【台高】20210611・12山へ寝に行こう・奥の平峰
Posted: 2021年6月13日(日) 18:30
週休3日の勤務になって早4か月が過ぎた。
ズルズルしていたら健康年齢の終焉が来る。
熟慮の末、軽率にも一人用のテントを買った。
【 日 付 】 令和3年6月11日(金)12日(土)
【 山 域 】 台高
【 天 候 】 初日 曇り時々晴れ 2日目 曇り
【 ルート】宮の谷駐車地7:55---12:00ヤドリギ平---14:00奥の平峰(泊
8:00---9:00・1222---10:55ドッサリ滝---12:20高滝---13:20駐車地
【メンバー】 グー単独
これまでのグーはツエルト泊だった。
ロープ・タープ・ツエルト・グランドシートの4点セット。
ロープのメインの役目は懸垂下降など緊急避難時の安全確保に欠かせない。
タープは夏の雨の日のナズナさんとランチでモスキートネットとペアで使う。
ツエルトは冬のナズナさんとのランチで毎回大活用している。
それぞれに活躍の場があり、山泊に限定されていないのが売り文句だ。
ただ、20年前に買ったグランドシートだけは重くて出番は少ない。
ツエルト泊の問題点を上げると
1.平坦地であり、なおかつ両サイドに立木が必要。
2.底の隙間からダニが侵入してくる。
3.外気温が低いときは結露してシュラフなどが濡れてしまう。
ロープの出番の無い、知った山域へ寝に行くのなら
テント一式を担ぎ上げた方が軽量化になるのではないかと考えた。
1.長身のグーには全長のなるべく長いテントが欲しい。
2.目を開けた時にすぐ上にテントの壁が見えるのはイヤ。
ネットを眺めていたら上記2点をクリアするテントが見つかった。
しかも安い。想定していた価格の1/3の14900円。
重さは想定していたより200g重い1.5kg。
200gなら水場の近くで水を担上げなくても済む所に行けばいい。
金曜日の宮の谷駐車地には先客はいない。
車を停めた所の目の前の尾根を登る。
暑い。湿度が高い。すぐに汗ベタになる。
Tシャツの汗を手ぬぐいに吸い取らせる休憩を3回取った。
・866標高点まで標高差420mを1時間45分かかった。
日帰り奈良さんは1時間3分で登るのか。健脚ですね。
まあ、人それぞれ。グーに合った山遊びをしましょう。
コブシ平からサスケ滝を眺めながら大休憩。
ニハンノ平から滝見尾根・迷岳を眺めながら大休憩。
二重稜線の西の斜面に付いている鹿道を辿ってヤドリギ平をブラブラ。
ウィンチの銘板の汚れがかき落とされている。最近誰かが来たようだ。
霧降山から奥の平の縦走路がヤブに埋まってしまいそう。
またノコギリを持って道に被っている枝を切りに来よう。
昨秋ツエルトを張った所から50mほど西を今日のテント場に決めた。
両サイドに立木を必要としないのは選択の幅が広がる。
稜線から5分も下れば水が得られる一休さんの水場は貴重な存在だ。
最近は雨が少なかったかな?しずくが滴っているだけ。集水路を作った。
濁りが収まってから2Lの容器に汲んだが、ゴミがまだ底に沈んでいた。
次回は竹で集水&注ぎ口を作って持って来よう。
5分とかからずにインナーテントを張る。この点はツエルトより早い。
Tシャツを脱ぎ、裸で昼寝。イヤ虫はテントの外でマイマイしている。
ひと眠りしてからカメラだけを持ってブラブラと散歩に出かける。
この辺りのシロヤシオも花付きが良かったようだ。
酸欠と火事に気を付けながらテントの中でお湯を沸かす。
作業性はまずまず想定通りにできる。合格です。
寝心地もまずまず想定通りです。合格。
夜中に足が頻繁に攣ったのはテントのせいではない。
外が明るくなって目を覚ます。エゾハルゼミが来客です。
フライシートにしがみついて羽化していました。
一期一会の記念写真を撮ってブナの木に移してあげた。
古希を過ぎて緑ちゃんはもうテント泊を避けていたよな。
グーも山の疲れが回復するのに、ぎりぎり1週間かかる。
欲張りな山歩きはもともと出来ない。あっさりと帰ろう。
・1222から宮の谷奥の二俣に下り、飯場で昔の山仕事を想う。
ドッサリ滝・ネコ滝・高滝を鑑賞して早い時間に下山しました。
グー(伊勢山上住人)