【伊吹山地】2023スノー衆パート1 甲津原より向山谷左岸尾根〜やぶこぎネットスノー衆の魅力と秘密に迫る

山行記、山の思い出、限定
フォーラムルール
新規トピックは文頭に以下のテンプレートをなるべく使ってください。
【 日 付 】
【 山 域 】 
【メンバー】
【 天 候 】
【 ルート 】
※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
アオバ*ト
記事: 283
登録日時: 2019年9月23日(月) 08:40

【伊吹山地】2023スノー衆パート1 甲津原より向山谷左岸尾根〜やぶこぎネットスノー衆の魅力と秘密に迫る

投稿記事 by アオバ*ト »

【山域】伊吹山地
【山行日】2023年1月29日(日)
【天候】小雪のちくもり時々雪
【参加者】山日和、グー、バーチャリ、クロオ、宮指路、わりばし、おど+、副館長、sato(敬称略)、アオバ*ト
【ルート】甲津原集落駐車地8:30、向山谷左岸尾根〜県境稜線ジャンクションピーク13:10-14:30、駐車地16:40


 山日和さん主催、やぶこぎネットのスノー衆に初参加させて頂いた。
そして初参加参加賞としてもれなくレポ担が付いてきた。
4日以内ね。スノー衆の掟はなかなかに厳しいのであった。

 やぶこぎネットのスノー衆は2009年の1月に、湖北の妙理山で第1回目が開催されたそうだ。
私が余呉トレイルクラブのスノーシューツアーに参加し始めたのは2010年の12月。
トレイルクラブ以外に、スノー衆と称して湖北の山を跋扈する奇っ怪な集団がいると知ったのはいつだっただろうか。
あの人たちいったい何者なんだろう?
気になりつつも、近づくのは躊躇われた。
しかし、気になった時点でもう半ば彼らの発する得体のしれない邪気に取り憑かれ始めていたのかもしれない。
P1290005_1_1.JPG
 10年以上の歴史を持つスノー衆、さまざまな歴史が刻まれているのであろうが、
今回はスノー衆史上始まって以来初の危機が迫っていた。
気がつくと前も後ろも奥伊吹のスキー場へと向かう車の列。
昨夜のドカ雪でスタックしてしまった車があるのか、駐車場の除雪が追いつかないのか。
このまま駐車場難民となり、登山口にも辿りつけず、あえなくまさかの敗退?想定外の展開になってきた。
が、そこは只者ではない人たちの集まり、
甲津原集落の中の雪解け水が洪水のように押し寄せてくる細道に突っ込み、
地元の物産店のおばちゃんをつかまえて交渉し、体力の有り余っている除雪隊の出動により、3台分の駐車スペースを無事確保、
時間はすでに8時を回っていたが、めでたく身支度して出発することができた。
予定の周回コースは難しいでしょうが行けるとこまで行きましょうと山日和隊長の指示のもと、
道路を渡って橋の上ですぐにスノーシュー装着。理想のドアツードア。
なんだけれども、雪があり過ぎ、埋もれ過ぎ。整地しないとスノーシュー履けないのであった。
P1290018_1.JPG
 尾根取付きまで林道を、おどさんの後に付いていく。久々のてんこ盛りの雪、楽しいのなんの。
息切れする前に少しだけトップに立たせてもらう。楽しいけど、これは手強い。
傾斜のない林道でこんな調子じゃ、尾根に乗って傾斜がつくといったいどんなに大変になるのだろう。
 尾根の取り付き、スノー衆のエースsatoさん登場。
個人的にスノーシューでは、尾根に取り付く時が、頂上直下と同じくらいワクワクする。
satoさんの後に付いて、急登をエイヤッと登っていく。スノーシューって楽しい〜と思う瞬間だ。
satoさんの全身から楽しさが溢れんばかりにほとばしってきた。
膝近くまであるラッセル、ヤブを迂回するようにおどさんとsatoさんと二人でルート工作してくれて進んでいく。
他のメンバーも少しずつトップを交代するが、次第にトップはsatoさん、おどさん、わりばしさんの精鋭部隊に固定化される。
この人たちの脚力はハンパない。satoさんはもう天性の人、おどさんとわりばしさんは超人的。
P1290045_1.JPG
 途中から副館長さんも精鋭部隊に入る。
副館長さんは、メンバー中、いちばんスノー衆愛に溢れていらっしやるのではなかろうか。
参加資格が一時きびしくなったとき、いちばんこれでもかってくらいレポアップに励んでいらっしゃったように思う。
後ろを歩いていても、satoさんと同じくらい楽しいオーラが飛んできた。

 私も少しだけトップに立つと「アオバ*トさんがラッセルしてる〜ガンバレ〜」馴染みのある声のエールが届く。
「僕は5メートルだったけどアオバトさんは10メートル登ったね〜」
声の主が誰なのかは、皆さんもうおわかりでしょう。

 突然、精鋭部隊を追い越してトップに躍り出た方がいらっしゃった。宮指路さんだった。
「いっぺんくらいはトップに立たなくちゃね」
宮指路さんのことをあまりよく知らない私には、秋のオフ会の時のお話のイメージイコール宮指路さんとなっている。
次回はどんなお話を披露してもらえるのかとても楽しみである。
P1290066_1.JPG
 ラッセルラッセルラッセルの時間が流れて両側自然林となり、次第にブナの木も散見されるようになった。
見下ろす中津又谷の源流の様子も美しかった。
 急登を過ぎ、私のすぐ後を歩かれていたクロオさんやバーチャリさんと木々やお花の話をする余裕が出てきた。
たぶん、クロオさんに誘ってもらっていなかったら、今シーズンもスノー衆には参加していなかったかもしれない。
初めてのことにチャレンジするって、なかなか勇気のいることなのだ。
いつかクロオさんとビワイチにご一緒させて頂く夢はかなうだろうか。
 バーチャリさんは、前回のオフ会の時、帰り際駐車場で両手をふって挨拶して下さった。
たった2回ばかりお会いしただけなのに覚えていて下さったことがとても嬉しかった。
私の大好きな山口耀久氏の「北八ツ彷徨」バーチャリさんも読んでいらっしゃるかなあ。
P1290069_1.JPG
「今12時10分です。1時で切り上げてランチにします。」との山日和さんからの指示。
稜線まではムリだろうと思われたが、
最後はグーさんと精鋭部隊のパワー炸裂、1時を少し過ぎて、広くなった稜線のジャンクションピークに着いた。
ブナに囲まれた美しい広場だった。
速攻整地してランチ場が出来上がった。
グーさんが、テーブルにスコップで、型押しをして竈のようなくぼみを人数分作った。それは、ほんとに竈だった。
そこにガスバーナーを置いて鍋をセットしてお湯を沸かして、お肉を入れて、野菜を入れて、うどんやら麺を投入して、
突如として吹雪が直撃しても動じることなく、私以外の人たちは、みんなコレやってて、
さらに山日和さんのコンロの横には、この凍えるように寒いっていうのに、プレミアムモルツ!
わりばしさんのガソリンストーブは噂に聞いて知っていたけど、なんか壮観だった。
おどさんは、この吹雪の中悠長にお餅まで焼いているではないか!
スノー衆のランチタイム、今日一日でいちばん驚いた出来事だった。
1675002014225_1.jpg
 凍えそうな中、恒例の写真撮影。みんなは熱気に溢れていて、ちっとも寒そうに見えなかった。
帰り際、稜線の南側に出来ている雪庇がすごくカッコいいと教えてもらい覗き込む。
こんなのを見ると、寒くても、もっと先まで行ってみたい気が沸き起こって来るのだった。
P1290093_1.JPG
 下りでは、雪が深すぎて走って下ることはできなかった。
みんなでしっかり付けたトレースをそのまま辿るのがいちばん賢明な選択だった。
トレースを付けた雪面は固すぎず柔らかすぎずちょうどよくてサクサクと下って行けた。
いつのまにか、スノーシューでの下りを楽しみたい先頭グループと、写真を撮りたい真ん中のグループと、
おしゃべりを楽しみたい最後尾のグループの、なんとなく3つに分かれていた。
先頭を歩いていたわりばしさんと私は、時々立ち止まって後ろを振り返る。
最後尾のふたりは、なかなか姿が見えないのだが、楽しそうな話し声が風に乗って聞こえて来るのだった。

 最後に、同行して下さった皆さん、そして私にちょうどピッタリなルートを考えて下さリ、
快く迎えて下さった山日和さんに深く感謝申し上げます。


追記:早々と写真をお送り下さった皆さま、ありがとうございました。
この場を借りてお礼申し上げます。
山日和さんにお願いです。管理者権限で写真を貼り付けて頂けないでしょうか。よろしくお願いします。

  アオバ*トより皆さまに愛をこめて
最後に編集したユーザー アオバ*ト [ 2023年2月04日(土) 12:23 ], 累計 1 回
アバター
わりばし
記事: 1753
登録日時: 2011年2月20日(日) 16:55
お住まい: 三重県津市

Re: 【伊吹山地】2023スノー衆パート1 甲津原より向山谷左岸尾根〜やぶこぎネットスノー衆の魅力と秘密に迫る

投稿記事 by わりばし »

おはようございます、アオバトさん。

 山日和さん主催、やぶこぎネットのスノー衆に初参加させて頂いた。
そして初参加参加賞としてもれなくレポ担が付いてきた。
4日以内ね。スノー衆の掟はなかなかに厳しいのであった。

速攻のレポアップありがとうございます。

 甲津原集落の中の雪解け水が洪水のように押し寄せてくる細道に突っ込み、
地元の物産店の方をつかまえて交渉し、体力の有り余っている除雪隊の出動により、3台分の駐車スペースを無事確保、
時間はすでに8時を回っていたが、めでたく身支度して出発することができた。

これが一番の核心部でしたね。
駐車スペースの確保をすることはあっても
まさか渋滞で動けないとは・・
:mrgreen:

 膝近くまであるラッセル、ヤブを迂回するようにおどさんとsatoさんと二人でルート工作してくれて進んでいく。
他のメンバーも少しずつトップを交代するが、次第にトップはsatoさん、おどさん、わりばしさんの精鋭部隊に固定化される。
この人たちの脚力はハンパない。satoさんはもう天性の人、おどさんとわりばしさんは超人的。

私は楽をさせていただきましたが、satoさんもおどさんも元気だ。
これだけ雪が積もるとクラシックの沈み込みがすごくて
ライトニングが優位なのを初めて感じました。

 
グーさんが、テーブルにスコップで、型押しをして竈のようなくぼみを人数分作った。それは、ほんとに竈だった。
そこにガスバーナーを置いて鍋をセットしてお湯を沸かして、お肉を入れて、野菜を入れて、うどんやら麺を投入して、
突如として吹雪が直撃しても動じることなく、私以外の人たちは、みんなコレやってて、
さらに山日和さんのコンロの横には、この凍えるように寒いっていうのに、プレミアムモルツ!
わりばしさんのガソリンストーブは噂に聞いて知っていたけど、なんか壮観だった。
おどさんは、この吹雪の中悠長にお餅まで焼いているではないか!
スノー衆のランチタイム、今日一日でいちばん驚いた出来事だった。

スノー衆の中で一番寒かったような気がします。
持ってきたビールを初めて飲まなかったなあ。
ここのところいい天気のスノー衆が続いたので・・久々かも
:lol:

 最後に、同行して下さった皆さん、そして私にちょうどピッタリなルートを考えて下さリ、
快く迎えて下さった山日和さんに深く感謝申し上げます。

ピストンをするのは新雪の深いときだけです。
基本は周回で、闇下もあります。

写真を送ってくださった皆さんありがとうございました。


                           わりばし
sato
記事: 417
登録日時: 2019年2月13日(水) 12:55

Re: 【伊吹山地】2023スノー衆パート1 甲津原より向山谷左岸尾根〜やぶこぎネットスノー衆の魅力と秘密に迫る

投稿記事 by sato »

アオバトさま みなさま

スノー衆パート1に参加すことが出来、みなさまとゆたかなゆたかな時間を共有することが出来、
感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

新雪を味わえたらいいなぁ、と思っていましたが、びっくりの積雪でしたね。雪国の里とお山を満喫しました。

甲津原に着いた時、唖然となりましたが、無事駐車出来てよかったですね。
おばちゃんのあたたかなおこころに感謝です。
帰りに、おばちゃんたちが作った大豆餡の栃餅を買えなかったのがちょっと心残りです。

私も、雪の山に登る時、斜面を見上げ、どこがいいかなぁ、と、ラインを描き、取りついた時、高揚感に包まれます。
ワクワク場面を横取りしてしまいました。スミマセン。
この先も、みなさまとご一緒させていただいているのがうれしくて、張り切ってしまいました。
ちびっこが、お母さん見て見て、というのと一緒ですね(汗)。

ランチタイムの光景は、やっぱり驚きですよね。
私は、美濃俣丸で、スノー衆のランチタイムの光景を目の当たり、ではなく、Kさんと私がくつろいでいる直ぐ上で、
みなさまがランチタイムを始められ「あの人たち、いったい何者なの?」と思いました。椎名誠のあやしい探検隊みたいと。

下りは、往復ではなく、10人で描いた白い道を戻っていくのだ、と感じました。
しあわせとせつなさを感じる素敵な道でした。

山日和さん、スノー衆開催ありがとうございます。2009年から続けられているのですね。
山日和さんの思いに頭が下がります。
ぐーさんの笑顔と大きなお声、こころを和ませてくれました。
バーチャリさんは、ヤブこぎネットのお星さま。楽しむ力をいただきました。
クロオさんのご趣味のお話興味深いです。今回は離れていてお聞きできませんでしたが、
次のスノー衆では是非お話を聞かせてくださいませ。
宮指路さん、お話できて楽しかったです。ファスナーの構造、勉強になりました(笑)
わりばしさん、中上健次の本味わいます!紀州、木の国といえば、宇江敏勝さんの本もこころに訴えてくるものがあります。
おどさん、歩き方学ばせていただきました。でも、一番印象に残ったのが、お餅を焼くお姿。
なんともいえない優美な空気を感じました。お醤油のかかったお餅をうつくしいと思ったのは初めてです。
副館長さん、一緒にラッセルを味わわせていただき、楽しかったです。ありがとうございます。
アオバトさん、キラキラ眩しくて、ヤブこぎネットの中ではお話し出来ても、実際にお会いすると、まごまごしていました。
写真撮影の時、腕を組ませていただき、うれしかったです。

ほんとうに、いい一日でした。

sato
宮指路
記事: 1008
登録日時: 2011年2月27日(日) 21:13

Re: 【伊吹山地】2023スノー衆パート1 甲津原より向山谷左岸尾根〜やぶこぎネットスノー衆の魅力と秘密に迫る

投稿記事 by 宮指路 »

アオバトさん、こんばんは

レポ担、ご苦労様です。
私が初めてレポ担を指名されたのは2017年の美濃股丸でした。
それまではほとんど山日和さんが書いたり、他の人とダブってレポが上がったこともありました。
 
トレイルクラブ以外に、スノー衆と称して湖北の山を跋扈する奇っ怪な集団がいると知ったのはいつだっただろうか。
あの人たちいったい何者なんだろう?
気になりつつも、近づくのは躊躇われた。
しかし、気になった時点でもう半ば彼らの発する得体のしれない邪気に取り憑かれ始めていたのかもしれない。
他の人から見れば奇っ怪に映るかもしれませんが、実に様々な人種がいて紳士もいれば野獣もいて、私のような変人もいます。
精気はあっても邪気はないと思いますが・・・

 
10年以上の歴史を持つスノー衆、さまざまな歴史が刻まれているのであろうが、
私は今回で11回目の参加ですが、大きなトラブルはありませんでした。
思い出すのは途中敗退したことばかり・・・
地元の物産店の方をつかまえて交渉し、体力の有り余っている除雪隊の出動により、3台分の駐車スペースを無事確保、
トイレを探してた私が裏手で人の気配に気づきsatoさんが来たので彼女にうまく交渉してもらいました。
私が余計なことを言ったらきっと断られていたでしょう
時間はすでに8時を回っていたが、めでたく身支度して出発することができた。
あそこに停めれなければ、もっと低い山に変えなければならなかったでしょう。
予定の周回コースは難しいでしょうが行けるとこまで行きましょうと山日和隊長の指示のもと、道路を渡って橋の上ですぐにスノーシュー装着。理想のドアツードア。
なんだけれども、雪があり過ぎ、埋もれ過ぎ。整地しないとスノーシュー履けないのであった。
私は新しいスパッツの装着で難儀して遅れました。

 
尾根取付きまで林道を、おどさんの後に付いていく。久々のてんこ盛りの雪、楽しいのなんの。息切れする前に少しだけトップに立たせてもらう。楽しいけど、これは手強い。
小津権現山のスノー衆を思い出しました。ここも難儀して途中敗退でした。
傾斜のない林道でこんな調子じゃ、尾根に乗って傾斜がつくといったいどんなに大変になるのだろう。尾根の取り付き、スノー衆のエースsatoさん登場。
頼もしい方がメンバーに加わりました。
個人的にスノーシューでは、尾根に取り付く時が、頂上直下と同じくらいワクワクする。
satoさんの後に付いて、急登をエイヤッと登っていく。スノーシューって楽しい〜と思う瞬間だ。
MSRのスノーシューでなければ、あそこまで上がれなかったでしょう

膝近くまであるラッセル、ヤブを迂回するようにおどさんとsatoさんと二人でルート工作してくれて進んでいく。
他のメンバーも少しずつトップを交代するが、次第にトップはsatoさん、おどさん、わりばしさんの精鋭部隊に固定化される。
この3人がラッセル隊になってしまいました。
実にバラエティーに富んだ組み合わせでした。

DSCF0068.JPG

 
私も少しだけトップに立つと「アオバ*トさんがラッセルしてる〜ガンバレ〜」馴染みのある声のエールが届く。

アオバトさんもお疲れ様でした。

「僕は5メートルだったけどアオバトさんは10メートル登ったね〜」
声の主が誰なのかは、皆さんもうおわかりでしょう。
グーさんの掛け声は昔から大きかったですが最近はボヤキが入って来て困ったものです。
 突然、精鋭部隊を追い越してトップに躍り出た方がいらっしゃった。宮指路さんだった。
「いっぺんくらいはトップに立たなくちゃね」

一瞬の隙を見て横から回り込みました。
昔はほぼ強制的に全員が交代でラッセルしたもんです。
最近は強い人がほぼ自主的にやってくれます。

宮指路さんのことをあまりよく知らない私には、秋のオフ会の時のお話のイメージイコール宮指路さんとなっている。
次回はどんなお話を披露してもらえるのかとても楽しみである。
この時は前もって話すことを決めていましたが、胃から出血の話が出て急遽その話に乗ってしまいました。
看護師さんの話は特に笑いを取るつもりはなかったのですが、
どうでもエエ話の方が受けが良いようです。

「今12時10分です。1時で切り上げてランチにします。」との山日和さんからの指示。
稜線まではムリだろうと思われたが、
最後はグーさんと精鋭部隊のパワー炸裂、1時を少し過ぎて、広くなった稜線のジャンクションピークに着いた。
誰か山頂まで行くのかなと思いましたがリーダーのことを慮って自重しましたね。
ブナに囲まれた美しい広場だった。
速攻整地してランチ場が出来上がった。
グーさんが、テーブルにスコップで、型押しをして竈のようなくぼみを人数分作った。それは、ほんとに竈だった。
カマド炭次郎の竈ですね。
そこにガスバーナーを置いて鍋をセットしてお湯を沸かして、お肉を入れて、野菜を入れて、うどんやら麺を投入して、突如として吹雪が直撃しても動じることなく、私以外の人たちは、みんなコレやってて、
私は面倒くさいので山専ボトルに湯を詰めてミニカプラーメンでしたが改めてガスで作るうどんがいいなぁと思いました。
わりばしさんのガソリンストーブは噂に聞いて知っていたけど、なんか壮観だった。
おどさんは、この吹雪の中悠長にお餅まで焼いているではないか!
スノー衆のランチタイム、今日一日でいちばん驚いた出来事だった。
あのくらいの寒さは普通なので防寒対策は必須です。

DSCF0086.JPG

下りでは、雪が深すぎて走って下ることはできなかった。
みんなでしっかり付けたトレースをそのまま辿るのがいちばん賢明な選択だった。
トレースを付けた雪面は固すぎず柔らかすぎずちょうどよくてサクサクと下って行けた。

私にとってはグーさんが意外に下りに強いのが計算外でした。

先頭を歩いていたわりばしさんと私は、時々立ち止まって後ろを振り返る。
最後尾のふたりは、なかなか姿が見えないのだが、楽しそうな話し声が風に乗って聞こえて来るのだった。
私はランチタイムで寒さしのぎで飲んでいたウイスキーのせいでフラフラで介護されながら下りて来ました。
介護士さんとは骨折とか出血とか痛い話に花が咲いていました。


                                       宮指路
 
DSCF0095.JPG
  
副館長
記事: 240
登録日時: 2013年2月11日(月) 16:26

Re: 【伊吹山地】2023スノー衆パート1 甲津原より向山谷左岸尾根〜やぶこぎネットスノー衆の魅力と秘密に迫る

投稿記事 by 副館長 »

アオバ*トさん、早速のレポ、お疲れ様です。

アオバ*トさんは初めてのスノー衆だったのでしょうか。
私も、2016年に初めて参加した新参者です。
初めて参加した時は、ほとんど雪がない山で、スノーシューを履く必要もなく、ずっとやぶこぎでした。
やっぱり、やぶこぎネット、やぶメンって只者ではないなと思ったものです。
普通なら、あの体験を持ってスノー衆参加をやめてしまいそうですが、昔から知り合いのKasayaさんに引っ張られて参加を続け、
Kasayaさん無き今も(亡くなったわけではないです)楽しくて続けて今に至ります。

スノー衆にはいつも何らかのアトラクションがあります。
今回は、登山開始前に、駐車場づくりというアトラクションとは山日和さんも新しいメニューを思いつくものです :D

副館長さんは、メンバー中、いちばんスノー衆愛に溢れていらっしやるのではなかろうか。
参加資格が一時きびしくなったとき、いちばんこれでもかってくらいレポアップに励んでいらっしゃったように思う。
そうなんです。参加資格を言われた時には、Facebookにかまけて全然レポをあげない私に向けたメッセージかなと思いました。
ということで、やたらレポを上げましたが、山日和さんに「何か目的があるんですか」と言われる始末。
ノルマを達成したら、またレポから遠ざかって、本当申し訳ない。
しかし、なかなか、皆さんにご披露できるような逸話がないもので。

スノー衆は、気心の知れたメンバーで、初めてのところへ行けるのでとても楽しいです。
連れて行ってもらえるので、何も考えなくてもいいですし。
シーズンに3回はあると思いますので、また是非一緒に参加しましょう。

副館長
グー(伊勢山上住人)
記事: 2223
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:10
連絡する:

Re: 【伊吹山地】2023スノー衆パート1 甲津原より向山谷左岸尾根〜やぶこぎネットスノー衆の魅力と秘密に迫る

投稿記事 by グー(伊勢山上住人) »

20230129-30.jpg



アオバ*トさん、レポ担ありがとうございます。
予想以上の出来栄えです。拍手!!!!

あの人たちいったい何者なんだろう?気になりつつも、近づくのは躊躇われた。

だと思います。
変人・奇人、個性豊かな人種が寄り集まっています。
多くの刺激を受けてグーの人生も豊かになっていきます。

他のメンバーも少しずつトップを交代するが、次第にトップはsatoさん、おどさん、わりばしさんの精鋭部隊に固定化される。
この人たちの脚力はハンパない。satoさんはもう天性の人、おどさんとわりばしさんは超人的


最後尾から眺めていると「あら。またsatoさんが先頭でラッセルしているよ」
グーで膝近くまで潜るからsatoさんだったら膝上ラッセルのはず。
普通ならバテてしまうのに・・・・・

「山日和さんと二人の山行だったら最初から最後まで新雪を踏めるのに、
 スノー衆では半分は他人のトレースを辿らなきゃならない」
と不満なんだろうな。

 私も少しだけトップに立つと「アオバ*トさんがラッセルしてる〜ガンバレ〜」馴染みのある声のエールが届く。
「僕は5メートルだったけどアオバトさんは10メートル登ったね〜」
声の主が誰なのかは、皆さんもうおわかりでしょう。


急登が緩み平坦になった所で休憩になる。
終始ラッセル泥棒は許されない。休憩後の平坦地をグーが先頭を歩く。
しかし5m登った所で疲れた。「交代」

2回目も休憩後に先頭ラッセル。今回は平坦から少しづつ下りになった。
かなり進んで前方に登りが見えた。「交代」
「マイナス2m。5mマイナス2mでグーさんの登った標高は3m」

それからは最後尾をのんびり楽をしていた。
と・・・「グーさん先頭に」と声がかかった。
最後尾から先頭までダレも道を譲ってくれない。先頭の位置まで新雪ラッセル。
尾根は真っすぐでも登れる緩い傾斜だが、斜めにジグを切って登る。
ふと見上げるとブナの林が美しい。「写真を撮りたいので交代」
写真を撮り終わって少し登るとランチ場の設営が始まっていた。
なんと最後の美味しい所をグーに譲ってくれた皆の好意に気付いていないグーでした。

 下りでは、雪が深すぎて走って下ることはできなかった。
みんなでしっかり付けたトレースをそのまま辿るのがいちばん賢明な選択だった。


下ってビックリ! かなりの急こう配。
「この角度を新雪ラッセルで登ったんだ」
精鋭部隊の能力と持久力の高さに感謝です。

ありがとうございました。 スノー衆 バ ン ザ ~ イ ! ! !


              グー(伊勢山上住人)
Kasaya
記事: 925
登録日時: 2011年2月20日(日) 14:34

Re: 【伊吹山地】2023スノー衆パート1 甲津原より向山谷左岸尾根〜やぶこぎネットスノー衆の魅力と秘密に迫る

投稿記事 by Kasaya »

アオバトさん こんにちは
以前に少しは会話をしたかもしれませんが
今回は参加をしていないkasayaです。
 初めての参加だそうですがスノー衆の良さを余すことなく表現されていて、楽しくそしてちょっと羨ましく思いながら読んでました。わりばしさんの火器の件、グーさんの陽気な声、私も何度となく参加させてもらいその光景が手に取るように浮かびます。食事風景もスノー衆ならではのものです。宇都宮にいる関係で参加は難しくなり、こちらでスノー衆まがいのことも、やろうとしていますが人数も小規模だしコース選びにも苦労しています。さらに言えば今今は足の状態が良くなく、満足に歩けてません。
 でも機会があればまた是非参加ささてもらいたいと思ってます。
アオバトさんの文章はいつも目の前の光景や雰囲気がうまく表現されていてわかりやすいです。これからも楽しいレポを楽しみにしています。
kasaya
アバター
クロオ
記事: 467
登録日時: 2011年2月20日(日) 09:08
お住まい: 愛知県海部郡大治町
連絡する:

Re: 【伊吹山地】2023スノー衆パート1 甲津原より向山谷左岸尾根〜やぶこぎネットスノー衆の魅力と秘密に迫る

投稿記事 by クロオ »

アオバ*トさん、こんにちは。

甲津原集落〜向山谷左岸尾根〜県境稜線ジャンクションピーク 往復

いつも、スノー衆の案内を見ると、「それ、どこの山?」と思うところばかりです。
地図で、一生懸命、場所を探したりします。
今回も、鳥越山ということで、一瞬、そう思ったのですが、ここは、2018年に歩いていました。

そして初参加参加賞としてもれなくレポ担が付いてきた。

私は、今回で35回開催のうち、29回参加させていただきました。
レポ担は、残念ながら(?)ずっと指名されずに通してきました。
いつのころからか分かりませんが、山日和さんがカウントし始めたようです(最初から、カウントされていたかも)。
参加回数をカウントするのは分かりますが、レポ担もカウントされたようです。
私が20数回も参加しながら、レポを1回も書いたことが無いことが発覚しました。
27回目の参加のスノー衆2020パート1で初めてレポを書かさせていただきました。
viewtopic.php?f=4&t=4449&sid=467fb3cee5 ... 74e30b0dac

ちなみに、見られたかもしれませんが、山日和さんが送ってくださったエクセルファイル「スノー衆2023パートメンバー表.xlsx」の表を、
ずっと右に行くと、過去の記録が載っています。

4日以内ね。スノー衆の掟はなかなかに厳しいのであった。

今までは、ずっと、3日以内だったのですが…。

やぶこぎネットのスノー衆は2009年の1月に、湖北の妙理山で第1回目が開催されたそうだ。

最初のころは、なかなか都合が合わず、参加できませんでした。
参加できなかった、妙理山、音波山、庄部谷山、大黒山、湧谷山は、知らなかった山ばかりです。
それぞれの山に自分で登ってみましたが、どこが登山口なのか調べたり、登るまでに結構、時間がかかりました。

これも、ご存じかもしれませんが、その第1回に参加された矢問さんが「スノー衆」の名付け親のようです。
矢問さんのホームページ、
http://komachans.com/
に、レポがあり、
http://www.komachans.com/hp1/yama4/myouri.html
パソコンで「すのーしゅーはいく」とキーインして変換したら「スノー衆は行く」となったんだそうです。
 
スノー衆は行く.JPG
スノー衆は行く.JPG (10.69 KiB) 閲覧された回数 2681 回
 
あの人たちいったい何者なんだろう?

MSRの回し者です。
 
IMG_5098.jpg
 
地元の物産店の方をつかまえて交渉し、体力の有り余っている除雪隊の出動により、3台分の駐車スペースを無事確保、
時間はすでに8時を回っていたが、めでたく身支度して出発することができた。


中で作業をしていたおばちゃんに、「ちょっと、その辺を散歩したいのです。」と言ったら、
快く「通路さえ空けてくれればいい。」とおっしゃってくれました。
駐車スペースを除雪したのは、初めてかもしれません。

膝近くまであるラッセル、ヤブを迂回するようにおどさんとsatoさんと二人でルート工作してくれて進んでいく。
他のメンバーも少しずつトップを交代するが、次第にトップはsatoさん、おどさん、わりばしさんの精鋭部隊に固定化される。
この人たちの脚力はハンパない。satoさんはもう天性の人、おどさんとわりばしさんは超人的。


satoさんは、ラッセル状態でも、普通に速く歩いていました。
普通は、後続は、先頭の人がラッセルしてくださるのを待っているくらい余裕があります。
satoさんが先頭でラッセルされると、どんどん進むので、踏み固められた道を付いていくのがやっとでした。

急登を過ぎ、私のすぐ後を歩かれていたクロオさんやバーチャリさんと木々やお花の話をする余裕が出てきた。

最初から、ずっと余裕があるように見えました。
 
IMG_6180.jpg
 
いなべ市農業公園と御池岳
いなべ市農業公園と御池岳
 
たぶん、クロオさんに誘ってもらっていなかったら、今シーズンもスノー衆には参加していなかったかもしれない。

レポ返に書いただけですけどね。
書いた甲斐がありました。

いつかクロオさんとビワイチにご一緒させて頂く夢はかなうだろうか。

ビワイチもいいけど、もっと手ごろでいいところたくさんあります。
4月の、木曽長良背割堤とか、五条川とか…。
 
木曽長良背割提
木曽長良背割提
 
五条川
五条川
 
スノー衆のランチタイム、今日一日でいちばん驚いた出来事だった。

一人だったら、行動食をさっさと食べて、じっとはしていないですよね。

凍えそうな中、恒例の写真撮影。みんなは熱気に溢れていて、ちっとも寒そうに見えなかった。

ずいぶん前には、雪の中でランチしたこともあります。
最近は、ずっと天気のいいスノー衆ばかりだったので、本当に寒いと思ったことはないです。
今回は少し寒かったです。
ただ、まだ、風がそれほど強くなかったのでよかったです。

帰り際、稜線の南側に出来ている雪庇がすごくカッコいいと教えてもらい覗き込む。
こんなのを見ると、寒くても、もっと先まで行ってみたい気が沸き起こって来るのだった。


この先と、計画通りの周回、してみたかったですね。
それも、晴天のもと…。
 
IMG_6117.jpg
 

                        クロオ
最後に編集したユーザー クロオ [ 2023年2月03日(金) 23:19 ], 累計 21 回
アバター
山日和
記事: 3573
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【伊吹山地】2023スノー衆パート1 甲津原より向山谷左岸尾根〜やぶこぎネットスノー衆の魅力と秘密に迫る

投稿記事 by 山日和 »

青鳩さん、こんばんは。初レポ担お疲れさまです。 :D

そして初参加参加賞としてもれなくレポ担が付いてきた。
4日以内ね。スノー衆の掟はなかなかに厳しいのであった。


除名処分にならなくてよかったですね~。 :lol:

トレイルクラブ以外に、スノー衆と称して湖北の山を跋扈する奇っ怪な集団がいると知ったのはいつだっただろうか。
あの人たちいったい何者なんだろう?
気になりつつも、近づくのは躊躇われた。


奇っ怪な集団とはこれいかに。常識が冬用アウターを着て歩いている人ばかりですよ。
知らんけど。 :mrgreen:

今回はスノー衆史上始まって以来初の危機が迫っていた。
気がつくと前も後ろも奥伊吹のスキー場へと向かう車の列。
昨夜のドカ雪でスタックしてしまった車があるのか、駐車場の除雪が追いつかないのか。


甲津原の駐車場が除雪されているかどうかは気になってましたが、この渋滞は想定外。

このまま駐車場難民となり、登山口にも辿りつけず、あえなくまさかの敗退?想定外の展開になってきた。
が、そこは只者ではない人たちの集まり、
甲津原集落の中の雪解け水が洪水のように押し寄せてくる細道に突っ込み、
地元の物産店の方をつかまえて交渉し、体力の有り余っている除雪隊の出動により、3台分の駐車スペースを無事確保、


別の山を考え始めてました。しかしあのスペースには助かりました。
あのおばちゃんの背後に後光が差してましたね。
駐車場の除雪で力を使い果たしてしまう恐れもありました。 :mrgreen:


P1290008_1.JPG

道路を渡って橋の上ですぐにスノーシュー装着。理想のドアツードア。
なんだけれども、雪があり過ぎ、埋もれ過ぎ。整地しないとスノーシュー履けないのであった。


理想と言えば理想だけど、程度ってもんが・・・


息切れする前に少しだけトップに立たせてもらう。楽しいけど、これは手強い。
傾斜のない林道でこんな調子じゃ、尾根に乗って傾斜がつくといったいどんなに大変になるのだろう。


いきなりのヒザラッセルでしたからねえ。でも平坦路の方がしんどいというのはラッセル精鋭部隊の意見です。

尾根の取り付き、スノー衆のエースsatoさん登場。

satoさんはまだ2回目のスノー衆ですよ。 :D

satoさんの後に付いて、急登をエイヤッと登っていく。スノーシューって楽しい〜と思う瞬間だ。
satoさんの全身から楽しさが溢れんばかりにほとばしってきた。

あれぐらい強ければラッセルも楽しいでしょう~。私はいつも任せっきりです。 :mrgreen:

他のメンバーも少しずつトップを交代するが、次第にトップはsatoさん、おどさん、わりばしさんの精鋭部隊に固定化される。

これは予定通りです。 :lol:

副館長さんは、メンバー中、いちばんスノー衆愛に溢れていらっしやるのではなかろうか。
参加資格が一時きびしくなったとき、いちばんこれでもかってくらいレポアップに励んでいらっしゃったように思う。


参加資格と関係なく書き込まないといけません。 :evil:

 突然、精鋭部隊を追い越してトップに躍り出た方がいらっしゃった。宮指路さんだった。
「いっぺんくらいはトップに立たなくちゃね」


やぶこぎネット創設時からのメンバーのブライドが・・・あるのかないのか。

 ラッセルラッセルラッセルの時間が流れて両側自然林となり、次第にブナの木も散見されるようになった。
見下ろす中津又谷の源流の様子も美しかった。


この尾根の下部はあまり面白くないけど、登るにつれてブナ林が現われると魅力的な尾根になります。
中津又谷を遡行したことがありますが、何もないけど美しい谷でした。


P1290055_1.JPG

たぶん、クロオさんに誘ってもらっていなかったら、今シーズンもスノー衆には参加していなかったかもしれない。
初めてのことにチャレンジするって、なかなか勇気のいることなのだ。

そうなんですか?

「今12時10分です。1時で切り上げてランチにします。」との山日和さんからの指示。
稜線まではムリだろうと思われたが、
最後はグーさんと精鋭部隊のパワー炸裂、1時を少し過ぎて、広くなった稜線のジャンクションピークに着いた。ブナに囲まれた美しい広場だった。


私も絶対ムリだと思ってましたが、最後はペースが上がって目的を達することができました。ここまで来てこそのこのルートです。

速攻整地してランチ場が出来上がった。

ランチ場の設営もみんな手慣れたものです。


P1290073_1.JPG

そこにガスバーナーを置いて鍋をセットしてお湯を沸かして、お肉を入れて、野菜を入れて、うどんやら麺を投入して、
突如として吹雪が直撃しても動じることなく、私以外の人たちは、みんなコレやってて、
さらに山日和さんのコンロの横には、この凍えるように寒いっていうのに、プレミアムモルツ!
わりばしさんのガソリンストーブは噂に聞いて知っていたけど、なんか壮観だった。
おどさんは、この吹雪の中悠長にお餅まで焼いているではないか!
スノー衆のランチタイム、今日一日でいちばん驚いた出来事だった。

この光景はまさにスノー衆の日常茶飯事。驚いている場合ではありません。 :lol:

 凍えそうな中、恒例の写真撮影。みんなは熱気に溢れていて、ちっとも寒そうに見えなかった。

でも結構寒かったですよ。スノー衆の歴史の中でも3本の指に入る寒さでした。
でもビールは飲むけど。 :mrgreen:

帰り際、稜線の南側に出来ている雪庇がすごくカッコいいと教えてもらい覗き込む。
こんなのを見ると、寒くても、もっと先まで行ってみたい気が沸き起こって来るのだった。


いい風景でしたね~。あの尾根の先にもずっとブナ林が続いています。

P1290090_1.JPG

 下りでは、雪が深すぎて走って下ることはできなかった。
みんなでしっかり付けたトレースをそのまま辿るのがいちばん賢明な選択だった。
トレースを付けた雪面は固すぎず柔らかすぎずちょうどよくてサクサクと下って行けた。


トレースを外すと結構大変でしたね。トレースを歩くのがあんなに楽に感じるのは珍しいです。

P1290095_1.JPG

 最後に、同行して下さった皆さん、そして私にちょうどピッタリなルートを考えて下さリ、
快く迎えて下さった山日和さんに深く感謝申し上げます。


初スノー衆、楽しんでいただけましたか。
これに懲りずにまたどうぞ。
あっ、今回は山中のアトラクションがなくて物足りなかったかも。 :mrgreen:
とりあえず写真を貼り付けておきました。

              山日和
アオバ*ト
記事: 283
登録日時: 2019年9月23日(月) 08:40

Re: 【伊吹山地】2023スノー衆パート1 甲津原より向山谷左岸尾根〜やぶこぎネットスノー衆の魅力と秘密に迫る

投稿記事 by アオバ*ト »

 
 わりばしさん、こんばんは。

レスありがとうございます!

>速攻のレポアップありがとうございます。
 翌日のレポアップを目指したのですが、月曜日は途中で寝てしまいました。
当日も集合場所が不慣れな場所だったので早めに行こうと思っていたのに、
神田のPAで寝てしまって結局マゴマゴしてちょっと遅れてしまいました。
私も定刻に着いていたら、あんなに渋滞に巻き込まれなかったかもと、
皆さまには申し訳ない限りです。深くおわび申し上げます。

>これが一番の核心部でしたね。
駐車スペースの確保をすることはあっても
まさか渋滞で動けないとは・・

 知人が余呉ヤップでアルバイトしているのですが、
この日、奥伊吹のスキー場に入れなかった人たちが、
山のように押し寄せて500台ものお客さんでてんてこ舞いだったそうです。

>これだけ雪が積もるとクラシックの沈み込みがすごくて
ライトニングが優位なのを初めて感じました。

沈み込みが深いのは、素材の違いなのでしょうか。
私も一時期クラシックを使っていてすごく気に入っていたのですが、
背負って歩くときのことを考えるともっと軽いのが欲しくて
アッセント買ってしまいました。クラシックは知人にあげてしまったのですが、
わりばしさんの年季の入ったカッコいいクラシック見て、あ~取っとけば良かったな〜と思いました。

>スノー衆の中で一番寒かったような気がします。
持ってきたビールを初めて飲まなかったなあ。
ここのところいい天気のスノー衆が続いたので・・久々かも

いや~ほんとに寒かったです。歩いているときは、寒くなんて感じなかったですが、
なんかテーブル作ったら突然吹雪いてきましたね。
「こんなところでドンチャンしてるのは誰じゃ!」と雪の女王様のお怒りを買ったのかと。

>ピストンをするのは新雪の深いときだけです。
基本は周回で、闇下もあります。

へぇぇ、スノー衆で闇下ですか。月夜の雪原を駆け巡る怪しげな一団。あやしすぎる〜。

  アオバ*ト
アオバ*ト
記事: 283
登録日時: 2019年9月23日(月) 08:40

Re: 【伊吹山地】2023スノー衆パート1 甲津原より向山谷左岸尾根〜やぶこぎネットスノー衆の魅力と秘密に迫る

投稿記事 by アオバ*ト »

 satoさん、こんばんは。

レス、ありがとうございます!

>新雪を味わえたらいいなぁ、と思っていましたが、びっくりの積雪でしたね。雪国の里とお山を満喫しました。
一晩でこんなに積もるなんてね、すごかったですね。

>甲津原に着いた時、唖然となりましたが、無事駐車出来てよかったですね。
おばちゃんのあたたかなおこころに感謝です。
帰りに、おばちゃんたちが作った大豆餡の栃餅を買えなかったのがちょっと心残りです。

大豆餡とは珍しいですね。
ちょっと苦味のある栃餅、大好きです。
また次回のお楽しみにしようと思います。

>私も、雪の山に登る時、斜面を見上げ、どこがいいかなぁ、と、ラインを描き、取りついた時、高揚感に包まれます。
やっぱsatoさんも取り付きの急登がお好きでしたか。もうほんとにとっても楽しそうでした。

>ランチタイムの光景は、やっぱり驚きですよね。
私は、美濃俣丸で、スノー衆のランチタイムの光景を目の当たり、ではなく、Kさんと私がくつろいでいる直ぐ上で、
みなさまがランチタイムを始められ「あの人たち、いったい何者なの?」と思いました。椎名誠のあやしい探検隊みたいと。

なんか、おとなしくしてると、取って食われそうな勢いがありました。

>下りは、往復ではなく、10人で描いた白い道を戻っていくのだ、と感じました。
しあわせとせつなさを感じる素敵な道でした。

なんてすてきなことをおっしゃるのか。satoさんの言葉に涙してしまいそうです。
いちばんキラキラ眩しいのはsatoさんでした~
集合写真撮るとき、なんか高校の修学旅行みたいでしたね~

追記:わたしも、宇江敏勝さんの「山に棲むなり」の世界、好きです~。

  アオバ*ト


    
おど+
記事: 241
登録日時: 2014年1月05日(日) 15:55
お住まい: 愛知県
連絡する:

Re: 【伊吹山地】2023スノー衆パート1 甲津原より向山谷左岸尾根〜やぶこぎネットスノー衆の魅力と秘密に迫る

投稿記事 by おど+ »

アオバ*トさん、大作の報告ご苦労さまです。

>そして初参加参加賞としてもれなくレポ担が付いてきた。
>4日以内ね。スノー衆の掟はなかなかに厳しいのであった。
 最近は新しく登る人も少なくなったので、致し方ないのかも。

>しかし、気になった時点でもう半ば彼らの発する得体のしれない邪気に取り憑かれ始めていたのかもしれない。
 気になったら負けですね。 :mrgreen:

>気がつくと前も後ろも奥伊吹のスキー場へと向かう車の列。
>昨夜のドカ雪でスタックしてしまった車があるのか、駐車場の除雪が追いつかないのか。
 調べると、スキー場が開くのが8時なのでやはり除雪待ちだったのでは無いでしょうか。

>地元の物産店の方をつかまえて交渉し、体力の有り余っている除雪隊の出動により、3台分の駐車スペースを無事確保、
>時間はすでに8時を回っていたが、めでたく身支度して出発することができた。
 一時は登る前から撤退になるかとも思いましたが、皆さん慣れているのか?冷静でしたね。

>道路を渡って橋の上ですぐにスノーシュー装着。理想のドアツードア。
>なんだけれども、雪があり過ぎ、埋もれ過ぎ。整地しないとスノーシュー履けないのであった。
 そもそも出発時点で30cm以上は積もっていたので、『こりゃ大変だ』と思いました。

> 尾根取付きまで林道を、おどさんの後に付いていく。久々のてんこ盛りの雪、楽しいのなんの。
 林道は楽なので任せてください。 :mrgreen:

>satoさんの後に付いて、急登をエイヤッと登っていく。スノーシューって楽しい〜と思う瞬間だ。
>satoさんの全身から楽しさが溢れんばかりにほとばしってきた。
>膝近くまであるラッセル、ヤブを迂回するようにおどさんとsatoさんと二人でルート工作してくれて進んでいく。
 いやいやsatoさんがいなかったら、稜線まで届いたかどうか。 膝上まである雪をもろともせずに進んでいかれたので驚きました。
 その変わり2番手は踏み固められていなかったので、大変でしたが。

> 途中から副館長さんも精鋭部隊に入る。
>副館長さんは、メンバー中、いちばんスノー衆愛に溢れていらっしやるのではなかろうか。
 副館長さん、先頭集団で頑張られていました。

> 私も少しだけトップに立つと「アオバ*トさんがラッセルしてる〜ガンバレ〜」馴染みのある声のエールが届く。
 結構先頭集団にいたように感じましたが。

>「今12時10分です。1時で切り上げてランチにします。」との山日和さんからの指示。
>稜線まではムリだろうと思われたが、
>最後はグーさんと精鋭部隊のパワー炸裂、1時を少し過ぎて、広くなった稜線のジャンクションピークに着いた。
 途中無理と思っていましたが、標高が上がり雪が少しだけ固くなったので予定より遅れましたがなんとか到着しましたね。 これも皆さんの協力あっての事です。

>わりばしさんのガソリンストーブは噂に聞いて知っていたけど、なんか壮観だった。
>おどさんは、この吹雪の中悠長にお餅まで焼いているではないか!
 わりばしさんのは、高齢なので慣れましたというか、今回は大したことなかったような。 :lol:

> 凍えそうな中、恒例の写真撮影。みんなは熱気に溢れていて、ちっとも寒そうに見えなかった。
 到着後暫くしたら動いていないので寒く感じ始めました。 おかげで指がかじかみ食事の準備が遅れました。

> 下りでは、雪が深すぎて走って下ることはできなかった。
>みんなでしっかり付けたトレースをそのまま辿るのがいちばん賢明な選択だった。
>トレースを付けた雪面は固すぎず柔らかすぎずちょうどよくてサクサクと下って行けた。
 フカフカで滑落の心配はない雪でしたね。 あの状態で周回だと、更に5時間以上は掛かりそうでした。

> 最後に、同行して下さった皆さん、そして私にちょうどピッタリなルートを考えて下さリ、
>快く迎えて下さった山日和さんに深く感謝申し上げます。
 また次回もよいところへ連れて行ってくれるでしょう。

おど+
アオバ*ト
記事: 283
登録日時: 2019年9月23日(月) 08:40

Re: 【伊吹山地】2023スノー衆パート1 甲津原より向山谷左岸尾根〜やぶこぎネットスノー衆の魅力と秘密に迫る

投稿記事 by アオバ*ト »

 宮指路さん、こんばんは。

レス、ありがとうございます。

>他の人から見れば奇っ怪に映るかもしれませんが、
実に様々な人種がいて紳士もいれば野獣もいて、私のような変人もいます。
精気はあっても邪気はないと思いますが・・・

誰が紳士で誰が野獣なのか、ツッコミたい人がいらっしゃるのではないかと思いますが、
私の心には、皆さま邪気などなく、心優しき方々と映りました。

>トイレを探してた私が裏手で人の気配に気づきsatoさんが来たので彼女にうまく交渉してもらいました。
私が余計なことを言ったらきっと断られていたでしょう

私は車の後部座席で、いったいどんな展開になるのだろうと、
ワクワクしながら、手に汗握って、動向を見守っていました。

>小津権現山のスノー衆を思い出しました。ここも難儀して途中敗退でした。
途中で敗退しても、雪がたっぷりあるだけで楽しく幸せですね。

>頼もしい方がメンバーに加わりました。
satoさんは、神懸ってました。

>アオバトさんもお疲れ様でした。
私は林道で一回、急登で一回限り先頭に立っただけです。
こんなの何回も回ってきたら、足が死ぬと思いました。

>グーさんの掛け声は昔から大きかったですが最近はボヤキが入って来て困ったものです。
「休憩まだぁ〜」「平らになったら、グーの出番〜」
うしろから聞こえる、ほわんとした声のトーンに癒されてました。
山日和さんから、「もう聞き飽きた」って相手にされなかったり、
急坂にさしかかったら、クロオさんから、「グーさん平らになったよ~」ってからかわれたりしてましたけどね〜。

>一瞬の隙を見て横から回り込みました。
昔はほぼ強制的に全員が交代でラッセルしたもんです。

この瞬間を目の当たりにしていた私は、本当に驚きました。
えっあの看護師さんのお話してた宮指路さん?メチャカッコいいじゃん、て。

>看護師さんの話は特に笑いを取るつもりはなかったのですが、
どうでもエエ話の方が受けが良いようです。

他愛のない話でケタケタ笑っている時が、いちばん幸せなのかもしれないです。

>私は面倒くさいので山専ボトルに湯を詰めてミニカプラーメンでしたが
改めてガスで作るうどんがいいなぁと思いました。

私も次は鍋焼きうどん作ろう〜と思いました。

>私はランチタイムで寒さしのぎで飲んでいたウイスキーのせいでフラフラで介護されながら下りて来ました。
介護士さんとは骨折とか出血とか痛い話に花が咲いていました。

「わざとゆっくり歩いてたりしてね〜」などと失礼極まりないことを、わりばしさんとふたりでウワサしてました~。

    アオバ*ト
最後に編集したユーザー アオバ*ト [ 2023年2月04日(土) 12:24 ], 累計 1 回
アオバ*ト
記事: 283
登録日時: 2019年9月23日(月) 08:40

Re: 【伊吹山地】2023スノー衆パート1 甲津原より向山谷左岸尾根〜やぶこぎネットスノー衆の魅力と秘密に迫る

投稿記事 by アオバ*ト »

 
 副館長さん、こんにちは。

 レス、ありがとうございます。
きょうは、すごくいいお天気。
きょうもどこかでスノーシュー楽しんでいらっしゃるでしょうか。

>アオバ*トさんは初めてのスノー衆だったのでしょうか。
私も、2016年に初めて参加した新参者です。
初めて参加した時は、ほとんど雪がない山で、スノーシューを履く必要もなく、ずっとやぶこぎでした。
やっぱり、やぶこぎネット、やぶメンって只者ではないなと思ったものです。
普通なら、あの体験を持ってスノー衆参加をやめてしまいそうですが
昔から知り合いのKasayaさんに引っ張られて参加を続け、楽しくて続けて今に至ります。

 山日和さんのスノー衆、初めて参加させて頂きました。
すっかり染まって初参加に見えなかったでしょうか。
副館長さんは、2016年からっていうと、もう8年目、常連さんなんですね。
今回のようなドカ雪も大変ですが、雪無しスノー衆はちょっと切ないですね。
でも何はともあれ、続けられて良かったですね。
kasayaさんもコメント下さいましたね。
遠くてもちゃんと読んで下さっていて、とても感激しました。

>スノー衆にはいつも何らかのアトラクションがあります。
今回は、登山開始前に、駐車場づくりというアトラクションとは
山日和さんも新しいメニューを思いつくものです

地形図を見て、これならたぶんアトラクションはないはずと思ってエントリーしたのですが、
山日和さんは、みんなの隙を突いていらっしゃいますね〜。

>そうなんです。参加資格を言われた時には、
Facebookにかまけて全然レポをあげない私に向けたメッセージかなと思いました。
ということで、やたらレポを上げましたが、山日和さんに「何か目的があるんですか」と言われる始末。
ノルマを達成したら、またレポから遠ざかって、本当申し訳ない。
しかし、なかなか、皆さんにご披露できるような逸話がないもので。

しゃかりきレポアップに励んでいらっしゃって、
ん、コレってスノー衆参加資格ゲットのためなのかなぁと密かに思ってしまいました。
でも、それほどまでにスノー衆を愛していらっしゃるんだなぁと感心してました。
レポは私の行ったことない遠くの山が多くてうらやましいなと思いながら、楽しく拝読させてもらっていました。
いつか私も行ってみたい山々ばかりでした。

>スノー衆は、気心の知れたメンバーで、初めてのところへ行けるのでとても楽しいです。
シーズンに3回はあると思いますので、また是非一緒に参加しましょう。

次のスノー衆ではどんな出来事が待ち受けているのかワクワクしますね。
こちらこそ、ご一緒できるのを楽しみにしています。

    アオバ*ト
アオバ*ト
記事: 283
登録日時: 2019年9月23日(月) 08:40

Re: 【伊吹山地】2023スノー衆パート1 甲津原より向山谷左岸尾根〜やぶこぎネットスノー衆の魅力と秘密に迫る

投稿記事 by アオバ*ト »

 
 グーさん、こんにちは! アオバ*トです。
レス、ありがとうございます。

>アオバ*トさん、レポ担ありがとうございます。
予想以上の出来栄えです。拍手!!!!

びっくりマーク3つじゃなくて、4つもですか?
すごおい、私の愛が伝わったのかなぁ、良かった〜。

>変人・奇人、個性豊かな人種が寄り集まっています。
多くの刺激を受けてグーの人生も豊かになっていきます。

よくもこんなに、強烈個性の人たちが集まってるものだと感心しました。
それなのにバラバラにならずに、不思議と一つにまとまっていました。

>最後尾から眺めていると「あら。またsatoさんが先頭でラッセルしているよ」
グーで膝近くまで潜るからsatoさんだったら膝上ラッセルのはず。
普通ならバテてしまうのに・・・・・

頼もしいお兄ちゃんたちと抜きつ抜かれつ、
「ジイジたち、ちゃんと見ててよ、satoがんばるからね!」というストーリーだったのかな~。

>終始ラッセル泥棒は許されない。休憩後の平坦地をグーが先頭を歩く。
終始ラッセル泥棒でも、全然オッケーのように思いました。
精鋭部隊の人たちのヒートアップの様子は凄まじく、後ろに回って一息つくなんてこと頭にないみたいでした。

>2回目も休憩後に先頭ラッセル。今回は平坦から少しづつ下りになった。
かなり進んで前方に登りが見えた。「交代」
「マイナス2m。5mマイナス2mでグーさんの登った標高は3m」

「マイナス?」グーさん何呟いていらっしゃるのかなと思ったら、そーゆーことでしたか。
せっかくラッセルしたのに下り〜。嬉しいような悲しいような。

>それからは最後尾をのんびり楽をしていた。
と・・・「グーさん先頭に」と声がかかった。
最後尾から先頭までダレも道を譲ってくれない。先頭の位置まで新雪ラッセル。
尾根は真っすぐでも登れる緩い傾斜だが、斜めにジグを切って登る。
ふと見上げるとブナの林が美しい。「写真を撮りたいので交代」
写真を撮り終わって少し登るとランチ場の設営が始まっていた。
なんと最後の美味しい所をグーに譲ってくれた皆の好意に気付いていないグーでした。

先頭のsatoさんが、ハタと止まって、「グーさぁん」と叫びました。
なんか映画の一コマを見ているようでした。

>下ってビックリ! かなりの急こう配。
「この角度を新雪ラッセルで登ったんだ」
精鋭部隊の能力と持久力の高さに感謝です。

みんな夢中で登ってました。
おどさんですら、途中で、稜線までは届かないだろうと呟いていたのに、
気がついたら、稜線のブナの広場に着いていましたね。

    アオバ*ト
バーチャリ
記事: 547
登録日時: 2011年3月12日(土) 20:58

Re: 【伊吹山地】2023スノー衆パート1 甲津原より向山谷左岸尾根〜やぶこぎネットスノー衆の魅力と秘密に迫る

投稿記事 by バーチャリ »

アオバトさん こんにちは

スノー衆への愛を込めたレポ有難うございます


10年以上の歴史を持つスノー衆、さまざまな歴史が刻まれているのであろうが、


企画にあたって集合場所 駐車場 天気 などの心配や 計画書など作成など
有ると思いますが
山日和さんには頭が下がります。


予定の周回コースは難しいでしょうが行けるとこまで行きましょうと山日和隊長の指示のもと、
道路を渡って橋の上ですぐにスノーシュー装着。理想のドアツードア。
なんだけれども、雪があり過ぎ、埋もれ過ぎ。整地しないとスノーシュー履けないのであった。


内緒ですが
今季初めてスノーシュウを履きましたのでラッセルだとゆっくりの登りですので助かりました(^^♪


個人的にスノーシューでは、尾根に取り付く時が、頂上直下と同じくらいワクワクする。
satoさんの後に付いて、急登をエイヤッと登っていく。スノーシューって楽しい〜と思う瞬間だ。
satoさんの全身から楽しさが溢れんばかりにほとばしってきた。
膝近くまであるラッセル、ヤブを迂回するようにおどさんとsatoさんと二人でルート工作してくれて進んでいく。
他のメンバーも少しずつトップを交代するが、次第にトップはsatoさん、おどさん、わりばしさんの精鋭部隊に固定化される。
この人たちの脚力はハンパない。satoさんはもう天性の人、おどさんとわりばしさんは超人的。


気が付くとsatoさんでしたね。
楽しんで見えるsatoさん頼もしいです。


ラッセルラッセルラッセルの時間が流れて両側自然林となり、次第にブナの木も散見されるようになった。
見下ろす中津又谷の源流の様子も美しかった。


もこもこ新雪に美しいブナ林が映えましたね。

 急登を過ぎ、私のすぐ後を歩かれていたクロオさんやバーチャリさんと木々やお花の話をする余裕が出てきた。
たぶん、クロオさんに誘ってもらっていなかったら、今シーズンもスノー衆には参加していなかったかもしれない。
初めてのことにチャレンジするって、なかなか勇気のいることなのだ。
いつかクロオさんとビワイチにご一緒させて頂く夢はかなうだろうか。
 バーチャリさんは、前回のオフ会の時、帰り際駐車場で両手をふって挨拶して下さった。
たった2回ばかりお会いしただけなのに覚えていて下さったことがとても嬉しかった。
私の大好きな山口耀久氏の「北八ツ彷徨」バーチャリさんも読んでいらっしゃるかなあ。


見てないです。
この2,3年 八ケ岳に行ってます。
山口耀久氏の「北八ツ彷徨」読んで見たいと思います。


凍えそうな中、恒例の写真撮影。みんなは熱気に溢れていて、ちっとも寒そうに見えなかった。
帰り際、稜線の南側に出来ている雪庇がすごくカッコいいと教えてもらい覗き込む。
こんなのを見ると、寒くても、もっと先まで行ってみたい気が沸き起こって来るのだった。


雪山は雪庇が見れるのがいいですね。
あの先を歩いて見たいです。

 下りでは、雪が深すぎて走って下ることはできなかった。
みんなでしっかり付けたトレースをそのまま辿るのがいちばん賢明な選択だった。
トレースを付けた雪面は固すぎず柔らかすぎずちょうどよくてサクサクと下って行けた。


下って見ると結構 急登でしたね。

追記:早々と写真をお送り下さった皆さま、ありがとうございました。
この場を借りてお礼申し上げます。
山日和さんにお願いです。管理者権限で写真を貼り付けて頂けないでしょうか。よろしくお願いします。

  アオバ*トより皆さまに愛をこめて


写真を送つて下さつた皆さんありがとう御座いました。
又企画された山日和さんをはじめ参加者の皆さんありがとうございました。


  バーチャリ
アオバ*ト
記事: 283
登録日時: 2019年9月23日(月) 08:40

Re: 【伊吹山地】2023スノー衆パート1 甲津原より向山谷左岸尾根〜やぶこぎネットスノー衆の魅力と秘密に迫る

投稿記事 by アオバ*ト »

 kasayaさん、こんにちは。

 コメント、ありがとうございます。
遠くにいらっしゃっても、読んで下さっていて、とても感激しました。

>初めての参加だそうですがスノー衆の良さを余すことなく表現されていて、
楽しくそしてちょっと羨ましく思いながら読んでました。

つたないレポなのに、ほめて下さってありがとうございます。

>わりばしさんの火器の件、グーさんの陽気な声、
私も何度となく参加させてもらいその光景が手に取るように浮かびます。
食事風景もスノー衆ならではのものです。

kasayaさんは、2009年の第一回目から参加の、超常連さんなんですね。
情景を思い起こして頂けて、よかったです。
そんなkasayaさんの参加したかったなというお気持ちが、風に乗って飛んできたのか、
下り道、わりばしさんと色々お話していて、ハンドルネームの由来の話題になり、
わりばしさんより、kasayaさんのお名前が飛び出しました。
なんともすてきなハンドルネームですね。

>さらに言えば今今は足の状態が良くなく、満足に歩けてません。
調子よくないときは、どうぞ無理せずご自愛下さい。
超健脚とのうわさのkasayaさん、すぐにまたいくらでも歩けるようになると思います。

>でも機会があればまた是非参加ささてもらいたいと思ってます。
ぜひ、いつかご一緒させて頂けることを楽しみにしております。

   アオバ*ト
アオバ*ト
記事: 283
登録日時: 2019年9月23日(月) 08:40

Re: 【伊吹山地】2023スノー衆パート1 甲津原より向山谷左岸尾根〜やぶこぎネットスノー衆の魅力と秘密に迫る

投稿記事 by アオバ*ト »

  クロオさん、こんばんは。

 あっという間に先越されてしまいました。
 歩くのも早かったですが、仕事もなんて早い。

 昨日の話はさておき、あらためまして、レスありがとうございました。

>いつも、スノー衆の案内を見ると、「それ、どこの山?」と思うところばかりです。
地図で、一生懸命、場所を探したりします。
今回も、鳥越山ということで、一瞬、そう思ったのですが、ここは、2018年に歩いていました。

 私は、ここは金糞岳の近くっていうのは知っていたのですが、歩いたことはない場所でした。
集合場所もそんなに遠くなくて、ルートも、登りは比較的緩やかに均一に登っていく尾根で、
下りは小さなアップダウン連続のすごく楽しそうな尾根で、
アトラクションもなさそうだし、参加して見ようかな、というか、
これなら参加できるでしょって言われてるみたいでした。

>私は、今回で35回開催のうち、29回参加させていただきました。
レポ担は、残念ながら(?)ずっと指名されずに通してきました。
いつのころからか分かりませんが、山日和さんがカウントし始めたようです(最初から、カウントされていたかも)。
参加回数をカウントするのは分かりますが、レポ担もカウントされたようです。
私が20数回も参加しながら、レポを1回も書いたことが無いことが発覚しました。
27回目の参加のスノー衆2020パート1で初めてレポを書かさせていただきました。
viewtopic.php?f=4&t=4449&sid=467fb3cee5 ... 74e30b0dac

発覚したのは2020年、まだ最近のことなんですね。
このレポはリアルタイムで読ませてもらった記憶があります。
ワンセンテンスの短い、わかりやすく潔い文章を書かれる人だなと思っていました。

>最初のころは、なかなか都合が合わず、参加できませんでした。
参加できなかった、妙理山、音波山、庄部谷山、大黒山、湧谷山は、知らなかった山ばかりです。
それぞれの山に自分で登ってみましたが、どこが登山口なのか調べたり、登るまでに結構、時間がかかりました。

山日和さんのシブ〜い趣味がうかがわれますね~。

>パソコンで「すのーしゅーはいく」とキーインして変換したら「スノー衆は行く」となったんだそうです。
これは知りませんでした。面白いですね。

>MSRの回し者です。
こっそりリベートもらってたりして。

>中で作業をしていたおばちゃんに、「ちょっと、その辺を散歩したいのです。」と言ったら、
快く「通路さえ空けてくれればいい。」とおっしゃってくれました。

おばちゃん、クロオさんの甘い言葉にだまされちゃったんですね〜。

>satoさんは、ラッセル状態でも、普通に速く歩いていました。
普通は、後続は、先頭の人がラッセルしてくださるのを待っているくらい余裕があります。
satoさんが先頭でラッセルされると、どんどん進むので、踏み固められた道を付いていくのがやっとでした。

カミワザですね。雪の中に身体が吸い込まれて行くみたいですね。

>最初から、ずっと余裕があるように見えました。
そんなことはぜんぜんなくて、初参加の重圧が重くのしかかっていました。

>ビワイチもいいけど、もっと手ごろでいいところたくさんあります。
4月の、木曽長良背割堤とか、五条川とか…。

いきなりビワイチはハードル高いなと思っていました。
どの写真も魅力的過ぎて、困ってしまうなぁ。

>一人だったら、行動食をさっさと食べて、じっとはしていないですよね。
あの寒さの中で、鍋出して煮炊きするって、え〜マジですか、と思いました。

>この先と、計画通りの周回、してみたかったですね。
それも、晴天のもと…。

そうですね~。
お天気は、ちと残念でしたが、熱狂の一日でした。

    アオバ*ト
アオバ*ト
記事: 283
登録日時: 2019年9月23日(月) 08:40

Re: 【伊吹山地】2023スノー衆パート1 甲津原より向山谷左岸尾根〜やぶこぎネットスノー衆の魅力と秘密に迫る

投稿記事 by アオバ*ト »

 山日和さま、こんばんは。

>初レポ担お疲れさまです。
写真を貼り付けて下さってありがとうございました!
写真をほぼほぼ撮っていないというのが、初参加の余裕のなさを物語っていました。

それはさておき、あらためまして、スノー衆に参加させて頂き、ありがとうございました。

>除名処分にならなくてよかったですね~。
よかったというのか、試練の始まりを意味するのか。

>常識が冬用アウターを着て歩いている人ばかりですよ。
知らんけど。

私がペラペラのウインドブレーカーしか着ていなかったことをよくご存知で。
オーバーパンツはだいたい最初からはいているんですけど、
ハードシェルのジャケットとかは、ザックの中に入りっぱなしのことが多いです〜。

>甲津原の駐車場が除雪されているかどうかは気になってましたが、この渋滞は想定外。
別の山を考え始めてました。しかしあのスペースには助かりました。
あのおばちゃんの背後に後光が差してましたね。
駐車場の除雪で力を使い果たしてしまう恐れもありました。

主催者山日和さんのご心労、お察しいたします。
皆は、「朝からランチ場作りですかぁ」なんて、
ノーテンキに想定外のアトラクションを楽しんでるみたいでしたけど。

>理想と言えば理想だけど、程度ってもんが・・・
取り付きまでの決死の林道滑り台トラバースなんかに比べたら、全然理想的でした~。

>でも平坦路の方がしんどいというのはラッセル精鋭部隊の意見です。
確かに平坦タラタラ登りより、一気に急登のほうが、楽なような気もします。

>satoさんはまだ2回目のスノー衆ですよ。
彗星のごとく現れたスノー衆のスターですね〜。
satoさんは、バーチャリさんのことを、お星さまとおっしゃっていましたが、
私から見ると、satoさんがお星さまで、
バーチャリさんは太陽です〜。あたたかい〜。

>あれぐらい強ければラッセルも楽しいでしょう~。私はいつも任せっきりです。
うらやましいなぁ。時々お借りしたいくらい。物じゃないって。

>参加資格と関係なく書き込まないといけません。
打算的ではなく、純粋に~ということですね。

>登るにつれてブナ林が現われると魅力的な尾根になります。
中津又谷を遡行したことがありますが、何もないけど美しい谷でした。

傾斜が緩んでブナ林に包まれたところは、とても美しかったです。
晴れていたら、また違う美しさだったのでしょうね。
中津又谷もいつか遡ってみたいです。

*初めてのことにチャレンジするって、なかなか勇気のいることなのだ。
>そうなんですか?
そう、なんですよ。引っ込み思案なんですから。

>私も絶対ムリだと思ってましたが、
最後はペースが上がって目的を達することができました。
ここまで来てこそのこのルートです。

白熱のクライマックスでしたね。

>この光景はまさにスノー衆の日常茶飯事。
驚いている場合ではありません。

いやいや驚きますて。

>いい風景でしたね~。あの尾根の先にもずっとブナ林が続いています。
このジャンクションピークは、ほんとにステキな場所でした。

>初スノー衆、楽しんでいただけましたか。
これに懲りずにまたどうぞ。
あっ、今回は山中のアトラクションがなくて物足りなかったかも。 :mrgreen:
とりあえず写真を貼り付けておきました。

登りの熱狂のラッセルが、今回のアトラクションでした~

 重ねがさね、深くお礼申し上げます。

   青鳩*
アオバ*ト
記事: 283
登録日時: 2019年9月23日(月) 08:40

Re: 【伊吹山地】2023スノー衆パート1 甲津原より向山谷左岸尾根〜やぶこぎネットスノー衆の魅力と秘密に迫る

投稿記事 by アオバ*ト »

 おど+さん、こんばんは。

レス、ありがとうございます!

>大作の報告ご苦労さまです。
何だか、レポと言うより、登場人物紹介みたいになってしまいました。

*初参加参加賞としてもれなくレポ担が付いてきた。
>最近は新しく登る人も少なくなったので、致し方ないのかも。
とにかくレポ担、次はもう回ってこない〜。ルンルン。

>気になったら負けですね。
「手遅れです。あきらめて下さい。」主催者さまのお言葉です。

*体力の有り余っている除雪隊の出動により、3台分の駐車スペースを無事確保
>一時は登る前から撤退になるかとも思いましたが、皆さん慣れているのか?冷静でしたね。
慣れているというか、スコップ作業が楽しそうでした。

>そもそも出発時点で30cm以上は積もっていたので、『こりゃ大変だ』と思いました。
こんなに埋もれてしまうと、たとえ林道で敗退しようとも、笑うしかなさそうでした。

>いやいやsatoさんがいなかったら、稜線まで届いたかどうか。 
膝上まである雪をもろともせずに進んでいかれたので驚きました。
その変わり2番手は踏み固められていなかったので、大変でしたが。

途中で、精鋭部隊の秘技を、おど+さんより伝授して頂きましたが、マネしたら死ぬ~と思いました。

>副館長さん、先頭集団で頑張られていました。
両側ブナ林に包まれてきた頃、もうどこで終わってもいいと思えましたが、
おど+さんと副館長さんの会話聞いてて、
この人たちは稜線まで行くつもりなんだ~私なんかとは心構えが違う〜と思いました。

>結構先頭集団にいたように感じましたが。
とんでもない。先頭集団のすぐ後ろにいて、その凄まじさを、あ然として眺めていました。

>到着後暫くしたら動いていないので寒く感じ始めました。 
おかげで指がかじかみ食事の準備が遅れました。

おうどんの後にお餅が出てきた時は驚きました。
すぐ隣で、こんなの焼けないでしょと横目で見ていましたが、
こんがりと色づいてきて、お醤油をたらされておいしそうに膨らんできたのを見て、
おど+さんて、念力も使えるのかと思ってしまいました。

>フカフカで滑落の心配はない雪でしたね。 
あの状態で周回だと、更に5時間以上は掛かりそうでした。

ピストンでしたが、とても楽しかったです。

>また次回もよいところへ連れて行ってくれるでしょう。
ついて行けるところかどうかが問題だったりするのですが。

   アオバ*ト
返信する