【日 付】2023年1月15日(日)
【山 域】福井県池田町魚見周辺
【天 候】曇り(終日ガス)
【メンバー】sato、山日和
【コース】東俣駐車地8:40---9:10尾根取付き---11:10大小屋山11:15---12:15 Ca730mピーク13:30---14:00大曽地
---15:05 P735m15:20---16:20車道---16:55駐車地
この週末はどこを見ても冴えない天気予報である。雨さえ降らなければと福井県は池田町の魚見集落へ向かった。
名前だけは知っていたが、初めての新保ファミリースキー場を横目で見て国道476号を進む。この国道は南越前町の
杣木俣に続く道だが、今は当然ながら積雪のため通行止めである。
駐車地で用意をしていると地元の人と思しき車が止まって声を掛けられた。
「この辺に登る山あるの?」当然の質問だろう。普通に考えれば登山の対象になるような山はない地域である。
「大小屋山から尾根をぐるっと回るつもりです」と答えたが、そもそも大小屋山をご存じない様子。
「福井の出身か」とも聞かれたが、正真正銘の大阪生まれの大阪育ちである。「気を付けて」と見送ってくれたが
こんなマイナーなところへ大阪ナンバーがわざわざ来るとは、さぞ物好きなヤツだと思われたに違いない。
空は今にも雨が降り出しそうな重苦しい色である。まわりの山を見てもほとんど雪はない。去年の年末ならこの
あたりから雪景色の中を歩けただろうが、ここしばらくはまともに雪が降っていない。しかも昨日は高温で雨。
早くも一段と雪解けが進んだことだろう。
国道から林道へ入って、大小屋山へダイレクトに上がる尾根に乗った。予想通り植林の面白みのない尾根だ。
積雪は少ないが、ツボ足だとズブズブと潜ってしまうのでスノーシューを装着。ある意味、スノーシューの威力を
発揮する雪質でもある。
標高600mぐらいからようやく自然林に変わり、気分も上がってきた。木の根元は早くも雪融けの根開きで、まる
で春山のような風情だ。
大小屋山の標高は734mしかない。自然林になってわずかな登りで山頂に到着。登り始めからずっと一面のガスで
展望は皆無。もっとも樹林の中なので、晴れていても展望は期待できないのかもしれないが。
出遅れたので時刻はもう11時だ。ここから先の方がはるかに長い。かと言って元来た道を戻るわけにもいかない
ので先へ進む。
しばらくはいい雰囲気の広い尾根だったが、そのまま直進すると支尾根で谷へ下りてしまう。尾根の形が消えた左の
急斜面を下らないといけないのだが、尾根芯が放置植林の密生で、斜面もヤブっぽくなかなかペースが上がらない。
ずっとこんな調子ならとてもじゃないが明るいうちに下れないだろう。
いい加減嫌気がさしてきたところで平坦になると、急にスッキリした尾根に変わった。ブナ混じりの雑木の疎林で
いい雰囲気である。スノーシューの沈みもくるぶし程度。湿ってはいるが重さを感じない雪なのでペースが上がる。
次の目標は標高733.4mの三角点大曽地だが時間が掛かりそうだし、地形図で見る限りではなんとなく鬱陶しそうだ。
手前の無名のCa730mピークのあたりは広々として期待できる。そこでランチタイムにしようと行程を区切った。
進むほどにブナの割合が増えてきた。これは予想外にいい尾根である。
疎林の雪原となったCa730mピークは想像通りのいいところだった。今日は風もなく、腰を降ろす場所に迷う必要
もない。
地形図を見ると、この南側すぐのところに田倉川の芋ヶ平、蓮如上人の遺跡がある。芋ヶ平は金草岳へ向かうのに
何度も訪れている場所だが、反対側から登って来ると位置関係がピンと来ず、この下が芋ヶ平というのが不思議な感
じがした。
ここから南に延びる広い町境稜線はゆったりとした起伏の中にブナ林を配した魅力的な尾根に見えた。今度は機会を
作って芋ヶ平からの周遊コースを考えてみよう。
まったく見通しの利かない濃いガスの中、次に目指すのは三角点大曽地だ。
南西に向かって足を踏み出すと、行けども行けども途切れることのないブナ林が続いていたのはまったくの想定外だった。
期待してなかっただけに喜びもひとしおである。標高700m前後の里山にこれだけのブナ林が残されているとは。
まだまだ探せば自分の知らないブナの森がいくらでも見つけられるということだ。
全体的には若いブナが多いものの、たまにそれなりに大きな木もある。
三角点大曽地も予想に反して見事なブナ林の中にあった。
尾根上だけでなく、尾根を取り巻く谷の斜面にも緩やかな傾斜の中にブナの森が広がっている。
広い尾根ばかりではなく、やせた尾根に立つブナも存在感があり、展望ゼロのモノクロの世界の雪山歩きでも飽きる
ことがない。
その後もブナの尾根は続いたが、735m標高点まで来るとさすがに息切れして植林が現われた。
しかしこの周回ルートは見事に730m台のピークが並んでいる。ここから更に続く町境稜線には段ノ岳、金粕、唐木岳
という730m前後のピークがある。増永廸男氏の「福井の山150」にも書かれているが、こういう稜線は珍しいのでは
ないだろうか。
当初の予定ではここから北に延びる尾根を辿るつもりだったが、大小屋山への尾根の様子を考えると鬱陶しい部分
が現われるかもしれない。予定を変更して北西尾根を最短ルートで車道へ下りよう。
この尾根の上部はヤセ尾根が続き、中途半端に乗った雪と立ち木の障害物で、ちょっとしたバリハイ気分だ。
途中で林道に出合うのだが、林道にぶつかるところがガケになっている可能性がある。合流点の手前に下りられそう
な斜面(と言っても普通は下りたいと思わない急斜面だが)を見つけて、ストックとスノーシューを放り投げて立ち木
懸垂で林道に着地。尾根の末端を確かめるとやはりガケだった。
そこからは比較的歩きやすい尾根が続いた。
今度も車道にぶつかる末端の様子がわからないので、またも右手の急斜面を滑るように下りた。下りれば林道だと
思っていたのだが地図の読み違いで、林道は谷の対岸にあった。
下手をすれば危うく谷にダイブしてしまうところだった。
車道に出ればひと安心。気温が高い割には雪はそこそこ締まっていたので助かった。
最後は夕暮れ迫る、雪の積もったただっ広い国道を歩いて行く。
振り返る山稜は、朝と変わらず濃い霧に覆われていた。
山日和
【越前】霧幻のブナ林を行く 大小屋山から大曽地
フォーラムルール
新規トピックは文頭に以下のテンプレートをなるべく使ってください。
【 日 付 】
【 山 域 】
【メンバー】
【 天 候 】
【 ルート 】
※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
新規トピックは文頭に以下のテンプレートをなるべく使ってください。
【 日 付 】
【 山 域 】
【メンバー】
【 天 候 】
【 ルート 】
※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
Re: 【越前】霧幻のブナ林を行く 大小屋山から大曽地
こんにちは!
大寒も越えて大寒波がやってくるらしいですね。ちょっと寒めの日曜日、千秋楽を観ながら、キモ休めのヤブレポ観賞です。
>「大小屋山から尾根をぐるっと回るつもりです」と答えたが、そもそも大小屋山をご存じない様子。
ジモターの頭にも無いくらいですから、私の頭にも無いのはあたりまえか?
さっそく地図を広げて探してみました。
>国道から林道へ入って、大小屋山へダイレクトに上がる尾根に乗った。予想通り植林の面白みのない尾根だ。
東俣集落からの長い尾根かと思ったけれど、・275mからの林道で、・300mからの支尾根でしょうか?
>木の根元は早くも雪融けの根開きで、まるで春山のような風情だ。
先日の貝月山もそんな感じでした。煩いシャクナゲが雪の下から手を伸ばし始めていました。
>出遅れたので時刻はもう11時だ。ここから先の方がはるかに長い。かと言って元来た道を戻るわけにもいかないので先へ進む。
当然ですね(^_-) ・606の尾根を下って「周回」ってわけにはいかない。(^_-)
>しばらくはいい雰囲気の広い尾根だったが、そのまま直進すると支尾根で谷へ下りてしまう。尾根の形が消えた左の急斜面を下らないといけないのだが、尾根芯が放置植林の密生で、斜面もヤブっぽくなかなかペースが上がらない。
ほんの50mほどですが詰まった等高線ですね。真っすぐ下って谷筋の林道で周回? って選択肢も、もちろん無し。!(^^)!
>地形図を見ると、この南側すぐのところに田倉川の芋ヶ平、蓮如上人の遺跡がある。
この記述で迷ったんですが、「この南側」とは△733.3大曽地の南ですね?
>南西に向かって足を踏み出すと、行けども行けども途切れることのないブナ林が続いていたのはまったくの想定外だった。
>期待してなかっただけに喜びもひとしおである。標高700m前後の里山にこれだけのブナ林が残されているとは。
>まだまだ探せば自分の知らないブナの森がいくらでも見つけられるということだ。
求める者は救われる! 好きこそものの上手なれ!
ブナフェチさんのヨロコビが伝わります。福井の山は宝物が満載だ。
>その後もブナの尾根は続いたが、735m標高点まで来るとさすがに息切れして植林が現われた。
しかしこの周回ルートは見事に730m台のピークが並んでいる。ここから更に続く町境稜線には段ノ岳、金粕、唐木岳という730m前後のピークがある。
ホンマ、リングドーナツみたいな地形ですね。「700ピークリング」とでも命名しますか? リングワンデリングに気をつけよっと(^_-)
>途中で林道に出合うのだが、林道にぶつかるところがガケになっている可能性がある。合流点の手前に下りられそうな斜面(と言っても普通は下りたいと思わない急斜面だが)を見つけて、ストックとスノーシューを放り投げて立ち木懸垂で林道に着地。尾根の末端を確かめるとやはりガケだった。
うふふ、よくあるパターン。林道の終点はたいがいガケですね。
最後は堰堤マークだらけの林道でしょうか?
北向きの尾根の方が楽だったんでは(^_-)
>最後は夕暮れ迫る、雪の積もったただっ広い国道を歩いて行く。
振り返る山稜は、朝と変わらず濃い霧に覆われていた。
無事下山で心落ち着く国道歩き!(^^)!
お疲れさまでした。
これ、スノー衆の候補地調査だった?
~びわ爺
大寒も越えて大寒波がやってくるらしいですね。ちょっと寒めの日曜日、千秋楽を観ながら、キモ休めのヤブレポ観賞です。
>「大小屋山から尾根をぐるっと回るつもりです」と答えたが、そもそも大小屋山をご存じない様子。
ジモターの頭にも無いくらいですから、私の頭にも無いのはあたりまえか?
さっそく地図を広げて探してみました。
>国道から林道へ入って、大小屋山へダイレクトに上がる尾根に乗った。予想通り植林の面白みのない尾根だ。
東俣集落からの長い尾根かと思ったけれど、・275mからの林道で、・300mからの支尾根でしょうか?
>木の根元は早くも雪融けの根開きで、まるで春山のような風情だ。
先日の貝月山もそんな感じでした。煩いシャクナゲが雪の下から手を伸ばし始めていました。
>出遅れたので時刻はもう11時だ。ここから先の方がはるかに長い。かと言って元来た道を戻るわけにもいかないので先へ進む。
当然ですね(^_-) ・606の尾根を下って「周回」ってわけにはいかない。(^_-)
>しばらくはいい雰囲気の広い尾根だったが、そのまま直進すると支尾根で谷へ下りてしまう。尾根の形が消えた左の急斜面を下らないといけないのだが、尾根芯が放置植林の密生で、斜面もヤブっぽくなかなかペースが上がらない。
ほんの50mほどですが詰まった等高線ですね。真っすぐ下って谷筋の林道で周回? って選択肢も、もちろん無し。!(^^)!
>地形図を見ると、この南側すぐのところに田倉川の芋ヶ平、蓮如上人の遺跡がある。
この記述で迷ったんですが、「この南側」とは△733.3大曽地の南ですね?
>南西に向かって足を踏み出すと、行けども行けども途切れることのないブナ林が続いていたのはまったくの想定外だった。
>期待してなかっただけに喜びもひとしおである。標高700m前後の里山にこれだけのブナ林が残されているとは。
>まだまだ探せば自分の知らないブナの森がいくらでも見つけられるということだ。
求める者は救われる! 好きこそものの上手なれ!
ブナフェチさんのヨロコビが伝わります。福井の山は宝物が満載だ。
>その後もブナの尾根は続いたが、735m標高点まで来るとさすがに息切れして植林が現われた。
しかしこの周回ルートは見事に730m台のピークが並んでいる。ここから更に続く町境稜線には段ノ岳、金粕、唐木岳という730m前後のピークがある。
ホンマ、リングドーナツみたいな地形ですね。「700ピークリング」とでも命名しますか? リングワンデリングに気をつけよっと(^_-)
>途中で林道に出合うのだが、林道にぶつかるところがガケになっている可能性がある。合流点の手前に下りられそうな斜面(と言っても普通は下りたいと思わない急斜面だが)を見つけて、ストックとスノーシューを放り投げて立ち木懸垂で林道に着地。尾根の末端を確かめるとやはりガケだった。
うふふ、よくあるパターン。林道の終点はたいがいガケですね。
最後は堰堤マークだらけの林道でしょうか?
北向きの尾根の方が楽だったんでは(^_-)
>最後は夕暮れ迫る、雪の積もったただっ広い国道を歩いて行く。
振り返る山稜は、朝と変わらず濃い霧に覆われていた。
無事下山で心落ち着く国道歩き!(^^)!
お疲れさまでした。
これ、スノー衆の候補地調査だった?
~びわ爺
Re: 【越前】霧幻のブナ林を行く 大小屋山から大曽地
biwa爺さん、どうもです。
大寒も越えて大寒波がやってくるらしいですね。ちょっと寒めの日曜日、千秋楽を観ながら、キモ休めのヤブレポ観賞です。
やっと雪が降ってくれそうですが、程度問題ですね。
>「大小屋山から尾根をぐるっと回るつもりです」と答えたが、そもそも大小屋山をご存じない様子。
ジモターの頭にも無いくらいですから、私の頭にも無いのはあたりまえか?
さっそく地図を広げて探してみました。
100人聞いても99.9人知らないでしょう~
東俣集落からの長い尾根かと思ったけれど、・275mからの林道で、・300mからの支尾根でしょうか?
最初はそのつもりだったんですが、状況を見て後者の尾根に変更しました。
>木の根元は早くも雪融けの根開きで、まるで春山のような風情だ。
先日の貝月山もそんな感じでした。煩いシャクナゲが雪の下から手を伸ばし始めていました。
これだけ雪が降らないとむべなるかなですね。
>出遅れたので時刻はもう11時だ。ここから先の方がはるかに長い。かと言って元来た道を戻るわけにもいかないので先へ進む。
当然ですね(^_-) ・606の尾根を下って「周回」ってわけにはいかない。(^_-)
それはあんまりです。
>しばらくはいい雰囲気の広い尾根だったが、そのまま直進すると支尾根で谷へ下りてしまう。尾根の形が消えた左の急斜面を下らないといけないのだが、尾根芯が放置植林の密生で、斜面もヤブっぽくなかなかペースが上がらない。
ほんの50mほどですが詰まった等高線ですね。真っすぐ下って谷筋の林道で周回? って選択肢も、もちろん無し。!(^^)!
普通の雪斜面なら多少急でも何でもないんですが、あれだけ鬱陶しいとね。
>地形図を見ると、この南側すぐのところに田倉川の芋ヶ平、蓮如上人の遺跡がある。
この記述で迷ったんですが、「この南側」とは△733.3大曽地の南ですね?
そうですね。正確には大曽地と次のピークの南側です。
>南西に向かって足を踏み出すと、行けども行けども途切れることのないブナ林が続いていたのはまったくの想定外だった。
求める者は救われる! 好きこそものの上手なれ!
ブナフェチさんのヨロコビが伝わります。福井の山は宝物が満載だ。
どこを探しても記録がなかったので、喜びもひとしおってヤツですね。
>その後もブナの尾根は続いたが、735m標高点まで来るとさすがに息切れして植林が現われた。
しかしこの周回ルートは見事に730m台のピークが並んでいる。ここから更に続く町境稜線には段ノ岳、金粕、唐木岳という730m前後のピークがある。
ホンマ、リングドーナツみたいな地形ですね。「700ピークリング」とでも命名しますか? リングワンデリングに気をつけよっと(^_-)
ミスター730m、ポンデリングです。
うふふ、よくあるパターン。林道の終点はたいがいガケですね。
最後は堰堤マークだらけの林道でしょうか?
北向きの尾根の方が楽だったんでは(^_-)
スノー衆のアトラクションを先取りしました。
着地したのは堰堤群が終わった最下流です。
当初予定の北尾根は先週の土曜日に歩きましたよ。
無事下山で心落ち着く国道歩き!(^^)!
お疲れさまでした。
これ、スノー衆の候補地調査だった?
スノー衆にピッタリの場所だと思ってました。
山日和
大寒も越えて大寒波がやってくるらしいですね。ちょっと寒めの日曜日、千秋楽を観ながら、キモ休めのヤブレポ観賞です。
やっと雪が降ってくれそうですが、程度問題ですね。
>「大小屋山から尾根をぐるっと回るつもりです」と答えたが、そもそも大小屋山をご存じない様子。
ジモターの頭にも無いくらいですから、私の頭にも無いのはあたりまえか?
さっそく地図を広げて探してみました。
100人聞いても99.9人知らないでしょう~
東俣集落からの長い尾根かと思ったけれど、・275mからの林道で、・300mからの支尾根でしょうか?
最初はそのつもりだったんですが、状況を見て後者の尾根に変更しました。
>木の根元は早くも雪融けの根開きで、まるで春山のような風情だ。
先日の貝月山もそんな感じでした。煩いシャクナゲが雪の下から手を伸ばし始めていました。
これだけ雪が降らないとむべなるかなですね。
>出遅れたので時刻はもう11時だ。ここから先の方がはるかに長い。かと言って元来た道を戻るわけにもいかないので先へ進む。
当然ですね(^_-) ・606の尾根を下って「周回」ってわけにはいかない。(^_-)
それはあんまりです。
>しばらくはいい雰囲気の広い尾根だったが、そのまま直進すると支尾根で谷へ下りてしまう。尾根の形が消えた左の急斜面を下らないといけないのだが、尾根芯が放置植林の密生で、斜面もヤブっぽくなかなかペースが上がらない。
ほんの50mほどですが詰まった等高線ですね。真っすぐ下って谷筋の林道で周回? って選択肢も、もちろん無し。!(^^)!
普通の雪斜面なら多少急でも何でもないんですが、あれだけ鬱陶しいとね。
>地形図を見ると、この南側すぐのところに田倉川の芋ヶ平、蓮如上人の遺跡がある。
この記述で迷ったんですが、「この南側」とは△733.3大曽地の南ですね?
そうですね。正確には大曽地と次のピークの南側です。
>南西に向かって足を踏み出すと、行けども行けども途切れることのないブナ林が続いていたのはまったくの想定外だった。
求める者は救われる! 好きこそものの上手なれ!
ブナフェチさんのヨロコビが伝わります。福井の山は宝物が満載だ。
どこを探しても記録がなかったので、喜びもひとしおってヤツですね。
>その後もブナの尾根は続いたが、735m標高点まで来るとさすがに息切れして植林が現われた。
しかしこの周回ルートは見事に730m台のピークが並んでいる。ここから更に続く町境稜線には段ノ岳、金粕、唐木岳という730m前後のピークがある。
ホンマ、リングドーナツみたいな地形ですね。「700ピークリング」とでも命名しますか? リングワンデリングに気をつけよっと(^_-)
ミスター730m、ポンデリングです。
うふふ、よくあるパターン。林道の終点はたいがいガケですね。
最後は堰堤マークだらけの林道でしょうか?
北向きの尾根の方が楽だったんでは(^_-)
スノー衆のアトラクションを先取りしました。
着地したのは堰堤群が終わった最下流です。
当初予定の北尾根は先週の土曜日に歩きましたよ。
無事下山で心落ち着く国道歩き!(^^)!
お疲れさまでした。
これ、スノー衆の候補地調査だった?
スノー衆にピッタリの場所だと思ってました。
山日和
Re: 【越前】霧幻のブナ林を行く 大小屋山から大曽地
山日和さま
こんばんは。
12月、日野川に注ぐ牧谷川の上流をくるりと囲む尾根を辿る旅から帰ってから、
次は、魚見から「円形劇場」を味わいたいなぁ、と思っていました。
15日は、東俣集落から△733.9大小屋山から△733.3大曽地、・735へ。
ほんとうに見事に同じような高さのピークが並んでいます。
旅の始まりが、地元の方とのおしゃべりというのが、よかったですね。
遠くからわざわざやってきて、この裏山を登るのかぁ、と、おじさん、驚きながらもうれしそうでした。
おじさんのニコニコ顔と、ちょっと語尾が伸びるやわらかな福井の言葉(福井弁大好きです)に、
ほんわかした気持ちになりました。早くも、いい一日を感じました。
集落の裏から長い尾根を辿ろうとお話していましたが、林相が今ひとつ。雪質もよくない。
出発時間の遅れもあり、林道を進んでいくことに。
先日、本を読み返して気づいたのですが、増永廸男さんも、この長い尾根を登るご予定が、林相をご覧になり、やめられたのですね。
私たちは、・300からまっ直ぐ山頂へと向かう尾根に取りつきましたが、増永廸男さんは、谷に沿った林道をさらに進んでいき、
二俣から尾根に取りついていらっしゃいました。始末の悪い急なヤブ尾根だったそうです。
登られた時代は異なりますが。
『福井の山150』は、訪れた後に読み返すと、また面白いです。いろいろな発見もあります。
・300からの尾根は、すぐ横を林道が走っているので、斜面は植林が続いていくのだろうな、と思いました。
でも、標高600mあたりからブナ林になり、高揚感に包まれました。
それにしても、1月半ばでこの大きな根開き。そして薄汚れた雪。まさに春山の風情でした。
広々とした山頂付近は、若いブナが多かったですが、落ち着いた佇まいでしたね。
標高700mからのヤブの急斜面。50mほどの下りに予想以上の時間がかかりました。
さらに、私が、おろしたてのストックのスノーバスケットを落とし、諦めきれずにヤブの中を探しに戻ってしまい、
すみません、時間を取らせてしまいました。
下りきると、清々しい景色が広がっていて、ホッとしました。まだ先が長かったので。
730mピークは想像以上に素敵でした。
ここから、・735までの稜線は、素晴らしかったですね。どこまでも続くブナ林。
集落の裏山にこんなにもうつくしい世界が展開しているとは。歩いてこそ知ることの出来る世界、数々の輝き。
こんな風景に出会うと、「わたしの山の世界」がぱぁっと広がっていくのを感じますね。
△733.3大曽地から・735の稜線の南側の川が芋ケ平川。
そうかぁ、金草岳から続く稜線を歩いているのだ、となんだかうれしくなりました。
地図は何度も開いていましたが、この稜線は意識していませんでした。霧の中に、金草岳へと続く白い道を感じました。
そうですね!芋ケ平からの周遊も是非味わいたいです。
下りの尾根も面白かったです。標高600m地点を横切る林道が気になりましたが、手前で、後ろ向きで下ることが出来ました。
最後も後ろ向きで。足元を確認しながらのこういう場面も好きだったりします。
雪の積もった車道は、行き止まりになっていますが国道だったのですね。
かつて多くの人に歩かれた大野と今庄を繋ぐ道。また世界が広がっていくのを感じました。次へと続く旅を感じました。
でも、その時は、一週間後にまた、この道を歩くとは思っていませんでした(笑)。
今年初めての山日和さんとの山旅は、山歩きという世界の、広さ深さをあらためてしみじみと感じた、味わい深い山旅でした。
ありがとうございます。
sato
こんばんは。
12月、日野川に注ぐ牧谷川の上流をくるりと囲む尾根を辿る旅から帰ってから、
次は、魚見から「円形劇場」を味わいたいなぁ、と思っていました。
15日は、東俣集落から△733.9大小屋山から△733.3大曽地、・735へ。
ほんとうに見事に同じような高さのピークが並んでいます。
旅の始まりが、地元の方とのおしゃべりというのが、よかったですね。
遠くからわざわざやってきて、この裏山を登るのかぁ、と、おじさん、驚きながらもうれしそうでした。
おじさんのニコニコ顔と、ちょっと語尾が伸びるやわらかな福井の言葉(福井弁大好きです)に、
ほんわかした気持ちになりました。早くも、いい一日を感じました。
集落の裏から長い尾根を辿ろうとお話していましたが、林相が今ひとつ。雪質もよくない。
出発時間の遅れもあり、林道を進んでいくことに。
先日、本を読み返して気づいたのですが、増永廸男さんも、この長い尾根を登るご予定が、林相をご覧になり、やめられたのですね。
私たちは、・300からまっ直ぐ山頂へと向かう尾根に取りつきましたが、増永廸男さんは、谷に沿った林道をさらに進んでいき、
二俣から尾根に取りついていらっしゃいました。始末の悪い急なヤブ尾根だったそうです。
登られた時代は異なりますが。
『福井の山150』は、訪れた後に読み返すと、また面白いです。いろいろな発見もあります。
・300からの尾根は、すぐ横を林道が走っているので、斜面は植林が続いていくのだろうな、と思いました。
でも、標高600mあたりからブナ林になり、高揚感に包まれました。
それにしても、1月半ばでこの大きな根開き。そして薄汚れた雪。まさに春山の風情でした。
広々とした山頂付近は、若いブナが多かったですが、落ち着いた佇まいでしたね。
標高700mからのヤブの急斜面。50mほどの下りに予想以上の時間がかかりました。
さらに、私が、おろしたてのストックのスノーバスケットを落とし、諦めきれずにヤブの中を探しに戻ってしまい、
すみません、時間を取らせてしまいました。
下りきると、清々しい景色が広がっていて、ホッとしました。まだ先が長かったので。
730mピークは想像以上に素敵でした。
ここから、・735までの稜線は、素晴らしかったですね。どこまでも続くブナ林。
集落の裏山にこんなにもうつくしい世界が展開しているとは。歩いてこそ知ることの出来る世界、数々の輝き。
こんな風景に出会うと、「わたしの山の世界」がぱぁっと広がっていくのを感じますね。
△733.3大曽地から・735の稜線の南側の川が芋ケ平川。
そうかぁ、金草岳から続く稜線を歩いているのだ、となんだかうれしくなりました。
地図は何度も開いていましたが、この稜線は意識していませんでした。霧の中に、金草岳へと続く白い道を感じました。
そうですね!芋ケ平からの周遊も是非味わいたいです。
下りの尾根も面白かったです。標高600m地点を横切る林道が気になりましたが、手前で、後ろ向きで下ることが出来ました。
最後も後ろ向きで。足元を確認しながらのこういう場面も好きだったりします。
雪の積もった車道は、行き止まりになっていますが国道だったのですね。
かつて多くの人に歩かれた大野と今庄を繋ぐ道。また世界が広がっていくのを感じました。次へと続く旅を感じました。
でも、その時は、一週間後にまた、この道を歩くとは思っていませんでした(笑)。
今年初めての山日和さんとの山旅は、山歩きという世界の、広さ深さをあらためてしみじみと感じた、味わい深い山旅でした。
ありがとうございます。
sato
Re: 【越前】霧幻のブナ林を行く 大小屋山から大曽地
satoさん、どうもです。お疲れさまでした。
12月、日野川に注ぐ牧谷川の上流をくるりと囲む尾根を辿る旅から帰ってから、
次は、魚見から「円形劇場」を味わいたいなぁ、と思っていました。
15日は、東俣集落から△733.9大小屋山から△733.3大曽地、・735へ。
ほんとうに見事に同じような高さのピークが並んでいます。
お互い増永廸男氏のファンとしては見逃せませんよね。
旅の始まりが、地元の方とのおしゃべりというのが、よかったですね。
遠くからわざわざやってきて、この裏山を登るのかぁ、と、おじさん、驚きながらもうれしそうでした。
おじさんのニコニコ顔と、ちょっと語尾が伸びるやわらかな福井の言葉(福井弁大好きです)に、ほんわかした気持ちになりました。早くも、いい一日を感じました。
通行止めの国道を引き返してきたところを見ると、近所の人ではなさそうでした。
珍しい動物を見つけたような感じだったんでは?
集落の裏から長い尾根を辿ろうとお話していましたが、林相が今ひとつ。雪質もよくない。
出発時間の遅れもあり、林道を進んでいくことに。
大曽地への周回を最優先にしました。末端から取付いてたら時間が足りなかったかもですね。
登られた時代は異なりますが。『福井の山150』は、訪れた後に読み返すと、また面白いです。いろいろな発見もあります。
この本を買った頃(20年以上前)は、このあたりの700m程度の山を登る日が来るとは夢にも思いませんでしたよ。
でもいい本ですね。私にとってはバイブルです。
・300からの尾根は、すぐ横を林道が走っているので、斜面は植林が続いていくのだろうな、と思いました。
でも、標高600mあたりからブナ林になり、高揚感に包まれました。
意外に早く自然林に変わってヤブっぽさもなく、正解の尾根でした。
広々とした山頂付近は、若いブナが多かったですが、落ち着いた佇まいでしたね。
ここで11時になってしまったので、一瞬どうしようかと迷いました。
標高700mからのヤブの急斜面。50mほどの下りに予想以上の時間がかかりました。
さらに、私が、おろしたてのストックのスノーバスケットを落とし、諦めきれずにヤブの中を探しに戻ってしまい、すみません、時間を取らせてしまいました。
筆おろしで失くすとあきらめきれませんよね。しかしあそこで発見するのも難しい。
下りきると、清々しい景色が広がっていて、ホッとしました。まだ先が長かったので。
730mピークは想像以上に素敵でした。
ここから、・735までの稜線は、素晴らしかったですね。どこまでも続くブナ林。
集落の裏山にこんなにもうつくしい世界が展開しているとは。歩いてこそ知ることの出来る世界、数々の輝き。こんな風景に出会うと、「わたしの山の世界」がぱぁっと広がっていくのを感じますね。
ここが今回の白眉でした。景色も真っ白だったけど。まわりが見えなくてかえってよかったのかもしれません。
予想もしないところでこういう風景に出遭うと、まだまだあるのではと欲が出ますね。
△733.3大曽地から・735の稜線の南側の川が芋ケ平川。
そうかぁ、金草岳から続く稜線を歩いているのだ、となんだかうれしくなりました。
地図は何度も開いていましたが、この稜線は意識していませんでした。霧の中に、金草岳へと続く白い道を感じました。
そうですね!芋ケ平からの周遊も是非味わいたいです。
よく考えたら当然なんだけど、逆方向から歩いてくると勘が狂いますね。
下りの尾根も面白かったです。標高600m地点を横切る林道が気になりましたが、手前で、後ろ向きで下ることが出来ました。
最後も後ろ向きで。足元を確認しながらのこういう場面も好きだったりします。
なかなか面白い尾根でした。satoさんはバックステップが好きですね。私は苦手なんでいつも立ち木懸垂か滑り降りです。
雪の積もった車道は、行き止まりになっていますが国道だったのですね。
途中で右から合流した広い道が国道ですね。杣木俣へは未開通でしょう。下りてきた林道が峠を越えてるはずです。たしか風吹峠だったか。
かつて多くの人に歩かれた大野と今庄を繋ぐ道。また世界が広がっていくのを感じました。次へと続く旅を感じました。
でも、その時は、一週間後にまた、この道を歩くとは思っていませんでした(笑)。
右に同じです。
山日和
12月、日野川に注ぐ牧谷川の上流をくるりと囲む尾根を辿る旅から帰ってから、
次は、魚見から「円形劇場」を味わいたいなぁ、と思っていました。
15日は、東俣集落から△733.9大小屋山から△733.3大曽地、・735へ。
ほんとうに見事に同じような高さのピークが並んでいます。
お互い増永廸男氏のファンとしては見逃せませんよね。
旅の始まりが、地元の方とのおしゃべりというのが、よかったですね。
遠くからわざわざやってきて、この裏山を登るのかぁ、と、おじさん、驚きながらもうれしそうでした。
おじさんのニコニコ顔と、ちょっと語尾が伸びるやわらかな福井の言葉(福井弁大好きです)に、ほんわかした気持ちになりました。早くも、いい一日を感じました。
通行止めの国道を引き返してきたところを見ると、近所の人ではなさそうでした。
珍しい動物を見つけたような感じだったんでは?
集落の裏から長い尾根を辿ろうとお話していましたが、林相が今ひとつ。雪質もよくない。
出発時間の遅れもあり、林道を進んでいくことに。
大曽地への周回を最優先にしました。末端から取付いてたら時間が足りなかったかもですね。
登られた時代は異なりますが。『福井の山150』は、訪れた後に読み返すと、また面白いです。いろいろな発見もあります。
この本を買った頃(20年以上前)は、このあたりの700m程度の山を登る日が来るとは夢にも思いませんでしたよ。
でもいい本ですね。私にとってはバイブルです。
・300からの尾根は、すぐ横を林道が走っているので、斜面は植林が続いていくのだろうな、と思いました。
でも、標高600mあたりからブナ林になり、高揚感に包まれました。
意外に早く自然林に変わってヤブっぽさもなく、正解の尾根でした。
広々とした山頂付近は、若いブナが多かったですが、落ち着いた佇まいでしたね。
ここで11時になってしまったので、一瞬どうしようかと迷いました。
標高700mからのヤブの急斜面。50mほどの下りに予想以上の時間がかかりました。
さらに、私が、おろしたてのストックのスノーバスケットを落とし、諦めきれずにヤブの中を探しに戻ってしまい、すみません、時間を取らせてしまいました。
筆おろしで失くすとあきらめきれませんよね。しかしあそこで発見するのも難しい。
下りきると、清々しい景色が広がっていて、ホッとしました。まだ先が長かったので。
730mピークは想像以上に素敵でした。
ここから、・735までの稜線は、素晴らしかったですね。どこまでも続くブナ林。
集落の裏山にこんなにもうつくしい世界が展開しているとは。歩いてこそ知ることの出来る世界、数々の輝き。こんな風景に出会うと、「わたしの山の世界」がぱぁっと広がっていくのを感じますね。
ここが今回の白眉でした。景色も真っ白だったけど。まわりが見えなくてかえってよかったのかもしれません。
予想もしないところでこういう風景に出遭うと、まだまだあるのではと欲が出ますね。
△733.3大曽地から・735の稜線の南側の川が芋ケ平川。
そうかぁ、金草岳から続く稜線を歩いているのだ、となんだかうれしくなりました。
地図は何度も開いていましたが、この稜線は意識していませんでした。霧の中に、金草岳へと続く白い道を感じました。
そうですね!芋ケ平からの周遊も是非味わいたいです。
よく考えたら当然なんだけど、逆方向から歩いてくると勘が狂いますね。
下りの尾根も面白かったです。標高600m地点を横切る林道が気になりましたが、手前で、後ろ向きで下ることが出来ました。
最後も後ろ向きで。足元を確認しながらのこういう場面も好きだったりします。
なかなか面白い尾根でした。satoさんはバックステップが好きですね。私は苦手なんでいつも立ち木懸垂か滑り降りです。
雪の積もった車道は、行き止まりになっていますが国道だったのですね。
途中で右から合流した広い道が国道ですね。杣木俣へは未開通でしょう。下りてきた林道が峠を越えてるはずです。たしか風吹峠だったか。
かつて多くの人に歩かれた大野と今庄を繋ぐ道。また世界が広がっていくのを感じました。次へと続く旅を感じました。
でも、その時は、一週間後にまた、この道を歩くとは思っていませんでした(笑)。
右に同じです。
山日和
Re: 【越前】霧幻のブナ林を行く 大小屋山から大曽地
山日和 さんこんばんは
駐車地で用意をしていると地元の人と思しき車が止まって声を掛けられた。
「この辺に登る山あるの?」当然の質問だろう。普通に考えれば登山の対象になるような山はない地域である。
「大小屋山から尾根をぐるっと回るつもりです」と答えたが、そもそも大小屋山をご存じない様子。
地元の人が知らないなら私も当然知りませんが
ジオグラフィーを開きますね。
「福井の出身か」とも聞かれたが、正真正銘の大阪生まれの大阪育ちである。「気を付けて」と見送ってくれたが
こんなマイナーなところへ大阪ナンバーがわざわざ来るとは、さぞ物好きなヤツだと思われたに違いない。
声をかけていただくとほっこりしますね☺
国道から林道へ入って、大小屋山へダイレクトに上がる尾根に乗った。予想通り植林の面白みのない尾根だ。
積雪は少ないが、ツボ足だとズブズブと潜ってしまうのでスノーシューを装着。ある意味、スノーシューの威力を
発揮する雪質でもある。
林道が上まで続いてますが、点名300は取り付きなんですね。
標高600mぐらいからようやく自然林に変わり、気分も上がってきた。木の根元は早くも雪融けの根開きで、まる
で春山のような風情だ。
根開早すぎますね。
今度の寒波で供給されたでしょうが。
次の目標は標高733.4mの三角点大曽地だが時間が掛かりそうだし、地形図で見る限りではなんとなく鬱陶しそうだ。
手前の無名のCa730mピークのあたりは広々として期待できる。そこでランチタイムにしようと行程を区切った。
進むほどにブナの割合が増えてきた。これは予想外にいい尾根である。
難しいコースですね(^^♪
地形図を見ると、この南側すぐのところに田倉川の芋ヶ平、蓮如上人の遺跡がある。芋ヶ平は金草岳へ向かうのに
何度も訪れている場所だが、反対側から登って来ると位置関係がピンと来ず、この下が芋ヶ平というのが不思議な感
じがした。
芋ヶ平から金草岳に登れると話は聞きましたが
蓮如上人の遺跡が有るのですね。
三角点大曽地も予想に反して見事なブナ林の中にあった。
尾根上だけでなく、尾根を取り巻く谷の斜面にも緩やかな傾斜の中にブナの森が広がっている。
広い尾根ばかりではなく、やせた尾根に立つブナも存在感があり、展望ゼロのモノクロの世界の雪山歩きでも飽きる
ことがない。
霧氷の青空もいいですが、
霧が漂うブナ林も幻想的でいいですね。
そこからは比較的歩きやすい尾根が続いた。
今度も車道にぶつかる末端の様子がわからないので、またも右手の急斜面を滑るように下りた。下りれば林道だと
思っていたのだが地図の読み違いで、林道は谷の対岸にあった。
下手をすれば危うく谷にダイブしてしまうところだった。
車道に出ればひと安心。気温が高い割には雪はそこそこ締まっていたので助かった。
最後は夕暮れ迫る、雪の積もったただっ広い国道を歩いて行く。
振り返る山稜は、朝と変わらず濃い霧に覆われていた。
お疲れ様でした。
バーチャリ
駐車地で用意をしていると地元の人と思しき車が止まって声を掛けられた。
「この辺に登る山あるの?」当然の質問だろう。普通に考えれば登山の対象になるような山はない地域である。
「大小屋山から尾根をぐるっと回るつもりです」と答えたが、そもそも大小屋山をご存じない様子。
地元の人が知らないなら私も当然知りませんが
ジオグラフィーを開きますね。
「福井の出身か」とも聞かれたが、正真正銘の大阪生まれの大阪育ちである。「気を付けて」と見送ってくれたが
こんなマイナーなところへ大阪ナンバーがわざわざ来るとは、さぞ物好きなヤツだと思われたに違いない。
声をかけていただくとほっこりしますね☺
国道から林道へ入って、大小屋山へダイレクトに上がる尾根に乗った。予想通り植林の面白みのない尾根だ。
積雪は少ないが、ツボ足だとズブズブと潜ってしまうのでスノーシューを装着。ある意味、スノーシューの威力を
発揮する雪質でもある。
林道が上まで続いてますが、点名300は取り付きなんですね。
標高600mぐらいからようやく自然林に変わり、気分も上がってきた。木の根元は早くも雪融けの根開きで、まる
で春山のような風情だ。
根開早すぎますね。
今度の寒波で供給されたでしょうが。
次の目標は標高733.4mの三角点大曽地だが時間が掛かりそうだし、地形図で見る限りではなんとなく鬱陶しそうだ。
手前の無名のCa730mピークのあたりは広々として期待できる。そこでランチタイムにしようと行程を区切った。
進むほどにブナの割合が増えてきた。これは予想外にいい尾根である。
難しいコースですね(^^♪
地形図を見ると、この南側すぐのところに田倉川の芋ヶ平、蓮如上人の遺跡がある。芋ヶ平は金草岳へ向かうのに
何度も訪れている場所だが、反対側から登って来ると位置関係がピンと来ず、この下が芋ヶ平というのが不思議な感
じがした。
芋ヶ平から金草岳に登れると話は聞きましたが
蓮如上人の遺跡が有るのですね。
三角点大曽地も予想に反して見事なブナ林の中にあった。
尾根上だけでなく、尾根を取り巻く谷の斜面にも緩やかな傾斜の中にブナの森が広がっている。
広い尾根ばかりではなく、やせた尾根に立つブナも存在感があり、展望ゼロのモノクロの世界の雪山歩きでも飽きる
ことがない。
霧氷の青空もいいですが、
霧が漂うブナ林も幻想的でいいですね。
そこからは比較的歩きやすい尾根が続いた。
今度も車道にぶつかる末端の様子がわからないので、またも右手の急斜面を滑るように下りた。下りれば林道だと
思っていたのだが地図の読み違いで、林道は谷の対岸にあった。
下手をすれば危うく谷にダイブしてしまうところだった。
車道に出ればひと安心。気温が高い割には雪はそこそこ締まっていたので助かった。
最後は夕暮れ迫る、雪の積もったただっ広い国道を歩いて行く。
振り返る山稜は、朝と変わらず濃い霧に覆われていた。
お疲れ様でした。
バーチャリ
Re: 【越前】霧幻のブナ林を行く 大小屋山から大曽地
バーチャリさん、どうもです。
地元の人が知らないなら私も当然知りませんが
ジオグラフィーを開きますね。
1000人中999人は知らないでしょう~
>「福井の出身か」とも聞かれたが、正真正銘の大阪生まれの大阪育ちである。「気を付けて」と見送ってくれたが
こんなマイナーなところへ大阪ナンバーがわざわざ来るとは、さぞ物好きなヤツだと思われたに違いない。
声をかけていただくとほっこりしますね☺
うれしいもんですね。よほど珍しかったんだと思いますが。
>国道から林道へ入って、大小屋山へダイレクトに上がる尾根に乗った。予想通り植林の面白みのない尾根だ。
積雪は少ないが、ツボ足だとズブズブと潜ってしまうのでスノーシューを装着。ある意味、スノーシューの威力を
発揮する雪質でもある。
林道が上まで続いてますが、点名300は取り付きなんですね。
ちょうど300m標高点のところから尾根に取り付きました。
>標高600mぐらいからようやく自然林に変わり、気分も上がってきた。木の根元は早くも雪融けの根開きで、まる
で春山のような風情だ。
根開早すぎますね。
今度の寒波で供給されたでしょうが。
このまま春になるはずないですよね。魚見の積雪は、この日は10センチぐらいでしたが今日は60センチを超えてました。
これぐらい積もってたらもっと楽しいでしょう。
>次の目標は標高733.4mの三角点大曽地だが時間が掛かりそうだし、地形図で見る限りではなんとなく鬱陶しそうだ。
手前の無名のCa730mピークのあたりは広々として期待できる。そこでランチタイムにしようと行程を区切った。
進むほどにブナの割合が増えてきた。これは予想外にいい尾根である。
難しいコースですね(^^♪
難しくはないですよ。尾根の分岐に注意が必要ですが。
芋ヶ平から金草岳に登れると話は聞きましたが
蓮如上人の遺跡が有るのですね。
芋ヶ平からのコースはガンドウ尾根という難所があって、なかなかのルートです。
私は3回(往復入れたら5回)歩きましたが面白いですね。
しかし蓮如という人はすごいですね。どこへ行っても遺跡や遺物があります。
霧氷の青空もいいですが、
霧が漂うブナ林も幻想的でいいですね。
この天気でブナがなかったら、何のために歩いてるのかわからないですね。
山日和
地元の人が知らないなら私も当然知りませんが
ジオグラフィーを開きますね。
1000人中999人は知らないでしょう~
>「福井の出身か」とも聞かれたが、正真正銘の大阪生まれの大阪育ちである。「気を付けて」と見送ってくれたが
こんなマイナーなところへ大阪ナンバーがわざわざ来るとは、さぞ物好きなヤツだと思われたに違いない。
声をかけていただくとほっこりしますね☺
うれしいもんですね。よほど珍しかったんだと思いますが。
>国道から林道へ入って、大小屋山へダイレクトに上がる尾根に乗った。予想通り植林の面白みのない尾根だ。
積雪は少ないが、ツボ足だとズブズブと潜ってしまうのでスノーシューを装着。ある意味、スノーシューの威力を
発揮する雪質でもある。
林道が上まで続いてますが、点名300は取り付きなんですね。
ちょうど300m標高点のところから尾根に取り付きました。
>標高600mぐらいからようやく自然林に変わり、気分も上がってきた。木の根元は早くも雪融けの根開きで、まる
で春山のような風情だ。
根開早すぎますね。
今度の寒波で供給されたでしょうが。
このまま春になるはずないですよね。魚見の積雪は、この日は10センチぐらいでしたが今日は60センチを超えてました。
これぐらい積もってたらもっと楽しいでしょう。
>次の目標は標高733.4mの三角点大曽地だが時間が掛かりそうだし、地形図で見る限りではなんとなく鬱陶しそうだ。
手前の無名のCa730mピークのあたりは広々として期待できる。そこでランチタイムにしようと行程を区切った。
進むほどにブナの割合が増えてきた。これは予想外にいい尾根である。
難しいコースですね(^^♪
難しくはないですよ。尾根の分岐に注意が必要ですが。
芋ヶ平から金草岳に登れると話は聞きましたが
蓮如上人の遺跡が有るのですね。
芋ヶ平からのコースはガンドウ尾根という難所があって、なかなかのルートです。
私は3回(往復入れたら5回)歩きましたが面白いですね。
しかし蓮如という人はすごいですね。どこへ行っても遺跡や遺物があります。
霧氷の青空もいいですが、
霧が漂うブナ林も幻想的でいいですね。
この天気でブナがなかったら、何のために歩いてるのかわからないですね。
山日和