【越美国境】シーズン最後のご褒美 青空と霧氷・残雪の越美国境稜線(アオバ*ト編)
【山域】越美国境・美濃俣丸周辺
【山行日】2023年3月19日(日)
【天候】快晴
【メンバー】biwaco、タイラ、アオバ*ト
【ルート】広野ダム〜美濃俣丸〜1144ジャンクション〜広野ダム
未練がましく、越美国境稜線に行こうとしていたら、
もう一人の未練がましい方より絶妙のタイミングでメールが来た。
山でバッタリするより早くテレパシーが通じ合ってしまった。
広野ダムで待ち合わせ。
目的の地は、申し合わせたかのように「笹ヶ峰」。
どこから登るか色々考えたが、とにかく早く稜線に上がるが勝ちだと思った。
極力林道歩きの少ない美濃俣丸へ上がることにする。
私は美濃俣丸は上がったことなかったが、地形図見る限りそんなに難しく無さそうだ。
なんとかなるだろ。
びわ爺さまに、私の古いアッセントをお貸しすることにする。
パイプ形状のヒールリフターのないスノーシューよりマシだと思ったのだが、後にこれが仇となった。
取り付きへの林道はもっと小綺麗な林道を想像していたが、
枝が覆い被さり、落石は多く、なんかテンション下ってきた。
こんなことで稜線まで辿り着くんだろうか。
尾根上には、もちろんもう雪はない。先週の記録では、912からスノーシューと書いてあった。
たぶんそのあたりから雪がまだらに出てきたが、何も装着せずに進む。
912から急登の始まる鞍部までの間は絶景ポイントがあって、ロボットピーク、笹ヶ峰一帯がドーンと迫ってきた。
まだらだけど、すばらしい眺めに圧倒された。
急登の始まる鞍部でスノーシューを装着。沈むからというわけではなく、ヒールリフターでラクしたかった。
リフターを立てると前爪がしっかり雪面を捉えて滑り落ちる心配もなかった。
びわ爺さまも、最初の急坂は、リフターを立てて登ってきて下さった。
登るにつれて稜線の斜面の木々が白く霧氷に覆われているのがわかった。
見上げると尾根上の木々の枝には、融けかかった霧氷のしずくが陽の光を浴びてキラキラと輝いていた。
あまりの望外の神々しく美しい光景にただただ見とれるばかりだった。
振り返って叫んだ。「びわこさぁぁん、すばらしいですよぉぉ!」
小ピークに上り詰めると、正面に美濃俣丸が聳えていた。
右には、三周が大きく、左は、私には新しい世界が広がっていた。
新しい世界は、牧歌的で伸びやかで、何だかハイジの世界を連想させるのだった。
ひとしきりぐるりを眺め、踏み抜かないよう注意しつつ、直下の鞍部へ下って行く。
あと30分くらいで頂上に着くだろうとは思う。でも予定の時刻よりはずいぶんと押していて、
私はもう美濃俣丸でマッタリランチして引き返してもいいと思い始めたが、
びわ爺さまとタイラさんは、まだ周回に望みを持っているようだった。
とにかく登ろう。登ってから考えよう。しばらく登って振り返る。あれ、二人は?
あちゃ~、二人は鞍部から少しも進んでおらず、しゃがんで何やらやっていた。
「どぉしたのぉ〜。」「ストラップ切れた〜。」
何とか予備のストラップ2本使って応急処置して登ってきてくれた。
10年経ったら壊れる説は本当だった。
ちょっとしたグラがあって、右から木の枝に捕まりもってエイヤッと巻いた。
びわ爺さまは大丈夫だろうか、上から祈るような気持ちで見守る。
あ〜スノーシューが外れた。
どうなることかと思ったが、外れたスノーシューは、タイラさんが手に持ち登ってきてくれた。
やれやれ。
びわ爺さまに不良品をお貸ししてしまったことがほんとに申し訳なかった。
幸いスノーシューがなくても十分歩ける雪質。ここからはチェンスパをはいてもらうことに。
アクシデントに見舞われつつも、頂上では、すばらしいご褒美が待っていた。
360度のパノラマ、全てがくっきりと見えた。こんなに見えることって珍しいのではなかろうか。
やや遠くに見えるピラミダルな山が気になる。蕎麦粒山ではないと思うのだけど、なんていう山だろう。
(上の二枚の写真には写っていません)
山並のいちばん奥にひときわ白い山塊がある。「あれって?」「白山やで。」
「ええっあんなに大きく見えるの?ほんとに白山?ほんとにほんとに白山?」たしかに白山の形なんだけど、何度も聞いてしまった。
さてどうやって帰ろうか。ロボピークはあれでしょう?あんなに遠い。
タイラさんが1144ジャンクションのほうが近いかもしれないよという。
地形図を見ると、ロボピークへは登り基調、1144へは少し距離は長いが下り基調だ。
ロボピークからの尾根は、びわ爺さまは降りたことあるとのことだが、最後に渡渉することになる。
闇下になったとき難儀するかもしれない。
当初の目的は笹ヶ峰。笹ヶ峰方面へ行きたい気持ちは山々だったが、
2週間前に下ったばかりの自分の記憶の新しい道で帰ることにする。
そうと決まったら、頂上から下ってのんびりした場所でランチにしよう。タイラさん先頭で下り始める。
なんてすばらしい日なんだろう。空が真っ青ではないか。
たおやかな雪原をめがけて下っていく。三周と高丸の2つの形のいい山が吊り尾根で繋がっている。
誰か登って来る人があるようだった。二人連れで、タイラさんが話し込んでいる。
びわ爺さまも近づいて行くと、どうも知り合いのようだ、二人連れのうちのひとりとえらく喜びあっている。
もうひとりの人も近づいて来た。濃いサングラスに帽子嫌いなのかノーキャップ。
かっこいいイケメンのおじさん。誰かに似てるなぁ。
距離がますます近づいて、「あれぇ?」、ニコニコとオウム返しに「あれぇ?」
似てるんじゃなくて、まさかのご本人登場でした。
スノー衆のレポ以外で、
私のレポに山日和さんが登場して下さるなんて、これはきっと一生に、
あ、このセリフは、もう2回くらい使用済でした。
もうお一人の方は、「ふ~さん」。
やぶこぎネットのレジェンド?オフ会でまたお会いしたいです。
こんな超絶すばらしいお天気の下、それもこんなに絶景の場所でステキな出会い、
私たち三人はお山の神さまに愛されているなぁと思った。
「あの辺の広いところ、前にスノー衆で、ランチしたとこね。」教えてもらって下っていく。
風もなくて、暑いくらい。
ツリーホールに足を投げ出してランチタイム。
三周を目の前に、今日もご飯一合炊いて3人で分けっこして伊賀牛しぐれ煮丼。
コーヒーとお菓子。極上の時間が流れる。
もう闇下になってもいい。
褒められたことではないけど、今日は闇下になってもちゃんと帰れる自信があった。
この先大きなアップダウンはない。危ないところもない。
しかしながら、びわ爺さまはだんだん疲労が溜まって来たようで、
あとどのくらいでジャンクションかな、という言葉が聞かれるようになった。
小ピークも巻けるところは巻く。少し登りが続いたら休んで水分補給。
アミノバイタルも摂取してもらい、ゆっくり進む。
やっと1144ジャンクションに着いた。
少し手前で山日和さんたちが登ってきた長い尾根を使う手もあった。
でも自分が知ってる道を使うことにする。
美濃又丸から歩いてきた稜線を眺める。
あんなに歩いて来たんだ。ノロノロだけど、すごいじゃんか。
下りの尾根に入る。ちょっと危険地帯がある。
2週間前5分くらいで通過できたところに30分くらいかかった。でもここだけだ。
こまめにジオグラフィカで現在地を確認する。
間違って登り返しだけは避けたい。暗くなると、知ってる道でもやっぱり間違いやすくなる。
最後は少しヤブに捕まったが、何とか脱出。無事林道に降り立てた。
空には、いつの間にか星が光り、いくつもいくつも光り、私たちを照らしていた。
一日の出来事が、頭の中に次々と押し寄せた。
こんな濃い山行は後にも先にもないんじゃないかと思うくらい濃くて、満ちたりた一日だった。
アオバ*ト
【越美国境】シーズン最後のご褒美 青空と霧氷・残雪の越美国境稜線(アオバ*ト編)
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新規トピックは文頭に以下のテンプレートをなるべく使ってください。
【 日 付 】
【 山 域 】
【メンバー】
【 天 候 】
【 ルート 】
※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
新規トピックは文頭に以下のテンプレートをなるべく使ってください。
【 日 付 】
【 山 域 】
【メンバー】
【 天 候 】
【 ルート 】
※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
Re: 【越美国境】シーズン最後のご褒美 青空と霧氷・残雪の越美国境稜線(アオバ*ト編)
アオバ*ト さん こんばんは
未練がましく、越美国境稜線に行こうとしていたら、
もう一人の未練がましい方より絶妙のタイミングでメールが来た。
山でバッタリするより早くテレパシーが通じ合ってしまった。
そうなんですよ。
約束してすぐラインが入りましたが
ラインが2時間早かったら参加できたのに(^^♪
びわ爺さまに、私の古いアッセントをお貸しすることにする。
パイプ形状のヒールリフターのないスノーシューよりマシだと思ったのだが、後にこれが仇となった。
気持ちがうれしじゃないですか。
尾根上には、もちろんもう雪はない。先週の記録では、912からスノーシューと書いてあった。
たぶんそのあたりから雪がまだらに出てきたが、何も装着せずに進む。
雪解けが早いですね。
912から急登の始まる鞍部までの間は絶景ポイントがあって、ロボットピーク、笹ヶ峰一帯がドーンと迫ってきた。
まだらだけど、すばらしい眺めに圧倒された。
この景色を見たらテンション上がりますね。
急登の始まる鞍部でスノーシューを装着。沈むからというわけではなく、ヒールリフターでラクしたかった。
リフターを立てると前爪がしっかり雪面を捉えて滑り落ちる心配もなかった。
びわ爺さまも、最初の急坂は、リフターを立てて登ってきて下さった。
登るにつれて稜線の斜面の木々が白く霧氷に覆われているのがわかった。
国境稜線斜面
霧氷まで付いて迎えてくれたのですね。
振り返って叫んだ。「びわこさぁぁん、すばらしいですよぉぉ!」
小ピークに上り詰めると、正面に美濃俣丸が聳えていた。
いいな~ いいな~
初回の上谷山の登山者 この前の登山者も美濃俣丸はいいよと
聞いてますのでもう一度 山頂に立ちたいですがもう無理かな
右には、三周が大きく、左は、私には新しい世界が広がっていた。
新しい世界は、牧歌的で伸びやかで、何だかハイジの世界を連想させるのだった。
ひとしきりぐるりを眺め、踏み抜かないよう注意しつつ、直下の鞍部へ下って行く。
小ピーク - コピー.
江美国境の山は神々しい山に見えるのは私だけでしょうか。
あと30分くらいで頂上に着くだろうとは思う。でも予定の時刻よりはずいぶんと押していて、
私はもう美濃俣丸でマッタリランチして引き返してもいいと思い始めたが、
びわ爺さまとタイラさんは、まだ周回に望みを持っているようだった。
とにかく登ろう。登ってから考えよう。しばらく登って振り返る。あれ、二人は?
そうですよね。
まったりしたランチ派です。
アクシデントに見舞われつつも、頂上では、すばらしいご褒美が待っていた。
笹ヶ峰方面 -
三周、三国、上谷山 -
360度のパノラマ、全てがくっきりと見えた。こんなに見えることって珍しいのではなかろうか。
羨まし限りです。
今度は笹ヶ峰方面 - 三周、三国、ですね。
距離がますます近づいて、「あれぇ?」、ニコニコとオウム返しに「あれぇ?」
似てるんじゃなくて、まさかのご本人登場でした。
スノー衆のレポ以外で、
私のレポに山日和さんが登場して下さるなんて、これはきっと一生に、
あ、このセリフは、もう2回くらい使用済でした。
もうお一人の方は、「ふ~さん」。
やぶこぎネットのレジェンド?オフ会でまたお会いしたいです。
山日和さんばったり会うのは有るかもですが、
「ふ~さん」ですか、うれしい出会いですね。
ふ~さん 藪こぎネット復帰お待ちしております。
空には、いつの間にか星が光り、いくつもいくつも光り、私たちを照らしていた。
お疲れ様でした。
嬉しい情報有難うございます。
バーチャリ
未練がましく、越美国境稜線に行こうとしていたら、
もう一人の未練がましい方より絶妙のタイミングでメールが来た。
山でバッタリするより早くテレパシーが通じ合ってしまった。
そうなんですよ。
約束してすぐラインが入りましたが
ラインが2時間早かったら参加できたのに(^^♪
びわ爺さまに、私の古いアッセントをお貸しすることにする。
パイプ形状のヒールリフターのないスノーシューよりマシだと思ったのだが、後にこれが仇となった。
気持ちがうれしじゃないですか。
尾根上には、もちろんもう雪はない。先週の記録では、912からスノーシューと書いてあった。
たぶんそのあたりから雪がまだらに出てきたが、何も装着せずに進む。
雪解けが早いですね。
912から急登の始まる鞍部までの間は絶景ポイントがあって、ロボットピーク、笹ヶ峰一帯がドーンと迫ってきた。
まだらだけど、すばらしい眺めに圧倒された。
この景色を見たらテンション上がりますね。
急登の始まる鞍部でスノーシューを装着。沈むからというわけではなく、ヒールリフターでラクしたかった。
リフターを立てると前爪がしっかり雪面を捉えて滑り落ちる心配もなかった。
びわ爺さまも、最初の急坂は、リフターを立てて登ってきて下さった。
登るにつれて稜線の斜面の木々が白く霧氷に覆われているのがわかった。
国境稜線斜面
霧氷まで付いて迎えてくれたのですね。
振り返って叫んだ。「びわこさぁぁん、すばらしいですよぉぉ!」
小ピークに上り詰めると、正面に美濃俣丸が聳えていた。
いいな~ いいな~
初回の上谷山の登山者 この前の登山者も美濃俣丸はいいよと
聞いてますのでもう一度 山頂に立ちたいですがもう無理かな
右には、三周が大きく、左は、私には新しい世界が広がっていた。
新しい世界は、牧歌的で伸びやかで、何だかハイジの世界を連想させるのだった。
ひとしきりぐるりを眺め、踏み抜かないよう注意しつつ、直下の鞍部へ下って行く。
小ピーク - コピー.
江美国境の山は神々しい山に見えるのは私だけでしょうか。
あと30分くらいで頂上に着くだろうとは思う。でも予定の時刻よりはずいぶんと押していて、
私はもう美濃俣丸でマッタリランチして引き返してもいいと思い始めたが、
びわ爺さまとタイラさんは、まだ周回に望みを持っているようだった。
とにかく登ろう。登ってから考えよう。しばらく登って振り返る。あれ、二人は?
そうですよね。
まったりしたランチ派です。
アクシデントに見舞われつつも、頂上では、すばらしいご褒美が待っていた。
笹ヶ峰方面 -
三周、三国、上谷山 -
360度のパノラマ、全てがくっきりと見えた。こんなに見えることって珍しいのではなかろうか。
羨まし限りです。
今度は笹ヶ峰方面 - 三周、三国、ですね。
距離がますます近づいて、「あれぇ?」、ニコニコとオウム返しに「あれぇ?」
似てるんじゃなくて、まさかのご本人登場でした。
スノー衆のレポ以外で、
私のレポに山日和さんが登場して下さるなんて、これはきっと一生に、
あ、このセリフは、もう2回くらい使用済でした。
もうお一人の方は、「ふ~さん」。
やぶこぎネットのレジェンド?オフ会でまたお会いしたいです。
山日和さんばったり会うのは有るかもですが、
「ふ~さん」ですか、うれしい出会いですね。
ふ~さん 藪こぎネット復帰お待ちしております。
空には、いつの間にか星が光り、いくつもいくつも光り、私たちを照らしていた。
お疲れ様でした。
嬉しい情報有難うございます。
バーチャリ
Re: 【越美国境】シーズン最後のご褒美 青空と霧氷・残雪の越美国境稜線(アオバ*ト編)
アオバトさん、お疲れさまでした。
というより、何かとお世話掛けてしまいました。<m(__)m>
私はバタンキュー状態の中、さっそくのレポ、ありがとうございます。
当日の悲喜こもごもの状況を思い出し、無事で何よりと改めて実感しております。
てなことを言うと、なにか大変な事態でも?と思われそうですが、私の非力衰体のせいで、予定タイムを大きくオーバーしてしまっただけなんですけどね(^_-)
あらためて、お詫びと御礼を<m(__)m>
>未練がましく、越美国境稜線に行こうとしていたら、
>もう一人の未練がましい方より絶妙のタイミングでメールが来た。
>山でバッタリするより早くテレパシーが通じ合ってしまった。
「以心伝心」といいますが、その通りのタイミングになりました。
今年は越美国境に行かない仕舞いになるかなぁ…と諦めかけてたんです。でも、ひょっとしてアオバトさんたちも興味ありそうだったなあ…と思い返し、「4月初めにでも…」とメール入れたら、速攻で「19日に行きますよ」と返信がきました。
>びわ爺さまに、私の古いアッセントをお貸しすることにする。
>パイプ形状のヒールリフターのないスノーシューよりマシだと思ったのだが、後にこれが仇となった。
現地レンタル、ありがとうございました。おかげさまで1115pへの登りなど助かりました。
>取り付きへの林道はもっと小綺麗な林道を想像していたが、
>枝が覆い被さり、落石は多く、なんかテンション下ってきた。
長い長い林道歩きでした。帰ってからログを見たら尾根取り付きまで1時間半以上もかかっています。
山日和さんのレポを見てわかったのですが、広野ダム右岸林道(県道)はきれいに除雪されていて二ツ屋施設まで入れたそうですね。1時間は短縮できたのに…(@_@;)
>912から急登の始まる鞍部までの間は絶景ポイントがあって、ロボットピーク、笹ヶ峰一帯がドーンと迫ってきた。
雪も繋がってきて、歩きやすくなりました。平坦尾根だけに雪がなくなったらヤブで大変でしょうに。
美濃俣丸から笹ヶ峰に続く白い尾根が目に飛び込んできて、疲れを忘れそうでした。
>見上げると尾根上の木々の枝には、融けかかった霧氷のしずくが陽の光を浴びてキラキラと輝いていた。
>あまりの望外の神々しく美しい光景にただただ見とれるばかりだった。
>振り返って叫んだ。「びわこさぁぁん、すばらしいですよぉぉ!」
私は、下ばかり見ながら喘いでおりました。(@_@;)
>小ピークに上り詰めると、正面に美濃俣丸が聳えていた。
>右には、三周が大きく、左は、私には新しい世界が広がっていた。
>新しい世界は、牧歌的で伸びやかで、何だかハイジの世界を連想させるのだった。
1115pは素晴らしい展望台でしたね(^_-)
山頂到達10時半の訂正した目標も、これなら到達っできるかも? なんて頭に浮かびましたが、やはり甘い…(>_<)
>私はもう美濃俣丸でマッタリランチして引き返してもいいと思い始めたが、
>びわ爺さまとタイラさんは、まだ周回に望みを持っているようだった。
目標はやはり「笹ヶ峰」でしたからね。と、私が言える立場では無いのですが(>_<)
この後、シューのベルト破損もあって、諦めました。
>ちょっとしたグラがあって、右から木の枝に捕まりもってエイヤッと巻いた。
>びわ爺さまは大丈夫だろうか、上から祈るような気持ちで見守る。
ここは本当に体力消耗させられました。壺足になり、タイラさんにシューを預けて、なんとか山頂に登りつくことができました。
>山並のいちばん奥にひときわ白い山塊がある。「あれって?」「白山やで。」
>「ええっあんなに大きく見えるの?ほんとに白山?ほんとにほんとに白山?」たしかに白山の形なんだけど、何度も聞いてしまった。
白山だけはすぐ分かりますね! 名前の通り「真っ白」ですから(^^♪
でも、同じ真っ白の乗鞍岳も白山かと勘違いしてしまいました。
>さてどうやって帰ろうか。
>闇下になったとき難儀するかもしれない。
>当初の目的は笹ヶ峰。笹ヶ峰方面へ行きたい気持ちは山々だったが、
>2週間前に下ったばかりの自分の記憶の新しい道で帰ることにする。
判断はなかなか難しいですね。やはり、安全第一で、かつて来た道、勝手知りたるルートを辿るのが正解でしょう。
>誰か登って来る人があるようだった。二人連れで、タイラさんが話し込んでいる。
>びわ爺さまも近づいて行くと、どうも知り合いのようだ、二人連れのうちのひとりとえらく喜びあっている。
まさかまさか!の出会いでした。ダンディ、タフガイの山日和さんはともかく、Fさんとは10年ぶりの再会でした。マジメなのかオ トボケなのかわからないあのお顔はサングラス掛けていてもすぐ分かりました。
それより、禁足令で「服役中」?のはずなのに、いつ無罪放免になったのか?と驚きながら、邂逅を温めることができました。Fさん、また一緒に連れてってね~(^^♪
>こんな超絶すばらしいお天気の下、それもこんなに絶景の場所でステキな出会い、
>私たち三人はお山の神さまに愛されているなぁと思った。
ホンマ、この時点では心底そう思いました。このあと「死の彷徨」が待っているとは夢にも思わなかったのです。
>ツリーホールに足を投げ出してランチタイム。
>三周を目の前に、今日もご飯一合炊いて3人で分けっこして伊賀牛しぐれ煮丼。
>コーヒーとお菓子。極上の時間が流れる。
「しぐれ煮牛丼」美味しく頂きました。お菓子にコーヒーまで、つぎつぎ出て来て、アオバトさんのザックはドラえもんポケットか?と(^_-)
>この先大きなアップダウンはない。危ないところもない。
>しかしながら、びわ爺さまはだんだん疲労が溜まって来たようで、
>やっと1144ジャンクションに着いた。
>少し手前で山日和さんたちが登ってきた長い尾根を使う手もあった。
>でも自分が知ってる道を使うことにする。
下りは楽だろう…と勝手に決め付けていて、アワワの毒と疲弊体力のせいで心配かけてしまいました。
1141p直下のヤセ尾根を見おろして、「どうやって通過するんやろ…」と見当もつきませんでした。
>暗くなると、知ってる道でもやっぱり間違いやすくなる。
>最後は少しヤブに捕まったが、何とか脱出。無事林道に降り立てた。
これだけ長時間の山行は久し振りのことで、最後は足がパンパン。ヘッデンの明かり頼りの林道歩きは超長く感じました。
駐車地に着いて一気に力が抜けました。
なんだか、いろいろあり過ぎた山行でしたね。独りではとてもできない体験でした。まだ肩や太もものハリ、コリが取れませんが、稜線からのあんなに爽快な眺望や、嬉しい遭遇にはめったに出会えないでしょう。同行介護のお二人に重ねて感謝です。
こんな爺の介護にまたお付き合いして頂けるなら、甘えさせてくださいマセ~<m(__)m>
~びわ爺
というより、何かとお世話掛けてしまいました。<m(__)m>
私はバタンキュー状態の中、さっそくのレポ、ありがとうございます。
当日の悲喜こもごもの状況を思い出し、無事で何よりと改めて実感しております。
てなことを言うと、なにか大変な事態でも?と思われそうですが、私の非力衰体のせいで、予定タイムを大きくオーバーしてしまっただけなんですけどね(^_-)
あらためて、お詫びと御礼を<m(__)m>
>未練がましく、越美国境稜線に行こうとしていたら、
>もう一人の未練がましい方より絶妙のタイミングでメールが来た。
>山でバッタリするより早くテレパシーが通じ合ってしまった。
「以心伝心」といいますが、その通りのタイミングになりました。
今年は越美国境に行かない仕舞いになるかなぁ…と諦めかけてたんです。でも、ひょっとしてアオバトさんたちも興味ありそうだったなあ…と思い返し、「4月初めにでも…」とメール入れたら、速攻で「19日に行きますよ」と返信がきました。
>びわ爺さまに、私の古いアッセントをお貸しすることにする。
>パイプ形状のヒールリフターのないスノーシューよりマシだと思ったのだが、後にこれが仇となった。
現地レンタル、ありがとうございました。おかげさまで1115pへの登りなど助かりました。
>取り付きへの林道はもっと小綺麗な林道を想像していたが、
>枝が覆い被さり、落石は多く、なんかテンション下ってきた。
長い長い林道歩きでした。帰ってからログを見たら尾根取り付きまで1時間半以上もかかっています。
山日和さんのレポを見てわかったのですが、広野ダム右岸林道(県道)はきれいに除雪されていて二ツ屋施設まで入れたそうですね。1時間は短縮できたのに…(@_@;)
>912から急登の始まる鞍部までの間は絶景ポイントがあって、ロボットピーク、笹ヶ峰一帯がドーンと迫ってきた。
雪も繋がってきて、歩きやすくなりました。平坦尾根だけに雪がなくなったらヤブで大変でしょうに。
美濃俣丸から笹ヶ峰に続く白い尾根が目に飛び込んできて、疲れを忘れそうでした。
>見上げると尾根上の木々の枝には、融けかかった霧氷のしずくが陽の光を浴びてキラキラと輝いていた。
>あまりの望外の神々しく美しい光景にただただ見とれるばかりだった。
>振り返って叫んだ。「びわこさぁぁん、すばらしいですよぉぉ!」
私は、下ばかり見ながら喘いでおりました。(@_@;)
>小ピークに上り詰めると、正面に美濃俣丸が聳えていた。
>右には、三周が大きく、左は、私には新しい世界が広がっていた。
>新しい世界は、牧歌的で伸びやかで、何だかハイジの世界を連想させるのだった。
1115pは素晴らしい展望台でしたね(^_-)
山頂到達10時半の訂正した目標も、これなら到達っできるかも? なんて頭に浮かびましたが、やはり甘い…(>_<)
>私はもう美濃俣丸でマッタリランチして引き返してもいいと思い始めたが、
>びわ爺さまとタイラさんは、まだ周回に望みを持っているようだった。
目標はやはり「笹ヶ峰」でしたからね。と、私が言える立場では無いのですが(>_<)
この後、シューのベルト破損もあって、諦めました。
>ちょっとしたグラがあって、右から木の枝に捕まりもってエイヤッと巻いた。
>びわ爺さまは大丈夫だろうか、上から祈るような気持ちで見守る。
ここは本当に体力消耗させられました。壺足になり、タイラさんにシューを預けて、なんとか山頂に登りつくことができました。
>山並のいちばん奥にひときわ白い山塊がある。「あれって?」「白山やで。」
>「ええっあんなに大きく見えるの?ほんとに白山?ほんとにほんとに白山?」たしかに白山の形なんだけど、何度も聞いてしまった。
白山だけはすぐ分かりますね! 名前の通り「真っ白」ですから(^^♪
でも、同じ真っ白の乗鞍岳も白山かと勘違いしてしまいました。
>さてどうやって帰ろうか。
>闇下になったとき難儀するかもしれない。
>当初の目的は笹ヶ峰。笹ヶ峰方面へ行きたい気持ちは山々だったが、
>2週間前に下ったばかりの自分の記憶の新しい道で帰ることにする。
判断はなかなか難しいですね。やはり、安全第一で、かつて来た道、勝手知りたるルートを辿るのが正解でしょう。
>誰か登って来る人があるようだった。二人連れで、タイラさんが話し込んでいる。
>びわ爺さまも近づいて行くと、どうも知り合いのようだ、二人連れのうちのひとりとえらく喜びあっている。
まさかまさか!の出会いでした。ダンディ、タフガイの山日和さんはともかく、Fさんとは10年ぶりの再会でした。マジメなのかオ トボケなのかわからないあのお顔はサングラス掛けていてもすぐ分かりました。
それより、禁足令で「服役中」?のはずなのに、いつ無罪放免になったのか?と驚きながら、邂逅を温めることができました。Fさん、また一緒に連れてってね~(^^♪
>こんな超絶すばらしいお天気の下、それもこんなに絶景の場所でステキな出会い、
>私たち三人はお山の神さまに愛されているなぁと思った。
ホンマ、この時点では心底そう思いました。このあと「死の彷徨」が待っているとは夢にも思わなかったのです。
>ツリーホールに足を投げ出してランチタイム。
>三周を目の前に、今日もご飯一合炊いて3人で分けっこして伊賀牛しぐれ煮丼。
>コーヒーとお菓子。極上の時間が流れる。
「しぐれ煮牛丼」美味しく頂きました。お菓子にコーヒーまで、つぎつぎ出て来て、アオバトさんのザックはドラえもんポケットか?と(^_-)
>この先大きなアップダウンはない。危ないところもない。
>しかしながら、びわ爺さまはだんだん疲労が溜まって来たようで、
>やっと1144ジャンクションに着いた。
>少し手前で山日和さんたちが登ってきた長い尾根を使う手もあった。
>でも自分が知ってる道を使うことにする。
下りは楽だろう…と勝手に決め付けていて、アワワの毒と疲弊体力のせいで心配かけてしまいました。
1141p直下のヤセ尾根を見おろして、「どうやって通過するんやろ…」と見当もつきませんでした。
>暗くなると、知ってる道でもやっぱり間違いやすくなる。
>最後は少しヤブに捕まったが、何とか脱出。無事林道に降り立てた。
これだけ長時間の山行は久し振りのことで、最後は足がパンパン。ヘッデンの明かり頼りの林道歩きは超長く感じました。
駐車地に着いて一気に力が抜けました。
なんだか、いろいろあり過ぎた山行でしたね。独りではとてもできない体験でした。まだ肩や太もものハリ、コリが取れませんが、稜線からのあんなに爽快な眺望や、嬉しい遭遇にはめったに出会えないでしょう。同行介護のお二人に重ねて感謝です。
こんな爺の介護にまたお付き合いして頂けるなら、甘えさせてくださいマセ~<m(__)m>
~びわ爺
Re: 【越美国境】シーズン最後のご褒美 青空と霧氷・残雪の越美国境稜線(アオバ*ト編)
アオバトさん、こんにちは
美濃俣丸といえば私が2年振りに参加したスノー衆でいきなりレポ担を仰せつかり、確かそれまではスノー衆のレポ指名はなかったような気がしていて、アオバトさん初めてのスノー衆参加でいきなり指名を受けて衝撃を受けたことを思い出しました。
biwacoさんと行かれたのですね。biwacoさんもアオバトさんなら声を掛けやすかったのでしょう
やはり必要ですよね。予備のストラップ
普通の山では会えませんもの
しかもふ~さんとご一緒だったとは私とはかれこれ15年以上会っていないと思います。
彼がまだ山をやっているのが嬉しいです。
宮指路
美濃俣丸といえば私が2年振りに参加したスノー衆でいきなりレポ担を仰せつかり、確かそれまではスノー衆のレポ指名はなかったような気がしていて、アオバトさん初めてのスノー衆参加でいきなり指名を受けて衝撃を受けたことを思い出しました。
biwacoさんと行かれたのですね。biwacoさんもアオバトさんなら声を掛けやすかったのでしょう
そうそう、biwacoさんはMSRのスノーシューがないことが問題だったのですね。びわ爺さまに、私の古いアッセントをお貸しすることにする。
パイプ形状のヒールリフターのないスノーシューよりマシだと思ったのだが、後にこれが仇となった。
2017年スノー衆と同じコースなら取り付きもヤブでしたね取り付きへの林道はもっと小綺麗な林道を想像していたが、
枝が覆い被さり、落石は多く、なんかテンション下ってきた。
こんなことで稜線まで辿り着くんだろうか。
もう900mを越さないと雪が出てこないのですね。今年は雪解けが早すぎます。尾根上には、もちろんもう雪はない。先週の記録では、912からスノーシューと書いてあった。
たぶんそのあたりから雪がまだらに出てきたが、何も装着せずに進む。
912から急登の始まる鞍部までの間は絶景ポイントがあって、ロボットピーク、笹ヶ峰一帯がドーンと迫ってきた。
まだらだけど、すばらしい眺めに圧倒された。
この時期でも霧氷が見れたのですね。素晴らしい見上げると尾根上の木々の枝には、融けかかった霧氷のしずくが陽の光を浴びてキラキラと輝いていた。
あまりの望外の神々しく美しい光景にただただ見とれるばかりだった。
私もスノー衆でこの雰囲気をしっかり味わいました。周囲の山々が白く高く聳えていました。振り返って叫んだ。「びわこさぁぁん、すばらしいですよぉぉ!」
小ピークに上り詰めると、正面に美濃俣丸が聳えていた。
右には、三周が大きく、左は、私には新しい世界が広がっていた。
新しい世界は、牧歌的で伸びやかで、何だかハイジの世界を連想させるのだった。
予備のストラップがあって本当に良かった。ひとしきりぐるりを眺め、踏み抜かないよう注意しつつ、直下の鞍部へ下って行く。
小ピーク - コピー.jpg
あと30分くらいで頂上に着くだろうとは思う。でも予定の時刻よりはずいぶんと押していて、
私はもう美濃俣丸でマッタリランチして引き返してもいいと思い始めたが、
びわ爺さまとタイラさんは、まだ周回に望みを持っているようだった。
とにかく登ろう。登ってから考えよう。しばらく登って振り返る。あれ、二人は?
あちゃ~、二人は鞍部から少しも進んでおらず、しゃがんで何やらやっていた。
「どぉしたのぉ〜。」「ストラップ切れた〜。」
何とか予備のストラップ2本使って応急処置して登ってきてくれた。
10年経ったら壊れる説は本当だった。
やはり必要ですよね。予備のストラップ
きっと早朝に冷えたのですね。神様のお導きかもちょっとしたグラがあって、右から木の枝に捕まりもってエイヤッと巻いた。
びわ爺さまは大丈夫だろうか、上から祈るような気持ちで見守る。
あ〜スノーシューが外れた。どうなることかと思ったが、外れたスノーシューは、タイラさんが手に持ち登ってきてくれた。
やれやれ。
びわ爺さまに不良品をお貸ししてしまったことがほんとに申し訳なかった。
幸いスノーシューがなくても十分歩ける雪質。ここからはチェンスパをはいてもらうことに。
蕎麦粒岳はこの間登ったので感慨深いです。biwacoさんも登っていますよアクシデントに見舞われつつも、頂上では、すばらしいご褒美が待っていた。
笹ヶ峰方面 - コピー.jpg
三周、三国、上谷山 - コピー.jpg
360度のパノラマ、全てがくっきりと見えた。こんなに見えることって珍しいのではなかろうか。
やや遠くに見えるピラミダルな山が気になる。蕎麦粒山ではないと思うのだけど、なんていう山だろう。
山で山日和さんに会えるなんて滅多にないことですね。誰か登って来る人があるようだった。二人連れで、タイラさんが話し込んでいる。
びわ爺さまも近づいて行くと、どうも知り合いのようだ、二人連れのうちのひとりとえらく喜びあっている。
もうひとりの人も近づいて来た。濃いサングラスに帽子嫌いなのかノーキャップ。
かっこいいイケメンのおじさん。誰かに似てるなぁ。
距離がますます近づいて、「あれぇ?」、ニコニコとオウム返しに「あれぇ?」
似てるんじゃなくて、まさかのご本人登場でした。
スノー衆のレポ以外で、
私のレポに山日和さんが登場して下さるなんて、これはきっと一生に、
普通の山では会えませんもの
しかもふ~さんとご一緒だったとは私とはかれこれ15年以上会っていないと思います。
彼がまだ山をやっているのが嬉しいです。
私は仕事がある日は肩とか腰が痛かったりしますが、山に登る日は体の不調はなく、体調はすこぶるイイので山に愛されているなと思っています。こんな超絶すばらしいお天気の下、それもこんなに絶景の場所でステキな出会い、
私たち三人はお山の神さまに愛されているなぁと思った。
そのアイデア頂きます。ツリーホールに足を投げ出してランチタイム。
私は流石に暗くなりそうだったら早目にランチを切り上げますが、それでも闇下になってしまいます。三周を目の前に、今日もご飯一合炊いて3人で分けっこして伊賀牛しぐれ煮丼。
コーヒーとお菓子。極上の時間が流れる。
もう闇下になってもいい。
褒められたことではないけど、今日は闇下になってもちゃんと帰れる自信があった。
長丁場は自分一人でも大変ですが、自分より疲れやすい方がいると本当に大変だなと思います。この先大きなアップダウンはない。危ないところもない。
しかしながら、びわ爺さまはだんだん疲労が溜まって来たようで、
あとどのくらいでジャンクションかな、という言葉が聞かれるようになった。
小ピークも巻けるところは巻く。少し登りが続いたら休んで水分補給。
アミノバイタルも摂取してもらい、ゆっくり進む。
林道に下りる前に暗くなってしまったのですね。3人で良かった。下りの尾根に入る。ちょっと危険地帯がある。
2週間前5分くらいで通過できたところに30分くらいかかった。でもここだけだ。
こまめにジオグラフィカで現在地を確認する。
間違って登り返しだけは避けたい。暗くなると、知ってる道でもやっぱり間違いやすくなる。
最後は少しヤブに捕まったが、何とか脱出。無事林道に降り立てた。
山で素晴らしい景色に恵まれ、奇遇な出会いもあり、biwacoさんの念願もかなえることが出来て、本当に素晴らしい山行でした。一日の出来事が、頭の中に次々と押し寄せた。
16793543847073 - コピー.jpg
こんな濃い山行は後にも先にもないんじゃないかと思うくらい濃くて、満ちたりた一日だった。
宮指路
Re: 【越美国境】シーズン最後のご褒美 青空と霧氷・残雪の越美国境稜線(アオバ*ト編)
バーチャリさん、こんばんは。
早速、レスありがとうございます。
出発前からも、メールでメッセージ頂戴し、嬉しかったです。
*未練がましく、越美国境稜線に行こうとしていたら、
もう一人の未練がましい方より絶妙のタイミングでメールが来た。
山でバッタリするより早くテレパシーが通じ合ってしまった。
>そうなんですよ。
約束してすぐラインが入りましたが
ラインが2時間早かったら参加できたのに(^^♪
バーチャリさんは、闇下とは無縁だと思いますよ。
きっと、私たちが登って帰ってくるまでに、上谷山2回往復できるかもしれないですよ。
*びわ爺さまに、私の古いアッセントをお貸しすることにする。
パイプ形状のヒールリフターのないスノーシューよりマシだと思ったのだが、後にこれが仇となった。
>気持ちがうれしじゃないですか。
いや、これはもうほんとに大反省点でした。
*尾根上には、もちろんもう雪はない。先週の記録では、912からスノーシューと書いてあった。
たぶんそのあたりから雪がまだらに出てきたが、何も装着せずに進む。
>雪解けが早いですね。
ドカ雪降ったかと思えば、とつぜん暑くなったり、年々異常気象がひどくなってますね。
*912から急登の始まる鞍部までの間は絶景ポイントがあって、ロボットピーク、笹ヶ峰一帯がドーンと迫ってきた。
まだらだけど、すばらしい眺めに圧倒された。
>この景色を見たらテンション上がりますね。
位置関係がイマイチよくわかっていなかったですが、
笹ヶ峰、ロボットピーク、ヨセン谷丸とか見えていたのでしょうか。
*登るにつれて稜線の斜面の木々が白く霧氷に覆われているのがわかった。
>霧氷まで付いて迎えてくれたのですね。
もしかして前夜の雨が、山の上ではうっすら雪?とか思っていたのですが、
まさかこんなに霧氷を纏っているとは思いもしませんでした。
*振り返って叫んだ。「びわこさぁぁん、すばらしいですよぉぉ!」
小ピークに上り詰めると、正面に美濃俣丸が聳えていた。
>いいな~ いいな~
初回の上谷山の登山者 この前の登山者も美濃俣丸はいいよと
聞いてますのでもう一度 山頂に立ちたいですがもう無理かな
たしかにすばらしい眺めでしたが、「ええっ!まだあれに登るの?」と、一瞬気持ちが萎えたのも事実です。
でもバーチャリさんなら、まだまだ、ぜんぜんピークに立てると思います
>江美国境の山は神々しい山に見えるのは私だけでしょうか。
遠くから眺めるとどんな風に見えるのか、私にはよくわからないのですが、
地形図を追うかぎり、地形も複雑でアップダウンも厳しく思えるので、雪に覆われると神々しいのでしょうね。
行けるものなら神又嶺とか行ってみたいなぁ。
*あと30分くらいで頂上に着くだろうとは思う。でも予定の時刻よりはずいぶんと押していて、
私はもう美濃俣丸でマッタリランチして引き返してもいいと思い始めたが、
びわ爺さまとタイラさんは、まだ周回に望みを持っているようだった。
とにかく登ろう。登ってから考えよう。
>そうですよね。
まったりしたランチ派です。
結局ランチは、美濃又丸へ登って南西へ下ってから、・1122の広いところで取りました。
ここでマッタリしすぎたかもしれませんが、
行動食だけ口にして歩くだけで終わってしまったら、後悔すると思ったので。
*アクシデントに見舞われつつも、頂上では、すばらしいご褒美が待っていた。
360度のパノラマ、全てがくっきりと見えた。こんなに見えることって珍しいのではなかろうか。
>羨まし限りです。
>今度は笹ヶ峰方面 - 三周、三国、ですね。
この日、お天気だけは私たちの味方でした。
そうですね。来年は必ずや「笹ヶ峰」目指します。
「三周」もかな。
「三国と夜叉丸」は大好きで、飽きるまで行って今回はお休みしました。
>山日和さんばったり会うのは有るかもですが、
「ふ~さん」ですか、うれしい出会いですね。
この日、霧氷に出会えたことにも驚きましたが、
山日和さんとふ~さんにお出会いしたことには、もっともっと驚きました。
>お疲れ様でした。
嬉しい情報有難うございます。
こちらこそ、暖かいコメントありがとうございました。
アオバ*ト
早速、レスありがとうございます。
出発前からも、メールでメッセージ頂戴し、嬉しかったです。
*未練がましく、越美国境稜線に行こうとしていたら、
もう一人の未練がましい方より絶妙のタイミングでメールが来た。
山でバッタリするより早くテレパシーが通じ合ってしまった。
>そうなんですよ。
約束してすぐラインが入りましたが
ラインが2時間早かったら参加できたのに(^^♪
バーチャリさんは、闇下とは無縁だと思いますよ。
きっと、私たちが登って帰ってくるまでに、上谷山2回往復できるかもしれないですよ。
*びわ爺さまに、私の古いアッセントをお貸しすることにする。
パイプ形状のヒールリフターのないスノーシューよりマシだと思ったのだが、後にこれが仇となった。
>気持ちがうれしじゃないですか。
いや、これはもうほんとに大反省点でした。
*尾根上には、もちろんもう雪はない。先週の記録では、912からスノーシューと書いてあった。
たぶんそのあたりから雪がまだらに出てきたが、何も装着せずに進む。
>雪解けが早いですね。
ドカ雪降ったかと思えば、とつぜん暑くなったり、年々異常気象がひどくなってますね。
*912から急登の始まる鞍部までの間は絶景ポイントがあって、ロボットピーク、笹ヶ峰一帯がドーンと迫ってきた。
まだらだけど、すばらしい眺めに圧倒された。
>この景色を見たらテンション上がりますね。
位置関係がイマイチよくわかっていなかったですが、
笹ヶ峰、ロボットピーク、ヨセン谷丸とか見えていたのでしょうか。
*登るにつれて稜線の斜面の木々が白く霧氷に覆われているのがわかった。
>霧氷まで付いて迎えてくれたのですね。
もしかして前夜の雨が、山の上ではうっすら雪?とか思っていたのですが、
まさかこんなに霧氷を纏っているとは思いもしませんでした。
*振り返って叫んだ。「びわこさぁぁん、すばらしいですよぉぉ!」
小ピークに上り詰めると、正面に美濃俣丸が聳えていた。
>いいな~ いいな~
初回の上谷山の登山者 この前の登山者も美濃俣丸はいいよと
聞いてますのでもう一度 山頂に立ちたいですがもう無理かな
たしかにすばらしい眺めでしたが、「ええっ!まだあれに登るの?」と、一瞬気持ちが萎えたのも事実です。
でもバーチャリさんなら、まだまだ、ぜんぜんピークに立てると思います
>江美国境の山は神々しい山に見えるのは私だけでしょうか。
遠くから眺めるとどんな風に見えるのか、私にはよくわからないのですが、
地形図を追うかぎり、地形も複雑でアップダウンも厳しく思えるので、雪に覆われると神々しいのでしょうね。
行けるものなら神又嶺とか行ってみたいなぁ。
*あと30分くらいで頂上に着くだろうとは思う。でも予定の時刻よりはずいぶんと押していて、
私はもう美濃俣丸でマッタリランチして引き返してもいいと思い始めたが、
びわ爺さまとタイラさんは、まだ周回に望みを持っているようだった。
とにかく登ろう。登ってから考えよう。
>そうですよね。
まったりしたランチ派です。
結局ランチは、美濃又丸へ登って南西へ下ってから、・1122の広いところで取りました。
ここでマッタリしすぎたかもしれませんが、
行動食だけ口にして歩くだけで終わってしまったら、後悔すると思ったので。
*アクシデントに見舞われつつも、頂上では、すばらしいご褒美が待っていた。
360度のパノラマ、全てがくっきりと見えた。こんなに見えることって珍しいのではなかろうか。
>羨まし限りです。
>今度は笹ヶ峰方面 - 三周、三国、ですね。
この日、お天気だけは私たちの味方でした。
そうですね。来年は必ずや「笹ヶ峰」目指します。
「三周」もかな。
「三国と夜叉丸」は大好きで、飽きるまで行って今回はお休みしました。
>山日和さんばったり会うのは有るかもですが、
「ふ~さん」ですか、うれしい出会いですね。
この日、霧氷に出会えたことにも驚きましたが、
山日和さんとふ~さんにお出会いしたことには、もっともっと驚きました。
>お疲れ様でした。
嬉しい情報有難うございます。
こちらこそ、暖かいコメントありがとうございました。
アオバ*ト
Re: 【越美国境】シーズン最後のご褒美 青空と霧氷・残雪の越美国境稜線(アオバ*ト編)
びわ爺さま、こんにちは!
先週末は、お疲れさまでした。
もう一週間経っちゃったんですね。まだ昨日のことのように感じます。
愉しくも試練の入り混じった長い一日だったかもしれないですが、無事に帰って来れましたね。
お日さまも、お星さまも、山日和お師匠さまも、私たちを見守ってくれました。
この日のレポは、びわ爺さまが書くほうがいいなと思ったのですが、
勢い余って駄文を書き綴ってしまったので、アオバ*ト編としてアップさせてもらいました。
越美国境稜線をテントで縦走してる人の記録を見かけるたび、いいなぁと憧れました。
今年も、天草山から縦走して美濃俣丸から下ったところでテント泊されてる人たちがいて、
無性に行きたくなりました。下見だけでいいから、林道歩いて天草山に行ってみようと思っていたところに、
びわ爺さまからメール来ました。ならば、がんばって笹ヶ峰目指すぞ~と思ったのですが、
簡単には望み叶いませんでした。簡単には届かぬゆえ、ますます思いは募ることになりました。
来シーズンは必ずやと思います。びわ爺さまもまだまだ引退できないですよ。
*びわ爺さまに、私の古いアッセントをお貸しすることにする。
パイプ形状のヒールリフターのないスノーシューよりマシだと思ったのだが、後にこれが仇となった。
>現地レンタル、ありがとうございました。おかげさまで1115pへの登りなど助かりました。
このストラッププッチン事件だけは本当に申し訳なくて。
>長い長い林道歩きでした。帰ってからログを見たら尾根取り付きまで1時間半以上もかかっています。
山日和さんのレポを見てわかったのですが、広野ダム右岸林道(県道)はきれいに除雪されていて二ツ屋施設まで入れたそうですね。
1時間は短縮できたのに…
終わってしまうと大変だったことはすぐ忘れてしまう性格なので、林道歩きもあまり気にとめていなかったですが、
これも大きな反省点ですね。次回は、2つ道があるってことちゃんと頭に入れときますね。
*小ピークに上り詰めると、正面に美濃俣丸が聳えていた。
右には、三周が大きく、左は、私には新しい世界が広がっていた。
新しい世界は、牧歌的で伸びやかで、何だかハイジの世界を連想させるのだった。
>1115pは素晴らしい展望台でしたね(^_-)
・1115からの眺めはすばらしかったですね。ここから降らなくちゃいけないというのが玉にキズでしたが。
>目標はやはり「笹ヶ峰」でしたからね。と、私が言える立場では無いのですが(>_<)
笹ヶ峰に行きたいのは山々でしたが、笹ヶ峰に向かっていたら、山日和さんたちに会えなかったですし、
こっちの区間も歩いてみたかったので、私としては大満足でした。
>判断はなかなか難しいですね。やはり、安全第一で、かつて来た道、勝手知りたるルートを辿るのが正解でしょう。
そうですね。この時期、下山では自分の知ってる道と知らない道とでは、安心感が全然違いますもんね。
>まさかまさか!の出会いでした。ダンディ、タフガイの山日和さんはともかく、Fさんとは10年ぶりの再会でした。
ほんとに衝撃の出会いでしたね。私もふ~さんにまたお会いしたいです。
*こんな超絶すばらしいお天気の下、それもこんなに絶景の場所でステキな出会い、
私たち三人はお山の神さまに愛されているなぁと思った。
>ホンマ、この時点では心底そう思いました。このあと「死の彷徨」が待っているとは夢にも思わなかったのです。
そんな演技でもない。たとえ闇下になろうともゼッタイ大丈夫と思っていました。
>「しぐれ煮牛丼」美味しく頂きました。お菓子にコーヒーまで、つぎつぎ出て来て、
アオバトさんのザックはドラえもんポケットか?と(^_-)
このお天気で、このシチュエーションで、ゆったりランチしないなんて、後悔すると思いました。
>1141p直下のヤセ尾根を見おろして、「どうやって通過するんやろ…」と見当もつきませんでした。
・1144直下のやせたところ、私も、一瞬どっひゃーと思いましたが、
何とかなるだろと思ったら、不思議と何とかなりました。
2週間でこんなに様変わりしてしまうのですね。恐ろしや〜。
>なんだか、いろいろあり過ぎた山行でしたね。独りではとてもできない体験でした。
ほんとに、色々あり過ぎて、目的達成もできなかったのに、
泣きたくなるほど清々しくて、すばらし過ぎでした。
びわ爺さまがメールを下さらなかったら、この一日はありませんでした。
深くお礼申し上げます。
アオバ*ト
Re: 【越美国境】シーズン最後のご褒美 青空と霧氷・残雪の越美国境稜線(アオバ*ト編)
宮指路さん、こんばんは。
スノー衆パート1以後の宮指路さんのご活躍、すごいなと思ってレポ読ませてもらってます。
>美濃俣丸といえば私が2年振りに参加したスノー衆でいきなりレポ担を仰せつかり、
確かそれまではスノー衆のレポ指名はなかったような気がしていて、
アオバトさん初めてのスノー衆参加でいきなり指名を受けて衝撃を受けたことを思い出しました。
その時のレポ、まだ探し出せていないのですが、探して読ませて頂きますね。
今季のスノー衆パート1の時は、最初からアトラクションありましたので、
レポは比較的書きやすかったです。
今回は、それ以上に何も考えることなくなくただ時系列に起こった出来事を書き綴っただけで
労せず出来上がってしまいました。
>biwacoさんもアオバトさんなら声を掛けやすかったのでしょう
一度プライベートでいっしょに出かけると、お互い声をかけやすくなりますね。
びわ爺さまとは、初めてのコラボ山行がお泊りの尾鷲行きでしたので、尚更かもしれません。
>そうそう、biwacoさんはMSRのスノーシューがないことが問題だったのですね。
今までもスノーシューをお友だちに貸し出すことは何度かあって、
今回も金具は外れていないか、ストラップは引っ張っても大丈夫か、確認していたのですが、
しばらく急坂を登高すると横方向のストラップが順繰りにプチプチ切れ始めたようです。
パッと見にはわからない経年劣化は確実に進んでいたようです。
10年も経過した登山用品を貸し出すなんて、してはいけないことでした。
>2017年スノー衆と同じコースなら取り付きもヤブでしたね
同じく時計回りだったのでしょうか。逆回り?
林道では、ヤブが覆いかぶさって煩かったですが、
いざ取り付くと、足元は意外とスッキリしてました。
尾根の途中で少しユズリハと藪椿が煩かったところもありましたが、その後はブナ林に包まれました。
>もう900mを越さないと雪が出てこないのですね。今年は雪解けが早すぎます。
ごく一部の地域では、とてつもない降雪があったりするのに、
それ以外のところでは、年々雪が少なくなっているような気がしますね。
それに加えて急に気温が高くなりましたね。
>この時期でも霧氷が見れたのですね。素晴らしい
前夜の雨が山の上では雪で、もしかしたら薄っすら新雪があるのではと思っていましたが、
まさかこんなにすごい霧氷を纏っていたとは。 *小ピークに上り詰めると、正面に美濃俣丸が聳えていた。
右には、三周が大きく、左は、私には新しい世界が広がっていた。
新しい世界は、牧歌的で伸びやかで、
>私もスノー衆でこの雰囲気をしっかり味わいました。周囲の山々が白く高く聳えていました。
ここは、晴れていると、叫びたくなるような眺めですね。
>予備のストラップがあって本当に良かった。
やはり必要ですよね。予備のストラップ
予備のストラップ2本では足りませんでした。ワンセット必要でした。
*360度のパノラマ、全てがくっきりと見えた。こんなに見えることって珍しいのではなかろうか。
やや遠くに見えるピラミダルな山が気になる。蕎麦粒山ではないと思うのだけど、なんていう山だろう。
>蕎麦粒岳はこの間登ったので感慨深いです。biwacoさんも登っていますよ
このやや遠くに見えたピラミダルな山は、先に着いていたソロの方が、「不動山」ではないかと教えて下さいました。
帰ってから地形図をよく見るとほんとにピラミダルでコーフンしてしまいました。
蕎麦粒山は人気の山ですね、私も10年くらい前の残雪期に連れて行ってもらいました。
>山で山日和さんに会えるなんて滅多にないことですね。
普通の山では会えませんもの
しかもふ~さんとご一緒だったとは私とはかれこれ15年以上会っていないと思います。
彼がまだ山をやっているのが嬉しいです。
最初はほんとに似てる人と思ってました。
でもだんだん近づいて間近でサングラスの奥からニコニコと見つめられて、
アレ?本物の山日和さん?と驚愕しました。
>私は仕事がある日は肩とか腰が痛かったりしますが、
山に登る日は体の不調はなく、体調はすこぶるイイので山に愛されているなと思っています。
私はブラック企業に勤めているのでいつも忙しく、行く前の晩とか運転中とか、いつもしんどくて、
こんなことで登れるのかと不安になりますが、いざ登り始めると、まあ何とかなってます。
これは山に愛されているっていうのか、癒されているんですね。
>私は流石に暗くなりそうだったら早目にランチを切り上げますが、それでも闇下になってしまいます。
闇下になるだろうとは思いましたが、ここでゆったりランチしないなんて有り得んと思いました。
>林道に下りる前に暗くなってしまったのですね。3人で良かった。
びわ爺さまは、本当に大変だったろうと思います。
私は、何が何でもびわ爺さまを駐車地まで無事にお連れしなければと、
気が張りつめていたのか、ひとつも疲労感はなかったですが、
3人でいるだけで心強かったですね。
>山で素晴らしい景色に恵まれ、奇遇な出会いもあり、
biwacoさんの念願もかなえることが出来て、本当に素晴らしい山行でした。
「笹ヶ峰」という念願は叶えられなかったですが、満ちたりた一日でした。 宮指路さんも暖かいコメント、ありがとうございました。
アオバ*ト
Re: 【越美国境】シーズン最後のご褒美 青空と霧氷・残雪の越美国境稜線(アオバ*ト編)
アオバ*トさん、こんにちは。
【越美国境】シーズン最後のご褒美 青空と霧氷・残雪の越美国境稜線(アオバ*ト編)
【山域】越美国境・美濃俣丸周辺
越美国境、あこがれる場所です。
ちょっと遠くて、なかなか行けません。
できることなら、晴天で登りたい。
冬の間は、めったに晴れない。
【山行日】2023年3月19日(日)
【天候】快晴
快晴、羨ましい限りです。
この日は、ファミリーの用事があって、登山出来ず。残念。
目的の地は、申し合わせたかのように「笹ヶ峰」。
あこがれの地。
まだ、一回しか行ったことがありません。
どこから登るか色々考えたが、とにかく早く稜線に上がるが勝ちだと思った。
極力林道歩きの少ない美濃俣丸へ上がることにする。
私は美濃俣丸は上がったことなかったが、地形図見る限りそんなに難しく無さそうだ。
なんとかなるだろ。
美濃俣丸もいい山ですね。
2回登りました。
1度は2017年のスノー衆です。
912から急登の始まる鞍部までの間は絶景ポイントがあって、ロボットピーク、笹ヶ峰一帯がドーンと迫ってきた。
まだらだけど、すばらしい眺めに圧倒された。
烏帽子山から、眺めたかったです。
見上げると尾根上の木々の枝には、融けかかった霧氷のしずくが陽の光を浴びてキラキラと輝いていた。
あまりの望外の神々しく美しい光景にただただ見とれるばかりだった。
霧氷と青空、ますます、羨ましい限りです。
しばらく登って振り返る。あれ、二人は?
あちゃ~、二人は鞍部から少しも進んでおらず、しゃがんで何やらやっていた。
「どぉしたのぉ〜。」「ストラップ切れた〜。」
何とか予備のストラップ2本使って応急処置して登ってきてくれた。
10年経ったら壊れる説は本当だった。
私の初代スノーシューも、破損し始めたら、面白いぐらい樹脂部分はバラバラになりました。
すでに、2台目を使っていて、自宅でバラバラになったのでよかったです。
ちなみに、今、使っているのは、3台目です。
360度のパノラマ、全てがくっきりと見えた。こんなに見えることって珍しいのではなかろうか。
これが見たくて登るのですけど、なかなか巡り合わないです。
ガスっていたら、修行でしかないです。
妙理山への分岐ではガスガスで、いやになっていました。
山並のいちばん奥にひときわ白い山塊がある。「あれって?」「白山やで。」
「ええっあんなに大きく見えるの?ほんとに白山?ほんとにほんとに白山?」たしかに白山の形なんだけど、何度も聞いてしまった。
白山は、特別な山ですね。
どこに登っても、探します。
さてどうやって帰ろうか。ロボピークはあれでしょう?あんなに遠い。
タイラさんが1144ジャンクションのほうが近いかもしれないよという。
地形図を見ると、ロボピークへは登り基調、1144へは少し距離は長いが下り基調だ。
1144まで行ったら、行き過ぎではないです?
当初の目的は笹ヶ峰。笹ヶ峰方面へ行きたい気持ちは山々だったが、
2週間前に下ったばかりの自分の記憶の新しい道で帰ることにする。
安全第一ですね。
なんてすばらしい日なんだろう。空が真っ青ではないか。
雲ひとつないようですね。
青より碧いですね。
誰か登って来る人があるようだった。二人連れで、タイラさんが話し込んでいる。
びわ爺さまも近づいて行くと、どうも知り合いのようだ、二人連れのうちのひとりとえらく喜びあっている。
もうひとりの人も近づいて来た。濃いサングラスに帽子嫌いなのかノーキャップ。
かっこいいイケメンのおじさん。誰かに似てるなぁ。
距離がますます近づいて、「あれぇ?」、ニコニコとオウム返しに「あれぇ?」
似てるんじゃなくて、まさかのご本人登場でした。
スノー衆のレポ以外で、
私のレポに山日和さんが登場して下さるなんて、これはきっと一生に、
あ、このセリフは、もう2回くらい使用済でした。
山で知っている人にお会いすること、よくあります。
やぶメンはもちろん。
お客様にお会いしたことも、3回あります。
もうお一人の方は、「ふ~さん」。
やぶこぎネットのレジェンド?オフ会でまたお会いしたいです。
ふーさん、なつかしいです。
2013年のスノー衆で同行してからお会いしていないと思います。
「あの辺の広いところ、前にスノー衆で、ランチしたとこね。」教えてもらって下っていく。
ここで、satoさんと草川さんに、初めてお会いしたと思います。
朝一、登山口でお会いして、周回中にまたお会いした記憶です。
satoさんと草川さんには、その後、賤ヶ岳の近く、余呉湖の駐車場でもお会いしました。
やっと1144ジャンクションに着いた。
少し手前で山日和さんたちが登ってきた長い尾根を使う手もあった。
でも自分が知ってる道を使うことにする。
1144の手前の尾根ではないのですね。
間違って登り返しだけは避けたい。暗くなると、知ってる道でもやっぱり間違いやすくなる。
最後は少しヤブに捕まったが、何とか脱出。無事林道に降り立てた。
登り返しは、どっと疲れます。
林道に立てば、気が楽になります。
下りの尾根に入る。ちょっと危険地帯がある。
2週間前5分くらいで通過できたところに30分くらいかかった。でもここだけだ。
こまめにジオグラフィカで現在地を確認する。
七七頭ヶ岳の時も、こまめに携帯で確認されていましたね。
ジオグラフィカ、私も携帯にインストールしていました。
でも、今まで、一度も使ったことありません。
いつもYAMAP使っています。
今度、ジオグラフィカも使ってみます。
空には、いつの間にか星が光り、いくつもいくつも光り、私たちを照らしていた。
一日の出来事が、頭の中に次々と押し寄せた。
こんな濃い山行は後にも先にもないんじゃないかと思うくらい濃くて、満ちたりた一日だった。
反省もあるのでしょうが、充実した山行に感じます。
お疲れさまでした。
クロオ
【越美国境】シーズン最後のご褒美 青空と霧氷・残雪の越美国境稜線(アオバ*ト編)
【山域】越美国境・美濃俣丸周辺
越美国境、あこがれる場所です。
ちょっと遠くて、なかなか行けません。
できることなら、晴天で登りたい。
冬の間は、めったに晴れない。
【山行日】2023年3月19日(日)
【天候】快晴
快晴、羨ましい限りです。
この日は、ファミリーの用事があって、登山出来ず。残念。
目的の地は、申し合わせたかのように「笹ヶ峰」。
あこがれの地。
まだ、一回しか行ったことがありません。
どこから登るか色々考えたが、とにかく早く稜線に上がるが勝ちだと思った。
極力林道歩きの少ない美濃俣丸へ上がることにする。
私は美濃俣丸は上がったことなかったが、地形図見る限りそんなに難しく無さそうだ。
なんとかなるだろ。
美濃俣丸もいい山ですね。
2回登りました。
1度は2017年のスノー衆です。
912から急登の始まる鞍部までの間は絶景ポイントがあって、ロボットピーク、笹ヶ峰一帯がドーンと迫ってきた。
まだらだけど、すばらしい眺めに圧倒された。
烏帽子山から、眺めたかったです。
見上げると尾根上の木々の枝には、融けかかった霧氷のしずくが陽の光を浴びてキラキラと輝いていた。
あまりの望外の神々しく美しい光景にただただ見とれるばかりだった。
霧氷と青空、ますます、羨ましい限りです。
しばらく登って振り返る。あれ、二人は?
あちゃ~、二人は鞍部から少しも進んでおらず、しゃがんで何やらやっていた。
「どぉしたのぉ〜。」「ストラップ切れた〜。」
何とか予備のストラップ2本使って応急処置して登ってきてくれた。
10年経ったら壊れる説は本当だった。
私の初代スノーシューも、破損し始めたら、面白いぐらい樹脂部分はバラバラになりました。
すでに、2台目を使っていて、自宅でバラバラになったのでよかったです。
ちなみに、今、使っているのは、3台目です。
360度のパノラマ、全てがくっきりと見えた。こんなに見えることって珍しいのではなかろうか。
これが見たくて登るのですけど、なかなか巡り合わないです。
ガスっていたら、修行でしかないです。
妙理山への分岐ではガスガスで、いやになっていました。
山並のいちばん奥にひときわ白い山塊がある。「あれって?」「白山やで。」
「ええっあんなに大きく見えるの?ほんとに白山?ほんとにほんとに白山?」たしかに白山の形なんだけど、何度も聞いてしまった。
白山は、特別な山ですね。
どこに登っても、探します。
さてどうやって帰ろうか。ロボピークはあれでしょう?あんなに遠い。
タイラさんが1144ジャンクションのほうが近いかもしれないよという。
地形図を見ると、ロボピークへは登り基調、1144へは少し距離は長いが下り基調だ。
1144まで行ったら、行き過ぎではないです?
当初の目的は笹ヶ峰。笹ヶ峰方面へ行きたい気持ちは山々だったが、
2週間前に下ったばかりの自分の記憶の新しい道で帰ることにする。
安全第一ですね。
なんてすばらしい日なんだろう。空が真っ青ではないか。
雲ひとつないようですね。
青より碧いですね。
誰か登って来る人があるようだった。二人連れで、タイラさんが話し込んでいる。
びわ爺さまも近づいて行くと、どうも知り合いのようだ、二人連れのうちのひとりとえらく喜びあっている。
もうひとりの人も近づいて来た。濃いサングラスに帽子嫌いなのかノーキャップ。
かっこいいイケメンのおじさん。誰かに似てるなぁ。
距離がますます近づいて、「あれぇ?」、ニコニコとオウム返しに「あれぇ?」
似てるんじゃなくて、まさかのご本人登場でした。
スノー衆のレポ以外で、
私のレポに山日和さんが登場して下さるなんて、これはきっと一生に、
あ、このセリフは、もう2回くらい使用済でした。
山で知っている人にお会いすること、よくあります。
やぶメンはもちろん。
お客様にお会いしたことも、3回あります。
もうお一人の方は、「ふ~さん」。
やぶこぎネットのレジェンド?オフ会でまたお会いしたいです。
ふーさん、なつかしいです。
2013年のスノー衆で同行してからお会いしていないと思います。
「あの辺の広いところ、前にスノー衆で、ランチしたとこね。」教えてもらって下っていく。
ここで、satoさんと草川さんに、初めてお会いしたと思います。
朝一、登山口でお会いして、周回中にまたお会いした記憶です。
satoさんと草川さんには、その後、賤ヶ岳の近く、余呉湖の駐車場でもお会いしました。
やっと1144ジャンクションに着いた。
少し手前で山日和さんたちが登ってきた長い尾根を使う手もあった。
でも自分が知ってる道を使うことにする。
1144の手前の尾根ではないのですね。
間違って登り返しだけは避けたい。暗くなると、知ってる道でもやっぱり間違いやすくなる。
最後は少しヤブに捕まったが、何とか脱出。無事林道に降り立てた。
登り返しは、どっと疲れます。
林道に立てば、気が楽になります。
下りの尾根に入る。ちょっと危険地帯がある。
2週間前5分くらいで通過できたところに30分くらいかかった。でもここだけだ。
こまめにジオグラフィカで現在地を確認する。
七七頭ヶ岳の時も、こまめに携帯で確認されていましたね。
ジオグラフィカ、私も携帯にインストールしていました。
でも、今まで、一度も使ったことありません。
いつもYAMAP使っています。
今度、ジオグラフィカも使ってみます。
空には、いつの間にか星が光り、いくつもいくつも光り、私たちを照らしていた。
一日の出来事が、頭の中に次々と押し寄せた。
こんな濃い山行は後にも先にもないんじゃないかと思うくらい濃くて、満ちたりた一日だった。
反省もあるのでしょうが、充実した山行に感じます。
お疲れさまでした。
クロオ
Re: 【越美国境】シーズン最後のご褒美 青空と霧氷・残雪の越美国境稜線(アオバ*ト編)
クロオさん、こんばんは。
レス、ありがとうございます。
>越美国境、あこがれる場所です。
ちょっと遠くて、なかなか行けません。
できることなら、晴天で登りたい。
冬の間は、めったに晴れない。
クロオさんの烏帽子山のレポへレスさせてもらった時、
お互い話題になりましたね。
びわ爺さまも、それが目に留まってメール下さったそうです。
そうですね。冬の間、中々晴れの日には出会えないですね。
数日先の晴れの日がわかったら、お休み取って山に行かれる方もいるみたいですが、
私は仕事が忙しい時期が重なるので、中々そんなことはできません。
*【山行日】2023年3月19日(日)
【天候】快晴
>快晴、羨ましい限りです。
この日は、ファミリーの用事があって、登山出来ず。残念。
この日のレポがいくつか上がって来ましたが、
クロオさんのが上がって来なかったので、お花見に出かけられたのかなと思ってました。
(お花見は次の週に行かれたのですね。あっという間に桜が咲いて、結局チャリはまだゲットできずじまい。)
>美濃俣丸もいい山ですね。
2回登りました。
1度は2017年のスノー衆です。
いいところでした、
晴れていたので尚更でした。
*912から急登の始まる鞍部までの間は絶景ポイントがあって、ロボットピーク、笹ヶ峰一帯がドーンと迫ってきた。
まだらだけど、すばらしい眺めに圧倒された。
>烏帽子山から、眺めたかったです。
またちょっと違う角度で、すてきに見えるのでしょうね。
*見上げると尾根上の木々の枝には、融けかかった霧氷のしずくが陽の光を浴びてキラキラと輝いていた。
あまりの望外の神々しく美しい光景にただただ見とれるばかりだった。
>霧氷と青空、ますます、羨ましい限りです。
今シーズンは、少ししかスノーハイクできなかったですが、
最初と最後にすばらしい青空と霧氷に出会えました。
>私の初代スノーシューも、破損し始めたら、面白いぐらい樹脂部分はバラバラになりました。
朝には引っ張ってもなんともなかったものが、
瞬く間に順繰りに切れて、コワイと思いました。
ひとりで縦走するとき、スノーシューの他に予備として、
ワカンも持っていくひといるそうですが、その気持ちもわかりました。
*360度のパノラマ、全てがくっきりと見えた。こんなに見えることって珍しいのではなかろうか。
>これが見たくて登るのですけど、なかなか巡り合わないです。
ガスっていたら、修行でしかないです。
妙理山への分岐ではガスガスで、いやになっていました。
そうですねぇ。
でも歩く分には少し曇っている日のほうが、雪質はいいですよね。
クロオさんの貼って下さった、鉛色の空の大雪原の写真、すごくすてきです。
こういう感じも、晴れとはまた違う美しさを感じます。
妙理山では、その後晴れて良かったですね。
>1144まで行ったら、行き過ぎではないです?
知らない尾根を下るよりは、知っている尾根で、と思いました。
>雲ひとつないようですね。
青より碧いですね。
青を通り越してますね。
こんな日もあるんだなと思いました。
>山で知っている人にお会いすること、よくあります。
やぶメンはもちろん。
お客様にお会いしたことも、3回あります。
今シーズンは、山に行った回数は少ないのに、思いがけない出会いが続きました。
>ジオグラフィカ、私も携帯にインストールしていました。
でも、今まで、一度も使ったことありません。
いつもYAMAP使っています。
今度、ジオグラフィカも使ってみます。
私は、ジオグラフィカがいちばん見やすくて、シンプルで使い易いかなと思ってます。
>反省もあるのでしょうが、充実した山行に感じます。
お疲れさまでした。
ありがとうございます。
山日和さんに、お叱りを受けてしまいましたけどね。
アオバ*ト