【台高南部】大杉谷源流 西谷沢遊び
Posted: 2022年7月03日(日) 12:52
【山行日】2022年6月30日(木)
【山域】大台ヶ原 大杉谷源流西谷
【天候】晴れ
【メンバー】タイラ、アオバ*ト
【ルート】大台ヶ原駐車場7:25、川上辻7:40、枝谷下降点9:40、本流出合10:25、土倉滝12:25、巨木の森14:50、川上辻16:40、駐車場17:00
ここのところ、大台ヶ原にとりつかれている私たち。
今日も川上辻から古道に入ります。(ここは原則通行禁止です。安易に入るのは良くないかもです。)
土倉古道、崩壊激しいですが、この道と道から見下ろす西谷の美しさに心を奪われました。
古道を歩くだけでなく、こんどは西谷に入ってみたいと思いました。
この谷は沢登りできないのだろうかと調べてみたら、色々記録ありました。
西谷橋から日出ヶ岳へ上がっている人たちがほとんどで、上部に大滝のけっこうきびしい巻きがある模様。
私たちは初めてだし今日は下見、いちばん短い安心橋のところに上がって来るコース取りにしようと決めてスタート。
今日は平日。タイラさんはたまたま休み。
うだるような暑さ続き、水量も少ないことが見込まれ、初心者の私には絶好の沢日和。
めったに取らない有給休暇取りました。
最初の橋の手前で邪魔をしていた倒木の枝がなんと切られているではありませんか。
前回、前々回と、この橋の下を巻くのがとても怖かったのですが、ラッキー、今日は橋を渡れます。
すぐに次の安心橋にやって来て、下を見下ろしますが、何だか倒木だらけで急です。これは無理っぽい。
やっぱり川上辻まで遡るしかないのか。長いなぁ。帰って来れるかなぁ。
大台辻に出る前の緩い枝谷から降りて行きます。傾斜緩くて簡単に西谷本流に下れるだろうと思っていましたが、
以外と歩きにくくて時間かかります。やっぱり沢です。当たり前だけど。大台辻から古道で降りて来た方が良かったかも。 枝谷途中でこんなお茶碗発見、作業小屋あったのかな。
西谷本流とこの枝谷との出合いはすてきです。 テント適地。でもテント張ったらいけないところなのかな。
しばらくは難しいところもなく進んで行きますが、ヌメっているところが多い。
この谷はラバーソールは疲れます。
みんながよく写真を撮ってるちょっと深いところに来ました。すごくキレイだけど、超冷たい! もともとあまり泳げないのでどうしようかと思っていましたが、
やっぱり冷たすぎてますます泳げない。戻ってカッパを来て端っこをへつるように通過します。
下界はうだるような暑さだと言うのに。
まもなく土倉滝。二筋の片方の流れが細い。今日は水量が少ないことがわかります。 右岸が楽に巻けると書いてありましたが、タイラさんが左岸を登ろうと言います。左岸にはロープがぶら下がっています。 見た目左岸に惹かれます。美しい。淵も左岸寄りが透明で浅くて美しい。
確保してもらって、だましだましぶら下がっているロープつかんで、何とか登れました。 川上辻へ上がる場合は、土倉滝を越えたら難しいところはないと書いてあったと思うのですが、
この後も私にはけっこう難儀でした。
安心橋へ上がる右俣と別れ、・1189で日出ヶ岳へ上がる左俣と別れ、もう楽勝だと思ったら、
すぐ次の二股の先に滝があるではないですか。それも2段になってて奥行きがかなり深い。すぐ近くでは巻けそうにありません。
どうしよう。落ち着くよう自分に言い聞かせて地形図見ます。右岸の尾根が緩い。これ登って滝を越えたら谷に復帰しよう。
少し戻ったらピンクのテープがありました。この先このテープが要所要所にあり、助けられました。
無事、谷に復帰。谷は伏流となり、何だか、今までと雰囲気が変わって、すごい巨木の森です。
サワグルミとかミズナラとか、あと何だろ、シオジかな。トチノキはなくて。ブナはあったかな。
とにかくすごい巨木の森でした。そしてなんと森の深いことか。 延々と苔むした緑の大きな岩を乗り越えます。本当にすごく美しい森なのですが、
あまりに深すぎて、広大過ぎて、神聖過ぎて、果たしてこの森から帰ることができるのか不安になるほどでした。
自販機のある大台ヶ原の駐車場がちょっと恋しかったです。
川上辻へ上がるには、最後何度もジオグラフィカをチェックします。
等高線がすごく混んでて、実際の地形がどうなってるのかとても不安でした。流れが再び出てきてやっぱり滝がありました。
でも巻きルートにはトラロープもあり、ここもなんとかなりました。
白っぽい空と川上辻の笹原が見えて来て、嬉しさがこみ上げます。 沢登りして遊んだことも、巨木の森に出会えたこともすばらしかったですが、
あまりにもドンピシャで川上辻の道標のところに上がって来れたことにいちばん感激したかもです。
アオバ*ト
【山域】大台ヶ原 大杉谷源流西谷
【天候】晴れ
【メンバー】タイラ、アオバ*ト
【ルート】大台ヶ原駐車場7:25、川上辻7:40、枝谷下降点9:40、本流出合10:25、土倉滝12:25、巨木の森14:50、川上辻16:40、駐車場17:00
ここのところ、大台ヶ原にとりつかれている私たち。
今日も川上辻から古道に入ります。(ここは原則通行禁止です。安易に入るのは良くないかもです。)
土倉古道、崩壊激しいですが、この道と道から見下ろす西谷の美しさに心を奪われました。
古道を歩くだけでなく、こんどは西谷に入ってみたいと思いました。
この谷は沢登りできないのだろうかと調べてみたら、色々記録ありました。
西谷橋から日出ヶ岳へ上がっている人たちがほとんどで、上部に大滝のけっこうきびしい巻きがある模様。
私たちは初めてだし今日は下見、いちばん短い安心橋のところに上がって来るコース取りにしようと決めてスタート。
今日は平日。タイラさんはたまたま休み。
うだるような暑さ続き、水量も少ないことが見込まれ、初心者の私には絶好の沢日和。
めったに取らない有給休暇取りました。
最初の橋の手前で邪魔をしていた倒木の枝がなんと切られているではありませんか。
前回、前々回と、この橋の下を巻くのがとても怖かったのですが、ラッキー、今日は橋を渡れます。
すぐに次の安心橋にやって来て、下を見下ろしますが、何だか倒木だらけで急です。これは無理っぽい。
やっぱり川上辻まで遡るしかないのか。長いなぁ。帰って来れるかなぁ。
大台辻に出る前の緩い枝谷から降りて行きます。傾斜緩くて簡単に西谷本流に下れるだろうと思っていましたが、
以外と歩きにくくて時間かかります。やっぱり沢です。当たり前だけど。大台辻から古道で降りて来た方が良かったかも。 枝谷途中でこんなお茶碗発見、作業小屋あったのかな。
西谷本流とこの枝谷との出合いはすてきです。 テント適地。でもテント張ったらいけないところなのかな。
しばらくは難しいところもなく進んで行きますが、ヌメっているところが多い。
この谷はラバーソールは疲れます。
みんながよく写真を撮ってるちょっと深いところに来ました。すごくキレイだけど、超冷たい! もともとあまり泳げないのでどうしようかと思っていましたが、
やっぱり冷たすぎてますます泳げない。戻ってカッパを来て端っこをへつるように通過します。
下界はうだるような暑さだと言うのに。
まもなく土倉滝。二筋の片方の流れが細い。今日は水量が少ないことがわかります。 右岸が楽に巻けると書いてありましたが、タイラさんが左岸を登ろうと言います。左岸にはロープがぶら下がっています。 見た目左岸に惹かれます。美しい。淵も左岸寄りが透明で浅くて美しい。
確保してもらって、だましだましぶら下がっているロープつかんで、何とか登れました。 川上辻へ上がる場合は、土倉滝を越えたら難しいところはないと書いてあったと思うのですが、
この後も私にはけっこう難儀でした。
安心橋へ上がる右俣と別れ、・1189で日出ヶ岳へ上がる左俣と別れ、もう楽勝だと思ったら、
すぐ次の二股の先に滝があるではないですか。それも2段になってて奥行きがかなり深い。すぐ近くでは巻けそうにありません。
どうしよう。落ち着くよう自分に言い聞かせて地形図見ます。右岸の尾根が緩い。これ登って滝を越えたら谷に復帰しよう。
少し戻ったらピンクのテープがありました。この先このテープが要所要所にあり、助けられました。
無事、谷に復帰。谷は伏流となり、何だか、今までと雰囲気が変わって、すごい巨木の森です。
サワグルミとかミズナラとか、あと何だろ、シオジかな。トチノキはなくて。ブナはあったかな。
とにかくすごい巨木の森でした。そしてなんと森の深いことか。 延々と苔むした緑の大きな岩を乗り越えます。本当にすごく美しい森なのですが、
あまりに深すぎて、広大過ぎて、神聖過ぎて、果たしてこの森から帰ることができるのか不安になるほどでした。
自販機のある大台ヶ原の駐車場がちょっと恋しかったです。
川上辻へ上がるには、最後何度もジオグラフィカをチェックします。
等高線がすごく混んでて、実際の地形がどうなってるのかとても不安でした。流れが再び出てきてやっぱり滝がありました。
でも巻きルートにはトラロープもあり、ここもなんとかなりました。
白っぽい空と川上辻の笹原が見えて来て、嬉しさがこみ上げます。 沢登りして遊んだことも、巨木の森に出会えたこともすばらしかったですが、
あまりにもドンピシャで川上辻の道標のところに上がって来れたことにいちばん感激したかもです。
アオバ*ト