【鈴鹿】登り納めは木和田尾から頭陀ヶ平スノーシューハイク
Posted: 2023年1月10日(火) 10:32
去年のレポで申し訳ありませんが,自分の記録としてアップしておきます。今年もよろしくお願いいたします。
【 日 付 】2022年12月31日(金)
【メンバー】単独
【 天 候 】晴れ時々曇り
【 ルート】藤原簡易パーキング 8:39 --- 10:21 小向井山 --- 11:30 白船峠分岐 --- 12:52 頭陀ヶ平 --- 15:44 藤原簡易パーキング
そろそろ雪山のシーズンである。スノーシュー歩きのための身体作りと登り納めを兼ねて雪のありそうな山に行ってみることにした。いろいろ考えた末,雪をほどほどに楽しめて,しかも今の自分でもいけそうな木和田尾から藤原岳への周回ルートに決める。
駐車地の藤原簡易パーキングに着いたのが8時過ぎ。朝から身体がだるく,モチベーションが上がらずにぐずぐずしてしまったのが原因だ。モチベーションが上がらなくても出かけてしまえばそれなりに楽しめるのがわかっているので,出かけてきたのだった。
藤原簡易パーキングには車が2,3台停まっているだけだ。まあ,年末のこんな時期に山にくる人も少ないだろう。トイレなど済ませて出発したのが8時半過ぎ。送電線巡視路になっている子向井山への道をたどる。ここ2,3日でつけられた足跡がたくさん残っている。藤原岳への登山道ほどではないが,ここ数年の木和田尾道の人気がうかがえる。
登りに入ってもやはり身体のだるさがあり,ペースが上がらない。体調の変動が比較的少ない自分にしては珍しい。休み休み登っていく。「まあ,行けるところまで行けばそれでいいだろう」。
標高約500mの2番目の鉄塔を過ぎたあたりで雪が繋がってきたので,スノーシューを履くことにする。積雪は10センチほどで,もちろんつぼ足で何の問題もないのでが,目的がスノーシューハイクなのだ。スノーシューで歩き始めると荷物が軽くなり,足も少し軽くなった。植林帯から広葉樹林帯にかわり,歩いていても気持ちがいい。
標高700mあたりで単独の男性に追いつかれる。パーキングに後で入ってきた車の主だろう。50歳前後か。聞くと,御池まで行くらしい。これから御池に行くにしてはちょっと出発が遅いのではと思うが,健脚であればこの時間でも大丈夫なのだろう。「気をつけて」と言って,先行してもらう。 ふと足元を見ると,右足のスノーシューの前から2番目のストラップがなくなっている。ストラップの装着部分がちぎれてしまったようだ。ストラップ自体は2年前に買い直したので大丈夫だが,その装着部位が劣化でちぎれてしまったようだ。2番目のストラップがなくなっても機能自体に問題はないので,そのまま歩き続ける。ちなみに,下山時に今度は左足の同じストラップの装着部位がちぎれた。そのほかにもいろいろな場所にヒビが入ったり,ちぎれかけたりしている。このスノーシューは2013年に買ったものでもう11年目である。円高の時期に並行輸入品として買ったもので,たしか当時の値段で1万5千円ほどだった。この値段で10年も使い続ければもう十分に元を取ったと言えるだろう。
標高が上がるにつれて雪質が良くなってくる。沈み込みが少ないところではトレースを外して自分のフットプリントを刻んでいく。スノーシューの醍醐味だ。右手には霊仙ののっぺりした山頂が白く見えている。 頭陀が平への最後登りでは霧氷は全くなかったが,稜線に上がりふと振り向くと木々に白く霧氷が付いているのに気がついた。ここまで頑張って登ってきた自分へのご褒美だろう。頭陀が平に立ち,しばらく風景を楽しむ。体調が悪い中,よくここまで登ってこれたものだ。目の前には養老山脈の全景が。すぐ近くに御池テーブルランドの南端が見えている。さらに,霊仙とその向こうに伊吹山。ガスもなく,いい山日和だ。 当初の計画では藤原岳へ周回するつもりだったのだが,もう午後1時を過ぎているし,人ごみの藤原岳へ行くよりは静かな木和田尾を降りたほうがよっぽど気分がいいだろう。稜線から少し降りたあたりで風を避けて昼食休憩にする。
登山口から頭陀が平まで4時間以上かかっている。2年前の同時期に登った時は3時間で登っているので,1時間以上も余分にかかったことになる。まあ,こんな体調でここまで登ってきただけでよしとしよう。霧氷にも出会えたし。
帰りは木和田尾をそのまま下る。下りは体調に関係なく快調だった。トレースを外して歩いて気持ちが良かった。今シーズン初のスノーシューハイク。やっぱり来て良かった。この体調の悪さがデフォルトにならなければいいけど。
【 日 付 】2022年12月31日(金)
【メンバー】単独
【 天 候 】晴れ時々曇り
【 ルート】藤原簡易パーキング 8:39 --- 10:21 小向井山 --- 11:30 白船峠分岐 --- 12:52 頭陀ヶ平 --- 15:44 藤原簡易パーキング
そろそろ雪山のシーズンである。スノーシュー歩きのための身体作りと登り納めを兼ねて雪のありそうな山に行ってみることにした。いろいろ考えた末,雪をほどほどに楽しめて,しかも今の自分でもいけそうな木和田尾から藤原岳への周回ルートに決める。
駐車地の藤原簡易パーキングに着いたのが8時過ぎ。朝から身体がだるく,モチベーションが上がらずにぐずぐずしてしまったのが原因だ。モチベーションが上がらなくても出かけてしまえばそれなりに楽しめるのがわかっているので,出かけてきたのだった。
藤原簡易パーキングには車が2,3台停まっているだけだ。まあ,年末のこんな時期に山にくる人も少ないだろう。トイレなど済ませて出発したのが8時半過ぎ。送電線巡視路になっている子向井山への道をたどる。ここ2,3日でつけられた足跡がたくさん残っている。藤原岳への登山道ほどではないが,ここ数年の木和田尾道の人気がうかがえる。
登りに入ってもやはり身体のだるさがあり,ペースが上がらない。体調の変動が比較的少ない自分にしては珍しい。休み休み登っていく。「まあ,行けるところまで行けばそれでいいだろう」。
標高約500mの2番目の鉄塔を過ぎたあたりで雪が繋がってきたので,スノーシューを履くことにする。積雪は10センチほどで,もちろんつぼ足で何の問題もないのでが,目的がスノーシューハイクなのだ。スノーシューで歩き始めると荷物が軽くなり,足も少し軽くなった。植林帯から広葉樹林帯にかわり,歩いていても気持ちがいい。
標高700mあたりで単独の男性に追いつかれる。パーキングに後で入ってきた車の主だろう。50歳前後か。聞くと,御池まで行くらしい。これから御池に行くにしてはちょっと出発が遅いのではと思うが,健脚であればこの時間でも大丈夫なのだろう。「気をつけて」と言って,先行してもらう。 ふと足元を見ると,右足のスノーシューの前から2番目のストラップがなくなっている。ストラップの装着部分がちぎれてしまったようだ。ストラップ自体は2年前に買い直したので大丈夫だが,その装着部位が劣化でちぎれてしまったようだ。2番目のストラップがなくなっても機能自体に問題はないので,そのまま歩き続ける。ちなみに,下山時に今度は左足の同じストラップの装着部位がちぎれた。そのほかにもいろいろな場所にヒビが入ったり,ちぎれかけたりしている。このスノーシューは2013年に買ったものでもう11年目である。円高の時期に並行輸入品として買ったもので,たしか当時の値段で1万5千円ほどだった。この値段で10年も使い続ければもう十分に元を取ったと言えるだろう。
標高が上がるにつれて雪質が良くなってくる。沈み込みが少ないところではトレースを外して自分のフットプリントを刻んでいく。スノーシューの醍醐味だ。右手には霊仙ののっぺりした山頂が白く見えている。 頭陀が平への最後登りでは霧氷は全くなかったが,稜線に上がりふと振り向くと木々に白く霧氷が付いているのに気がついた。ここまで頑張って登ってきた自分へのご褒美だろう。頭陀が平に立ち,しばらく風景を楽しむ。体調が悪い中,よくここまで登ってこれたものだ。目の前には養老山脈の全景が。すぐ近くに御池テーブルランドの南端が見えている。さらに,霊仙とその向こうに伊吹山。ガスもなく,いい山日和だ。 当初の計画では藤原岳へ周回するつもりだったのだが,もう午後1時を過ぎているし,人ごみの藤原岳へ行くよりは静かな木和田尾を降りたほうがよっぽど気分がいいだろう。稜線から少し降りたあたりで風を避けて昼食休憩にする。
登山口から頭陀が平まで4時間以上かかっている。2年前の同時期に登った時は3時間で登っているので,1時間以上も余分にかかったことになる。まあ,こんな体調でここまで登ってきただけでよしとしよう。霧氷にも出会えたし。
帰りは木和田尾をそのまま下る。下りは体調に関係なく快調だった。トレースを外して歩いて気持ちが良かった。今シーズン初のスノーシューハイク。やっぱり来て良かった。この体調の悪さがデフォルトにならなければいいけど。