それだけ見ると、金ヶ丸谷とか妄想してしまいますが、こっちはそこまでではありません。
かなりばてつつ対岸を登り返しえて後ろを振り返れば北アルプスの展望 そのあとは、牛尾(△1206.4)、さらにその先北平(△1160.6)までブナの森が続きます。 今日はもういいか、ということで、牛尾のすぐ手前から東におりて黒谷源流部に立ち寄って、P826経由で下山します。
この尾根には、林道付近まで若いブナ林の中に大き目のブナが時々出てきます。
そのあとはしばらく長い林道歩きでようやくおんり~湯の駐車場。杉原の駅で、高山線の電車を待ちます。
日程:3月11日
場所:高山など
http://maps.gsi.go.jp/#15/36.308226/137 ... z0r0s0m0f0
天気:快晴
コース:種蔵~和奈手(△1205.2)~高山~栃平(△1090.5)~牧戸
宮川新大橋手前あたりに車を停めさせてもらって出発します。国道をしばらく歩いて種蔵へ。
棚田と板倉の里。観光者向けの駐車場も準備してくれています。
種蔵に向かって降りてくる尾根を進んで、しばらく歩くと残雪。
このあたりは皆伐二次林だと思います。右手側斜面もばっさりいっちゃっています。
そのおかげもありますが、右手の展望が開けていて、眼下には宮川にかかる雲海。その向こうには蕎麦角山。
今回コースではそれほど期待していなかったのですが、P1257からは右手には一面のブナ林が広がっていました。
尾根両側一面に、という場所はなかったのですが、片側にはきれいなブナ林が続きます。
この先も同じような景色なのであまり書くこともないのですが、△1285.5のすぐ東、P1289あたりのブナが一番きれいでした。 高山山頂からは北側の展望が開けています。P1262からは、時間の余裕もありましたので△1090.5経由にします。 P1262から東尾根もずっとブナ林。ここは奥美濃界隈を彷彿します。
それならば、わざわざ飛騨まで来なくて、奥美濃でいいのでは?と思ってしまいますが。
△1090.5からは北側斜面へ。思っていたよりも急な斜面です。
傾斜が緩くなったあたりで前の方から甲高い鳴き声が。
あぁ、既知との遭遇ですね。足を停めて前方を探しますが、あの黒いヤツ、見つけられません。
丸腰でなかったら直進するのですが、左手を下って林道へ。そのあとは右手上方を意識しつつ、林道歩き。
点線のある尾根道を下って牧戸まで。
日程:3月19日
場所:東俣・水無山
http://maps.gsi.go.jp/#15/36.334643/137 ... z0r0s0m0f0
天気:快晴
コース:保木林~志ゝ山(△1036.2)~東俣(△1443.8)~P1420~上ケ島北(△1313.5)~水無山~千島 の周回です。
保木林のあたりに車を停めさせてもらって出発します。林谷の向いの杉とブナが入り混じった斜面の登ります。
当初は標高の高いところで日の出をとか思ってもいたのですが、あぁ寒いで気が付けば明るくなってきていました。
杉や若いブナが中心ですが、時々大き目のブナの木があります。
1260mの尾根合流点あたりでは一面の杉林になりますが、そこを過ぎると、この界隈らしいブナ林が広がっています。
といっても県境の北側は思いっきり杉で埋もれていますが。
昨夜の雪のおかげで、地面はまっさらにリセットされていて、少し前と思われるスキーの跡も、目立たない程度になってくれています。
そしてそこから先は、新雪とブナ林とピーカンの青い空。この天気のおかげでやばいです。ほんとにヤバイかもです。
ただ、ここは仙台あたりの岩石海岸でもないので、ヤバイのは私の語彙かもしれません。
よく見たら晴れ渡った青空と降雪後の一面の真っ白な雪原、葉っぱを落とした落葉樹の森が広がっていて、そして遠くには白い頂の山並みが見えているだけなのですが。 そのまま県境を進んで、東俣(△1443.8)を越してP1420へ。東側は大展望です。
東には北アルプスの山並み、南東から南にかけては乗鞍岳や御嶽山。南西方面には白山もしっかり見えます。
下山するのがもったいないような日です。そしていつまででもゆっくり歩いていたくなるような日です。 一番の目的地であるP1420には到着しましたので休憩を入れた後、西に向かいます。
P1328から南を考えていたのですが、水無山までの周回もありえそうな感じになりました。
先行のスキーの人達の跡も水無山方面に続きます。
日は昇ってきましたが、樹上にはまだ雪が残っており、時々落ちてくる雪がとても気持ちいいです。
右手の植林が玉に瑕ですが、それでもブナ林と展望の稜線歩きが続きます。
ゆるやかなアップダウンを繰り返して水無山に到着。P1459方向はブナが広がる広い台地。少し遠くには御嶽山。 一日中、晴れ渡った空の下、残雪をまとったブナ林の中、新雪の上を歩くことができました。
下りは、P1263経由でそこから東方向に向かいます。少し下った鞍部にやや大きめのブナが鎮座。
そこからさらに進むと林道が伸びてきているのが分かります。植林が入り混じった雑木林を抜けて、千島に到着。
あとは国道を少し歩くだけです。この小鳥川沿いの国道、春先にはたまらなくきれいな街道になっているのではないかと思います。
oku
レポさっぱりで申し訳ありません。
いつも以上のさらっとレポになりますが3件まとめてアップさせていただきます。
日程:3月3日
場所:大高山・唐堀山
http://maps.gsi.go.jp/#15/36.446263/137 ... z0r0s0m0f0
天気:快晴
コース:猪谷~大高山~唐堀山~杉原
神通川対岸の舟渡公民館あたりの駐車場に車を停めさせてもらって出発します。
ゆっくり1泊2日の計画でしたので、ザックは重くなっています。
無駄に道に迷ったりしながら、かなりばてつつ400mの傾斜が緩くなるところまで到着。
少し歩くと前回歩いた時と同じくきれいなブナ林が始まります。
日の出の頃は、東の空にも雲がかかっていましたが、しばらく斜面を歩いていると雲の隙間からようやく朝日がさしてくれました。 枝に雪をまとったブナがきらめいています。ここまでだけで散々疲れましたが、来てよかったかなと思います。
唐堀山を過ぎたあたりでは西から北にかけての展望。前方には、△1206.5のブナ林が広がっています。
西方向に進んで、黒谷に近いところの鞍部を谷側に下ります。降りたところにはサワグルミの一団。
標高は950mぐらいで非常に穏やかな沢源流部。それだけ見ると、金ヶ丸谷とか妄想してしまいますが、こっちはそこまでではありません。
かなりばてつつ対岸を登り返しえて後ろを振り返れば北アルプスの展望 そのあとは、牛尾(△1206.4)、さらにその先北平(△1160.6)までブナの森が続きます。 今日はもういいか、ということで、牛尾のすぐ手前から東におりて黒谷源流部に立ち寄って、P826経由で下山します。
この尾根には、林道付近まで若いブナ林の中に大き目のブナが時々出てきます。
そのあとはしばらく長い林道歩きでようやくおんり~湯の駐車場。杉原の駅で、高山線の電車を待ちます。
日程:3月11日
場所:高山など
http://maps.gsi.go.jp/#15/36.308226/137 ... z0r0s0m0f0
天気:快晴
コース:種蔵~和奈手(△1205.2)~高山~栃平(△1090.5)~牧戸
宮川新大橋手前あたりに車を停めさせてもらって出発します。国道をしばらく歩いて種蔵へ。
棚田と板倉の里。観光者向けの駐車場も準備してくれています。
種蔵に向かって降りてくる尾根を進んで、しばらく歩くと残雪。
このあたりは皆伐二次林だと思います。右手側斜面もばっさりいっちゃっています。
そのおかげもありますが、右手の展望が開けていて、眼下には宮川にかかる雲海。その向こうには蕎麦角山。
今回コースではそれほど期待していなかったのですが、P1257からは右手には一面のブナ林が広がっていました。
尾根両側一面に、という場所はなかったのですが、片側にはきれいなブナ林が続きます。
この先も同じような景色なのであまり書くこともないのですが、△1285.5のすぐ東、P1289あたりのブナが一番きれいでした。 高山山頂からは北側の展望が開けています。P1262からは、時間の余裕もありましたので△1090.5経由にします。 P1262から東尾根もずっとブナ林。ここは奥美濃界隈を彷彿します。
それならば、わざわざ飛騨まで来なくて、奥美濃でいいのでは?と思ってしまいますが。
△1090.5からは北側斜面へ。思っていたよりも急な斜面です。
傾斜が緩くなったあたりで前の方から甲高い鳴き声が。
あぁ、既知との遭遇ですね。足を停めて前方を探しますが、あの黒いヤツ、見つけられません。
丸腰でなかったら直進するのですが、左手を下って林道へ。そのあとは右手上方を意識しつつ、林道歩き。
点線のある尾根道を下って牧戸まで。
日程:3月19日
場所:東俣・水無山
http://maps.gsi.go.jp/#15/36.334643/137 ... z0r0s0m0f0
天気:快晴
コース:保木林~志ゝ山(△1036.2)~東俣(△1443.8)~P1420~上ケ島北(△1313.5)~水無山~千島 の周回です。
保木林のあたりに車を停めさせてもらって出発します。林谷の向いの杉とブナが入り混じった斜面の登ります。
当初は標高の高いところで日の出をとか思ってもいたのですが、あぁ寒いで気が付けば明るくなってきていました。
杉や若いブナが中心ですが、時々大き目のブナの木があります。
1260mの尾根合流点あたりでは一面の杉林になりますが、そこを過ぎると、この界隈らしいブナ林が広がっています。
といっても県境の北側は思いっきり杉で埋もれていますが。
昨夜の雪のおかげで、地面はまっさらにリセットされていて、少し前と思われるスキーの跡も、目立たない程度になってくれています。
そしてそこから先は、新雪とブナ林とピーカンの青い空。この天気のおかげでやばいです。ほんとにヤバイかもです。
ただ、ここは仙台あたりの岩石海岸でもないので、ヤバイのは私の語彙かもしれません。
よく見たら晴れ渡った青空と降雪後の一面の真っ白な雪原、葉っぱを落とした落葉樹の森が広がっていて、そして遠くには白い頂の山並みが見えているだけなのですが。 そのまま県境を進んで、東俣(△1443.8)を越してP1420へ。東側は大展望です。
東には北アルプスの山並み、南東から南にかけては乗鞍岳や御嶽山。南西方面には白山もしっかり見えます。
下山するのがもったいないような日です。そしていつまででもゆっくり歩いていたくなるような日です。 一番の目的地であるP1420には到着しましたので休憩を入れた後、西に向かいます。
P1328から南を考えていたのですが、水無山までの周回もありえそうな感じになりました。
先行のスキーの人達の跡も水無山方面に続きます。
日は昇ってきましたが、樹上にはまだ雪が残っており、時々落ちてくる雪がとても気持ちいいです。
右手の植林が玉に瑕ですが、それでもブナ林と展望の稜線歩きが続きます。
ゆるやかなアップダウンを繰り返して水無山に到着。P1459方向はブナが広がる広い台地。少し遠くには御嶽山。 一日中、晴れ渡った空の下、残雪をまとったブナ林の中、新雪の上を歩くことができました。
下りは、P1263経由でそこから東方向に向かいます。少し下った鞍部にやや大きめのブナが鎮座。
そこからさらに進むと林道が伸びてきているのが分かります。植林が入り混じった雑木林を抜けて、千島に到着。
あとは国道を少し歩くだけです。この小鳥川沿いの国道、春先にはたまらなくきれいな街道になっているのではないかと思います。
oku