【鈴鹿】霧氷の華咲く雨乞岳とイブネ
Posted: 2012年12月22日(土) 14:40
【日付】2012年12月20日(木)
【山域】鈴鹿中部 雨乞岳
【メンバー】単独
【天候】曇
【ルート】鳴野橋7:12→桜地蔵7:53→大峠分岐8:13→杉峠下避難小屋9:24→9:45杉峠9:52→10:28雨乞岳10:38→杉峠11:01→11:50イブネ12:07→杉峠12:51→大峠分岐13:43→桜地蔵13:59→鳴野橋14:42
今冬初めての霧氷の華咲く雨乞岳とイブネだ。鳴野橋から旧跡が点在する千種街道を東進、杉峠から雨乞岳とイブネをピストンの計画だ。初氷の大阪を真っ暗なうちに出発、八日市ICから屋根が白くなった甲津畑の集落を過ぎ、道路凍結を心配しながら林道を進んで何とか鳴野橋に到着した。
岩ヶ谷林道起点から、冬枯れた景色を眺めながら薄雪の林道を進み、桜地蔵を過ぎて橋を渡り、タイジョウを左に分けると右手の三角屋根が避難小屋だ。林道はある程度補修され、普通車は無理だが軽四ならここまで入れそうだ。すぐ先のツルベ谷出合で大峠を右に分け、幅広い谷筋を進むと避難小屋の建つ蓮如上人旧跡だ。この辺りからシデの大木が目立ち始め、傾いた橋を渡って、積雪時には怖そうな沢の斜面を通り抜けるとシデの並木道の始まりだ。掲示によれば、ミズナラ、カエデ、クマシデなど68本が確認され、ブナ並木として市の天然記念物だそうだ。石垣の残る向山鉱山跡を過ぎると一反ボウソウ(枝の広さが一反ほどあるの意)と称する見事なシデの大木がある。しばらく大木並木の凍結した道を頑張ると三つ目の三角屋根の避難小屋だ。標高1000メートルに近づくと木々に霧氷が付きだし、杉峠に近づくと付近の草木は真っ白に装飾され美しい世界だ。風の通り道の杉峠でアイゼンをつけたが、途中には凍結した崩壊地の急坂もあるので、峠手前の避難小屋でつけたほうがよい。 杉峠から、雨乞岳の急坂を登る。時期と林道歩きが長いことから、冬靴ではなく普通の登山靴に6本刃アイゼンしか持ってこなかったが、快適に登れた。尾根上にでるとなだらかな笹原の道となり、風が強くてひときわ寒いが、霧氷の成長が早く、衣服にも見る間に氷の結晶が生長した。山頂に近づくと雨乞岳特有の背丈を超えるクマザサの道となり、雪をかぶった笹のトンネルで雪ダルマになって山頂到着だ。この時期の薮コギは真っ平だ。杉峠まで戻り、稜線をなだらかに登り、杉峠の頭を過ぎて少し下るとタイジョウ分岐だ。分岐から樹林を下り、草原の鞍部がお馴染みの割れた石のある佐目峠だ。しばらく登り返し、孤立した木が点在する草原がイブネだ。小さな板切れの札でそれと判るだけだ。ミルク色の気流が流れているだけで展望もないので、クラシまで行かずに引き返した。杉峠への下山時に一瞬、霧が薄くなり、東に御在所岳、西には綿向山が望めた。下山時、1人の登山者の足跡があったが、誰に会うこともなく静かな山歩きだった。
鈴鹿山系第二の高峰、雨乞岳は山頂からの大展望が売りだが、今回は想像するだけだ。歴史に彩られたフジキリ谷沿いの千種街道は見事な広葉樹の大木が林立する自然豊かな地域でもある。寒風吹きすさぶ雨乞岳やイブネでは青空に輝く霧氷は駄目だったが、白装束でかためた草木のたたずまいが素晴らしかった。 Amagami
【山域】鈴鹿中部 雨乞岳
【メンバー】単独
【天候】曇
【ルート】鳴野橋7:12→桜地蔵7:53→大峠分岐8:13→杉峠下避難小屋9:24→9:45杉峠9:52→10:28雨乞岳10:38→杉峠11:01→11:50イブネ12:07→杉峠12:51→大峠分岐13:43→桜地蔵13:59→鳴野橋14:42
今冬初めての霧氷の華咲く雨乞岳とイブネだ。鳴野橋から旧跡が点在する千種街道を東進、杉峠から雨乞岳とイブネをピストンの計画だ。初氷の大阪を真っ暗なうちに出発、八日市ICから屋根が白くなった甲津畑の集落を過ぎ、道路凍結を心配しながら林道を進んで何とか鳴野橋に到着した。
岩ヶ谷林道起点から、冬枯れた景色を眺めながら薄雪の林道を進み、桜地蔵を過ぎて橋を渡り、タイジョウを左に分けると右手の三角屋根が避難小屋だ。林道はある程度補修され、普通車は無理だが軽四ならここまで入れそうだ。すぐ先のツルベ谷出合で大峠を右に分け、幅広い谷筋を進むと避難小屋の建つ蓮如上人旧跡だ。この辺りからシデの大木が目立ち始め、傾いた橋を渡って、積雪時には怖そうな沢の斜面を通り抜けるとシデの並木道の始まりだ。掲示によれば、ミズナラ、カエデ、クマシデなど68本が確認され、ブナ並木として市の天然記念物だそうだ。石垣の残る向山鉱山跡を過ぎると一反ボウソウ(枝の広さが一反ほどあるの意)と称する見事なシデの大木がある。しばらく大木並木の凍結した道を頑張ると三つ目の三角屋根の避難小屋だ。標高1000メートルに近づくと木々に霧氷が付きだし、杉峠に近づくと付近の草木は真っ白に装飾され美しい世界だ。風の通り道の杉峠でアイゼンをつけたが、途中には凍結した崩壊地の急坂もあるので、峠手前の避難小屋でつけたほうがよい。 杉峠から、雨乞岳の急坂を登る。時期と林道歩きが長いことから、冬靴ではなく普通の登山靴に6本刃アイゼンしか持ってこなかったが、快適に登れた。尾根上にでるとなだらかな笹原の道となり、風が強くてひときわ寒いが、霧氷の成長が早く、衣服にも見る間に氷の結晶が生長した。山頂に近づくと雨乞岳特有の背丈を超えるクマザサの道となり、雪をかぶった笹のトンネルで雪ダルマになって山頂到着だ。この時期の薮コギは真っ平だ。杉峠まで戻り、稜線をなだらかに登り、杉峠の頭を過ぎて少し下るとタイジョウ分岐だ。分岐から樹林を下り、草原の鞍部がお馴染みの割れた石のある佐目峠だ。しばらく登り返し、孤立した木が点在する草原がイブネだ。小さな板切れの札でそれと判るだけだ。ミルク色の気流が流れているだけで展望もないので、クラシまで行かずに引き返した。杉峠への下山時に一瞬、霧が薄くなり、東に御在所岳、西には綿向山が望めた。下山時、1人の登山者の足跡があったが、誰に会うこともなく静かな山歩きだった。
鈴鹿山系第二の高峰、雨乞岳は山頂からの大展望が売りだが、今回は想像するだけだ。歴史に彩られたフジキリ谷沿いの千種街道は見事な広葉樹の大木が林立する自然豊かな地域でもある。寒風吹きすさぶ雨乞岳やイブネでは青空に輝く霧氷は駄目だったが、白装束でかためた草木のたたずまいが素晴らしかった。 Amagami
鳴野橋から旧跡が点在する千種街道を東進、杉峠から雨乞岳