【奥美濃】360度のパノラマを求め鷲ヶ岳へ
Posted: 2023年3月16日(木) 15:13
3月中旬になり桜の開花宣言が囁かれる時期になりましたが、雪を求めて鷲ヶ岳に行って来ました。
当初は単独で一色の森から登る予定でしたが、友達のニャルさんに声を掛けたところ山登りを始めたばかりで…
装備が無いので…と悩んでいたので、『貸すよ!!』って言ったら、『じゃ行く』と返事を頂き同行決定。
一色の森からは林道歩きが長いので、鷲ヶ岳スキー場からのショートコースへ変更。
取り敢えずスノーシューは1つしかないので代わり番子で、アイゼン2つとピッケル1つで多分大丈夫!!
無理そうだったら雪遊びして途中で引き返せば良いからと…
これで仲間が一人増えるかも
【日 付】2023年3月15日(水)
【山 域】奥美濃
【メンバー】ニャル, WinRiver (2名)
【天 候】晴れ
【ルート】駐車地(06:09)…桑ヶ谷林道終点(07:12)…一ぷく平(08:18)…鷲ヶ岳(09:31)<休憩>(10:14)…一ぷく平(10:51)…駐車地(12:08)
当日は4時出発で高速を使い一宮稲沢北ICから高鷲ICまで行き、鷲ヶ岳スキー場に5時30分過ぎに到着。
駐車場代1000円の看板が有ったが、「只今の時間は無料」の張り紙も。
料金所に人の気配が有ったがそのまま静かにスルー。第2駐車場に停める。
暫くすると日が昇り大日ヶ岳がオレンジに染まる。その奥には白山が顔を出す。
駐車場横のレストランみはらしは3月5日で営業終了の張り紙。そこからゲレンデを見渡すと雪が殆ど無い。
上には雪が有るだろうと話し、準備をして6時過ぎには出発。
ショートコースにも関わらず早い出発の訳は、ニャルさん要望の温泉に入りたいのと、
勤務先で道の駅の切符を集めている方がいて道の駅3か所巡りもあるからだ。
今回は、お山半分、観光半分である。
林道を目指していざ出発するが通じる道が分からず20分弱タイムロス
ようやく林道まで出て終点を目指し歩くが殆ど雪が無い。少し心配になる。
暫く歩くとちらぽら雪が出てきた。両脇には杉林。切株だけ残して伐採してある所も。
約1時間歩いて桑ヶ谷林道終点到着。大きな古木がお出迎え、何の木か分からないが。
ここからはそれなりに雪が続きそうなので、ここでニャルさんにはスノーシュー、私はアイゼンを履き雪歩き開始。
暫く歩くとこれは意外に楽だと大喜び。もうスノーシュー歩きの楽しさが分かった見たい。
林道終点から一ぷく平までは約1時間。杉林から自然林に変わり晴天の下気持ちの良い山歩きとなった。
途中ニャルさんにヒールリフターの事を伝えたら楽ちんだとまたまた大喜び。これで完全にハマったな。
MSRの宣伝はしっかりしておいた。値段の事は伝えずに。
一ぷく平にはお堂が有った。何やら説明書きがあったが難しい事は良く分からいので取り合えず先を目指す。
一ぷく平を過ぎ、雪の無くなった階段を超えると林道に出た。夏はここまで車で来れるのか。
少し歩くと鷲ヶ岳登山道の看板があり階段ヘと続く。ここの斜面は陽が当たるのか雪がない。
スノーシューを脱いでもらい階段の先で又履き、最後の急登を行く。
事前に地形図を確認していたが、思った程の傾斜でもない。雪も締まってガチガチで登りやすい。
ニャルさんは初めてのスノーシューでこの急登、足が攣りそうになっていたらしい。
何とか最後の斜面を登り切り、そこには360度のパノラマが広がる。すぐ近くには烏帽子岳、山中山。
白山から槍ヶ岳、穂高方面、御嶽山も綺麗です。少しガスっていて恵那山方面は霞んでいる。
もっと真っ白な景色も見てみたかったが、今度のお楽しみにしよう。
暫しこの絶景を堪能しながら小一時間程おやつタイムとする。
下山時はこの斜面をスノーシューで下るのが怖いとの事で、ニャルさんにアイゼンを履いて頂き、私はスノーシューで下る。
やっぱりアイゼンよりスノーシューの方が足に馴染む。
実はスノーシューを買ってからアイゼンで登るのは今回が初めてだ。
※スノーシュー買う前に登ったのは2つ位だけど
日が高くなり気温が上がると雪が緩み出した。
後は一気に下り後半戦の観光だ。
帰りに湯の平温泉で休養し、道の駅(大日岳、文化の里長滝、清流 の里・しろとり)によって切符を買って帰宅の途につく。
※道の駅大日岳は冬季閉鎖?の為、切符は2枚ゲット。
WinRiver