【上越国境】~ガスと悪雪の巻機山 一転 快晴絶景パウダーの平標山~
Posted: 2023年3月20日(月) 17:53
皆さん、ご無沙汰しております。何とか雪山楽しんでます~
~ ガスと悪雪の巻機山 一転 快晴絶景パウダーの平標山 ~ 【越 後】 巻機山から米子沢滑走
【日 時】 2023/3/4
【メンバー】 T氏 SHIGEKI
【天 候】 曇り後雨
【コース】 P5:40-井戸の壁下7:10-ca1128 8:10-ca1550 10:14-ca1128 11:32-
井戸の壁下 11:47-P 12:25
今季何日も山スキーで同行した元K大医学部山岳部主将で現役ドクターのT氏から「3月初めに米子沢滑りませんか」との連絡が来た。東北遠征から帰宅した直後だったが、後先考えずにソクオーケーの返信をしてしまった。
「4日間の休暇を取ったので好天の日に決行、できたらもう1日別の山を滑ろう。」とのワクワクプランだ。こちらは、湯沢で宿をとってゲレンデで体調を整えながら決行日に備えることとした。
快晴の3月3日は、やはり現役の人、休暇だったが仕事が入り行けないとのことで翌4日に道の駅「南魚沼」5時集合、巻機山山麓清水の集落へと向かった。
まだ、真っ暗な中ヘッデンの灯りを頼りに雪原を歩き始める。もちろん、シール登高
目指す米子沢の下流の左岸を行く。たくさんの堰堤を見て右岸へ渡ってしばらく行くとかなりの急登となった。「井戸の壁」と言われている。30~35°位のブナ林をシールのままジグを切って登る。
クトーで登る人、それでも厳しくつぼ足でスキーを担いで登る人もいた。
車にクトーを置いてきた不肖Sは、シールで何とか登り切った。 P1128からは、山毛欅の疎林で登っても滑っても気持ちのいい中斜面だ。
ただ、空は厚い雲で覆われ、右手の米子沢もガスで見えたり隠れたりの状況だ。
森林限界を超えて、まばらに灌木の枝が雪面から顔を出している程度のオープンバーンとなった。
ほんの少し青空が見えたりして天候回復の希望を抱きながらゆっくりと歩を進める。
若者のパーティが下ってきた、聞くと「ガスで進めない、あきらめて帰ります。」とのこと。
不肖Sは午後の天候回復を希望を持っていたので、できるだけゆっくり登りながら何とか避難小屋まで行きたいと考えていたのだった。
ほんの少し覗いた青空は幻想だったのか、厚い雲は動かず、ガスは濃くなるばっかりだった。相前後して登ってきた地元のベテラン2人組もあきらめて戻るようだ。 ca1550 ガスが視界を遮る中、しばらく様子を見ていたが、あきらめて登って来たルートを滑走して帰ることとした。
超重雪やモナカに苦しめられながら山毛欅の疎林の中斜面や急斜面を何とか滑り降りた。
最後は小雨に叩かれながらのまさしく修行の滑りで米子沢には届かなかったが、16年ぶりの再訪で米子沢滑走のイメージが大きく膨らんだ1日だった。
「米子沢」沢を溯行したのは「'07/11/3」
http://ryuunsokyu.web.fc2.com/07komeko.htm
米子沢滑走、今後のとても大きな楽しみを貰った有意義な1日となった。
【谷川連峰】平標山からユウガイヒト沢滑走
【日 時】 2023/3/5
【メンバー】 T氏 SHIGEKI
【天 候】 快晴
【コース】 P6:47-夏道分岐9:05-ca1870稜線11:10-平標山11:40/12:25-
ca1757 13:00 -デポ車 14:10 前日調子の悪かったビンディングも直ったので第二弾を決行
北面の雪質に賭けて平標山から北のユウガイヒト沢を滑走することにした。
下山場所に相棒をデポして平標山の登山口へ移動、よく滑られているヤカイ沢を左に見て黙々とシール歩行で高度を稼ぐ。
好天の日曜日で登山者やBCスキー、ボードの人達と相前後しながら遙かな雪稜を目指す。山毛欅林を急登して稜線に立ったが、急斜面が続く。スキーを担いでつぼ足で進む。振り返ると神楽、苗場、佐武流の雪稜、南方には浅間山が大きい。
点々と登山者が歩く雪稜の向こうに平標山頂を望み、右手には仙ノ倉の真っ白な丸ぁるい山体が美しい。
ここからは担いでいた重いスキーを降ろしてシール歩行、歩いていること自体が気持ちいい。 山頂は絶景だった。好天の日曜日、たくさんの人が集っている。
ここでこの超展望を肴にアワ缶プシューといきたいところだが、行動食で長~い未知の滑走に備える。
ガリガリでブッシュの出た斜面を横滑りでしのいで西のコルに着いたら、単独男性が西ゼンへとスキーを走らせた。
我々はさらにトラバースして北へ落ちる尾根に向かう。
ここまで来ると雪山の静寂とその眺望が圧倒的だ。
尾根に乗っかるとあれだけガリガリしていたのが嘘のようにフワフワの雪となった。
左のドロップポイントまで狭い尾根芯を快適に滑走する。
北斜面となるユウガイヒト沢の左岸は、希望的観測以上のパウダーだった。
山毛欅の林やブッシュを避けながらのパウダー三昧。 その気持ちの良さに思わず奇声を発しながら雪煙にまみれる。
お互いに動画を取り合いながら、目論見の当たったパウダーバーンを堪能した。 植林の湿雪から林道を滑走してデポ車に到着、ヤカイ沢を滑ったと言う単独男性と話し込んで絶景とパウダーな最高の1日を終えた。
では また どこか 山毛欅の疎林のパウダーバーンで SHIGEKI
※ 参考動画
https://www.youtube.com/watch?v=Rm3qybDoMS0&t=18s
~ ガスと悪雪の巻機山 一転 快晴絶景パウダーの平標山 ~ 【越 後】 巻機山から米子沢滑走
【日 時】 2023/3/4
【メンバー】 T氏 SHIGEKI
【天 候】 曇り後雨
【コース】 P5:40-井戸の壁下7:10-ca1128 8:10-ca1550 10:14-ca1128 11:32-
井戸の壁下 11:47-P 12:25
今季何日も山スキーで同行した元K大医学部山岳部主将で現役ドクターのT氏から「3月初めに米子沢滑りませんか」との連絡が来た。東北遠征から帰宅した直後だったが、後先考えずにソクオーケーの返信をしてしまった。
「4日間の休暇を取ったので好天の日に決行、できたらもう1日別の山を滑ろう。」とのワクワクプランだ。こちらは、湯沢で宿をとってゲレンデで体調を整えながら決行日に備えることとした。
快晴の3月3日は、やはり現役の人、休暇だったが仕事が入り行けないとのことで翌4日に道の駅「南魚沼」5時集合、巻機山山麓清水の集落へと向かった。
まだ、真っ暗な中ヘッデンの灯りを頼りに雪原を歩き始める。もちろん、シール登高
目指す米子沢の下流の左岸を行く。たくさんの堰堤を見て右岸へ渡ってしばらく行くとかなりの急登となった。「井戸の壁」と言われている。30~35°位のブナ林をシールのままジグを切って登る。
クトーで登る人、それでも厳しくつぼ足でスキーを担いで登る人もいた。
車にクトーを置いてきた不肖Sは、シールで何とか登り切った。 P1128からは、山毛欅の疎林で登っても滑っても気持ちのいい中斜面だ。
ただ、空は厚い雲で覆われ、右手の米子沢もガスで見えたり隠れたりの状況だ。
森林限界を超えて、まばらに灌木の枝が雪面から顔を出している程度のオープンバーンとなった。
ほんの少し青空が見えたりして天候回復の希望を抱きながらゆっくりと歩を進める。
若者のパーティが下ってきた、聞くと「ガスで進めない、あきらめて帰ります。」とのこと。
不肖Sは午後の天候回復を希望を持っていたので、できるだけゆっくり登りながら何とか避難小屋まで行きたいと考えていたのだった。
ほんの少し覗いた青空は幻想だったのか、厚い雲は動かず、ガスは濃くなるばっかりだった。相前後して登ってきた地元のベテラン2人組もあきらめて戻るようだ。 ca1550 ガスが視界を遮る中、しばらく様子を見ていたが、あきらめて登って来たルートを滑走して帰ることとした。
超重雪やモナカに苦しめられながら山毛欅の疎林の中斜面や急斜面を何とか滑り降りた。
最後は小雨に叩かれながらのまさしく修行の滑りで米子沢には届かなかったが、16年ぶりの再訪で米子沢滑走のイメージが大きく膨らんだ1日だった。
「米子沢」沢を溯行したのは「'07/11/3」
http://ryuunsokyu.web.fc2.com/07komeko.htm
米子沢滑走、今後のとても大きな楽しみを貰った有意義な1日となった。
【谷川連峰】平標山からユウガイヒト沢滑走
【日 時】 2023/3/5
【メンバー】 T氏 SHIGEKI
【天 候】 快晴
【コース】 P6:47-夏道分岐9:05-ca1870稜線11:10-平標山11:40/12:25-
ca1757 13:00 -デポ車 14:10 前日調子の悪かったビンディングも直ったので第二弾を決行
北面の雪質に賭けて平標山から北のユウガイヒト沢を滑走することにした。
下山場所に相棒をデポして平標山の登山口へ移動、よく滑られているヤカイ沢を左に見て黙々とシール歩行で高度を稼ぐ。
好天の日曜日で登山者やBCスキー、ボードの人達と相前後しながら遙かな雪稜を目指す。山毛欅林を急登して稜線に立ったが、急斜面が続く。スキーを担いでつぼ足で進む。振り返ると神楽、苗場、佐武流の雪稜、南方には浅間山が大きい。
点々と登山者が歩く雪稜の向こうに平標山頂を望み、右手には仙ノ倉の真っ白な丸ぁるい山体が美しい。
ここからは担いでいた重いスキーを降ろしてシール歩行、歩いていること自体が気持ちいい。 山頂は絶景だった。好天の日曜日、たくさんの人が集っている。
ここでこの超展望を肴にアワ缶プシューといきたいところだが、行動食で長~い未知の滑走に備える。
ガリガリでブッシュの出た斜面を横滑りでしのいで西のコルに着いたら、単独男性が西ゼンへとスキーを走らせた。
我々はさらにトラバースして北へ落ちる尾根に向かう。
ここまで来ると雪山の静寂とその眺望が圧倒的だ。
尾根に乗っかるとあれだけガリガリしていたのが嘘のようにフワフワの雪となった。
左のドロップポイントまで狭い尾根芯を快適に滑走する。
北斜面となるユウガイヒト沢の左岸は、希望的観測以上のパウダーだった。
山毛欅の林やブッシュを避けながらのパウダー三昧。 その気持ちの良さに思わず奇声を発しながら雪煙にまみれる。
お互いに動画を取り合いながら、目論見の当たったパウダーバーンを堪能した。 植林の湿雪から林道を滑走してデポ車に到着、ヤカイ沢を滑ったと言う単独男性と話し込んで絶景とパウダーな最高の1日を終えた。
では また どこか 山毛欅の疎林のパウダーバーンで SHIGEKI
※ 参考動画
https://www.youtube.com/watch?v=Rm3qybDoMS0&t=18s