【鈴鹿】紅葉狩の締めは神懸で決まり

山行記、山の思い出、限定
フォーラムルール
新規トピックは文頭に以下のテンプレートをなるべく使ってください。
【 日 付 】
【 山 域 】 
【メンバー】
【 天 候 】
【 ルート 】
※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
返信する
skywalk
記事: 509
登録日時: 2011年3月07日(月) 21:33

【鈴鹿】紅葉狩の締めは神懸で決まり

投稿記事 by skywalk »

【 日 付 】2022年11月18日(金)
【 山 域 】鈴鹿 
【メンバー】単独
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】鳥居道P>倍上谷右岸尾根>神懸>ハライド>旧三岳寺>旧三岳寺参道>鳥居道P

11月も下旬になると山の稜線や中腹の紅葉は落葉して寂しくなってくる。貪欲な私はそれでも最後の輝きを求めて紅葉が残る特異スポットを目指す。
 11月18日(金)鳥居道Pから神懸とハライドに登った。8時16分、鳥居道Pを出発。今が見頃の山の神や希望荘の紅葉を眺めながら東海自然歩道を歩き分岐するところから舗装林道の方を進む。
昨年は倍上谷を遡って神懸を目指したが、今回は手っ取早く倍上谷右岸尾根から神懸に直登した。紅葉谷を渡ったところから尾根に取り付くと林業作業小屋があって植林の尾根が続いていた。
暫く登ると岩場が出てきたのでその右側を登った。尾根には特段障害となるところもなく登って行けた。右側にはハライドから続くコブ尾根が一段高く見え、左には割谷の頭から続く割谷右岸尾根が見えている。そしてそれらを繋ぐ県境稜線が神懸をぐるりと取り囲んでいる。この自然条件が紅葉の特異スポットを作り出しているようだ。
そして神懸の手前まで来るとお待ちかねの紅葉が出てきた。
PB182683.JPG
赤、黄、緑のコラボが錦秋の色合いを演出している。
PB182684.JPG
神懸自体は樹林に覆われたコバで展望は良くない。
紅葉を愛でつつ倍上谷のコルまで下る。ハライドへの登路も昨年は一旦鳥井戸本谷に下ってから谷沿いに登り返したが、今回は吊り尾根からコブ尾根に向かう。吊り尾根には古いテープや踏み跡もあって歩きやすい。
傾斜が緩んだところを進むと一般道のコブ尾根に出た。一般道と言いても歩いているのは相当物好きな人だけだろう。
ハライドが近づいても半月前のような紅葉は残っていなかった。
10時45分、ハライドに到着。見るものもないので一休みしたら腰越峠に下った。
PB182694.JPG
腰越谷から見上げる斜面も今は彩りなく冬の訪れを待っているようだ。
峠を過ぎてすぐのところに三岳寺跡に向かう分岐があるのでそちらに進む。このルートは地図では単なるトラバース道のように見えるが、なかなかのアップダウンもあり複雑なところだ。
まず崩壊した鳥井戸谷の源流部を渡るため急斜面を下る。
大きく下って崩壊谷を渡った後は登り返して小尾根を越えると今度は割谷の源流部を渡る。上り下りは必要ないが、標識がなかったら迷いそうなところだ。
PB182698.JPG
PB182698.JPG (83.95 KiB) 閲覧された回数 261 回
踏み跡をどんどん辿るとヤシオ尾根の分岐まで来た。ここまで来れば大丈夫。
11時53分、三岳寺の鐘撞堂跡まで来た。ここでランチにした。いつもはおにぎりとバーガーだけの簡単な食事だが、今回はバーナーを持ってきたので湯を沸かしミニカップ麺と一緒に食べた。
少しゆったりした食事を済ますと旧三岳寺参道を下った。三岳寺の石階段の反対側の小谷には、もう踏み跡も見当たらず適当に下るだけだ。
割れ谷に出会ったら小谷の上で谷を渡る。そして左岸道を進んでいく。
ルートは廃道化していても昔の丁仏だけは残っている。
PB182712.JPG
PB182712.JPG (82.32 KiB) 閲覧された回数 261 回
廃道化したわりに新しい標識が付けられたのは意味不明だが、導にはなる。
二ノ坂も一ノ坂も苔むしたガレ谷で下りにくい。旧三岳寺に行きたいなら御在所裏道で藤内小屋を経由したほうがいいだろう。
一ノ坂を下りきると鳥井戸本谷に出た。
左岸道を歩いていき二つ目の炭焼窯で河原に降りてゴーロを歩いていく。
途中にある末広滝をチョット巻き降りると堰堤が見えてくる。
堰堤の右側に工事用道路がついているので下って行くと鳥井戸キャンプ場に着いた。
スカイラインを少し歩けば鳥居道Pに戻った。(13:40)
今日は狙い通り最後の紅葉を見納めることができた。登りは谷歩きを避け尾根だけだったので楽だったが、三岳寺参道の下りは久しぶりでゴーロ歩きが膝に堪えた。
アバター
山日和
記事: 3573
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【鈴鹿】紅葉狩の締めは神懸で決まり

投稿記事 by 山日和 »

skywalkさん、こんばんは。

11月も下旬になると山の稜線や中腹の紅葉は落葉して寂しくなってくる。貪欲な私はそれでも最後の輝きを求めて紅葉が残る特異スポットを目指す。

12月に入っても低いところでは紅葉を楽しめますからねえ。
どうせ登るならきれいな方がいいから、気持ちはわかります。 :D

 8時16分、鳥居道Pを出発。今が見頃の山の神や希望荘の紅葉を眺めながら東海自然歩道を歩き分岐するところから舗装林道の方を進む。

ここを歩いて仏谷に入ったのはいつのことだったか・・・
最初は間違えて倍上谷へ入ってしまいました。 :oops:

昨年は倍上谷を遡って神懸を目指したが、今回は手っ取早く倍上谷右岸尾根から神懸に直登した。紅葉谷を渡ったところから尾根に取り付くと林業作業小屋があって植林の尾根が続いていた。

このあたりもどこでも歩けますね。

右側にはハライドから続くコブ尾根が一段高く見え、左には割谷の頭から続く割谷右岸尾根が見えている。そしてそれらを繋ぐ県境稜線が神懸をぐるりと取り囲んでいる。この自然条件が紅葉の特異スポットを作り出しているようだ。
そして神懸の手前まで来るとお待ちかねの紅葉が出てきた。


へえー、この辺が紅葉の特異スポットなんですか。 :o

今回は吊り尾根からコブ尾根に向かう。吊り尾根には古いテープや踏み跡もあって歩きやすい。
傾斜が緩んだところを進むと一般道のコブ尾根に出た。一般道と言いても歩いているのは相当物好きな人だけだろう。


地味な周回ルートを組む以外はあまり使い道のないコースなんでしょうかね。

ハライドに到着。見るものもないので一休みしたら腰越峠に下った。

少し前、ここで遭難死した人がいたみたいですね。トイレに行って転落したとかいう話です。 :oops:

腰越谷から見上げる斜面も今は彩りなく冬の訪れを待っているようだ。

腰越谷の道はわりと好きな道だったんですが、今は通行禁止ですね。
こちらは崩壊のため危険で通行禁止なのは理解できますが、御在所本谷が遭難が多いので通行禁止というのはなんだかなあです。

峠を過ぎてすぐのところに三岳寺跡に向かう分岐があるのでそちらに進む。このルートは地図では単なるトラバース道のように見えるが、なかなかのアップダウンもあり複雑なところだ。

一度歩いてるはずですが、まったく記憶に残ってませんわ。 :mrgreen:

三岳寺の鐘撞堂跡まで来た。ここでランチにした。いつもはおにぎりとバーガーだけの簡単な食事だが、今回はバーナーを持ってきたので湯を沸かしミニカップ麺と一緒に食べた。

珍しいですね。ここはランチには暗くないですか?この季節ならそうでもないか。

少しゆったりした食事を済ますと旧三岳寺参道を下った。三岳寺の石階段の反対側の小谷には、もう踏み跡も見当たらず適当に下るだけだ。
割れ谷に出会ったら小谷の上で谷を渡る。そして左岸道を進んでいく。
ルートは廃道化していても昔の丁仏だけは残っている。


私は尾根を進んで「界」と刻まれた大岩を通ってから割谷へ下りたような。記憶が曖昧です。

スカイラインを少し歩けば鳥居道Pに戻った。(13:40)

昔、このパーキングで会いませんでした?
skywalkさんの車があったような・・・・記憶が霧の中です。 :lol:

               山日和
skywalk
記事: 509
登録日時: 2011年3月07日(月) 21:33

Re: 【鈴鹿】紅葉狩の締めは神懸で決まり

投稿記事 by skywalk »

山日和さん、こんばんは。
12月に入っても低いところでは紅葉を楽しめますからねえ。
どうせ登るならきれいな方がいいから、気持ちはわかります。 :D

春の花見、秋の紅葉時期は山歩きをしていても気持ち良い季節で何もなくてもいいくらいですが、山も輝いているとなれば行かない手はありません。

ここを歩いて仏谷に入ったのはいつのことだったか・・・
最初は間違えて倍上谷へ入ってしまいました。 :oops:

仏谷には入ったことありませんが、随分等高線が詰まっていてきつそうです。

このあたりもどこでも歩けますね。
作業小屋は壊れて使えない状態でしたが、昔は色いろ人の手が入っていたのでしょうね。

へえー、この辺が紅葉の特異スポットなんですか。
標高が680mと低いこともありますが、周りを高い尾根や稜線に囲まれて強い風は吹かず、朝夕の気温差も大きくて紅葉を得られる条件が整っているようです。

地味な周回ルートを組む以外はあまり使い道のないコースなんでしょうかね。
コブ尾根を歩いてハライドへ行こうという人は相当な物好きというか、人嫌いというか・・

少し前、ここで遭難死した人がいたみたいですね。トイレに行って転落したとかいう話です。 :oops:
へぇ~以外に厳しいところもありますからね。用を足すにも気を付けなくちゃ。

腰越谷の道はわりと好きな道だったんですが、今は通行禁止ですね。
こちらは崩壊のため危険で通行禁止なのは理解できますが、御在所本谷が遭難が多いので通行禁止というのはなんだかなあです。

腰越谷道は使ったことがないのですが、崩壊する前に行っとけばよかった。
本谷は通行禁止になったのですか。冬の氷瀑見物が出来なくなって困ります。

一度歩いてるはずですが、まったく記憶に残ってませんわ。 :mrgreen:
2008年の豪雨で井戸谷の源流が崩壊したようなのですが、それ以降は物好きな人も歩いていないように思います。

珍しいですね。ここはランチには暗くないですか?この季節ならそうでもないか。
ハライドに早く着いてしまったので時間の都合で鐘撞堂まで行ってしまいました。

私は尾根を進んで「界」と刻まれた大岩を通ってから割谷へ下りたような。記憶が曖昧です。
割れ谷の頭にある界石ですね。東尾根を少し下ってから途中のルンぜから割れ谷に下りることもできます。そちらの方が楽かもしれません。

昔、このパーキングで会いませんでした?
skywalkさんの車があったような・・・・記憶が霧の中です。

直接お会いはしませんでしたが、隣に止めた私のワゴンを覚えておいででした。お互い反対周りで周回したはずですが、すれ違った覚えがないんですよね。何もかも忘却の彼方です。
宮指路
記事: 1008
登録日時: 2011年2月27日(日) 21:13

Re: 【鈴鹿】紅葉狩の締めは神懸で決まり

投稿記事 by 宮指路 »

skywalkさん、こんにちは
11月も下旬になると山の稜線や中腹の紅葉は落葉して寂しくなってくる。貪欲な私はそれでも最後の輝きを求めて紅葉が残る特異スポットを目指す。
 11月18日(金)鳥居道Pから神懸とハライドに登った。8時16分、鳥居道Pを出発。今が見頃の山の神や希望荘の紅葉を眺めながら東海自然歩道を歩き分岐するところから舗装林道の方を進む。
ニアミスでしたね。実はこの翌日に同じようなコースを辿っていました。神懸からは昨年貴殿が歩いたコースです。
昨年は倍上谷を遡って神懸を目指したが、今回は手っ取早く倍上谷右岸尾根から神懸に直登した。紅葉谷を渡ったところから尾根に取り付くと林業作業小屋があって植林の尾根が続いていた。
倍上滝まで行ってみたことがありますが、私では巻くのはちょっと無理かなと思いました。
暫く登ると岩場が出てきたのでその右側を登った。尾根には特段障害となるところもなく登って行けた。
このルートは登山道ではないので初心者にはキツイでしょう
右側にはハライドから続くコブ尾根が一段高く見え、左には割谷の頭から続く割谷右岸尾根が見えている。そしてそれらを繋ぐ県境稜線が神懸をぐるりと取り囲んでいる。この自然条件が紅葉の特異スポットを作り出しているようだ。
そして神懸の手前まで来るとお待ちかねの紅葉が出てきた。
期待通りの紅葉でした。
PB182684.JPG
神懸自体は樹林に覆われたコバで展望は良くない。
紅葉を愛でつつ倍上谷のコルまで下る。ハライドへの登路も昨年は一旦鳥井戸本谷に下ってから谷沿いに登り返したが、今回は吊り尾根からコブ尾根に向かう。吊り尾根には古いテープや踏み跡もあって歩きやすい。
私も一瞬このコースの方が早いと思いましたが、初心貫徹で鳥居井谷右岸尾根を下りました。尾根の末端が分かれていましたが、一番なだらかな斜面を下りたらちょうど神懸のコルに向かう谷の分岐に出ました。
傾斜が緩んだところを進むと一般道のコブ尾根に出た。一般道と言いても歩いているのは相当物好きな人だけだろう。
ハライドが近づいても半月前のような紅葉は残っていなかった。
私もコブ尾根の紅葉を期待しましたが残念でした。
峠を過ぎてすぐのところに三岳寺跡に向かう分岐があるのでそちらに進む。このルートは地図では単なるトラバース道のように見えるが、なかなかのアップダウンもあり複雑なところだ。
まず崩壊した鳥井戸谷の源流部を渡るため急斜面を下る。
ここを下るのはちょっと躊躇してしまいます。私は逆に登ったのですが、知らなければ通り過ぎてしまうような場所です。
大きく下って崩壊谷を渡った後は登り返して小尾根を越えると今度は割谷の源流部を渡る。上り下りは必要ないが、標識がなかったら迷いそうなところだ。
昨年、国見尾根~岳不動~割谷の頭~ハライドを歩きましたが結構時間が掛かりました。
11時53分、三岳寺の鐘撞堂跡まで来た。ここでランチにした。いつもはおにぎりとバーガーだけの簡単な食事だが、今回はバーナーを持ってきたので湯を沸かしミニカップ麺と一緒に食べた。
秋になると温かいものが美味しいですね。私は山専ボトルを持参します。
少しゆったりした食事を済ますと旧三岳寺参道を下った。三岳寺の石階段の反対側の小谷には、もう踏み跡も見当たらず適当に下るだけだ。
割れ谷に出会ったら小谷の上で谷を渡る。そして左岸道を進んでいく。
ルートは廃道化していても昔の丁仏だけは残っている。
PB182712.JPG
廃道化したわりに新しい標識が付けられたのは意味不明だが、導にはなる。
きっと一部のマニアックな方が付けられたのでしょう
二ノ坂も一ノ坂も苔むしたガレ谷で下りにくい。旧三岳寺に行きたいなら御在所裏道で藤内小屋を経由したほうがいいだろう。
ここは2回通過しましたが、最初に行った時は尾根に上がってしまいました。
スカイラインを少し歩けば鳥居道Pに戻った。(13:40)
今日は狙い通り最後の紅葉を見納めることができた。登りは谷歩きを避け尾根だけだったので楽だったが、三岳寺参道の下りは久しぶりでゴーロ歩きが膝に堪えた。

鳥居道Pを起点に紅葉ルートを回るとなるとヤブ道になるのは致し方ありませんね。


                                 宮指路
skywalk
記事: 509
登録日時: 2011年3月07日(月) 21:33

Re: 【鈴鹿】紅葉狩の締めは神懸で決まり

投稿記事 by skywalk »

宮指路さん、こんにちは。
ニアミスでしたね。実はこの翌日に同じようなコースを辿っていました。神懸からは昨年貴殿が歩いたコースです。
おやおや、そうでしたか。時期的にはいい選択ですね。

倍上滝まで行ってみたことがありますが、私では巻くのはちょっと無理かなと思いました。
倍上滝は右岸から巻くのはきついですが、左岸なら何とか巻けます。

このルートは登山道ではないので初心者にはキツイでしょう
それほどきついところはありません、宮指路さんなら楽勝です。

期待通りの紅葉でした。
正しく神がかりな神霊スポットでしょう。

私も一瞬このコースの方が早いと思いましたが、初心貫徹で鳥居井谷右岸尾根を下りました。尾根の末端が分かれていましたが、一番なだらかな斜面を下りたらちょうど神懸のコルに向かう谷の分岐に出ました。
ご苦労様です。膝ガクガクしませんでしたか。

私もコブ尾根の紅葉を期待しましたが残念でした。
さすがに全部望むのは無理でしょう。

ここを下るのはちょっと躊躇してしまいます。私は逆に登ったのですが、知らなければ通り過ぎてしまうような場所です。
豪雨災害で井戸谷源流が崩壊した後、無理やり繋げて登山道を復活させたところですからまさかと思うようなところを通してありますね。

昨年、国見尾根~岳不動~割谷の頭~ハライドを歩きましたが結構時間が掛かりました。
思いもよらないところを歩かされますからね。

秋になると温かいものが美味しいですね。私は山専ボトルを持参します。
山専だと保温力もいいでしょうね。私は普通の保温水筒に紅茶を入れています。

きっと一部のマニアックな方が付けられたのでしょう
そうでしょうね。

ここは2回通過しましたが、最初に行った時は尾根に上がってしまいました。
私も尾根に上がってしまったことがあります。そこにもテープが巻いてあったのでびっくりしましたが。

鳥居道Pを起点に紅葉ルートを回るとなるとヤブ道になるのは致し方ありませんね。
ブログのほうにも書きましたが、割れ谷の頭から東尾根を下るのがエスケープルートになります。
ゴロゴロ谷歩きお疲れ様でした。
返信する