【若狭】初登りはノロ尾から大日 ブナのゴールデンルート
Posted: 2022年1月11日(火) 22:20
【 日 付 】2022年1月10日
【 山 域 】若狭
【メンバー】単独
【 天 候 】晴れのち曇り
【 ルート 】松屋0740ー1120ノロ尾の高ー1310三重獄分岐ー1330ランチ1430ー大日往復ー1520イヤ谷左岸尾根分岐ー1540 P595ー1610林道ー1720駐車地
今年の初登りはノロ尾から大日までのブナのゴールデンコースをチョイス。
初めて積雪期のノロ尾を歩いたのは8年前の3月。その時は雪が少なく薮とズボズボの雪質で苦労したが、今回は取り付きから雪はたっぷり。
神社裏からの急登は雪はしっかり締まっており順調に高度を上げる。まもなくP597に到着。
自然林が広がる気持ちいい台地だ。このあたりから雪はパウダーになり空を飛ぶようなフワフワ感。
鞍部からまた急登が始まると、ノロ尾の主が目の前に。
5年前、立小屋谷を遡行した時に寄り道して以来の再会だ。
この尾根は主以外も子分のブナがずらっと並んでおり目を楽しませてくれる。
P812に差し掛かると後ろには庄部谷山から芦谷山が広がっている。クマタカの求愛の声が深山の雰囲気を醸し出している。
しかし数年後には目の前の山に巨大な風車が林立することになる。双眼鏡で庄部谷山をみると調査用の鉄塔が2つ確認できた。
嶺南に残された貴重なブナ林を伐採してまで建設する必要があるのだろうか。
部外者にはこのクマタカが風車に当たって落鳥しないことを祈るのみだ。
ここから傾斜は緩やかになり、ブナに囲まれたノロ尾の高に到着。マザーツリーに挨拶して先に進む。
ここで松屋から先行しているスキーヤーに出会った。なんと千葉から来られたとのこと!
兵庫県から来たと言うとよく福井の人に驚かれるが、千葉とは驚きを通して呆れられるかも笑
昨日までに大山と氷ノ山を滑り、明日は伊吹山に行く予定らしい。
そのラインナップになんで大御影山が入っているのだろうと疑問を投げかけると、なんとガイド本に掲載されているらしい。
その男性と別れ、ショートカットして大御影山の山頂を踏む。ここからは西へ近江坂を下りる。
まだまだ素晴らしいブナ林はまだまだ続く。個人的にここで一番好きなブナはハゲノ谷源頭に並ぶ巨ブナだ。
鞍部からは登り返し。さすがに疲れてきたが、この半年で数回しか山に登ってないにしては調子は悪くない。
三重獄分岐を過ぎると本日のハイライト、大日尾根の巨ブナ林だ。
ただ、どんより曇ってきて美しさは半減。まあ予報よりは晴れがもったのでよしとしよう。
イヤ谷左岸尾根の分岐で遅いランチ。風があり寒いので熱燗をつける。
そのお湯でスガキヤの赤から鍋を作るあいだ、ちびちび飲む。
身体が温まってきた。鍋ができあがったらプレモル香るエールにシフト。
ブナに囲まれ美味い酒と飯を食べる至福の時。食後は散歩がてら大日手前まで往復した。いつ来ても素晴らしいブナの原生林だ。
ランチ場まで戻ってイヤ谷左岸尾根を降りる。この尾根もいいブナ林が続いてる。雪に埋まった谷の源頭も美しい。
P595から北東に方向を変える。懸念していたシャクナゲジャングルは雪に埋もれていてサクサク下山。
末端で妙芽谷とは反対の斜面をトラバースして林道にソフトランディング。
ブナはもう満腹。あとは温泉とビールで〆れば完璧だ。
と思ったら、突然両足の付け根に激痛が走った。痛くて足があまり上がらない。
何度も通っている林道なので不安は無かったが、駐車地に着くころにはどっぷりと暮れていた。
わしたか
【 山 域 】若狭
【メンバー】単独
【 天 候 】晴れのち曇り
【 ルート 】松屋0740ー1120ノロ尾の高ー1310三重獄分岐ー1330ランチ1430ー大日往復ー1520イヤ谷左岸尾根分岐ー1540 P595ー1610林道ー1720駐車地
今年の初登りはノロ尾から大日までのブナのゴールデンコースをチョイス。
初めて積雪期のノロ尾を歩いたのは8年前の3月。その時は雪が少なく薮とズボズボの雪質で苦労したが、今回は取り付きから雪はたっぷり。
神社裏からの急登は雪はしっかり締まっており順調に高度を上げる。まもなくP597に到着。
自然林が広がる気持ちいい台地だ。このあたりから雪はパウダーになり空を飛ぶようなフワフワ感。
鞍部からまた急登が始まると、ノロ尾の主が目の前に。
5年前、立小屋谷を遡行した時に寄り道して以来の再会だ。
この尾根は主以外も子分のブナがずらっと並んでおり目を楽しませてくれる。
P812に差し掛かると後ろには庄部谷山から芦谷山が広がっている。クマタカの求愛の声が深山の雰囲気を醸し出している。
しかし数年後には目の前の山に巨大な風車が林立することになる。双眼鏡で庄部谷山をみると調査用の鉄塔が2つ確認できた。
嶺南に残された貴重なブナ林を伐採してまで建設する必要があるのだろうか。
部外者にはこのクマタカが風車に当たって落鳥しないことを祈るのみだ。
ここから傾斜は緩やかになり、ブナに囲まれたノロ尾の高に到着。マザーツリーに挨拶して先に進む。
ここで松屋から先行しているスキーヤーに出会った。なんと千葉から来られたとのこと!
兵庫県から来たと言うとよく福井の人に驚かれるが、千葉とは驚きを通して呆れられるかも笑
昨日までに大山と氷ノ山を滑り、明日は伊吹山に行く予定らしい。
そのラインナップになんで大御影山が入っているのだろうと疑問を投げかけると、なんとガイド本に掲載されているらしい。
その男性と別れ、ショートカットして大御影山の山頂を踏む。ここからは西へ近江坂を下りる。
まだまだ素晴らしいブナ林はまだまだ続く。個人的にここで一番好きなブナはハゲノ谷源頭に並ぶ巨ブナだ。
鞍部からは登り返し。さすがに疲れてきたが、この半年で数回しか山に登ってないにしては調子は悪くない。
三重獄分岐を過ぎると本日のハイライト、大日尾根の巨ブナ林だ。
ただ、どんより曇ってきて美しさは半減。まあ予報よりは晴れがもったのでよしとしよう。
イヤ谷左岸尾根の分岐で遅いランチ。風があり寒いので熱燗をつける。
そのお湯でスガキヤの赤から鍋を作るあいだ、ちびちび飲む。
身体が温まってきた。鍋ができあがったらプレモル香るエールにシフト。
ブナに囲まれ美味い酒と飯を食べる至福の時。食後は散歩がてら大日手前まで往復した。いつ来ても素晴らしいブナの原生林だ。
ランチ場まで戻ってイヤ谷左岸尾根を降りる。この尾根もいいブナ林が続いてる。雪に埋まった谷の源頭も美しい。
P595から北東に方向を変える。懸念していたシャクナゲジャングルは雪に埋もれていてサクサク下山。
末端で妙芽谷とは反対の斜面をトラバースして林道にソフトランディング。
ブナはもう満腹。あとは温泉とビールで〆れば完璧だ。
と思ったら、突然両足の付け根に激痛が走った。痛くて足があまり上がらない。
何度も通っている林道なので不安は無かったが、駐車地に着くころにはどっぷりと暮れていた。
わしたか