【鈴鹿・沢登り】シニアトリオで行く焼合谷(釈迦ケ岳)

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シュークリーム
記事: 2060
登録日時: 2012年2月26日(日) 17:35
お住まい: 三重県津市

【鈴鹿・沢登り】シニアトリオで行く焼合谷(釈迦ケ岳)

投稿記事 by シュークリーム »

美しい滝が次々と
美しい滝が次々と
【 日 付 】2022年7月7日(木)
【メンバー】K氏,N氏,シュークリーム
【 天 候 】晴れ
【 ルート】尾高山登山者用駐車場 7:42 --- 7:59 魚止滝 --- 9:19 女郎滝 --- 11:30 石原谷分岐 11:50 --- 13:10 釈迦ケ岳東尾根登山道(標高1000m)--- 13:31 釈迦ケ岳 13:44 --- 尾高山 16:04 --- 16:40 駐車地

ボルダリングを初めて今年で3年目になる。週3回ほどのペースで自宅から車で10分ほどのボルダリングジムに通っている。ボルダリングを始める前は年相応に胸や腕の筋肉がたるんで,これも歳のせいとほぼあきらめていた。ボルダリングを初めてからは不思議なほど筋肉が蘇り,腕から背筋に至る筋肉が盛り上がってきた。

ジムのメンバーは20代から40代くらいの若者が大半だが,まれに60歳を超えるシニア世代も混じっている。そんなシニア世代の気心の合うメンバーでグループを作り,冬山や沢登り,クライミングなどを楽しんでいる。K氏はジムの最古参で,私のボルダリングの師匠でもある。N氏は昨年から来始めたが,滋賀のリード店でリードクライミングもやっており,クライミングから山登り,沢登りなど幅広く活動している。

先週は私のわがままを聞いてもらって室生の滝めぐりをしてきたのだが,今回は少しまともな沢登りを楽しんでもらおうと鈴鹿の焼合谷に行くことにした。焼合谷は釈迦ケ岳東面の谷で,花崗岩質の明るい谷である。大滝こそないものの,全ての滝を直登することができ,気持ちのいい谷である。これまで2回遡行しているが,いずれも梅雨時期の水量の多い時期を狙っており,文字通りシャワークライミングを楽しむことができた。今回も台風通過後の増水を狙った沢行である。

尾高キャンプ場受付手前の登山者用駐車場に車を止め,林道を歩いて行く。魚止滝の看板のあるところから沢に入る。最初の魚止滝は3mと5mの2段滝である。花崗岩でフリクションがいいので,快適に直登できる。お二人ともクライマーなので,滝登りは大好物である。一挙にテンションアップである。水量は思ったほど多くはない。
魚止滝
魚止滝
美しいエメラルドグリーンの淵と滝
美しいエメラルドグリーンの淵と滝
シニア隊
シニア隊
大きな堰堤を越えた後,スリット堰堤から本格的に入渓する。5m未満の小滝が連続する。すべて水に浸かり,滝芯をボルダリングチックなムーブで越えていく。水は美しく,花崗岩でできた谷は明るい。これでテンションが上がらなければうそだろう。しばらく行くと女郎滝7m。当然これも直登である。滝の間は花崗岩の岩盤でできたナメがつなぐ。ここを歩くのも楽しい。
女郎滝
女郎滝
女郎滝を登るシニア隊
女郎滝を登るシニア隊
チョックストーン滝
チョックストーン滝
標高が上がるにつれて傾斜が増し,周囲はゴルジュとなる。谷の明るさは減じたものの小滝は連続している。標高760mの石原谷分岐で昼食休憩。参考にしたヤマレコのレポでは左俣の石原谷に入ったようだが,上部に等高線の混み合った場所があり,やめたほうがよさそう。そのまま本谷を進む。「鈴鹿の山と谷」によると,本谷である右俣はここから丸山谷と呼ばれているようだ。標高830m付近で谷はまた二俣に分かれる。右俣はゴルジュ内にチョックストーン滝があり,登れそうにない。

左俣に進み,5mほどの滝を登りかけるが,ぬめっていていやらしい。残置ハーケンがあったので,ロープを出し,これを支点にして登り,後続を引き上げる。この谷でロープを出したのはここだけだった。
唯一ロープを出した滝
唯一ロープを出した滝
あとはひたすらがれた急斜面を登ると,標高1000mあたりで釈迦ケ岳東尾根登山道に出た。あと100m弱で頂上なので,釈迦ケ岳に挨拶しておこう。急斜面を登り,15分ほどで頂上着。あとは東尾根を下り,尾高山を経由して駐車地に戻った。

焼合谷は相変わらず,明るく,楽しい谷だった。大きな滝はないが,すべての滝が直登できるので,水に浸かって攻めると楽しく遡行することができる。K氏もN氏も楽しんでくれたようだった。ただ,行程が長いので,シニア世代には体力的にギリギリだったような気が・・・
                         @シュークリーム@
skywalk
記事: 509
登録日時: 2011年3月07日(月) 21:33

Re: 【鈴鹿・沢登り】シニアトリオで行く焼合谷(釈迦ケ岳)

投稿記事 by skywalk »

シュークリームさん、こんにちは。
ヤケゴ谷は今年も行ってみようとおもってますが、8日に同じ釈迦ヶ岳の流れ谷に行きました。こちらも最近定番にしていて毎年のように行っています。期待を裏切らず今年も楽しめました。

K氏はジムの最古参で,私のボルダリングの師匠でもある。N氏は昨年から来始めたが,滋賀のリード店でリードクライミングもやっており,クライミングから山登り,沢登りなど幅広く活動している。
どなたも逞しいスーパーシニアの面々ですね。シューさんも筋肉モリモリでまだまだ活躍しそうですね。

これまで2回遡行しているが,いずれも梅雨時期の水量の多い時期を狙っており,文字通りシャワークライミングを楽しむことができた。今回も台風通過後の増水を狙った沢行である。
私はウルトラフェザー級のせいか水量が多いと水圧に押されて負けてしまうので苦手です。

大きなチョックストーン乗せた滝のところは昨年8月にダメ元でチャレンジしたら落口に詰まった石に手が届いて何とかクリアでき冥土の土産になりました。手は届いたものの狭い落口に体が挟まって突破するのに5分くらいかかりました。ジムの皆さんは華麗なムーブでクリアしたのでしょうか。

あとはひたすらがれた急斜面を登ると,標高1000mあたりで釈迦ケ岳東尾根登山道に出た。
ヤケゴ谷は最後がどう登ってもきついですね。去年私は変な痩せ尾根を登って白毫に出てしまいました。スーパーシニアの皆さんも
さすがにきつかったかもしれませんね。お疲れ様でした。
シュークリーム
記事: 2060
登録日時: 2012年2月26日(日) 17:35
お住まい: 三重県津市

Re: 【鈴鹿・沢登り】シニアトリオで行く焼合谷(釈迦ケ岳)

投稿記事 by シュークリーム »

skywalkさん,おはようございます。

ヤケゴ谷は今年も行ってみようとおもってますが、8日に同じ釈迦ヶ岳の流れ谷に行きました。こちらも最近定番にしていて毎年のように行っています。期待を裏切らず今年も楽しめました。

そうですか。花崗岩なので快適に登れますよね。焼合谷よりも滝が多いし。私もそのうち行ってみます。

どなたも逞しいスーパーシニアの面々ですね。シューさんも筋肉モリモリでまだまだ活躍しそうですね。

山登りは下半身のみですが,ボルダリングは上半身の筋肉が鍛えられます。skywalkさんにもぴったりだと思いますので,やってみてはどうですか?

私はウルトラフェザー級のせいか水量が多いと水圧に押されて負けてしまうので苦手です。

私も一箇所水圧に負けそうになりました。なんとか登りましたけど。

大きなチョックストーン乗せた滝のところは昨年8月にダメ元でチャレンジしたら落口に詰まった石に手が届いて何とかクリアでき冥土の土産になりました。手は届いたものの狭い落口に体が挟まって突破するのに5分くらいかかりました。ジムの皆さんは華麗なムーブでクリアしたのでしょうか。

写真の岩間滝を登ったのかどうか記憶にありません。もしかしたら巻いたかも?

ヤケゴ谷は最後がどう登ってもきついですね。去年私は変な痩せ尾根を登って白毫に出てしまいました。スーパーシニアの皆さんも
さすがにきつかったかもしれませんね。お疲れ様でした。


昔はこれくらいの谷は平気で登っていたんですが,今回は疲れました。年々スタミナがなくなっていくのがわかります。やっぱシニア組はさっと登ってさっと下山するのがいいのかもね。
                         @シュークリーム@
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山日和
記事: 3573
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【鈴鹿・沢登り】シニアトリオで行く焼合谷(釈迦ケ岳)

投稿記事 by 山日和 »

シュークリさん、こんにちは。

先週は私のわがままを聞いてもらって室生の滝めぐりをしてきたのだが,今回は少しまともな沢登りを楽しんでもらおうと鈴鹿の焼合谷に行くことにした。焼合谷は釈迦ケ岳東面の谷で,花崗岩質の明るい谷である。大滝こそないものの,全ての滝を直登することができ,気持ちのいい谷である。これまで2回遡行しているが,いずれも梅雨時期の水量の多い時期を狙っており,文字通りシャワークライミングを楽しむことができた。今回も台風通過後の増水を狙った沢行である。

焼合谷は私も大好きな谷で、これまで6回訪れています。鈴鹿では元越谷の次に多いかな。 :D
実は先週の土曜日、ここへ行くつもりが天気予報がイマイチで、元越谷に変更したのでした。

大きな堰堤を越えた後,スリット堰堤から本格的に入渓する。5m未満の小滝が連続する。すべて水に浸かり,滝芯をボルダリングチックなムーブで越えていく。水は美しく,花崗岩でできた谷は明るい。これでテンションが上がらなければうそだろう。しばらく行くと女郎滝7m。当然これも直登である。滝の間は花崗岩の岩盤でできたナメがつなぐ。ここを歩くのも楽しい。

この谷の魅力は何と言っても花崗岩の明るさに尽きますね。ヒルを気にしなければ実に楽しい谷です。

標高が上がるにつれて傾斜が増し,周囲はゴルジュとなる。谷の明るさは減じたものの小滝は連続している。

上部はやや暗くなりますね。私は上の方で天気が悪くなってくることが多かったので、なおさらです。
源頭の樹林帯で雨を避けながらランチした記憶も2回ぐらいあるかな。 :mrgreen:

標高830m付近で谷はまた二俣に分かれる。右俣はゴルジュ内にチョックストーン滝があり,登れそうにない。

ここは谷が直角に左折して、一見直進方向のチョックストーン滝が本流に見えるところですね。
2008年にやぶこぎで焼合谷本流論争が巻き起こりました。
私とハリマオさん、ふ~さんや西山さん(小屋番さん)を巻き込んで、侃々諤々のツリーが立ったのもいい思い出です。
過去ログをご覧あれ。 :lol:

あとはひたすらがれた急斜面を登ると,標高1000mあたりで釈迦ケ岳東尾根登山道に出た。

最後はしんどいですが、スッキリ登れていいツメだと思います。
私は正規の縦走路にしか出たことないですが。 :mrgreen:

あと100m弱で頂上なので,釈迦ケ岳に挨拶しておこう。急斜面を登り,15分ほどで頂上着。あとは東尾根を下り,尾高山を経由して駐車地に戻った。

下山は東尾根と自他ヶ峰経由と選べるのもいいですね。 :D

                   山日和
シュークリーム
記事: 2060
登録日時: 2012年2月26日(日) 17:35
お住まい: 三重県津市

Re: 【鈴鹿・沢登り】シニアトリオで行く焼合谷(釈迦ケ岳)

投稿記事 by シュークリーム »

山日和さん,おはようございます。律儀に毎週山に行ってますね。レポ楽しみにしています。

焼合谷は私も大好きな谷で、これまで6回訪れています。鈴鹿では元越谷の次に多いかな。 :D
実は先週の土曜日、ここへ行くつもりが天気予報がイマイチで、元越谷に変更したのでした。


6回も行ってますか。明るくて良い谷ですよね。単独でもそんなに危なくないし。

この谷の魅力は何と言っても花崗岩の明るさに尽きますね。ヒルを気にしなければ実に楽しい谷です。

はい,明るさがこの谷の魅力ですね。ヒルはNさんが1回献血しましたが,あとの二人は被害なしでした。私はヒル毒が体に蔓延しているらしく,最近はヒルの方から寄ってきません :mrgreen:

上部はやや暗くなりますね。私は上の方で天気が悪くなってくることが多かったので、なおさらです。
源頭の樹林帯で雨を避けながらランチした記憶も2回ぐらいあるかな。 :mrgreen:


この谷は増水時の方が面白いので,梅雨時を狙っているのかな?

ここは谷が直角に左折して、一見直進方向のチョックストーン滝が本流に見えるところですね。
2008年にやぶこぎで焼合谷本流論争が巻き起こりました。
私とハリマオさん、ふ~さんや西山さん(小屋番さん)を巻き込んで、侃々諤々のツリーが立ったのもいい思い出です。
過去ログをご覧あれ。 :lol:


どちらも水流は急に細まりますよね。そういう議論で盛り上がるのも皆さんがまだ若かった証拠ですね。

最後はしんどいですが、スッキリ登れていいツメだと思います。
私は正規の縦走路にしか出たことないですが。 :mrgreen:


あら,そうでしたか。右側にすぐ東尾根の稜線が見えるのでついそっちに引かれてしまいます。

下山は東尾根と自他ヶ峰経由と選べるのもいいですね。 :D

自他ヶ峰経由の方が登り返しがなくて楽だろうか?

                   
                         @シュークリーム@
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