【大峰】予定通りの雪山になった大峰を横断:山上ヶ岳から大普賢岳へ

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yamaneko0922
記事: 539
登録日時: 2018年11月20日(火) 06:39
お住まい: 京都市左京区

【大峰】予定通りの雪山になった大峰を横断:山上ヶ岳から大普賢岳へ

投稿記事 by yamaneko0922 »

【 日 付 】2021年11月28日(日曜日)
【 山 域 】大峰
【メンバー】山猫単独
【 天 候 】快晴
【 ルート 】洞川温泉バス停9:17〜9:38母公堂〜9:52大峯大橋〜11:18西の覗岩〜11:31日本岩〜11:39山上ヶ岳11:43〜12:09小笹ノ宿〜13:32大普賢岳13:42〜14:41和佐又のコル〜15:34和佐又口

久しぶりに愛用の冬靴を箱から取り出す日が来た。早速にも履いてみると靴の重さを感じるが、その安定感が心強い。前日は京都の大文字山を歩きながら氷雨に降られることになったのだが、夜半にも雨は降り続いている。この雨は北からの寒波によるものであることを確信していた。関西の多くの山ではおそらく初冠雪となり、高い山では霧氷がみられるだろう。

真っ先に思い浮かんだのが、長いこと計画のまま温めてしまった山上ヶ岳と大普賢岳にかけての縦走だ。奈良交通のバスが洞川温泉に到着するのが9:17分、下山は一日一本のゆうゆうバスが和佐又口を通過するのが15:59分なので、猶予は約6時間40分のタイム・トライアルとなる。この洞川温泉への朝のバスが運行されるのは今年は今日が最後だ。

下市口からのバスには8時11分に到着する近鉄特急に乗れば間に合うのだが、朝早くに目が覚めたこともあり8時過ぎに到着する各駅停車に乗ることが出来る。車内には登山客の姿が目につくが、そのほとんどが下市口で下車したようだ。

すぐにも奈良交通のバス停に行列が出来る。バスが到着すると行列の後方の方は座れない方もおられる。バスの運転手と奈良交通の人との会話によると、昨日は18人であり、今朝は昨日よりもかなり人が多いとのことであった。昨日は悪天だったと思うので当然と思われるが、昨日の乗客は果たして山に向かったのか気になるところだ。

バスに乗られない方登山スタイルの方達もおられるので、どうされるのかなと思っていると、montbellのロゴの描かれた大型のバンが到着し、次々とそのバスに乗り込んで行かれる。montbell主催の登山ツアーなのだろう。女性限定ということはないのであろうが、ほとんどが女性のようだった。

昨年の初秋に稲村ヶ岳から山上ヶ岳に周回すべくこのバスに乗った時は登山者はほとんどおらず、多くはみたらい渓谷に行くハイカーであった。その時もハイカーのほとんどが女性であったことを思い出す。

洞川温泉でバスを降りると、さすがに空気が冷たい。両手に手袋を嵌めるとまずは登山口までの車道歩きだ。温泉街の入口にある鮎の塩焼きを売る店ではガス・バーナーで炭に火をつけていた。おそらく営業は今日までだろう。

温泉街を抜けて道が東に向きを転じると谷の奥では朝陽に煌めく白銀の稜線が目に入る。大天井山のあたりだろう。かなり標高の低いところから霧氷がついているようだ。道路周辺に車には薄く雪が積もっている。昨日はこのあたりでも雪が降ったのだろう。


母公堂に差し掛かると駐車場の車の数が稲村ヶ岳に登っておられる登山者の多さを物語っている。気がつくと、すぐ30mから50mほど後ろをついてくる男性がおられる。珍しい赤毛の持ち主であり、バス停で私のすぐ前に並んでおられた外国人の長身の男性だ。登山道に入っても男性との距離はほとんど変わらない。それなりのハイ・スピードで登っているつもりではあったが楽々とついて来るようだ。

標高が1300mを越えたあたりでは登山道はほぼ完全に薄雪に覆われるようになる。お助け水は水は涸れていた。標高1400mあたりで、左手から奥駈道の縦走路の尾根が近づいて来ると、あたりの樹々には早くも霧氷が現れる始める。

奥駈道の尾根と合流するところが洞辻茶屋であるが、ここで初めて一息いれると後ろの男性も休憩される。出身をお伺いするとオーストラリアだった。英語で「お国でもよく登山をされるのですか?」(英語には敬語はないのだが)と尋ねると、「日本にいる時の方がよく山に登ってます」と流暢な日本語で返ってきた。

洞辻茶屋を後にするといよいよ朝陽に煌めく霧氷の中を登ってゆくことになる。尾根の展望地から望む稲村ヶ岳への尾根にもしっかりと霧氷がついているようだ。
霧氷の参道.JPG

西の覗岩に向かうと後ろの赤毛の男性も私の後をついて寄り道される。左手には稲村ヶ岳、眼下に洞川温泉温泉、そして彼方には金剛山、葛城山に至るまでの大展望が広がる。男性は「これはやばい」と感嘆される。男性にこの日本語を教えたのは間違いなく若者だろう。
西の覗岩.JPG
山上の宿坊群の間は通らずにまずは日本岩に向かう。前回、初秋にここを訪れた時にはガスで何も見えなかったのだが、その鬱憤を晴らすような好展望が広がる。
日本岩.JPG

山頂部の広々とした笹原を辿ると疎らに生える樹々と山頂一帯の叢林が見える。日本岩を訪れたのは山頂にかけてのこの笹原を辿りたかったからだが、山頂の叢林の中から先ほどのオーストラリア人の男性が現れる。
山上ヶ岳.JPG

「今日はこれからどこに向かうのですか?」と(もちろん日本語で)聞くと「決めていません、でも帰りのバスの時間があるから」「それなら稲村ヶ岳に向かうのがいいでしょう、そのスピードだったらバスの時間の心配はいらないでしょう」とお伝えする。それから日本岩の展望地のことも教えて差し上げると目を輝かせて喜んで下さる。

男性とお別れして山頂の沸出岩を拝みに参上する。展望の全くない場所ではあるが、岩の左手には慎ましやかに一等三角点の大きな柱石が雪をかぶっている。時間は11時40分。想定の範囲内の時間であり、このまま先に進むことにする。

山頂から大峰山寺に降りて、大普賢岳の方に向かおうとすると長髪でやはり大柄な外国人が現れる。「大普賢岳からですか?」と聞くと「いや違う、説明が難しい・・・川があって小屋があるところ」やはり流暢な日本語が返ってくる。「小笹の宿の小屋ですね」「そう、それそれ」・・・なかなかマニアックなところまで足を伸ばされる方がいるものだ。

山上ヶ岳の東側からは大きく展望が広がり、緩やかに波打つ尾根には延々と霧氷の樹林が広がっており、その彼方で頭を突き出した大普賢岳が見える。
大普賢岳を望んで.JPG

いよいよ大普賢岳への縦走路へと足を踏み出す。しばらくはアップダウンの少ない快適な尾根が続く。午後に入ると霧氷は落下するものと思っていたが、落下の気配が感じられない。ほとんど風がないからだろうか。

途中の小ピーク、地蔵岳のあたりでは立ち枯れの樹々の間が目立ち、樹々の間からは左手に台高の山々が見える。

右下から沢音が聞こえて来ると朱色の小さなお堂のある小笹の宿に到着する。お堂の手前は壮麗な岩壁となっており、その下には役行者の像がある。

小笹の宿の小屋の入口の扉は外れているが、泊まる分には問題はないのだろう。小屋のあたりまでは二、三人分の足跡があったが、ここから先には一人分の足跡しかない。明らかに足跡は先に進んでいるので先ほどの外国人はここまで来て引き返したということか。

しばらくは広々とした二重山稜の間を進む。相変わらず美しい霧氷の樹林が続く。
霧氷.JPG

阿弥陀ヶ森ではピークを右に巻いてゆく。女人結界門を出ると柏木方面への分岐があり、足跡は柏木の方向へ進んでいた。ここから先、大普賢方面へは完全に足跡がないということだ。

ミシミシという新雪を踏みしめる音を聞きながら、久しぶりにノートレースの雪の上を歩く悦びに浸る。積雪は5cmほどであり、靴が沈み込むことはない。尾根とは思えぬほどしばらくは広々とした緩斜面が続き、ブナやモミの高木の疎林を歩くのは快適だ。

鞍部にかけての下降が始まると正面には聳え立つようなピークが現れる。ピークの奥に見えているのが大普賢岳だろう。鞍部からは急登を覚悟したが尾根の右手を巻き気味に登ってゆく道はそれほどの急登ではない。

大普賢岳の手前の鞍部からは笹原の広がるブナ林を少し右手に逸れると目の前には大きく白銀に輝く山頂が視界に入る。霧氷はさほど落下せずに残っていてくれたようだ。
大普賢岳.JPG

あとはわずかにひと登りで山頂だ。和佐又方面との分岐からは再び数人分のトレースが現れる。

山頂からはほぼ360度に近い大展望が広がり、東に広がる広大な大台ケ原から視線を右手に移すと重畳たる南紀の山並みの彼方には太平洋の蒼い海が広がっている。大峰の山上から太平洋を見たことはなかったが、彼方の望洋と広がる太平洋の蒼い光を目にする喜びは格別だ。
太平洋.JPG

時間は13時半過ぎ、ここもほぼ予定通りだ。ここまで大きな休憩をとって来なかったので、ようやく行動食でランチをとる。山頂の樹々はほとんど霧氷を落としていないようだ。空にはほとんど雲のない青空が広がり、まさに快晴無風の好天だ。

山頂を後にするといよいよ下山の途につく。東側斜面に入るので途端に霧氷は見られなくなる。急下降が続き、鉄梯子が連続する。凍結が心配ではあったが、チェーンアイゼンを必要とするような箇所はない。鉄梯子や鉄の網が張られた橋が現れるのでチェーンアイゼンを装着するのはむしろ危険に思われた。

薄く雪を被った岩場は危険なので足場を確認しながら慎重に下降する。直線距離は短いがここは時間を要するところである。鋭峰の小普賢岳に左側から巻きながら登り返す。巻道からピークにまだ上がるのはわずかな距離ではあるが、今日は余計なことはやめておこう。小普賢岳からも鉄梯子が次々と現れ、まだまだ急下降が連続する。

日本岳へのコルから南斜面に降って、笙の窟に至るとようやく急下降は一段落し、しばらくは緩やかな南斜面のトラバースとなり、大きな岩壁の下には次々と岩窟が現れる。

やがて先ほどまでの峻険な岩場の下降が信じられないような広くなだらかな尾根となり、尾根上にはブナの大樹が次々と現れる。前方に男性一人と三人の女性からなるパーティーが歩いている姿が見える。いずれもトレッキング・ポールではなく木の錫杖をもち、腰には動物の毛皮をぶら下げておられる。

和佐又山の手前のコルからは左下の斜面に降りるとすぐにキャンプ場の舗装路が現れる。舗装路は早速にも凍結している。ここからは和佐又口まで延々と舗装路を辿る方法と沢沿いの登山道を辿る方法が考えられるが、躊躇なく後者を選択する。

おそらくこのルートは歩く人は少ないのだろう。踏み跡は薄く、堆積した落葉のせいで不明瞭な箇所も多いが、樹にペンキでつけられた赤丸印がルートを

谷には大きな苔むした岩が多く見られるがよくよく見るとほとんどが石灰岩だ。谷を下るにつれ右岸の斜面から勢いよく水が湧き出している箇所がある。

先ほどの小笹の宿で汲んだ水には口をつけていなかったが、新たにペットボトルの水を入れ替える。水場を過ぎると谷には急に水が流れるようになるが、渡渉をすることなく延々と右岸の植林の中を歩く。最後は舗装路と合流すると10分ほどの歩きで和佐又口のバス停に到着する。バスが通過する時間まではまだ20分以上の余裕があった。

周囲には何もない奥深い谷間ではあったが、意外にもAUのアンテナは全て立っている。まずは家内に無事の下山の報告をする。すぐにも先ほどのパーティーが2台の車で通りががかる。後の車の女性が「バスはまだまだですか?」と声をかけて下さる。「あと15分ほどです」と申し上げると「それなら大丈夫ですね」と車で去っていかれる。

今度は軽自動車が一台降りてきたかと思うと若い男性が「大普賢岳まで登りたいと思うんですけど・・・山のことを教えてくれませんか?」と車から降りて来られる。登山を初めてまだ一年らしい。既に雪があるので、これからの時期は初心者には難しいことを説明すると残念そうではあったが、靴のことを始め登山のことを色々と聞かれる。お答えしているうちにバスの時間が近づいたので、若者は礼を行って去って行ったが、お陰でこちらもバス待ちの時間が退屈しなかったというものだ。

予定よりわずかに1、2分ほど遅れてゆうゆうバスが到着する。車内には三人ほどの乗客がおられた。ここからは大和上市の駅まで1時間半の長旅となる。川沿いでは色鮮やかに紅葉した楓が散見する。山影なので色褪せて見えるが日中であれば紅葉が綺麗だろう。

途中の杉の湯ホテルでトイレ休憩を兼ねて数分間、停車するのだがバス停はトイレのある道の駅からかなり離れている。道の駅の前では露店が既に店じまいをしているところであったが、手作りの蒟蒻と袋いっぱいに詰められたシメジを入手する。他の人と「今年は最後やね」という会話が聞こえてくる。ここでも最後の営業日だったのだろう。

霧氷に絶好の好展望に恵まれた山行であったが、それだけに留まらない大きな充足感を感じるのは、一つにはこのゆうゆうバスに間に合わなければならないという緊張感もあったと思われるが、同時に長いこと胸中で温めた山行計画を今年のラスト・チャンスに実現することが出来たという達成感のためのようにも思われた。

気がつくとバスの車窓に夕暮れの空が大きく広がり、大和上市の駅に近づいたようだ。吉野川が西の空の残照を綺麗に反映していた。
山猫 🐾
biwaco
記事: 1422
登録日時: 2011年2月22日(火) 16:56
お住まい: 滋賀県近江八幡市

Re: 【大峰】予定通りの雪山になった大峰を横断:山上ヶ岳から大普賢岳へ

投稿記事 by biwaco »

yamaneko先生、こんにちは。またまた、顔だしました。なぜかといえば、貴殿が気を引かせるようなタイトルを付けるからですよ。(^_-)
雪の「大普賢岳」。いつだったかなあ?と記録を見ると、09年の2月でした。今の私にはとても再訪できない山。振り返ってなつかしむだけです。
P2010060.jpg
【 ルート 】洞川温泉~山上ヶ岳~大普賢岳~和佐又
なんとまあ、これを日帰りとは、私には考えも及ばないルートです。しかも、公共交通機関利用とは(@_@。
でも、こういう旅もいいもんかな?と認識を新たにしました。じつは今回の病気で「もう、遠くの山には行けないし、車にも乗れんやろなあ」と、泣く泣く愛車を手放してしまったのです。
しかし、少し良くなるとまた未練が頭をもたげ、近くの山でリハビリ中。そこで、「アクセスは車でばかりじゃないかも?」と考え直した次第。タイムロスを生まないよう、バスや電車の時刻、コースタイムなど、しっかり下調べしなければなりませんが、それも楽しみの一つになるかも知れないですね。
奈良交通のバスが洞川温泉に到着するのが9:17分、下山は一日一本のゆうゆうバスが和佐又口を通過するのが15:59分なので、猶予は約6時間40分のタイム・トライアルとなる。
バスは下市口発なんですね。京都、大阪方面からは近鉄があるから便利ですが、近江からは伊賀の山越えになるので、やはり車が欠かせないかも(泣)
熊野街道の和佐又口で停まるバスは1本だけですか! あんな山の中で乗り遅れたらビバーク必至ですね。ツエルト必携!
montbell主催の登山ツアーなのだろう。女性限定ということはないのであろうが、ほとんどが女性のようだった。
昨年の初秋に稲村ヶ岳から山上ヶ岳に周回すべくこのバスに乗った時は登山者はほとんどおらず、多くはみたらい渓谷に行くハイカーであった。その時もハイカーのほとんどが女性であったことを思い出す。
「ジェンダー平等」という言葉も、この世界では???ですね。強きもの、汝の名は「オンナ」!
あ、勘違いなきよう、びわ爺は恐妻フェミ人間ですから~(^_-)
出身をお伺いするとオーストラリアだった。英語で「お国でもよく登山をされるのですか?」(英語には敬語はないのだが)と尋ねると、「日本にいる時の方がよく山に登ってます」と流暢な日本語で返ってきた。
周りに日本人がいたら、きっと欧米人同士の会話と思ったでしょうね。(^_-)
いよいよ大普賢岳への縦走路へと足を踏み出す。
私は和佐又からのピストンだったので、地蔵岳や小笹ノ宿の縦走路は未踏です。写真の樹氷がキレイですね~(^^)/
山頂からはほぼ360度に近い大展望が広がり、東に広がる広大な大台ケ原から視線を右手に移すと重畳たる南紀の山並みの彼方には太平洋の蒼い海が広がっている。
晴れていると「近畿の屋根」が一望ですね。私の時はガスで視界ゼロでした。(>_<)
鋭峰の小普賢岳に左側から巻きながら登り返す。巻道からピークにまだ上がるのはわずかな距離ではあるが、今日は余計なことはやめておこう。小普賢岳からも鉄梯子が次々と現れ、まだまだ急下降が連続する。
小普賢~笙の窟の急斜面、岩場に緊張した記憶があります。
鷲の窟まで降りて来て、やっとこさランチしました。
和佐又山の手前のコルからは左下の斜面に降りるとすぐにキャンプ場の舗装路が現れる。舗装路は早速にも凍結している。ここからは和佐又口まで延々と舗装路を辿る方法と沢沿いの登山道を辿る方法が考えられるが、躊躇なく後者を選択する。
せっかくなので分岐から和佐又山に寄り道してから小屋の前の駐車場に下りました。ほとんどの登山者が小屋前まで車だと思うので、登山路を歩く人はあまりいないのでしょうね。
最後は舗装路と合流すると10分ほどの歩きで和佐又口のバス停に到着する。バスが通過する時間まではまだ20分以上の余裕があった。
間に合って良かったですね(^_-) 携帯まで通じるとは!
帰路のバスの旅はクールダウンにもってこいですね。車と違って、居眠りしても大丈夫だろうし。
充実の山旅、羨ましい限りです。また、垂涎のレポ、お願いしますね。

    ~びわ爺
yamaneko0922
記事: 539
登録日時: 2018年11月20日(火) 06:39
お住まい: 京都市左京区

Re: 【大峰】予定通りの雪山になった大峰を横断:山上ヶ岳から大普賢岳へ

投稿記事 by yamaneko0922 »

biwa爺さん コメント有難うございます。
雪の「大普賢岳」。いつだったかなあ?と記録を見ると、09年の2月でした
お写真有難うございます。これは凄いですね。山頂までの急登はスリリングだったでしょうが、下山はさらにスリリングでしょうね。
でも、こういう旅もいいもんかな?と認識を新たにしました。じつは今回の病気で「もう、遠くの山には行けないし、車にも乗れんやろなあ」と、泣く泣く愛車を手放してしまったのです。
心中お察しします。私も長いこと乗った愛車、トヨタのMR2というミッドシップの名車なのですが、これを手放すと時は身を切られるような思いでした。
「アクセスは車でばかりじゃないかも?」と考え直した次第。タイムロスを生まないよう、バスや電車の時刻、コースタイムなど、しっかり下調べしなければなりませんが、それも楽しみの一つになるかも知れないですね。
同感です。
バスは下市口発なんですね。京都、大阪方面からは近鉄があるから便利ですが、近江からは伊賀の山越えになるので、やはり車が欠かせないかも(泣)
乗換案内で調べてみましたが、近江八幡5時25分発の琵琶湖線に乗れば、西大寺で特急に乗る必要がありますが、土日であれば下市口に8時11分に到着します。下市口から洞川温泉行きの8時台のバスは土日祝限定です。
地蔵岳や小笹ノ宿の縦走路は未踏です。写真の樹氷がキレイですね~(^^)/
この辺りは樹林が続くので地蔵岳の辺り意外は展望は少ないのですが、林相はなかなかだと思います。
霧氷2.JPG
小屋泊まりで縦走という方法もありうるのでは。
晴れていると「近畿の屋根」が一望ですね。私の時はガスで視界ゼロでした。(>_<)
仰る通りです。大普賢からの眺望は実に素晴らしいものがありました。写真を追加させてください。
稲村ヶ岳方面
稲村ヶ岳方面
八経ヶ岳方面
八経ヶ岳方面
小普賢~笙の窟の急斜面、岩場に緊張した記憶があります。
鷲の窟まで降りて来て、やっとこさランチしました。
それはそうでしょうね。雪がなくても緊張するところでしょうから。
ほとんどの登山者が小屋前まで車だと思うので、登山路を歩く人はあまりいないのでしょうね。
ということは厳冬期でも小屋前までは入れるんですね。今回、和佐又口までを歩いたのはいつか厳冬期に再訪する時のためにも・・・と考えていたのでした。
帰路のバスの旅はクールダウンにもってこいですね。車と違って、居眠りしても大丈夫だろうし。
充実の山旅、羨ましい限りです。また、垂涎のレポ、お願いしますね。
ビールが入手できるといいのですが、ビールは橿原神宮の駅構内のコンビニまでお預けでした。

今、次のrepを用意しているところですが、次もお願いしますよ。何しろ、以前にbiwa爺さんにおお遭いした山行から始まるのですから :D
山猫 🐾
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