【福井の山】真夏の甲森谷でテント泊 やっぱり暑い!

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Kasaya
記事: 927
登録日時: 2011年2月20日(日) 14:34

【福井の山】真夏の甲森谷でテント泊 やっぱり暑い!

投稿記事 by Kasaya »

【 日 付 】2016年8月6-7日
【 山 域 】福井
【メンバー】kasaya
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】
 8月6日:横谷川林道終点10:35---12:15甲森谷入り口ーーー14:40二股泊
 8月7日:二股6;17---9:06CA860ーーー9:44庄部谷山ーーー10:27ca480鉄塔ーーー11:08駐車地
グーさんや雨子庵さんの甲森谷のレポが続く。いいところである。あそこで一度テント泊がしてみたいとの思いが前からあった。
北アルプスや白山の長めの山歩きが続いたので今週は癒し系でのんびりしたい。そんな思いで甲森谷を選択したのだが。

 初日は甲森谷の奥でテント泊。楽な行程だ。するとそんなに焦って出かけることもない。ゆっくり来れば10時をゆうに回っての
現地着である。誰かいるかと思ったがやはり誰もいない。さあ行こうか。まずは林道歩き。この時間ではとても暑い。早く水に
浸かりたい気分である。堰堤を過ぎたところから入渓。待望の水である。でもあんまり冷たくないなあと思いつつ行く。ところ
どころ現れる巡視路跡は最初来たときはもっとまともだったのにと思う程に崩れている。電線はあるのに巡視路は整備しないん
かなあ

 そんなことを思いながら甲森谷入り口着。何度も来ているが今日はまた一段と流れが細く見える。見逃しそうな入り口だ。
それにしてもここまで来るのに重荷のせいもありずいぶん疲れてしまった。ザックを下ろして休憩だ。もう昼である。お腹も
空いてきた。今日は水があることを前提にざるそばの予定。どこで作ろうかなあ。そんなことを考える。

 もうちょっと進んでみようか。入り口付近は何の変哲もない谷。水流も少なくなんとなく締まりがない。ただただ太陽が暑い。
ワンダーランドはもう少し先のはず。平流の中を黙々と行く。もっと涼しいかと思ったがやっぱりこの猛暑ではだめらしい。
フーフー言いながら左の谷分岐を過ぎたあたりで休憩。ランチタイムにしよう。

 メニューはざるそば。ゆであがった蕎麦を冷やす笊はないが虫よけネットがある。これで冷やす予定。そしてビールで乾杯。
ふだんは先があるときは飲まないが、今日の登りはほとんどない。一杯やっても問題ないだろう。

 ランチを終えてさらに前進するとワンダーランドが現れる。大きなけやきがてんこ盛り。相変わらずすごいところだ。いつもの
窯跡のある場所で休憩。少し斜面を登り窯跡とけやきの大木をカメラに収める。すごいところだねえ。ところでテントはどこに
張ろう。最初はここにある平地でもいいかとおもったが、谷が少し狭いので朝も暗いかなとなどと思い二俣まで行くこととする。
ちょっと歩けば二股である。ここでいいかなあ。平地を見つけて少し整地をしてテント場所とする。畳一畳程度だからどこでも
場所はあるのだ。
けやき.jpg
 テントを張ると特にすることもない。せっかくなので周りを散策する。左股の滝を見たり右股を少し入って見たりしながら
ウロウロとする。散歩に飽きたら次は薪探し。こんな場所ではたき火がしたい。適当に燃えそうな枯れ木を拾い集める。
これでどのくらい持つんかなあ。よくわからず。
テント泊.jpg
 6時過ぎから食事開始。お湯を入れるだけのご飯なのですぐ終了。そのあとはたき火を開始。上手く火が付くかなと思ったが
何とか新聞紙2枚程度使って着火成功。あとはどんどん薪をくべていくだけ。単に火が燃えるだけだがなぜか面白くやめられない。
結局あるだけの薪を全部使い切ってしまった。一人でもいいのだがこんなときは誰かいるともっと楽しいなあ。
たき火.jpg
 そういえば薪を燃やしていると鹿がやって来て盛んに鳴く。この辺りは鹿の寝床だったのだろうか。悪いことしたかなあ。
すっかり暗くなったのでテントに入る。でも暑い。テントには入り口にメッシュがついているので何とか風が入って助かる。
今日はシュラフは持たずシュラフカバーだけで来たのだがそれでも結構暑い。やっぱり標高400m程度ではこんなものか。

 酔いも手伝ってすぐに寝入ったが12時過ぎに目が覚める。でもまだ涼しくない。今日は下界も暑い日らしい。それでも明け方は
それなりに涼しくなり山の気持ちよさを感じることができた。

 薄明るくなったら起床。夜も早かったのでそう長くも寝ていられない。ご飯を食べたら撤収して6時過ぎに出発だ。天気は今日も
暑そう。最初は左股の滝を見に行く。登る気はないが高巻きすれば行けるだろうと思ったのだ。しかしこれが案外難しい。重荷では
足場が不安定だ。巻きでも落ちたらいやだなあと思うとすぐに進路変更。庄部谷山を目指すことにする。やれやれずいぶんと
臆病になったもんだ。そう思いながら谷間を登っていく。

 しかし暑い日だ。まだ朝も早いのに、途中でもうギブアップしたくなる。庄部谷山にまっすぐ上るルートにして良かった。
そう思うほど身体がしんどい。登るにつれて気色もよくなりブナも目立つが暑さが堪える。フーフー言いつつやっと稜線にでる。
すると風が少し吹いてきて気持ちいい。やれやれ。その後頑張っていけば庄部谷山の南ca860に到着。ここは庄部谷山よりも、
すっきりしたピークで好きなところ。グレープフルーツが旨い。そしてここからすぐのはずの庄部谷山が意外に遠かったが何とか
到着。やっぱり夏の低山は大変だ。

 まあそれでもここからは下り一方。地図を見ながら下っていけば急斜面の下に鉄塔が現れる。しばし休頚。風が心地よい。
鉄塔があるから巡視路もあるはずだが探すのも面倒。そのまま北斜面を下っていけば直ぐに道に飛び出した。ここからは普通に
歩くだけ。途中の水場で体を拭いてあとはとぼとぼと戻るだ。

甲森谷で泊まるならやっぱり秋がいいかなあ。そんな気のする一人歩きだった。

kasaya
添付ファイル
ヤマジノホトトギス.jpg
岩タバコ.jpg
副館長
記事: 243
登録日時: 2013年2月11日(月) 16:26

Re: 【福井の山】真夏の甲森谷でテント泊 やっぱり暑い!

投稿記事 by 副館長 »

kasayaさん、こんにちは

白馬の翌週、やっぱりテント泊に行ったのですね。
誰もいない甲森谷で1人でテント泊とは、仙人みたいですね。
1人で行くならもう少し人に出会いそうなところじゃないと、
クマにでも出くわしたらと思うと、心細くて私にはなかなかできません。

そういえば薪を燃やしていると鹿がやって来て盛んに鳴く。この辺りは鹿の寝床だったのだろうか。悪いことしたかなあ。
夜、鈴鹿を歩いた時も、やたらに鹿の声を聞き、出くわしました。竜の頂上も鹿だらけ。夜は鹿の世界なのですね。

すっかり暗くなったのでテントに入る。でも暑い。テントには入り口にメッシュがついているので何とか風が入って助かる。
今日はシュラフは持たずシュラフカバーだけで来たのだがそれでも結構暑い。やっぱり標高400m程度ではこんなものか。

標高的には涼しくないと思いますが、横に沢があってもダメなんですね。

甲森谷で泊まるならやっぱり秋がいいかなあ。そんな気のする一人歩きだった
いずれまた行きましょう。

副館長
雨子庵
記事: 491
登録日時: 2011年10月12日(水) 19:40
お住まい: 名古屋(ときどき青田(飯高))

Re: 【福井の山】真夏の甲森谷でテント泊 やっぱり暑い!

投稿記事 by 雨子庵 »

kasayaさん オヒサです
あめちゃんです

グーさんや雨子庵さんの甲森谷のレポが続く。いいところである。あそこで一度テント泊がしてみたいとの思いが前からあった。
北アルプスや白山の長めの山歩きが続いたので今週は癒し系でのんびりしたい。そんな思いで甲森谷を選択したのだが。


泊まりましたか甲森谷。ぼーっとするならここ最適

誰かいるかと思ったがやはり誰もいない。

そう、雑誌に載ったのでさぞや荒らされる、と思ったけど、私もまずは一安心でした。

ところどころ現れる巡視路跡は最初来たときはもっとまともだったのにと思う程に崩れている。電線はあるのに巡視路は整備しないん
かなあ


『巡視路廃道』みたいですよね

 もうちょっと進んでみようか。入り口付近は何の変哲もない谷。水流も少なくなんとなく締まりがない。ただただ太陽が暑い。
ワンダーランドはもう少し先のはず。平流の中を黙々と行く。もっと涼しいかと思ったがやっぱりこの猛暑ではだめらしい。
フーフー言いながら左の谷分岐を過ぎたあたりで休憩。ランチタイムにしよう。


とにかく雨が降ってませんからね・・・。

今日の登りはほとんどない。一杯やっても問題ないだろう。

問題なぁし!

ちょっと歩けば二股である。ここでいいかなあ。平地を見つけて少し整地をしてテント場所とする。畳一畳程度だからどこでも
場所はあるのだ。


私がならした場所はありました?次回はkasayaさんの元居住地を借りますわ

あとはどんどん薪をくべていくだけ。単に火が燃えるだけだがなぜか面白くやめられない。
結局あるだけの薪を全部使い切ってしまった。一人でもいいのだがこんなときは誰かいるともっと楽しいなあ。


贅沢な遊びです。沢ならではの。今度ご一緒した時もたき火係に任命します。

そういえば薪を燃やしていると鹿がやって来て盛んに鳴く。この辺りは鹿の寝床だったのだろうか。悪いことしたかなあ。

あそこの鹿は自己主張強いですよね

そういえば、翌朝はアブの襲来は無かったですか?

 しかし暑い日だ。まだ朝も早いのに、途中でもうギブアップしたくなる。庄部谷山にまっすぐ上るルートにして良かった。
そう思うほど身体がしんどい。登るにつれて気色もよくなりブナも目立つが暑さが堪える。フーフー言いつつやっと稜線にでる。
すると風が少し吹いてきて気持ちいい。やれやれ。その後頑張っていけば庄部谷山の南ca860に到着。ここは庄部谷山よりも、
すっきりしたピークで好きなところ。


空荷でも行くのがイヤになるくらいの暑さですよねキット。

 まあそれでもここからは下り一方。地図を見ながら下っていけば急斜面の下に鉄塔が現れる。しばし休頚。風が心地よい。
鉄塔があるから巡視路もあるはずだが探すのも面倒。そのまま北斜面を下っていけば直ぐに道に飛び出した。ここからは普通に
歩くだけ。途中の水場で体を拭いてあとはとぼとぼと戻るだ。


強引だけど無事帰還

甲森谷で泊まるならやっぱり秋がいいかなあ。そんな気のする一人歩きだった。

秋のレポ、待ってますよ。

あめちゃん
Kasaya
記事: 927
登録日時: 2011年2月20日(日) 14:34

Re: 【福井の山】真夏の甲森谷でテント泊 やっぱり暑い!

投稿記事 by Kasaya »

雨子庵さん こんにちは
泊まりましたか甲森谷。ぼーっとするならここ最適

そんな思いで行ったんですがねえ

そう、雑誌に載ったのでさぞや荒らされる、と思ったけど、私もまずは一安心でした。
そんなには来ないところと思います

『巡視路廃道』みたいですよね
鉄塔のや送電線の管理はどうやるんでしょうね。


とにかく雨が降ってませんからね・・・。
水量はかなり少ない感じです
問題なぁし!
泊まりだし上りがほとんどないのがわかっていたのでちょっと一杯

私がならした場所はありました?次回はkasayaさんの元居住地を借りますわ
どこがそんな場所だったのでしょう。

贅沢な遊びです。沢ならではの。今度ご一緒した時もたき火係に任命します。
たぶん任命されなくても率先してやるでしょう。火遊びが好きです!

あそこの鹿は自己主張強いですよね
自己主張というより、なんか変な奴がいる!と驚いていたような

そういえば、翌朝はアブの襲来は無かったですか?

 
アブ、蚊を予想して蚊取り線香を持参しましたが、使わなかったですね。
強引だけど無事帰還
この尾根は2回ぐらい降りているんで強引というほどのことはありません

秋のレポ、待ってますよ。
ではご一緒に。
私はたき火係りやりますので、レポよろしく!

kasaya
Kasaya
記事: 927
登録日時: 2011年2月20日(日) 14:34

Re: 【福井の山】真夏の甲森谷でテント泊 やっぱり暑い!

投稿記事 by Kasaya »

副館長さん、こんにちは
亀レスになってしまいました。

誰もいない甲森谷で1人でテント泊とは、仙人みたいですね。
1人で行くならもう少し人に出会いそうなところじゃないと、
クマにでも出くわしたらと思うと、心細くて私にはなかなかできません。

連続してメジャーな山に行ったのでちょっとマイナーなところへ行きたくなりました

夜、鈴鹿を歩いた時も、やたらに鹿の声を聞き、出くわしました。竜の頂上も鹿だらけ。夜は鹿の世界なのですね。
このあたりで昼間に鹿に会った記憶がありません。でも日本中どこでもいるんでしょうね

標高的には涼しくないと思いますが、横に沢があってもダメなんですね。
私もそう思ったのですが、下界は熱帯夜のようでした。暑いわけです。

甲森谷で泊まるならやっぱり秋がいいかなあ。そんな気のする一人歩きだった。
いずれまた行きましょう。

秋に鈴鹿でテント泊とたき火で楽しみましょう。
kasaya



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