【湖北・己高山】はるうららの里山散歩

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シュークリーム
記事: 2060
登録日時: 2012年2月26日(日) 17:35
お住まい: 三重県津市

【湖北・己高山】はるうららの里山散歩

投稿記事 by シュークリーム »

六地蔵
六地蔵
前回,花房尾をたどった時,左側にずっと見えていた頂が己高山(こだかみやま)という名前の山であることを初めて知った。地図上で調べてみると周回できそうな尾根コースが目につく。未踏の山なので,一度行ってみたいと思っていた時にびわ爺の山行記録がアップされてきた。前回たどることができなかった中津尾〜花房尾の周回コースに後ろ髪を引かれる思いをしながら,己高山に行ってみることにした。

【 日 付 】2021年2月25日(木)
【 山 域 】湖北・己高山
【メンバー】単独
【 天 候 】晴れ
【 ルート】 己高庵登山者用駐車場 8:29 --- 9:11 石道寺 --- 9:19 鶏足寺 --- 11:06 P778 --- 12:00 己高山 13:06 --- 14:09 六地蔵 --- 14:40 林道 --- 15:02 駐車地

朝,長浜付近から見た金糞山と白倉岳のピークは白く輝いているが,その左隣の己高山は暗い。やはりもう賞味期限切れなのかと思いながら己高庵下の登山者用駐車場に車を止めた。
案内板
案内板
昨年暮れの大雪で始まった今回の雪山シーズンももう終わりを迎えようとしている。駐車場隣の梅園もちらほら白い花が咲き始め,すっかり春の空気である。スノーシューを使うこともないかと思ったが,一応担いで行くことにする。ザックの肥やしであってもボッカ訓練にはなるだろう。
鶏足寺
鶏足寺
春本番の空気が漂う山里をゆるゆると歩いて登山口の石道寺方面に向かう。せっかくなのでこのあたりの古寺を巡っていこうという趣向である。石道寺から鶏足寺を巡り,昔修行僧の修行の場となったのであろう緩やかな尾根道に入る。しばらくは倒木がうるさかったが,ある程度登ると倒木もなくなり歩きやすい道になった。登山道に雪は全くない。しばらく登ると背後に近江の農村風景が見えてくる。雪がなくてもこんな春爛漫の里山をゆるりと散歩するのも悪くない。
近江の農村風景
近江の農村風景
標高600mを越えるとようやく雪がで始めた。雪はよく締まっており,全く沈まない。これだったら雪の上を歩く方がよっぽど楽だ。P778のあたりでは積雪が50センチを超えているようだ。よく締まっているのでつぼ足で全然問題ないが,せっかく担いできたのだからとスノーシューを装着する。己高山の頂上まで標高差150mほどだが,雪が繋がって快適なスノーシュー散歩を楽しむことができた。
頂上付近
頂上付近
己高山の頂上は金糞岳と白倉岳の絶好の展望台である。前回登った花房尾の全景が目の前である。右側には伊吹山。その左にはブンゲンのある山脈とその左端に奥伊吹スキー場が小さく見えている。ほとんど無風で,空気は全く春山である。冬枯れの明るい広葉樹林で目の前に絶景を見ながらの昼食は贅沢そのものである。
白倉岳
白倉岳
下山は六地蔵方面に下ることにする。地形図の破線どおりに降りたらえらい目にあった。不自然なコース取りなので ??? と思っていたのだが,急斜面を降りて,途中で斜面をトラバースする。当然,登山道はまだ道は雪の下で,斜面はのっぺりとした滑り台になっている。幸い雪がまだ締まっているので,踏み抜きもなく,慎重にステップを切って進むと意外にあっさりと通過することができた。麓から登ってきた修行僧が山頂を通らずに9合目にある鶏足寺に至るためのトラバース道をそのまま利用しているらしい。おかげで鶏足寺跡を見ることができてよかった。

六地蔵の手前に来るとカップルと出会う。男性が登山道に座り込み,女性はその隣に立っている

私「これからどこか行くんですか?」
女性「いや,下ります。」
私「頂上へは行ったんですか。」
女性「いや,行ってません。」
私「???」

よくわからないけど,深入りしてもしょうがない。雪に半分埋もれている六地蔵の写真を撮ってそのまま降りる。

昔の掘割状の杣道はもう使われていないようで,その横に登山道が通っている。びわ爺が書いたように所々を倒木が塞いでいて歩きにくいが,下りなので適当に通り過ぎた。

里に降りるとやはり春爛漫である。やぶレポは冬山のレポート満載であるが,こんな春山のまったり歩きも悪くないと思った。次は福寿草でも見に行こうかな?
                         @シュークリーム@
biwaco
記事: 1422
登録日時: 2011年2月22日(火) 16:56
お住まい: 滋賀県近江八幡市

Re: 【湖北・己高山】はるうららの里山散歩

投稿記事 by biwaco »

あらら、六地蔵さん、雪風呂ですか~(^^)/

シュークリ先生、まいどです! 
己高山、行かれましたか、例の三つ編みの後ろ髪を引かれながら…(^^♪
春本番の空気が漂う山里をゆるゆると歩いて登山口の石道寺方面に向かう。せっかくなのでこのあたりの古寺を巡っていこうという趣向である。
いいですね! ピークだけがお値打ちじゃないですもんね(^_-) 夏なら石道寺のアジサイが見ものですよ。
いまは閉館中ですが、己高閣の十一面観音像を拝むと、心がいっそうキレイになるそうです。(わりばしさん説) コロナが退散したら確かめに行こうかと思ってます。
つぼ足で全然問題ないが,せっかく担いできたのだからとスノーシューを装着する。己高山の頂上まで標高差150mほどだが,雪が繋がって快適なスノーシュー散歩を楽しむことができた。
そうそう、持って来たものは使いましょう(^^♪
己高山の頂上は金糞岳と白倉岳の絶好の展望台である。前回登った花房尾の全景が目の前である。右側には伊吹山。その左にはブンゲンのある山脈とその左端に奥伊吹スキー場が小さく見えている。ほとんど無風で,空気は全く春山である。
木の枝がちょっと邪魔だけど、白倉岳がきれいです。もっと近くに見えるかと思ってたんですが、距離ありますね。縦走は大変そう(@_@;)
下山は六地蔵方面に下ることにする。地形図の破線どおりに降りたらえらい目にあった。不自然なコース取りなので ??? と思っていたのだが,急斜面を降りて,途中で斜面をトラバースする。
夏の鶏足寺跡
夏の鶏足寺跡
P6230085.jpg (81.44 KiB) 閲覧された回数 765 回
積雪期は破線は止めて尾根を辿ったほうが楽だし、きれいだし!
六地蔵の手前に来るとカップルと出会う。男性が登山道に座り込み,女性はその隣に立っている
意味シンな二人ですね。頂上にも行かず、下る? (゜o゜)
六地蔵さんに願掛けに来たんでしょう。
びわ爺が書いたように所々を倒木が塞いでいて歩きにくいが,下りなので適当に通り過ぎた。
中途半端な雪が登山路を隠していて、登りでは結構体力使いました。
やぶレポは冬山のレポート満載であるが,こんな春山のまったり歩きも悪くないと思った。次は福寿草でも見に行こうかな?
マッタリ歩きならびわ爺に任せて(^^♪ いつも待ってもらうマッタリですけど~。
福寿草、どこに探しに行くの?
         ~びわ爺
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わりばし
記事: 1753
登録日時: 2011年2月20日(日) 16:55
お住まい: 三重県津市

Re: 【湖北・己高山】はるうららの里山散歩

投稿記事 by わりばし »

おはようございます、シュークリームさん。

春本番の空気が漂う山里をゆるゆると歩いて登山口の石道寺方面に向かう。せっかくなのでこのあたりの古寺を巡っていこうという趣向である。石道寺から鶏足寺を巡り,昔修行僧の修行の場となったのであろう緩やかな尾根道に入る。

途中で宿坊跡のような段々畑のような石積みがありませんでした。
これをみて寺の規模の大きさを感じました。


下山は六地蔵方面に下ることにする。地形図の破線どおりに降りたらえらい目にあった。不自然なコース取りなので ??? と思っていたのだが,急斜面を降りて,途中で斜面をトラバースする。当然,登山道はまだ道は雪の下で,斜面はのっぺりとした滑り台になっている。幸い雪がまだ締まっているので,踏み抜きもなく,慎重にステップを切って進むと意外にあっさりと通過することができた。麓から登ってきた修行僧が山頂を通らずに9合目にある鶏足寺に至るためのトラバース道をそのまま利用しているらしい。おかげで鶏足寺跡を見ることができてよかった。

六地蔵ってこんな顔だったんだ。
一番大きな地蔵さんの先っぽだけ見ました。
鶏足寺跡はい行ったのか行っていないのか・・覚えてないなあ。


六地蔵の手前に来るとカップルと出会う。男性が登山道に座り込み,女性はその隣に立っている
私「これからどこか行くんですか?」
女性「いや,下ります。」
私「頂上へは行ったんですか。」
女性「いや,行ってません。」
私「???」
よくわからないけど,深入りしてもしょうがない。雪に半分埋もれている六地蔵の写真を撮ってそのまま降りる。

雪山を見に来たというこんなカップルいますよ。
二人の世界には、山頂は関係ないんでしょう。
:mrgreen:

里に降りるとやはり春爛漫である。やぶレポは冬山のレポート満載であるが,こんな春山のまったり歩きも悪くないと思った。次は福寿草でも見に行こうかな?

今はコロナで閉めているみたいだけど
己高閣に残された己高山鶏足寺の仏像群をまた見に行ってください。
特に十一面観音像はいいです。
平安や鎌倉の仏像は、いいですよ。


                        わりばし
シュークリーム
記事: 2060
登録日時: 2012年2月26日(日) 17:35
お住まい: 三重県津市

Re: 【湖北・己高山】はるうららの里山散歩

投稿記事 by シュークリーム »

びわ爺,こんにちは。
最近は上谷山から下谷山と連続踏破で完全復活をアピールしていますね。素晴らしいです。


あらら、六地蔵さん、雪風呂ですか~(^^)/

ほのぼのとするような写真でしょ。

いいですね! ピークだけがお値打ちじゃないですもんね(^_-) 夏なら石道寺のアジサイが見ものですよ。
いまは閉館中ですが、己高閣の十一面観音像を拝むと、心がいっそうキレイになるそうです。(わりばしさん説) コロナが退散したら確かめに行こうかと思ってます。


そうなんですか。己高閣が再開したら観音様を拝みにまた行ってみたいもんです。
タイなんかの小乗仏教では「タンブン」といって,お寺にお金を寄進すると,それまでの悪行がチャラになるそうで,お金持ちがせっせとお寺に寄進してますよ。
心が綺麗になるというのもその類かな?


積雪期は破線は止めて尾根を辿ったほうが楽だし、きれいだし!

私もそう思ったんですが,未踏の山だったんでとりあえず地図通りに歩いたらはまっちゃいました。
雪山歩きの経験のあささが露呈していますね。


意味シンな二人ですね。頂上にも行かず、下る? (゜o゜)
六地蔵さんに願掛けに来たんでしょう。


なんなんでしょうねえ。
まあ,心中するつもりだとかでなければ別にいいんですけどね。


マッタリ歩きならびわ爺に任せて(^^♪ いつも待ってもらうマッタリですけど~。
福寿草、どこに探しに行くの?


鍋尻山に行ってきました。
福寿草のハイシーズンなので,平日にもかかわらず何組かが入っていたみたいです。
週末なんか結構な人出になるんでしょうねえ。

       
                         @シュークリーム@
シュークリーム
記事: 2060
登録日時: 2012年2月26日(日) 17:35
お住まい: 三重県津市

Re: 【湖北・己高山】はるうららの里山散歩

投稿記事 by シュークリーム »

こんにちは,わりばしさん。

途中で宿坊跡のような段々畑のような石積みがありませんでした。
これをみて寺の規模の大きさを感じました。


気がつきませんでした。でも,昔は大きなお寺だったんでしょうねえ。

六地蔵ってこんな顔だったんだ。
一番大きな地蔵さんの先っぽだけ見ました。
鶏足寺跡はい行ったのか行っていないのか・・覚えてないなあ。


真ん中の大きいのは地蔵じゃなくて仏様のようですね。
地蔵は小さいのが六つ並んでいます。


雪山を見に来たというこんなカップルいますよ。
二人の世界には、山頂は関係ないんでしょう。 :mrgreen:


山登りとはちょっと雰囲気が違っていたんで声をかけてみました。
まあ,心中でなければそれでいいんですけどね。


今はコロナで閉めているみたいだけど
己高閣に残された己高山鶏足寺の仏像群をまた見に行ってください。
特に十一面観音像はいいです。
平安や鎌倉の仏像は、いいですよ。


私も仏像が好きでよく見に行きます。
法隆寺の百済観音や秋篠寺の伎芸天立像なんか惚れ惚れしますねえ。
                         @シュークリーム@
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