【安倍奥】八絋嶺☆林道崩壊につき弾丸ハイキングで

山行記、山の思い出、限定
フォーラムルール
新規トピックは文頭に以下のテンプレートをなるべく使ってください。
【 日 付 】
【 山 域 】 
【メンバー】
【 天 候 】
【 ルート 】
※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
返信する
yamaneko0922
記事: 539
登録日時: 2018年11月20日(火) 06:39
お住まい: 京都市左京区

【安倍奥】八絋嶺☆林道崩壊につき弾丸ハイキングで

投稿記事 by yamaneko0922 »

【 日 付 】2021年10月23日(土曜日)
【 山 域 】安倍奥
【メンバー】山猫、家内
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】安倍峠登山口13:36〜14:14八絋嶺登山口〜14:40富士見台〜15:23八紘沢の頭〜15:36八紘嶺〜16:20富士見台〜16:37八絋嶺登山口〜17:05安倍峠登山口

この安倍奥なる山域はいつか訪れてみたいと前々からその機会を伺っていたところである。南アルプス南部の山と高原地図の裏面に「安倍奥」の地図があるのでこの山域を知ったのだが、2年前のオフ会にて初めてバーチャリさんとお話しした時のこと、話は南アルプスの深南部のことになり、「安倍奥はいいですよ〜」という予言のようなフレーズが以来、耳の奥でリフレインしていたのだった。

久しぶりの横浜への出張は土曜日の朝に私の役目が終了するので、いよいよ念願の安倍奥に足を踏み入れることにした。前日の首都圏では日がな冷たい雨が降り続いていたが、ホテルで早朝に目が醒めると、美しいブルーアワーであり、東の空の一端がオレンジ色に染まっている。都会でもこのような暁の空を眺めることが出来るのは空気が澄んでいる証しであり、この日の好天が期待されるというものだ。
夜明け.JPG

仕事が終わるとその足で新幹線に乗り込み、静岡で家内と待ち合わせる。駅の近くでレンタカーを借りて、一路、安倍川の源流部、いわゆる安倍奥を目指して北上する。

川の両側には丘陵が現れると茶畑が広がるようになり、いかにも静岡らしい景色が広がる。大井川方面への分岐点となる横沢までは南アルプスからの往復で何度か通ったところであるが、ここから先は初めてだ。急に川の両側に山が迫り、渓谷の雰囲気となる。

梅ヶ島温泉、山中に忽然とレトロというか昭和風の雰囲気の旅館が立ち並ぶ温泉街が現れる。温泉街を通り過ぎて安倍峠に向かう林道豊岡梅ヶ島線へと入ると、最初の左カーブで多くの車が停められている。何とこの先で林道は通行止になっているではないか。2年前の台風19号の影響で林道が崩壊したままらしい。

翌日の山行の計画もあるのでこの日は車で登山口まで林道を上がって短い山行に・・・と思っていたのだが、そのあてが大きく外れたようだ。今更、他のトレッキングを計画するのは難しい。登山口で休憩されていた男性がおられたのでお話をお伺いすると安倍峠まで行ってこられたらしい。「足の速い人なら1時間で登山口まで登るでしょう」とのこと。

しばし地図と睨めっこをしてコースタイムを計算するが、何とか八絋嶺まで往復可能かもしれないと判断する。問題は翌日の山行があるので、ハムストリング付着部炎を患っている左脚にどれほどの負荷をかけられるかではある。ピストン往復のいいところは登山は難しいと感じたらその時点で引き返すことが出来るのことだろう。

登山の準備をしているうちにも上からも続々と人が降りてくる。どうやらかなり人気の山のようだ。早々に準備を整え、ヘッデンをリュックの中に忍ばせると植林の尾根に取り付く。展望のない植林の中を黙々と登り、40分弱で林道との交差地点、すなわち本来の八絋嶺の登山口に到着する。林道から上では景色が一変、自然林の快適な疎林が広がるようになったかと思うと随所にブナの大樹が現れ、樹々の立派さに見惚れながら尾根を登る。
山毛欅.JPG

樹林の中で色づいている低木は五葉の躑躅のようだ。おそらくシロヤシオだろう。午後の陽光が差し込み樹林ではかすかに色づいた樹々から柔らかな透過光が降り注ぐ。稜線が近づくと尾根の右手は針葉樹林が広がるようになる。シラビソのように思われる。関西でよく見かける杉や檜の樹林とは大きく異なり、林の中が明るい。
シラビソ.JPG

安倍峠からの稜線と合流する地点が富士見台だ。富士見台は簡素な木製のプレートが置かれているだけの場所であった。富士山が見えるには見えるが樹々の生ですっきりと展望できるわけではない。右手の尾根芯の上に登るとようやく富士山の眺望が得られたが、富士山の山頂部には笠雲がかかっている。尾根芯の北側は足元から大きく切れ落ちているので慎重を要するところだ。

ここまで登り始めてからおよそ1時間、このペースでいけばおそらく八絋嶺まで1時間、下りは2/3をかけて1時間20分、何とか17時過ぎには下山出来るだろうと計算する。

八絋嶺を目指して稜線を北西に進むと、尾根は一段と空気が冷え込んでいるようだ。ひときわ鮮やかな紅葉を見せているのはドウダンツツジだろう。最初の小ピークに登ると稜線には立ち枯れの樹々の間に笹原が広がり、南側に安倍川から駿河湾に至るまでの大展望が広がるようになる。やがて笹原の間にはダケカンバが目立つようになり、午後の日差しが光沢のある幹を明るく輝かせている。
ダケカンバ.JPG

山頂への登りになると笹原が大きく広がり、安倍奥の東側の山々の彼方に駿河湾を眺めながら最後の登りを辿る。
展望3.JPG

山頂部は落葉松の樹林帯となっている。八絋嶺は安倍川、富士川、大井川の分水嶺であるが、その割には山頂は落葉松に囲まれて展望のない地味な広場であった。ここからは日没までのカウント・ダウンが始まるので、山頂でのんびりしている余裕はない。早々に落葉松林の中を下山の途につく。
落葉松.JPG

尾根には随所で左側に富士山の好展望地が現れる。嬉しいことに先ほどまでは笠雲を被っていた富士山からみるみるうちに雲がとれて、その端正な山容が姿を現す。
富士山2.JPG

下りの尾根では夕方の斜陽のせいでシロヤシオの紅葉が黄金色に輝かせている。今更ではあるが、ピストン往復は同じ場所が陽光や雲の具合によって帰路が新鮮に感じられるのが面白い。
黄葉.JPG

良好に整備された登山道は歩きやすいので快適に下ることが出来るが、家内は砂利の多い下り道は苦手らしく、あまりスピードが出ない。夕陽が山の陰に隠れると植林の中は急に薄暗くなってゆく。

ほぼ計算通りの時間に登山口に辿り着いた。まだ空は明るいように思われたが、秋の落日は速い、梅ヶ島温泉から南下して今夜の宿、コンヤ温泉に向かうと急速にあたりは暗くなっていくのだった。

いささか慌ただしい山行ではあったが、絶好の展望に加えて短いコースの間にも多彩な表情を見せてくれる安倍奥の林相を堪能した山行であった。やはりバーチャリさんの予言は正しかった。
山猫 🐾
バーチャリ
記事: 547
登録日時: 2011年3月12日(土) 20:58

Re: 【安倍奥】八絋嶺☆林道崩壊につき弾丸ハイキングで

投稿記事 by バーチャリ »

yamaneko0922 さんこんにちは

安倍奥のレポ ちょう嬉しいです(^^)/

【 日 付 】2021年10月23日(土曜日)
【 山 域 】安倍奥
【メンバー】山猫、家内
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】安倍峠登山口13:36〜14:14八絋嶺登山口〜14:40富士見台〜15:23八紘沢の頭〜15:36八紘嶺〜16:20富士見台〜16:37八絋嶺登山口〜17:05安倍峠登山口


昼から登られたのですね。


この安倍奥なる山域はいつか訪れてみたいと前々からその機会を伺っていたところである。南アルプス南部の山と高原地図の裏面に「安倍奥」の地図があるのでこの山域を知ったのだが、2年前のオフ会にて初めてバーチャリさんとお話しした時のこと、話は南アルプスの深南部のことになり、「安倍奥はいいですよ〜」という予言のようなフレーズが以来、耳の奥でリフレインしていたのだった。

耳の片隅に 有難うございます。

秘境の 房小山  バラ谷ノ頭 黒法師岳 不動岳 あくまでも私の好み不動岳を耳の奥に


久しぶりの横浜への出張は土曜日の朝に私の役目が終了するので、いよいよ念願の安倍奥に足を踏み入れることにした。前日の首都圏では日がな冷たい雨が降り続いていたが、ホテルで早朝に目が醒めると、美しいブルーアワーであり、東の空の一端がオレンジ色に染まっている。都会でもこのような暁の空を眺めることが出来るのは空気が澄んでいる証しであり、この日の好天が期待されるというものだ。

そうですか 写真の朝焼けが綺麗ですね。


仕事が終わるとその足で新幹線に乗り込み、静岡で家内と待ち合わせる。駅の近くでレンタカーを借りて、一路、安倍川の源流部、いわゆる安倍奥を目指して北上する。


新幹線で山登りですか交通費がめちゃ高く付きますね(*_*)
奥様と同じ趣味でいいですね。



梅ヶ島温泉、山中に忽然とレトロというか昭和風の雰囲気の旅館が立ち並ぶ温泉街が現れる。温泉街を通り過ぎて安倍峠に向かう林道豊岡梅ヶ島線へと入ると、最初の左カーブで多くの車が停められている。何とこの先で林道は通行止になっているではないか。2年前の台風19号の影響で林道が崩壊したままらしい。


梅ヶ島温泉は信玄の隠れ湯と言ってましたが

こちら林道と深南部の林道は山に入る前調べないと足止め食います。


しばし地図と睨めっこをしてコースタイムを計算するが、何とか八絋嶺まで往復可能かもしれないと判断する。問題は翌日の山行があるので、ハムストリング付着部炎を患っている左脚にどれほどの負荷をかけられるかではある。ピストン往復のいいところは登山は難しいと感じたらその時点で引き返すことが出来るのことだろう。

翌日の山行の事を考えるとベストですよね。

登山の準備をしているうちにも上からも続々と人が降りてくる。どうやらかなり人気の山のようだ。早々に準備を整え、ヘッデンをリュックの中に忍ばせると植林の尾根に取り付く。展望のない植林の中を黙々と登り、40分弱で林道との交差地点、すなわち本来の八絋嶺の登山口に到着する。林道から上では景色が一変、自然林の快適な疎林が広がるようになったかと思うと随所にブナの大樹が現れ、樹々の立派さに見惚れながら尾根を登る。


安部峠から七面山や山伏に縦走するのでしょうか?


樹林の中で色づいている低木は五葉の躑躅のようだ。おそらくシロヤシオだろう。午後の陽光が差し込み樹林ではかすかに色づいた樹々から柔らかな透過光が降り注ぐ。稜線が近づくと尾根の右手は針葉樹林が広がるようになる。シラビソのように思われる。関西でよく見かける杉や檜の樹林とは大きく異なり、林の中が明るい。



シロヤシオの時期に安部峠から大光かこちらに登ろうか迷いましたが
岩岳~十枚山にしましたがそれはそれはシロヤシオのトンネルでした。
安部峠 八絋嶺  もシロヤシオはすごいと思います。


安倍峠からの稜線と合流する地点が富士見台だ。富士見台は簡素な木製のプレートが置かれているだけの場所であった。富士山が見えるには見えるが樹々の生ですっきりと展望できるわけではない。右手の尾根芯の上に登るとようやく富士山の眺望が得られたが、富士山の山頂部には笠雲がかかっている。

富士山大きく見れましたね。



尾根芯の北側は足元から大きく切れ落ちているので慎重を要するところだ。


ここだけ気を付ければ危ない所はないですよね。


八絋嶺を目指して稜線を北西に進むと、尾根は一段と空気が冷え込んでいるようだ。ひときわ鮮やかな紅葉を見せているのはドウダンツツジだろう。最初の小ピークに登ると稜線には立ち枯れの樹々の間に笹原が広がり、南側に安倍川から駿河湾に至るまでの大展望が広がるようになる。やがて笹原の間にはダケカンバが目立つようになり、午後の日差しが光沢のある幹を明るく輝かせている。

笹原に生えてるダケカンバは白い木肌が目立ち好きです。



山頂部は落葉松の樹林帯となっている。八絋嶺は安倍川、富士川、大井川の分水嶺であるが、その割には山頂は落葉松に囲まれて展望のない地味な広場であった。ここからは日没までのカウント・ダウンが始まるので、山頂でのんびりしている余裕はない。早々に落葉松林の中を下山の途につく。


気を付けて下山して下さい

尾根には随所で左側に富士山の好展望地が現れる。嬉しいことに先ほどまでは笠雲を被っていた富士山からみるみるうちに雲がとれて、その端正な山容が姿を現す。

何処に行っても富士山探しますが
日本一ですよ



いささか慌ただしい山行ではあったが、絶好の展望に加えて短いコースの間にも多彩な表情を見せてくれる安倍奥の林相を堪能した山行であった。やはりバーチャリさんの予言は正しかった。


広告代をもらっているわけではないですが(^_-)-☆
私の大好き山 房小山  バラ谷ノ頭を そうそう地蔵峠から岩岳~十枚山は入山しやすく素敵なブナ林 カラマツ シロヤシオなどの 稜線歩きが待っています。

問題は翌日の山行のレポ待ってます(^^)/

  バーチャリ
おど+
記事: 241
登録日時: 2014年1月05日(日) 15:55
お住まい: 愛知県
連絡する:

Re: 【安倍奥】八絋嶺☆林道崩壊につき弾丸ハイキングで

投稿記事 by おど+ »

山猫さん、こん**は。

>【 ルート 】安倍峠登山口13:36〜14:14八絋嶺登山口〜14:40富士見台〜15:23八紘沢の頭〜15:36八紘嶺〜16:20富士見台〜16:37八絋嶺登山口〜17:05安倍峠登山口

 奇遇です。 この日は南西の口坂本温泉から「笹山」までピストン縦走で歩いていました。 「八紘嶺」へは2度ほど登っていますが、展望はもちろん雰囲気もよくて好きな場所です。

>この安倍奥なる山域はいつか訪れてみたいと前々からその機会を伺っていたところである。南アルプス南部の山と高原地図の裏面に「安倍奥」の地図があるのでこの山域を知ったのだが、2年前のオフ会にて初めてバーチャリさんとお話しした時のこと、話は南アルプスの深南部のことになり、「安倍奥はいいですよ〜」という予言のようなフレーズが以来、耳の奥でリフレインしていたのだった。

 やぶこぎの人で、静岡県の山(南アルプス除く)を登っている人は少ないように見受けられますね…。(当然、バーチャリさんは別ですよ)

>尾根には随所で左側に富士山の好展望地が現れる。嬉しいことに先ほどまでは笠雲を被っていた富士山からみるみるうちに雲がとれて、その端正な山容が姿を現す。

 自分の場合、朝の早い時間は天気良かったのですが、富士山が見られる稜線に到着した時には曇り始めていました…。 なんとか「笹山」の山頂からギリギリ見ることが出来た程度で、3時に下山した時はまだ雲が多めでしたが、その後夕方には回復したのですね。

>いささか慌ただしい山行ではあったが、絶好の展望に加えて短いコースの間にも多彩な表情を見せてくれる安倍奥の林相を堪能した山行であった。やはりバーチャリさんの予言は正しかった。

 山猫さんなら、「竜爪山」からグルっと「山伏」か「笹山」まで周回できると思うので、早く怪我が治ると良いですね。(この山域は、バスが利用できるのも良いところです)

 それではお大事に。

おど+
yamaneko0922
記事: 539
登録日時: 2018年11月20日(火) 06:39
お住まい: 京都市左京区

Re: 【安倍奥】八絋嶺☆林道崩壊につき弾丸ハイキングで

投稿記事 by yamaneko0922 »

バーチャリさん 

レス有難うございます。何よりもバーチャリさんのレスを期待してのrepですから。

>秘境の 房小山  バラ谷ノ頭 黒法師岳 不動岳 あくまでも私の好み不動岳を耳の奥に

ご紹介有難うございます。心得ました。

>新幹線で山登りですか交通費がめちゃ高く付きますね(*_*)

今回は少なくとも私の分は出張先が出してくれるので・・・
でも新幹線代を出しても行く価値のあるところですね。

>梅ヶ島温泉は信玄の隠れ湯と言ってましたが

初日はコンヤ温泉、翌日は下山後は新田温泉(黄金の湯)なので、梅ヶ島温泉に入っていないのが心残りなのです。次回には是非、訪れたいと思います。安倍大滝も。

>安部峠から七面山や山伏に縦走するのでしょうか?

登山口では山伏から周回してきたというカップルと遭遇しました。
七面山からの縦走は是非ともしてみたいところですね。

>シロヤシオの時期に安部峠から大光かこちらに登ろうか迷いましたが
岩岳~十枚山にしましたがそれはそれはシロヤシオのトンネルでした。


repの最後の写真の黄葉はすべてシロヤシオだと思います。花の季節はすごいでしょうね。
シロヤシオの紅葉と稜線
シロヤシオの紅葉と稜線

それからドウダンツツジの紅葉も綺麗でした。
満天星.JPG

>笹原に生えてるダケカンバは白い木肌が目立ち好きです。

確かにそうですね。笹原が光を反射するからでしょうかね。

>地蔵峠から岩岳~十枚山は入山しやすく素敵なブナ林 カラマツ シロヤシオなどの 稜線歩きが待っています。

ご教示有難うございます。是非ともシロヤシオのトンネルを楽しみに行きたいです。
山猫 🐾
yamaneko0922
記事: 539
登録日時: 2018年11月20日(火) 06:39
お住まい: 京都市左京区

Re: 【安倍奥】八絋嶺☆林道崩壊につき弾丸ハイキングで

投稿記事 by yamaneko0922 »

おど+さん レス有難うございます。

オフ会ではすぐお近くにいらしたのにお話しが出来ずに失礼しました。
重症化することなく無事のご快復が何よりですが、きっと日頃の山歩きの賜物なのでないかと皆さんが思ったことでしょう。

> 奇遇です。 この日は南西の口坂本温泉から「笹山」までピストン縦走で歩いていました。

なんと! 翌日の山行・・・夜まで山伏から笹山に向かうか大谷嶺に向かうか迷ったのですが・・・笹山がとても気になっております。
顛末はこの後にアップする続編で。

>朝の早い時間は天気良かったのですが、富士山が見られる稜線に到着した時には曇り始めていました…。 なんとか「笹山」の山頂からギリギリ見ることが出来た程度で、3時に下山した時はまだ雲が多めでしたが、その後夕方には回復したのですね。

そうなんです。静岡に向かう新幹線からは富士山が綺麗に見えていて車内で歓声が沸き起こったくらいでした。
午後3時頃から空にはかなり雲が多くなったのですが、それが下山路についた頃から空がみるみるうちに晴れて行きました。

>早く怪我が治ると良いですね。(この山域は、バスが利用できるのも良いところです)

有難うございます。この安倍奥はバーチャリさんのレスにもあるようにブナのみならずダケカンバ、シロヤシオ、カラマツ、シラビソと短い間にも尾根が多彩な表情を見せてくれるのが魅力ですね。お陰様で次に訪れるのがますます楽しみになりました。
山猫 🐾
返信する