【 台高南部 】マブシ嶺 吹雪でホワイトアウト寸前、展望なし

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seiichi
記事: 191
登録日時: 2022年9月14日(水) 21:12
お住まい: 津市高茶屋

【 台高南部 】マブシ嶺 吹雪でホワイトアウト寸前、展望なし

投稿記事 by seiichi »

【 日 付 】2023年2月21日
【 山 域 】 台高南部 マブシ嶺 1411m
【メンバー】 51才男性山友、家内と私の3名
【 天 候 】 朝のうちは晴れ、山に入ると天候急変で吹雪
【 ルート 】7:55栃山木組林道終点ゲート~8:23地蔵峠~10:10新木組峠~10:40木組峠~12:00マブシ嶺~(下山)~13:50木組峠~(エスケープルート)~15:30地蔵峠~16:00ゲート

マブシ嶺の広い山頂ピークから大峰山系の雄大な稜線が見たくて尾鷲道から台高山脈を歩いた。
前日の天気予報は寒気が南下して寒くなるとのことだが、尾鷲の気温は10℃未満で晴れの予報。
マブシ嶺ピストンはロングコースになるので、余裕を持って久居ICを5:30出発で紀勢道を走った。

ゲートに7:40分到着、林の積雪も大したことはなく到着した。
ゲートからは30分の林道歩き、西の空は青空も出て今日の期待が膨らむ。
マブシ嶺からは西に大峰アルプス、東に尾鷲の海を見ることを期待して尾鷲道を歩くが、歩く連れて次第に雪が増えてくる。
昨夜の雨が雪に変わったみたいで雪質はさらさらの新雪だ。
古和谷分岐からは尾根ルートを避けて案内看板に従いトラバースの水平道を選択する。

台高山脈の稜線に出ると一変して強風の冷たい風にさらされる。
昨年に撤退した記憶がよみがえるが今日はマブシ嶺のピークは踏みたい。
木組峠を過ぎてトラバースの道を進んでいると、何やら怪しい足跡が出てきた。
明らかにクマの足跡で、それも新しい。 やばい、すぐ近くにいることは間違いない。
上下左右に目を配ってクマを探すと、かすかに上で木が揺れるのを目撃する。
クマ自体は確認できないが怪しい雰囲気となり、ここか先は大きな声と杖で木と叩きながら音をたてながら前進する。」

山頂直下の急登を登り終えマブシ嶺の広いピークに立つ。
視界に広がるピークは一段と強風で立つこともやっと、証拠写真だけ撮ってすぐに下山、滞在時間はほんの数分。
少し下った風のない場所を選んで立ちながらの昼食タイム。じっとしていると身体の芯から冷えてくる。
木組峠を過ぎてエスケープルートで帰る。うその様に風が当たらなく楽になる。
あとは林道を歩いて地蔵峠、そこから30分の林道歩きでゲート到着。
車には心配していた積雪もなく、逆に朝の雪は融けていてひと安心。
帰りは種まきごんべいの満開の河津桜の写真を撮って津に帰った。
やれやれ、展望はなにもなしで絶景は見ることはできなく、クマの心配をしながらの山行となったが忘れられない一日となった。

     seiichi
添付ファイル
マブシ嶺ログ.jpg
トラバース.jpg
マブシ嶺山頂.jpg
宮指路
記事: 1008
登録日時: 2011年2月27日(日) 21:13

Re: 【 台高南部 】マブシ嶺 吹雪でホワイトアウト寸前、展望なし

投稿記事 by 宮指路 »

seiichiさん、こんばんは
マブシ嶺の広い山頂ピークから大峰山系の雄大な稜線が見たくて尾鷲道から台高山脈を歩いた。
前日の天気予報は寒気が南下して寒くなるとのことだが、尾鷲の気温は10℃未満で晴れの予報。
マブシ嶺ピストンはロングコースになるので、余裕を持って久居ICを5:30出発で紀勢道を走った。
マブシ嶺は最近ネットで見たことがあります。

ゲートに7:40分到着、林の積雪も大したことはなく到着した。
ゲートからは30分の林道歩き、西の空は青空も出て今日の期待が膨らむ。
マブシ嶺からは西に大峰アルプス、東に尾鷲の海を見ることを期待して尾鷲道を歩くが、歩く連れて次第に雪が増えてくる。
昨夜の雨が雪に変わったみたいで雪質はさらさらの新雪だ。
古和谷分岐からは尾根ルートを避けて案内看板に従いトラバースの水平道を選択する。
晴れると山と海の展望が期待できるのですね。

台高山脈の稜線に出ると一変して強風の冷たい風にさらされる。
昨年に撤退した記憶がよみがえるが今日はマブシ嶺のピークは踏みたい。
木組峠を過ぎてトラバースの道を進んでいると、何やら怪しい足跡が出てきた。
明らかにクマの足跡で、それも新しい。 やばい、すぐ近くにいることは間違いない。
上下左右に目を配ってクマを探すと、かすかに上で木が揺れるのを目撃する。
クマ自体は確認できないが怪しい雰囲気となり、ここか先は大きな声と杖で木と叩きながら音をたてながら前進する。」
私も熊のような足跡はよく見かけますが、かすかでも気配が感じられると怖いですね。
山頂直下の急登を登り終えマブシ嶺の広いピークに立つ。
視界に広がるピークは一段と強風で立つこともやっと、証拠写真だけ撮ってすぐに下山、滞在時間はほんの数分。
少し下った風のない場所を選んで立ちながらの昼食タイム。じっとしていると身体の芯から冷えてくる。
木組峠を過ぎてエスケープルートで帰る。うその様に風が当たらなく楽になる。
寒い中のランチは辛いですね。
でもお天気が回復して良かったです。

                                   宮指路
アバター
seiichi
記事: 191
登録日時: 2022年9月14日(水) 21:12
お住まい: 津市高茶屋

Re: 【 台高南部 】マブシ嶺 吹雪でホワイトアウト寸前、展望なし

投稿記事 by seiichi »

宮指路さん、こんばんわ。
コメントありがとうございます。

マブシ嶺は昨年も同じ時期に同じコースで行きましたが、
昨年と同じパターンで素晴らしい展望を見ることは出来ませんでした。
悔しいので、春のシャクナゲの時には大台ケ原からのリベンジを考えています。

今だから言えますが、雪の中で目の前に大きなクマの足跡を発見した時はゾっとしました。
明らかに数分まえにクマが歩いた足跡、それも形からするとかなり大きいと推測されます。
もし襲われていたら最悪は生きて帰れなかったかもしれません。
素晴らしい展望を得るには多少の危険はさけられないのでしょうね。

マブシ嶺のピークから見える[雪を覆った大峰山脈]と[熊野灘の海]を見るには冬が一番だと思います。
ぜひ一度体験してください、クマに注意しながらとなりますが。
尾鷲のクマは冬眠しないと聞いていますが本当みたいです。

   seiichi
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