【 日 付 】2023年3月15日(水)
【 山 域 】 美濃
【メンバー】単独
【 天 候 】快晴
【 ルート 】バイクランド7:50>椀戸谷右岸林道>JP第2支尾根>JP>高丸12:05>JPから往路滑降>バイクランド16:18
美濃の西部に聳えるトンガリピークの高丸に登りました。この山は美濃西部では1300mを越える標高を誇りピラミッド型の山容は個性的で嫌がうえにも目だつランドマークでありながら登山道のないヤブ山ですから積雪期以外登られる事の少ない孤高の山です。
おまけにアプローチとなる神岳ダムまでの道も冬は雪に閉ざされているので3月下旬に道路の雪が融けるまで近づくことさえ難しい山ですが、最近のクロオさんのレポで雪が融けて少し入れるようになったらしいので行ってみることにしました。
3月15日(水)朝5時に鈴鹿の自宅を出発。いつものように桑名市から長良川堤防と揖斐川堤防を遡上していくので信号は殆どなくストレスなくR303で旧坂内村に入りました。夜叉龍神社から坂内川左岸道路に入ると狙い通り途中にあるバイクランドを過ぎた辺りまで入れました。
7時50分、斜面から押し出して来たデブリの前に車を止め出発しました。
20分ほど歩くとダム湖の奥にある分岐から椀戸林道に入りました。
林道は雪に埋もれたままでデブリや滑り台のような障害物も多く歩きにくいですが、雪が固く締まっているのが救いでしょうか。
普通はここから林道終点まで一時間ほど歩かねばなりません。
林道が右岸から左岸に渡り、また右岸に渡り返したところでこの先の大きなヘアピンカーブをショートカットするため正面の斜面を登りました。でもヤブが結構濃くてザックに付けたスキーに引っかかってうまく登れません。結局、時間の短縮にならないばかりか余分な体力も使ってしまいました。
今回はスキー滑降にチャレンジするので林道終点から登る尾根(便宜上第1支尾根)ではなく手前の第2支尾根から取り付くことにしました。前に来た時はショートカットして上の林道に出たところでそのまま尾根に取り付けたのですが、今回は雪が融けて崖のような泥斜面になっていました。それらしきところを登ってみると鉄筋のアンカーが打ち込まれていましたが、ロープなどは付いていません。仕方なく草や木の根っこを掴んで何とか取りつきました。50m程高度を上げると雪面も繋がってきました。
暫く針葉樹林の端を登り、その後は針葉樹林の中を登っていく。
右側には高丸と稜線で繋がった烏帽子山も見えてきました。雲一つなく素晴らしい眺めです。
針葉樹林が終わり落葉樹林が出てきたら支尾根は終わり主尾根に出ます。
主尾根まで後一息。
主尾根に出会う辺りは太いブナが沢山生えていて今回のコースでも一番の癒しスポットです。
北側に見える小ピークが1尾根の出会う・1114mです。
二つの尾根の出会いを結ぶ主尾根は痩せていて4月になると張り出している雪庇が一気に落ちて痩せたヤブ尾根だけが残ります。
幸いなことに痩せ尾根の雪庇は辛うじて繋がっていました。これならスキーで降りてこられそうです。
痩せ尾根と少し急な斜面を登って1尾根の出合に着きました。ここからは高丸と烏帽子山の中間であるJP(ジャンクションピーク)まで素晴らしい展望が続きます。
少し霞んでいるのが能郷白山です。
ピラミダルな高丸もくっきり見えます。
平坦な尾根を歩いていき最後に傾斜のある斜面を登ればJPです。
11時半にJPに着きました。さあ、どうしよう。実は今回の主たるミッションはJPから滑降することでピークハントは予定していなかったのです。
烏帽子は難しいところはありませんが、往復するには時間と体力を消耗しそうです。クロオさんの仇打ちは又の機会にしましょう
高丸は時間的に往復できそうですが、アプローチは半月前の金糞岳と同じゴム長でチェーンアイゼンしかありません。高丸直下は急斜面になっていてこんな装備ではクリアできそうにありませんが、行けるところまで行ってみましょう。
中間コルにむけて吊り尾根を下って行きます。
さあ、問題の登り返し。どこまで行けるかな。
上の肩に乗り上げる斜面が一番きつくなりますが、一番きついところでヤブが頭をだしていました。前日のものらしいトレースはその藪の中にきえていました。藪の中なら滑落の危険は少ないので私もそれにならいました。ただし藪の真ん中を抜けるのはきついので藪の端の方を登って上に出ると肩に向けてトレースが続いていました。少し傾斜も緩んだので山頂を目指すことにしました。
肩に乗り上げると山頂が見えました。
12時5分、高丸山頂(1316m)に着きました。この辺りで1300m級の山は金糞岳と高丸しかありませんから、ここに立てばまさにお山の大将。隣の三周ヶ岳さえ見おろすことができるのです。
北には美濃又丸から笹ヶ岳に連なる福井県境稜線が続いて居ます。
その右奥には加賀白山も霞んでします。夜叉が池の奥には上谷山が福井、滋賀県境を守っています。
さあ、大展望を目に刻んだらタッチアンドゴーでJPに戻ります。JPの奥に見える黒いピラミッドは蕎麦粒山です。
JPに戻ったらブーツを履き替えスキー板を付けて滑降準備オーケーです。第1尾根出会いの・1114mまではあっという間に戻りました。出合の南斜面は傾斜がきつくて低木も多いので慎重に下りました。
第2尾根に繋がる痩せ尾根は細い雪庇の張り出しを板を斜めにずらしながら慎重に渡りました。
2尾根の下り始めのブナ林は気持ちよく下れました。針葉樹林帯に入るとだんだんに傾斜が強くなり樹間も狭まってきました。登ってくるときになるべく滑りやすそうなところを選んでトレースを残したのですが、いつの間にか見失ってしまいました。
樹間の狭い所でコース取りを間違えたかスキー操作を間違えたか覚えていませんが、立木に突っ込んで胸を打ってしまいました。その時は「いててっ!」で済ませて滑降を続けたのですが・・・
雪が切れたところで板を外し残り50mを歩いて下り林道に下りました。その下の斜面もショートカットして下の林道に下りたら長々と林道を歩いてダム湖に戻りました。
16時18分、バイクランドの手前で駐車地に戻ったころには胸の痛みを忘れていましたが、帰宅して夕食を済ませ床に入って寝返りを打った途端「ギャーッ」激しい痛みに襲われました。あ~、またやってしまった。肋骨が折れたようです。過去片手に余るほど経験しているのですが、こういう経過は初めてです。今回は体幹の中心線に近い部分であまり痛みは強くなく翌朝も大した苦労も無く起き上がれました。全治するにはひと月近くかかるだろうな。
折角ミッションをクリアしたのに余分なツケを残してしまった。
【美濃】白銀に輝く孤高の秀峰高丸へ
フォーラムルール
新規トピックは文頭に以下のテンプレートをなるべく使ってください。
【 日 付 】
【 山 域 】
【メンバー】
【 天 候 】
【 ルート 】
※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
新規トピックは文頭に以下のテンプレートをなるべく使ってください。
【 日 付 】
【 山 域 】
【メンバー】
【 天 候 】
【 ルート 】
※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
Re: 【美濃】白銀に輝く孤高の秀峰高丸へ
skywalk さん こんばんは。
【 日 付 】2023年3月15日(水)
【 山 域 】 美濃
【メンバー】単独
【 天 候 】快晴
【 ルート 】バイクランド7:50>椀戸谷右岸林道>JP第2支尾根>JP>高丸12:05>JPから往路滑降>バイクランド16:18 美濃の西部に聳えるトンガリピークの高丸に登りました。この山は美濃西部では1300mを越える標高を誇りピラミッド型の山容は個性的で嫌がうえにも目だつランドマークでありながら登山道のないヤブ山ですから積雪期以外登られる事の少ない孤高の山です。
おまけにアプローチとなる神岳ダムまでの道も冬は雪に閉ざされているので3月下旬に道路の雪が融けるまで近づくことさえ難しい山ですが、最近のクロオさんのレポで雪が融けて少し入れるようになったらしいので行ってみることにしました。
3月15日(水)朝5時に鈴鹿の自宅を出発。いつものように桑名市から長良川堤防と揖斐川堤防を遡上していくので信号は殆どなくストレスなくR303で旧坂内村に入りました。夜叉龍神社から坂内川左岸道路に入ると狙い通り途中にあるバイクランドを過ぎた辺りまで入れました。
7時50分、斜面から押し出して来たデブリの前に車を止め出発しました。
20分ほど歩くとダム湖の奥にある分岐から椀戸林道に入りました。
不肖Sは、2019/3/20に同じく登りました。
その時は、ダムまで車で入れるとの情報でいきました。
林道は雪に埋もれたままでデブリや滑り台のような障害物も多く歩きにくいですが、雪が固く締まっているのが救いでしょうか。
普通はここから林道終点まで一時間ほど歩かねばなりません。
林道が右岸から左岸に渡り、また右岸に渡り返したところでこの先の大きなヘアピンカーブをショートカットするため正面の斜面を登りました。でもヤブが結構濃くてザックに付けたスキーに引っかかってうまく登れません。結局、時間の短縮にならないばかりか余分な体力も使ってしまいました。
今回はスキー滑降にチャレンジするので林道終点から登る尾根(便宜上第1支尾根)ではなく手前の第2支尾根から取り付くことにしました。前に来た時はショートカットして上の林道に出たところでそのまま尾根に取り付けたのですが、今回は雪が融けて崖のような泥斜面になっていました。それらしきところを登ってみると鉄筋のアンカーが打ち込まれていましたが、ロープなどは付いていません。仕方なく草や木の根っこを掴んで何とか取りつきました。50m程高度を上げると雪面も繋がってきました。
スキーで行かれたんですかから 素晴らしい!!
で、担いで・・厳しい尾根のようですね。
暫く針葉樹林の端を登り、その後は針葉樹林の中を登っていく。
右側には高丸と稜線で繋がった烏帽子山も見えてきました。雲一つなく素晴らしい眺めです。
針葉樹林が終わり落葉樹林が出てきたら支尾根は終わり主尾根に出ます。
主尾根まで後一息。
主尾根に出会う辺りは太いブナが沢山生えていて今回のコースでも一番の癒しスポットです。
いいですね この辺 思い出します。
テン泊ポイント たくさんありましたね~
北側に見える小ピークが1尾根の出会う・1114mです。
二つの尾根の出会いを結ぶ主尾根は痩せていて4月になると張り出している雪庇が一気に落ちて痩せたヤブ尾根だけが残ります。
幸いなことに痩せ尾根の雪庇は辛うじて繋がっていました。これならスキーで降りてこられそうです。
IMGP9753.JPG
痩せ尾根と少し急な斜面を登って1尾根の出合に着きました。ここからは高丸と烏帽子山の中間であるJP(ジャンクションピーク)まで素晴らしい展望が続きます。
シール登高してないんですか??
少し霞んでいるのが能郷白山です。
ピラミダルな高丸もくっきり見えます。
平坦な尾根を歩いていき最後に傾斜のある斜面を登ればJPです。
11時半にJPに着きました。さあ、どうしよう。実は今回の主たるミッションはJPから滑降することでピークハントは予定していなかったのです。
烏帽子は難しいところはありませんが、往復するには時間と体力を消耗しそうです。クロオさんの仇打ちは又の機会にしましょう
高丸は時間的に往復できそうですが、アプローチは半月前の金糞岳と同じゴム長でチェーンアイゼンしかありません。高丸直下は急斜面になっていてこんな装備ではクリアできそうにありませんが、行けるところまで行ってみましょう。
そうだったっんですか・・・
中間コルにむけて吊り尾根を下って行きます。
さあ、問題の登り返し。どこまで行けるかな。
上の肩に乗り上げる斜面が一番きつくなりますが、一番きついところでヤブが頭をだしていました。前日のものらしいトレースはその藪の中にきえていました。藪の中なら滑落の危険は少ないので私もそれにならいました。ただし藪の真ん中を抜けるのはきついので藪の端の方を登って上に出ると肩に向けてトレースが続いていました。少し傾斜も緩んだので山頂を目指すことにしました。
肩に乗り上げると山頂が見えました。
12時5分、高丸山頂(1316m)に着きました。この辺りで1300m級の山は金糞岳と高丸しかありませんから、ここに立てばまさにお山の大将。隣の三周ヶ岳さえ見おろすことができるのです。
北には美濃又丸から笹ヶ岳に連なる福井県境稜線が続いて居ます。 不肖Sは、烏帽子に行ける範疇でしたが、この大展望見て、ここでアワ缶ゆっくり頂きました。
さあ、大展望を目に刻んだらタッチアンドゴーでJPに戻ります。JPの奥に見える黒いピラミッドは蕎麦粒山です。
JPに戻ったらブーツを履き替えスキー板を付けて滑降準備オーケーです。第1尾根出会いの・1114mまではあっという間に戻りました。出合の南斜面は傾斜がきつくて低木も多いので慎重に下りました。
第2尾根に繋がる痩せ尾根は細い雪庇の張り出しを板を斜めにずらしながら慎重に渡りました。
2尾根の下り始めのブナ林は気持ちよく下れました。針葉樹林帯に入るとだんだんに傾斜が強くなり樹間も狭まってきました。登ってくるときになるべく滑りやすそうなところを選んでトレースを残したのですが、いつの間にか見失ってしまいました。
樹間の狭い所でコース取りを間違えたかスキー操作を間違えたか覚えていませんが、立木に突っ込んで胸を打ってしまいました。その時は「いててっ!」で済ませて滑降を続けたのですが・・・
ええっ それはヤバいじゃないですか!!
雪が切れたところで板を外し残り50mを歩いて下り林道に下りました。その下の斜面もショートカットして下の林道に下りたら長々と林道を歩いてダム湖に戻りました。
16時18分、バイクランドの手前で駐車地に戻ったころには胸の痛みを忘れていましたが、帰宅して夕食を済ませ床に入って寝返りを打った途端「ギャーッ」激しい痛みに襲われました。あ~、またやってしまった。肋骨が折れたようです。過去片手に余るほど経験しているのですが、こういう経過は初めてです。今回は体幹の中心線に近い部分であまり痛みは強くなく翌朝も大した苦労も無く起き上がれました。全治するにはひと月近くかかるだろうな。
折角ミッションをクリアしたのに余分なツケを残してしまった。
思わず、読みいってしまいましたが、診断結果はどうだったんでしょうか?
くれぐれもお大事になさってください。
SHIGEKI
【 日 付 】2023年3月15日(水)
【 山 域 】 美濃
【メンバー】単独
【 天 候 】快晴
【 ルート 】バイクランド7:50>椀戸谷右岸林道>JP第2支尾根>JP>高丸12:05>JPから往路滑降>バイクランド16:18 美濃の西部に聳えるトンガリピークの高丸に登りました。この山は美濃西部では1300mを越える標高を誇りピラミッド型の山容は個性的で嫌がうえにも目だつランドマークでありながら登山道のないヤブ山ですから積雪期以外登られる事の少ない孤高の山です。
おまけにアプローチとなる神岳ダムまでの道も冬は雪に閉ざされているので3月下旬に道路の雪が融けるまで近づくことさえ難しい山ですが、最近のクロオさんのレポで雪が融けて少し入れるようになったらしいので行ってみることにしました。
3月15日(水)朝5時に鈴鹿の自宅を出発。いつものように桑名市から長良川堤防と揖斐川堤防を遡上していくので信号は殆どなくストレスなくR303で旧坂内村に入りました。夜叉龍神社から坂内川左岸道路に入ると狙い通り途中にあるバイクランドを過ぎた辺りまで入れました。
7時50分、斜面から押し出して来たデブリの前に車を止め出発しました。
20分ほど歩くとダム湖の奥にある分岐から椀戸林道に入りました。
不肖Sは、2019/3/20に同じく登りました。
その時は、ダムまで車で入れるとの情報でいきました。
林道は雪に埋もれたままでデブリや滑り台のような障害物も多く歩きにくいですが、雪が固く締まっているのが救いでしょうか。
普通はここから林道終点まで一時間ほど歩かねばなりません。
林道が右岸から左岸に渡り、また右岸に渡り返したところでこの先の大きなヘアピンカーブをショートカットするため正面の斜面を登りました。でもヤブが結構濃くてザックに付けたスキーに引っかかってうまく登れません。結局、時間の短縮にならないばかりか余分な体力も使ってしまいました。
今回はスキー滑降にチャレンジするので林道終点から登る尾根(便宜上第1支尾根)ではなく手前の第2支尾根から取り付くことにしました。前に来た時はショートカットして上の林道に出たところでそのまま尾根に取り付けたのですが、今回は雪が融けて崖のような泥斜面になっていました。それらしきところを登ってみると鉄筋のアンカーが打ち込まれていましたが、ロープなどは付いていません。仕方なく草や木の根っこを掴んで何とか取りつきました。50m程高度を上げると雪面も繋がってきました。
スキーで行かれたんですかから 素晴らしい!!
で、担いで・・厳しい尾根のようですね。
暫く針葉樹林の端を登り、その後は針葉樹林の中を登っていく。
右側には高丸と稜線で繋がった烏帽子山も見えてきました。雲一つなく素晴らしい眺めです。
針葉樹林が終わり落葉樹林が出てきたら支尾根は終わり主尾根に出ます。
主尾根まで後一息。
主尾根に出会う辺りは太いブナが沢山生えていて今回のコースでも一番の癒しスポットです。
いいですね この辺 思い出します。
テン泊ポイント たくさんありましたね~
北側に見える小ピークが1尾根の出会う・1114mです。
二つの尾根の出会いを結ぶ主尾根は痩せていて4月になると張り出している雪庇が一気に落ちて痩せたヤブ尾根だけが残ります。
幸いなことに痩せ尾根の雪庇は辛うじて繋がっていました。これならスキーで降りてこられそうです。
IMGP9753.JPG
痩せ尾根と少し急な斜面を登って1尾根の出合に着きました。ここからは高丸と烏帽子山の中間であるJP(ジャンクションピーク)まで素晴らしい展望が続きます。
シール登高してないんですか??
少し霞んでいるのが能郷白山です。
ピラミダルな高丸もくっきり見えます。
平坦な尾根を歩いていき最後に傾斜のある斜面を登ればJPです。
11時半にJPに着きました。さあ、どうしよう。実は今回の主たるミッションはJPから滑降することでピークハントは予定していなかったのです。
烏帽子は難しいところはありませんが、往復するには時間と体力を消耗しそうです。クロオさんの仇打ちは又の機会にしましょう
高丸は時間的に往復できそうですが、アプローチは半月前の金糞岳と同じゴム長でチェーンアイゼンしかありません。高丸直下は急斜面になっていてこんな装備ではクリアできそうにありませんが、行けるところまで行ってみましょう。
そうだったっんですか・・・
中間コルにむけて吊り尾根を下って行きます。
さあ、問題の登り返し。どこまで行けるかな。
上の肩に乗り上げる斜面が一番きつくなりますが、一番きついところでヤブが頭をだしていました。前日のものらしいトレースはその藪の中にきえていました。藪の中なら滑落の危険は少ないので私もそれにならいました。ただし藪の真ん中を抜けるのはきついので藪の端の方を登って上に出ると肩に向けてトレースが続いていました。少し傾斜も緩んだので山頂を目指すことにしました。
肩に乗り上げると山頂が見えました。
12時5分、高丸山頂(1316m)に着きました。この辺りで1300m級の山は金糞岳と高丸しかありませんから、ここに立てばまさにお山の大将。隣の三周ヶ岳さえ見おろすことができるのです。
北には美濃又丸から笹ヶ岳に連なる福井県境稜線が続いて居ます。 不肖Sは、烏帽子に行ける範疇でしたが、この大展望見て、ここでアワ缶ゆっくり頂きました。
さあ、大展望を目に刻んだらタッチアンドゴーでJPに戻ります。JPの奥に見える黒いピラミッドは蕎麦粒山です。
JPに戻ったらブーツを履き替えスキー板を付けて滑降準備オーケーです。第1尾根出会いの・1114mまではあっという間に戻りました。出合の南斜面は傾斜がきつくて低木も多いので慎重に下りました。
第2尾根に繋がる痩せ尾根は細い雪庇の張り出しを板を斜めにずらしながら慎重に渡りました。
2尾根の下り始めのブナ林は気持ちよく下れました。針葉樹林帯に入るとだんだんに傾斜が強くなり樹間も狭まってきました。登ってくるときになるべく滑りやすそうなところを選んでトレースを残したのですが、いつの間にか見失ってしまいました。
樹間の狭い所でコース取りを間違えたかスキー操作を間違えたか覚えていませんが、立木に突っ込んで胸を打ってしまいました。その時は「いててっ!」で済ませて滑降を続けたのですが・・・
ええっ それはヤバいじゃないですか!!
雪が切れたところで板を外し残り50mを歩いて下り林道に下りました。その下の斜面もショートカットして下の林道に下りたら長々と林道を歩いてダム湖に戻りました。
16時18分、バイクランドの手前で駐車地に戻ったころには胸の痛みを忘れていましたが、帰宅して夕食を済ませ床に入って寝返りを打った途端「ギャーッ」激しい痛みに襲われました。あ~、またやってしまった。肋骨が折れたようです。過去片手に余るほど経験しているのですが、こういう経過は初めてです。今回は体幹の中心線に近い部分であまり痛みは強くなく翌朝も大した苦労も無く起き上がれました。全治するにはひと月近くかかるだろうな。
折角ミッションをクリアしたのに余分なツケを残してしまった。
思わず、読みいってしまいましたが、診断結果はどうだったんでしょうか?
くれぐれもお大事になさってください。
SHIGEKI
Re: 【美濃】白銀に輝く孤高の秀峰高丸へ
おはようございます、skywalkeさん。
美濃の西部に聳えるトンガリピークの高丸に登りました。この山は美濃西部では1300mを越える標高を誇りピラミッド型の山容は個性的で嫌がうえにも目だつランドマークでありながら登山道のないヤブ山ですから積雪期以外登られる事の少ない孤高の山です。
高丸は目立ちますね。
三角ピークの山には心惹かれるものがあります。
3月15日(水)朝5時に鈴鹿の自宅を出発。いつものように桑名市から長良川堤防と揖斐川堤防を遡上していくので信号は殆どなくストレスなくR303で旧坂内村に入りました。夜叉龍神社から坂内川左岸道路に入ると狙い通り途中にあるバイクランドを過ぎた辺りまで入れました。
7時50分、斜面から押し出して来たデブリの前に車を止め出発しました。
これだけで、だいぶ違いますね。
林道が右岸から左岸に渡り、また右岸に渡り返したところでこの先の大きなヘアピンカーブをショートカットするため正面の斜面を登りました。でもヤブが結構濃くてザックに付けたスキーに引っかかってうまく登れません。結局、時間の短縮にならないばかりか余分な体力も使ってしまいました。
今回はスキー滑降にチャレンジするので林道終点から登る尾根(便宜上第1支尾根)ではなく手前の第2支尾根から取り付くことにしました。前に来た時はショートカットして上の林道に出たところでそのまま尾根に取り付けたのですが、今回は雪が融けて崖のような泥斜面になっていました。それらしきところを登ってみると鉄筋のアンカーが打ち込まれていましたが、ロープなどは付いていません。仕方なく草や木の根っこを掴んで何とか取りつきました。50m程高度を上げると雪面も繋がってきました。
雪解けが早いとヤブがついてきます。
しかたがないけど大変だ。
二つの尾根の出会いを結ぶ主尾根は痩せていて4月になると張り出している雪庇が一気に落ちて痩せたヤブ尾根だけが残ります。
幸いなことに痩せ尾根の雪庇は辛うじて繋がっていました。これならスキーで降りてこられそうです。
チャレンジャーskywalkeのチェックですね。
中間コルにむけて吊り尾根を下って行きます。
さあ、問題の登り返し。どこまで行けるかな。
上の肩に乗り上げる斜面が一番きつくなりますが、一番きついところでヤブが頭をだしていました。前日のものらしいトレースはその藪の中にきえていました。藪の中なら滑落の危険は少ないので私もそれにならいました。ただし藪の真ん中を抜けるのはきついので藪の端の方を登って上に出ると肩に向けてトレースが続いていました。少し傾斜も緩んだので山頂を目指すことにしました。
肩に乗り上げると山頂が見えました。
12時5分、高丸山頂(1316m)に着きました。この辺りで1300m級の山は金糞岳と高丸しかありませんから、ここに立てばまさにお山の大将。隣の三周ヶ岳さえ見おろすことができるのです。
北には美濃又丸から笹ヶ岳に連なる福井県境稜線が続いて居ます。
チャレンジ成功ですね。
おめでとうございます。
展望がゲットできるとできないのでは大違いです。
JPに戻ったらブーツを履き替えスキー板を付けて滑降準備オーケーです。第1尾根出会いの・1114mまではあっという間に戻りました。出合の南斜面は傾斜がきつくて低木も多いので慎重に下りました。
第2尾根に繋がる痩せ尾根は細い雪庇の張り出しを板を斜めにずらしながら慎重に渡りました。
これからが本格ミッションですね。
2尾根の下り始めのブナ林は気持ちよく下れました。針葉樹林帯に入るとだんだんに傾斜が強くなり樹間も狭まってきました。登ってくるときになるべく滑りやすそうなところを選んでトレースを残したのですが、いつの間にか見失ってしまいました。
さすが準備万端ですね。
樹間の狭い所でコース取りを間違えたかスキー操作を間違えたか覚えていませんが、立木に突っ込んで胸を打ってしまいました。その時は「いててっ!」で済ませて滑降を続けたのですが・・・
あらまあ・・
駐車地に無事もどれてよかったですね。
16時18分、バイクランドの手前で駐車地に戻ったころには胸の痛みを忘れていましたが、帰宅して夕食を済ませ床に入って寝返りを打った途端「ギャーッ」激しい痛みに襲われました。あ~、またやってしまった。肋骨が折れたようです。過去片手に余るほど経験しているのですが、こういう経過は初めてです。今回は体幹の中心線に近い部分であまり痛みは強くなく翌朝も大した苦労も無く起き上がれました。全治するにはひと月近くかかるだろうな。
折角ミッションをクリアしたのに余分なツケを残してしまった。
お疲れさまでした。
余分なツケで今シーズンが終了しましたね。
お大事にしてください。
チャレンジャーのskywalkeさんに拍手です。
わりばし
美濃の西部に聳えるトンガリピークの高丸に登りました。この山は美濃西部では1300mを越える標高を誇りピラミッド型の山容は個性的で嫌がうえにも目だつランドマークでありながら登山道のないヤブ山ですから積雪期以外登られる事の少ない孤高の山です。
高丸は目立ちますね。
三角ピークの山には心惹かれるものがあります。
3月15日(水)朝5時に鈴鹿の自宅を出発。いつものように桑名市から長良川堤防と揖斐川堤防を遡上していくので信号は殆どなくストレスなくR303で旧坂内村に入りました。夜叉龍神社から坂内川左岸道路に入ると狙い通り途中にあるバイクランドを過ぎた辺りまで入れました。
7時50分、斜面から押し出して来たデブリの前に車を止め出発しました。
これだけで、だいぶ違いますね。
林道が右岸から左岸に渡り、また右岸に渡り返したところでこの先の大きなヘアピンカーブをショートカットするため正面の斜面を登りました。でもヤブが結構濃くてザックに付けたスキーに引っかかってうまく登れません。結局、時間の短縮にならないばかりか余分な体力も使ってしまいました。
今回はスキー滑降にチャレンジするので林道終点から登る尾根(便宜上第1支尾根)ではなく手前の第2支尾根から取り付くことにしました。前に来た時はショートカットして上の林道に出たところでそのまま尾根に取り付けたのですが、今回は雪が融けて崖のような泥斜面になっていました。それらしきところを登ってみると鉄筋のアンカーが打ち込まれていましたが、ロープなどは付いていません。仕方なく草や木の根っこを掴んで何とか取りつきました。50m程高度を上げると雪面も繋がってきました。
雪解けが早いとヤブがついてきます。
しかたがないけど大変だ。
二つの尾根の出会いを結ぶ主尾根は痩せていて4月になると張り出している雪庇が一気に落ちて痩せたヤブ尾根だけが残ります。
幸いなことに痩せ尾根の雪庇は辛うじて繋がっていました。これならスキーで降りてこられそうです。
チャレンジャーskywalkeのチェックですね。
中間コルにむけて吊り尾根を下って行きます。
さあ、問題の登り返し。どこまで行けるかな。
上の肩に乗り上げる斜面が一番きつくなりますが、一番きついところでヤブが頭をだしていました。前日のものらしいトレースはその藪の中にきえていました。藪の中なら滑落の危険は少ないので私もそれにならいました。ただし藪の真ん中を抜けるのはきついので藪の端の方を登って上に出ると肩に向けてトレースが続いていました。少し傾斜も緩んだので山頂を目指すことにしました。
肩に乗り上げると山頂が見えました。
12時5分、高丸山頂(1316m)に着きました。この辺りで1300m級の山は金糞岳と高丸しかありませんから、ここに立てばまさにお山の大将。隣の三周ヶ岳さえ見おろすことができるのです。
北には美濃又丸から笹ヶ岳に連なる福井県境稜線が続いて居ます。
チャレンジ成功ですね。
おめでとうございます。
展望がゲットできるとできないのでは大違いです。
JPに戻ったらブーツを履き替えスキー板を付けて滑降準備オーケーです。第1尾根出会いの・1114mまではあっという間に戻りました。出合の南斜面は傾斜がきつくて低木も多いので慎重に下りました。
第2尾根に繋がる痩せ尾根は細い雪庇の張り出しを板を斜めにずらしながら慎重に渡りました。
これからが本格ミッションですね。
2尾根の下り始めのブナ林は気持ちよく下れました。針葉樹林帯に入るとだんだんに傾斜が強くなり樹間も狭まってきました。登ってくるときになるべく滑りやすそうなところを選んでトレースを残したのですが、いつの間にか見失ってしまいました。
さすが準備万端ですね。
樹間の狭い所でコース取りを間違えたかスキー操作を間違えたか覚えていませんが、立木に突っ込んで胸を打ってしまいました。その時は「いててっ!」で済ませて滑降を続けたのですが・・・
あらまあ・・
駐車地に無事もどれてよかったですね。
16時18分、バイクランドの手前で駐車地に戻ったころには胸の痛みを忘れていましたが、帰宅して夕食を済ませ床に入って寝返りを打った途端「ギャーッ」激しい痛みに襲われました。あ~、またやってしまった。肋骨が折れたようです。過去片手に余るほど経験しているのですが、こういう経過は初めてです。今回は体幹の中心線に近い部分であまり痛みは強くなく翌朝も大した苦労も無く起き上がれました。全治するにはひと月近くかかるだろうな。
折角ミッションをクリアしたのに余分なツケを残してしまった。
お疲れさまでした。
余分なツケで今シーズンが終了しましたね。
お大事にしてください。
チャレンジャーのskywalkeさんに拍手です。
わりばし
Re: 【美濃】白銀に輝く孤高の秀峰高丸へ
skywalkさん、こんにちは
私が登ったのは2019年3月2日でこの年も雪が少なく、神岳ダムまで車で入れました。
ここは私が登った時は真っ白な尾根だったように記憶しています。
I
私もこの光景をたっぷり味わいました。晴天ならではの恩恵ですね。
足の骨折でなくて良かったです。足の骨折だとまともに歩けないので119を呼ぶしかありません
宮指路
無雪期は夜叉が池の駐車場から登るルートがあります。踏み跡はあるものの多少のヤブコギになりますが美濃の西部に聳えるトンガリピークの高丸に登りました。この山は美濃西部では1300mを越える標高を誇りピラミッド型の山容は個性的で嫌がうえにも目だつランドマークでありながら登山道のないヤブ山ですから積雪期以外登られる事の少ない孤高の山です。
おまけにアプローチとなる神岳ダムまでの道も冬は雪に閉ざされているので3月下旬に道路の雪が融けるまで近づくことさえ難しい山ですが、最近のクロオさんのレポで雪が融けて少し入れるようになったらしいので行ってみることにしました。
私が登ったのは2019年3月2日でこの年も雪が少なく、神岳ダムまで車で入れました。
ここまで20分のロスということになりますね3月15日(水)朝5時に鈴鹿の自宅を出発。いつものように桑名市から長良川堤防と揖斐川堤防を遡上していくので信号は殆どなくストレスなくR303で旧坂内村に入りました。夜叉龍神社から坂内川左岸道路に入ると狙い通り途中にあるバイクランドを過ぎた辺りまで入れました。
7時50分、斜面から押し出して来たデブリの前に車を止め出発しました。
20分ほど歩くとダム湖の奥にある分岐から椀戸林道に入りました。
私は取りあえず林道終点まで歩きました。306号線のゲートからコグルミ右岸尾根まで歩くのと同じくらいかと思います。林道は雪に埋もれたままでデブリや滑り台のような障害物も多く歩きにくいですが、雪が固く締まっているのが救いでしょうか。
普通はここから林道終点まで一時間ほど歩かねばなりません。
スノーシューでも担いでいると木の枝などに引っ掛かりやすいのにスキーとなると尚更です。林道が右岸から左岸に渡り、また右岸に渡り返したところでこの先の大きなヘアピンカーブをショートカットするため正面の斜面を登りました。でもヤブが結構濃くてザックに付けたスキーに引っかかってうまく登れません。結局、時間の短縮にならないばかりか余分な体力も使ってしまいました。
ここが第一の核心でしたね。今回はスキー滑降にチャレンジするので林道終点から登る尾根(便宜上第1支尾根)ではなく手前の第2支尾根から取り付くことにしました。前に来た時はショートカットして上の林道に出たところでそのまま尾根に取り付けたのですが、今回は雪が融けて崖のような泥斜面になっていました。それらしきところを登ってみると鉄筋のアンカーが打ち込まれていましたが、ロープなどは付いていません。仕方なく草や木の根っこを掴んで何とか取りつきました。
ピークが見えて来るとパワーが出ますね。50m程高度を上げると雪面も繋がってきました。
暫く針葉樹林の端を登り、その後は針葉樹林の中を登っていく。
右側には高丸と稜線で繋がった烏帽子山も見えてきました。雲一つなく素晴らしい眺めです。
何とか雪が繋がっていて良かったですね。針葉樹林が終わり落葉樹林が出てきたら支尾根は終わり主尾根に出ます。
主尾根まで後一息。
主尾根に出会う辺りは太いブナが沢山生えていて今回のコースでも一番の癒しスポットです。
北側に見える小ピークが1尾根の出会う・1114mです。
二つの尾根の出会いを結ぶ主尾根は痩せていて4月になると張り出している雪庇が一気に落ちて痩せたヤブ尾根だけが残ります。
幸いなことに痩せ尾根の雪庇は辛うじて繋がっていました。これならスキーで降りてこられそうです。
IMGP9753.JPG
ここは私が登った時は真っ白な尾根だったように記憶しています。
上部に上がり展望が広がると高い山に来たぞという思いがあり嬉しいですね痩せ尾根と少し急な斜面を登って1尾根の出合に着きました。ここからは高丸と烏帽子山の中間であるJP(ジャンクションピーク)まで素晴らしい展望が続きます。
少し霞んでいるのが能郷白山です。
ピラミダルな高丸もくっきり見えます。
平坦な尾根を歩いていき最後に傾斜のある斜面を登ればJPです。
11時半にJPに着きました。
ここまで来たら登るしかありませんね。私はスノーシューで何とか登れました。下りは怖かったので外しましたがさあ、どうしよう。実は今回の主たるミッションはJPから滑降することでピークハントは予定していなかったのです。
烏帽子は難しいところはありませんが、往復するには時間と体力を消耗しそうです。クロオさんの仇打ちは又の機会にしましょう
高丸は時間的に往復できそうですが、アプローチは半月前の金糞岳と同じゴム長でチェーンアイゼンしかありません。高丸直下は急斜面になっていてこんな装備ではクリアできそうにありませんが、行けるところまで行ってみましょう。
I
藪伝いに登れたのはラッキーでしたね。MGP9759.JPG
中間コルにむけて吊り尾根を下って行きます。
さあ、問題の登り返し。どこまで行けるかな。
上の肩に乗り上げる斜面が一番きつくなりますが、一番きついところでヤブが頭をだしていました。前日のものらしいトレースはその藪の中にきえていました。藪の中なら滑落の危険は少ないので私もそれにならいました。ただし藪の真ん中を抜けるのはきついので藪の端の方を登って上に出ると肩に向けてトレースが続いていました。少し傾斜も緩んだので山頂を目指すことにしました。
肩に乗り上げると山頂が見えました。
12時5分、高丸山頂(1316m)に着きました。この辺りで1300m級の山は金糞岳と高丸しかありませんから、ここに立てばまさにお山の大将。隣の三周ヶ岳さえ見おろすことができるのです。
北には美濃又丸から笹ヶ岳に連なる福井県境稜線が続いて居ます。
IMGP9765.JPG
その右奥には加賀白山も霞んでします。夜叉が池の奥には上谷山が福井、滋賀県境を守っています。
私もこの光景をたっぷり味わいました。晴天ならではの恩恵ですね。
広い尾根が続いていないとスキーは難しいですねIMGP9769.JPG
さあ、大展望を目に刻んだらタッチアンドゴーでJPに戻ります。JPの奥に見える黒いピラミッドは蕎麦粒山です。
JPに戻ったらブーツを履き替えスキー板を付けて滑降準備オーケーです。第1尾根出会いの・1114mまではあっという間に戻りました。出合の南斜面は傾斜がきつくて低木も多いので慎重に下りました。
第2尾根に繋がる痩せ尾根は細い雪庇の張り出しを板を斜めにずらしながら慎重に渡りました。
2尾根の下り始めのブナ林は気持ちよく下れました。針葉樹林帯に入るとだんだんに傾斜が強くなり樹間も狭まってきました。登ってくるときになるべく滑りやすそうなところを選んでトレースを残したのですが、いつの間にか見失ってしまいました。
骨折の痛みは最初と後から来ます。樹間の狭い所でコース取りを間違えたかスキー操作を間違えたか覚えていませんが、立木に突っ込んで胸を打ってしまいました。その時は「いててっ!」で済ませて滑降を続けたのですが・・・
雪が切れたところで板を外し残り50mを歩いて下り林道に下りました。その下の斜面もショートカットして下の林道に下りたら長々と林道を歩いてダム湖に戻りました。
16時18分、バイクランドの手前で駐車地に戻ったころには胸の痛みを忘れていましたが、帰宅して夕食を済ませ床に入って寝返りを打った途端「ギャーッ」激しい痛みに襲われました。あ~、またやってしまった。肋骨が折れたようです。
足の骨折でなくて良かったです。足の骨折だとまともに歩けないので119を呼ぶしかありません
お大事にして下さい。過去片手に余るほど経験しているのですが、こういう経過は初めてです。今回は体幹の中心線に近い部分であまり痛みは強くなく翌朝も大した苦労も無く起き上がれました。全治するにはひと月近くかかるだろうな。
折角ミッションをクリアしたのに余分なツケを残してしまった。
宮指路
Re: 【美濃】白銀に輝く孤高の秀峰高丸へ
shigekiさん、こんにちは。
不肖Sは、2019/3/20に同じく登りました。
その時は、ダムまで車で入れるとの情報でいきました。
最近は3月でもダムまで入れることが多いですが、昔は4月になっても入れないことが結構ありました。なかなかの好天だったようですね。今回もお天気は抜群でした。
スキーで行かれたんですかから 素晴らしい!!
で、担いで・・厳しい尾根のようですね。
ヤブスキーの集大成としてチャレンジしてみました。体力的にそろそろ限界ですから。
いいですね この辺 思い出します。
テン泊ポイント たくさんありましたね~
尾根が平坦になったところには太いブナが多いですね。沢山の水を吸い上げるのに都合いいのでしょうか。
テントを担いで行く元気はありませんが、テン泊できたら気持ちいいでしょうね。
シール登高してないんですか??
兼用靴だとすぐにバテテしまうのでアプローチはゴム長にしています。
不肖Sは、烏帽子に行ける範疇でしたが、この大展望見て、ここでアワ缶ゆっくり頂きました。
南から見るとピラミダルな高丸ですが、山頂域は北に伸びていて意外に広くゆったりしているのでゆっくり休めるのも魅力です。
ええっ それはヤバいじゃないですか!!
ただの打撲だと思って痛みのことも忘れていたのですが、折れていたようです。
思わず、読みいってしまいましたが、診断結果はどうだったんでしょうか?
くれぐれもお大事になさってください。
ご心配ありがとうございます。
肋骨は過去何回も折っていますが、病院など行ったことはありません。バキッと折れて外科的処置が必要なわけでもないし、結局痛みに耐えるしかありません。集団検診の結果に「肋骨骨折痕あり」と出てきたのには驚きましたが。今回は痛みも少なく一番軽症の部類です。
不肖Sは、2019/3/20に同じく登りました。
その時は、ダムまで車で入れるとの情報でいきました。
最近は3月でもダムまで入れることが多いですが、昔は4月になっても入れないことが結構ありました。なかなかの好天だったようですね。今回もお天気は抜群でした。
スキーで行かれたんですかから 素晴らしい!!
で、担いで・・厳しい尾根のようですね。
ヤブスキーの集大成としてチャレンジしてみました。体力的にそろそろ限界ですから。
いいですね この辺 思い出します。
テン泊ポイント たくさんありましたね~
尾根が平坦になったところには太いブナが多いですね。沢山の水を吸い上げるのに都合いいのでしょうか。
テントを担いで行く元気はありませんが、テン泊できたら気持ちいいでしょうね。
シール登高してないんですか??
兼用靴だとすぐにバテテしまうのでアプローチはゴム長にしています。
不肖Sは、烏帽子に行ける範疇でしたが、この大展望見て、ここでアワ缶ゆっくり頂きました。
南から見るとピラミダルな高丸ですが、山頂域は北に伸びていて意外に広くゆったりしているのでゆっくり休めるのも魅力です。
ええっ それはヤバいじゃないですか!!
ただの打撲だと思って痛みのことも忘れていたのですが、折れていたようです。
思わず、読みいってしまいましたが、診断結果はどうだったんでしょうか?
くれぐれもお大事になさってください。
ご心配ありがとうございます。
肋骨は過去何回も折っていますが、病院など行ったことはありません。バキッと折れて外科的処置が必要なわけでもないし、結局痛みに耐えるしかありません。集団検診の結果に「肋骨骨折痕あり」と出てきたのには驚きましたが。今回は痛みも少なく一番軽症の部類です。
Re: 【美濃】白銀に輝く孤高の秀峰高丸へ
わりばしさん、こんばんは。
高丸は目立ちますね。
三角ピークの山には心惹かれるものがあります。
高丸と烏帽子の兄弟ミラミッド、蕎麦粒の二重ピラミッドは似たような標高の山が集まる美濃にあって存分に個性を発揮してランドマークになっています。
これだけで、だいぶ違いますね。
クロオ情報のお陰でバイクランドまで入れたので行程の見通しが立ちました。不安を抱えたまま歩いていたのではミッションの成否も分かりませんからね。
雪解けが早いとヤブがついてきます。
しかたがないけど大変だ。
笹の上に残った雪は薄くて踏み抜けやすいのも困りました。
チャレンジャーskywalkeのチェックですね。
尾根に取り付く時雪が残ってなかったので雪庇も落ちてないかと心配でしたが、繋がっていたので安心しました。
チャレンジ成功ですね。
おめでとうございます。
展望がゲットできるとできないのでは大違いです。
ここはヤブのお陰で登頂できました。
高丸は眺めて良し、登って良しの秀峰で展望も一級品です。
これからが本格ミッションですね。
山頂もゲットできたことだし、ミッションのほうも万事うまくいくはずだったのですが。
さすが準備万端ですね。
自分のトレースを丹念に辿ればアクシデントもなかったかもしれません。最後まで手を抜いちゃだめですね。
お疲れさまでした。
余分なツケで今シーズンが終了しましたね。
お大事にしてください。
ありがとうございます。今回は軽症で痛みも少ないので翌週には能郷白山にも立てました。骨折なので時間はかかりそうですが、山に登りながら治せそうです。
高丸は目立ちますね。
三角ピークの山には心惹かれるものがあります。
高丸と烏帽子の兄弟ミラミッド、蕎麦粒の二重ピラミッドは似たような標高の山が集まる美濃にあって存分に個性を発揮してランドマークになっています。
これだけで、だいぶ違いますね。
クロオ情報のお陰でバイクランドまで入れたので行程の見通しが立ちました。不安を抱えたまま歩いていたのではミッションの成否も分かりませんからね。
雪解けが早いとヤブがついてきます。
しかたがないけど大変だ。
笹の上に残った雪は薄くて踏み抜けやすいのも困りました。
チャレンジャーskywalkeのチェックですね。
尾根に取り付く時雪が残ってなかったので雪庇も落ちてないかと心配でしたが、繋がっていたので安心しました。
チャレンジ成功ですね。
おめでとうございます。
展望がゲットできるとできないのでは大違いです。
ここはヤブのお陰で登頂できました。
高丸は眺めて良し、登って良しの秀峰で展望も一級品です。
これからが本格ミッションですね。
山頂もゲットできたことだし、ミッションのほうも万事うまくいくはずだったのですが。
さすが準備万端ですね。
自分のトレースを丹念に辿ればアクシデントもなかったかもしれません。最後まで手を抜いちゃだめですね。
お疲れさまでした。
余分なツケで今シーズンが終了しましたね。
お大事にしてください。
ありがとうございます。今回は軽症で痛みも少ないので翌週には能郷白山にも立てました。骨折なので時間はかかりそうですが、山に登りながら治せそうです。
Re: 【美濃】白銀に輝く孤高の秀峰高丸へ
宮指路さん、こんばんは。
無雪期は夜叉が池の駐車場から登るルートがあります。踏み跡はあるものの多少のヤブコギになりますが
無雪期の高丸なんて想像できませんが、「多少のヤブコギ」で済みますか。苦労して登頂しても山の景観は全くの別物でしょうね。
私が登ったのは2019年3月2日でこの年も雪が少なく、神岳ダムまで車で入れました。
3月2日に神岳ダムまで入れたなんて異常です。いずれそういうのが常態になるのかもしれませんが。
ここまで20分のロスということになりますね
この程度は想定の範囲内です。
私は取りあえず林道終点まで歩きました。306号線のゲートからコグルミ右岸尾根まで歩くのと同じくらいかと思います。
雪が少ないと手前の尾根に取り付くのは難しいから仕方ありませんね。終点まで歩くとそんなもんです。
スノーシューでも担いでいると木の枝などに引っ掛かりやすいのにスキーとなると尚更です。
1mのミニスキーですが、出っ張りはスノーシューより大きいです。
ここが第一の核心でしたね。
前に登った時は崖の下にデブリが溜まっていてうまく取り付けたのですが、今回はデブリもなかったです。
ピークが見えて来るとパワーが出ますね。
高丸はまだ見えませんが、烏帽子は綺麗に見えました。
何とか雪が繋がっていて良かったですね。
ここは私が登った時は真っ白な尾根だったように記憶しています。
3月初めだったら雪が少なくても残っているかもしれません。
上部に上がり展望が広がると高い山に来たぞという思いがあり嬉しいですね
・1114mからは展望の尾根が続き歩いていても気持ちがいいです。
ここまで来たら登るしかありませんね。私はスノーシューで何とか登れました。下りは怖かったので外しましたが
ピークハントの予定はなかったのですが、勢いで行ってしまいました。
藪伝いに登れたのはラッキーでしたね。
本当です。利用できるものは何でも使えということで助かりました。
私もこの光景をたっぷり味わいました。晴天ならではの恩恵ですね。
高丸は登ってみると山頂域が広くてのんびり休むのもいいですね。私はミッションが残っているのでトンボ帰りでしたが。
広い尾根が続いていないとスキーは難しいですね
第2尾根は下の方までかなり広い尾根です。ただ針葉樹林がだんだん密になってくるのでスキーで下りにくくなってきます。
骨折の痛みは最初と後から来ます。
足の骨折でなくて良かったです。足の骨折だとまともに歩けないので119を呼ぶしかありません
肋骨は簡単に折れますが、痛みさえ我慢すれば下山に問題はありません。
今回は痛みも少なくて翌週には能郷白山にも登れました。普段の生活には支障ありませんが、寝返りだけはうまく打てません。
完治するには1か月近くかかりそうです。
無雪期は夜叉が池の駐車場から登るルートがあります。踏み跡はあるものの多少のヤブコギになりますが
無雪期の高丸なんて想像できませんが、「多少のヤブコギ」で済みますか。苦労して登頂しても山の景観は全くの別物でしょうね。
私が登ったのは2019年3月2日でこの年も雪が少なく、神岳ダムまで車で入れました。
3月2日に神岳ダムまで入れたなんて異常です。いずれそういうのが常態になるのかもしれませんが。
ここまで20分のロスということになりますね
この程度は想定の範囲内です。
私は取りあえず林道終点まで歩きました。306号線のゲートからコグルミ右岸尾根まで歩くのと同じくらいかと思います。
雪が少ないと手前の尾根に取り付くのは難しいから仕方ありませんね。終点まで歩くとそんなもんです。
スノーシューでも担いでいると木の枝などに引っ掛かりやすいのにスキーとなると尚更です。
1mのミニスキーですが、出っ張りはスノーシューより大きいです。
ここが第一の核心でしたね。
前に登った時は崖の下にデブリが溜まっていてうまく取り付けたのですが、今回はデブリもなかったです。
ピークが見えて来るとパワーが出ますね。
高丸はまだ見えませんが、烏帽子は綺麗に見えました。
何とか雪が繋がっていて良かったですね。
ここは私が登った時は真っ白な尾根だったように記憶しています。
3月初めだったら雪が少なくても残っているかもしれません。
上部に上がり展望が広がると高い山に来たぞという思いがあり嬉しいですね
・1114mからは展望の尾根が続き歩いていても気持ちがいいです。
ここまで来たら登るしかありませんね。私はスノーシューで何とか登れました。下りは怖かったので外しましたが
ピークハントの予定はなかったのですが、勢いで行ってしまいました。
藪伝いに登れたのはラッキーでしたね。
本当です。利用できるものは何でも使えということで助かりました。
私もこの光景をたっぷり味わいました。晴天ならではの恩恵ですね。
高丸は登ってみると山頂域が広くてのんびり休むのもいいですね。私はミッションが残っているのでトンボ帰りでしたが。
広い尾根が続いていないとスキーは難しいですね
第2尾根は下の方までかなり広い尾根です。ただ針葉樹林がだんだん密になってくるのでスキーで下りにくくなってきます。
骨折の痛みは最初と後から来ます。
足の骨折でなくて良かったです。足の骨折だとまともに歩けないので119を呼ぶしかありません
肋骨は簡単に折れますが、痛みさえ我慢すれば下山に問題はありません。
今回は痛みも少なくて翌週には能郷白山にも登れました。普段の生活には支障ありませんが、寝返りだけはうまく打てません。
完治するには1か月近くかかりそうです。