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【南伊勢】座佐の高・座佐浜
Posted: 2015年1月11日(日) 23:22
by グー(伊勢山上住人)
ゆるい冬型気圧配置は山ではガスだ。
ナズナさんとの山行は、お昼の時間も楽しみ。
ガスの雪山よりも、南国の砂浜でランチの方が快適に決まってる。
青空・ぽかぽかの快適陽だまり山行に今回もまた南国の山へ。
【 日 付 】 平成27年1月10日(土)
【 山 域 】 南伊勢
【 ルート】 新桑8:20---10:55座佐の高---13:10座佐浜(昼食)14:45---16:25駐車地
【メンバー】 ナズナさん グー
新桑の案内板を見ながら歩くコースの検討会議。
グ「座佐浜でランチにしたいから、姫越山はパスしたいです」
ナ「そうですね。姫越山には前回登っているからいいですよ」
ナ「スパッツを忘れてきた」
グ「今日は登山道歩きだからスパッツは要らないですよ」
石組みの井戸を探しながら歩くが見つからない。手漕ぎの井戸ポンプは見つかるのだけど。
橋を渡り、一面の芝生の畑の中を歩く。雑草が生えないように手入れしているのだろうな?
堰堤を越え、ルートファインディング。
グ「コチラでしょう」最初の読みは正しかった。
しかし、すぐに二俣になっている地形図を読んでいないいつものグーは、
「この踏み跡がルートでしょう」地形図を見ずにエエ加減な判断で進む。
ナズナさんもグーとの山行ではグーの判断をなぜか尊重してくれるのです。
どんどん進む。踏み跡はほぼはっきりしている。が、やがて踏み跡が怪しくなってきた。
ナ「テープも案内も何も無いですね」
グ「登山道は近くにあると思います。谷に沿っていけば間違いなく行けるでしょう」
[attachment=4]20150110-12.jpg[/attachment]
4段20mほどの滝があった。「案内図に描かれていた滝かな?」
炭窯跡も2つ確認する。50mほど上に空との境界が見えた。
グ「あと50mで稜線ですよ」 50m登ってもさらに50m上に空との境界線。
やがて谷の行く手がウラジロのブッシュに塞がれた。
ケモノ道をだどって右に逃げるがウラジロの切れ目が無い。
足元のケモノ道は明瞭だがグーの胸までの高さのウラジロが覆いかぶさっている。
枯れて葉の落ちたウラジロはチクチクと手首を引っかいてくる。
ウラジロ群落を突き抜けるとやっと稜線登山道だった。
ドコに上がったのか確認のために右へ歩いてみるが十字路はなかなか現れない。
GPSで確認するとまだ100m以上も先だ。
「行ったらまた戻り返さなきゃならない。時間のロスです」
[attachment=3]20150110-13.jpg[/attachment]
座佐の高まで2時間20分もかかってしまった。
標高400mちょっとの山だから1時間半と見積もっていた予定より1時間も遅い。
ナ「姫越山を経由してきた方が早かったのでは?今日のランチは1時間短縮ですね」
予定していた目論見が外れてガックリするグーなのです。
座佐の高からの眺めはなかなかいい。姫越山よりもはるかに魅力のある山だ。
グ「ここからハンググライダーで座佐の浜まで飛べたら気持ちいいだろうな」
ナ「そうしたら絶壁海岸線は歩けないですよ。今日一番の楽しみの場所でしょ?」
足がチクチクしている。靴を脱いでウラジロの枯葉を取り除く。
今日はスパッツは要らないはずだったのだが・・・。
[attachment=2]20150110-28.jpg[/attachment]
絶壁海岸線を歩く。とってもいい眺めだ。地球が丸い。
グ「お腹がすいた~。でも、写真を1枚」
を何度も何度も繰り返すので、遅々として足が進まない。
[attachment=1]20150110-30.jpg[/attachment]
やっと座佐浜に着いた。北西の風が強い。浜の北端の岩陰で風を避けてランチ。
ところが、風が巻くのか、時折冷たい風が吹きつけてくる。
ナ「それでも雪山のガスの中とは雲泥の差ですよね」
前菜・主菜・デザート・コーヒーとフルコースを1時間15分で終わらせた。
ナ「私たちのランチで一番の最短時間だったですね」
お腹いっぱい食べて、ゆったり・まったり無しで出発。帰りの斜面を登るのがシンドイ。
今回のコースも下山のためには300mの登りをこなさない事には帰れないのです。
[attachment=0]20150110-35.jpg[/attachment]
干潮のたまご浜にはノリ網が張られている。ナズナさんは始めて見るそうだ。
足元の石にはカキが付いている。これも初めて見るという。
お土産にカキをたたいて石から外す。ふたが割れてしまったのはグーがペロリ生食。
心配顔でナズナさんが見ている。
グ「お腹が痛くなったら、担いで帰って下さいね」
グー(伊勢山上住人)
Re: 【南伊勢】座佐の高・座佐浜
Posted: 2015年1月12日(月) 17:11
by Amagami
グーさん ヤブコギの皆さん 本当にお久しぶりです。三重に来るとどこもグーさんの縄張りですね。3年余以前に木梶林道の滝見パーキングでお会いして以来です。
座佐浜の水路を苦労して渡って急な尾根を登っている時にお会いしたお二人連れがグーさんとナズナさんであることをヤブネットを見て始めて知りました。その時は失礼したかも分かりませんがお許しください。
ガスの雪山よりも、南国の砂浜でランチの方が快適に決まってる。
青空・ぽかぽかの快適陽だまり山行に今回もまた南国の山へ。
- 稜線から芦浜池
- P1100063_400.jpg (63.07 KiB) 閲覧された回数 3660 回
同じ狙いで遠出してきました。南国はもっと暖かいもの思ってましたが、尾根筋の風当たりは強く寒かったです。
足元のケモノ道は明瞭だがグーの胸までの高さのウラジロが覆いかぶさっている。
枯れて葉の落ちたウラジロはチクチクと手首を引っかいてくる。
ウラジロ群落を突き抜けるとやっと稜線登山道だった。
ドコに上がったのか確認のために右へ歩いてみるが十字路はなかなか現れない。
GPSで確認するとまだ100m以上も先だ。
- 座佐ノ高からの北尾根とP332を通る南尾根との交差点
- P1100081_400.jpg (97.36 KiB) 閲覧された回数 3660 回
たまご池と新桑竈間の峠へ下る稜線道を注意して探しましたが見当りませんでした。多分、この写真の所を直進するのでは思うのですが。
絶壁海岸線を歩く。とってもいい眺めだ。地球が丸い。
- 熊野灘
- P1100138_400.jpg (73.52 KiB) 閲覧された回数 3660 回
絶壁海岸は絶景の連続ですがスリル満点です。アップダウンが多くて計画より随分時間がかかりました。
断崖道から座佐浜への下りは岩頭下りですか?水路渡りですか?どちらで浜辺へ到着ですか?僕は安全な水路を飛び渡りしました。
やっと座佐浜に着いた。北西の風が強い。浜の北端の岩陰で風を避けてランチ。
ところが、風が巻くのか、時折冷たい風が吹きつけてくる。
ナ「それでも雪山のガスの中とは雲泥の差ですよね」
- 座佐浜の南端
- P1100117_400.jpg (75.21 KiB) 閲覧された回数 3660 回
座佐浜に座り込んだときも風よけに窪地にへたり込んでました。寒いけど熊野灘を目の前にして熱いコーヒーを頂くのは最高です。アルコール分は帰りを考えると絶対駄目です。
干潮のたまご浜にはノリ網が張られている。ナズナさんは始めて見るそうだ。
足元の石にはカキが付いている。これも初めて見るという。
お土産にカキをたたいて石から外す。ふたが割れてしまったのはグーがペロリ生食。
心配顔でナズナさんが見ている。
見てみたかった。後はしんどい姫越山越えで錦へ戻りました
http://amgm.web2.jp/2015/150110MieHimegoyama.htm
Amagami
Re: 【南伊勢】座佐の高・座佐浜
Posted: 2015年1月13日(火) 06:40
by わりばし
おはようございます、グーさん。
ゆるい冬型気圧配置は山ではガスだ。
ナズナさんとの山行は、お昼の時間も楽しみ。
ガスの雪山よりも、南国の砂浜でランチの方が快適に決まってる。
青空・ぽかぽかの快適陽だまり山行に今回もまた南国の山へ。
私は前回に引き続きガスで、おまけに吹雪いてるし・・
- 明治9年の追分地蔵
石組みの井戸を探しながら歩くが見つからない。手漕ぎの井戸ポンプは見つかるのだけど。
一筋集落に入った所にありますよ。
- 宝暦11(1761)の井戸
ナ「テープも案内も何も無いですね」
グ「登山道は近くにあると思います。谷に沿っていけば間違いなく行けるでしょう」
いやあ・・ここは、取りつきが不明瞭な所もありますが、てくてく会の案内やテープがしっかりあります。
それに中電の資材を運んだ道でしっかりしてるんだけどなあ。
足がチクチクしている。靴を脱いでウラジロの枯葉を取り除く。
今日はスパッツは要らないはずだったのだが・・・。
ハハハハ・・・
干潮のたまご浜にはノリ網が張られている。ナズナさんは始めて見るそうだ。
足元の石にはカキが付いている。これも初めて見るという。
そうなんだ。
少し前まで御殿場海水浴場のあたりなんかもこの光景が冬の風物詩でした。
お土産にカキをたたいて石から外す。ふたが割れてしまったのはグーがペロリ生食。
心配顔でナズナさんが見ている。
グ「お腹が痛くなったら、担いで帰って下さいね」
お疲れ様でした。
こんなところで男気を見せなくても。
わりばし
Re: 【南伊勢】座佐の高・座佐浜
Posted: 2015年1月14日(水) 11:27
by Amagami
ヨコレスですみません。
ZIPPさんお久しぶりです。
ここも、2年?3年前だったか、その頃は、眺望の無いウラジロヤブの山頂でした。
ここからシダヤブ漕いで、座佐池奥に降りたこともありました。
南勢テクテク会さんが町の合併で旧南島町で眺望も切り開いたルートです。
しかし、テクテク会さんはあまりにも多くのルートを切り開きすぎて、維持できなくてシダがルートを被っているルートもかれこれ存在しています。
ここ座佐ノ高ルートも、メンテを怠ればすぐにシダヤブとなることでしょう。
杣道以外に沢山の道がたがあるようでしたが、そんな経緯があるとは知りませんでした。南国の植生の変化が速いせいかも知れませんね。錦町南端の半島が心残りですので機会をみて回ってみたいと思ってます。
p.s.相変わらず、Amagamiさんは良く歩かれてますね~。
そして、こんなところで遇うとは、ビックらですね。
本当に想定外でした。その時はてっきりご夫婦と勘違いして健脚の若い奥さまとご同伴とはうらやましい限りと思ってました。ナズナさんグーさん御免なさい。うちのかみさんは20年ほど前から留守番専門です。
予報に太陽マークがあれば暇にあかしてできる限り出掛けてます。理由は体力の減退を少しでも遅らせるという強迫観念にとらわれているためのようです。足回りはまあまあですが心肺機能の衰えは如何ともしがたく、下りはいいですが上りは普通の2、3倍の時間がかかり、全く人についていけません。軽トラの足回りにカブのエンジンがついているようなものです。もう歳は忘れました。
Amagami
Re: 【南伊勢】座佐の高・座佐浜
Posted: 2015年1月15日(木) 07:56
by とよ
グーさま初めまして
この連休は天気が思わしくなかったので、私もこの南国に行こうか考えてました
(結局12日の午前中は晴れ間が出そうだったので、兵庫の雪山に行きましたが)。
風は冷たいと書かれていましたが、空と海の碧は素晴らしいですね。
この冬、是非とも行きたいです。
いつも投稿しようと考えているうちに時間過ぎてしまうパターンでほとんど私は投稿していませんが、
グーさん&ナズナさんコンビの記事はいつも拝見しています
今後ともよろしくおねがいします。
とよ♂
Re: 【南伊勢】座佐の高・座佐浜
Posted: 2015年1月17日(土) 12:55
by とよ
グーさま改めグーさん、こんにちは。
グー「さま」ときましたか。
とよ♂さんは、持ち上げといてドーンと落とす悪い性格ですか?
空気が読めないだけです←違う
スノー衆ではラッセルよろしくお願いします。
メンバー表見たら私が最年少ではありませんか
任せてください!
と言いたいところですが、皆さんより体力に自信があるわけではないです
1泊2日で九鬼のオハイとはしごは如何でしょう。
ぐぐってみたら巨岩海岸あり原生林あり面白そうなところですね!
教えていただきありがとうございます。
それでは明日よろしくお願いしまーす