【鈴鹿】ぐずぐずのイブネは遠い
Posted: 2022年3月14日(月) 18:56
【日 付】2022年3月12日(土)
【山 域】鈴鹿
【コース】朝明駐車地7:23---9:57小峠---11:35イブネ---12:07クラシ---14:09神崎川渡渉点---15:23朝明駐車地
【メンバー】単独
春の足音が近づき気温も15度を超すようになってきた。朝明をすぎいつもの砂防学習棟の駐車場に停めようとすると除雪の雪溜めに使われていたようでアスファルトの残骸が積もり使えない。先にあるヘアピンカーブの駐車場に停めた。登山口から雪があり根の平峠に向かう。峠からは上部がガスにおおわれたイブネ台地が正面に見える。峠でスノーシューをつけガスが取れるのを期待しながら上水晶方面へ雪原を歩く。
上水晶谷を越え神崎川の渡渉点に下る。雪をかぶった岩と飛び石をつないで濡れずに渡れたが、ここ数日の陽気で水量は多めだ。小峠への谷はV字に浸食され苦労すると思いきや雪が程よく谷を埋め尽くし、普通の登山道のような感じで楽に上れた。
気温が高いので沈み込みは大きめながらも高昌鉱山の分岐をすぎ上っていく。やせた岩尾根にかわりスノーシューでは登れなくなったので、ツボ足で進む。沈み込みが大きい程度ならいいのだが、日の当たる尾根のためか岩の斜面まで抜けていく。おまけに今年の鈴鹿は雪が多い。とにかく雪がまったくあてにならない。ストックも片づけて、木に足をかけ木と岩で体を持ち上げて進む。雪山でモンキークライムをするとは思ってもみなかった。
高昌山が左手に見えてくると尾根も広がりスノーシューがつけられた。ただ、その先のイブネのガスは取れていない。ここからイブネまでは距離がありそうに思えたがすぐだった。北端に着くとkitayamawalkeさんのオレンジのプレートがガスをまとったクラシを背に映えている。イブネ・チョウシがガスの中に見え隠れしている。雨乞岳方面は東雨乞の斜面がわかる程度だ。
クラシに向かうとイブネの北斜面の苔が顔を出している。この1週間で雪がとけた感じだ。クラシには、再びkitayamawalkeさんのオレンジのプレートがあり、昨年の5月に設置したようだ。イブネ台地のガスは相変わらずで、御在所や東雨乞が見えたり見えなかったりといった感じで、晴れる気配はない。風を避けて木の下で昼食を取った。
下りはP900に続く北東尾根を使う。最初に来た頃は、クラシ谷に向けてのテープに悩まされながら尾根を下った覚えがある。クラシ谷に向けてのテープは撤去され、以前来た時には無かった白テープが増え間違いようがない。ぐずぐず雪も下りなので問題ない。途中でクラシ北尾根のクラジャンがきれいに見えた。朝登った小峠からのやせ尾根より下りのルートとしてはこちらの方が安全だろう。P900付近には見覚えのあるブナが尾根筋に何本かあらわれる。P900を過ぎ尾根が二股に分かれ、ここから南東尾根を下る。白テープに導かれて進むが、最後は古い赤テープどうりに進むと尾根の末端に軟着陸する。
クラシ谷を下り神崎川左岸道に合流するが、あまり歩かれていない。トレースもはっきりせず、スノーシューでは厳しい所があったのでここだけツボ足で通過した。タケ谷への渡渉点に着いた。水量が多く濡れずに渡渉するのは難しい。しかたがないので、靴を脱いではだしで渡渉した。さすがに冷たく足の感覚も無くなった。雪原で、靴下をはき靴をつけると暖かくすぐに足の感覚が戻ってきた。
タケ谷道からはクラシがきれいに見える。ようやくガスも消えたようだ。
【山 域】鈴鹿
【コース】朝明駐車地7:23---9:57小峠---11:35イブネ---12:07クラシ---14:09神崎川渡渉点---15:23朝明駐車地
【メンバー】単独
春の足音が近づき気温も15度を超すようになってきた。朝明をすぎいつもの砂防学習棟の駐車場に停めようとすると除雪の雪溜めに使われていたようでアスファルトの残骸が積もり使えない。先にあるヘアピンカーブの駐車場に停めた。登山口から雪があり根の平峠に向かう。峠からは上部がガスにおおわれたイブネ台地が正面に見える。峠でスノーシューをつけガスが取れるのを期待しながら上水晶方面へ雪原を歩く。
上水晶谷を越え神崎川の渡渉点に下る。雪をかぶった岩と飛び石をつないで濡れずに渡れたが、ここ数日の陽気で水量は多めだ。小峠への谷はV字に浸食され苦労すると思いきや雪が程よく谷を埋め尽くし、普通の登山道のような感じで楽に上れた。
気温が高いので沈み込みは大きめながらも高昌鉱山の分岐をすぎ上っていく。やせた岩尾根にかわりスノーシューでは登れなくなったので、ツボ足で進む。沈み込みが大きい程度ならいいのだが、日の当たる尾根のためか岩の斜面まで抜けていく。おまけに今年の鈴鹿は雪が多い。とにかく雪がまったくあてにならない。ストックも片づけて、木に足をかけ木と岩で体を持ち上げて進む。雪山でモンキークライムをするとは思ってもみなかった。
高昌山が左手に見えてくると尾根も広がりスノーシューがつけられた。ただ、その先のイブネのガスは取れていない。ここからイブネまでは距離がありそうに思えたがすぐだった。北端に着くとkitayamawalkeさんのオレンジのプレートがガスをまとったクラシを背に映えている。イブネ・チョウシがガスの中に見え隠れしている。雨乞岳方面は東雨乞の斜面がわかる程度だ。
クラシに向かうとイブネの北斜面の苔が顔を出している。この1週間で雪がとけた感じだ。クラシには、再びkitayamawalkeさんのオレンジのプレートがあり、昨年の5月に設置したようだ。イブネ台地のガスは相変わらずで、御在所や東雨乞が見えたり見えなかったりといった感じで、晴れる気配はない。風を避けて木の下で昼食を取った。
下りはP900に続く北東尾根を使う。最初に来た頃は、クラシ谷に向けてのテープに悩まされながら尾根を下った覚えがある。クラシ谷に向けてのテープは撤去され、以前来た時には無かった白テープが増え間違いようがない。ぐずぐず雪も下りなので問題ない。途中でクラシ北尾根のクラジャンがきれいに見えた。朝登った小峠からのやせ尾根より下りのルートとしてはこちらの方が安全だろう。P900付近には見覚えのあるブナが尾根筋に何本かあらわれる。P900を過ぎ尾根が二股に分かれ、ここから南東尾根を下る。白テープに導かれて進むが、最後は古い赤テープどうりに進むと尾根の末端に軟着陸する。
クラシ谷を下り神崎川左岸道に合流するが、あまり歩かれていない。トレースもはっきりせず、スノーシューでは厳しい所があったのでここだけツボ足で通過した。タケ谷への渡渉点に着いた。水量が多く濡れずに渡渉するのは難しい。しかたがないので、靴を脱いではだしで渡渉した。さすがに冷たく足の感覚も無くなった。雪原で、靴下をはき靴をつけると暖かくすぐに足の感覚が戻ってきた。
タケ谷道からはクラシがきれいに見える。ようやくガスも消えたようだ。