【日 付】2021年10月2日(土)
【山 域】京都北山 芦生周辺
【天 候】晴れ
【コース】口芦生8:30---9:10ゴルジュ入口---9:50 25m滝上10:10---11:55奥ノ谷山13:10---14:40櫃倉谷出合15:05
---15:40須後---16:05口芦生
奥ノ谷(オクノタン)は由良川上流、芦生の手前の口芦生から北上する谷である。有名な芦生の京大演習林の外
側に位置するが、源流の三角点はその名も「芦生」という。
口芦生の集落から谷沿いの道を上がって行くが、植林の中の細々とした流れは風采も上がらず、ホントに遡行
の対象になるのかという印象だ。
杣道を辿りながら進んで行くと、意外に早く植林が切れた。と同時にナメ滝が連続して現れる。植林帯にもナメ
はあったが、やはり自然林の中は空気が違う。
見た目には美しいナメ滝だが、この谷の岩質は滑りやすく、フェルトのフリクションを効かして歩くのは不可能
だ。乾いた岩でもよく滑るのでまったく油断できない。
突然両岸そば立つゴルジュが現れた。ただ者ではない気配を感じる。
カーブを越えて目の前に現れたのは、どう見ても直登不能の10mほどのナメ滝だ。曲がっているので見えないが、
その先にも滝が続いているようである。左から巻き上がって滝頭に出ると5mほどの滝が続く。これは水流のど真
ん中を直登できた。驚いたことに、続いて20mはありそうな斜瀑が立ちはだかる。
なんという岩なのか知らないが、なだらかにカーブした縞模様が美しい。
滑るように流れる水流を見ながら左から慎重に巻き上がると、そこには度肝を抜かれるような光景が待ってい
た。3段25mはありそうな大滝だ。1段目を簡単に登ったところでルートを探る。
2段目の上の右側に見える草付きのルンゼが傾斜も緩そうだ。左から取付いて2段目の落ち口を渡ろうと試みたが、
どうもそのルンゼへの足がかりが心許ない。右岸側を見上げると切れ切れながら岩壁が続いて、行き詰まり必至
だろう。一旦下まで下りて、今度は右からのアプローチを試みる。とにかくズルズルの斜面なので、チェーンス
パイク無しでは恐くて歩けない。左岸の岩壁下のバンドを辿って行けそうな気がしたが、もう少しというところ
で1m足らずの岩に阻まれてしまった。こいつを越せば後は問題ないのだが、あまりにもホールドが乏しく断念。
再び振り出しに戻ってしまった。
改めて2段目の滝を見ると、右端の溝状の部分がホールドになりそうである。灯台下暗し。これを使えば悩む
ことなくあの緩いルンゼに到達できたのだ。
ルンゼを上がると雰囲気が変わった。これまでの草もしゃもしゃの斜面から、木立ちのある岩っぽい斜面にな
った。ここまでの巻きは、立ち木も木の根もなく、ひたすら根無し草のような草を押え込んで登るしかなかった
のだが、木があるというだけで安心感がまったく違う。しかも、よく見るとロープが垂れ下がっているではない
か。それもよく見るトラロープではなく、登山用のロープだ。
全体重をかけるのも恐いので、ロープにプルージックを取って登った。
落ち口に立てば、ようやくゴルジュも終了。のどがカラカラである。
一番下の滝から合計すると、60mぐらいはあっただろう。久し振りに緊張させられた滝場の通過だった。
ここから上は一転して、芦生の谷らしい癒しの渓相となる。緊張から開放されてのんびりと谷を進む。
時折現れる小滝はやはりツルツルで、気持ち良く登れるところが少ないのが玉にキズだが、ようやく日が差して
きた谷間をキラキラと光りながら滑るように流れる水流は美しい。
このまま源頭部へ突入かと思われたが、まだ仕掛けが待っていた。さすがに水流は少なくなり迫力には欠ける
ものの、15mはありそうな滝が現れた。水は岩壁を濡らす程度しか流れていないが、増水時ならなかなかの迫力
だろう。滝はさらに続き、上部のナメ滝を合わせると結局4段で50mぐらいはあっただろうか。まったく予想外
の展開だ。
これが終わるといよいよ本当の源頭部。美しい樹林が広がる伸びやかな風景が展開した。
尾根に乗るとほどなく三角点芦生、通称奥ノ谷山に到着である。この山頂は2度目だが、あまり林相がいいとは
言えないので、奥ノ谷側の斜面でランチタイムとした。
下山は演習林側の櫃倉谷の支流、カミギリ谷を選ぶ。山頂からすぐに右へと意識していたら、危うく奥ノ谷の
右俣へ下りるところだった。
源頭から急斜面を駆け下りると、細い溝状の谷底へ下り立つ。流れは穏やかで、両岸にはトチの巨木が散在し
ている雰囲気満点の場所だ。
しばらくは穏やかな渓相が続いたが、やがて10mオーバーの滝が連続して活気を呈してきた。
この谷も滑りやすいので、クライムダウンできそうな滝も安全を期して巻き下って行く。
登りに取れば楽しく遡行できるだろう。
特に難所もなく櫃倉谷の出合まで下りてきた。ここで靴を履き替える。
ここからは長い車道歩きが待っている。
須後の演習林入口から先、後は下流方向へ進むだけだから楽だと思っていたら、口芦生の手前で結構な登りがあ
って疲れてしまった。
奥ノ谷。芦生らしい癒し系の谷だと思っていたら、思いのほか骨のある谷だった。
山日和
【京都北山】予想外の大滝とゴルジュ 奥ノ谷からカミギリ谷へ
フォーラムルール
新規トピックは文頭に以下のテンプレートをなるべく使ってください。
【 日 付 】
【 山 域 】
【メンバー】
【 天 候 】
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※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
新規トピックは文頭に以下のテンプレートをなるべく使ってください。
【 日 付 】
【 山 域 】
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【 天 候 】
【 ルート 】
※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
Re: 【京都北山】予想外の大滝とゴルジュ 奥ノ谷からカミギリ谷へ
山日和さま
こんばんは。
10月なのに暑い日が続きますね。明日も暑そうです。
ここ二日ばかり、腫れも麻痺も変わらずという感じですが、
咬まれた箇所が硬くなり、分かるようになりました。
一日何度も、顔を洗う動作を繰り返しています(リハビリのつもり)。
昨日は芋掘りをひとりでしました。といっても10株もありませんが。
腕がだるくなりましたが、力を入れられるようになり、うれしかったです。
芦生の奥ノ谷山の奥ノ谷、カミギリ谷を味わわれたとお聞きした時、
奥ノ谷山ってどこにあるのだろう、と地図の中を行ったり来たりしていました。
レポの「芦生の手前の口芦生から北上する谷」で分かりました。△811.0のお山ですね。
奥ノ谷は最初はゆったりした感じですが、いきなり細くなりますね。両岸の傾斜もきつい。
こういう地形の谷を見つけ、吸い込まれていきそうになった時、大丈夫かなぁ、という気持ちより、
見てみたいという気持ちが勝るのでしょうか。
ナメ滝が現れると、こころときめきますね。でも、滑る。
煌めく流れを感じながらひたひたと歩きたいのに歩けない(私のひとり言です)。
写真の滝は左から巻かれたのですね。険しそう。
次の写真、その次の写真は、目の前に現れたら、すごい、と感嘆の声を上げながらも、
どうしよう、と、ドキドキしそうです。
縞模様の岩盤、面白いですね。地球のうねり。何て言うのでしたっけ。
滝を越えていく記述には、胃がきゅっ、となりました。私まで喉が渇いてしまいました。
5番目の写真を見て、ほっとしました。
「谷間をキラキラと光りながら滑るように流れる水流」
私の頭の上にも、やさしい光が降り注ぎ、両耳には、澄んだ水の音が流れてきました。
癒しの渓相のまま源頭部には向かわなかったのですね。
4段50mの滝ですか。どんなお姿の滝なのだろう。
ヤブなしの伸びやかな詰め。素敵な風景ですね。
遡ってきた谷の風景の余韻に浸りながら山頂に向かわれたのでしょうね。
下りのカミギリ谷(面白い名前の谷ですね)は、奥ノ谷とはまた違う趣きの谷なのですね。
トチの巨木群ですか。雰囲気満点の場所ですか。気になってしまいます。
その下は10mオーバーの滝群。ワクワクしながら下られたのでしょうね。
最後の1時間の林道歩き。秋のお花は咲いていましたか。
長い林道も、いろんな葉っぱや、お花を眺めながら歩いていると、
気が付けば時間が経っていたりしますね。
山日和さんのレポを味わいながら、
一枚の地図の中の、すっと見過ごしてしまうような目立たぬちいさなお山の、珠玉の風景の存在を感じました。
どんな風景が広がっているのだろう。
地図を片手に分け入った山中で、はっと息を呑む光景に出会った瞬間のよろこびは格別ですね。
目立たぬお山であるほど。
ゆたかな沢山旅を感じました。
ワクワクする、お山への思いの時間を過ごさせていただきました。
sato
こんばんは。
10月なのに暑い日が続きますね。明日も暑そうです。
ここ二日ばかり、腫れも麻痺も変わらずという感じですが、
咬まれた箇所が硬くなり、分かるようになりました。
一日何度も、顔を洗う動作を繰り返しています(リハビリのつもり)。
昨日は芋掘りをひとりでしました。といっても10株もありませんが。
腕がだるくなりましたが、力を入れられるようになり、うれしかったです。
芦生の奥ノ谷山の奥ノ谷、カミギリ谷を味わわれたとお聞きした時、
奥ノ谷山ってどこにあるのだろう、と地図の中を行ったり来たりしていました。
レポの「芦生の手前の口芦生から北上する谷」で分かりました。△811.0のお山ですね。
奥ノ谷は最初はゆったりした感じですが、いきなり細くなりますね。両岸の傾斜もきつい。
こういう地形の谷を見つけ、吸い込まれていきそうになった時、大丈夫かなぁ、という気持ちより、
見てみたいという気持ちが勝るのでしょうか。
ナメ滝が現れると、こころときめきますね。でも、滑る。
煌めく流れを感じながらひたひたと歩きたいのに歩けない(私のひとり言です)。
写真の滝は左から巻かれたのですね。険しそう。
次の写真、その次の写真は、目の前に現れたら、すごい、と感嘆の声を上げながらも、
どうしよう、と、ドキドキしそうです。
縞模様の岩盤、面白いですね。地球のうねり。何て言うのでしたっけ。
滝を越えていく記述には、胃がきゅっ、となりました。私まで喉が渇いてしまいました。
5番目の写真を見て、ほっとしました。
「谷間をキラキラと光りながら滑るように流れる水流」
私の頭の上にも、やさしい光が降り注ぎ、両耳には、澄んだ水の音が流れてきました。
癒しの渓相のまま源頭部には向かわなかったのですね。
4段50mの滝ですか。どんなお姿の滝なのだろう。
ヤブなしの伸びやかな詰め。素敵な風景ですね。
遡ってきた谷の風景の余韻に浸りながら山頂に向かわれたのでしょうね。
下りのカミギリ谷(面白い名前の谷ですね)は、奥ノ谷とはまた違う趣きの谷なのですね。
トチの巨木群ですか。雰囲気満点の場所ですか。気になってしまいます。
その下は10mオーバーの滝群。ワクワクしながら下られたのでしょうね。
最後の1時間の林道歩き。秋のお花は咲いていましたか。
長い林道も、いろんな葉っぱや、お花を眺めながら歩いていると、
気が付けば時間が経っていたりしますね。
山日和さんのレポを味わいながら、
一枚の地図の中の、すっと見過ごしてしまうような目立たぬちいさなお山の、珠玉の風景の存在を感じました。
どんな風景が広がっているのだろう。
地図を片手に分け入った山中で、はっと息を呑む光景に出会った瞬間のよろこびは格別ですね。
目立たぬお山であるほど。
ゆたかな沢山旅を感じました。
ワクワクする、お山への思いの時間を過ごさせていただきました。
sato
Re: 【京都北山】予想外の大滝とゴルジュ 奥ノ谷からカミギリ谷へ
山日和さん こんばんは
奥ノ谷(オクノタン)は由良川上流、芦生の手前の口芦生から北上する谷である。有名な芦生の京大演習林の外
側に位置するが、源流の三角点はその名も「芦生」という。
芦生のブナの森が好きで
何度かあしを運んでますが入山規制が出てから遠のいてます。
これが終わるといよいよ本当の源頭部。美しい樹林が広がる伸びやかな風景が展開した。
尾根に乗るとほどなく三角点芦生、通称奥ノ谷山に到着である。この山頂は2度目だが、あまり林相がいいとは
言えないので、奥ノ谷側の斜面でランチタイムとした。
芦生の森は癒されますよね。
源頭から急斜面を駆け下りると、細い溝状の谷底へ下り立つ。流れは穏やかで、両岸にはトチの巨木が散在し
ている雰囲気満点の場所だ。
最近良くトチの木が出て来ますね。
先日も気にかけながら歩きましたが
特に難所もなく櫃倉谷の出合まで下りてきた。ここで靴を履き替える。
ここからは長い車道歩きが待っている。
櫃倉谷だった思いますが広い河原歩いて林道に出た記憶がありますが
奥ノ谷。芦生らしい癒し系の谷だと思っていたら、思いのほか骨のある谷だった。
お疲れ様でした。
また芦生の森を歩きたくなるレポ有難うございます。
バーチャリ
奥ノ谷(オクノタン)は由良川上流、芦生の手前の口芦生から北上する谷である。有名な芦生の京大演習林の外
側に位置するが、源流の三角点はその名も「芦生」という。
芦生のブナの森が好きで
何度かあしを運んでますが入山規制が出てから遠のいてます。
これが終わるといよいよ本当の源頭部。美しい樹林が広がる伸びやかな風景が展開した。
尾根に乗るとほどなく三角点芦生、通称奥ノ谷山に到着である。この山頂は2度目だが、あまり林相がいいとは
言えないので、奥ノ谷側の斜面でランチタイムとした。
芦生の森は癒されますよね。
源頭から急斜面を駆け下りると、細い溝状の谷底へ下り立つ。流れは穏やかで、両岸にはトチの巨木が散在し
ている雰囲気満点の場所だ。
最近良くトチの木が出て来ますね。
先日も気にかけながら歩きましたが
特に難所もなく櫃倉谷の出合まで下りてきた。ここで靴を履き替える。
ここからは長い車道歩きが待っている。
櫃倉谷だった思いますが広い河原歩いて林道に出た記憶がありますが
奥ノ谷。芦生らしい癒し系の谷だと思っていたら、思いのほか骨のある谷だった。
お疲れ様でした。
また芦生の森を歩きたくなるレポ有難うございます。
バーチャリ
Re: 【京都北山】予想外の大滝とゴルジュ 奥ノ谷からカミギリ谷へ
satoさん、どうもです。
ここ二日ばかり、腫れも麻痺も変わらずという感じですが、
咬まれた箇所が硬くなり、分かるようになりました。
一日何度も、顔を洗う動作を繰り返しています(リハビリのつもり)。
昨日は芋掘りをひとりでしました。といっても10株もありませんが。
腕がだるくなりましたが、力を入れられるようになり、うれしかったです。
少しずつ良くなって行ってるようですね。よかっよかった。
奥ノ谷山ってどこにあるのだろう、と地図の中を行ったり来たりしていました。
レポの「芦生の手前の口芦生から北上する谷」で分かりました。△811.0のお山ですね。
ピンポーン(^^♪
奥ノ谷は最初はゆったりした感じですが、いきなり細くなりますね。両岸の傾斜もきつい。
こういう地形の谷を見つけ、吸い込まれていきそうになった時、大丈夫かなぁ、という気持ちより、
見てみたいという気持ちが勝るのでしょうか。
行ってみなきゃわからないって感じかな。
ナメ滝が現れると、こころときめきますね。でも、滑る。
ここのナメは特によく滑るので要注意です。
次の写真、その次の写真は、目の前に現れたら、すごい、と感嘆の声を上げながらも、
どうしよう、と、ドキドキしそうです。
縞模様の岩盤、面白いですね。地球のうねり。何て言うのでしたっけ。
滝を越えていく記述には、胃がきゅっ、となりました。私まで喉が渇いてしまいました。
こんな小さな谷にもすごい滝が詰まってます。ホントに行ってみなきゃわかりませんね。
縞模様は褶曲ってヤツですかね。
核心部はいつも筆が滑るんだけど、今回は若干途方に暮れかかりました。
2段目の右端のルートを見つけらけなかったら敗退してたかも。ただ、引き返すのも大変なんだけど。
5番目の写真を見て、ほっとしました。
「谷間をキラキラと光りながら滑るように流れる水流」
私の頭の上にも、やさしい光が降り注ぎ、両耳には、澄んだ水の音が流れてきました。
ここでやっとひと息付けました。これで帰れるなと。
癒しの渓相のまま源頭部には向かわなかったのですね。
4段50mの滝ですか。どんなお姿の滝なのだろう。
水がチョロチョロなので迫力は無く、全貌が見えるポイントもないのでわかりやすい写真が撮れませんでした>
増水した時なら凄い眺めだと思います。でもそうなると、その下の連瀑帯は近付くこともできないだろうけど。
ヤブなしの伸びやかな詰め。素敵な風景ですね。
遡ってきた谷の風景の余韻に浸りながら山頂に向かわれたのでしょうね。
のんびりと詰め上がったと言いたいところだけど、意外に傾斜があってバテバテでした。
下りのカミギリ谷(面白い名前の谷ですね)は、奥ノ谷とはまた違う趣きの谷なのですね。
トチの巨木群ですか。雰囲気満点の場所ですか。気になってしまいます。
その下は10mオーバーの滝群。ワクワクしながら下られたのでしょうね。
巨木群と言っても5本ぐらいですけど。頭巾山の永谷とはレベルが違います。
滝が多くて、しかも簡単に巻き下れるので楽しい谷でした。
最後の1時間の林道歩き。秋のお花は咲いていましたか。
長い林道も、いろんな葉っぱや、お花を眺めながら歩いていると、
気が付けば時間が経っていたりしますね。
景色はあまり見てないんです。
気が付けば時間が経っていたのは確かだけど。
地図を片手に分け入った山中で、はっと息を呑む光景に出会った瞬間のよろこびは格別ですね。
そうそう。そのためにはできるだけ事前情報を入れない方がいいんだけど、やっぱり不安があるので調べてしまいますね。
山日和
ここ二日ばかり、腫れも麻痺も変わらずという感じですが、
咬まれた箇所が硬くなり、分かるようになりました。
一日何度も、顔を洗う動作を繰り返しています(リハビリのつもり)。
昨日は芋掘りをひとりでしました。といっても10株もありませんが。
腕がだるくなりましたが、力を入れられるようになり、うれしかったです。
少しずつ良くなって行ってるようですね。よかっよかった。
奥ノ谷山ってどこにあるのだろう、と地図の中を行ったり来たりしていました。
レポの「芦生の手前の口芦生から北上する谷」で分かりました。△811.0のお山ですね。
ピンポーン(^^♪
奥ノ谷は最初はゆったりした感じですが、いきなり細くなりますね。両岸の傾斜もきつい。
こういう地形の谷を見つけ、吸い込まれていきそうになった時、大丈夫かなぁ、という気持ちより、
見てみたいという気持ちが勝るのでしょうか。
行ってみなきゃわからないって感じかな。
ナメ滝が現れると、こころときめきますね。でも、滑る。
ここのナメは特によく滑るので要注意です。
次の写真、その次の写真は、目の前に現れたら、すごい、と感嘆の声を上げながらも、
どうしよう、と、ドキドキしそうです。
縞模様の岩盤、面白いですね。地球のうねり。何て言うのでしたっけ。
滝を越えていく記述には、胃がきゅっ、となりました。私まで喉が渇いてしまいました。
こんな小さな谷にもすごい滝が詰まってます。ホントに行ってみなきゃわかりませんね。
縞模様は褶曲ってヤツですかね。
核心部はいつも筆が滑るんだけど、今回は若干途方に暮れかかりました。
2段目の右端のルートを見つけらけなかったら敗退してたかも。ただ、引き返すのも大変なんだけど。
5番目の写真を見て、ほっとしました。
「谷間をキラキラと光りながら滑るように流れる水流」
私の頭の上にも、やさしい光が降り注ぎ、両耳には、澄んだ水の音が流れてきました。
ここでやっとひと息付けました。これで帰れるなと。
癒しの渓相のまま源頭部には向かわなかったのですね。
4段50mの滝ですか。どんなお姿の滝なのだろう。
水がチョロチョロなので迫力は無く、全貌が見えるポイントもないのでわかりやすい写真が撮れませんでした>
増水した時なら凄い眺めだと思います。でもそうなると、その下の連瀑帯は近付くこともできないだろうけど。
ヤブなしの伸びやかな詰め。素敵な風景ですね。
遡ってきた谷の風景の余韻に浸りながら山頂に向かわれたのでしょうね。
のんびりと詰め上がったと言いたいところだけど、意外に傾斜があってバテバテでした。
下りのカミギリ谷(面白い名前の谷ですね)は、奥ノ谷とはまた違う趣きの谷なのですね。
トチの巨木群ですか。雰囲気満点の場所ですか。気になってしまいます。
その下は10mオーバーの滝群。ワクワクしながら下られたのでしょうね。
巨木群と言っても5本ぐらいですけど。頭巾山の永谷とはレベルが違います。
滝が多くて、しかも簡単に巻き下れるので楽しい谷でした。
最後の1時間の林道歩き。秋のお花は咲いていましたか。
長い林道も、いろんな葉っぱや、お花を眺めながら歩いていると、
気が付けば時間が経っていたりしますね。
景色はあまり見てないんです。
気が付けば時間が経っていたのは確かだけど。
地図を片手に分け入った山中で、はっと息を呑む光景に出会った瞬間のよろこびは格別ですね。
そうそう。そのためにはできるだけ事前情報を入れない方がいいんだけど、やっぱり不安があるので調べてしまいますね。
山日和
Re: 【京都北山】予想外の大滝とゴルジュ 奥ノ谷からカミギリ谷へ
バーチャリさん、どうもです。
芦生のブナの森が好きで
何度かあしを運んでますが入山規制が出てから遠のいてます。
私も大好きだったんだけど、右に同じで足が遠のいてしまいます。
入山届はともかく、林道と歩道しか歩けないんでは、芦生の魅力の100分の1も味わえません。
芦生の森は癒されますよね。
谷で結構揉まれたので、よけいのんびりしました。
最近良くトチの木が出て来ますね。
先日も気にかけながら歩きましたが
谷を歩いてれば必然ですよね。サワグルミやカツラも然り。
櫃倉谷だった思いますが広い河原歩いて林道に出た記憶がありますが
櫃倉谷も林道から上はいい谷ですね。中のツボ谷の出合あたりは素晴らしい雰囲気です。
お疲れ様でした。
また芦生の森を歩きたくなるレポ有難うございます。
歩きたくなっても歩けないのが辛いとこですね。
山日和
芦生のブナの森が好きで
何度かあしを運んでますが入山規制が出てから遠のいてます。
私も大好きだったんだけど、右に同じで足が遠のいてしまいます。
入山届はともかく、林道と歩道しか歩けないんでは、芦生の魅力の100分の1も味わえません。
芦生の森は癒されますよね。
谷で結構揉まれたので、よけいのんびりしました。
最近良くトチの木が出て来ますね。
先日も気にかけながら歩きましたが
谷を歩いてれば必然ですよね。サワグルミやカツラも然り。
櫃倉谷だった思いますが広い河原歩いて林道に出た記憶がありますが
櫃倉谷も林道から上はいい谷ですね。中のツボ谷の出合あたりは素晴らしい雰囲気です。
お疲れ様でした。
また芦生の森を歩きたくなるレポ有難うございます。
歩きたくなっても歩けないのが辛いとこですね。
山日和