【砺波山地】適当に選んだ山が大当たり。猿ヶ山。
Posted: 2023年3月20日(月) 23:24
【 日 付 】2023年3月19日(日)
【 山 域 】砺波
【メンバー】GM氏、NK氏、副館長
【 天 候 】快晴
【 ルート 】7:45小瀬集落(羽馬家住宅前)→9:35 P907 →11:20 P1221 →12:15猿ヶ山(ランチ)13:10→15:50小瀬集落
日帰りで雪を楽しめそうな良い山はないかなと地理院地図見ていて目についた「猿ヶ山」に登ってきた。
私としては聞いたこともない山だったが、地図に登山道はないものの、地形を見る限り登れそう。ヤマレコにはバックカントリースキーの投稿がいくつかあった。夏は藪山かもしれないが、あのあたりならまだ雪が覆っているだろう。
五箇山インターからほど近い小瀬集落から山に入る。最初は林道だが、小瀬谷の橋の手前までしか除雪がされておらず、橋の上は1m近い積雪だ。早速そこでスノーシューを装着。GM氏はスノーシューがお嫌いで、アイゼンで行けるだけ行くとのこと。結局雪は締まっているので、たまに陥没はするものの彼は1日中アイゼンで歩いた。
小瀬谷の橋を渡ったところからうねった林道をショートカットするかどうか迷ったが、思い切って直登すると、ひどく急で、雪が剥げているところもあり、藪にしがみつきながら登りにくいことこの上ない。ここは素直に林道を辿るべきだった。その先も、907mのポイントまでは急登が続く。しかし、そこからはかなり歩きやすくなる。
2つの鉄塔を過ぎて1221mのポイント。ここらからは、別天地である。素晴らしい天気で、ブナの樹間から南北の山並み、後ろには北アルプスまで垣間見えるが、そのうちに遮るものはなくなり、絶景である。空は「青い」を通り越して黒いぐらいである。春にこんなに空気が澄んでいる日は珍しい。しかも、ほぼ無風である。 当日の足跡が3つあった。アイゼンの2人組とMSRのスノーシュー1人である。登頂30分前ぐらいに、下山するスノーシューの人とすれ違った。そのあたりは、広い雪原状の登りで、展望も抜群である。 12時過ぎに登頂。マイペースのNK氏を待ってのゆっくり登山である。頂上は広く、展望は素晴らしい。最高点は白山側に少し樹木があるが、広い山頂の少し西寄りに立てばドカーンと見える。逆に北アルプスや人形山、乗鞍、御嶽は最高点か、西側斜面から見た方が良い。いずれにしても360度の展望である。 すると、東から2人組のスノーシューの登山者が来た。聞くと、大門山から来たという。彼らは、我々を見て、足跡がないところを歩いてきたのに、頂上に人がいるので驚いたと言っていた。すごいロングルートを歩いてきたようだが、一体どこから入山したのか。
下山は往路を引き返す。しかし、最後の林道はほぼショートカットせず、素直に歩いた。雪山の下山はあっけない。下の方の急な斜面はシリセードを活用した。 猿ヶ山は、インターチェンジから近くて大展望が楽しめる、掘り出し物の山だった。
副館長
【 山 域 】砺波
【メンバー】GM氏、NK氏、副館長
【 天 候 】快晴
【 ルート 】7:45小瀬集落(羽馬家住宅前)→9:35 P907 →11:20 P1221 →12:15猿ヶ山(ランチ)13:10→15:50小瀬集落
日帰りで雪を楽しめそうな良い山はないかなと地理院地図見ていて目についた「猿ヶ山」に登ってきた。
私としては聞いたこともない山だったが、地図に登山道はないものの、地形を見る限り登れそう。ヤマレコにはバックカントリースキーの投稿がいくつかあった。夏は藪山かもしれないが、あのあたりならまだ雪が覆っているだろう。
五箇山インターからほど近い小瀬集落から山に入る。最初は林道だが、小瀬谷の橋の手前までしか除雪がされておらず、橋の上は1m近い積雪だ。早速そこでスノーシューを装着。GM氏はスノーシューがお嫌いで、アイゼンで行けるだけ行くとのこと。結局雪は締まっているので、たまに陥没はするものの彼は1日中アイゼンで歩いた。
小瀬谷の橋を渡ったところからうねった林道をショートカットするかどうか迷ったが、思い切って直登すると、ひどく急で、雪が剥げているところもあり、藪にしがみつきながら登りにくいことこの上ない。ここは素直に林道を辿るべきだった。その先も、907mのポイントまでは急登が続く。しかし、そこからはかなり歩きやすくなる。
2つの鉄塔を過ぎて1221mのポイント。ここらからは、別天地である。素晴らしい天気で、ブナの樹間から南北の山並み、後ろには北アルプスまで垣間見えるが、そのうちに遮るものはなくなり、絶景である。空は「青い」を通り越して黒いぐらいである。春にこんなに空気が澄んでいる日は珍しい。しかも、ほぼ無風である。 当日の足跡が3つあった。アイゼンの2人組とMSRのスノーシュー1人である。登頂30分前ぐらいに、下山するスノーシューの人とすれ違った。そのあたりは、広い雪原状の登りで、展望も抜群である。 12時過ぎに登頂。マイペースのNK氏を待ってのゆっくり登山である。頂上は広く、展望は素晴らしい。最高点は白山側に少し樹木があるが、広い山頂の少し西寄りに立てばドカーンと見える。逆に北アルプスや人形山、乗鞍、御嶽は最高点か、西側斜面から見た方が良い。いずれにしても360度の展望である。 すると、東から2人組のスノーシューの登山者が来た。聞くと、大門山から来たという。彼らは、我々を見て、足跡がないところを歩いてきたのに、頂上に人がいるので驚いたと言っていた。すごいロングルートを歩いてきたようだが、一体どこから入山したのか。
下山は往路を引き返す。しかし、最後の林道はほぼショートカットせず、素直に歩いた。雪山の下山はあっけない。下の方の急な斜面はシリセードを活用した。 猿ヶ山は、インターチェンジから近くて大展望が楽しめる、掘り出し物の山だった。
副館長