【鈴鹿】後谷集落からイブキ、イワス周回

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しのやん
記事: 119
登録日時: 2017年11月28日(火) 21:27
お住まい: 三重県四日市市

【鈴鹿】後谷集落からイブキ、イワス周回

投稿記事 by しのやん »

もうそろそろ奴らの活動も収まってくれるだろう。
山荘まではしょっちゅう来てるが 山には入ってないので、様子を見がてら イブキ~イワスへ

【 日 付 】 2021年 10月9日
【 山 域 】 鈴鹿
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】 後谷集落 9:30 ~イブキ 10:03~ イワス 10:30 ~ 後谷集落 11:20

後谷神社の階段前を通り 峠まで行ってからイブキへ行く事も出来るが、草ボウボウで道は消えているだろう。迷わず境内への階段を登り 祠の左から尾根に取り付くが
さほど急登でもなく 難なく尾根芯に出るとそこからは歩き易い 集落が栄えてた頃はここも歩かれてたのであろう… マツタケも採れたという話も聞いた事があり もしかしてあるかも?と 松の木周辺を探すが ある訳もなく(笑) 諦めて先へ歩く 樹林帯で日が遮られてるにもかかわらず この時期としては異常に暑い😓 時々蜘蛛の巣に絡まれながら 30分ほどで イブキ山頂到着。
ここから林道へ向かうと 途中から バイクが走ったような跡が… この辺りはモトクロスの聖地化してるのを 何かの記事で読んだことがある。
そう言えば採石場跡地から バイク音が良く聞こえてた事もあったな、それが段々山の中まで走るようになってるらしい、好ましくない事実だ。
林道に降りて そのまま採石場を通ってイワス山頂へは行けるが、登りは左の尾根を進む 数年前に自分が付けたピンクリボンがしっかり残ってる 特に無くても問題はないが(笑) 途中で薮と岩のミックスで登りにくい所もあるが、折りたたみ小型ノコギリが威力を発揮して突破。
イワスに到着 琵琶湖が眼下に見える なかなかの眺望がいい 人もいないし1人でのんびりするにはいい所だ。
彦根市と琵琶湖
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手前 高取  奥に鍋尻山
手前 高取 奥に鍋尻山
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採石場まで下りると 3台ほどのバイクが…場内を歩いて林道を歩こうとしたが、バイクが走り始め なんだか邪魔にされそうなので、歩けそうな尾根を後谷方面へ下り谷沿いの道を進むが、集落の直前でシダが大量に生え道が無くなっている ここまで来れば道無くても帰れるが、人が入らない 歩かれてないと言う事はこういう事なんだと実感させられた。
シダが大量に…
シダが大量に…
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biwaco
記事: 1421
登録日時: 2011年2月22日(火) 16:56
お住まい: 滋賀県近江八幡市

Re: 【鈴鹿】後谷集落からイブキ、イワス周回

投稿記事 by biwaco »

しのやん、こんにちは(^^)/
イブキ、イワス…に惹かれて覗いてみました。

4月、kitayamaさんと白玉ちゃんの花見のついでに初めて訪ねてみました。
比婆山から霊仙の雄姿を眺めながらランチしたあとの腹ごなしです。(^_-)
いきなり崖の上(採石場上部)に出て、どうやって下ろうか悩みました。でも西側にピンクテープがあり、それを頼りにイブキへの尾根に乗ることができました。あれ、しのやんの付けた目印だったんですね。
比婆山からは人っ子一人出会いませんでした。このエリア、これから静かな紅葉の山が楽しめそうですね。

よろしかったらブログの記録です。(~びわ爺)
http://biwaco21.livedoor.blog/archives/9914239.html
しのやん
記事: 119
登録日時: 2017年11月28日(火) 21:27
お住まい: 三重県四日市市

Re: 【鈴鹿】後谷集落からイブキ、イワス周回

投稿記事 by しのやん »

biwakoさん、こんにちは、レスありがとうございます😊

4月、kitayamaさんと白玉ちゃんの花見のついでに初めて訪ねてみました。
比婆山から霊仙の雄姿を眺めながらランチしたあとの腹ごなしです。(^_-)
いきなり崖の上(採石場上部)に出て、どうやって下ろうか悩みました。でも西側にピンクテープがあり、それを頼りにイブキへの尾根に乗ることができました。あれ、しのやんの付けた目印だったんですね。

行ってましたねぇ~ 山芍薬を観に行きたかったのですが、なかなかタイミングが…

はい、ピンクテープは私が付けました(笑)
今思えば もう少し歩き易い所に付ければ良かったかなと 思ってますが、とりあえずそのままで😅

比婆山からは人っ子一人出会いませんでした。このエリア、これから静かな紅葉の山が楽しめそうですね。

もうしばらくすると 後谷集落の大銀杏が見頃になるかも、その頃にぶらりと行ってみたいです。

よろしかったらブログの記録です。

ありがとうございます。 拝見させて頂きます😊

しのやん
sato
記事: 412
登録日時: 2019年2月13日(水) 12:55

Re: 【鈴鹿】後谷集落からイブキ、イワス周回

投稿記事 by sato »

しのやんさま

こんにちは。ご無沙汰しています。
霊仙山の麓の村むらに興味があり、ふらりと歩きに出かけたり、図書館で本を借りて読んだりしていました。
昨年、しのやんさんのお父さまが、後谷に山小屋を建てられ、
後谷の歴史を書かれた本を出版されたことをお聞きした時、是非、購入したいと思いました。
貴重なご本をくださりありがとうございました。

しのやんさんのレポを拝見し、「消えゆく ある小さな 山村の話」を読み返しました。
イワス(原石山)は、岩の巣という意味なのでしょうか。
石灰岩のお山で、1933年にセメント工場の建設が始まり、1935年から1996年まで石灰岩が採掘されていたのですね。
最盛期には、村内に社宅や独身寮、日用品のお店が建ち、にぎやかだったのですね。
他の村にはない文化生活を送ることが出来た一方で、
谷川の氾濫による土砂災害、貧富の差、利己主義、個人主義の風潮といったあらたな面も浮き彫りになった、
という記述が胸に刺さりました。

原石山が閉山になり、人々は山を去り、過疎化が進み、
1998年ごろには後谷の住民は0人になってしまったのですね。
ご本を味わいながら、後谷に生きた人びとの歴史を語り継いでいきたいという、
しのやんさんご家族のお気持ちを思いました。

ある小さな山村の歴史、その村に生きたひとびとの歴史。
ひとりひとりの歴史は、ちいさくて、いつか存在したことさえ無かったように消えてしまう歴史なのだけど、
一度しかない人生を生き抜いた人たちの、尊く、重みのある歴史なのですね。
村、暮らしの痕跡は、その重みを静かに物語ります。でも、いずれ埋もれてしまう。
本は宝物ですね。

ちいさな人生の重みを感じる一場面に出会うと、
人はどこから来て、どこにいくのだろう。そして、今、ここにいるわたしは何なのだろう、
と人間の歴史を考えてしまいます。
そして、わたしたちひとりひとりも、それぞれかけがえのない人生という歴史を刻んでいるのだ、
ということに気が付きます。

イワスは、不思議な響きと独特な山容に惹かれ、訪れる人も多いと思います。
お山とお山に生きた人々の歴史を知ると、お山の見え方が変わってきますね。
林道や山中を駆け抜けるモトクロス、ご本人は楽しいのでしょうが、
このお山はどういうお山なのか、想像力を持っていただきたいですね。

道は歩くことによって維持されるのですね。
イワスを最後に訪れたのが、三年前のオフ会の前日でした。
もう少し寒くなった紅葉か初冬の頃、また歩きに出かけようと思いました。

sato
しのやん
記事: 119
登録日時: 2017年11月28日(火) 21:27
お住まい: 三重県四日市市

Re: 【鈴鹿】後谷集落からイブキ、イワス周回

投稿記事 by しのやん »

satoさん、おはようございますご無沙汰しております、レスありがとうございます。 大変な目にあったみたいで 心配しておりました。その後は大丈夫ですか?

こんにちは。ご無沙汰しています。
霊仙山の麓の村むらに興味があり、ふらりと歩きに出かけたり、図書館で本を借りて読んだりしていました。
昨年、しのやんさんのお父さまが、後谷に山小屋を建てられ、
後谷の歴史を書かれた本を出版されたことをお聞きした時、是非、購入したいと思いました。
貴重なご本をくださりありがとうございました。

しのやんさんのレポを拝見し、「消えゆく ある小さな 山村の話」を読み返しました。
イワス(原石山)は、岩の巣という意味なのでしょうか。
石灰岩のお山で、1933年にセメント工場の建設が始まり、1935年から1996年まで石灰岩が採掘されていたのですね。
最盛期には、村内に社宅や独身寮、日用品のお店が建ち、にぎやかだったのですね。
他の村にはない文化生活を送ることが出来た一方で、
谷川の氾濫による土砂災害、貧富の差、利己主義、個人主義の風潮といったあらたな面も浮き彫りになった、
という記述が胸に刺さりました。

私の記憶の片隅には、まだ何件かに人が住んでいました。もう白黒でしか思いだされませんが(笑)

原石山が閉山になり、人々は山を去り、過疎化が進み、
1998年ごろには後谷の住民は0人になってしまったのですね。
ご本を味わいながら、後谷に生きた人びとの歴史を語り継いでいきたいという、
しのやんさんご家族のお気持ちを思いました。

ある小さな山村の歴史、その村に生きたひとびとの歴史。
ひとりひとりの歴史は、ちいさくて、いつか存在したことさえ無かったように消えてしまう歴史なのだけど、
一度しかない人生を生き抜いた人たちの、尊く、重みのある歴史なのですね。
村、暮らしの痕跡は、その重みを静かに物語ります。でも、いずれ埋もれてしまう。
本は宝物ですね。

よくここまで書けたな と言うのが正直な感想です。父親は、若い時から努力の人でしたから… 情けない事に私にはなかなか真似できません。こうして本になって残すのは凄い大事な事ですよね。

ちいさな人生の重みを感じる一場面に出会うと、
人はどこから来て、どこにいくのだろう。そして、今、ここにいるわたしは何なのだろう、
と人間の歴史を考えてしまいます。
そして、わたしたちひとりひとりも、それぞれかけがえのない人生という歴史を刻んでいるのだ、
ということに気が付きます。

イワスは、不思議な響きと独特な山容に惹かれ、訪れる人も多いと思います。
お山とお山に生きた人々の歴史を知ると、お山の見え方が変わってきますね。
林道や山中を駆け抜けるモトクロス、ご本人は楽しいのでしょうが、
このお山はどういうお山なのか、想像力を持っていただきたいですね。

原石山に登り 錆び付いた工場跡を見ると 寂しいような、なんだか不思議な感覚がおそってきます。祖母もここで働いてたようです。

何年か前から バイクの音が上から聞こえて来るようになったそうです。広いところで走ってるだけならまだいいですが、山の中は止めて欲しいです。
私も学生の時 原付を持ち込んで 後谷神社前を通って峠まで 走ってましたが(笑) 当時はちゃんと歩道がありましたから…


道は歩くことによって維持されるのですね。
イワスを最後に訪れたのが、三年前のオフ会の前日でした。
もう少し寒くなった紅葉か初冬の頃、また歩きに出かけようと思いました。

sato

適度に人が歩かないと 草ボウボウで… 雪が降る寸前くらいが1番歩きやすいかも(笑)集落の大銀杏を観に機会があったら是非訪れて下さい。

しのやん
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