【鈴鹿】冬は初めての御池 鈴北岳

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Kasaya
記事: 925
登録日時: 2011年2月20日(日) 14:34

【鈴鹿】冬は初めての御池 鈴北岳

投稿記事 by Kasaya »

【日付】2017年2月4日(土)
【山域】鈴鹿
【メンバー】独り
【天候】晴れ
【ルート】306ゲート7:37---9:04コグルミ谷階段---10:30カタクリ峠---11:37鈴北岳ーーー11:57日本庭園12:28---13:02ボタンブチ
     ーーー13:14青のドリーネーーー13:34 P1241ーーー13:55真の谷ーーー14:08カタクリ峠ーーー14:50犬返し尾根末端ーーー15:47306ゲート
今週末もまたいい天気である。高気圧が真上に来ているので季節風による荒れた天気もない青空が見込める。どこでもいいのだが
つい先日ガスで何も見えなかった御池も候補に挙がる。今日なら雪原が見られるか。一人で長い林道歩きも大変だがきっと
いいこともあるだろう。そして冬場には行ったことのない鈴北岳から日本庭園も見てみたい。そんな気持ちになってきた。

 306号ゲート前は結構な車が止まっている。2週間前同様にゲート前までは車が入れない程雪が残っている。さあ出発だ。
最初はツボ足だったが意外に雪を踏みぬいて歩きにくいのですぐスノーシュー装着。でもしばらく行くと車のわだちが出てきて
スノーシューでは歩きづらい。またツボ足にもどる。しかしすぐに轍は消える。またスノーシューに替える。何やってんだか
最初からスノーシューで押し通せばよかった。

 今日はたくさん歩くつもりで先を急ぐが思ったほどにはかどらない。すぐに息が上がる。独りで頑張ろうとして気力が
空回りしている感じ。結局長い道のりを前回よりちょっとだけ早く目的地に到着。コグルミ谷駐車地から取り付くつもり
だったが、前回階段から上がった人の話を思い出しそこから行ってみようともう少し進む。ついた階段は雪で覆われている。
スノーシューを脱ぐつもりだったがこれだったら爪を効かせて登ったほうがよさそう。そう思って雪から出ている手すりに
掴まりながら登っていく。そして上についたがその先はものすごく急だ。これはやばいかな。ちょっと急すぎる上に雪が固い。
ここで足を滑らすと階段の下まで滑り落ちるかも。そんな気のする場所だ。結局ストックを逆さにもち雪に差し込みながら
一歩一歩慎重に登る。急斜面でのこの作業すごく疲れる。参った参った。今日はチンタラ登山のつもりだったのにこれは予定外だ。
斜面が緩くなり尾根に乗っかたところでやっと一息つく。やれやれ。疲れる場所だった。

 この後は前回も歩いている場所。スノーシュで行くがツボ足でも歩ける状態。どんどん歩けるはずだがなんだかモチベーションが
上がらない。気分の乗らないときは仕事であった嫌なことを思い出したりして落ち込むのである。それでも足を運んでいけば
カタクリ峠は近づいてくる。今日はすでに多くの人が通過した場所であるが落ち着いた所。独りボーッとする。
県境尾根
県境尾根
 ここから今日は県境稜線を鈴北まで進む予定。トレースは7合目から右に折れて県境に向かっている。前回はトレースを無視して
まっすぐ行ったのだが今日はこのトレースを使わせてもらう。尾根に乗ってしばらく行くとトレースは谷にに向かっている。
やっぱり丸山方面に向かう人ばかりだ。自分の行きたい鈴北方面はノートレースとなる。これでしばらくラッセルとなる。
それにしてもこの尾根、緩やかな登りで辺りは霧氷がいっぱい。青空とのコントラストが素晴らしい。樹木の切れ目からは
南に丸山方面とその前面に咲く霧氷の花。北に目をやれば霊仙、伊吹、奥美濃の山々、さらにひときわ白い白山が見えている。
イヤー予想通りいい天気で素晴らしい展望。やったなあ。こういう風景を見せられると先ほどまでの落ち込んだ気持ちも
どこへやら、モチベーションが高まってくる。山の効用はこんなところにある。やっぱり山はいいな。
北面をの臨む
北面をの臨む
 霧氷の林を抜けて前方に真っ白な頂上が現れる。樹木の無い鈴北岳山頂だ。頂上には既に数名の人がいる。そして今まさに
登りつかんとする人も。自分も冬季初めてとなる鈴北岳に登頂だ。360度の展望。琵琶湖もよく見える。日本庭園の樹氷も
なかなかだ。奥の平の広がりもいいがこの庭園の広がりもなかなか捨てがたい。そんな思いがしてくる。
広く見える庭園
広く見える庭園
 景色を十分満喫してからランチ場所を求めて日本庭園に向かう。トレースもあるが皆日本庭園を過ぎて丸山に向かうらしい。
自分は丸山に未練がないので南下するコースを選ぶ。風を避けるために手ごろなドリーネに降り立つ。案の定無風である。
擂鉢のそこからぐるっと見渡す気色もなかなかのもの。空が広く見えるのだ。そこでまず冷やしたビールで乾杯。その後定番
の肉、卵入り味噌煮込みとぜんざいを食す。毎回同じだが飽きないねえ。

 お腹も満たされて出発だ。時刻は12時30分だ。青のドリーネあたりまで行ってみよう。トレースの無いまっさらな雪面を
南下していく。いい雰囲気だ。冬場でなくてもそれほど人に会わないところ。ふと見るとトレースが合流してきており前方に
数名の登山者がいた。彼らはどんなルートなんだろう。丸池を過ぎさらに行くと予定より少し上りすぎている事に気付く。
ボタンブチが斜め下のほう見見える。そこで今度は斜めにトラバースしながら降りていく。そして樹木が切れた辺りで
奥の平の雪原に出る。来たなあ。でもちょっとフェンスが邪魔だ。広いには違いないがちょっとアクセントに乏しいか。
先ほどの日本庭園のほうが樹木がふんだんにあり、より広く感じたのと対照的な感じを受ける。

 そしてボタンブチ。いったい何度この場に立ったのだろう。確かにいい場所だが見慣れた場所になりすぎたかもしれない。
そこですぐに幸助の池に移る。ここも今は単なるドリーネの窪地でしかない。青のドリーネまではもう少し。そちらに向かう
トレースもついておりそれに乗ったり外したりしながら進んでいく。そしてドリーネの右方にある見慣れた木を認めて
ドリーネ着である。久しぶりのドリーネ。予想はしていたがドリーネ自身にはトレースはないものの周りには結構トレースが
あり、写真を撮るにはちょっと残念。しかしここは雪原の通り道、仕方ないよね。それにしてもドリーネは御池に多々あれど
このドリーネの曲線の微妙さはどうだろう。何がここを美しいと感じさせるのか。
青のドリーネ
青のドリーネ
 その後南峰に登ってみる。ドリーネを見た後で登りがきついが今日の天気では南峰からの景色も捨てがたい。トレースが
一本あり使わせてもらう。自分の歩く少し先を行く登山者のつけたもののようだ。そして到着。見渡せば奥の平のさらに
南方の景色が面白い。そして東には北アルプスや御岳、南アルプスなども見えている。さすがに富士山はわからないが。
今日はほんとにいい天気。山に来てるあなあといった感じだ。

 ここで時刻は13時30分ぐらい。ほぼ予定通り。これから下ったら丁度いいころか。1241ピークまで来ると朝方鈴北岳で
会った人たちも来ていた。丸山経由で来たのかな。自分はこれからこの1241から北東に走る尾根を下りる予定。たまたま
同じ方向に歩く人がいてやはりこの尾根を下ると聞いたが、それ以外はノートレースの尾根。さあ降りよう。

 新雪の尾根ならば気持ちがいいのだが今日の雪は一度積もった雪が固まりその上に雪が乗っている状態。滑る処までは
行かないが気持ちよく雪の上に乗っていくという形にならない。それでも滑ってもともとといった気分で気持ちよく降りていく。
結局20分ほどの浮遊感覚を味わって楽しい尾根下りは終了。真の谷も誰も歩いていない。静寂と真っ白な雪の世界。まだ日も
明るい谷間の風景。こういうところもいいなあ。
カタクリ峠への道
カタクリ峠への道
 しばしの休憩後カタクリ峠を目指す。緩やかな谷を詰めていく。これが今日最後の登りとなるが緩やかなためそんな気も
しないほど。ただここにきて急に足が痛くなる。どうも攣ってしまったらしい。やれやれ。秘薬を飲むために小休止。痛みは
すぐ収まってそのまま峠へ行く。その峠では何やらにぎやかな声。キャーキャー言っている。若い子たちがはしゃいでいるのかなと
思って近づいていくと10人ほどの決して若いとはいいがたいグループがヒップそりで遊んでいた。(中には若い子もいたかも
しれないが)自分も一人ではやらないがグループで行くときはたまにヒップそりを持つこともある。年齢に関係なくこれは面白いのだ。

 熱心に遊んでいる人たちを見て小休憩後下山にかかる。今回は犬返し谷のほうに進んでみるつもり。トレースはふんだんに
ある。朝登ってきたコグルミ谷右岸との合流点から右折するとそのトレースはもっとはっきりしてくる。こんなに大勢の
人が歩いたのだろうかと思う程よく踏まれた道。冬場の定番ルートとして完全に定着しているようだ。そのトレースを
辿って行けば難なく国道に出てあとはテクテク歩くだけだった。

kasaya
最後に編集したユーザー Kasaya [ 2017年2月05日(日) 19:34 ], 累計 1 回
落第忍者
記事: 1229
登録日時: 2011年2月20日(日) 15:31
お住まい: 三重県伊賀市
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Re: 【鈴鹿】冬は初めての御池 鈴北岳

投稿記事 by 落第忍者 »

Kasayaさん、こちらでもこんばんは。

晴天予報を信じて行ってもガスられることが多い御池岳にしては出来過ぎでしたね。
あんないい日に満喫できたことを感謝しています。

それにしても、私の10倍は御池岳に登られているKasayaさんが、冬の鈴北岳が初めてとは驚きました。
コース取りの関係で仕方ないかもしれませんが、茶野、鈴ヶ岳、ヒルコバもいいところですので、是非歩いてみてください。

私は駐車地からずっとスノーシューで、7時間丸っと履いていたことになりますが、舗装道路であっても雪さえあれば担いでいるよりも履いた方がいいですね。
鞍掛尾根からの下山地点に、木にぶら下げたアイゼンがあるのを見かけました。
アイゼンで登って来て、そこでスノーシューに履き替えてデポしたのだと思います。
私が逆回りで歩いていたとするならば、国道歩きからずっとスノーシューだったことでしょう。
道具の使い方も人夫々だと思いますが、スノーシューだけで事足りると判断すれば、その方が楽ですのにね。

以前にお話ししてKasayaさんも同意してくれたと思いますが、単独とパーティでは目に見えない力が作用するようです。
仲間がいると精神的な支えになってくれているような。
私が一人の時は、殆ど休憩なしで歩き続けてしまいますので。
ただ、立ち止まって呼吸を整えることはしょっちゅうですけどね。

ラッセルが大変な時はトレースが有り難いですが、そうでもない時は新雪にトレースを刻む方が気持ちいいです。
特にテーブルランドは何処でも歩けてしまうのですから。
そんな時でもアップダウンが最小限に抑えられるように進路を取りますので、自ずから同じようなところを歩くことになるのかもしれませんが。

大君ヶ畑から登ると、P729で先ず霊仙山が見えます。
登るにつれて伊吹山、能郷白山、白山が追加されていきますが、朝は未だガスに隠されていました。
時間が経つにつれてガスが晴れて、御嶽山、乗鞍岳、中央アルプス、南アルプスも確認できるようになりましたね。
午後になってもずっと見えているのは珍しいのではないでしょうか。

お互いに最高の日に歩けて本当に良かったですね。
落第忍者
Kasaya
記事: 925
登録日時: 2011年2月20日(日) 14:34

Re: 【鈴鹿】冬は初めての御池 鈴北岳

投稿記事 by Kasaya »

落第忍者さん こんばんは

晴天予報を信じて行ってもガスられることが多い御池岳にしては出来過ぎでしたね。
あんないい日に満喫できたことを感謝しています。
確かに。高気圧が真上に来ていてもガスが出ることもありますね。

それにしても、私の10倍は御池岳に登られているKasayaさんが、冬の鈴北岳が初めてとは驚きました。
冬場は御池の平原にいち早く出ることばかり考えていました。先日シュークリームさんが好きなコースと言っていたので
自分もたどってみたくなりました。

コース取りの関係で仕方ないかもしれませんが、茶野、鈴ヶ岳、ヒルコバもいいところですので、是非歩いてみてください。
滋賀県側から取付ばいいのですが、ちょっと遠い。茶野は無雪期に一度歩いたきりです。

以前にお話ししてKasayaさんも同意してくれたと思いますが、単独とパーティでは目に見えない力が作用するようです。
仲間がいると精神的な支えになってくれているような。
雪の季節では精神的にも肉体的にもパーティ登山はありがたいものです。ただ一人でふらふらするのもまたいいもの。

そんな時でもアップダウンが最小限に抑えられるように進路を取りますので、自ずから同じようなところを歩くことになるのかもしれませんが。
雪道ではトレースがはっきり残り、先行者が何を思って歩いているのかなあなどと想像しながら歩く時もあります

お互いに最高の日に歩けて本当に良かったですね。
よかったです。でも人も多かったー
kasaya
シュークリーム
記事: 2060
登録日時: 2012年2月26日(日) 17:35
お住まい: 三重県津市

Re: 【鈴鹿】冬は初めての御池 鈴北岳

投稿記事 by シュークリーム »

御池テーブルランド
御池テーブルランド
kasayaさん、おはようございます。
御池が好きですねえ :D


それにしてもこの尾根、緩やかな登りで辺りは霧氷がいっぱい。青空とのコントラストが素晴らしい。樹木の切れ目からは
南に丸山方面とその前面に咲く霧氷の花。北に目をやれば霊仙、伊吹、奥美濃の山々、さらにひときわ白い白山が見えている。
イヤー予想通りいい天気で素晴らしい展望。やったなあ。こういう風景を見せられると先ほどまでの落ち込んだ気持ちも
どこへやら、モチベーションが高まってくる。山の効用はこんなところにある。やっぱり山はいいな。


この尾根、いい尾根でしょう。私のお気に入りの場所です。
みんな丸山方面に行くけど、なんでこんな素晴らしいところに行かないのかと思ってしまう。
天気がいいときはここでのんびりしたいです。


 霧氷の林を抜けて前方に真っ白な頂上が現れる。樹木の無い鈴北岳山頂だ。頂上には既に数名の人がいる。そして今まさに
登りつかんとする人も。自分も冬季初めてとなる鈴北岳に登頂だ。360度の展望。琵琶湖もよく見える。


ここも天気がいいときはいいですね。


 新雪の尾根ならば気持ちがいいのだが今日の雪は一度積もった雪が固まりその上に雪が乗っている状態。滑る処までは
行かないが気持ちよく雪の上に乗っていくという形にならない。それでも滑ってもともとといった気分で気持ちよく降りていく。
結局20分ほどの浮遊感覚を味わって楽しい尾根下りは終了。真の谷も誰も歩いていない。静寂と真っ白な雪の世界。まだ日も
明るい谷間の風景。こういうところもいいなあ。


この尾根は私もよく使いますが、いい尾根ですね。
真の谷へも降りられるし、カタクリ方面も近いし。

人が歩いたのだろうかと思う程よく踏まれた道。冬場の定番ルートとして完全に定着しているようだ。そのトレースを
辿って行けば難なく国道に出てあとはテクテク歩くだけだった。


お疲れさんでした。
まだしばらく鈴鹿で雪遊びができそうですね。
                         @シュークリーム@
アバター
麻鈴音
記事: 70
登録日時: 2011年6月17日(金) 21:18
お住まい: 三重県津市
連絡する:

Re: 【鈴鹿】冬は初めての御池 鈴北岳

投稿記事 by 麻鈴音 »

kasayaさん、お久しぶりです。
【ルート】306ゲート7:37---9:04コグルミ谷階段---10:30カタクリ峠---11:37鈴北岳ーーー11:57日本庭園12:28---13:02ボタンブチーーー13:14青のドリーネーーー13:34 P1241ーーー13:55真の谷ーーー14:08カタクリ峠ーーー14:50犬返し尾根末端ーーー15:47306ゲート


御池岳は、kasayaさんに同行していただいた、やぶこぎネットのオフ会から登っていません。
あの時はお世話になりました。
306ゲートからコグルミ谷階段までが約1時間半、健脚なkasayaさんの歩きを考えると、かなり難儀な車道歩きであると想像ができました。
コグルミ谷は台風の災害から、打撃をうけたと聞いています、その後修復されて階段状になっているのですか?
カタクリ峠から白瀬峠分岐あたりから鈴北岳に登られたのですね。約1時間で登れるとは、早いですね。

 306号ゲート前は結構な車が止まっている。2週間前同様にゲート前までは車が入れない程雪が残っている。さあ出発だ。
最初はツボ足だったが意外に雪を踏みぬいて歩きにくいのですぐスノーシュー装着。でもしばらく行くと車のわだちが出てきて
スノーシューでは歩きづらい。またツボ足にもどる。しかしすぐに轍は消える。またスノーシューに替える。何やってんだか
最初からスノーシューで押し通せばよかった。


約1時間半かかった様子がわかりました。積雪は30㎝くらいですか?
ちょっと急すぎる上に雪が固い。
ここで足を滑らすと階段の下まで滑り落ちるかも。そんな気のする場所だ。結局ストックを逆さにもち雪に差し込みながら
一歩一歩慎重に登る。急斜面でのこの作業すごく疲れる。参った参った。今日はチンタラ登山のつもりだったのにこれは予定外だ。
斜面が緩くなり尾根に乗っかたところでやっと一息つく。やれやれ。疲れる場所だった。

階段が凍りついてるのでしょうね、滑りそうになりますね。

粉雪が舞う程度の錫杖ヶ岳でも階段状の登山道に砂のうが置かれ、表面が凍結してるので、気を使いました。
気分の乗らないときは仕事であった嫌なことを思い出したりして落ち込むのである。それでも足を運んでいけば
カタクリ峠は近づいてくる。今日はすでに多くの人が通過した場所であるが落ち着いた所。独りボーッとする。

専業主婦になり、仕事場の嫌なことはないですが、悩みはありますね。

緑の葉や樹々みてると、「そんなに悩む必要ない、また来てよ、その時は解決してるよ」と言われてる気持ちになります。
御池岳山頂~鈴北岳~鞍掛峠コースで11月に登ったことあります。
いい景色でした。
[attachment=2]DH000020.JPG[/attachment]

[attachment=1]DH000021.JPG[/attachment]

 霧氷の林を抜けて前方に真っ白な頂上が現れる。樹木の無い鈴北岳山頂だ。頂上には既に数名の人がいる。そして今まさに
登りつかんとする人も。自分も冬季初めてとなる鈴北岳に登頂だ。360度の展望。琵琶湖もよく見える。日本庭園の樹氷も
なかなかだ。奥の平の広がりもいいがこの庭園の広がりもなかなか捨てがたい。そんな思いがしてくる。

[attachment=0]DH000015.JPG[/attachment]
頂上に数名の人、この季節に登られる人も、土日でお天気がいいとみえるのですね。

春の花が咲きだすころに、藤原岳、白瀬峠あたりの散策したいです。

麻鈴音
添付ファイル
DH000015.JPG
DH000021.JPG
DH000020.JPG
最後に編集したユーザー 麻鈴音 [ 2017年2月10日(金) 07:00 ], 累計 2 回
kushiro
記事: 34
登録日時: 2016年2月02日(火) 23:52

Re: 【鈴鹿】冬は初めての御池 鈴北岳

投稿記事 by kushiro »

kasayaさんこんばんは

昨年に比べ今年は雪が多いのでしばらくは鈴鹿でも雪山が楽しめそうです。御池も行きたい候補に上がっていますがこの日は甲津畑~西尾根~雨乞岳でした。
b.jpg
今週末もまたいい天気である。高気圧が真上に来ているので季節風による荒れた天気もない青空が見込める。どこでもいいのだがつい先日ガスで何も見えなかった御池も候補に挙がる。今日なら雪原が見られるか。一人で長い林道歩きも大変だがきっといいこともあるだろう。そして冬場には行ったことのない鈴北岳から日本庭園も見てみたい。そんな気持ちになってきた。
4年くらい前に偶然、テーブルランドでお会いして鈴北岳~コグルミ右岸尾根を下りましたね。その時は必死に付いて行ったので景色もあまり覚えていません。

 
前回階段から上がった人の話を思い出しそこから行ってみようともう少し進む。ついた階段は雪で覆われている。スノーシューを脱ぐつもりだったがこれだったら爪を効かせて登ったほうがよさそう。そう思って雪から出ている手すりに掴まりながら登っていく。そして上についたがその先はものすごく急だ。これはやばいかな。ちょっと急すぎる上に雪が固い。ここで足を滑らすと階段の下まで滑り落ちるかも。そんな気のする場所だ。結局ストックを逆さにもち雪に差し込みながら一歩一歩慎重に登る。急斜面でのこの作業すごく疲れる。参った参った。今日はチンタラ登山のつもりだったのにこれは予定外だ。
階段の上は確かに急です。無雪期ならトラロープにつかまりながら登れるので安心ですが、冬季はトラロープも雪で隠れているので怖いですね。
カタクリ峠は格好の休憩場所ですね。

 
ここから今日は県境稜線を鈴北まで進む予定。トレースは7合目から右に折れて県境に向かっている。前回はトレースを無視してまっすぐ行ったのだが今日はこのトレースを使わせてもらう。尾根に乗ってしばらく行くとトレースは谷にに向かっている。やっぱり丸山方面に向かう人ばかりだ。自分の行きたい鈴北方面はノートレースとなる。これでしばらくラッセルとなる。
尾根沿いでラッセルとなるとやはり例年より雪が深いですね。丸山に行くなら登山道を辿るより真の谷を詰めた方が楽ですね。
それにしてもこの尾根、緩やかな登りで辺りは霧氷がいっぱい。青空とのコントラストが素晴らしい。樹木の切れ目からは南に丸山方面とその前面に咲く霧氷の花。北に目をやれば霊仙、伊吹、奥美濃の山々、さらにひときわ白い白山が見えている。
イヤー予想通りいい天気で素晴らしい展望。やったなあ。こういう風景を見せられると先ほどまでの落ち込んだ気持ちもどこへやら、モチベーションが高まってくる。山の効用はこんなところにある。やっぱり山はいいな。
この日は御池岳もかなり冷え込んだようですね。
青のドリーネも良い感じで素晴らしいです。

 奥の平からまっすぐカタクリ峠に向かったのですね。このコースは私もよく使います。
 
 
しばしの休憩後カタクリ峠を目指す。緩やかな谷を詰めていく。これが今日最後の登りとなるが緩やかなためそんな気もしないほど。ただここにきて急に足が痛くなる。どうも攣ってしまったらしい。やれやれ。秘薬を飲むために小休止。痛みはすぐ収まってそのまま峠へ行く。
私は痛くなる前に疲れが出てしまいます。私も場合、足が痛くなる前に脳が先にストップをかけるようです。


 
熱心に遊んでいる人たちを見て小休憩後下山にかかる。今回は犬返し谷のほうに進んでみるつもり。トレースはふんだんに
ある。朝登ってきたコグルミ谷右岸との合流点から右折するとそのトレースはもっとはっきりしてくる。こんなに大勢の人が歩いたのだろうかと思う程よく踏まれた道。冬場の定番ルートとして完全に定着しているようだ。
コグルミ右岸尾根も有名になってしまいましたね。
今月中には何とか御池岳に登りたいなぁ~と思っています。
                                         宮指路
Kasaya
記事: 925
登録日時: 2011年2月20日(日) 14:34

Re: 【鈴鹿】冬は初めての御池 鈴北岳

投稿記事 by Kasaya »

シュークリームさん こんばんは
御池が好きですねえ
全く自分でもあきれます。

この尾根、いい尾根でしょう。私のお気に入りの場所です。
みんな丸山方面に行くけど、なんでこんな素晴らしいところに行かないのかと思ってしまう。
天気がいいときはここでのんびりしたいです。
前回シュークリームさんがこの尾根に向かった時、そういえば冬場に行ったことがないなあと思って
行く機会を狙ってました。広くたおやかな尾根が鈴北に向かってゆるゆると登っていくのはいいですねえ。
人もほとんど歩かない感じだし、丸山方面の景色もよかった。これから日も長くなるし、しっかり歩きたいときは
いいコース取りができそうです。

この尾根は私もよく使いますが、いい尾根ですね。

帰路は大概ここを使います。

まだしばらく鈴鹿で雪遊びができそうですね。

明日もまた降りそうです。遊べますねえ
kasaya
Kasaya
記事: 925
登録日時: 2011年2月20日(日) 14:34

Re: 【鈴鹿】冬は初めての御池 鈴北岳

投稿記事 by Kasaya »

麻鈴音さん、こんばんは ほんとお久しぶり。

御池岳は、kasayaさんに同行していただいた、やぶこぎネットのオフ会から登っていません。
あの時はお世話になりました。
あれからずいぶん経ってしまいました。私はその後も何度登ったことか

コグルミ谷階段までが約1時間半、健脚なkasayaさんの歩きを考えると、かなり難儀な車道歩きであると想像ができました。
国道歩きはそれほど難儀でもないですよ。5キロ近くあるのでそれなりにかかります。

コグルミ谷は台風の災害から、打撃をうけたと聞いています、その後修復されて階段状になっているのですか?

コグルミ谷は一度荒れましたが今は山岳会の人達のおかげでいい道ができてます。冬場は谷道なのでお勧めできませんが。
階段はコグルミ谷の手前のコンクリートの法面に昔からあります。

カタクリ峠から白瀬峠分岐あたりから鈴北岳に登られたのですね。約1時間で登れるとは、早いですね。
 白瀬峠分岐とはどこを指すのかよくわかりませんが、ここは急ぐ場所でもないしゆっくり歩きました。

階段が凍りついてるのでしょうね、滑りそうになりますね。
ここは法面補修用に作られた階段と思います。登山道ではないですから

専業主婦になり、仕事場の嫌なことはないですが、悩みはありますね。
専業主婦ですか。時間はたっぷりありそうですが、実際はいろいろ忙しいんでしょう。

緑の葉や樹々みてると、「そんなに悩む必要ない、また来てよ、その時は解決してるよ」と言われてる気持ちになります。
山はそういうところがありますね。有り難い。
頂上に数名の人、この季節に登られる人も、土日でお天気がいいとみえるのですね。
この時期に鈴北に来る人は滋賀県側から来る人が多いと思ってましたが、頂上で会った人は
三重県側から鞍掛峠経由で登ってきたそうです。鞍掛峠までの斜面は結構滑りやすくて難儀だったらしい。

春の花が咲きだすころに、藤原岳、白瀬峠あたりの散策したいです。

もうすぐそんな季節ですね。花好きの人には待ち遠しい季節でしょう。
ぜひ歩いてまたレポを上げてください。
kasaya
Kasaya
記事: 925
登録日時: 2011年2月20日(日) 14:34

Re: 【鈴鹿】冬は初めての御池 鈴北岳

投稿記事 by Kasaya »

宮指路さんこんばんは
なんかずいぶん久しぶりな気がします。

御池も行きたい候補に上がっていますがこの日は甲津畑~西尾根~雨乞岳でした。
滋賀県側まで行ったんですね。この時期の雨乞いはまだ登ったったことがないですねえ

4年くらい前に偶然、テーブルランドでお会いして鈴北岳~コグルミ右岸尾根を下りましたね。
その時は必死に付いて行ったので景色もあまり覚えていません。

 あれ?ということは私は鈴北岳に登ってました?初めてだと思ったのですが。宮指路さんと右岸尾根を下りたことは
覚えてますが。ちょっと調べたら2012年1月22日でした。全然覚えてなかった。まあだから新鮮だったのですが。

階段の上は確かに急です。無雪期ならトラロープにつかまりながら登れるので安心ですが、冬季はトラロープも雪で隠れているので怖いですね。
無雪期にも登ったり降りたりしたので急なことは知ってましたが、こんなに登りにくいとは思ってませんでした。

尾根沿いでラッセルとなるとやはり例年より雪が深いですね。丸山に行くなら登山道を辿るより真の谷を詰めた方が楽ですね。
とはいえこの日のラッセルはどこも大したことはなかったですよ。

この日は御池岳もかなり冷え込んだようですね。
暖かいという天気予報だったので期待薄でしたが頂上近くは気温が上がっていなかった様です。
青のドリーネも良い感じで素晴らしいです。
まずまずでしたが。

私は痛くなる前に疲れが出てしまいます。私も場合、足が痛くなる前に脳が先にストップをかけるようです。
攣りやすいのは体質のようです。

コグルミ右岸尾根も有名になってしまいましたね。
今月中には何とか御池岳に登りたいなぁ~と思っています。

この冬は雪が多そうでしばらくは楽しめそうですよ
kasaya
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