【 日 付 】2023.2.5
【 山 域 】江若国境
【メンバー】単独
【 天 候 】曇時々晴
【 ルート 】新道口>P520>轆轤山>三十三間山>轆轤山>P520>新道口
近江今津発小浜行きのバスの運転手は、スキーを持った私に、「このバスは箱館山には行きませんよ」と言った。まあ、私が運転手でも、そう言いたくなるだろう。紛らわしい客である。
バスを降りたのが熊川宿の西外れ、新道口で、8時45分だった。
国道から北に向かう道は、白石神社を過ぎて新旧二手に分かれる。旧道を行こうとすると、フェンスでできたゲートがあった。施錠はされていないが、開けるのにガチャガチャいわすのも、人家のそばだし気が引ける。突破は諦め、新道である県道を行くことにした。
すぐに除雪終了点となり、スキーを履く。かろうじて滑走できるだけの雪があった。
林道に入り、しばらく進んでから右岸から左岸に渡り、さらに支流を渡ると、草川さんの本で紹介されていた三十三間山の南尾根P520に登る支尾根への登り口に着く。
テキトーに登ると、すぐに雰囲気の良い尾根となった。雪の量は大したことない。ツボ足で問題ない。
途中で、地形図にない林道に出くわした。横断してからしばらく行くと右手から林道が来て尾根に乗ったが、ほどなく終点となった。そこからはやや傾斜が増し、淡々と登って主稜線に出た。
積雪はずっと増えた。スキーを履くと、しばらくは樹々がうるさかったが、次第に開けてくる。
P635の下、倉見方面からの登山道と合流すると、フナムシの行列みたいなスノーシューの足跡が出てきた。
若狭の里や海が見える。平地に雪はない。三方五湖、常神半島、御神島、烏辺島も見える。たまに、小浜線の電車の走る音も聞こえる。この山は里から近い。
気温は高め、雪はべったり、主稜線の傾斜はゆるやかである。登りにステップソールがよく効く。アップダウンを繰り返し、山頂に近づいていく。
三十三間山の肩に細くて高い塔が立っていた。「風況観測機」とある。風力発電関係の調査用のもののようだ。昨年建てられたらしい。
頂上に着いたのは14時近くになった。
下りは楽しく滑った。登り返しもシール不要で、快適に進んだ。
登る頃には、天増川を挟んでお隣さんの三重嶽には、上の方だけガスが掛かっていた。下る頃には、全容を表し、どーんと構えていた。
P520からは板を外して下り、林道+県道区間のみ滑走した。
15時半過ぎには除雪終了点に戻った。新道口から16時22分のバスに乗り、近江今津からの最終の新快速の乗ることができた。
ウロコ付きテレマーク板を使うのに恵まれた一日だった。
【江若国境】三十三間山はウロコ板日和
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Re: 【江若国境】三十三間山はウロコ板日和
klaus99さん、おはようさんです。(^^♪
今回もアプローチは公共交通利用でしたか。
私は車に慣れ切ってしまって、この歳(どんな歳?)になってもなかなか電車・バスに切りかえられません。
>近江今津発小浜行きのバスの運転手は、スキーを持った私に、「このバスは箱館山には行きませんよ」と言った。まあ、私が運転手でも、そう言いたくなるだろう。紛らわしい客である。
今津駅からスキーもった客なら100%、箱館山行きでしょうね(^_-)
親切な運転手さんに感謝しましょう。
>すぐに除雪終了点となり、スキーを履く。かろうじて滑走できるだけの雪があった。
倉見方面へのショートカット道であるこの県道、除雪されてないんですね。ゴルフ場があるから大丈夫かと思ってましたが、ゴルフも雪上ではできないからお休みか(^_-)
>林道に入り、しばらく進んでから右岸から左岸に渡り、さらに支流を渡ると、草川さんの本で紹介されていた三十三間山の南尾根P520に登る支尾根への登り口に着く。
p520への登り口はどのあたりでしょう? 早めに・401pに出る支尾根からが楽そうですが?
>P635の下、倉見方面からの登山道と合流すると、フナムシの行列みたいなスノーシューの足跡が出てきた。
「フナムシ」ですかぁ! オモシロイ表現ですね(^_-) 雪原ですから「ユキムシ」は…可愛すぎるか(?_?)
昨夏は倉見集落からの最短ルートをピストンしました。山頂手前のJCTから轆轤山の禿げ頭を眺めて、次は南尾根から…と考えていました。
>三十三間山の肩に細くて高い塔が立っていた。「風況観測機」とある。風力発電関係の調査用のもののようだ。昨年建てられたらしい。
この看板の辺り、ロープが張られ、建設資材や小型重機が放置されたいました。
>登る頃には、天増川を挟んでお隣さんの三重嶽には、上の方だけガスが掛かっていた。下る頃には、全容を表し、どーんと構えていた。
白い山並みを見ながらスキーで下るのって、爽快でしょうね(^^♪
お昼はゆっくりできましたか?
楽しい一日、お疲れさまでした。
~びわ爺
今回もアプローチは公共交通利用でしたか。
私は車に慣れ切ってしまって、この歳(どんな歳?)になってもなかなか電車・バスに切りかえられません。
>近江今津発小浜行きのバスの運転手は、スキーを持った私に、「このバスは箱館山には行きませんよ」と言った。まあ、私が運転手でも、そう言いたくなるだろう。紛らわしい客である。
今津駅からスキーもった客なら100%、箱館山行きでしょうね(^_-)
親切な運転手さんに感謝しましょう。
>すぐに除雪終了点となり、スキーを履く。かろうじて滑走できるだけの雪があった。
倉見方面へのショートカット道であるこの県道、除雪されてないんですね。ゴルフ場があるから大丈夫かと思ってましたが、ゴルフも雪上ではできないからお休みか(^_-)
>林道に入り、しばらく進んでから右岸から左岸に渡り、さらに支流を渡ると、草川さんの本で紹介されていた三十三間山の南尾根P520に登る支尾根への登り口に着く。
p520への登り口はどのあたりでしょう? 早めに・401pに出る支尾根からが楽そうですが?
>P635の下、倉見方面からの登山道と合流すると、フナムシの行列みたいなスノーシューの足跡が出てきた。
「フナムシ」ですかぁ! オモシロイ表現ですね(^_-) 雪原ですから「ユキムシ」は…可愛すぎるか(?_?)
昨夏は倉見集落からの最短ルートをピストンしました。山頂手前のJCTから轆轤山の禿げ頭を眺めて、次は南尾根から…と考えていました。
>三十三間山の肩に細くて高い塔が立っていた。「風況観測機」とある。風力発電関係の調査用のもののようだ。昨年建てられたらしい。
この看板の辺り、ロープが張られ、建設資材や小型重機が放置されたいました。
>登る頃には、天増川を挟んでお隣さんの三重嶽には、上の方だけガスが掛かっていた。下る頃には、全容を表し、どーんと構えていた。
白い山並みを見ながらスキーで下るのって、爽快でしょうね(^^♪
お昼はゆっくりできましたか?
楽しい一日、お疲れさまでした。
~びわ爺
Re: 【江若国境】三十三間山はウロコ板日和
びわ爺 さま
こんばんは。ご返信ありがとうございます。
p520への登り口はどのあたりでしょう? 早めに・401pに出る支尾根からが楽そうですが?
.401に出る支尾根のもう1本北を登りました。林道が支流に掛かる橋を渡った先の尾根です。
チェーンスパイクの足跡が付いていました。
昨夏は倉見集落からの最短ルートをピストンしました。山頂手前のJCTから轆轤山の禿げ頭を眺めて、次は南尾根から…と考えていました。
轆轤山は植生回復工事(?)がされていてやや痛々しいですが、雪をかぶっているとあまり気になりませんね。
白い山並みを見ながらスキーで下るのって、爽快でしょうね(^^♪
いつになってもヘタクソでも心躍ります。このくらいの斜面が分相応です。
お昼はゆっくりできましたか?
残念ながら今回は時間にあまり余裕がなく、ザックには八海山の1合瓶が入っていたのですが、日の目を見ることなく、そのまま持って帰ることになりました。
楽しい一日、お疲れさまでした。
未熟な投稿にお付き合いいただき、ありがとうございます。
klaus99
こんばんは。ご返信ありがとうございます。
p520への登り口はどのあたりでしょう? 早めに・401pに出る支尾根からが楽そうですが?
.401に出る支尾根のもう1本北を登りました。林道が支流に掛かる橋を渡った先の尾根です。
チェーンスパイクの足跡が付いていました。
昨夏は倉見集落からの最短ルートをピストンしました。山頂手前のJCTから轆轤山の禿げ頭を眺めて、次は南尾根から…と考えていました。
轆轤山は植生回復工事(?)がされていてやや痛々しいですが、雪をかぶっているとあまり気になりませんね。
白い山並みを見ながらスキーで下るのって、爽快でしょうね(^^♪
いつになってもヘタクソでも心躍ります。このくらいの斜面が分相応です。
お昼はゆっくりできましたか?
残念ながら今回は時間にあまり余裕がなく、ザックには八海山の1合瓶が入っていたのですが、日の目を見ることなく、そのまま持って帰ることになりました。
楽しい一日、お疲れさまでした。
未熟な投稿にお付き合いいただき、ありがとうございます。
klaus99
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- 記事: 539
- 登録日時: 2018年11月20日(火) 06:39
- お住まい: 京都市左京区
Re: 【江若国境】三十三間山はウロコ板日和
klaus99さん 初めまして
私も時に公共交通機関を使っての山行をするのですが・・・帰路での一杯が楽しみで
湖西線の近江今津から小浜行きのバスに乗る山行の計画をいくつか立案しながら、未だに実行に移せていないのですが、新道口から三十三間山に登るのはgood ideaですね。でも私はスキーは持っていないのでそのまま縦走して藤井の駅を目指すことになりそうです。
昨年の3月、このやぶこぎの板にはアップしていないのですが(意図的ではなく単にアップし損ねただけ)、昨年の三月の始め、天増川の左岸の取り付きから武奈ヶ嶽〜三重獄〜三十三間山と周回して、今回klausさんが歩かれた尾根を南下したことがあります。前半は好天に恵まれたのですが、三十三間山を過ぎてからは季節外れの雨に祟られ、ひたすらに雨に打たれながら南下した覚えがあります。
>P635の下、倉見方面からの登山道と合流すると、フナムシの行列みたいなスノーシューの足跡が出てきた。
ここから三十三間山の間はいつも多くのトレースがついていますね。
確かにそう表現するのも一理ある・・と思ってしまいます。
>三十三間山の肩に細くて高い塔が立っていた。「風況観測機」とある。風力発電関係の調査用のもののようだ。昨年建てられたらしい。
昨年の3月にはなかったのですが、秋に訪れた時にはこれが立っていました。
ご存じかもしれませんが、ここも風力発電計画が進行している場所の一つです。最近になって高島市議が異議を唱え、意見書を提出されたとのことなのですが、尾根の半分は福井県のものなので果たしてこの意見書にどれほどの効力があるか・・・
>登る頃には、天増川を挟んでお隣さんの三重嶽には、上の方だけガスが掛かっていた。下る頃には、全容を表し、どーんと構えていた。
轆轤山を越えても自然林の蘇林の尾根が続き、雨でなければ好展望が広がるんだろうなぁ〜と思いながら悲しい気分で尾根を南下しておりました。
ちなみに天増川集落に着地してからは雨が上がる・・・という皮肉な展開になるのでした。
今後も是非、公共交通機関を使っての山行をご紹介いただけることを期待しております。
私も近々、このバスに乗って若狭の山を訪れることを実行してみたいと思います。
私も時に公共交通機関を使っての山行をするのですが・・・帰路での一杯が楽しみで
湖西線の近江今津から小浜行きのバスに乗る山行の計画をいくつか立案しながら、未だに実行に移せていないのですが、新道口から三十三間山に登るのはgood ideaですね。でも私はスキーは持っていないのでそのまま縦走して藤井の駅を目指すことになりそうです。
昨年の3月、このやぶこぎの板にはアップしていないのですが(意図的ではなく単にアップし損ねただけ)、昨年の三月の始め、天増川の左岸の取り付きから武奈ヶ嶽〜三重獄〜三十三間山と周回して、今回klausさんが歩かれた尾根を南下したことがあります。前半は好天に恵まれたのですが、三十三間山を過ぎてからは季節外れの雨に祟られ、ひたすらに雨に打たれながら南下した覚えがあります。
>P635の下、倉見方面からの登山道と合流すると、フナムシの行列みたいなスノーシューの足跡が出てきた。
ここから三十三間山の間はいつも多くのトレースがついていますね。
確かにそう表現するのも一理ある・・と思ってしまいます。
>三十三間山の肩に細くて高い塔が立っていた。「風況観測機」とある。風力発電関係の調査用のもののようだ。昨年建てられたらしい。
昨年の3月にはなかったのですが、秋に訪れた時にはこれが立っていました。
ご存じかもしれませんが、ここも風力発電計画が進行している場所の一つです。最近になって高島市議が異議を唱え、意見書を提出されたとのことなのですが、尾根の半分は福井県のものなので果たしてこの意見書にどれほどの効力があるか・・・
>登る頃には、天増川を挟んでお隣さんの三重嶽には、上の方だけガスが掛かっていた。下る頃には、全容を表し、どーんと構えていた。
轆轤山を越えても自然林の蘇林の尾根が続き、雨でなければ好展望が広がるんだろうなぁ〜と思いながら悲しい気分で尾根を南下しておりました。
ちなみに天増川集落に着地してからは雨が上がる・・・という皮肉な展開になるのでした。
今後も是非、公共交通機関を使っての山行をご紹介いただけることを期待しております。
私も近々、このバスに乗って若狭の山を訪れることを実行してみたいと思います。
山猫
Re: 【江若国境】三十三間山はウロコ板日和
山猫 さま
ご返信ありがとうございます。
私も時に公共交通機関を使っての山行をするのですが・・・帰路での一杯が楽しみで
御意にござりまする。
湖西線の近江今津から小浜行きのバスに乗る山行の計画をいくつか立案しながら、未だに実行に移せていないのですが、新道口から三十三間山に登るのはgood ideaですね。でも私はスキーは持っていないのでそのまま縦走して藤井の駅を目指すことになりそうです。
一度秋に天増川口でバスを降り、天増川の八幡神社から登って三十三間山まで縦走し、十村駅に降り、美浜で途中下車、温泉に入ってから、敦賀で晩飯食べて帰ったということがありました。能登越まで行きたかったのですが、時間切れでした。
昨年の3月、このやぶこぎの板にはアップしていないのですが(意図的ではなく単にアップし損ねただけ)、昨年の三月の始め、天増川の左岸の取り付きから武奈ヶ嶽〜三重獄〜三十三間山と周回して、今回klausさんが歩かれた尾根を南下したことがあります。前半は好天に恵まれたのですが、三十三間山を過ぎてからは季節外れの雨に祟られ、ひたすらに雨に打たれながら南下した覚えがあります。
これはロングランですね。すごいです。
>三十三間山の肩に細くて高い塔が立っていた。「風況観測機」とある。風力発電関係の調査用のもののようだ。昨年建てられたらしい。
昨年の3月にはなかったのですが、秋に訪れた時にはこれが立っていました。
ご存じかもしれませんが、ここも風力発電計画が進行している場所の一つです。最近になって高島市議が異議を唱え、意見書を提出されたとのことなのですが、尾根の半分は福井県のものなので果たしてこの意見書にどれほどの効力があるか・・・
美浜町内ではいろいろ見聞きしましたが、ここまで影響が及んでいるとは知りませんでした。
今後も是非、公共交通機関を使っての山行をご紹介いただけることを期待しております。
私も近々、このバスに乗って若狭の山を訪れることを実行してみたいと思います。
わたくしもぼちぼちやってまいりたいと存じます。どうぞよろしくお願いいたします。
klaus99
ご返信ありがとうございます。
私も時に公共交通機関を使っての山行をするのですが・・・帰路での一杯が楽しみで
御意にござりまする。
湖西線の近江今津から小浜行きのバスに乗る山行の計画をいくつか立案しながら、未だに実行に移せていないのですが、新道口から三十三間山に登るのはgood ideaですね。でも私はスキーは持っていないのでそのまま縦走して藤井の駅を目指すことになりそうです。
一度秋に天増川口でバスを降り、天増川の八幡神社から登って三十三間山まで縦走し、十村駅に降り、美浜で途中下車、温泉に入ってから、敦賀で晩飯食べて帰ったということがありました。能登越まで行きたかったのですが、時間切れでした。
昨年の3月、このやぶこぎの板にはアップしていないのですが(意図的ではなく単にアップし損ねただけ)、昨年の三月の始め、天増川の左岸の取り付きから武奈ヶ嶽〜三重獄〜三十三間山と周回して、今回klausさんが歩かれた尾根を南下したことがあります。前半は好天に恵まれたのですが、三十三間山を過ぎてからは季節外れの雨に祟られ、ひたすらに雨に打たれながら南下した覚えがあります。
これはロングランですね。すごいです。
>三十三間山の肩に細くて高い塔が立っていた。「風況観測機」とある。風力発電関係の調査用のもののようだ。昨年建てられたらしい。
昨年の3月にはなかったのですが、秋に訪れた時にはこれが立っていました。
ご存じかもしれませんが、ここも風力発電計画が進行している場所の一つです。最近になって高島市議が異議を唱え、意見書を提出されたとのことなのですが、尾根の半分は福井県のものなので果たしてこの意見書にどれほどの効力があるか・・・
美浜町内ではいろいろ見聞きしましたが、ここまで影響が及んでいるとは知りませんでした。
今後も是非、公共交通機関を使っての山行をご紹介いただけることを期待しております。
私も近々、このバスに乗って若狭の山を訪れることを実行してみたいと思います。
わたくしもぼちぼちやってまいりたいと存じます。どうぞよろしくお願いいたします。
klaus99