【鈴鹿】 あわや1230番&1231番目の?/中ノ谷~カズラ谷遡行

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ふ~さん
記事: 525
登録日時: 2011年2月20日(日) 19:58

【鈴鹿】 あわや1230番&1231番目の?/中ノ谷~カズラ谷遡行

投稿記事 by ふ~さん »

【日 時】  8月10日(土)
【地 図】 http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html ... 8858542128
【同行者】  山日和・ふ~さん
【天 候】  晴れ
【ルート】   宮妻峡P(7:48)~中ノ谷入渓点(8:12)~北中ノ谷出合(10:08)~鎌尾根(12:03)~鎌ヶ岳分岐(12:24/13:12)~鎌キラ尾根分岐(13:24)~カズラ谷三俣(15:00)~ 宮妻峡P(15:56)



10日、四万十市西土佐で40.7℃という恐ろしい最高気温が観測された。これまでの観測史上第一位は、埼玉県熊谷と岐阜県多治見市の東西の横綱(?)で40.9℃。この日の酷暑は史上第四位にランクインする勢いだったらしい。

こんな時に山登りに出かけるなんて狂気じみているのだが、その狂気じみた登山に驚喜する輩がここにいた。
中ノ谷カズラ谷ルート(山日和氏提供)
中ノ谷カズラ谷ルート(山日和氏提供)
林道を歩くと早くも玉の汗。中ノ谷の出合が待ち遠しい。南中谷の橋桁から待ちわびた恋人に会うかのように河床に降り立つ。久しぶりの中ノ谷だ。じゃぶじゃぶ顔を洗う。沢床にへたり込みたい気分を押さえて、挨拶代わりの小滝を登れば堰堤だ。
三段10m
三段10m
端正な三段10m滝。干天続きで水量に乏しいとは言え、優美なご尊顔。左辺に取り付いて水芯に戦いを挑む山日和氏の動きがぴたりと止まった。あるはずのフットホールドを探りあぐねている。やむなく水芯を渡って右辺の岩壁を登る作戦に切り替える。

第二の堰堤を越えて小滝をつなぐと「くの字」型の滝。流芯を突破すると、左岸の崩落を見る。その奥に斜滝が控える。洞門にえぐられたトユ状、ざっと6mほど。そこに取り付くには、岩塊の崩落によって堰き止められて水深を増した釜が最初の関門となる。

山日和氏が先行。陽光を浴びてエメラルドに輝く釜をへつり、つるつるに磨かれた滝に何とか取り付く。四つ足動物のように手足を巧妙に動かして重心のバランスを取りながら高度を上げていく。お見事!
トユ状6m斜滝
トユ状6m斜滝
続いてチョックストーンの二段10m。下段が二条になっている。落ち口によじ登るのに、山日和氏は空身でクリア。すぐにザックを引き上げる。私は何とかステミングで四肢を突っ張り、体を捻って芋虫のように滝頭へ。

ゴルジュになったりゴーロ歩きになったりするが、やがて絵画を見るかのような二段7mを見る。左岸より斜上するバンドを伝って、水流の右岸側を直上するラインで攻める。

やがて左岸に8mほどの岸壁を擁した支流を入れる。これが北中ノ谷だ。かつて中ノ谷を遡行した折には、本流通しで鎌尾根に出た。北中ノ谷は私にとって初遡行となるから奮い立つ。

北中ノ谷へは一旦、本流のゴルジュに突入する必要がある。上段の皿を伏せたような大岩は、なりふり構わず腹ばいにズリズリ移動して抜ける。ここで巻き道を使って北中ノ谷に降り立った。

ぐっと水量が少なくなる。ナメ滝を上がると、ホールドに乏しいトユ状の連瀑帯がある。その先、沢の屈曲点がシャワー直下の涼味あふれるクライミングになる。冷たくて悲鳴が上がる。笑いが止まらない。大人の楽しいお遊びゲレンデである。

ぬめり感のある滝を登ると、先ほどのシャワー滝の滝頭だ。陽光に照らされて、きらきら光る水流が花崗岩の河床を滑っていく。
天然のシャワー
天然のシャワー
その先、沢は伏流帯に転じる。ほどなくして水流が現れるが、細流もあっという間に尽き果てる。本流を捨てて左手の岩壁に取り付くが、これがボロボロで泣けてくる。

先行の私が岩壁の登攀に取り付いた。だが、これが妙に辛口に転じる。垂壁にも思える岩壁のカンテを辿って灌木にすがりつつ、ボロボロ壁の登攀となる。危険を察知して山日和氏はエスケープルートを探す。

私はと言えば、戻り返すタイミングを逸してしまい、ただただ追い上げられる結末になった。完璧なルートミスである。灌木は細いし、岩の隙間に根っこが張り付いているだけなので、絶対の信頼はおけない。朽ち木をひっつかめば悲惨。

眼下の山日和氏と再会を約束して慎重に高度を上げていく。うまい具合にトラバースできるバンドに届いて窮地を脱する。

山日和氏とランデブーして高度を上げる。水を出て岡に上がると甲羅の干された亀となる。滴る汗・汗・汗・・・「滝の汗」なのか「汗の滝」なのかという極限状況に追い込まれた。そうこうするうち、緑の風の通る小台地のコバに飛び出した。
エメラルドの釜
エメラルドの釜
熱中症ぎりぎりである。二人、へたり込むようにしてザックを降ろす。水をがぶ飲みして息を吹き返す。この日、熱中症で搬送されたのは1229人だったそうだ。我々は危うく1230番目と1231番目の搬送者になるところだった。

鎌尾根を目指すが、これまた、ド暑い。日陰を選ぶが、笹丈が煩わしくなってくる。かと言ってザレ地の縁を歩くと真夏のぎらつく陽光にあぶられる。

稜線に出ると水沢岳や雨乞岳、御在所岳の展望に祝福された。食事中の三人組の登山者と会話を交わす。

鎌ヶ岳の猛々しい南西面を直近で眺めるビューポイントにへたり込んでランチタイム。ほっと一息である。放心状態。私の足の下を何か長い物がすり抜けていく。ぎょっとして見るとマムシである。見なかったことにしよう。心を無にした私に、蛇は敵対心を抱かずにすり抜けた・・・ということか。
鎌ヶ岳
鎌ヶ岳
当初の下山ルート候補はジャリガ谷かジャリナカ尾根(空中回廊)だった。だが、この気象条件では、尾根歩きやジャリ下部の林道歩きこそ、狂気の沙汰だろう。

そこで、カズラ谷登山道を少し辿り、カズラ谷が寄り添ってくれるのを待った。時宜を見て谷筋にドロップイン。絶妙の降下作戦と言える。細流が太くなるのを待つ・待つ・待つ・・・

そんな我らを沢ガニが斜に構えながら迎える。丁寧に岩壁を下ると10mの支流を合わせる。脳天からシャワーを浴びて蘇生する。水溜まりにはヒダサンショウウオの幼生が三匹。招かれざる客との共生を許してくれる自然の懐の深さに感謝。

S字のスラブ滝をフリーで下る頃には岩質が水性岩の黒に変化する。可能な限り水芯を下って連瀑のシャワーを堪能する。それでも足りず、ヘルメットに水を汲んで頭からひっかぶる。
三条10m
三条10m
下降不能な滝はやむなく懸垂で解決するが、ロープ長にはくれぐれも注意したい。我々は途中の岩棚に救われた。下って見上げれば、黒ずんだスラブの三条直瀑だ。

そうこうするうち、三俣。沢を始めた頃はパートナーと、或いは単独で、このカズラ谷エリアを心ゆくまで探索したつもりだった。なのに、意外に記憶にないのは不徳の致すところである。

10m階段状、4~5mの連瀑帯、とうまい具合に下降を続ける。それでも、山日和氏が楽勝でクライムダウンした滝がうまく下れなかったりする。彼はわざわざクライムアップして、私に手足の置き場所を手ほどきしてくれる。彼が恋の手ほどきに明るいのも妙に納得する。
カズラ谷10m滝
カズラ谷10m滝
やがて崩壊した造林小屋を経て堰堤を越えると、登山道に合流である。名残を惜しんで本日、何度目からの沐浴である。首まで釜に沈んで沈思黙考。おかげで熱中症搬送者リストに載らずに済んだのかも。

茶畑の中をゆるゆる蛇行する県道を車で辿りながら、一日の充実を反芻する。

 ふ~さん
シュークリーム
記事: 2060
登録日時: 2012年2月26日(日) 17:35
お住まい: 三重県津市

Re: 【鈴鹿】 あわや1230番&1231番目の?/中ノ谷~カズラ谷遡行

投稿記事 by シュークリーム »

ふ~さん、おはようさんです。今日も暑い一日になりそうですね。

こんな時に山登りに出かけるなんて狂気じみているのだが、その狂気じみた登山に驚喜する輩がここにいた。

お互い物好きですなあ :lol:
もしかしてMMコンビ?
私らもあと少しで熱中症でダウンだったので、1232~1234番目の熱中症患者になっていたかも :shock:


久しぶりの鈴鹿の沢へようこそ。中の谷はこの前たろーさんたちと一緒に歩かせてもらいましたが、いい渓ですよね。もう一度行ってみたいと思っているところです。

端正な三段10m滝。干天続きで水量に乏しいとは言え、優美なご尊顔。左辺に取り付いて水芯に戦いを挑む山日和氏の動きがぴたりと止まった。あるはずのフットホールドを探りあぐねている。やむなく水芯を渡って右辺の岩壁を登る作戦に切り替える。

この10m滝、中の谷からの歓迎のしるしみたいで、快適に登れていいですね。

その先、沢は伏流帯に転じる。ほどなくして水流が現れるが、細流もあっという間に尽き果てる。本流を捨てて左手の岩壁に取り付くが、これがボロボロで泣けてくる。

私たちは左手の30m滝を登りましたけど、同じところなんだろうか?
水が少なくなっているからもしかしてただの崖になったかな?


そんな我らを沢ガニが斜に構えながら迎える。丁寧に岩壁を下ると10mの支流を合わせる。脳天からシャワーを浴びて蘇生する。水溜まりにはヒダサンショウウオの幼生が三匹。招かれざる客との共生を許してくれる自然の懐の深さに感謝。

下りはカズラ谷でしたか。この時期、沢中の周回が涼しくていいですね。ヒルの心配も最小限になるしね。

茶畑の中をゆるゆる蛇行する県道を車で辿りながら、一日の充実を反芻する。

お疲れさんでした。またどこかの渓で。
添付ファイル
中の谷最初の10m滝
中の谷最初の10m滝
中の谷最後の30m滝の登攀
中の谷最後の30m滝の登攀
                         @シュークリーム@
ふ~さん
記事: 525
登録日時: 2011年2月20日(日) 19:58

Re: 【鈴鹿】 あわや1230番&1231番目の?/中ノ谷~カズラ谷遡行

投稿記事 by ふ~さん »

ふ~さん、おはようさんです。今日も暑い一日になりそうですね。
シュークリームさん、おはようございます。
いい調子にゆであがってますか?
お互い物好きですなあ :lol:
もしかしてMMコンビ?
私らもあと少しで熱中症でダウンだったので、1232~1234番目の熱中症患者になっていたかも :shock:
しかし、こんな気象条件のもとじゃ、どう考えても自殺願望ですね。
歩きは最小限にして釜遊びでもしたい気分です。
ゴーグルして釜にもぐるとアブラハヤが寄ってきたりします。
奴らはなかなか大胆で、私の沢靴をつついてきたりするんです。
もう少しで鎌尾根
もう少しで鎌尾根
久しぶりの鈴鹿の沢へようこそ。中の谷はこの前たろーさんたちと一緒に歩かせてもらいましたが、いい渓ですよね。もう一度行ってみたいと思っているところです。
おお、そうでしたか!いい渓ですよね。
私は10数年ぶりに中ノ谷を再訪。
前回は本流通しでしたので、今回はまた新鮮でしたよ。

鈴鹿の沢は沢はじめの頃、単独で通い詰めました。
ビギナーだった私には手に余る沢もありましたが、やれることを安全な範囲で楽しんだものです。
当時はわらじでしたから、一体、何足はきつぶしたことでしょう・・・
沢は楽しいですね。
この10m滝、中の谷からの歓迎のしるしみたいで、快適に登れていいですね。
入渓して最初の滝場はわくわくします。
いよいよ、始まるかなって雰囲気がいいですね。
私たちは左手の30m滝を登りましたけど、同じところなんだろうか?
水が少なくなっているからもしかしてただの崖になったかな?
これは、いろいろ考えていたのですが、恐らく違うのでは・・・という個人的な想像です。
最後は30mの壁・・・というのは同じ表現になりますが、とにかく壁の下部はボロボロで登攀の対象にはなりませんでした。
草付きも岩に乗っているだけで、すがればあっという間にはがれ落ちます。

確かに水量は少ない時期の遡行でしたが、私の登った壁は果たして滝になるんだろうか・・・とも思えました。
シュークリさんは、さらに北中ノ谷の本流を通してから左手の滝に取り付いたような印象もあります。
シュークリさんのGPSの軌跡は残っていますでしょうか・・・
こちらの軌跡は山日和さんのとったログの通りですが、いかが思われますか?
下りはカズラ谷でしたか。この時期、沢中の周回が涼しくていいですね。ヒルの心配も最小限になるしね。
ジャリガ谷は下部の林道歩きを嫌いました。この日は暑かったので軟弱にも・・・
お疲れさんでした。またどこかの渓で。
お疲れさんでした。
また、充実の沢登りを堪能しましょう!

 ふ~さん
アバター
山日和
記事: 3573
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【鈴鹿】 あわや1230番&1231番目の?/中ノ谷~カズラ谷遡行

投稿記事 by 山日和 »

ふ~さん、どうもです。

こんな時に山登りに出かけるなんて狂気じみているのだが、その狂気じみた登山に驚喜する輩がここにいた。

狂気。まさに「The Dark Side of the Moon」ですね。(^^)/

端正な三段10m滝。干天続きで水量に乏しいとは言え、優美なご尊顔。左辺に取り付いて水芯に戦いを挑む山日和氏の動きがぴたりと止まった。あるはずのフットホールドを探りあぐねている。やむなく水芯を渡って右辺の岩壁を登る作戦に切り替える。

3年前はさほど苦労もなく渡れたはずですが、ホールドが・・・ない・・・(T_T)

[attachment=6]P1150527_1_1.JPG[/attachment]
第二の堰堤を越えて小滝をつなぐと「くの字」型の滝。流芯を突破すると、左岸の崩落を見る。その奥に斜滝が控える。洞門にえぐられたトユ状、ざっと6mほど。そこに取り付くには、岩塊の崩落によって堰き止められて水深を増した釜が最初の関門となる。
山日和氏が先行。陽光を浴びてエメラルドに輝く釜をへつり、つるつるに磨かれた滝に何とか取り付く。四つ足動物のように手足を巧妙に動かして重心のバランスを取りながら高度を上げていく。お見事!


前回の写真を見ると腰まで浸からなかったと思いますが、今回は足が届きませんでしたね。
ここの突破は面白いです。

[attachment=5]P1150567_1.JPG[/attachment]
続いてチョックストーンの二段10m。下段が二条になっている。落ち口によじ登るのに、山日和氏は空身でクリア。すぐにザックを引き上げる。私は何とかステミングで四肢を突っ張り、体を捻って芋虫のように滝頭へ。

ふ~さんのザックをもらおうと思ってたら上がってきましたね。見事でした。

ゴルジュになったりゴーロ歩きになったりするが、やがて絵画を見るかのような二段7mを見る。左岸より斜上するバンドを伝って、水流の右岸側を直上するラインで攻める。

ここはど真ん中で水流を浴びるのですが、やや水量不足で涼しさが足りませんでした。(^^ゞ

やがて左岸に8mほどの岸壁を擁した支流を入れる。これが北中ノ谷だ。かつて中ノ谷を遡行した折には、本流通しで鎌尾根に出た。北中ノ谷は私にとって初遡行となるから奮い立つ。

何でも初めてはいいもんです。 :mrgreen:

北中ノ谷へは一旦、本流のゴルジュに突入する必要がある。上段の皿を伏せたような大岩は、なりふり構わず腹ばいにズリズリ移動して抜ける。ここで巻き道を使って北中ノ谷に降り立った。

この岩をスマートにクリアする技はないもんやろか。

ぐっと水量が少なくなる。ナメ滝を上がると、ホールドに乏しいトユ状の連瀑帯がある。その先、沢の屈曲点がシャワー直下の涼味あふれるクライミングになる。冷たくて悲鳴が上がる。笑いが止まらない。大人の楽しいお遊びゲレンデである。

この滝も面白い造形ですね。左から直角に落ちるしずく滝は意外性がありました。

[attachment=4]P1150612_1.JPG[/attachment]
その先、沢は伏流帯に転じる。ほどなくして水流が現れるが、細流もあっという間に尽き果てる。本流を捨てて左手の岩壁に取り付くが、これがボロボロで泣けてくる。

先行の私が岩壁の登攀に取り付いた。だが、これが妙に辛口に転じる。垂壁にも思える岩壁のカンテを辿って灌木にすがりつつ、ボロボロ壁の登攀となる。危険を察知して山日和氏はエスケープルートを探す。


これは失敗でした。思い込みは恐ろしいですね。もう少し進めば正しい答が見つかったのかも。
ここを上がるにしてももう少し早い時点でふ~さんに声を掛けてルート修正すべきでした。

[attachment=3]P1150624_1.JPG[/attachment]
私はと言えば、戻り返すタイミングを逸してしまい、ただただ追い上げられる結末になった。完璧なルートミスである。灌木は細いし、岩の隙間に根っこが張り付いているだけなので、絶対の信頼はおけない。朽ち木をひっつかめば悲惨。

眼下の山日和氏と再会を約束して慎重に高度を上げていく。うまい具合にトラバースできるバンドに届いて窮地を脱する。


私も尾根で合流しようと言ったものの、気になってトラバースして行きました。ちょうどふ~さんが上がって来てホッとしましたわ。(^_^;)

山日和氏とランデブーして高度を上げる。水を出て岡に上がると甲羅の干された亀となる。滴る汗・汗・汗・・・「滝の汗」なのか「汗の滝」なのかという極限状況に追い込まれた。そうこうするうち、緑の風の通る小台地のコバに飛び出した。

熱中症ぎりぎりである。二人、へたり込むようにしてザックを降ろす。水をがぶ飲みして息を吹き返す。この日、熱中症で搬送されたのは1229人だったそうだ。我々は危うく1230番目と1231番目の搬送者になるところだった。


しかし暑かったですね~。もうほとんど熱中症寸前。フラフラでした。あの小台地は極楽でしたね。

稜線に出ると水沢岳や雨乞岳、御在所岳の展望に祝福された。食事中の三人組の登山者と会話を交わす。

展望はええから日陰をくれ~って感じでした。

鎌ヶ岳の猛々しい南西面を直近で眺めるビューポイントにへたり込んでランチタイム。ほっと一息である。放心状態。私の足の下を何か長い物がすり抜けていく。ぎょっとして見るとマムシである。見なかったことにしよう。心を無にした私に、蛇は敵対心を抱かずにすり抜けた・・・ということか。

いい場所なんだけど日差しがねえ・・・・
しかしふ~さんはマムシづいてますね~。あんまり精付けても困りますよ。

当初の下山ルート候補はジャリガ谷かジャリナカ尾根(空中回廊)だった。だが、この気象条件では、尾根歩きやジャリ下部の林道歩きこそ、狂気の沙汰だろう。

そこで、カズラ谷登山道を少し辿り、カズラ谷が寄り添ってくれるのを待った。時宜を見て谷筋にドロップイン。絶妙の降下作戦と言える。細流が太くなるのを待つ・待つ・待つ・・・


この天気ではカズラ谷下降以外の選択肢はありませんでしたね。下降点は実にgoodでした。

そんな我らを沢ガニが斜に構えながら迎える。丁寧に岩壁を下ると10mの支流を合わせる。脳天からシャワーを浴びて蘇生する。水溜まりにはヒダサンショウウオの幼生が三匹。招かれざる客との共生を許してくれる自然の懐の深さに感謝。

あれはヒダサンショウウオでしたか。なかなか可愛らしかったですね。 :D

S字のスラブ滝をフリーで下る頃には岩質が水性岩の黒に変化する。可能な限り水芯を下って連瀑のシャワーを堪能する。それでも足りず、ヘルメットに水を汲んで頭からひっかぶる。

とにかく流芯を下ろうという作戦でした。水も何回頭からかぶったか。

[attachment=2]P1150653_1.JPG[/attachment]
下降不能な滝はやむなく懸垂で解決するが、ロープ長にはくれぐれも注意したい。我々は途中の岩棚に救われた。下って見上げれば、黒ずんだスラブの三条直瀑だ。

「たぶん届くんちゃう?」とか言いながら全然でしたね。上から棚に届いたのが確認できたのと、そこからは問題なく下りられそうだったのでよかったですわ。


そうこうするうち、三俣。沢を始めた頃はパートナーと、或いは単独で、このカズラ谷エリアを心ゆくまで探索したつもりだった。なのに、意外に記憶にないのは不徳の致すところである。

私も歩きながら不思議に思ってたのですが、軌跡を見ると源頭部から核心部をすべてトレースしてたんですね。
左斜面を巻き下ったテープのあったところが上部三俣の15m滝だったんでしょう。
滑り下りたのは逆くの字の滝でしたね。遡行した時の印象とまるで違うのに驚かされます。

[attachment=1]P1150664_1.JPG[/attachment]
10m階段状、4~5mの連瀑帯、とうまい具合に下降を続ける。それでも、山日和氏が楽勝でクライムダウンした滝がうまく下れなかったりする。彼はわざわざクライムアップして、私に手足の置き場所を手ほどきしてくれる。彼が恋の手ほどきに明るいのも妙に納得する。

手ほどきの相手がふ~さんではねえ・・・(+_+)

やがて崩壊した造林小屋を経て堰堤を越えると、登山道に合流である。名残を惜しんで本日、何度目からの沐浴である。首まで釜に沈んで沈思黙考。おかげで熱中症搬送者リストに載らずに済んだのかも。

この下降ルートは正解だったということでしょう。もっともあのまま登山道を下りてたら1時間も掛らなかったけどね。(^_-)

                   山日和

P1150680_1.JPG
添付ファイル
P1150664_1.JPG
P1150653_1.JPG
P1150624_1.JPG
P1150612_1.JPG
P1150567_1.JPG
P1150527_1_1.JPG
ふ~さん
記事: 525
登録日時: 2011年2月20日(日) 19:58

Re: 【鈴鹿】 あわや1230番&1231番目の?/中ノ谷~カズラ谷遡行

投稿記事 by ふ~さん »

ふ~さん、どうもです。
山日和さん、おはようございます。
狂気。まさに「The Dark Side of the Moon」ですね。(^^)/
「The Madcaps Laughs」ってのもありました。
3年前はさほど苦労もなく渡れたはずですが、ホールドが・・・ない・・・(T_T)
虎の子のホールドでしたか。ひょっとしてどなたかお持ち帰りしましたかね。(意味不明)
登攀中の山日和氏
登攀中の山日和氏
前回の写真を見ると腰まで浸からなかったと思いますが、今回は足が届きませんでしたね。
ここの突破は面白いです。
新しい崩落で川がせき止められて、水深が増したようです。ハードルが高いほど燃えるでしょ?
ふ~さんのザックをもらおうと思ってたら上がってきましたね。見事でした。
芋虫みたいに身をくねらせるの、実は得意なんです。^^;
ここはど真ん中で水流を浴びるのですが、やや水量不足で涼しさが足りませんでした。(^^ゞ
きれいな滝です。斜上するバンドがあるのが絶妙!水量は不足気味でも、見所の一つであることは変わりませんね。
何でも初めてはいいもんです。 :mrgreen:
初めてのホームレス経験だけは嫌です。
この岩をスマートにクリアする技はないもんやろか。
いもりのような吸盤の指に生え代わるしかなさそうです。
この滝も面白い造形ですね。左から直角に落ちるしずく滝は意外性がありました。
一瞬、どれが本流かと・・・その上ですぐに伏流してしまうのが残念ではありますが・・・
これは失敗でした。思い込みは恐ろしいですね。もう少し進めば正しい答が見つかったのかも。
ここを上がるにしてももう少し早い時点でふ~さんに声を掛けてルート修正すべきでした。
お互い、この岩壁を値踏みしている分、判断が遅れましたね。何とかいけるんではないか、とか、突破口がありそう・・・って思い込むより、他の手立てを探した方が良いこともあります。
私も尾根で合流しようと言ったものの、気になってトラバースして行きました。ちょうどふ~さんが上がって来てホッとしましたわ。(^_^;)
ひやひやでカンテをよじ登ってきたのはいいけど、ザックは細い灌木に引っかかるし、岩がボロボロしてるし、高度感が出てくると嫌な感じでした。
しかし暑かったですね~。もうほとんど熱中症寸前。フラフラでした。あの小台地は極楽でしたね。
風も通るし、木陰だし、言うことなしですね。
展望はええから日陰をくれ~って感じでした。
あのままじっとしていると、干からびてしまいそう・・・
いい場所なんだけど日差しがねえ・・・・
しかしふ~さんはマムシづいてますね~。あんまり精付けても困りますよ。
それどころか精魂尽き果ててましたよ。^^;
この天気ではカズラ谷下降以外の選択肢はありませんでしたね。下降点は実にgoodでした。
なかなかいいプランでしたね。ありそうで、ないプラン。大抵はカズラ谷登山道かジャリガ谷と絡めるから。
あれはヒダサンショウウオでしたか。なかなか可愛らしかったですね。 :D
写真とネット検索の画像を見比べると、ほぼ間違いなさそうです。
とにかく流芯を下ろうという作戦でした。水も何回頭からかぶったか。
水もかぶったし、釜にももぐったし・・・
「たぶん届くんちゃう?」とか言いながら全然でしたね。上から棚に届いたのが確認できたのと、そこからは問題なく下りられそうだったのでよかったですわ。
あれは大誤算。申し訳ない。下に届いていない可能性も考慮して、ちょいと細工すべきでした。
私も歩きながら不思議に思ってたのですが、軌跡を見ると源頭部から核心部をすべてトレースしてたんですね。
左斜面を巻き下ったテープのあったところが上部三俣の15m滝だったんでしょう。
滑り下りたのは逆くの字の滝でしたね。遡行した時の印象とまるで違うのに驚かされます。
ホントに不思議なものです。下降と遡上とは、全く谷のイメージが違うことを改めて認識しました。
手ほどきの相手がふ~さんではねえ・・・(+_+)
何か不足でも・・・(-_-;)
この下降ルートは正解だったということでしょう。もっともあのまま登山道を下りてたら1時間も掛らなかったけどね。(^_-)

                   山日和
酔狂者はどこにでも!?お疲れさまでした。

 ふ~さん
ハリマオ
記事: 465
登録日時: 2011年8月31日(水) 14:06

Re: 【鈴鹿】 あわや1230番&1231番目の?/中ノ谷~カズラ谷遡行

投稿記事 by ハリマオ »

ふ~さん、こにちは。
【ルート】   宮妻峡P(7:48)~中ノ谷入渓点(8:12)~北中ノ谷出合(10:08)~鎌尾根(12:03)~鎌ヶ岳分岐(12:24/13:12)~鎌キラ尾根分岐(13:24)~カズラ谷三俣(15:00)~ 宮妻峡P(15:56)
中の谷って、いつやら登った気がするなあと調べたらちょうど10年前の9月でありました。
相棒はとっちゃんどした。私は9月の声を聞いたら水の中など歩きとうないし、目的は「三重県の山」の写真撮影だったのです。沢なんか関係あらへんのですが、たぶんとっちゃんに押し切られたのだと思います(人のせいにすな ^^)
10日、四万十市西土佐で40.7℃という恐ろしい最高気温が観測された。これまでの観測史上第一位は、埼玉県熊谷と岐阜県多治見市の東西の横綱(?)で40.9℃。この日の酷暑は史上第四位にランクインする勢いだったらしい。
これは過去のニュースになりましたね。多治見の日本一看板は撤収ということになりましょうか。四万十うらめしや~、おもてはうどん屋~。二位じゃダメなんですか?
こんな時に山登りに出かけるなんて狂気じみているのだが、その狂気じみた登山に驚喜する輩がここにいた。
低山の尾根ならともかく、別に沢へ行くならそれほど狂気でもないとちゃうの?
むろん一般の下界人から見たら、滝なんぞ登るのは立派なアホですが。
林道を歩くと早くも玉の汗。中ノ谷の出合が待ち遠しい。南中谷の橋桁から待ちわびた恋人に会うかのように河床に降り立つ。
子どもが駐車場からプールへ着くのが待ち遠しいのと同じですね。
昔は子どもを連れてよく長島ジャンボ海水プールへ行ったものです。
暫く炎天に焙られてからプールに入るちゅうのもヤッホー効果が倍加する演出でしょうか。
第二の堰堤を越えて小滝をつなぐと「くの字」型の滝。流芯を突破すると、左岸の崩落を見る。その奥に斜滝が控える。洞門にえぐられたトユ状、ざっと6mほど。そこに取り付くには、岩塊の崩落によって堰き止められて水深を増した釜が最初の関門となる。
読んでいてもさっぱり分かりません。ちょっと前なら覚えちゃいるが、10年前ではちと分からねえなあ・・・港のヨーコ、ヨコハマミニスカ~♪
覚えているのは巻きで苦労したこと。流木の引っ掛かった滝で、左岸を巻いたらイヤらしい泥の急斜面が延々と続き、こんなことなら滝を登ればよかったと後悔したことを覚えています。
北中ノ谷は私にとって初遡行となるから奮い立つ。
奮い立てばりっぱなもんじゃ。
それは右俣ですか。私らは衝立岩付近に出たと思うので、中の谷の中の中の谷?ややこしかー。
眼下の山日和氏と再会を約束して慎重に高度を上げていく。
「靖国で会おう」と誓って山さんと別れたわけですね。
この世で会えて良かったどすな。
無茶して退路を断たれるちゅうことはママありますね。俺は脳みそないのんかと後悔してもあとの祭り。
この日、熱中症で搬送されたのは1229人だったそうだ。我々は危うく1230番目と1231番目の搬送者になるところだった。
残念ながら山の上まで救急車は来ません。
そんな我らを沢ガニが斜に構えながら迎える。水溜まりにはヒダサンショウウオの幼生が三匹。招かれざる客との共生を許してくれる自然の懐の深さに感謝。
あのねえ、いくら相手が物言わぬ生き物でも、このような自分に都合の良い解釈はいけませんよ(^◇^)
我田引水、ガーデンイングリッシュや (意味不明過ぎ)
このカズラ谷エリアを心ゆくまで探索したつもりだった。なのに、意外に記憶にないのは不徳の致すところである。
不徳とはご謙遜を。みんなそんなもんです。
もはや人生も向こう正面を通り過ぎ、第三コーナーから最終コーナーに差し掛かってるんだから、少々ボケたっていいじゃないですか。グラスの底に顔があったって・・・
彼はわざわざクライムアップして、私に手足の置き場所を手ほどきしてくれる。彼が恋の手ほどきに明るいのも妙に納得する。
なんじゃ、それわ~。しばらくヤブを見ないうちに、ふたりは恋仲?
名残を惜しんで本日、何度目からの沐浴である。首まで釜に沈んで沈思黙考。おかげで熱中症搬送者リストに載らずに済んだのかも。
洗心沐手。釜に浸り、心も手も美しくしてパソコンに向かったのでしょう。
実に清らかな山行記でした (ほんまかいな)
茶畑の中をゆるゆる蛇行する県道を車で辿りながら、一日の充実を反芻する。
山さんとの清らかな恋を反芻してたんですね。
お二人の行く末を暖かく見守っています。

お盆はお客さんやその子どもを野洲川の河原へ連れて行ってあげましたが、水がありゃしませんがな。コーナーの淵に若干のプールがあるのみ。都会の子はあんなんでも嬉しがるから良かったけど、雨が降りませんねえ。


            ハリマオ
ふ~さん
記事: 525
登録日時: 2011年2月20日(日) 19:58

Re: 【鈴鹿】 あわや1230番&1231番目の?/中ノ谷~カズラ谷遡行

投稿記事 by ふ~さん »

ふ~さん、こにちは。
はちにこ、んさオマリハ。
中の谷って、いつやら登った気がするなあと調べたらちょうど10年前の9月でありました。
相棒はとっちゃんどした。私は9月の声を聞いたら水の中など歩きとうないし、目的は「三重県の山」の写真撮影だったのです。沢なんか関係あらへんのですが、たぶんとっちゃんに押し切られたのだと思います(人のせいにすな ^^)
押し切れられ、寄り切られ人生、それもよろしおますな。言い含められ、召し捕られ、さらし首の人生・・・人生そん(損)なもの?
産卵のために遡上
産卵のために遡上
これは過去のニュースになりましたね。多治見の日本一看板は撤収ということになりましょうか。四万十うらめしや~、おもてはうどん屋~。二位じゃダメなんですか?
主役を越えられないキャラがあって不思議じゃないのが世の中。
しかし、多治見は一度は日本一看板を掲げたんですから幸せ者ですよ。(意味不明)
多治見のホームページを見ると、まだ「日本一あつい町」って書いてありますね。
低山の尾根ならともかく、別に沢へ行くならそれほど狂気でもないとちゃうの?
むろん一般の下界人から見たら、滝なんぞ登るのは立派なアホですが。
サクラマスと同じで、私も産卵を控えると滝を登りたくなるんです(意味不明)
子どもが駐車場からプールへ着くのが待ち遠しいのと同じですね。
昔は子どもを連れてよく長島ジャンボ海水プールへ行ったものです。
暫く炎天に焙られてからプールに入るちゅうのもヤッホー効果が倍加する演出でしょうか。
おお、昔はハリさんもけなげに子育てしてたんですね!これは新説です。
あ、ちなみにヤッホー効果というよりはアッホー効果ですね。
しっかし、ほんとにヤッホー効果というのがあるかと思ってググっちゃいましたがね。どうしてくれる(-_-;)
読んでいてもさっぱり分かりません。ちょっと前なら覚えちゃいるが、10年前ではちと分からねえなあ・・・港のヨーコ、ヨコハマミニスカ~♪
覚えているのは巻きで苦労したこと。流木の引っ掛かった滝で、左岸を巻いたらイヤらしい泥の急斜面が延々と続き、こんなことなら滝を登ればよかったと後悔したことを覚えています。
10年一昔。ハリさんにとっちゃ、10年大昔でしょうか。
安易に巻きなんかしちゃダメよ、という教訓はありがたく頂きます。
巻いたりしちゃ、産卵できないし。(まだ言うか)
奮い立てばりっぱなもんじゃ。
それは右俣ですか。私らは衝立岩付近に出たと思うので、中の谷の中の中の谷?ややこしかー。
中ノ谷の中の谷がある・・・!? 複雑ですねぇ。
グラスの底に顔がある方が、まだ単純でいいっすね。
「靖国で会おう」と誓って山さんと別れたわけですね。
この世で会えて良かったどすな。
無茶して退路を断たれるちゅうことはママありますね。俺は脳みそないのんかと後悔してもあとの祭り。
そうなん(遭難?)ですね。こういうことはパパあります。もとい、多々あります。
後悔先に立たず。まさにafter the festivalですね。
私のレス、英語の勉強になるでしょ。
残念ながら山の上まで救急車は来ません。
そこを何とか、K財閥の力で・・・m(_ _)m
あのねえ、いくら相手が物言わぬ生き物でも、このような自分に都合の良い解釈はいけませんよ(^◇^)
我田引水、ガーデンイングリッシュや (意味不明過ぎ)
そんなことはございません。あのサワガニも、サンショウウオも、そしてあのむさ苦しい山日和も、共に地球を生きる愛すべき仲間なのです。
不徳とはご謙遜を。みんなそんなもんです。
もはや人生も向こう正面を通り過ぎ、第三コーナーから最終コーナーに差し掛かってるんだから、少々ボケたっていいじゃないですか。グラスの底に顔があったって・・・
少々ならいいんですがね。わたしゃ、産卵のために滝登りするって大義名分がありながら、いつも産卵するのを忘れて下山しちゃいます。
これじゃ、永遠に滝登りを続けないといけないではないか。
なんじゃ、それわ~。しばらくヤブを見ないうちに、ふたりは恋仲?
むやみにヤブをつついたりするから、見なくてもいいものを見てしまうのだ。
洗心沐手。釜に浸り、心も手も美しくしてパソコンに向かったのでしょう。
実に清らかな山行記でした (ほんまかいな)
パソコンに塩を振ってから原稿をおこしましたがな。(^^;)
山さんとの清らかな恋を反芻してたんですね。
お二人の行く末を暖かく見守っています。
早く産卵しないと腐卵(孵卵?)してしまう。(^_^;)
お盆はお客さんやその子どもを野洲川の河原へ連れて行ってあげましたが、水がありゃしませんがな。コーナーの淵に若干のプールがあるのみ。都会の子はあんなんでも嬉しがるから良かったけど、雨が降りませんねえ。
スカイライン越えたんどすか。お盆に野洲川で、「心、野洲らかに」でしたね。
ついでに雨乞岳に連れていって雨乞神事してくることをお勧めしますよ。

 ふ~さん
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