【鈴鹿】空中回廊周遊 水沢岳東尾根から中ノ谷左岸尾根へ

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山日和
記事: 3054
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

【鈴鹿】空中回廊周遊 水沢岳東尾根から中ノ谷左岸尾根へ

投稿記事 by 山日和 »

【日 付】2021年4月18日(日)
【山 域】鈴鹿 鎌ヶ岳周辺
【天 候】晴れのち曇りのち雨
【メンバー】sato、山日和
【コース】カズラ谷出合8:35---9:02中ノ谷出合---11:22水沢岳12:32---13:37鎌尾根P2---13:42下降点---
     15:51駐車地

 わりばしさんのレポを見て気になっていた水沢岳東尾根。北の方の天気が悪いこの週末は、ちょうど実行の
チャンスだ。
 カズラ谷の出合で出発の準備をしていると、登山者が次々にやってきては行ったり来たり、ウロウロしている。
どうやら鎌ヶ岳への登山道の渡渉点が増水で渡れずに困っているようだ。
こちらは林道を進んで、水沢岳の東尾根に向かう。尾根の取付きで、先行していた単独の女性が引き返して後ろ
を付いて来ようとした。聞けば、水沢峠から鎌尾根に行こうとしているようだ。このまま林道を進むよう説明し
てあげた。深く考えずに人の後を付いて行けば間違いないと考える登山者が多いのか。

P4180006_1.JPG

 植林の中、明瞭な道が続く尾根を少し上がると、立派な石垣が現れた。これはかつて存在した水沢鉱山の跡ら
しい。昔はこのあたりで良質の水銀が採掘できたようだ。
 Ca860mまで上がるとゆったりした尾根となり、本当にこの先に核心部が待っているのかという気分になるが、
前方に見える水沢岳は、まるで鎌ヶ岳かと見紛うばかりの鋭い姿で威圧しているようである。時折現れるアカヤ
シオのピンクの花が目を慰めてくれる。


P4180040_1.JPG
P4180045_1.JPG

 突然、花崗岩の岩場が行く手に立ちはだかった。いよいよ始まったか。壁の真ん中には残置ロープがぶら下が
っている。左手から回り込んでロープの場所まで上がるが、足場が少なく、やや苦労させられた。ロープはさら
に上に伸びているが、少々年季の入ったロープで、これに命を預けるには心許ない。
右手を見ると、こちらにもロープがあり、岩の割れ目を足場にして微妙なバランスでトラバース。岩壁を回り込
んだところで嫌なトラバースの下りがあり、下り切ったところから、頼りない細引きがぶら下がるザレたルンゼ
状を尾根芯に復帰した。


P4180060_1.JPG

 次の岩壁は、基部から見上げると中間部の一部にロープが見えた。あそこまで到達しても次の保証がなさそう
だ。左の斜面を見ると、尾根の上からロープが下がっているように見えた。そこで一旦下ってから左へ大きく回
り込んで上がれそうな場所を探ったが、どうにも弱点が見つからない。
仕方なく元に戻って、先ほどのロープのところまで上がってみると、下から見たほどではなく、さほど苦労せず
に岩壁のトップまで抜けることができた。振り返ると、岩稜の向こうに伊勢平野と伊勢湾の眺めが広がる。


P4180061_1.JPG

 ここまで来れば空気は一変して、まったく平和なブナ混じりの尾根となった。
核心部の区間は短いが、水沢岳東尾根は正真正銘、鈴鹿でもトップクラスのバリ尾根だろう。
下りに取るのは自殺行為かもしれない。
 強風の吹き抜ける県境稜線を避けて、水沢岳の山頂直下の樹林帯でランチタイムとする。
時間は早いが、稜線ではゆっくり腰を落ち着ける場所もないだろう。
この斜面は、真正面に鎌ヶ岳を望む最高のロケーションで、周りの樹林の雰囲気もいい。
 食後のコーヒーの後、誤ってコッフェルを転がしてしまった。あれよあれよという間にコッフェルは斜面を転
がり落ちて行く。30mほど転がったところで、奇跡的に止まってくれた。その下を見るとスラブ状の谷が続いて
いる。もうひと転がりしていたら完全にアウトだった。


P4180074_1.JPG

 昨日までの晴れの予報は、昼から雨に変わっていた。空から冷たいものがと思ったら、降ってきたのは固形物
だった。アラレである。今日は結構涼しいと思っていたが、アラレに見舞われるとは予想もしなかった。

 強風に抗いながら鎌尾根を行く。常に鎌ヶ岳の雄姿を前方に見ながらの稜線歩きは痛快だ。
これで雨が降っていれば最悪だが、幸いにも高曇りの天気で視界も利いている。
 下山は中ノ谷の左岸尾根。昔洞吹氏が「空中回廊」と名付けたバリ尾根である。当初は鎌の山頂を往復してと
思っていたが、この風で山頂に立つ意味もないだろう。行ってしまえば尾根の分岐点まで戻ってくるのも面倒で、
カズラ谷の一般道へ日和ってしまいそうである。
鎌の南壁を間近に望む岩峰で山頂を遥拝して、空中回廊へと向かった。

P4180105_1.JPG

 この尾根の下り出しは、一見すると谷へ下ってしまいそうな急傾斜の細尾根で始まる。
登りで2度、中ノ谷遡行のツメで2度使っていて記憶があるので確信を持って進めるが、知らなければとても正解
には見えない。
 思い出は美化されるのか、記憶の中にはないヤブっぽい急傾斜の尾根が続いた。この尾根を歩いている限り、
どの辺が「空中回廊」なのかわからない。考えてみると、木々がすっかり葉を落とした時期に、鎌尾根からグルッ
と湾曲したこの尾根を見下ろした様がそのように見えたと書いていた気もする。
実際、水沢岳東尾根の方が空中回廊と呼ぶに相応しい尾根である。
ただ、こちらの尾根には水沢岳東尾根よりはるかに多い満開のアカヤシオが気分を癒してくれた。


P4180115_1.JPG
 
 岩場と呼べるほどのものはないが、直進困難なところが結構あって、右に左にルーファイに気を遣わされる。
下部は植林が勝っているものの、明瞭な道となって、手を使わずに気楽に歩くことができた。
途中で降り出した雨は、林道に下り着く手前から本降りになった。こういう時の林道歩きはやたら長く感じるも
のだ。
車に戻って帰り支度をしていると、下界には青空が広がっていた。

               山日和
SHIGEKI
記事: 932
登録日時: 2011年7月25日(月) 18:30

Re: 【鈴鹿】空中回廊周遊 水沢岳東尾根から中ノ谷左岸尾根へ

投稿記事 by SHIGEKI »

山日和さん こんばんは。

【鈴鹿】空中回廊

懐かしい響きですねぇ~


【日 付】2021年4月18日(日)
【山 域】鈴鹿 鎌ヶ岳周辺
【天 候】晴れのち曇りのち雨
【メンバー】sato、山日和
【コース】カズラ谷出合8:35---9:02中ノ谷出合---11:22水沢岳12:32---13:37鎌尾根P2---13:42下降点---
     15:51駐車地

この日、鈴鹿は目まぐるしく変わる天気ながら、山行チャンス??だったんですね :mrgreen:

不肖Sはせっかくの遠出した立山でチン・沈してましたわ。


 わりばしさんのレポを見て気になっていた水沢岳東尾根。

不肖Sも気にはなりましたが、無理とあきらめ、その内忘れてました・・・

流石の記憶力イヤ実行力ですね~ :o


 カズラ谷の出合で出発の準備をしていると、登山者が次々にやってきては行ったり来たり、ウロウロしている。
どうやら鎌ヶ岳への登山道の渡渉点が増水で渡れずに困っているようだ。
こちらは林道を進んで、水沢岳の東尾根に向かう。尾根の取付きで、先行していた単独の女性が引き返して後ろ
を付いて来ようとした。聞けば、水沢峠から鎌尾根に行こうとしているようだ。このまま林道を進むよう説明し
てあげた。深く考えずに人の後を付いて行けば間違いないと考える登山者が多いのか。

の後をついてくかテープの通り進むか・・・とかなんでしょうかね?


 植林の中、明瞭な道が続く尾根を少し上がると、立派な石垣が現れた。これはかつて存在した水沢鉱山の跡ら
しい。昔はこのあたりで良質の水銀が採掘できたようだ。

鈴鹿には色んな鉱山があったんですね

 Ca860mまで上がるとゆったりした尾根となり、本当にこの先に核心部が待っているのかという気分になるが、
前方に見える水沢岳は、まるで鎌ヶ岳かと見紛うばかりの鋭い姿で威圧しているようである。時折現れるアカヤ
シオのピンクの花が目を慰めてくれる。

もうアカヤシオが咲いてましたか?

やはり、今年は早いですね。一気に花が咲き、もはや夏に向かっているみたいな

[/color]

 突然、花崗岩の岩場が行く手に立ちはだかった。いよいよ始まったか。壁の真ん中には残置ロープがぶら下が
っている。左手から回り込んでロープの場所まで上がるが、足場が少なく、やや苦労させられた。ロープはさら
に上に伸びているが、少々年季の入ったロープで、これに命を預けるには心許ない。
右手を見ると、こちらにもロープがあり、岩の割れ目を足場にして微妙なバランスでトラバース。岩壁を回り込
んだところで嫌なトラバースの下りがあり、下り切ったところから、頼りない細引きがぶら下がるザレたルンゼ
状を尾根芯に復帰した。次の岩壁は、基部から見上げると中間部の一部にロープが見えた。あそこまで到達しても次の保証がなさそう
だ。左の斜面を見ると、尾根の上からロープが下がっているように見えた。そこで一旦下ってから左へ大きく回
り込んで上がれそうな場所を探ったが、どうにも弱点が見つからない。
仕方なく元に戻って、先ほどのロープのところまで上がってみると、下から見たほどではなく、さほど苦労せず
に岩壁のトップまで抜けることができた。振り返ると、岩稜の向こうに伊勢平野と伊勢湾の眺めが広がる。


文章も画像も気合いが入ってますね~

ほぼロッククライミング?!ですか~

 ここまで来れば空気は一変して、まったく平和なブナ混じりの尾根となった。
核心部の区間は短いが、水沢岳東尾根は正真正銘、鈴鹿でもトップクラスのバリ尾根だろう。
下りに取るのは自殺行為かもしれない。
 強風の吹き抜ける県境稜線を避けて、水沢岳の山頂直下の樹林帯でランチタイムとする。
時間は早いが、稜線ではゆっくり腰を落ち着ける場所もないだろう。
この斜面は、真正面に鎌ヶ岳を望む最高のロケーションで、周りの樹林の雰囲気もいい。
 食後のコーヒーの後、誤ってコッフェルを転がしてしまった。あれよあれよという間にコッフェルは斜面を転
がり落ちて行く。30mほど転がったところで、奇跡的に止まってくれた。その下を見るとスラブ状の谷が続いて
いる。もうひと転がりしていたら完全にアウトだった。


回収できたんですね!!

銚子滝でヘルメット落として転がるのを呆然とみていたことを想い出しました。

 昨日までの晴れの予報は、昼から雨に変わっていた。空から冷たいものがと思ったら、降ってきたのは固形物
だった。アラレである。今日は結構涼しいと思っていたが、アラレに見舞われるとは予想もしなかった。

お~ 鈴鹿はアラレでしたか 不肖Sは吹雪を窓から恨めしく眺めてました。


 下山は中ノ谷の左岸尾根。昔洞吹氏が「空中回廊」と名付けたバリ尾根である。

でしたね~ オフ会でお逢いできるのを楽しみにしてますが・・・



途中で降り出した雨は、林道に下り着く手前から本降りになった。こういう時の林道歩きはやたら長く感じるも
のだ。
車に戻って帰り支度をしていると、下界には青空が広がっていた。

雨の林道歩きも想定内で帰り道なら温泉が楽しみですね。

      SHIGEKI
添付ファイル
吹雪の翌日は快適滑降
吹雪の翌日は快適滑降
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山日和
記事: 3054
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【鈴鹿】空中回廊周遊 水沢岳東尾根から中ノ谷左岸尾根へ

投稿記事 by 山日和 »

SHIGEKIさん、どうもです。

>【鈴鹿】空中回廊

懐かしい響きですねぇ~

でしょー。タイトルを見て、どんなところかと想像しました。 :mrgreen:

この日、鈴鹿は目まぐるしく変わる天気ながら、山行チャンス??だったんですね :mrgreen:

不肖Sはせっかくの遠出した立山でチン・沈してましたわ。


ちょっとは滑れたんですか?それにしても元気ですねえ。 :lol:

>わりばしさんのレポを見て気になっていた水沢岳東尾根。

不肖Sも気にはなりましたが、無理とあきらめ、その内忘れてました・・・

流石の記憶力イヤ実行力ですね~ :o


記憶力ったって、1年半も経ってないし。 :mrgreen:


P4180039_1.JPG

人の後をついてくかテープの通り進むか・・・とかなんでしょうかね?

そういう人も多いんでしよう。初めてなら自分の歩いている道が合ってるか、不安になるのも
わかりますが。

鈴鹿には色んな鉱山があったんですね

そうですね。こんなに鉱山のある山域も珍しいのでは?

もうアカヤシオが咲いてましたか?

やはり、今年は早いですね。一気に花が咲き、もはや夏に向かっているみたいな

前の週からもう咲いてたみたいです。今年はとにかく早いですわ。
霊仙ではヤマシャクが咲き始めてるらしいし。

文章も画像も気合いが入ってますね~

ほぼロッククライミング?!ですか~


久々に羽生結弦並みに筆が滑りました。4回転ルッツが決まりそう。 :mrgreen:


P4180055_1.JPG

>食後のコーヒーの後、誤ってコッフェルを転がしてしまった。あれよあれよという間にコッフェルは斜面を転がり落ちて行く。30mほど転がったところで、奇跡的に止まってくれた。その下を見るとスラブ状の谷が続いている。もうひと転がりしていたら完全にアウトだった。

回収できたんですね!!

銚子滝でヘルメット落として転がるのを呆然とみていたことを想い出しました。


まさに奇跡でした。あそこで止まってなければ、1か月後に中ノ谷出合で回収できたかも。

お~ 鈴鹿はアラレでしたか 不肖Sは吹雪を窓から恨めしく眺めてました。

それはご愁傷さまでした。 :mrgreen:


P4180121_1.JPG

>下山は中ノ谷の左岸尾根。昔洞吹氏が「空中回廊」と名付けたバリ尾根である。

でしたね~ オフ会でお逢いできるのを楽しみにしてますが・・・


さて、動けるのかどうか・・・・

雨の林道歩きも想定内で帰り道なら温泉が楽しみですね。

すっかり体が冷えてしまいましたわ。 :D

                山日和
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わりばし
記事: 1496
登録日時: 2011年2月20日(日) 16:55
お住まい: 三重県津市

Re: 【鈴鹿】空中回廊周遊 水沢岳東尾根から中ノ谷左岸尾根へ

投稿記事 by わりばし »

おはようございます、山日和さん。

 わりばしさんのレポを見て気になっていた水沢岳東尾根。北の方の天気が悪いこの週末は、ちょうど実行の
チャンスだ。


山釣りにうつつを抜かして、久々に訪問すると・・
東尾根いかれましたか。


 植林の中、明瞭な道が続く尾根を少し上がると、立派な石垣が現れた。これはかつて存在した水沢鉱山の跡ら
しい。昔はこのあたりで良質の水銀が採掘できたようだ。
 


穴は見つけられませんでしたが、足見田神社があるぐらいですから歴史は古いんでしょうね。


 突然、花崗岩の岩場が行く手に立ちはだかった。いよいよ始まったか。壁の真ん中には残置ロープがぶら下が
っている。左手から回り込んでロープの場所まで上がるが、足場が少なく、やや苦労させられた。ロープはさら
に上に伸びているが、少々年季の入ったロープで、これに命を預けるには心許ない。
右手を見ると、こちらにもロープがあり、岩の割れ目を足場にして微妙なバランスでトラバース。岩壁を回り込
んだところで嫌なトラバースの下りがあり、下り切ったところから、頼りない細引きがぶら下がるザレたルンゼ
状を尾根芯に復帰した。


上手にルート整備がしてありますよね。
かなり前に整備したようですが、あんな場所をだれがしたんでしょうね?
右手のロープを見つけるまで苦労しました。 :mrgreen:


 次の岩壁は、基部から見上げると中間部の一部にロープが見えた。あそこまで到達しても次の保証がなさそう
だ。左の斜面を見ると、尾根の上からロープが下がっているように見えた。そこで一旦下ってから左へ大きく回
り込んで上がれそうな場所を探ったが、どうにも弱点が見つからない。
仕方なく元に戻って、先ほどのロープのところまで上がってみると、下から見たほどではなく、さほど苦労せず
に岩壁のトップまで抜けることができた。振り返ると、岩稜の向こうに伊勢平野と伊勢湾の眺めが広がる。


ここは細かくテープにそって巻いたような。

 ここまで来れば空気は一変して、まったく平和なブナ混じりの尾根となった。
核心部の区間は短いが、水沢岳東尾根は正真正銘、鈴鹿でもトップクラスのバリ尾根だろう。
下りに取るのは自殺行為かもしれない。


人の多い鎌方面で、こんなルートもあるのかと驚きました。
ヤマレコにも感づかれていないみたいだし。 :twisted:


 強風の吹き抜ける県境稜線を避けて、水沢岳の山頂直下の樹林帯でランチタイムとする。
時間は早いが、稜線ではゆっくり腰を落ち着ける場所もないだろう。
この斜面は、真正面に鎌ヶ岳を望む最高のロケーションで、周りの樹林の雰囲気もいい。
 食後のコーヒーの後、誤ってコッフェルを転がしてしまった。あれよあれよという間にコッフェルは斜面を転
がり落ちて行く。30mほど転がったところで、奇跡的に止まってくれた。その下を見るとスラブ状の谷が続いて
いる。もうひと転がりしていたら完全にアウトだった。


いい所ですよね。
止まって良かったですが、30m下らなければなりませんねえ・・


 
 思い出は美化されるのか、記憶の中にはないヤブっぽい急傾斜の尾根が続いた。この尾根を歩いている限り、
どの辺が「空中回廊」なのかわからない。考えてみると、木々がすっかり葉を落とした時期に、鎌尾根からグルッ
と湾曲したこの尾根を見下ろした様がそのように見えたと書いていた気もする。
実際、水沢岳東尾根の方が空中回廊と呼ぶに相応しい尾根である。
ただ、こちらの尾根には水沢岳東尾根よりはるかに多い満開のアカヤシオが気分を癒してくれた。


そうなんですよね。
空中回廊がどこなのかわからないというか
気づいたら通りすぎていた感じです。

お疲れさまでした。
鈴鹿に残された数少ないバリルートでしょうね。

                      わりばし

 
最後に編集したユーザー わりばし [ 2021年4月24日(土) 05:04 ], 累計 1 回
アバター
山日和
記事: 3054
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【鈴鹿】空中回廊周遊 水沢岳東尾根から中ノ谷左岸尾根へ

投稿記事 by 山日和 »

わりばしさん、どうもです。

山釣りにうつつを抜かして、久々に訪問すると・・
東尾根いかれましたか。


たぶん、そうだろうと思ってました。 :lol:

穴は見つけられませんでしたが、足見田神社があるぐらいですから歴史は古いんでしょうね。

あまり鉱山っぽい雰囲気はなかったんですが、どこかに坑道があるんですかね。

上手にルート整備がしてありますよね。
かなり前に整備したようですが、あんな場所をだれがしたんでしょうね?
右手のロープを見つけるまで苦労しました。 :mrgreen:


どこにでも篤志家がいるようですね。 :mrgreen:
右手のロープはわりばしさんのレポのおかげですぐに発見できました。 :D


P4180052_1.JPG

>仕方なく元に戻って、先ほどのロープのところまで上がってみると、下から見たほどではなく、さほど苦労せず
に岩壁のトップまで抜けることができた。振り返ると、岩稜の向こうに伊勢平野と伊勢湾の眺めが広がる。

ここは細かくテープにそって巻いたような。


テープが見当たらなかったんですが、岩壁の基部を巻いたんでしょうか?
右も左も偵察したんですが・・・・

人の多い鎌方面で、こんなルートもあるのかと驚きました。
ヤマレコにも感ずかれていないみたいだし。 :twisted:


下りの中ノ谷左岸尾根もそうですが、すぐ横に一般登山道があるからかな?
西鎌尾根なんかは結構有名だけど、ここはまったくヒット(わりばしさんと通さんのレポ以外)しませんでした。


P4180058_1.JPG

いい所ですよね。
止まって良かったですが、30m下らなければなりませんねえ・・


ビールを飲んだ後で、登り返しが地獄でした。 :mrgreen:

そうなんですよね。
空中回廊がどこなのかわからないというか
気づいたら通りすぎていた感じです。


歩いている時はわからず、見通しのいい時期に上から眺めた時に初めてわかる回廊ですね。 :lol:

お疲れさまでした。
鈴鹿に残された数少ないバリルートでしょうね。

水晶岳東尾根と並ぶバリ尾根だと思います。 :D

               山日和
sato
記事: 142
登録日時: 2019年2月13日(水) 12:55

Re: 【鈴鹿】空中回廊周遊 水沢岳東尾根から中ノ谷左岸尾根へ

投稿記事 by sato »

山日和さま

こんばんは。
今日は風が強く肌寒い一日でした。18日も寒かったですね。
感想をお伝えするのが遅くなってしまいました。すみません。

アカヤシオが見頃の鎌ヶ岳へ、というメールをいただいた時、えっ?と思いました。
日曜日に鎌ヶ岳?たくさんの登山者でにぎわっているのでは?
コースを見て、またまた、えっ?登りも下りも目を留めたことのない尾根。
ヘルメット持参?標高900mから950mあたりの岩場が怖いのかなぁ。
左足がまだ冬感覚でしたが、面白そう、と地図を見てワクワクしてきました。

出発時は、青空が広がっていましたね。
わりばしさんのレポや洞吹さんの「空中回廊」のお話をお聞きしているうちに、
尾根の取付き地点に着いていました。

杉林の中に現れた大きな石垣にはびっくりしました。鉱山の跡だったのですね。
わりばしさんのコメントに書かれていた足見田神社は、三重の由来の地なのですね。
(三重の由来は、私のレポのコメントでも教えていただきました)
伊吹山の神様との戦いに敗れたヤマトタケルの足が三重に折れ曲がってしまった地が水沢で、
三重に折れ曲がったのは水銀中毒によるという説もあるとか。
ちょこっと調べました。
水銀は古代文明の頃から赤色顔料などに使われているほど、貴重な鉱物。
水沢鉱山の歴史を知りたくなりました。

自然林になると、山日和さん、
足元のふるふると揺れる淡いピンク色のイワウチワの写真を何枚も撮っていましたね。
きりりと色鮮やかに煌めくミツバツツジや、ぽってりとしたピンク色のアカヤシオのお花も。
ゆったりとした尾根に春の花々。
まったりピンク色の花々を愛でながら「本当にこの先に核心部が待っているのかという気分」でした。

突然始まった岩場。
最初の回り込む箇所は、左足が動かしにくく、
足元の下がストンと落ちているので、どう足を運ぼうかと考えましたが、
山日和さんがシュリンゲを渡してくださったので、落ち着いてトラバース出来ました。
その先も、私が越えられる段差を探してくださりありがとうございました。
わりばしさんが辿られたテープはどこにあったのでしょうね。
岩壁のてっぺんから眺めた景色は、緑が目に沁みましたね。
緊張しましたが、面白い岩場でした。
こういうところを登ると、また、岩稜を登りたいな、と思ってしまいます(笑)。

水沢岳山頂直下の斜面は、ぼっと出来る素敵な場所ですね。
あられが降ってきて、山日和さんには短いお昼の時間になってしまいましたが。

強風の鎌尾根は、以前歩いた時のことを思い出しながら歩いていました。
ブナの平坦地は全く記憶に残っていませんでした。
ほっと気持ちが和む空気に包まれた場所ですね。

楽しみにしていた「空中回廊」は、思い描いていた風景とは違いました。
洞吹さんの感性、豊かな想像力がちょっとうらやましくなりました。
まっ白な雪で覆われた尾根は、空中回廊そのものなのかな、と思いました。
やぶっぽくて歩きにくい箇所もありましたが、
たくさんのべっぴんさんのアカヤシオに出会えてうれしかったです。

植林の手前から雨粒が大きくなってきて、林道に着くころには本降りに。
帰りの林道歩きは長かったですね。寒くて手がかじかみました。車が見えた時、ほっとしました。
でも、ずぶぬれになったのもいい思い出です。
鈴鹿の山の奥深さ、面白さを満喫した一日でした。ありがとうございました。

sato
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柳川洞吹
記事: 680
登録日時: 2011年2月22日(火) 22:07
お住まい: クルマの中(簡易旅館仕様車)

Re: 【鈴鹿】空中回廊周遊 水沢岳東尾根から中ノ谷左岸尾根へ

投稿記事 by 柳川洞吹 »

山日和さん こんにちは

「空中回廊」の文字に反応して出てきてしまいました。
まずは水沢岳東尾根からなんですね。
昔、緑水さんがそのあたりよくウロついていて、登ったとかやめたとか書いてましたね。
ワシもここは気になったまま忘却で、未踏です。

  尾根の取付きで、先行していた単独の女性が引き返して後ろを付いて来ようとした。
  聞けば、水沢峠から鎌尾根に行こうとしているようだ。
  このまま林道を進むよう説明してあげた。
  深く考えずに人の後を付いて行けば間違いないと考える登山者が多いのか。


ちょっとパターンは違いますが、こんなこと思い出してしまいました。
昔、残雪期に三方岩から馬狩へ下っていると、前から登って来る人が見えたので、
「おお、今から登って上で泊まりかな、ええなあ。」と思っていると、
すれ違いざまに、「すみません。山を下りたいんですが方向がわからないので、
ついて行ってもいいですか?」と言われたときは、びっくりしました。
残雪が切れて登山道が露出したところまで案内しましたが、
この人、ワシが通らんかったらどうしてたんやろ。

  突然、花崗岩の岩場が行く手に立ちはだかった。
  いよいよ始まったか。壁の真ん中には残置ロープがぶら下がっている。
  核心部の区間は短いが、水沢岳東尾根は正真正銘、
  鈴鹿でもトップクラスのバリ尾根だろう。
  下りに取るのは自殺行為かもしれない。


なかなか厳しそうなルートのようですね。

  食後のコーヒーの後、誤ってコッフェルを転がしてしまった。
  あれよあれよという間にコッフェルは斜面を転がり落ちて行く。
  30mほど転がったところで、奇跡的に止まってくれた。


飲む前の缶ビールでなくてよかったね。
こいつは転がり出すと絶対に止まらないよ。

  下山は中ノ谷の左岸尾根。昔洞吹氏が「空中回廊」と名付けたバリ尾根である。
  この尾根の下り出しは、一見すると谷へ下ってしまいそうな急傾斜の細尾根で始まる。
  登りで2度、中ノ谷遡行のツメで2度使っていて記憶があるので
  確信を持って進めるが、知らなければとても正解には見えない。


中ノ谷の左岸尾根(=ジャリガ谷右岸尾根)への下降点、
昔は、こんなところに尾根分岐があろうとは……というような笹薮の中に隠れていたけど、
その後の笹枯れであっけらかんと露出してしまっていますね。

  思い出は美化されるのか、記憶の中にはないヤブっぽい急傾斜の尾根が続いた。
  この尾根を歩いている限り、どの辺が「空中回廊」なのかわからない。


みなさん、そうおっしゃいます。(^^ゞ

  考えてみると、木々がすっかり葉を落とした時期に、
  鎌尾根からグルッと湾曲したこの尾根を見下ろした様が
  そのように見えたと書いていた気もする。


この尾根を初めて通ったのは1998年のこと。
以下は、2000年12月、2回目に通り、空中回廊と呼び始めた時の投稿の抜粋です。

   最初に来たときは「えらいとこへ来てしもた。もう戻られへん。進むしかないわ。」
   と緊張したのを思い出す。
   この先も岩混じりの尾根を伝い、最後の岩場を右に巻いてゆるい砂ザレを登り難所終了。
   標高900m。
   一息入れて登り続ける。
   またひとしきり急斜面を登るとすばらしい展望が広がった。
   コロシアムの真中に立ったように圧倒的にぐるりを取り巻く鎌尾根から水沢岳への主稜線。
   その切り立った稜線に向かってこれから進むやせた尾根が、
   左右の深い谷の中から浮き出し、一条の路となってゆるい弧を描いて続いている。
   あたかも天空に登る廊下のように。
   そう、まさに空中回廊! 
   鎌尾根に至る空中回廊……。
   言葉もなく、しばしその風景に見入った。

この光景、この高度感は、
葉が落ちて裸の木立だけになり、雪も少し積もらないとダメなのでしょうね。
茂っている季節ではただのヤブ尾根なのかも。
添付写真は見下ろした風景ですが、鋭いナイフのエッジのような……。
ええ感じでしょ。
s-PC142840.jpg

  実際、水沢岳東尾根の方が空中回廊と呼ぶに相応しい尾根である。

はい、わかりました!(キッパリ!)
「空中回廊」の名はもう水沢岳東尾根に差し上げます。
長年にわたりご愛顧いただきました旧空中回廊は、
本日より「なんちゃって空中回廊」に改称いたしま~す。 :lol:

よい山旅を!
           洞吹(どうすい)
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山日和
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登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
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Re: 【鈴鹿】空中回廊周遊 水沢岳東尾根から中ノ谷左岸尾根へ

投稿記事 by 山日和 »

satoさん、どうもです。

感想をお伝えするのが遅くなってしまいました。すみません。

すっかり慣れてしまったので大丈夫です。 :lol:

アカヤシオが見頃の鎌ヶ岳へ、というメールをいただいた時、えっ?と思いました。
日曜日に鎌ヶ岳?たくさんの登山者でにぎわっているのでは?
コースを見て、またまた、えっ?登りも下りも目を留めたことのない尾根。
ヘルメット持参?標高900mから950mあたりの岩場が怖いのかなぁ。
左足がまだ冬感覚でしたが、面白そう、と地図を見てワクワクしてきました。


まさか鎌の山頂が目的だとは思わなかったでしょう。
山頂はどっちでもよかったけど、一応ルート図には入れといただけです。 :mrgreen:

杉林の中に現れた大きな石垣にはびっくりしました。鉱山の跡だったのですね。
わりばしさんのコメントに書かれていた足見田神社は、三重の由来の地なのですね。


わりばしレポを読んでなければもっとビックリしてましたよ。

P4180005_1.JPG

伊吹山の神様との戦いに敗れたヤマトタケルの足が三重に折れ曲がってしまった地が水沢で、
三重に折れ曲がったのは水銀中毒によるという説もあるとか。
ちょこっと調べました。
水銀は古代文明の頃から赤色顔料などに使われているほど、貴重な鉱物。
水沢鉱山の歴史を知りたくなりました。


satoさんは勉強熱心ですね~ :D

自然林になると、山日和さん、
足元のふるふると揺れる淡いピンク色のイワウチワの写真を何枚も撮っていましたね。
きりりと色鮮やかに煌めくミツバツツジや、ぽってりとしたピンク色のアカヤシオのお花も。
ゆったりとした尾根に春の花々。
まったりピンク色の花々を愛でながら「本当にこの先に核心部が待っているのかという気分」でした。

やっぱりこの時期は花が気になります。


P4180025_1.JPG

突然始まった岩場。
最初の回り込む箇所は、左足が動かしにくく、
足元の下がストンと落ちているので、どう足を運ぼうかと考えましたが、
山日和さんがシュリンゲを渡してくださったので、落ち着いてトラバース出来ました。
その先も、私が越えられる段差を探してくださりありがとうございました。


なかなかのルートでした。あそこを直上してたらどんな感じだったのか見てみたい気もするけど、
ロープを出さないとダメですね。

わりばしさんが辿られたテープはどこにあったのでしょうね。
岩壁のてっぺんから眺めた景色は、緑が目に沁みましたね。
緊張しましたが、面白い岩場でした。
こういうところを登ると、また、岩稜を登りたいな、と思ってしまいます(笑)。


あの程度がいいです。コワいの嫌いだし。 :mrgreen:

P4180067_1.JPG

水沢岳山頂直下の斜面は、ぼっと出来る素敵な場所ですね。
あられが降ってきて、山日和さんには短いお昼の時間になってしまいましたが。

ちょうど風の当たらない、いい場所でした。稜線上で休んでた人もいたみたいだけど、なんでわざわざ風の強いとこでと思いましたね。
短いと言っても1時間強は休んでたので、人に比べたら長いか。 :mrgreen:

楽しみにしていた「空中回廊」は、思い描いていた風景とは違いました。
洞吹さんの感性、豊かな想像力がちょっとうらやましくなりました。

「誇大広告」ってヤツですね。筆が滑り過ぎたのでしょう。 :lol:

まっ白な雪で覆われた尾根は、空中回廊そのものなのかな、と思いました。
やぶっぽくて歩きにくい箇所もありましたが、
たくさんのべっぴんさんのアカヤシオに出会えてうれしかったです。


空中回廊と言うよりは「樹中回廊」という感じでしたが、アカヤシオはこっちの方が多かったですね。

P4180114_1.JPG

植林の手前から雨粒が大きくなってきて、林道に着くころには本降りに。
帰りの林道歩きは長かったですね。寒くて手がかじかみました。車が見えた時、ほっとしました。
でも、ずぶぬれになったのもいい思い出です。


最後の最後で降らんでもいいのにと思ったけど、あの岩場や強風の鎌尾根で降られることを思えばよかったんでしょう。 :D

                山日和
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山日和
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登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
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Re: 【鈴鹿】空中回廊周遊 水沢岳東尾根から中ノ谷左岸尾根へ

投稿記事 by 山日和 »

洞吹さん、どうもです。

「空中回廊」の文字に反応して出てきてしまいました。
まずは水沢岳東尾根からなんですね。
昔、緑水さんがそのあたりよくウロついていて、登ったとかやめたとか書いてましたね。
ワシもここは気になったまま忘却で、未踏です。

釣り出し成功です。 :mrgreen:
緑水さんも書いてましたか。mayonekoさんも歩いていたような・・・
実は土曜日に、緑水さんが発見された黒谷へ行って、花を供えてきました。


P4240032_1.JPG

 ちょっとパターンは違いますが、こんなこと思い出してしまいました。
昔、残雪期に三方岩から馬狩へ下っていると、前から登って来る人が見えたので、
「おお、今から登って上で泊まりかな、ええなあ。」と思っていると、
すれ違いざまに、「すみません。山を下りたいんですが方向がわからないので、
ついて行ってもいいですか?」と言われたときは、びっくりしました。
残雪が切れて登山道が露出したところまで案内しましたが、
この人、ワシが通らんかったらどうしてたんやろ。


そりゃひどいですね。昔、ソノドから薮谷峠に向かって歩いていたら、前から登山者がやって来て、「霊仙はこっちですか?」
と聞かれたことがあります。
ダイラの頭で三国の方からやって来て、「三国はこっちですか?」と聞いてきた登山者が、ヤブコギネットに約1名いますけど。 :mrgreen:

なかなか厳しそうなルートのようですね。

空中回廊よりはかなり厳しいと思います。


P4180053_1.JPG

 飲む前の缶ビールでなくてよかったね。
こいつは転がり出すと絶対に止まらないよ。


経験者は語る? :lol:

 中ノ谷の左岸尾根(=ジャリガ谷右岸尾根)への下降点、
昔は、こんなところに尾根分岐があろうとは……というような笹薮の中に隠れていたけど、
その後の笹枯れであっけらかんと露出してしまっていますね。

根の平峠下のブナ清水への入口みたいなもんですか。

>思い出は美化されるのか、記憶の中にはないヤブっぽい急傾斜の尾根が続いた。
この尾根を歩いている限り、どの辺が「空中回廊」なのかわからない。

みなさん、そうおっしゃいます。(^^ゞ


やっぱり筆がイナバウアーしていたようですね。 :mrgreen:


P4180119_1.JPG

この尾根を初めて通ったのは1998年のこと。
以下は、2000年12月、2回目に通り、空中回廊と呼び始めた時の投稿の抜粋です。

   最初に来たときは「えらいとこへ来てしもた。もう戻られへん。進むしかないわ。」
   と緊張したのを思い出す。
   この先も岩混じりの尾根を伝い、最後の岩場を右に巻いてゆるい砂ザレを登り難所終了。
   標高900m。
   一息入れて登り続ける。
   またひとしきり急斜面を登るとすばらしい展望が広がった。
   コロシアムの真中に立ったように圧倒的にぐるりを取り巻く鎌尾根から水沢岳への主稜線。
   その切り立った稜線に向かってこれから進むやせた尾根が、
   左右の深い谷の中から浮き出し、一条の路となってゆるい弧を描いて続いている。
   あたかも天空に登る廊下のように。
   そう、まさに空中回廊! 
   鎌尾根に至る空中回廊……。
   言葉もなく、しばしその風景に見入った。


この文章に惹かれて何年か後に訪れましたが・・・さっぱりわかりませんでした。 :lol:

この光景、この高度感は、
葉が落ちて裸の木立だけになり、雪も少し積もらないとダメなのでしょうね。
茂っている季節ではただのヤブ尾根なのかも。
添付写真は見下ろした風景ですが、鋭いナイフのエッジのような……。
ええ感じでしょ。

うーん・・・・
どこかにボブスレーコースみたいなルンゼがって書いてませんでした?

>実際、水沢岳東尾根の方が空中回廊と呼ぶに相応しい尾根である。

はい、わかりました!(キッパリ!)
「空中回廊」の名はもう水沢岳東尾根に差し上げます。
長年にわたりご愛顧いただきました旧空中回廊は、
本日より「なんちゃって空中回廊」に改称いたしま~す。 :lol:


「元祖空中回廊」ぐらいでいいですよ。
水沢岳東尾根の方は「本家空中回廊」と名乗るようにします。 :mrgreen:

             山日和
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