【台高】20211204ガスに煙る霧氷・盆栽平
Posted: 2021年12月05日(日) 15:18
今冬早々と青空に霧氷を先週鑑賞できた。
今週はガスに煙る霧氷の鑑賞に出かけた。
「これが冬の山遊び」とは分かっているが、
季節風に吹かれながらの山歩きは厳しいな。
【 日 付 】 令和3年12月4日(土)
【 山 域 】 台高
【 天 候 】 曇り ガス
【 ルート】 地蔵谷出合8:15---11:40盆栽平---15:50駐車地
【メンバー】 グー単独
お墓の樒の水を換えて国道へ戻るとトラックの後ろに付いた。
「急ぐことも無いか」とチンタラと付いてゆく。
トラックも道を譲ってくれる気もないようだ。
「どこかで曲がってゆくだろう」と思っていたが
高見トンネルの手前から左へ入ってゆく。
「おやおや、行先は私と同じか」
山道へ入ってしばらくして道を譲ってくれた。
「ありがとう」
木梶林道に入ると霙がフロントガラスを濡らし始めた。
雪なら払い落とせるが霙は厄介だ。車の中でしばらく待機する。
今日はガスに煙る霧氷鑑賞のつもりで来た。
赤ゾレ山北東尾根を登る。山頂は狙い通りのガスに霧氷。
近くの霧氷しか見えない。「絵にならないなぁ~」
国見山へ向けて縦走路を歩く。
季節風があられをほほに打ち付けてくる。フードを前へ引っ張る。
「休憩!」
風を避けて、木屋谷が始まる窪地でお茶を飲んで体を温める。
国見馬駈ケ場からは縦走路を離れる。
「まだ傘の開いたナメコなら残っているかも?」
と倒木を覗き込みながら小谷を下るが・・・「見つからないわな」
盆栽平に上がって桧塚を見る。ちょうど雲の底が山頂あたりだ。
「あちらも今日はガスに煙る霧氷のようだな」
盆栽平から国見若水に向けて尾根を登る。
尾根形状が消え、山肌に吸収される手前右に湧き水がある。
国見若水は落ち葉がいっぱい溜まっていた。掃除をする。
今日は豊富な水だ。1杯飲んでみる。温かく甘く感じる。
左手の岩の上からご神木に向けてトラバースをしてゆく。
このトラバース道も踏み跡がしっかりしてきた。
かなり多くの人が歩いてくれるようになったのかな?
ノートに記帳して、さらにトラバースして縦走路に出た。
ウシロ嵓から明神方面はぼんやりと見えたり隠れたり。
寒い風の中、雲の底が上がるのを待っていられない。
国見山山頂への20mの登りを嫌って右から巻いて戻る。
帰りも残り物のナメコに行き当たらないかと・・・
「労を惜しむなまくらで、節穴の目のグーには見つからないわな」
グー(伊勢山上住人)