【鈴鹿】稲森谷から白ハゲへ赤白咲いたピンクもあるでよ
Posted: 2021年4月12日(月) 14:00
【 日 付 】2021年4月3日(土)
【 山 域 】鈴鹿
【メンバー】単独
【 天 候 】曇り
【 ルート 】湯の山温泉>稲森谷>雲母峰縦走路>白ハゲ>稲森谷左岸尾根>湯の山温泉
春とは言え鈴鹿の山は、まだ花盛りというところは少ない。特に行きたいところも思いつかず鎌ヶ岳の稲森谷界隈を歩いてきた。
4月3日(土)7時45分、湯の山蒼滝Pを出発。湯の山バス停のところから東海自然歩道に入った。稲森谷の現地表記は湯の森谷となっている。
谷に沿って進むと下の谷に潜り戸の滝が見える。この滝は手前のゴルジュに前衛滝があって通せんぼしているので上から眺め降ろすほかない。また、この滝は三滝川の由来になった三滝のひとつで、あと二つが蒼滝と東多古知谷の百閒滝だと説明看板に出て居る。四日市育ちの私もそれは知らなかった。
谷はミツバツツジなどに彩られている。
自然歩道は堰堤の上から左股のほうに大きく巻いているが、堰堤の上に出て谷を進みショートカットした。
自然歩道に戻って大堰堤の上に出たら広大な砂だまりを歩いて稲森谷を進む。
最終堰堤を過ぎると自然のままの谷を適当に歩くしかない。水量は少ないとはいえ歩く場所もあまりないので進みにくい。 滝は殆どないが2段滝だけが唯一滝らしい。2mほどの二段目の横に木梯子がかけてあるのでそこを登って滝上に出る。
後はこんな斜滝や
多段滝が出てくる程度だ。
源流近くで環境保護標識が出てきたら左のガレ谷を登って雲母峰縦走路に出る。
ガレ谷の脆い斜面にイワウチワが咲いていた。
ガレ谷を詰めたら左の方にトラバースして行けば縦走路に出るはずだったが、踏み跡がはっきりしないので真っすぐ登って縦走路に出た。
縦走路を東進して戻ったら立派な分岐標識があった。稲森谷はバリルートなので標識には注意書きが必要だと思うのだが自己責任で行ってくれということか。
驚いたことに縦走路にはアカヤシオが咲き始めていた。
ここでもミツバツツジはノー天気に咲きまくっている。
アカヤシオとミツバツツジの競演も見られるが、咲きっぷりはミツバツツジにかなわない。 タムシバも見頃であちこちに咲いているから赤白、ピンクと賑やかに尾根を飾っていた。
足元にはイワウチワも咲きまくっていて、嬉しい誤算だった。
馬の背尾根に合流すると、さすがにアカヤシオはまだ咲いていなかった。こちらは翌週くらいが見頃だろうか。それでも例年より一週間ほど早いことになる。
馬の背尾根では湯の山のほうから単独男性が登ってきて鎌が岳に登りその後入道ヶ岳に登って椿大社からバスに乗るという。ずいぶん欲張りなプランだが、若いから何とかなるだろう。
年寄りの私は白ハゲだけ見物したら馬の背尾根を引き返す。 馬の背尾根で、ふと足元を見るとバイカオウレンが咲いていた。これも意外で今日は思わぬ花見登山になった。本日の主目的は馬の背尾根の720m付近から東尾根を下って稲森谷の右股に降りることだった。720mの東尾根は濃いヤブもなく無事に右股に下りられた。
右股は短い分、傾斜が強く大きな滝がいくつかあった。これなら沢登で遡行してみるのも良さそうだ。今回は右股の左岸尾根を下ったわけだが、右岸尾根の分岐に黄色テープがあったので下山にはそちらの方が良さそうだ。
余談であるが、帰宅してシャワーを浴びていたら腕に大きなマダニが食いついていた。マダニの中には殺人ウイルスを持つものもいるので三日間ほどは熱を測って注意していたが、幸い発熱することはなく無事だった。もしウイルスをもっていたらコロナどころの騒ぎではない。ダニはピンセットで慎重に取り除いたが、やはり皮膚に食いついた口の部分は残ってしまった。痒みや大きな腫れは無かったので放置してあるが、痒みなどある場合は外科で皮膚ごと切除してもらうことになるらしい。皆さまヤブコギをした後は衣類についたダニをしっかり払い落とすことをお忘れなく。
【 山 域 】鈴鹿
【メンバー】単独
【 天 候 】曇り
【 ルート 】湯の山温泉>稲森谷>雲母峰縦走路>白ハゲ>稲森谷左岸尾根>湯の山温泉
春とは言え鈴鹿の山は、まだ花盛りというところは少ない。特に行きたいところも思いつかず鎌ヶ岳の稲森谷界隈を歩いてきた。
4月3日(土)7時45分、湯の山蒼滝Pを出発。湯の山バス停のところから東海自然歩道に入った。稲森谷の現地表記は湯の森谷となっている。
谷に沿って進むと下の谷に潜り戸の滝が見える。この滝は手前のゴルジュに前衛滝があって通せんぼしているので上から眺め降ろすほかない。また、この滝は三滝川の由来になった三滝のひとつで、あと二つが蒼滝と東多古知谷の百閒滝だと説明看板に出て居る。四日市育ちの私もそれは知らなかった。
谷はミツバツツジなどに彩られている。
自然歩道は堰堤の上から左股のほうに大きく巻いているが、堰堤の上に出て谷を進みショートカットした。
自然歩道に戻って大堰堤の上に出たら広大な砂だまりを歩いて稲森谷を進む。
最終堰堤を過ぎると自然のままの谷を適当に歩くしかない。水量は少ないとはいえ歩く場所もあまりないので進みにくい。 滝は殆どないが2段滝だけが唯一滝らしい。2mほどの二段目の横に木梯子がかけてあるのでそこを登って滝上に出る。
後はこんな斜滝や
多段滝が出てくる程度だ。
源流近くで環境保護標識が出てきたら左のガレ谷を登って雲母峰縦走路に出る。
ガレ谷の脆い斜面にイワウチワが咲いていた。
ガレ谷を詰めたら左の方にトラバースして行けば縦走路に出るはずだったが、踏み跡がはっきりしないので真っすぐ登って縦走路に出た。
縦走路を東進して戻ったら立派な分岐標識があった。稲森谷はバリルートなので標識には注意書きが必要だと思うのだが自己責任で行ってくれということか。
驚いたことに縦走路にはアカヤシオが咲き始めていた。
ここでもミツバツツジはノー天気に咲きまくっている。
アカヤシオとミツバツツジの競演も見られるが、咲きっぷりはミツバツツジにかなわない。 タムシバも見頃であちこちに咲いているから赤白、ピンクと賑やかに尾根を飾っていた。
足元にはイワウチワも咲きまくっていて、嬉しい誤算だった。
馬の背尾根に合流すると、さすがにアカヤシオはまだ咲いていなかった。こちらは翌週くらいが見頃だろうか。それでも例年より一週間ほど早いことになる。
馬の背尾根では湯の山のほうから単独男性が登ってきて鎌が岳に登りその後入道ヶ岳に登って椿大社からバスに乗るという。ずいぶん欲張りなプランだが、若いから何とかなるだろう。
年寄りの私は白ハゲだけ見物したら馬の背尾根を引き返す。 馬の背尾根で、ふと足元を見るとバイカオウレンが咲いていた。これも意外で今日は思わぬ花見登山になった。本日の主目的は馬の背尾根の720m付近から東尾根を下って稲森谷の右股に降りることだった。720mの東尾根は濃いヤブもなく無事に右股に下りられた。
右股は短い分、傾斜が強く大きな滝がいくつかあった。これなら沢登で遡行してみるのも良さそうだ。今回は右股の左岸尾根を下ったわけだが、右岸尾根の分岐に黄色テープがあったので下山にはそちらの方が良さそうだ。
余談であるが、帰宅してシャワーを浴びていたら腕に大きなマダニが食いついていた。マダニの中には殺人ウイルスを持つものもいるので三日間ほどは熱を測って注意していたが、幸い発熱することはなく無事だった。もしウイルスをもっていたらコロナどころの騒ぎではない。ダニはピンセットで慎重に取り除いたが、やはり皮膚に食いついた口の部分は残ってしまった。痒みや大きな腫れは無かったので放置してあるが、痒みなどある場合は外科で皮膚ごと切除してもらうことになるらしい。皆さまヤブコギをした後は衣類についたダニをしっかり払い落とすことをお忘れなく。