【日 付】2021年12月5日(日)
【山 域】越前 ホノケ山周辺
【天 候】曇り時々晴れ
【メンバー】sato、山日和
【コース】湯尾峠登山口7:45---7:55湯尾峠---9:00鍋倉山---9:45藤倉山分岐---11:15灰坂峠---11:45高頭山13:10
---13:35ホノケ山13:45---14:05東尾根分岐---16:10三角点湯尾---17:05駐車地
湯尾(ゆのお)峠は源平の時代、南北朝時代、戦国時代に戦いの舞台となった由緒ある峠であり、北陸道の通
る交通の要衝でもあった。登山口には立派な看板があり、峠へ続く道は整備された、いかにもという感じの道
である。こんな立派な道で登山をスタートするのは稀なことで、何か戸惑いのようなものを感じてしまうのは
自分がおかしいのだろうか。
わずかな登りで湯尾峠に着くと、今庄の町を見下ろすその向こうには真っ白な山並があった。方角と尾根の
形からすると下谷山から上谷山への江越国境稜線か。12月に入ったばかりだというのにもう冬山の様相である。
峠からも鍋倉山に向かってよく踏まれた道が続く。冬支度のために覆いをかけられたお地蔵様が道端に立ち
並ぶ道を進むと、弘法寺の参道の始点である八十八ヶ所登山口からの道と合流、赤い欄干の極楽橋(下に川はな
いが)を渡ると弘法寺の境内に到着である。扉を開けて中に入ると立派な本堂があった。地元では愛されている
お寺なのだろう。
今日は晴れの予報だが、冬の北陸らしいどんよりした空模様。雨か雪でも落ちてきそうな雰囲気である。
一旦下るところまでは常緑樹が多く、天気と相まってあまりモチベーションが上がらなかったが、鞍部からは
若いブナの美林となって俄然やる気が湧いてきた。
これから向かうホノケ山の前衛の高頭(たかつむり)山がはるか遠く見える。三角錐のなかなか美しい山で、左側
が真っ白に見えるのは霧氷だろうか。辿り着くまで持ってくれればいいのだが。
藤倉山からの尾根の合流点まで来ると積雪は10センチぐらいになった。先週に続いて冬枯れの日溜まりハイク
のつもりが、今週もプチ雪山歩きになりそうだ。
尾根の南側は霧氷の森となっていた。今シーズン初霧氷をこんな低山で拝めるとは思わなかった。
藤倉山はパスして高頭山への稜線に踏み出す。まったく期待していなかった尾根だったが、意外にも豊かなブ
ナ林の続くゆったりとした尾根だった。
634m標高点の先、北から広い谷が上がって来るあたりの微妙な起伏が美しい。薄く氷を張った小さな池もあり、
思わぬ拾いものをした思いである。林床はユズリハのヤブで少々鬱陶しいが、これが全部雪に埋もれてしまえば
素晴らしい場所になるだろう。積雪期に訪れたい場所がまた一つ増えてしまった。
ほとんどアップダウンのない稜線を進むとやたら広い道に変わり、右から林道が迫ってきた。ここに限らず、
福井県の山は林道に蹂躙されているところが多い。尾根芯を進むこともできるが、省エネで林道を歩くと尾根芯
イコール林道という箇所に出た。ここが灰坂峠のはずだが、峠の風情も何もあったものではない。
698m標高点からの尾根を寸断する林道は反対側の高頭山へ続く尾根を強烈なヤセ尾根に変えていた。巾1m足
らずの尾根の左側は林道の法面で、進むにつれその高低差が増えて行くのでなかなか恐い。
安全地帯に出ると今度は激登りが始まる。頼りなげなトラロープが設置されているが、頼らざるを得ないぐらい
の急斜面である。逆コースでここを下るのはかなり苦労するだろう。
昼に近づくにつれて霧氷も融けてきたようだが、高頭山の山頂手前では辛うじて歓迎を受けた。尾根の左右で
はなく、山頂を境にして北側ではまったく無いのに南側では霧氷が残っているのが面白い。
山頂にはホノケ山からの登山者がいたが、すぐに引き返して行った。
ホノケ山で昼にするつもりだったが、ここが思いのほかいいブナ林だったので予定変更。ようやく日も差して
きたし、海の見える高頭山でランチタイムとする。
ホノケ山への稜線もずっとブナ林が続く。途中で一度林道に着地するのが玉にキズだが、気持ちのいいブナ林
の尾根を歩けばほどなくホノケ山、三角点戸谷の山頂に到着する。
ホノケ山という変わった名前は、昔のろし(烽火)を上げる場所となっていて、「火の気」が転じて「ホノケ」に
なったと言われている。
小広い、いかにも山頂らしい山頂からは日本海と内陸側の福井平野、日野山、さらに越美国境の山々を一望す
ることができる。最近北陸自動車道の南条SAに隣接して「山海里」という道の駅ができたが、ここの眺めはまさ
に山海里である。15年ほど前の冬に一度訪れたのだが、展望はまったく記憶に残っていない。とんがり帽子のよ
うな高頭山がなかなかカッコいいなと思ったことだけは覚えていた。
さて、気になるのは下山コースに設定した東尾根の様子である。検索してもまったく記録の見当たらない尾根
は果たして普通に歩けるだろうか。途中には送電線が走っており、下部の392.5mの三角点湯尾から先は道があり
そうだ。
高頭山の手前まで戻ったところからヤブを突っ切って尾根に乗った。意外にスッキリしてブナもある。これま
た拾いものの尾根かもしれない。
雪面に無数の鳥の足跡が残されていた。ヤマドリの歩いた跡はよく見るのだが、これは歩いた跡というレペル
ではなく、ランダムに雪面を覆い尽くすかのごとく付けられている。どんな歩き方をすればこうなるのだろう。
その答えは空から降ってきた。何百羽という小さな鳥が飛んできたかと思うと一斉に着地。そしてまた飛び去っ
て行く。これか。鳥の名前は知らないが、あまりの数の多さに圧倒されて、ちょっと恐いぐらいだった。
肝心の尾根の様子は、このまま快適に末端まで、と行くはずもなく、ヤブっぽいところもあればとんでもなく
快適な道レベルのところもあるという状態だった。
毎回おなじみになった午後3時の陽光に照らされて、日野山の山頂部や対岸の山肌が赤く染まり始める。
三角点湯尾の先では地図に無い林道が現れて、法面のガケで右往左往する場面もあったが、末端近くの神社に
無事到着。夕闇迫る湯尾の町並みを歩くと、やたら立派な家が多いのが印象的だった。
藤倉山周辺の山稜にも風力発電の危機が迫っている。耳川源流域といい、栃ノ木峠・鉢伏山周辺といい、一旦
見直しとなったものの銀杏峰・部子山といい、福井県はいったいどうなっているのだろう。
山日和
【南越前】湯尾峠から鍋倉山、ホノケ山へ
フォーラムルール
新規トピックは文頭に以下のテンプレートをなるべく使ってください。
【 日 付 】
【 山 域 】
【メンバー】
【 天 候 】
【 ルート 】
※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
新規トピックは文頭に以下のテンプレートをなるべく使ってください。
【 日 付 】
【 山 域 】
【メンバー】
【 天 候 】
【 ルート 】
※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
Re: 【南越前】湯尾峠から鍋倉山、ホノケ山へ
山日和さん、こんばんは。
>【コース】湯尾峠登山口7:45---7:55湯尾峠---9:00鍋倉山---9:45藤倉山分岐---11:15灰坂峠---11:45高頭山13:10
> ---13:35ホノケ山13:45---14:05東尾根分岐---16:10三角点湯尾---17:05駐車地
見覚えのある名前が並ぶなと思ったら、6年前に歩いたコースと類似していました・・・。
こちら→ https://yama-kioku.blog.ss-blog.jp/2015-05-06
>これから向かうホノケ山の前衛の高頭(たかつむり)山がはるか遠く見える。三角錐のなかなか美しい山で、左側
>が真っ白に見えるのは霧氷だろうか。辿り着くまで持ってくれればいいのだが。
自分の場合、5月に登ったので雪は全く無く新緑で覆われていましたが、雪の時期も良さそうですね。
>634m標高点の先、北から広い谷が上がって来るあたりの微妙な起伏が美しい。薄く氷を張った小さな池もあり、
>思わぬ拾いものをした思いである。林床はユズリハのヤブで少々鬱陶しいが、これが全部雪に埋もれてしまえば
>素晴らしい場所になるだろう。積雪期に訪れたい場所がまた一つ増えてしまった。
634m付近は、新緑の時期も雰囲気がよくて気持ちよく歩けたところです。 すぐ奥も人間の手で整備された林ですが、余計な手を加えておらずまた訪れたいと思っているところです
> 698m標高点からの尾根を寸断する林道は反対側の高頭山へ続く尾根を強烈なヤセ尾根に変えていた。巾1m足
>らずの尾根の左側は林道の法面で、進むにつれその高低差が増えて行くのでなかなか恐い。
>安全地帯に出ると今度は激登りが始まる。頼りなげなトラロープが設置されているが、頼らざるを得ないぐらい
>の急斜面である。逆コースでここを下るのはかなり苦労するだろう。
ほぼ同じ感想ですが、自分も等高線通りの急登に難儀しました。 違いは途中で下りの人とすれ違ったことですかね。
> ホノケ山への稜線もずっとブナ林が続く。途中で一度林道に着地するのが玉にキズだが、気持ちのいいブナ林
>の尾根を歩けばほどなくホノケ山、三角点戸谷の山頂に到着する。
最新の地図を見ると林道完成していたのですね。 以前は途中まででホノケ山までは開通していませんでした。
> さて、気になるのは下山コースに設定した東尾根の様子である。検索してもまったく記録の見当たらない尾根
>は果たして普通に歩けるだろうか。途中には送電線が走っており、下部の392.5mの三角点湯尾から先は道があり
>そうだ。
自分もはじめはこの尾根で下山をと考えていましたが、思い直して高頭山からの最短コースで下山しています。
> 藤倉山周辺の山稜にも風力発電の危機が迫っている。耳川源流域といい、栃ノ木峠・鉢伏山周辺といい、一旦
>見直しとなったものの銀杏峰・部子山といい、福井県はいったいどうなっているのだろう。
この辺りにも風力発電所ですか・・・山という山の上に作るつもりですかね。
おど+
>【コース】湯尾峠登山口7:45---7:55湯尾峠---9:00鍋倉山---9:45藤倉山分岐---11:15灰坂峠---11:45高頭山13:10
> ---13:35ホノケ山13:45---14:05東尾根分岐---16:10三角点湯尾---17:05駐車地
見覚えのある名前が並ぶなと思ったら、6年前に歩いたコースと類似していました・・・。
こちら→ https://yama-kioku.blog.ss-blog.jp/2015-05-06
>これから向かうホノケ山の前衛の高頭(たかつむり)山がはるか遠く見える。三角錐のなかなか美しい山で、左側
>が真っ白に見えるのは霧氷だろうか。辿り着くまで持ってくれればいいのだが。
自分の場合、5月に登ったので雪は全く無く新緑で覆われていましたが、雪の時期も良さそうですね。
>634m標高点の先、北から広い谷が上がって来るあたりの微妙な起伏が美しい。薄く氷を張った小さな池もあり、
>思わぬ拾いものをした思いである。林床はユズリハのヤブで少々鬱陶しいが、これが全部雪に埋もれてしまえば
>素晴らしい場所になるだろう。積雪期に訪れたい場所がまた一つ増えてしまった。
634m付近は、新緑の時期も雰囲気がよくて気持ちよく歩けたところです。 すぐ奥も人間の手で整備された林ですが、余計な手を加えておらずまた訪れたいと思っているところです
> 698m標高点からの尾根を寸断する林道は反対側の高頭山へ続く尾根を強烈なヤセ尾根に変えていた。巾1m足
>らずの尾根の左側は林道の法面で、進むにつれその高低差が増えて行くのでなかなか恐い。
>安全地帯に出ると今度は激登りが始まる。頼りなげなトラロープが設置されているが、頼らざるを得ないぐらい
>の急斜面である。逆コースでここを下るのはかなり苦労するだろう。
ほぼ同じ感想ですが、自分も等高線通りの急登に難儀しました。 違いは途中で下りの人とすれ違ったことですかね。
> ホノケ山への稜線もずっとブナ林が続く。途中で一度林道に着地するのが玉にキズだが、気持ちのいいブナ林
>の尾根を歩けばほどなくホノケ山、三角点戸谷の山頂に到着する。
最新の地図を見ると林道完成していたのですね。 以前は途中まででホノケ山までは開通していませんでした。
> さて、気になるのは下山コースに設定した東尾根の様子である。検索してもまったく記録の見当たらない尾根
>は果たして普通に歩けるだろうか。途中には送電線が走っており、下部の392.5mの三角点湯尾から先は道があり
>そうだ。
自分もはじめはこの尾根で下山をと考えていましたが、思い直して高頭山からの最短コースで下山しています。
> 藤倉山周辺の山稜にも風力発電の危機が迫っている。耳川源流域といい、栃ノ木峠・鉢伏山周辺といい、一旦
>見直しとなったものの銀杏峰・部子山といい、福井県はいったいどうなっているのだろう。
この辺りにも風力発電所ですか・・・山という山の上に作るつもりですかね。
おど+
Re: 【南越前】湯尾峠から鍋倉山、ホノケ山へ
山日和さん、こんばんは~。
今日はあそこでお会いするとは驚きました笑
このルートを後追いしたら追いついてしまった感じですね(あ、今日は比べようもないですね)。
> 湯尾(ゆのお)峠は源平の時代、南北朝時代、戦国時代に戦いの舞台となった由緒ある峠であり、北陸道の通
>る交通の要衝でもあった。
いい雰囲気ですよね(さいきんニワカ歴男なので)。
>藤倉山はパスして高頭山への稜線に踏み出す。まったく期待していなかった尾根だったが、意外にも豊かなブ
>ナ林の続くゆったりとした尾根だった。
>634m標高点の先、北から広い谷が上がって来るあたりの微妙な起伏が美しい。薄く氷を張った小さな池もあり、
>思わぬ拾いものをした思いである。林床はユズリハのヤブで少々鬱陶しいが、これが全部雪に埋もれてしまえば
>素晴らしい場所になるだろう。積雪期に訪れたい場所がまた一つ増えてしまった。
あそこの谷の源頭はなかなかでした。
あれでご飯三杯はいけます笑
>ほとんどアップダウンのない稜線を進むとやたら広い道に変わり、右から林道が迫ってきた。ここに限らず、
>福井県の山は林道に蹂躙されているところが多い。尾根芯を進むこともできるが、省エネで林道を歩くと尾根芯
>イコール林道という箇所に出た。ここが灰坂峠のはずだが、峠の風情も何もあったものではない。
地形図の林道の伸び具合でてっきり植林ばかりだと思ってましたが、ホノケまで素晴らしいブナ林が続いてましたね。
林道がなければ言うことなしですが、逆に植林してないのならなんのための林道なんでしょうかね...
> 小広い、いかにも山頂らしい山頂からは日本海と内陸側の福井平野、日野山、さらに越美国境の山々を一望す
ることができる。最近北陸自動車道の南条SAに隣接して「山海里」という道の駅ができたが、ここの眺めはまさ
に山海里である。
林道からすぐ登れるし面白くなさそうとホノケほうちして初登でしたが、
金曜は真っ白に冠雪した白山がばっちり見え、なかなかの展望でした。
ちなみに道の駅行かれました?店によっては22時まで(LO 21時)やってますし花はすで食べそびれたときはいいかもしれませんね。
山んバーという酒を出してるバーもありました(山姥はいませんでした )。
量少なめでちょっとお高めですが。
>その答えは空から降ってきた。何百羽という小さな鳥が飛んできたかと思うと一斉に着地。そしてまた飛び去っ
>て行く。これか。鳥の名前は知らないが、あまりの数の多さに圧倒されて、ちょっと恐いぐらいだった。
たぶんですがアトリではないでしょうか。冬鳥でたまに数千羽の群れになって新聞に載ったりする鳥です。
>肝心の尾根の様子は、このまま快適に末端まで、と行くはずもなく、ヤブっぽいところもあればとんでもなく
>快適な道レベルのところもあるという状態だった。
あのツンデレ感はなんなんでしょうね笑
金曜は雪もなく暖かかったせいか、5,60匹のダニと格闘してました。
虫よけスプレー必須ですね。
> 藤倉山周辺の山稜にも風力発電の危機が迫っている。耳川源流域といい、栃ノ木峠・鉢伏山周辺といい、一旦
見直しとなったものの銀杏峰・部子山といい、福井県はいったいどうなっているのだろう。
太陽光発電による自然破壊はようやく世間に認知されてきましたが、風力も大きな問題が起きないと政治家は動かないでしょうね。
ブナ林が元に戻る時間、風車の撤去費用など考えると、どこが「再生」エネルギーなんでしょうね。
わしたか
今日はあそこでお会いするとは驚きました笑
このルートを後追いしたら追いついてしまった感じですね(あ、今日は比べようもないですね)。
> 湯尾(ゆのお)峠は源平の時代、南北朝時代、戦国時代に戦いの舞台となった由緒ある峠であり、北陸道の通
>る交通の要衝でもあった。
いい雰囲気ですよね(さいきんニワカ歴男なので)。
>藤倉山はパスして高頭山への稜線に踏み出す。まったく期待していなかった尾根だったが、意外にも豊かなブ
>ナ林の続くゆったりとした尾根だった。
>634m標高点の先、北から広い谷が上がって来るあたりの微妙な起伏が美しい。薄く氷を張った小さな池もあり、
>思わぬ拾いものをした思いである。林床はユズリハのヤブで少々鬱陶しいが、これが全部雪に埋もれてしまえば
>素晴らしい場所になるだろう。積雪期に訪れたい場所がまた一つ増えてしまった。
あそこの谷の源頭はなかなかでした。
あれでご飯三杯はいけます笑
>ほとんどアップダウンのない稜線を進むとやたら広い道に変わり、右から林道が迫ってきた。ここに限らず、
>福井県の山は林道に蹂躙されているところが多い。尾根芯を進むこともできるが、省エネで林道を歩くと尾根芯
>イコール林道という箇所に出た。ここが灰坂峠のはずだが、峠の風情も何もあったものではない。
地形図の林道の伸び具合でてっきり植林ばかりだと思ってましたが、ホノケまで素晴らしいブナ林が続いてましたね。
林道がなければ言うことなしですが、逆に植林してないのならなんのための林道なんでしょうかね...
> 小広い、いかにも山頂らしい山頂からは日本海と内陸側の福井平野、日野山、さらに越美国境の山々を一望す
ることができる。最近北陸自動車道の南条SAに隣接して「山海里」という道の駅ができたが、ここの眺めはまさ
に山海里である。
林道からすぐ登れるし面白くなさそうとホノケほうちして初登でしたが、
金曜は真っ白に冠雪した白山がばっちり見え、なかなかの展望でした。
ちなみに道の駅行かれました?店によっては22時まで(LO 21時)やってますし花はすで食べそびれたときはいいかもしれませんね。
山んバーという酒を出してるバーもありました(山姥はいませんでした )。
量少なめでちょっとお高めですが。
>その答えは空から降ってきた。何百羽という小さな鳥が飛んできたかと思うと一斉に着地。そしてまた飛び去っ
>て行く。これか。鳥の名前は知らないが、あまりの数の多さに圧倒されて、ちょっと恐いぐらいだった。
たぶんですがアトリではないでしょうか。冬鳥でたまに数千羽の群れになって新聞に載ったりする鳥です。
>肝心の尾根の様子は、このまま快適に末端まで、と行くはずもなく、ヤブっぽいところもあればとんでもなく
>快適な道レベルのところもあるという状態だった。
あのツンデレ感はなんなんでしょうね笑
金曜は雪もなく暖かかったせいか、5,60匹のダニと格闘してました。
虫よけスプレー必須ですね。
> 藤倉山周辺の山稜にも風力発電の危機が迫っている。耳川源流域といい、栃ノ木峠・鉢伏山周辺といい、一旦
見直しとなったものの銀杏峰・部子山といい、福井県はいったいどうなっているのだろう。
太陽光発電による自然破壊はようやく世間に認知されてきましたが、風力も大きな問題が起きないと政治家は動かないでしょうね。
ブナ林が元に戻る時間、風車の撤去費用など考えると、どこが「再生」エネルギーなんでしょうね。
わしたか
Re: 【南越前】湯尾峠から鍋倉山、ホノケ山へ
おどさん、どうもです。
覚えのある名前が並ぶなと思ったら、6年前に歩いたコースと類似していました・・・。
そうでしょう~。おどさんの記録を読み返していました。
自分の場合、5月に登ったので雪は全く無く新緑で覆われていましたが、雪の時期も良さそうですね。
たっぷり積もればなかなかの雪山が楽しめそうです。
634m付近は、新緑の時期も雰囲気がよくて気持ちよく歩けたところです。 すぐ奥も人間の手で整備された林ですが、余計な手を加えておらずまた訪れたいと思っているところです
私もこのあたりの山の良さを再認識しました。
>逆コースでここを下るのはかなり苦労するだろう。
ほぼ同じ感想ですが、自分も等高線通りの急登に難儀しました。 違いは途中で下りの人とすれ違ったことですかね。
下って来る人がいましたか ちょっと遠慮したいですね。
最新の地図を見ると林道完成していたのですね。 以前は途中まででホノケ山までは開通していませんでした。
標識を見ると平成28年度事業となってましたから、おどさんが訪れた少し後ですね。
自分もはじめはこの尾根で下山をと考えていましたが、思い直して高頭山からの最短コースで下山しています。
最初はおどさんのコースで計画していたのですが、思い直してこちらにしました。
この辺りにも風力発電所ですか・・・山という山の上に作るつもりですかね。
酷い話ですね。
山日和
覚えのある名前が並ぶなと思ったら、6年前に歩いたコースと類似していました・・・。
そうでしょう~。おどさんの記録を読み返していました。
自分の場合、5月に登ったので雪は全く無く新緑で覆われていましたが、雪の時期も良さそうですね。
たっぷり積もればなかなかの雪山が楽しめそうです。
634m付近は、新緑の時期も雰囲気がよくて気持ちよく歩けたところです。 すぐ奥も人間の手で整備された林ですが、余計な手を加えておらずまた訪れたいと思っているところです
私もこのあたりの山の良さを再認識しました。
>逆コースでここを下るのはかなり苦労するだろう。
ほぼ同じ感想ですが、自分も等高線通りの急登に難儀しました。 違いは途中で下りの人とすれ違ったことですかね。
下って来る人がいましたか ちょっと遠慮したいですね。
最新の地図を見ると林道完成していたのですね。 以前は途中まででホノケ山までは開通していませんでした。
標識を見ると平成28年度事業となってましたから、おどさんが訪れた少し後ですね。
自分もはじめはこの尾根で下山をと考えていましたが、思い直して高頭山からの最短コースで下山しています。
最初はおどさんのコースで計画していたのですが、思い直してこちらにしました。
この辺りにも風力発電所ですか・・・山という山の上に作るつもりですかね。
酷い話ですね。
山日和
Re: 【南越前】湯尾峠から鍋倉山、ホノケ山へ
わしたかさん、どうもです。
今日はあそこでお会いするとは驚きました笑
私も桃の木と山椒の木がいっぺんに生えてきました。
このルートを後追いしたら追いついてしまった感じですね(あ、今日は比べようもないですね)。
FBからこういう展開になるとは曇天の霹靂です。
>湯尾(ゆのお)峠は源平の時代、南北朝時代、戦国時代に戦いの舞台となった由緒ある峠であり、北陸道の通
>る交通の要衝でもあった。
いい雰囲気ですよね(さいきんニワカ歴男なので)。
ちなみに洞吹さんの孫は「レキア」君といいます。(関係ない?)
あそこの谷の源頭はなかなかでした。
あれでご飯三杯はいけます笑
いいところでしたね。
でもおかずが欲しい・・・
地形図の林道の伸び具合でてっきり植林ばかりだと思ってましたが、ホノケまで素晴らしいブナ林が続いてましたね。
林道がなければ言うことなしですが、逆に植林してないのならなんのための林道なんでしょうかね...
わしたかさんは林道じゃなく尾根芯を歩きました?
私はP698を端折ってしまったのをちと後悔。
林道からすぐ登れるし面白くなさそうとホノケほうちして初登でしたが、
金曜は真っ白に冠雪した白山がばっちり見え、なかなかの展望でした。
15年前に登った時、悪くない山だとは思ってました。
ただ普通の登山道だけでは物足りないし。
ちなみに道の駅行かれました?店によっては22時まで(LO 21時)やってますし花はすで食べそびれたときはいいかもしれませんね。
山んバーという酒を出してるバーもありました(山姥はいませんでした )。
量少なめでちょっとお高めですが。
実はそまやまのレストランが満席(貸切りになってたのか)で、ガックリ来ながら南条SAへ行きました。
山海里も覗きましたが、あまり食べるものがない感じで、結局SAの方のレストランへ行きました。
しかし高速に隣接した道の駅でアルコールを出すってのは初耳ですね。
たぶんですがアトリではないでしょうか。冬鳥でたまに数千羽の群れになって新聞に載ったりする鳥です。
私も名前だけは知ってたのでそうではないかと思いました。
>肝心の尾根の様子は、このまま快適に末端まで、と行くはずもなく、ヤブっぽいところもあればとんでもなく
>快適な道レベルのところもあるという状態だった。
あのツンデレ感はなんなんでしょうね笑
金曜は雪もなく暖かかったせいか、5,60匹のダニと格闘してました。
虫よけスプレー必須ですね。
いったいどっちや!!って感じでしたね。
そんなにダニがいたの?寒くてラッキーでした。
太陽光発電による自然破壊はようやく世間に認知されてきましたが、風力も大きな問題が起きないと政治家は動かないでしょうね。
ブナ林が元に戻る時間、風車の撤去費用など考えると、どこが「再生」エネルギーなんでしょうね。
自然を破壊する再生エネルギーとはいったい何なのかと思いますね。
山日和
今日はあそこでお会いするとは驚きました笑
私も桃の木と山椒の木がいっぺんに生えてきました。
このルートを後追いしたら追いついてしまった感じですね(あ、今日は比べようもないですね)。
FBからこういう展開になるとは曇天の霹靂です。
>湯尾(ゆのお)峠は源平の時代、南北朝時代、戦国時代に戦いの舞台となった由緒ある峠であり、北陸道の通
>る交通の要衝でもあった。
いい雰囲気ですよね(さいきんニワカ歴男なので)。
ちなみに洞吹さんの孫は「レキア」君といいます。(関係ない?)
あそこの谷の源頭はなかなかでした。
あれでご飯三杯はいけます笑
いいところでしたね。
でもおかずが欲しい・・・
地形図の林道の伸び具合でてっきり植林ばかりだと思ってましたが、ホノケまで素晴らしいブナ林が続いてましたね。
林道がなければ言うことなしですが、逆に植林してないのならなんのための林道なんでしょうかね...
わしたかさんは林道じゃなく尾根芯を歩きました?
私はP698を端折ってしまったのをちと後悔。
林道からすぐ登れるし面白くなさそうとホノケほうちして初登でしたが、
金曜は真っ白に冠雪した白山がばっちり見え、なかなかの展望でした。
15年前に登った時、悪くない山だとは思ってました。
ただ普通の登山道だけでは物足りないし。
ちなみに道の駅行かれました?店によっては22時まで(LO 21時)やってますし花はすで食べそびれたときはいいかもしれませんね。
山んバーという酒を出してるバーもありました(山姥はいませんでした )。
量少なめでちょっとお高めですが。
実はそまやまのレストランが満席(貸切りになってたのか)で、ガックリ来ながら南条SAへ行きました。
山海里も覗きましたが、あまり食べるものがない感じで、結局SAの方のレストランへ行きました。
しかし高速に隣接した道の駅でアルコールを出すってのは初耳ですね。
たぶんですがアトリではないでしょうか。冬鳥でたまに数千羽の群れになって新聞に載ったりする鳥です。
私も名前だけは知ってたのでそうではないかと思いました。
>肝心の尾根の様子は、このまま快適に末端まで、と行くはずもなく、ヤブっぽいところもあればとんでもなく
>快適な道レベルのところもあるという状態だった。
あのツンデレ感はなんなんでしょうね笑
金曜は雪もなく暖かかったせいか、5,60匹のダニと格闘してました。
虫よけスプレー必須ですね。
いったいどっちや!!って感じでしたね。
そんなにダニがいたの?寒くてラッキーでした。
太陽光発電による自然破壊はようやく世間に認知されてきましたが、風力も大きな問題が起きないと政治家は動かないでしょうね。
ブナ林が元に戻る時間、風車の撤去費用など考えると、どこが「再生」エネルギーなんでしょうね。
自然を破壊する再生エネルギーとはいったい何なのかと思いますね。
山日和
Re: 【南越前】湯尾峠から鍋倉山、ホノケ山へ
山日和さま
こんばんは。
湯尾から鍋倉山ホノケ山周遊の越前里山旅、味わい深かったなぁ、と反芻するばかりで、
感想が遅くなってしまいすみません。
古代から、都から北陸へと続く道の要衝として栄えた今庄。湯尾峠道は、街道の面影が残る道でした。
立派な道に案内板。私は、ふむふむと説明を読み、そうかぁ、と江戸時代の旅人になった気分で歩いていましたが、
道なき道を愛する山日和さんは、戸惑いのようなものを感じていたのですね。
峠から弘法寺の、石仏が並ぶ落ち葉が敷き詰められた尾根道も、山日和さんにとっては、新鮮な?
山道だったのでは。弘法寺は大切にされているお寺なのですね。地元の方のこころを感じるお寺でした。
鍋倉山への巡視路を兼ねた道を登っていくと雪が現れました。
茶色い山並みの向こうにそびえ立つ凛々しいお姿の高頭山(たかつむり、難しい読み方ですね)は、
真っ白な霧氷に飾られていました。全く予想していなかった雪との出会いに、
胸をときめかせながら稜線へと向かっていきました。
鍋倉山先の鞍部から稜線にかけてのブナ林は見事でしたね。
「温泉に入りたい」とおっしゃっていた山日和さんのお顔がほころんでいくのが分かりました(笑)。
稜線に着くと白い世界。それだけでも感激なのに、さらに霧氷のお出迎え。
ここで霧氷に出会えるとは夢を見ているようでした。
ホノケ山への稜線は途中から谷から上がってきた林道が走っていて、痛々しさを感じましたが、
林道に出る前の、緩やかな地形が織りなす風景は素敵でした。
灰坂峠は峠の趣きが失われ残念でしたが、
稜線から、灰色の雲の下、屏風のように連なる雪化粧した越美国境稜線の峰みね、
金草岳周辺を源とし、くねくねと蛇行しながら日野川へと流れる田倉川、そして川沿いの集落を眺めていると、
河野、元比田から美濃徳山へと伸びる塩の道、交易の道が浮かび上がり、胸がどきどきしました。
素晴らしい眺め、感動的な眺めでした。
朝、白く輝いていた高頭山は、真下に着いた時には、だいぶ融けていましたが、
山頂に近づくと斜面はふたたび雪で覆われ、霧氷も残っていてうれしかったです。
若いブナの木々に囲まれた高頭山山頂は、ほっと落ち着くいい山頂でしたね。
そう、南側は霧氷が残っているのに、北側は融けているのが不思議で面白く、
お昼の休憩中、何度も右、左と首を動かしていました。
ホノケ山の山頂もくつろげる山頂でしたね。日本海側の空と海と山の風景が印象的でした。
8号線で敦賀から福井に向かう時、元比田から河野の道の駅まではトンネルが続いています。
山が海まで迫っている地帯を眺めながら、
元比田から菅谷、今、立っているホノケ山から北に下った鞍部の菅谷峠を越え、武生へとつながる「まぼろしの北陸道」
山と海のわずかな隙間、ふたつの小さな谷間にへばりつく、陸の孤島の大谷の集落の歴史に思いを巡らせていました。
下りの東尾根はヤブ、ブナ林、展望と、くるくる味わえて面白かったです。
今回も、午後3時の陽光に照らされたやわらかな風景を楽しめました。
そう、道中の雪面に刻まれた鳥の無数の足跡。何事?と思っていたら、
おびただしい数の鳥がばぁっとやってきて納得しました。
一羽一羽はかわいいですが、これだけ多いとちょっと怖かったです。
ヒッチコックの『鳥』を彷彿させました。
お山の最後は神社。渡来系の神社なのでしょうか。参道に並ぶ石像のお姿に海を感じました。
駐車地までの夕闇迫る湯尾の町歩きも楽しかったです。立派な家が並んでいましたね。
宿場町として栄えていたのですね。
「山海里」をからだいっぱいに感じ、歴史、そして、この山域の行く末に思いを巡らせた山旅でした。
ありがとうございます。
sato
こんばんは。
湯尾から鍋倉山ホノケ山周遊の越前里山旅、味わい深かったなぁ、と反芻するばかりで、
感想が遅くなってしまいすみません。
古代から、都から北陸へと続く道の要衝として栄えた今庄。湯尾峠道は、街道の面影が残る道でした。
立派な道に案内板。私は、ふむふむと説明を読み、そうかぁ、と江戸時代の旅人になった気分で歩いていましたが、
道なき道を愛する山日和さんは、戸惑いのようなものを感じていたのですね。
峠から弘法寺の、石仏が並ぶ落ち葉が敷き詰められた尾根道も、山日和さんにとっては、新鮮な?
山道だったのでは。弘法寺は大切にされているお寺なのですね。地元の方のこころを感じるお寺でした。
鍋倉山への巡視路を兼ねた道を登っていくと雪が現れました。
茶色い山並みの向こうにそびえ立つ凛々しいお姿の高頭山(たかつむり、難しい読み方ですね)は、
真っ白な霧氷に飾られていました。全く予想していなかった雪との出会いに、
胸をときめかせながら稜線へと向かっていきました。
鍋倉山先の鞍部から稜線にかけてのブナ林は見事でしたね。
「温泉に入りたい」とおっしゃっていた山日和さんのお顔がほころんでいくのが分かりました(笑)。
稜線に着くと白い世界。それだけでも感激なのに、さらに霧氷のお出迎え。
ここで霧氷に出会えるとは夢を見ているようでした。
ホノケ山への稜線は途中から谷から上がってきた林道が走っていて、痛々しさを感じましたが、
林道に出る前の、緩やかな地形が織りなす風景は素敵でした。
灰坂峠は峠の趣きが失われ残念でしたが、
稜線から、灰色の雲の下、屏風のように連なる雪化粧した越美国境稜線の峰みね、
金草岳周辺を源とし、くねくねと蛇行しながら日野川へと流れる田倉川、そして川沿いの集落を眺めていると、
河野、元比田から美濃徳山へと伸びる塩の道、交易の道が浮かび上がり、胸がどきどきしました。
素晴らしい眺め、感動的な眺めでした。
朝、白く輝いていた高頭山は、真下に着いた時には、だいぶ融けていましたが、
山頂に近づくと斜面はふたたび雪で覆われ、霧氷も残っていてうれしかったです。
若いブナの木々に囲まれた高頭山山頂は、ほっと落ち着くいい山頂でしたね。
そう、南側は霧氷が残っているのに、北側は融けているのが不思議で面白く、
お昼の休憩中、何度も右、左と首を動かしていました。
ホノケ山の山頂もくつろげる山頂でしたね。日本海側の空と海と山の風景が印象的でした。
8号線で敦賀から福井に向かう時、元比田から河野の道の駅まではトンネルが続いています。
山が海まで迫っている地帯を眺めながら、
元比田から菅谷、今、立っているホノケ山から北に下った鞍部の菅谷峠を越え、武生へとつながる「まぼろしの北陸道」
山と海のわずかな隙間、ふたつの小さな谷間にへばりつく、陸の孤島の大谷の集落の歴史に思いを巡らせていました。
下りの東尾根はヤブ、ブナ林、展望と、くるくる味わえて面白かったです。
今回も、午後3時の陽光に照らされたやわらかな風景を楽しめました。
そう、道中の雪面に刻まれた鳥の無数の足跡。何事?と思っていたら、
おびただしい数の鳥がばぁっとやってきて納得しました。
一羽一羽はかわいいですが、これだけ多いとちょっと怖かったです。
ヒッチコックの『鳥』を彷彿させました。
お山の最後は神社。渡来系の神社なのでしょうか。参道に並ぶ石像のお姿に海を感じました。
駐車地までの夕闇迫る湯尾の町歩きも楽しかったです。立派な家が並んでいましたね。
宿場町として栄えていたのですね。
「山海里」をからだいっぱいに感じ、歴史、そして、この山域の行く末に思いを巡らせた山旅でした。
ありがとうございます。
sato
Re: 【南越前】湯尾峠から鍋倉山、ホノケ山へ
satoさん、どうもです。お疲れさまでした。
古代から、都から北陸へと続く道の要衝として栄えた今庄。湯尾峠道は、街道の面影が残る道でした。
立派な道に案内板。私は、ふむふむと説明を読み、そうかぁ、と江戸時代の旅人になった気分で歩いていましたが、
道なき道を愛する山日和さんは、戸惑いのようなものを感じていたのですね。
ああいう歴史の道も好きなんだけど、登山モードの時はちょっと折り合いが付きにくいのかも。
私も「道らしい道」は大好きですよ。
茶色い山並みの向こうにそびえ立つ凛々しいお姿の高頭山(たかつむり、難しい読み方ですね)は、
真っ白な霧氷に飾られていました。全く予想していなかった雪との出会いに、
胸をときめかせながら稜線へと向かっていきました。
高頭山の姿は凛として美しく、あんなにカッコいい山だったのかと驚きましたね。
ずいぶん遠く感じたけど、霧氷に間に合うかどうか、時間との戦いでしたね。
鍋倉山先の鞍部から稜線にかけてのブナ林は見事でしたね。
「温泉に入りたい」とおっしゃっていた山日和さんのお顔がほころんでいくのが分かりました(笑)。
思いがけずいいブナ林が出てきたのでモチアップしました。
稜線に着くと白い世界。それだけでも感激なのに、さらに霧氷のお出迎え。
ここで霧氷に出会えるとは夢を見ているようでした。
ホノケ山への稜線は途中から谷から上がってきた林道が走っていて、痛々しさを感じましたが、
林道に出る前の、緩やかな地形が織りなす風景は素敵でした。
この霧氷は儲けものでした。
634m付近の谷の源頭は、ぜひ雪で完全に埋もれた時に訪れてみたいですね。
灰坂峠は峠の趣きが失われ残念でしたが、
稜線から、灰色の雲の下、屏風のように連なる雪化粧した越美国境稜線の峰みね、
金草岳周辺を源とし、くねくねと蛇行しながら日野川へと流れる田倉川、そして川沿いの集落を眺めていると、河野、元比田から美濃徳山へと伸びる塩の道、交易の道が浮かび上がり、胸がどきどきしました。
素晴らしい眺め、感動的な眺めでした。
高倉峠への道もよく見えましたね。金草から笹ヶ峰への越美国境の姿が美しかった。
satoさんのように、古い道を想像してドキドキすることはなかったけど。
朝、白く輝いていた高頭山は、真下に着いた時には、だいぶ融けていましたが、
山頂に近づくと斜面はふたたび雪で覆われ、霧氷も残っていてうれしかったです。
若いブナの木々に囲まれた高頭山山頂は、ほっと落ち着くいい山頂でしたね。
そう、南側は霧氷が残っているのに、北側は融けているのが不思議で面白く、
お昼の休憩中、何度も右、左と首を動かしていました。
なんとかギリギリ間に合いましたね。この日、早い時間に訪れた人の写真を見ると、高頭山の西斜面はすごい霧氷でした。
山頂ではテニスの試合を見てるみたいに首を動かしてましたね。
ホノケ山の山頂もくつろげる山頂でしたね。日本海側の空と海と山の風景が印象的でした。
山頂らしい、いい山頂でした。ゆっくりしたいけど時間が・・・・
山が海まで迫っている地帯を眺めながら、元比田から菅谷、今、立っているホノケ山から北に下った鞍部の菅谷峠を越え、武生へとつながる「まぼろしの北陸道」
山と海のわずかな隙間、ふたつの小さな谷間にへばりつく、陸の孤島の大谷の集落の歴史に思いを巡らせていました。
なるほど、私は足が濡れて冷えてきたので早く温泉に入りたかったんだけど、違う思いに浸ってたんですね。
下りの東尾根はヤブ、ブナ林、展望と、くるくる味わえて面白かったです。
今回も、午後3時の陽光に照らされたやわらかな風景を楽しめました。
なかなか味のある?下山路でした。
そう、道中の雪面に刻まれた鳥の無数の足跡。何事?と思っていたら、
おびただしい数の鳥がばぁっとやってきて納得しました。
一羽一羽はかわいいですが、これだけ多いとちょっと怖かったです。
ヒッチコックの『鳥』を彷彿させました。
空が真っ黒になるぐらいの数でしたね。一斉に着地しては飛び立って行く姿は壮観でした。
鳥はやっぱりアトリのようです。
お山の最後は神社。渡来系の神社なのでしょうか。参道に並ぶ石像のお姿に海を感じました。
駐車地までの夕闇迫る湯尾の町歩きも楽しかったです。立派な家が並んでいましたね。
宿場町として栄えていたのですね。
大きな家が多くてびっくりしましたね。
それにしても日野川沿いは大きく開けてるのに、なんでわざわざ湯尾峠を越えたんでしょうね。
山日和
古代から、都から北陸へと続く道の要衝として栄えた今庄。湯尾峠道は、街道の面影が残る道でした。
立派な道に案内板。私は、ふむふむと説明を読み、そうかぁ、と江戸時代の旅人になった気分で歩いていましたが、
道なき道を愛する山日和さんは、戸惑いのようなものを感じていたのですね。
ああいう歴史の道も好きなんだけど、登山モードの時はちょっと折り合いが付きにくいのかも。
私も「道らしい道」は大好きですよ。
茶色い山並みの向こうにそびえ立つ凛々しいお姿の高頭山(たかつむり、難しい読み方ですね)は、
真っ白な霧氷に飾られていました。全く予想していなかった雪との出会いに、
胸をときめかせながら稜線へと向かっていきました。
高頭山の姿は凛として美しく、あんなにカッコいい山だったのかと驚きましたね。
ずいぶん遠く感じたけど、霧氷に間に合うかどうか、時間との戦いでしたね。
鍋倉山先の鞍部から稜線にかけてのブナ林は見事でしたね。
「温泉に入りたい」とおっしゃっていた山日和さんのお顔がほころんでいくのが分かりました(笑)。
思いがけずいいブナ林が出てきたのでモチアップしました。
稜線に着くと白い世界。それだけでも感激なのに、さらに霧氷のお出迎え。
ここで霧氷に出会えるとは夢を見ているようでした。
ホノケ山への稜線は途中から谷から上がってきた林道が走っていて、痛々しさを感じましたが、
林道に出る前の、緩やかな地形が織りなす風景は素敵でした。
この霧氷は儲けものでした。
634m付近の谷の源頭は、ぜひ雪で完全に埋もれた時に訪れてみたいですね。
灰坂峠は峠の趣きが失われ残念でしたが、
稜線から、灰色の雲の下、屏風のように連なる雪化粧した越美国境稜線の峰みね、
金草岳周辺を源とし、くねくねと蛇行しながら日野川へと流れる田倉川、そして川沿いの集落を眺めていると、河野、元比田から美濃徳山へと伸びる塩の道、交易の道が浮かび上がり、胸がどきどきしました。
素晴らしい眺め、感動的な眺めでした。
高倉峠への道もよく見えましたね。金草から笹ヶ峰への越美国境の姿が美しかった。
satoさんのように、古い道を想像してドキドキすることはなかったけど。
朝、白く輝いていた高頭山は、真下に着いた時には、だいぶ融けていましたが、
山頂に近づくと斜面はふたたび雪で覆われ、霧氷も残っていてうれしかったです。
若いブナの木々に囲まれた高頭山山頂は、ほっと落ち着くいい山頂でしたね。
そう、南側は霧氷が残っているのに、北側は融けているのが不思議で面白く、
お昼の休憩中、何度も右、左と首を動かしていました。
なんとかギリギリ間に合いましたね。この日、早い時間に訪れた人の写真を見ると、高頭山の西斜面はすごい霧氷でした。
山頂ではテニスの試合を見てるみたいに首を動かしてましたね。
ホノケ山の山頂もくつろげる山頂でしたね。日本海側の空と海と山の風景が印象的でした。
山頂らしい、いい山頂でした。ゆっくりしたいけど時間が・・・・
山が海まで迫っている地帯を眺めながら、元比田から菅谷、今、立っているホノケ山から北に下った鞍部の菅谷峠を越え、武生へとつながる「まぼろしの北陸道」
山と海のわずかな隙間、ふたつの小さな谷間にへばりつく、陸の孤島の大谷の集落の歴史に思いを巡らせていました。
なるほど、私は足が濡れて冷えてきたので早く温泉に入りたかったんだけど、違う思いに浸ってたんですね。
下りの東尾根はヤブ、ブナ林、展望と、くるくる味わえて面白かったです。
今回も、午後3時の陽光に照らされたやわらかな風景を楽しめました。
なかなか味のある?下山路でした。
そう、道中の雪面に刻まれた鳥の無数の足跡。何事?と思っていたら、
おびただしい数の鳥がばぁっとやってきて納得しました。
一羽一羽はかわいいですが、これだけ多いとちょっと怖かったです。
ヒッチコックの『鳥』を彷彿させました。
空が真っ黒になるぐらいの数でしたね。一斉に着地しては飛び立って行く姿は壮観でした。
鳥はやっぱりアトリのようです。
お山の最後は神社。渡来系の神社なのでしょうか。参道に並ぶ石像のお姿に海を感じました。
駐車地までの夕闇迫る湯尾の町歩きも楽しかったです。立派な家が並んでいましたね。
宿場町として栄えていたのですね。
大きな家が多くてびっくりしましたね。
それにしても日野川沿いは大きく開けてるのに、なんでわざわざ湯尾峠を越えたんでしょうね。
山日和
Re: 【南越前】湯尾峠から鍋倉山、ホノケ山へ
山日和さん、こんばんは~。レスありがとうございます。
私も桃の木と山椒の木がいっぺんに生えてきました。
なめっこの木はにょきにょき生えてましたね!
改めて情報ありがとうございました。
FBからこういう展開になるとは曇天の霹靂です。
1638799992114_1.jpg
おお、想像以上にいい雰囲気のトンネルですね。
温泉とビールの欲望に負けパスしたんですが、今度寄ってみます。
ちなみに洞吹さんの孫は「レキア」君といいます。(関係ない?)
芸能人みたいなお名前でかっこいい!
いいところでしたね。
でもおかずが欲しい・・・
霧氷がおかずではむひょーとはなりませんでしたか
わしたかさんは林道じゃなく尾根芯を歩きました?
私はP698を端折ってしまったのをちと後悔。
同じく林道を歩きました
(なんなら下山尾根のCa420で北の尾根に誘い込まれたところまで、山satoペアをばっちりトレースしました )。
そうですよね、わたしも林道を歩きながら横目にP698のブナ林を見て、やってしまった!と思いました。
積雪期に行かれるときはぜひ、わたくしめにもお声がけを~~~
実はそまやまのレストランが満席(貸切りになってたのか)で、ガックリ来ながら南条SAへ行きました。
山海里も覗きましたが、あまり食べるものがない感じで、結局SAの方のレストランへ行きました。
へー、あそこでそんなことがあるんですね。
山海里は若い女性を意識しすぎているという感じはしましたね~。
新店の越前そばの味は確かめておこうと思い注文しましたが、
味は普通に美味しいですが量が少なかったですね...
今庄のふる里も忠兵衛そばも量が少ないし、この店も越前そば専門店のポリシーを感じました
しかし高速に隣接した道の駅でアルコールを出すってのは初耳ですね。
SAから普通に歩いて行けますからね~。しこたま飲んで高速にGOとかありそう。
(スノー衆 美濃俣丸のあと南条SAでビールなかったことに衝撃を受けたわたしも成長しました )
自然を破壊する再生エネルギーとはいったい何なのかと思いますね。
放置されている植林の山に風車を建てるとか、比較的穏やかな瀬戸内海にフロートでとか、、、
それでも問題はいろいろありますね。いや本当に難しい。。。
わしたか
私も桃の木と山椒の木がいっぺんに生えてきました。
なめっこの木はにょきにょき生えてましたね!
改めて情報ありがとうございました。
FBからこういう展開になるとは曇天の霹靂です。
1638799992114_1.jpg
おお、想像以上にいい雰囲気のトンネルですね。
温泉とビールの欲望に負けパスしたんですが、今度寄ってみます。
ちなみに洞吹さんの孫は「レキア」君といいます。(関係ない?)
芸能人みたいなお名前でかっこいい!
いいところでしたね。
でもおかずが欲しい・・・
霧氷がおかずではむひょーとはなりませんでしたか
わしたかさんは林道じゃなく尾根芯を歩きました?
私はP698を端折ってしまったのをちと後悔。
同じく林道を歩きました
(なんなら下山尾根のCa420で北の尾根に誘い込まれたところまで、山satoペアをばっちりトレースしました )。
そうですよね、わたしも林道を歩きながら横目にP698のブナ林を見て、やってしまった!と思いました。
積雪期に行かれるときはぜひ、わたくしめにもお声がけを~~~
実はそまやまのレストランが満席(貸切りになってたのか)で、ガックリ来ながら南条SAへ行きました。
山海里も覗きましたが、あまり食べるものがない感じで、結局SAの方のレストランへ行きました。
へー、あそこでそんなことがあるんですね。
山海里は若い女性を意識しすぎているという感じはしましたね~。
新店の越前そばの味は確かめておこうと思い注文しましたが、
味は普通に美味しいですが量が少なかったですね...
今庄のふる里も忠兵衛そばも量が少ないし、この店も越前そば専門店のポリシーを感じました
しかし高速に隣接した道の駅でアルコールを出すってのは初耳ですね。
SAから普通に歩いて行けますからね~。しこたま飲んで高速にGOとかありそう。
(スノー衆 美濃俣丸のあと南条SAでビールなかったことに衝撃を受けたわたしも成長しました )
自然を破壊する再生エネルギーとはいったい何なのかと思いますね。
放置されている植林の山に風車を建てるとか、比較的穏やかな瀬戸内海にフロートでとか、、、
それでも問題はいろいろありますね。いや本当に難しい。。。
わしたか