【奥越】霧氷の回廊をあるく 銀杏峯・部子山

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わりばし
記事: 1753
登録日時: 2011年2月20日(日) 16:55
お住まい: 三重県津市

【奥越】霧氷の回廊をあるく 銀杏峯・部子山

投稿記事 by わりばし »

【日 付】2023年3月4日(土)
【山 域】奥越
【コース】いこいの森駐車場6:50---9:25銀杏峯---11:05部子山---15:00いこいの森駐車場
【メンバー】単独

 雪が遠のいていく中、銀杏峯・部子山の周回に出かけた。数年前に行ったときは、高速でタイヤがバーストし処置に時間がかかり銀杏峯の小周回で茶を濁した。6時半過ぎにいこいの森駐車場に着くと、路上も含めギリセーフ状態だった。最近人気があるのは知っていたが、これには驚いた。
 雪道を歩いていくと登山口で、昨年はここまで除雪されていた。たくさんの人がアイゼンをつける間に、先を行く。途中でスキーを装着している人たちがいたので、ここでスノーシューをつける。先行者がいるので自分のペースで歩くというより追いかける感じになる。
 P1150からは正面に白山が見え、目指す銀杏峯が後ろにかまえている。山頂に近づくにつれ荒島岳山頂が低く垂れ込んだ雲から顔を出してきた。銀杏峯頂上部はガスっているが、標高の低い志目木谷右岸尾根はきれいに見えている。ガスの山頂にある氷結した祠にあいさつし、部子山に向かう。ほとんどの人はここで引き返すようだ。


銀杏峯
銀杏峯

 尾根を下ると部子山に向かう尾根が見えてきた。部子山の頂上はガスがかかっているが数人が歩いているのがわかる。これまでとは違い、静かな山歩きがもどってきた。沈み込みも少なく気温が高い割には悪くない雪質だ。いつの間にか部子山が全貌をあらわし青空まで見えてきた。白山も青空に映えてきれいだ。
 青空になるとこれまで気に留めていなかった霧氷が存在感を主張しはじめる。部子山から銀杏峯につながる尾根は風の通リ道になっていて美しい霧氷がつく。ガスが取れなかった銀杏峯も青空とコラボしはじめた。
 丸い丘のように見える山頂をめざす。頂上直下で凍結している斜面があったが、スノーシューの前爪を蹴り込んで登った。祠のある頂上に着くと、若者のパーティが騒いでいる。写真を撮って継体天皇の妃であった目下媛をまつる祠に向かって下る。この日、部子山に向かったのは2パーティで、いずれも銀杏峯までピストンして下山している。


部子山
部子山

 目下媛の話は、年代的に神話の域を出ないがいずれにしても大昔から登られていた山である事は間違いない。部子山の麓の水海には田楽・能楽が受け継がれている。能郷白山の麓にある能郷の能が温見峠と部子山の南陵にある巣原峠を越えて伝わった気がする。この道は木地師がたどった道でもあるのだろう。この南陵の景色が見たくて来たのだ。
 祠の小屋は一部壊れており、鳥居は最上部が見えるだけで雪に埋まっていた。ここまで来るのは周回する人だけで、ここから北北東に下る尾根上には一人の人影が見え隠れするのみだ。


目下媛の祠
目下媛の祠

 スノーシューで快適に下って行く。気温が高いのでどうしても表面が滑る感じにはなるが問題ない。P1256を下って行くと枝分かれした北尾根の雪庇を従えた真っ白ななだらかな尾根が美しい。みるみる間に下って行き、P951を過ぎると東北東に伸びる尾根を選択する。このあたりから植林がついたり離れたりの状態になる。尾根が広がりわかりにくい所もあるが踏み跡があるので安心だ。申し訳程度にピンクテープもある。

 このあたりから同じペースで周回していた若狭の方とご一緒する。やたらと長い尾根だったので、話し相手があって良かった。最終版で林道に向けて南東に下る尾根を下る。このあたりからヤブっぽくはなるが、強化プラ製のスノーシューはビクともしない。林道に下る斜面のみ赤土が出ていたので、スノーシューを脱ぐ。除雪されていない林道を歩き駐車地に着いた。この日周回したのは4人で、私たちが最後尾だった。皆さん6時半前から登るようだ。


P3040084.JPG

 銀杏峯でガスにつつまれた時から想像もできない天候に恵まれた。青空に霧氷の尾根の周回というおまけまでついてきた。

白山
白山

 帰りに大野の元町によって、朝日屋の「でっちようかん」と「花垣」の五百万石棚田米の純米大吟醸と新種のにごりを買った。『サザエさん』の最近の放映でワカメの夢に大野の元町のひな人形が出たそうで、元町は盛り上がっていた。

最後に編集したユーザー わりばし [ 2023年3月06日(月) 05:42 ], 累計 2 回
宮指路
記事: 1008
登録日時: 2011年2月27日(日) 21:13

Re: 【奥越】霧氷の回廊をあるく 銀杏峯・部子山

投稿記事 by 宮指路 »

わりばしさん、おはようございます。

雪が遠のいていく中、銀杏峯・部子山の周回に出かけた。数年前に行ったときは、高速でタイヤがバーストし処置に時間がかかり銀杏峯の小周回で茶を濁した。6時半過ぎにいこいの森駐車場に着くと、路上も含めギリセーフ状態だった。最近人気があるのは知っていたが、これには驚いた。
 雪道を歩いていくと登山口で、昨年はここまで除雪されていた。

私は昨年2月に賽慶寺の下の道路の路肩に駐車しましたが、路肩もほとんど満車状態でした。

たくさんの人がアイゼンをつける間に、先を行く。途中でスキーを装着している人たちがいたので、ここでスノーシューをつける。先行者がいるので自分のペースで歩くというより追いかける感じになる。
私が行った時はスノーシューが要らないくらい雪が締まっていたでツボ足でも行けるくらいでしたが、折角持ってきたので広い公園のところからスノーシューを履きました。
 P1150からは正面に白山が見え、目指す銀杏峯が後ろにかまえている。山頂に近づくにつれ荒島岳山頂が低く垂れ込んだ雲から顔を出してきた。銀杏峯頂上部はガスっているが、標高の低い志目木谷右岸尾根はきれいに見えている。ガスの山頂にある氷結した祠にあいさつし、部子山に向かう。ほとんどの人はここで引き返すようだ。[/color]

私もあわよくば周回出来ないかと思っていましたが、銀杏峰12時ではとても無理だと思い諦めました。


 
尾根を下ると部子山に向かう尾根が見えてきた。部子山の頂上はガスがかかっているが数人が歩いているのがわかる。これまでとは違い、静かな山歩きがもどってきた。沈み込みも少なく気温が高い割には悪くない雪質だ。いつの間にか部子山が全貌をあらわし青空まで見えてきた。白山も青空に映えてきれいだ。
私は銀杏峰と部子山の間くらいで部子山を拝んでから引き返しました。
 青空になるとこれまで気に留めていなかった霧氷が存在感を主張しはじめる。部子山から銀杏峯につながる尾根は風の通リ道になっていて美しい霧氷がつく。ガスが取れなかった銀杏峯も青空とコラボしはじめた。
いいですね~。私の時も寒かったですが、部子山まで行かないと霧氷が見れないのですね。

 
丸い丘のように見える山頂をめざす。頂上直下で凍結している斜面があったが、スノーシューの前爪を蹴り込んで登った。祠のある頂上に着くと、若者のパーティが騒いでいる。写真を撮って継体天皇の妃であった目下媛をまつる祠に向かって下る。この日、部子山に向かったのは2パーティで、いずれも銀杏峯までピストンして下山している。
部子山の祠は有名なようで写真ではよく見ました。ネットではその後に2人が周回したようです。

目下媛の話は、年代的に神話の域を出ないがいずれにしても大昔から登られていた山である事は間違いない。部子山の麓の水海には田楽・能楽が受け継がれている。能郷白山の麓にある能郷の能が温見峠と部子山の南陵にある巣原峠を越えて伝わった気がする。この道は木地師がたどった道でもあるのだろう。この南陵の景色が見たくて来たのだ。
 祠の小屋は一部壊れており、鳥居は最上部が見えるだけで雪に埋まっていた。ここまで来るのは周回する人だけで、ここから北北東に下る尾根上には一人の人影が見え隠れするのみだ。
歴史のある祠なのですね。
部子山まで来て、ピストンで引き返す人もいるようです。ピストンの方が断然早いようです。

スノーシューで快適に下って行く。気温が高いのでどうしても表面が滑る感じにはなるが問題ない。P1256を下って行くと枝分かれした北尾根の雪庇を従えた真っ白ななだらかな尾根が美しい。みるみる間に下って行き、P951を過ぎると東北東に伸びる尾根を選択する。このあたりから植林がついたり離れたりの状態になる。尾根が広がりわかりにくい所もあるが踏み跡があるので安心だ。申し訳程度にピンクテープもある。
尾根が真っ白に輝き素晴らしい光景ですね。ここまで来ないとこの景色は見られないですね。

 
このあたりから同じペースで周回していた若狭の方とご一緒する。やたらと長い尾根だったので、話し相手があって良かった。最終版で林道に向けて南東に下る尾根を下る。このあたりからヤブっぽくはなるが、強化プラ製のスノーシューーはビクともしない。林道に下る斜面のみ赤土が出ていたので、スノーシューを脱ぐ。除雪されていない林道を歩き駐車地に着いた。この日周回したのは4人で、私たちが最後尾だった。皆さん6時半前から登るようだ。
最後のヤブ交じりの下りは一般の方には大変なようで、そこら辺りは嘆いています。
ネットでは17時過ぎに下山した方もいるようです。

 
いつものことながら銀杏峯でガスにつつまれた時からは、想像もできない天候に恵まれた。青空に霧氷の尾根の周回というおまけまでついてきた。
やはり雪山は霧氷があれば天と地の差がありますね。
お疲れさまでした。


                                       宮指路
yamaneko0922
記事: 539
登録日時: 2018年11月20日(火) 06:39
お住まい: 京都市左京区

Re: 【奥越】霧氷の回廊をあるく 銀杏峯・部子山

投稿記事 by yamaneko0922 »

わりばしさん ご無沙汰しております。

>山頂に近づくにつれ荒島岳山頂が低く垂れ込んだ雲から顔を出してきた。銀杏峯頂上部はガスっているが、標高の低い志目木谷右岸尾根はきれいに見えている。ガスの山頂にある氷結した祠にあいさつし、部子山に向かう。ほとんどの人はここで引き返すようだ。

前日の金曜日は銀杏峯から部子山への稜線を眺めながらすぐ近くの稜線を縦走しておりました。
P3030227.JPG
土曜日の朝は越前平野から白山に至るまで広く雲がかかり、山の上では小雪が降っていたのですが、あれよあれよという間に青空が広がり、下山した9時前には雲のほとんどない蒼空が広がっていました。おそらく夜のうちに霧氷がついたのでしょう。わりばしさんは好天のみならず霧氷にも恵まれた山行になりましたね。
ちなみに私が以前、銀杏峯〜部子山を訪れた時にも稜線上には霧氷がびっしりと発達しておりました。

>6時半過ぎにいこいの森駐車場に着くと、路上も含めギリセーフ状態だった。最近人気があるのは知っていたが、これには驚いた。

銀杏峯から部子山を周回したのは丁度三年前のこの季節、欧州でコロナが流行り始めたためにウィーンへの出張が急遽キャンセルとなり、週末に予定が空いたのでした。当時はコロナはまだ遠い国の出来事だったのですが・・・
その時は7時すぎからの登山の開始でしたが、駐車場はそれほど埋まっていなかったような・・・

>部子山から銀杏峯につながる尾根は風の通リ道になっていて美しい霧氷がつく。ガスが取れなかった銀杏峯も青空とコラボしはじめた。

部子山から銀杏峯への稜線は確かに風の通り道ですね。残念ながらこの稜線も風力発電計画が進行しており、部子山の山頂の西側には風況観測機の鉄塔が建てられていたことかと思います。

>能郷白山の麓にある能郷の能が温見峠と部子山の南陵にある巣原峠を越えて伝わった気がする。この道は木地師がたどった道でもあるのだろう。この南陵の景色が見たくて来たのだ。

部子山と能郷白山の位置関係がよく理解していませんでしたが、稜線からは左手のかなり近くの能郷白山が見えて驚いた覚えがあります。確かに巣原峠を降って雲川を上流に遡ると温見峠に辿り着きますね。

部子山から巣原峠に向かって伸びる南尾根・・・ここは辿ってみたくなりますね。次に冬の部子山を訪ねる時にはこの稜線をと思いながら今年もその機会を逃してしまいそうです。しかし近い将来、風車が建設されることになる銀杏峯から東に伸びる稜線が気になってならないところでもあります。

>帰りに大野の元町によって、朝日屋の「でっちようかん」と「花垣」の五百万石棚田米の純米大吟醸と新種のにごりを買った。

いつも越前大野を訪れる時には私も花垣で日本酒を購入し(一本は五百万石を求めます)、すぐ近くの伊藤順和堂で芋きんつばを入手するのがルーチーンになっているのですが、高田屋というお店もあるのですね。どうやらここは七間通りを西に進んだところにあるようですね。今度、訪れてみたいと思います。
最後に編集したユーザー yamaneko0922 [ 2023年3月07日(火) 23:20 ], 累計 1 回
山猫 🐾
バーチャリ
記事: 547
登録日時: 2011年3月12日(土) 20:58

Re: 【奥越】霧氷の回廊をあるく 銀杏峯・部子山

投稿記事 by バーチャリ »

わりばしさんこんばんは

〉【山 域】奥越
【コース】いこいの森駐車場6:50---9:25銀杏峯---11:05部子山---15:00いこいの森駐車場
【メンバー】単独

銀杏峰夏にオオヤマレンゲを見に行きましたが、
お花の山でもありますね。



〉P1150からは正面に白山が見え、目指す銀杏峯が後ろにかまえている。山頂に近づくにつれ荒島岳山頂が低く垂れ込んだ雲から顔を出してきた。銀杏峯頂上部はガスっているが、標高の低い志目木谷右岸尾根はきれいに見えている。ガスの山頂にある氷結した祠にあいさつし、部子山に向かう。ほとんどの人はここで引き返すようだ。


昨年ここで来ると雲がかかり、
連れも私も体力不足で敗退を決めランチして下山しまた。


〉静かな山歩きがもどってきた。沈み込みも少なく気温が高い割には悪くない雪質だ。いつの間にか部子山が全貌をあらわし青空まで見えてきた。白山も青空に映えてきれいだ。
 
昨日 上谷山を周回してきましたが
雪が締まりアイゼンで歩きスノーシユウを下山で履きましたが。


〉青空になるとこれまで気に留めていなかった霧氷が存在感を主張しはじめる。部子山から銀杏峯につながる尾根は風の通リ道になっていて美しい霧氷がつく。ガスが取れなかった銀杏峯も青空とコラボしはじめた。
 
いい感じのなりましたね。
樹氷は青空が似合いますね。


〉目下媛の話は、年代的に神話の域を出ないがいずれにしても大昔から登られていた山である事は間違いない。部子山の麓の水海には田楽・能楽が受け継がれている。能郷白山の麓にある能郷の能が温見峠と部子山の南陵にある巣原峠を越えて伝わった気がする。この道は木地師がたどった道でもあるのだろう。この南陵の景色が見たくて来たのだ。


能郷白山の山麓は能楽が受け継がれているのは、知っていましたが、こちら能樂が受け継がれているのですね。


 
〉スノーシューで快適に下って行く。気温が高いのでどうしても表面が滑る感じにはなるが問題ない。P1256を下って行くと枝分かれした北尾根の雪庇を従えた真っ白ななだらかな尾根が美しい。

昨日はスノーシユウは下山で履き、トーレスを外したり
してブナの尾根を降りました。


〉銀杏峯でガスにつつまれた時から想像もできない天候に恵まれた。青空に霧氷の尾根の周回というおまけまでついてきた


雪の銀杏峰の山頂に立ちたいですがもう無理かな。

〉帰りに大野の元町によって、朝日屋の「でっちようかん」と「花垣」の五百万石棚田米の純米大吟醸と新種のにごりを買った。『サザエさん』の最近の放映でワカメの夢に大野の元町のひな人形が出たそうで、元町は盛り上がっていた。


お疲れ様でした。

   バーチャリ
biwaco
記事: 1422
登録日時: 2011年2月22日(火) 16:56
お住まい: 滋賀県近江八幡市

Re: 【奥越】霧氷の回廊をあるく 銀杏峯・部子山

投稿記事 by biwaco »

わりばしさん、こんにちは~
その節はお世話になりました。やっと疲れも癒えて、また雪山が恋しくなってきました。(^_-)

銀杏峯から部子山大周回ですね! さすがに疲れ知らずのランドクルーザー男ですね!(^^)!
ゲナンポにヘコサンって、ヘンテコサンな名前で、とても日本の山とは思えません。

自分の記録を見たら、2008年に初めてゲナンポへ登って、2年後の3回目でやっとこさ、ヘコサンまで届きました。でも、山頂を越えた小屋でランチして引き返したので、北尾根からは下っったことがありません。その時はゲナンポまで戻らず、・1294の東隣りのピークから北向きの尾根を下り、林道に出てから小葉谷の下山路に合流しました。
レポを読んで、一度はグルリンポンしてみたい気になりましたが、今の私にはとても…(@_@;)。

 >尾根を下ると部子山に向かう尾根が見えてきた。部子山の頂上はガスがかかっているが数人が歩いているのがわかる。これまでとは違い、静かな山歩きがもどってきた。沈み込みも少なく気温が高い割には悪くない雪質だ。いつの間にか部子山が全貌をあらわし青空まで見えてきた。白山も青空に映えてきれいだ。


この稜線漫歩は素晴らしいですね。もちろんお天気次第ですが(^_-)
少しづつ近づく白いヘコサンや周りの銀嶺を眺めながらのひととき。でも、雪が少ないとヤブが煩いですが。

 >目下媛の話は、年代的に神話の域を出ないがいずれにしても大昔から登られていた山である事は間違いない。部子山の麓の水海には田楽・能楽が受け継がれている。能郷白山の麓にある能郷の能が温見峠と部子山の南陵にある巣原峠を越えて伝わった気がする。この道は木地師がたどった道でもあるのだろう。この南陵の景色が見たくて来たのだ。

「目下媛」って?とwikiに聴いてみたら、継体天皇のつれあいだとか?1500年以上も前の話のようですが、福井県に縁がある天皇のようですね。
「能楽の里」も一度訪ねてみたいと思っているだけで、まだ行けてません。池田の方から車でも入れるのでしょうか? 巣原峠~温見越えで能郷白山へと伝わったとは、昔の人の健脚はすごいですね(@_@;)


 >祠の小屋は一部壊れており、鳥居は最上部が見えるだけで雪に埋まっていた。

13年前の時はこの小屋まで降りてきました。とてもきれいな小屋で、玄関の階段でランチしたのを思い出しました。
P4180088.jpg
 >このあたりから同じペースで周回していた若狭の方とご一緒する。やたらと長い尾根だったので、話し相手があって良かった。

同行者があると、つい話しこんでしまいますね。知らぬ人でも同好の士に出会うと、嬉しくなります。

 >P951を過ぎると東北東に伸びる尾根を選択する。
 >最終版で林道に向けて南東に下る尾根を下る。このあたりからヤブっぽくはなるが、強化プラ製のスノーシューはビクともしない。林道に下る斜面のみ赤土が出ていたので、スノーシューを脱ぐ。除雪されていない林道を歩き駐車地に着いた。


行政境界ラインに沿ってですね。最後の南東の尾根は、どのあたりからでしょう? 尾根が東を向いてco820くらいからかな?

地図を辿っていて思ったのですが、北尾根の・1087の先から東に下り、・851西の林道ヘアピンに出るのはいかがでしょう? ややショートカットになりそうですが。


 >この日周回したのは4人で、私たちが最後尾だった。皆さん6時半前から登るようだ。

人気のゲナンポといえども、ヘコサンまで来て周回する人は少ないでしょうね
やはり、夜明けとともにスタートしないと、闇下が心配で安心できなでしょう。(^_-) 


 >帰りに大野の元町によって、朝日屋の「でっちようかん」と「花垣」の五百万石棚田米の純米大吟醸と新種のにごりを買った。

いつもの地産地消ならぬ「地産他消」でしょうか(^_-) 美味しく戴いて下さい。

          ~びわ爺
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山日和
記事: 3573
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【奥越】霧氷の回廊をあるく 銀杏峯・部子山

投稿記事 by 山日和 »

わりばしさん、こんばんは。

6時半過ぎにいこいの森駐車場に着くと、路上も含めギリセーフ状態だった。最近人気があるのは知っていたが、これには驚いた。

私はこの状態が嫌で、銀杏峰になかなか足が向きません。 :oops:
14年前に登りましたが、その時は車もポツポツだったような。

 雪道を歩いていくと登山口で、昨年はここまで除雪されていた。たくさんの人がアイゼンをつける間に、先を行く。

アイゼンで歩けるほど人が多いということでしょうね。スキーかワカンの山だったのに。

ガスの山頂にある氷結した祠にあいさつし、部子山に向かう。ほとんどの人はここで引き返すようだ。

ここまでなら手軽な雪山コースですからね。部子山へ足を延ばす人は少数派でしょう。

いつの間にか部子山が全貌をあらわし青空まで見えてきた。白山も青空に映えてきれいだ。
 青空になるとこれまで気に留めていなかった霧氷が存在感を主張しはじめる。部子山から銀杏峯につながる尾根は風の通リ道になっていて美しい霧氷がつく。ガスが取れなかった銀杏峯も青空とコラボしはじめた。


いいですね~。やっぱり雪山はこうでないといけません。久しぶりに行ってみたくなりました。

 丸い丘のように見える山頂をめざす。頂上直下で凍結している斜面があったが、スノーシューの前爪を蹴り込んで登った。

この斜面で尻セードして遊んだ記憶があります。 :lol:

祠のある頂上に着くと、若者のパーティが騒いでいる。写真を撮って継体天皇の妃であった目下媛をまつる祠に向かって下る。この日、部子山に向かったのは2パーティで、いずれも銀杏峯までピストンして下山している。

私は金草岳に登るはずがスノーシューのトラブルで断念。金草岳の北の山から真っ白な部子山を見てました。

このあたりからヤブっぽくはなるが、強化プラ製のスノーシューはビクともしない。

ライトニングシリーズと違って強靭さが取り柄ですね。 :mrgreen:

銀杏峯でガスにつつまれた時から想像もできない天候に恵まれた。青空に霧氷の尾根の周回というおまけまでついてきた。

いい一日でしたね。うらやましい限りです。 :D

                       山日和
アバター
わりばし
記事: 1753
登録日時: 2011年2月20日(日) 16:55
お住まい: 三重県津市

Re: 【奥越】霧氷の回廊をあるく 銀杏峯・部子山

投稿記事 by わりばし »

おはようございます、宮指路さん。
 
尾根を下ると部子山に向かう尾根が見えてきた。部子山の頂上はガスがかかっているが数人が歩いているのがわかる。これまでとは違い、静かな山歩きがもどってきた。沈み込みも少なく気温が高い割には悪くない雪質だ。いつの間にか部子山が全貌をあらわし青空まで見えてきた。白山も青空に映えてきれいだ。
私は銀杏峰と部子山の間くらいで部子山を拝んでから引き返しました。

部子山を見るのと見ないのでは登山の広がり具合が違いますよね。

部子山
部子山
 青空になるとこれまで気に留めていなかった霧氷が存在感を主張しはじめる。部子山から銀杏峯につながる尾根は風の通リ道になっていて美しい霧氷がつく。ガスが取れなかった銀杏峯も青空とコラボしはじめた。
いいですね~。私の時も寒かったですが、部子山まで行かないと霧氷が見れないのですね。

部子山を過ぎたあたりから霧氷も大きくなったので
目下媛の祠のコルを風が抜けるようです。


P3040092.JPG

 
丸い丘のように見える山頂をめざす。頂上直下で凍結している斜面があったが、スノーシューの前爪を蹴り込んで登った。祠のある頂上に着くと、若者のパーティが騒いでいる。写真を撮って継体天皇の妃であった目下媛をまつる祠に向かって下る。この日、部子山に向かったのは2パーティで、いずれも銀杏峯までピストンして下山している。
部子山の祠は有名なようで写真ではよく見ました。ネットではその後に2人が周回したようです。

そうでしたか。
遠くまで見渡せる尾根上に人はいなかったので
1時間以上後かな?

目下媛の話は、年代的に神話の域を出ないがいずれにしても大昔から登られていた山である事は間違いない。部子山の麓の水海には田楽・能楽が受け継がれている。能郷白山の麓にある能郷の能が温見峠と部子山の南陵にある巣原峠を越えて伝わった気がする。この道は木地師がたどった道でもあるのだろう。この南陵の景色が見たくて来たのだ。
 祠の小屋は一部壊れており、鳥居は最上部が見えるだけで雪に埋まっていた。ここまで来るのは周回する人だけで、ここから北北東に下る尾根上には一人の人影が見え隠れするのみだ。
歴史のある祠なのですね。
部子山まで来て、ピストンで引き返す人もいるようです。ピストンの方が断然早いようです。

そうなんでしょうね。
数人のパーティはピストンしていました。
時間はかかりますが周回コースを下ると
降りてきたって感じがしますよ。

スノーシューで快適に下って行く。気温が高いのでどうしても表面が滑る感じにはなるが問題ない。P1256を下って行くと枝分かれした北尾根の雪庇を従えた真っ白ななだらかな尾根が美しい。みるみる間に下って行き、P951を過ぎると東北東に伸びる尾根を選択する。このあたりから植林がついたり離れたりの状態になる。尾根が広がりわかりにくい所もあるが踏み跡があるので安心だ。申し訳程度にピンクテープもある。
尾根が真っ白に輝き素晴らしい光景ですね。ここまで来ないとこの景色は見られないですね。

北尾根は美しく存在感があり。
ここを歩いてみたい衝動に駆られます。

北尾根の雪庇
北尾根の雪庇
 
このあたりから同じペースで周回していた若狭の方とご一緒する。やたらと長い尾根だったので、話し相手があって良かった。最終版で林道に向けて南東に下る尾根を下る。このあたりからヤブっぽくはなるが、強化プラ製のスノーシューーはビクともしない。林道に下る斜面のみ赤土が出ていたので、スノーシューを脱ぐ。除雪されていない林道を歩き駐車地に着いた。この日周回したのは4人で、私たちが最後尾だった。皆さん6時半前から登るようだ。
最後のヤブ交じりの下りは一般の方には大変なようで、そこら辺りは嘆いています。
ネットでは17時過ぎに下山した方もいるようです。

スノー衆なら問題ないレベルで
あれをヤブコギとは言わないですね。
:mrgreen:

 
いつものことながら銀杏峯でガスにつつまれた時からは、想像もできない天候に恵まれた。青空に霧氷の尾根の周回というおまけまでついてきた。
やはり雪山は霧氷があれば天と地の差がありますね。
お疲れさまでした。

ガスの銀杏峯を通過するときはここまで回復するとは思っていませんでした。
ラッキーでした。
アバター
わりばし
記事: 1753
登録日時: 2011年2月20日(日) 16:55
お住まい: 三重県津市

Re: 【奥越】霧氷の回廊をあるく 銀杏峯・部子山

投稿記事 by わりばし »

おはようございます、山猫さん。

>山頂に近づくにつれ荒島岳山頂が低く垂れ込んだ雲から顔を出してきた。銀杏峯頂上部はガスっているが、標高の低い志目木谷右岸尾根はきれいに見えている。ガスの山頂にある氷結した祠にあいさつし、部子山に向かう。ほとんどの人はここで引き返すようだ。

前日の金曜日は銀杏峯から部子山への稜線を眺めながらすぐ近くの稜線を縦走しておりました。
土曜日の朝は越前平野から白山に至るまで広く雲がかかり、山の上では小雪が降っていたのですが、あれよあれよという間に青空が広がり、下山した9時前には雲のほとんどない蒼空が広がっていました。おそらく夜のうちに霧氷がついたのでしょう。わりばしさんは好天のみならず霧氷にも恵まれた山行になりましたね。
ちなみに私が以前、銀杏峯〜部子山を訪れた時にも稜線上には霧氷がびっしりと発達しておりました。

銀杏峯で濃いガスに包まれた時は、頂上部はダメなのかなと思いました。
霧氷と好天に恵まれてラッキーでした。
山猫さんの時はもっと霧氷が大きかったですよね。
霧氷が大人気の要因なのかな?

P3040085.JPG

>6時半過ぎにいこいの森駐車場に着くと、路上も含めギリセーフ状態だった。最近人気があるのは知っていたが、これには驚いた。

銀杏峯から部子山を周回したのは丁度三年前のこの季節、欧州でコロナが流行り始めたためにウィーンへの出張が急遽キャンセルとなり、週末に予定が空いたのでした。当時はコロナはまだ遠い国の出来事だったのですが・・・
その時は7時すぎからの登山の開始でしたが、駐車場はそれほど埋まっていなかったような・・・

私も以前来た時は大したことなかったので驚きました。
オハイといいSNS恐るべしです。


>部子山から銀杏峯につながる尾根は風の通リ道になっていて美しい霧氷がつく。ガスが取れなかった銀杏峯も青空とコラボしはじめた。

部子山から銀杏峯への稜線は確かに風の通り道ですね。残念ながらこの稜線も風力発電計画が進行しており、部子山の山頂の西側には風況観測機の鉄塔が建てられていたことかと思います。

風力発電調査の鉄塔でしたか。
部子山山頂付近まで道路が来ているので、決まればすぐでしょうね。
この人気スポットにも風力発電ですか。

荒島岳
荒島岳

>能郷白山の麓にある能郷の能が温見峠と部子山の南陵にある巣原峠を越えて伝わった気がする。この道は木地師がたどった道でもあるのだろう。この南陵の景色が見たくて来たのだ。

部子山と能郷白山の位置関係がよく理解していませんでしたが、稜線からは左手のかなり近くの能郷白山が見えて驚いた覚えがあります。確かに巣原峠を降って雲川を上流に遡ると温見峠に辿り着きますね。

能郷白山方面が最後まで雲が残っていました。
昔は生活が厳しく
能や猿楽を踊りに行くのも大切な生活の糧になっていました。


部子山から巣原峠に向かって伸びる南尾根・・・ここは辿ってみたくなりますね。次に冬の部子山を訪ねる時にはこの稜線をと思いながら今年もその機会を逃してしまいそうです。しかし近い将来、風車が建設されることになる銀杏峯から東に伸びる稜線が気になってならないところでもあります。

部子山の南尾根に北尾根といい尾根が伸びてますね。
銀杏峯から東に伸びる稜線が予定地なんだ。


部子山南尾根
部子山南尾根

>帰りに大野の元町によって、朝日屋の「でっちようかん」と「花垣」の五百万石棚田米の純米大吟醸と新種のにごりを買った。

いつも越前大野を訪れる時には私も花垣で日本酒を購入し(一本は五百万石を求めます)、すぐ近くの伊藤順和堂で芋きんつばを入手するのがルーチーンになっているのですが、高田屋というお店もあるのですね。どうやらここは七間通りを西に進んだところにあるようですね。今度、訪れてみたいと思います。

芋きんつばは人気がるようですね。
今度買ってみます。
大野の水ようかんは、全店同じパッケージで「でっちようかん」という名で売っています。

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わりばし
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Re: 【奥越】霧氷の回廊をあるく 銀杏峯・部子山

投稿記事 by わりばし »

おはようございます、バーチャリさん。

〉【山 域】奥越
【コース】いこいの森駐車場6:50---9:25銀杏峯---11:05部子山---15:00いこいの森駐車場
【メンバー】単独

銀杏峰夏にオオヤマレンゲを見に行きましたが、
お花の山でもありますね。

そうなんですか。
花に疎いもので・・
:mrgreen:

〉P1150からは正面に白山が見え、目指す銀杏峯が後ろにかまえている。山頂に近づくにつれ荒島岳山頂が低く垂れ込んだ雲から顔を出してきた。銀杏峯頂上部はガスっているが、標高の低い志目木谷右岸尾根はきれいに見えている。ガスの山頂にある氷結した祠にあいさつし、部子山に向かう。ほとんどの人はここで引き返すようだ。

昨年ここで来ると雲がかかり、
連れも私も体力不足で敗退を決めランチして下山しまた。

先行している人がいるおかげで
それに引っ張られる感じで
ここまで楽をさせてもらいました。


銀杏峯
銀杏峯

〉静かな山歩きがもどってきた。沈み込みも少なく気温が高い割には悪くない雪質だ。いつの間にか部子山が全貌をあらわし青空まで見えてきた。白山も青空に映えてきれいだ。
 
昨日 上谷山を周回してきましたが
雪が締まりアイゼンで歩きスノーシユウを下山で履きましたが。

上谷山周回とはすごいですね。
雪が締まっていてアイゼンに持ってこいという感じでしたね。


〉青空になるとこれまで気に留めていなかった霧氷が存在感を主張しはじめる。部子山から銀杏峯につながる尾根は風の通リ道になっていて美しい霧氷がつく。ガスが取れなかった銀杏峯も青空とコラボしはじめた。
 
いい感じのなりましたね。
樹氷は青空が似合いますね。

そうですね。
霧氷と青空の取り合わせは最強です。

P3040086.JPG

〉目下媛の話は、年代的に神話の域を出ないがいずれにしても大昔から登られていた山である事は間違いない。部子山の麓の水海には田楽・能楽が受け継がれている。能郷白山の麓にある能郷の能が温見峠と部子山の南陵にある巣原峠を越えて伝わった気がする。この道は木地師がたどった道でもあるのだろう。この南陵の景色が見たくて来たのだ。

能郷白山の山麓は能楽が受け継がれているのは、知っていましたが、こちら能樂が受け継がれているのですね。

水海は田楽・能楽で町おこしをしています。
前回の小周回で終わった時に寄りました。

 
〉スノーシューで快適に下って行く。気温が高いのでどうしても表面が滑る感じにはなるが問題ない。P1256を下って行くと枝分かれした北尾根の雪庇を従えた真っ白ななだらかな尾根が美しい。

昨日はスノーシユウは下山で履き、トーレスを外したり
してブナの尾根を降りました。

スノーシューでブナの尾根を自由に下る。
スノーシューの醍醐味の一つですね。


部子山山頂へ
部子山山頂へ

〉銀杏峯でガスにつつまれた時から想像もできない天候に恵まれた。青空に霧氷の尾根の周回というおまけまでついてきた

雪の銀杏峰の山頂に立ちたいですがもう無理かな。

大丈夫ですよ。
これでもかってぐらのトレースがあります。
:mrgreen:
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わりばし
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Re: 【奥越】霧氷の回廊をあるく 銀杏峯・部子山

投稿記事 by わりばし »

おはようございます、biwacoさん。

自分の記録を見たら、2008年に初めてゲナンポへ登って、2年後の3回目でやっとこさ、ヘコサンまで届きました。でも、山頂を越えた小屋でランチして引き返したので、北尾根からは下っったことがありません。その時はゲナンポまで戻らず、・1294の東隣りのピークから北向きの尾根を下り、林道に出てから小葉谷の下山路に合流しました。

鳥居の近くの小屋は雪に埋もれていてかなり壊れています。
同じ小屋なのかなあ?
前回、高速道路でタイヤがバースト時はbiwacoさんと同じ尾根を下りました。

銀杏峯
銀杏峯

 >尾根を下ると部子山に向かう尾根が見えてきた。部子山の頂上はガスがかかっているが数人が歩いているのがわかる。これまでとは違い、静かな山歩きがもどってきた。沈み込みも少なく気温が高い割には悪くない雪質だ。いつの間にか部子山が全貌をあらわし青空まで見えてきた。白山も青空に映えてきれいだ。

この稜線漫歩は素晴らしいですね。もちろんお天気次第ですが(^_-)
少しづつ近づく白いヘコサンや周りの銀嶺を眺めながらのひととき。でも、雪が少ないとヤブが煩いですが。

予想外に天気が回復してラッキーでした。
風力発電の計画があるようで
いつまでこの光景が見られるか。


 >目下媛の話は、年代的に神話の域を出ないがいずれにしても大昔から登られていた山である事は間違いない。部子山の麓の水海には田楽・能楽が受け継がれている。能郷白山の麓にある能郷の能が温見峠と部子山の南陵にある巣原峠を越えて伝わった気がする。この道は木地師がたどった道でもあるのだろう。この南陵の景色が見たくて来たのだ。

「目下媛」って?とwikiに聴いてみたら、継体天皇のつれあいだとか?1500年以上も前の話のようですが、福井県に縁がある天皇のようですね。
「能楽の里」も一度訪ねてみたいと思っているだけで、まだ行けてません。池田の方から車でも入れるのでしょうか? 巣原峠~温見越えで能郷白山へと伝わったとは、昔の人の健脚はすごいですね(@_@;)

米が採れなかった山間集落の人にとっては能楽を演ずることは貴重な収入源です。
伝承はいろいろあるようですが・・・
時間をかけて伝わっていったんでしょうね。


 >祠の小屋は一部壊れており、鳥居は最上部が見えるだけで雪に埋まっていた。

13年前の時はこの小屋まで降りてきました。とてもきれいな小屋で、玄関の階段でランチしたのを思い出しました。

13年の歳月を感じますね。
玄関のテラスは無く、小屋の中もむき出しでした。


P3040089.JPG

 >このあたりから同じペースで周回していた若狭の方とご一緒する。やたらと長い尾根だったので、話し相手があって良かった。

同行者があると、つい話しこんでしまいますね。知らぬ人でも同好の士に出会うと、嬉しくなります。

バリルートで出会う同行の士とは、すぐに打ち解けられます。
お互い感ずるものがあるんでしょうね。


 >P951を過ぎると東北東に伸びる尾根を選択する。
 >最終版で林道に向けて南東に下る尾根を下る。このあたりからヤブっぽくはなるが、強化プラ製のスノーシューはビクともしない。林道に下る斜面のみ赤土が出ていたので、スノーシューを脱ぐ。除雪されていない林道を歩き駐車地に着いた。


行政境界ラインに沿ってですね。最後の南東の尾根は、どのあたりからでしょう? 尾根が東を向いてco820くらいからかな?
地図を辿っていて思ったのですが、北尾根の・1087の先から東に下り、・851西の林道ヘアピンに出るのはいかがでしょう? ややショートカットになりそうですが。

P951の先の・768に向かう尾根を行政境界ラインに沿って標高660まで下り、林道に向けて南東に下ります。
同行の士によるとこのコースがヤブが最も少ないようです。


P3040094.JPG

 >この日周回したのは4人で、私たちが最後尾だった。皆さん6時半前から登るようだ。

人気のゲナンポといえども、ヘコサンまで来て周回する人は少ないでしょうね
やはり、夜明けとともにスタートしないと、闇下が心配で安心できなでしょう。(^_-) 

私たちの後にも2人歩いたようで、闇下手前だったでしょうね。

 >帰りに大野の元町によって、朝日屋の「でっちようかん」と「花垣」の五百万石棚田米の純米大吟醸と新種のにごりを買った。

いつもの地産地消ならぬ「地産他消」でしょうか(^_-) 美味しく戴いて下さい。

はい、全部いただきました。

  
skywalk
記事: 509
登録日時: 2011年3月07日(月) 21:33

Re: 【奥越】霧氷の回廊をあるく 銀杏峯・部子山

投稿記事 by skywalk »

わりばしさん、こんにちは。
最近人気があるのは知っていたが、これには驚いた。
そうなんですか。私は銀杏峰には登ったことがないのですが、能郷白山に登るといつも白く輝く両山が北に見えて心惹かれるものがあります。しかし,いざ行こうとなると遠いです。
銀杏峰から部子山まで一時間半もかかるとなると大仕事ですね。私だったら半分で十分だ。

いつの間にか部子山が全貌をあらわし青空まで見えてきた。白山も青空に映えてきれいだ。
写真を見てもめちゃめちゃ綺麗だし実際の目で見たら大いに感動しそうです。

目下媛の話は、年代的に神話の域を出ないがいずれにしても大昔から登られていた山である事は間違いない。部子山の麓の水海には田楽・能楽が受け継がれている。能郷白山の麓にある能郷の能が温見峠と部子山の南陵にある巣原峠を越えて伝わった気がする。この道は木地師がたどった道でもあるのだろう。この南陵の景色が見たくて来たのだ。
出ましたウンチクが。今回は独自分析も入っているぞ。進化して来たな。

このあたりから同じペースで周回していた若狭の方とご一緒する。やたらと長い尾根だったので、話し相手があって良かった。
わりばしさんと同じペースで歩けるお仲間がいて良かったですね。

銀杏峯でガスにつつまれた時から想像もできない天候に恵まれた。青空に霧氷の尾根の周回というおまけまでついてきた。
いや、もう羨ましい限りだ。本当綺麗。

帰りに大野の元町によって、朝日屋の「でっちようかん」と「花垣」の五百万石棚田米の純米大吟醸と新種のにごりを買った。
参考までに言っておくと、私お酒大好きなんです。お土産なんていいませんから気にしないでください。
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わりばし
記事: 1753
登録日時: 2011年2月20日(日) 16:55
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Re: 【奥越】霧氷の回廊をあるく 銀杏峯・部子山

投稿記事 by わりばし »

おはようございます、山日和さん。

6時半過ぎにいこいの森駐車場に着くと、路上も含めギリセーフ状態だった。最近人気があるのは知っていたが、これには驚いた。

私はこの状態が嫌で、銀杏峰になかなか足が向きません。 :oops:
14年前に登りましたが、その時は車もポツポツだったような。

私も数年前に行きましたが、閑散としていました。
この2年ぐらいでヒートアップしたそうです。

 雪道を歩いていくと登山口で、昨年はここまで除雪されていた。たくさんの人がアイゼンをつける間に、先を行く。

アイゼンで歩けるほど人が多いということでしょうね。スキーかワカンの山だったのに。

スノーシューが珍しいようで、しっかり見られました。
ワカンの人も少なかったなあ。
もっともこの日は積雪が少なかったのでアイゼンでOKでしたが・・

P3040055.JPG

ガスの山頂にある氷結した祠にあいさつし、部子山に向かう。ほとんどの人はここで引き返すようだ。

ここまでなら手軽な雪山コースですからね。部子山へ足を延ばす人は少数派でしょう。

銀杏峯は濃いガスに包まれて先が全く見えなかったので諦めた人も多かったようにも思います。

いつの間にか部子山が全貌をあらわし青空まで見えてきた。白山も青空に映えてきれいだ。
 青空になるとこれまで気に留めていなかった霧氷が存在感を主張しはじめる。部子山から銀杏峯につながる尾根は風の通リ道になっていて美しい霧氷がつく。ガスが取れなかった銀杏峯も青空とコラボしはじめた。


いいですね~。やっぱり雪山はこうでないといけません。久しぶりに行ってみたくなりました。

部子山に向かう人は少なくて静かな山旅がもどってきて良かったです。

P3040058.JPG

 丸い丘のように見える山頂をめざす。頂上直下で凍結している斜面があったが、スノーシューの前爪を蹴り込んで登った。

この斜面で尻セードして遊んだ記憶があります。 :lol:

この日だとえらい下まで行ったでしょうね。

祠のある頂上に着くと、若者のパーティが騒いでいる。写真を撮って継体天皇の妃であった目下媛をまつる祠に向かって下る。この日、部子山に向かったのは2パーティで、いずれも銀杏峯までピストンして下山している。

私は金草岳に登るはずがスノーシューのトラブルで断念。金草岳の北の山から真っ白な部子山を見てました。

あらまあ金草岳でしたか、私も考えていたんですがもう少し後かと思ってました。

P3040060.JPG

このあたりからヤブっぽくはなるが、強化プラ製のスノーシューはビクともしない。

ライトニングシリーズと違って強靭さが取り柄ですね。 :mrgreen:

耐久性と強靭さが売りです。 :mrgreen:
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わりばし
記事: 1753
登録日時: 2011年2月20日(日) 16:55
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Re: 【奥越】霧氷の回廊をあるく 銀杏峯・部子山

投稿記事 by わりばし »

おはようございます、skywalkeさん。

最近人気があるのは知っていたが、これには驚いた。
そうなんですか。私は銀杏峰には登ったことがないのですが、能郷白山に登るといつも白く輝く両山が北に見えて心惹かれるものがあります。しかし,いざ行こうとなると遠いです。
銀杏峰から部子山まで一時間半もかかるとなると大仕事ですね。私だったら半分で十分だ。

銀杏峯と部子山がセットになって輝いてますね。
金糞岳と白倉山のような感じかな・・・
スキーの人たちは銀杏峯から滑ったようでした。


P3040078.JPG

いつの間にか部子山が全貌をあらわし青空まで見えてきた。白山も青空に映えてきれいだ。
写真を見てもめちゃめちゃ綺麗だし実際の目で見たら大いに感動しそうです。

サングラスをしていたので、撮っているときは
これだけキレイだとは思わなかったんです。
やっぱり青空があると映えますね。


P3040083.JPG

目下媛の話は、年代的に神話の域を出ないがいずれにしても大昔から登られていた山である事は間違いない。部子山の麓の水海には田楽・能楽が受け継がれている。能郷白山の麓にある能郷の能が温見峠と部子山の南陵にある巣原峠を越えて伝わった気がする。この道は木地師がたどった道でもあるのだろう。この南陵の景色が見たくて来たのだ。
出ましたウンチクが。今回は独自分析も入っているぞ。進化して来たな。

まあ、これがないと私の文だとわからないですからねえ。
ほんの些細な自己主張です。
:mrgreen:

このあたりから同じペースで周回していた若狭の方とご一緒する。やたらと長い尾根だったので、話し相手があって良かった。
わりばしさんと同じペースで歩けるお仲間がいて良かったですね。

ランチタイムもあったので、一緒に歩いたのは最終版だけだったおですが
何度も見かけたって感じです。


銀杏峯でガスにつつまれた時から想像もできない天候に恵まれた。青空に霧氷の尾根の周回というおまけまでついてきた。
いや、もう羨ましい限りだ。本当綺麗。

P3040097.JPG

ありがとうございます。
銀杏峯の山頂にいた時には予想すらしませんでした。


帰りに大野の元町によって、朝日屋の「でっちようかん」と「花垣」の五百万石棚田米の純米大吟醸と新種のにごりを買った。
参考までに言っておくと、私お酒大好きなんです。お土産なんていいませんから気にしないでください。

それは知らなかった。
skywalkeさんのあたりだと作がありますねえ。
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