【若狭】20220504新緑の小栗山・桜谷山
Posted: 2022年5月07日(土) 23:12
例年、GWはアケボノツツジを追いかける季節なのだが、
今年のアケボノツツジは花付きが悪いように感じる。
グ「ドコに行きましょうか?」
ナ「小栗・桜谷に付き合ってもらえませんか」
【 日 付 】 令和4年5月4日(祝)
【 山 域 】 若狭
【 天 候 】 快晴
【 ルート】 池河内7:25---10:50小栗山12:00---13:25桜谷山---16:10駐車地
【メンバー】 ナズナさん グー
近年のグーはその季節を一番感じられる山を歩いている。
つまりいつもの時季にいつもの山。マンネリそのもの。
一方、ナズナさんはまだ歩いたことのないルートに惹かれるらしい。
GW期間中のグーの行先は、シャッポ尾根・野江股の頭・古ヶ丸山が定番だ。
しかし、今年のアケボノツツジは裏年のようだ。
10年に一度の爆咲きを知っているだけに貧弱な咲きを見たくない。
ナズナさんの「歩いてみたいルート」に付き合うことにした。
池河内の集落先の新しい墓地横に通行止めのコーンが置いてある。
さて困った。ドコに転戦しようか。
ナ「大滝川出合の駐車地まで1km。15分ほどだから歩きましょう」
通行止めの原因の倒木は切られ、車の通行に支障はなくなっていた。
ナ「行政の完工検査が終わっていないからの通行止め継続かな?」
落合橋を過ぎ、松尾口橋を渡った所に取り付きのテープ。
しかし見上げると嵓が立ち、四駆の激登りを強いられる急登。
グ「こんな所を登りたくない。次の橋の手前の尾根の方が緩やか」
次の奥山橋手前の尾根先は林道に削られ5mほどの崖になっている。
炭窯跡まで戻り斜面を登る。ほんの2・3分で尾根芯に乗った。
尾根芯には杣道が切り開かれていて両足だけで登って行ける。
ナ「グーさんの読み通り歩きやすいルートですね」
尾根が消え、広い斜面になるとカシの落ち葉で滑る滑る。
右上に赤いツツジの花が見えた。
ナ「見に行きましょう」
グ「体力温存。無事下山したいから行きません」
ナズナさん一人で見に行ってもらう。
・557に登り着いた。
グ「核心の山登りはこれで終わりですね。ここからはハイキング」
小浜湾を眺め、小栗と桜谷の間から頭を出しているのは百里か。
小栗山でシートを広げてランチです。
今日もナズナさんの手料理に舌鼓。
暑くなる予報だったが風が爽やか、快適です。
ただ、この快適な季節はグーの花粉症の季節なのです。
今日がグー花粉症の初日になったようだ。
ポケットティッシュ2包みを使い切ってもまだ垂れてくる。
手ぬぐいを手にぶら下げての山行になった。
ブナがだんだん増えてきた。新緑が美しい。
シャッターを押すが日差しが強すぎる。
白飛び、もしくは黒つぶれ。
グ「雲が日差しを遮って欲しい」
ナ「今日は無理です。雲一つありません」
遅咲きのタムシバを見て桜谷山。運動会が開けそうな広場だ。
ここらあたりはオフ会場適地が多いと感じた。
桜谷山で滋賀県境を歩いている人に出合った。
大津から反時計回りで県境を歩いているそうだ。
「300km歩きました。残りは100kmほどです」
「ひざを痛めないように頑張ってください」
桜谷山北東尾根を下る。
始めはブナ林の魅力ある尾根だったがユズリハのヤブになった。
足元には踏み跡がはっきりとあるのだが、右左からの倒れ込みがひどい。
グ「台高だったらノコギリを出すのだけど・・・」
そんな状態が標高差100mほど続いた。うんざり。
ユズリハのヤブ漕ぎを抜けホッとする。
ナ「尾根最後までヤブだったらどうしようと思った」
・463手前の岩の上にはアガリコ状のケヤキがいくつもあった。
かなり大きい。主幹が折れアガリコ状になってから相当の年数が経っている。
何本もまとまってあるのも神聖な場所のようで不思議な気がした。
Co270の分岐。左尾根は細く倒木があり、右尾根は広い。
「右の尾根だね」と話していたが、左尾根にテープが見えた。
(家に帰ってから山日和さんは右尾根を下りたレポを読んだ)
すぐ下に林道があるのだが急斜面で足場がおぼつかない。
尾根の末端まで行ってやっと林道に着地ができた。
下りて見るとそこに桜谷山登り口のテープがあった。
山日和さんは「登りに使うのも十分ありだ」と書かれているが、
今回グーは取り付きから・557まで標高差430mを嫌々登ったのに
桜谷山まで標高差670mの一気登りなんて勘弁願いたい。
これでナズナさんの地形図にまた新たな踏破線が引かれた。
なかなか魅力的な山域でした。ナズナさん、ありがとうございました。
グー(伊勢山上住人)
今年のアケボノツツジは花付きが悪いように感じる。
グ「ドコに行きましょうか?」
ナ「小栗・桜谷に付き合ってもらえませんか」
【 日 付 】 令和4年5月4日(祝)
【 山 域 】 若狭
【 天 候 】 快晴
【 ルート】 池河内7:25---10:50小栗山12:00---13:25桜谷山---16:10駐車地
【メンバー】 ナズナさん グー
近年のグーはその季節を一番感じられる山を歩いている。
つまりいつもの時季にいつもの山。マンネリそのもの。
一方、ナズナさんはまだ歩いたことのないルートに惹かれるらしい。
GW期間中のグーの行先は、シャッポ尾根・野江股の頭・古ヶ丸山が定番だ。
しかし、今年のアケボノツツジは裏年のようだ。
10年に一度の爆咲きを知っているだけに貧弱な咲きを見たくない。
ナズナさんの「歩いてみたいルート」に付き合うことにした。
池河内の集落先の新しい墓地横に通行止めのコーンが置いてある。
さて困った。ドコに転戦しようか。
ナ「大滝川出合の駐車地まで1km。15分ほどだから歩きましょう」
通行止めの原因の倒木は切られ、車の通行に支障はなくなっていた。
ナ「行政の完工検査が終わっていないからの通行止め継続かな?」
落合橋を過ぎ、松尾口橋を渡った所に取り付きのテープ。
しかし見上げると嵓が立ち、四駆の激登りを強いられる急登。
グ「こんな所を登りたくない。次の橋の手前の尾根の方が緩やか」
次の奥山橋手前の尾根先は林道に削られ5mほどの崖になっている。
炭窯跡まで戻り斜面を登る。ほんの2・3分で尾根芯に乗った。
尾根芯には杣道が切り開かれていて両足だけで登って行ける。
ナ「グーさんの読み通り歩きやすいルートですね」
尾根が消え、広い斜面になるとカシの落ち葉で滑る滑る。
右上に赤いツツジの花が見えた。
ナ「見に行きましょう」
グ「体力温存。無事下山したいから行きません」
ナズナさん一人で見に行ってもらう。
・557に登り着いた。
グ「核心の山登りはこれで終わりですね。ここからはハイキング」
小浜湾を眺め、小栗と桜谷の間から頭を出しているのは百里か。
小栗山でシートを広げてランチです。
今日もナズナさんの手料理に舌鼓。
暑くなる予報だったが風が爽やか、快適です。
ただ、この快適な季節はグーの花粉症の季節なのです。
今日がグー花粉症の初日になったようだ。
ポケットティッシュ2包みを使い切ってもまだ垂れてくる。
手ぬぐいを手にぶら下げての山行になった。
ブナがだんだん増えてきた。新緑が美しい。
シャッターを押すが日差しが強すぎる。
白飛び、もしくは黒つぶれ。
グ「雲が日差しを遮って欲しい」
ナ「今日は無理です。雲一つありません」
遅咲きのタムシバを見て桜谷山。運動会が開けそうな広場だ。
ここらあたりはオフ会場適地が多いと感じた。
桜谷山で滋賀県境を歩いている人に出合った。
大津から反時計回りで県境を歩いているそうだ。
「300km歩きました。残りは100kmほどです」
「ひざを痛めないように頑張ってください」
桜谷山北東尾根を下る。
始めはブナ林の魅力ある尾根だったがユズリハのヤブになった。
足元には踏み跡がはっきりとあるのだが、右左からの倒れ込みがひどい。
グ「台高だったらノコギリを出すのだけど・・・」
そんな状態が標高差100mほど続いた。うんざり。
ユズリハのヤブ漕ぎを抜けホッとする。
ナ「尾根最後までヤブだったらどうしようと思った」
・463手前の岩の上にはアガリコ状のケヤキがいくつもあった。
かなり大きい。主幹が折れアガリコ状になってから相当の年数が経っている。
何本もまとまってあるのも神聖な場所のようで不思議な気がした。
Co270の分岐。左尾根は細く倒木があり、右尾根は広い。
「右の尾根だね」と話していたが、左尾根にテープが見えた。
(家に帰ってから山日和さんは右尾根を下りたレポを読んだ)
すぐ下に林道があるのだが急斜面で足場がおぼつかない。
尾根の末端まで行ってやっと林道に着地ができた。
下りて見るとそこに桜谷山登り口のテープがあった。
山日和さんは「登りに使うのも十分ありだ」と書かれているが、
今回グーは取り付きから・557まで標高差430mを嫌々登ったのに
桜谷山まで標高差670mの一気登りなんて勘弁願いたい。
これでナズナさんの地形図にまた新たな踏破線が引かれた。
なかなか魅力的な山域でした。ナズナさん、ありがとうございました。
グー(伊勢山上住人)